サーバーソフトウェアと機能の試用版をローカルにインストールする(無人)

次の手順を使用して、InfoPrint Managerソフトウェアを無人でインストールします。

  1. InfoPrint Manager ISOファイルをローカルにコピーします。
  2. ISOファイルをマウントするには、次のコマンドを入力します。
    mount /<iso_file_location>/media/<mount_point>
  3. すべてのユーザー入力を含む応答ファイルを作成します。ipin_responseという名前の応答ファイルテンプレートは、InfoPrint Manager for Linux ISOのmedia/<mount_point>/templatesディレクトリーに含まれています。
    応答ファイルには、応答に関する説明が記載されています。ユーザー入力について詳しくは、 Preparing to use the InfoPrint Manager Installerを参照してください。
  4. 次のコマンドを使用して、/media/<mount point>/templates/ipin_responseファイルを別のディレクトリー(/tmp)など)にコピーします。
    cp/media/<mount point>templates/ipin_response/tmp/ipin_response

    /media/<mount point>templates/ipin_responseファイルには、すべての潜在的な入力変数が含まれています。ipin_responseファイルの例については、 Sample ipin_response fileを参照してください。

  5. Linux エディターを使用し、必要なインストールオプションを/tmp/ipin_responseファイルに指定します。インストールを成功させるための最小要件として、acceptLicenseを受け入れ、psfVolumeGrouppdVolumeGroupsegmentsVolumeGroupvg_<hostname>に設定します。ipin_responseファイルを保存し、終了します。
  6. 次のコマンドを指定して、リモートプルインストールを開始します。
    /media/<mount_point>/remote_install -a /tmp/ipin_response -s /media/<mount_point>
応答ファイルから値が読み取られると、インストールが開始されます。InfoPrint Managerインストーラーのグラフィックユーザーインターフェースは表示されません。
    重要:
  • この手順では、基本のInfoPrint Manager ISOから機能のインストールのみができます。個別のメディアを必要とする機能は、個別にインストールする必要があります。
  • プリンシパルパスワードなどの機密情報が応答ファイルに含まれている可能性があります。潜在的なセキュリティー侵害を回避するには、機密情報を保存する前に、応答ファイルに対するアクセスを制限してください。最初に、他のシステムにNFSエクスポートされていないアクセスが制限されたディレクトリーに応答ファイルを保存します。応答ファイルの許可と所有権を変更し、その内容を確認できるユーザーを限定します。/tmpはNFSエクスポートではないとみなされるため、次のコマンドではサンプルの応答ファイルが保護されます:
    chmod 600 /tmp/ipin_response
    chown root:sys /tmp/ipin_response

注意: インストールプロセスのトラブルシューティング情報については、/var/log/pd/install/*.wlogファイルを参照してください。