基本製品、機能、拡張機能をアンインストールする

1 つのコマンドで基本製品、すべての機能、すべての機能拡張を一度にアンインストールできます (2 次サーバーの機能を除く)。機能または機能拡張は個別にアンインストールできません。

基本製品、すべての機能、拡張機能をアンインストールするには、次の手順に従います。

  1. 1 次コンピューターに root ユーザーとしてログインします。
  2. 次のコマンドのいずれかを入力します。
    • X Windows など、グラフィカルユーザーインターフェースから 1 次コンピューターを実行している場合:
      • /opt/infoprint/ippd/_uninstall/ippd/removeIPPD -i gui
    • ターミナルウインドウで 1 次コンピューターを実行している場合:
      • /opt/infoprint/ippd/_uninstall/ippd/removeIPPD -i console
      注意:
    • Java仮想マシンが見つからないというエラーが表示された場合は、次のコマンドを入力して、もう一度コマンドを実行します。

      . ~aiw1/.profile

    RICOH ProcessDirector は、アンインストールのプロセスをガイドするプログラムを開始します。プログラムの指示に従ってください。
  3. [アンインストール]をクリックしてアンインストールプロセスを開始します。
    システムユーザー (aiw1)、システムグループ (aiwgrp1)、データベースユーザー (aiwclnt)、およびグループ (aiwdbgrp) の削除を選択できます。
    アンインストールが完了すると、アンインストールが成功したことを知らせるメッセージ、またはエラーがあったこととエラーログファイルの場所を知らせるメッセージが表示されます。
  4. 完了をクリックします。
  5. アンインストールプログラムは、ディレクトリー構造の一部の後に残ります。RICOH ProcessDirector のインストールプログラムによってインストールされたすべてのファイルを完全に削除するには、インストールの一部として作成されたファイルシステムをすべて削除します。
    削除するファイルシステムには次のものが含まれます。
    • /aiw/aiw1/db2
    • /aiw/aiw1/db2_logs
    • /aiw
    • /opt/infoprint/ippd
    • /var/psf/segments
    • /var/psf
    • /var/aiw
      重要:
    • 使用しているサーバーに RICOH InfoPrint XT または RICOH Transform Feature がインストールされている場合、/opt/infoprint ディレクトリーを削除しないでください。
  6. RICOH ProcessDirector のデータベースと DB2 インスタンスを別コンピューター上の DB2 サーバーから削除するには、次の手順に従います。
    1. RICOH ProcessDirector のデータベースの DB2 インスタンス所有者として、そのコンピューターにログインします。
    2. RICOH ProcessDirector基本製品のDVDをドライブに挿入します。
    3. RICOH ProcessDirector の基本製品 DVD で、/scriptsディレクトリーに移動します。
    4. 次のコマンドを入力してアンインストールスクリプトを実行します。
      • ./remoteDB2uninstall.sh
      注意:
    • setupRemoteDB2.sh によって作成された RICOH ProcessDirector ユーザー ID やユーザーグループを削除するかどうか、remoteDB2uninstall.sh で選択できます。手動で作成された RICOH ProcessDirector ユーザー ID やユーザーグループは、このスクリプトでは削除されません。
  7. PostgreSQLデータベースでRICOH ProcessDirectorを使用する時にDockerコンテナーを削除するには、まずDockerコンテナーを停止してから削除する必要があります。
    1. 以下のコマンドを入力して、Dockerコンテナーを停止します。
      docker stop container-name
    1. 以下のコマンドを入力して、Dockerコンテナーを削除します。
      docker rm container-name
    1. 関連ボリュームも削除したい場合は、以下のコマンドを入力します。
      docker volume prune

      このコマンドは、現在削除されているコンテナーに以前関連付けられていたすべての永続データを削除します。

    コンテナ名は、1 次データベースがrpd-aiwdb-postgres、レポートデータベースがrpd-reports-postgresです。
  8. 1次コンピューターを再起動します。