変換オプションの階層

InfoPrintは、TIFF、JPEG、GIF変換プログラムが実行したときに、オプションと構成ファイル情報を使用する階層を割り当てます。ここでは、InfoPrintがコマンド行オプションと構成ファイル情報を使用する順序を説明します。

  1. -Cオプションで指定する構成ファイルの値を含む、コマンド行で指定するすべての値。

    InfoPrintコマンドはオプションを左から右に処理します。同じオプションを複数回入力した場合は、InfoPrintは最後に入力されたフラグを使用し、使用する値を判断します。たとえば、次のコマンドを指定したとします。

    tiff2afp -Cconfig.file -r240 -r300 myfile.tif
    tiff2afpコマンドは、300ピクセルの解像度を使用してファイルを変換します。InfoPrintは、構成ファイルconfig.fileで指定されている解像度の値、最初のフラグ-r240と値を無視します。

  2. デフォルトのTIFF、JPEG、GIF変換構成ファイル」に示されたデフォルトの変換コマンド構成ファイルに指定した値。
  3. exportコマンドで設定した変換環境変数(変換コマンドを直接入力する場合)。 印刷するジョブを実行依頼することで間接的に変換コマンドを呼び出す場合は、InfoPrintは環境変数を無視します。
  4. ホームディレクトリーの.profile ファイルの環境変数を変換します。
  5. /etc/environment ファイルにある変換環境変数。
  6. InfoPrintに組み込まれたデフォルト値。この値は変換デフォルトと同じです。