シェルスクリプトを使用してテキストファイルを実行依頼する

テキストファイルは宛先を削除してそのままの状態でEメールできます。または、シェルスクリプト(この例では、sendtxtfileという名前)を作成すると、ASCIIテキストファイルをEメールとし送信できます。

pdprコマンドとすべての属性があるファイルを作成します。シェルスクリプトを作成し、pdprコマンドをインストールしたシステム上のディレクトリーに入れます。

ファイルは、以下のように表示されます。

		# Sample Shell
		# Script for InfoPrint Manager Email Text
      # Uses a script to submit:
      # sendtxtemail $1 $2
      # $1 is required as the name of the file to send.
      # $2 is optional as the recipient of the email.
      #
      # This script takes an ASCII file as input and creates
      #PostScript output that is submitted with the pdpr command
      # as email.
      #! /usr/bin/ksh
      if [[ -a $1 && -n $1] ]
      then 
      if [ $2 ]
      then
      WHOTO=$2
      else
      WHOTO="johndoe@us.name.com"
      fi
      # Make temporary PostScript file
      enscript -p /tmp/$$email.txt $1
      /usr/lpp/pd/bin/pdpr -p email1-ld \
      -r brief \
      -x email-to-address=$WHOTO \
      -x email-from-address=root@serv.us.name.com \
      -x "subject-text='Your requested Email file'" \
      -x document-type=printable /tmp/$$email.txt \
      -x document-type=email-body /email_script/body.txt \
      -x document-type=email-signature /email_script/sig.txt 
      # Delete temporary PostScript file
      rm /tmp/$$email.txt
      else
      echo " sendtxtfile: could not locate file [$1]"
      fi

コマンド行で、このシェルスクリプトは、以下の構文を使用します。

sendtxtfile outputfilename [destination]
ここで、outputfilenameには、送信するファイル(email.txt)、destinationには、送信先Eメールアドレス(johndoe)を指定します。

このスクリプトは、コマンドラインで2番目の引数として指定したdestination値か、デフォルトを使用する場合はjohndoeインターネットIDにEメールを送信します。スクリプトは、InfoPrintサーバー上のemail-ldという名前の論理宛先(プリンター)を使用します。このファイルは、enscriptコマンドを使用してテキストファイルをPostScriptに変換し、そのPostScriptファイルを実行依頼しているシステム上の/tmpディレクトリーに保管してから、pdprコマンドがPostScriptファイルをInfoPrintサーバーに実行依頼すると、そのファイルを削除します。

規則us.name.comは、一般的な商業用インターネットアドレスを示します。