ユーザー出口プログラムをセットアップする

RICOH ProcessDirector は、印刷前または印刷後にジョブの AFP 印刷ファイルを変更できるユーザー出口プログラムを呼び出すことができます。許可ユーザーは、RICOH ProcessDirector に用意されているサンプル出口プログラムを変更してコンパイルするか、または独自のプログラムを作成できます。RICOH ProcessDirector は、/usr/lpp/psf/exits (Linux) または C:\Program Files (x86)\Ricoh\PSF\exits (Windows) ディレクトリーにサンプルの終了プログラムを用意しています。
サンプルジョブの完了時ユーザー出口は、ジョブ統計を /Ricoh/var/psf/ (Linux) または \PSF\var\psf\ (Windows) jobcompletion.log ファイルに書き込みます。ログエントリーでは、RICOH ProcessDirectorRICOH ProcessDirectorユーザーインターフェースに表示されるプリンター名に aiw1 を付加します。

ユーザー出口プログラムをセットアップするには、以下のようにします。

  1. プリンターポートレットで、ユーザー出口プログラムを割り当てるプリンターを選択します。
  2. 使用不可をクリックします。
  3. もう一度そのプリンターを選択し、プロパティーをクリックします。
  4. そのプリンターの「プロパティー」ノートブックで、出口をクリックします。
  5. 以下のプロパティーのいずれか、または両方をはいに設定することによって、プリンターが呼び出すユーザー出口プログラムのタイプを使用可能にします。
    • 入力データ出口を使用可能にする

      この出口プログラムは、RICOH ProcessDirector が AFP 印刷ファイルをプリンターに送信する前に、この印刷ファイルの内容を変更します。

    • ジョブ完了出口を使用可能にする

      この出口プログラムは、ジョブが印刷されたことをプリンターが報告した後で AFP 印刷ファイルの内容を変更します。

  6. 以下のプロパティーのいずれか、または両方に、コンパイル済みバージョンのユーザー出口プログラムの名前を指定します。
    • 入力データ出口プログラム
    • ジョブ完了出口プログラム
      注意:
    • コンパイルされたバージョンのユーザー出口プログラムが /usr/lpp/psf/bin (Linux) または C:\Program Files (x86)\Ricoh\PSF\bin (Windows) ディレクトリーにある場合は、パスを指定する必要はありません。別の場所にある場合は、プログラム名とともにパスを指定できます。パスとプログラム名を組み合わせた値の長さは、最大 255 文字です。
  7. OKをクリックします。
  8. プリンターを選択し、使用可能をクリックします。