XML ファイルのジョブ
RICOH ProcessDirector は XML ファイルとして実行依頼されたジョブを処理できます。XML ファイルをホットフォルダー入力装置に実行依頼できます。また、XML ファイルを RICOH ProcessDirector サーバーが取得する場所に配置できます。
取得される場所に XML ファイルを配置すると、ワークフロー内でのジョブの移行に応じて RICOH ProcessDirector はこのファイルを処理します。ホットフォルダーに別のファイルタイプを実行依頼して処理を開始します。例えば、印刷ファイルまたはトリガーファイル (ジョブ指定変更があるファイル、コンテンツが含まれないファイルなど) を実行依頼できます。
注意: Web Services Enablement 機能では、SOAP または REST Web サービスプロトコルを使用して、XML データを他のアプリケーションから受信したり交換したりできます。
次の 2 つのステップテンプレートが XML を操作します。
-
CreateJobsFromXMLステップテンプレートに基づくステップは、XPath式に一致するXMLファイル内のエレメントからジョブを作成します。
-
ApplyXSLTransformステップテンプレートに基づくステップは、XMLをRICOH ProcessDirectorジョブまたは文書プロパティーの値を指定するファイルに変換します。またこのステップは、XMLを別のXML形式に変換します。
XML ファイル内のエレメントがファイルダウンロード URL を指定している場合、ApplyXSLTransformステップを使用して、URL をジョブプロパティー値に割り当てることができます。この場合、 DownloadFileステップテンプレートに基づくステップを使用してファイルをダウンロードできます。
この使用シナリオでは、RICOH ProcessDirector ジョブプロパティーを設定して、XML ファイル内の注文を処理する方法について説明します。