GUI の基本ビューを使用する

InfoPrint Manager GUIの基本ビューは、キューを表示することなくプリンターに割り当てられているジョブを表示するGUIの簡易バージョンです。基本印刷環境は、一般にイメージデータ(通常PostScriptやTIFF形式)を大量印刷する商業印刷ショップに適しています。

基本印刷環境では、InfoPrint Managerは早期バインディングによってジョブをプリンターに割り当てます。早期バインディングは、スーパーマーケットでレジの順番を待つことに似ています。並ぶ列を決めると、何が起ころうとも、その列で待つ(自分自身をバインディングする)必要があります。レジ係のレジ打ちに問題がある場合も(プリンターで発生した紙詰まりに非常に似ています)、前にいる人が値段の確認を要求した場合も(サーバーに新しい用紙を追加するのに非常に似ています)、別の列に移動しないと、状況は変わりません(印刷待ちジョブを別のキューに手動で移動するのに非常に似ています)。

InfoPrint ManagerGUIの基本ビューを使用する場合は、GUIの標準ビューで以下の手順に従います。

  • 名前がservername>-default-queueのキュー(<servername>には、使用しているサーバーの名前を入力します)を作成し、最大10台のプリンターを接続します。
    1. キュー→作成を選択します。
    2. 名前フィールドに、servername>-default-queueと入力します。
    3. OKをクリックしてキューを作成します。
  • デフォルトとして早期バインディングを指定します。
    1. servername>-default-queueを選択します。
    2. キュー→プロパティーを選択し、キュープロパティーを開きます。
    3. 一般タブの実宛先へのジョブの事前割り当てフィールドではいをクリックします。
    4. OKまたは適用をクリックし、変更を行います。

注意: デフォルトでは、基本サーバーは、ラスターイメージパターンに変換されたジョブからの出力ファイルを保存します。これを行う場合は、GUIを使用し、サーバー → プロパティーを選択することで、属性の値をtrueに設定します。サーバープロパティーの一般タブで、RIPファイルの保存フィールドがはいに設定されていることを確認します。