装置情報にアクセスする

InfoPrint Manager アドミニストレーション GUIまたはpdlsコマンドを使用すると、SNMP装置に関する情報にアクセスできます。

InfoPrint Managerで、実宛先オブジェクトに関する情報提供に加え、プリンターから情報に直接アクセスできます。InfoPrint Managerは、装置固有の属性を使用し、この機能を提供します。装置固有の実宛先の属性は実宛先を介してアクセスされますが、情報は物理プリンターから取得します。装置固有の実宛先の属性は実宛先経由でアクセスされますが、情報は物理プリンターから取得します。装置固有の属性は具体的に要求する必要がありますが、-r all-deviceを使用してすべての装置固有の属性を照会できます。

以下は、設定不可の装置固有の実宛先の属性のリストです。

  • device-description
  • device-input-trays
  • device-ip-address
  • device-manufacturer
  • device-marker-supplies
  • device-media-supported
  • device-model
  • device-op-panel-locked
  • device-output-bins
  • device-printer-name
  • device-ready-media
  • device-serial-number
  • device-state
  • device-version

以下は、設定可能な装置固有の実宛先の属性のリストです。

  • device-contact
  • device-location

    注意:
  1. 上記のすべての属性を報告しないプリンターもあります。
  2. 戻された情報は変換されません。
InfoPrint Manager アドミニストレーションインターフェース は、SNMPから返された情報を表示する状況ウィンドウを起動します。このウィンドウから、SNMPプリンターの状況の詳細ビューを見ることができます。プリンターと現在の状況(紙づまりや開いているドアがなど)のアイコンがあります。

InfoPrint Manager アドミニストレーションインターフェースから状況ウィンドウを表示するには、以下の手順で行います。

  1. SNMPプリンターを1つ選択します。
  2. 状況の検査を選択します。
  3. [詳細]を選択します。

pdlsコマンドを使用すると、以下のように-rフラグを指定してSNMP装置(出力ビンなど)情報にアクセスできます。

pdls -c destination -r device-output-bins prt5-ad
注意: 特定の装置情報を -f フラグでフィルターに掛けることができます。

また、-rフラグとall-device値を指定してpdlsコマンドを使用すると、SNMP装置のすべての情報にアクセスできます。

pdlsコマンドについては、RICOH InfoPrint Manager:Referenceの第2章InfoPrint Managerツールを参照してください。