ソースグループを使用する

各ソースグループは識別 (ID) 番号を持っています。この番号は、ソースグループを対応するターゲットグループと突き合わせるのに使用されます。複数の固有のID番号を持つことは可能ですが、cmtユーティリティーを使用せずにカラーマッピングテーブルを作成し、複数のソースグループを1つのターゲットグループにマップする場合は、複数のソースグループで1つのID番号を使用できます。有効な ID 値は 1 ~ 127 です。

注意: cmt ユーティリティーは、ソースとターゲットのペアを生成した後、それぞれのペアに対して、数値が増加していく、順次 ID を割り当てます。cmtユーティリティーについては、RICOH InfoPrint Manager:リファレンスを参照してください。

各ソースグループは、以下のカラースペースの 1 つとして分類する必要があります。

高輝度カラー
高輝度カラーは、既存文書が、カラー番号について有効なパーセントおよび陰影付けされるパーセントに関してカラーを記述する場合に使用します。色は、装置に依存します。たとえば、高輝度表示用の3色使用に対応するプリンターを装備できます。カラー1、2、または3のパーセント有効範囲およびパーセント陰影付けを指定できます。実際の色は、プリンターのセットアップによって決まります。
標準オブジェクトコンテンツ体系(OCA)
標準OCAは、赤、緑、青の定義済みの組み合わせを使用して、青、赤、ピンク、マゼンタ、緑、群青/シアン、黄色を作成します。標準OCAは、黒いメディア上の白、白いメディア上の黒、メディアと同じ色など、いくつかのデフォルトも定義します。メディアは、例えば、用紙でもディスプレイでもかまいません。
GOCAパターン塗りつぶし
GOCA パターン塗りつぶしは、カラーマッピングテーブルを使ってカラーにマップしたい 塗りつぶしエリアのパターンを定義します。
これらのカラースペースについての詳しい説明は、Mixed Object Document Content Architecture Referenceを参照してください。

カラーマッピングテーブルを使用して、たとえば、次のような、マップする特定のオブジェクトタイプを選択できます。

  • オブジェクトエリア
  • IMイメージデータ
  • PTOCAデータ
  • ページ表示スペース
  • GOCAデータ
  • オーバーレイ表示スペース
  • BCOCAデータ
  • IOCAデータ(2レベル、FS10)
  • すべてのPTOCA、GOCA、BCOCA、IOCA、FS10、およびIMオブジェクトデータ
  • すべてのオブジェクト、オブジェクトエリア、および表示スペース

マップしたいカラースペースおよびオブジェクトタイプを選択すると、マップしたいフィールドの正確な値を指定できます。