このサーバーでカラーラスターイメージプロセッサー(RIP)を指定する

重要: この手順は、InfoPrint 5000にカラーのPostScript印刷ジョブを実行依頼する場合に必要です。

RIPは、InfoPrint Managerがプリンターに送信するデータストリームを生成します。デフォルトでは、InfoPrint Managerはモノクローム文書を生成するRIPを使用します。従って、カラーの文書をInfoPrint 5000に送信する前に、ps2afpデータストリーム変換からカラーRIPを指定してください。

以下の手順で、必要な構成に変更し、カラーRIPを開始します。

  1. まず、ps2afpdデーモンを停止します。
    1. 次のコマンドでプロセスID番号に移動します。 ps | grep ps2afp 次のコマンドでデーモンを停止します。
    2. kill -9 <process id number>
  2. サーバーの/usr/lpp/psf/ps2afp/ディレクトリーにあるps2afpd.cfgデーモン変換構成ファイルを任意のエディターで編集します。
  3. 次の例に示すように、ps_output_type の値を FS45 に変更します。
    ps_output_type = FS45  # -a         type of AFP image to generate
  4. 変更内容を保存し、ファイルを閉じます。
  5. 次のコマンドでデーモンを再始動します。
    /usr/lpp/psf/bin/ps2afpd -C /usr/lpp/psf/ps2afp/ps2afpd.cfg
モノクロームの印刷ジョブをInfoPrint 5000に送信する場合は、次の例で示すように、カラーRIPを停止し、ps_output_typeの値をデフォルト値IO1_G4に変更してモノクロームRIPを開始します。
ps_output_type = IO1_G4  # -a         type of AFP image to generate