変換オプションの階層

InfoPrintは、PDF変換プログラムを実行するときにフラグと構成ファイル情報の使用に階層を割り当てます。ここでは、InfoPrintがフラグと構成ファイル情報を使用する順序を説明します。

  1. -Cフラグで指定する構成ファイルの値を含む、コマンド行で指定するすべての値です。

    InfoPrintコマンドはフラグを左から右に処理します。同じフラグを複数回入力した場合は、InfoPrintは最後に入力されたフラグを使用し、使用する値を判断します。たとえば、次のようにコマンドを指定する場合

    pdfprs -C8263.cfg -r240 -r300 myfile.ps
    pdfprs コマンドは、解像度300ピクセルを使用してファイルを変換します。InfoPrintは、構成ファイル8263.cfgで指定された解像度値と、最初の-r240フラグおよび値を無視します。

  2. このデフォルトの変換デーモン構成ファイルに指定された値: デフォルトの並列PDF変換構成ファイル
  3. 変換デーモンの始動時に ps2afpd コマンドの -C フラグで指定されたカスタマイズされた構成ファイルに指定された値。
  4. このデフォルトの変換デーモン構成ファイルに指定された値: /usr/lpp/psf/ps2afp/ps2afpd.cfg
  5. InfoPrintに組み込まれたデフォルト値。この値は、デフォルトのPDF出力タイプがIM1非圧縮イメージであることを除き、変換デフォルトと同じです。