カラーマッピングテーブルソース/出力ファイルを生成/実行依頼する

カラーマッピングテーブルは、特定のMO:DCA構造化ファイルから、新しいプリンターが使用する新しいカラー構造化フィールドへの変換を定義するプリンターリソースオブジェクトです。カラーマッピングテーブルは、モノクロプリンターに高輝度カラー接続のサポートを提供する(たとえば、InfoPrint 4100プリンターと一緒にInfoPrint 4005接続を使用する)ために使用されます。カラーマッピングテーブルを使用して、InfoPrint 5000プリンターなどのカラープリンターで高輝度カラーをより深みのあるカラーにマッピングすることもできます。カラーをモノクロ文書に適用するには、以下の手順でカラーマッピングテーブルソースおよび出力ファイルを作成する必要があります。cmtユーティリティーについては、RICOH InfoPrint Manager:リファレンスまたは適切なmanページを参照してください。

非カラーフィールドからカラー (古いカラー) フィールド、新しいカラーフィールドへの変換、および新しいカラーフィールドから別の新しいカラーフィールドへの変換を定義できます。そのため、文書またはアプリケーションを変更しなくても、既存のアプリケーションおよび文書を新しいカラーフィールドと一緒に使用できます。また、ある 1 つの文書について各種カラーマッピングを使用して、元の文書を変更せずに、さまざまな方法でカラーを使用してその文書を印刷することもできます。

AFP 構造参照を使用して、既存のモノクロ文書にカラーを適用できます。サンプルの構成ファイル cmt.cfg にはユーザー定義の仕様が含まれています。このファイルは usr/lpp/psf/config ディレクトリーに入っています。cmt.cfg 構成ファイルを使用する cmt ユーティリティーは、ご使用の InfoPrint Linux サーバーの /usr/lpp/psf/bin ディレクトリーにあります。MOD:CA サンプルカラーマッピングテーブル cmtsamplusr/lpp/psf/config/ にあります。このカラーマッピングテーブルはサンプルの cmt.cfg ファイルから生成されたものです。

cmt ユーティリティーを使用すると、パラメーター ColorSpace を通じて定義されたさまざまなカラーモードでカラーマッピングを作成できます。たとえば、InfoPrint Highlight Color Model HC2 Post-Processor (HCPP) を使用して InfoPrint 4000 に印刷する場合に、Highlight 値を使用できます。HCPPについては、InfoPrint Hi-Lite Color Printer: Library Catalogを参照してください。