1 RICOH Auto Color Adjusterを使用する
本書は、本機の機能と各機能の操作方法について説明しています。また、エラーメッセージが表示されたときの対処方法についても説明しています。
以下のRICOH Auto Color Adjusterの使用説明書は、PDF形式でも提供されています。リンクをクリックすると、PDFが表示されます。
1.1 本機の概要
1.1.1 本機でできること
RICOH Auto Color Adjusterは、以下の4つの機能で構成されています。
- かんたん色調整
- チャートを読み込んで、プロファイルを自動作成します。この機能を定期的に使用することで、印刷物の色味が機器の状態や印刷環境によって変化することを防ぎます。
- 色見本合わせ
- 色見本合わせ機能を使用して、印刷した色見本を読み込んで、それを基にプロファイルを作成します。作成したプロファイルを使用して、色見本の色味に近づけた色を印刷ページに再現します。
- 管理コンソール
- 各種認証基準でプリンターの色調整結果を簡易判定します。プリンターごとに判定結果の経時変化の記録を管理できます。
- カスタム測色
- 定期的に印刷したテストチャートの色を測定します。測定結果をファイルに保存し、色管理や他の類似したアプリケーションを使用して管理できます。
1.1.2 機器構成
1 | 本機 |
2 | 付属の2本のUSBケーブルで本機に接続しているコンピューター。かんたん色調整 、 色見本合わせ 、 カスタム測色 、 管理コンソールなどのすべての機能を使用できます。 |
3 | プリンターとDFE:Fieryカラーコントローラー、TotalFlow プリントサーバー、または他のプリンター制御装置 |
4 | ネットワーク上のコンピューター
管理コンソールを使用して、プリンターの色を管理できます。 |
1.1.2.1 コンピューターの使用環境
1.1.3 本体各部の名称
1.1.3.1 前面(左側)
1.1.3.2 前面(右側)
1.1.3.3 背面(左側)
- 1. 通風孔
- 本機の内部の温度上昇を防ぎます。通風孔をふさがないでください。
- 2. USBインターフェース
- 付属の2本のUSBケーブルでコンピューターを本機に接続します。
- USB A 2.0:このポートからUSBケーブルでコンピューターのUSB 2.0/2.1ポートに接続します。このポートは、コンピューターから本機を操作するために使用されます。
- USB A 3.0:このポートからUSBケーブルでコンピューターのUSB 3.0ポートに接続します。このポートは、本機で読み込んだデータをコンピューターに転送するために使用されます。
- 3. 電源コード接続口
- 付属の電源コードをこの接続口に接続します。
- 電源コードは、100 V、1.5 A 以上、50/60 Hz の電源コンセントに接続します。
- 電源プラグは必ずアース線を接続してから、電源コンセントに直接、しっかりと接続して ください。
1.1.4 仕様
1本機に接続されているコンピューターの仕様や使用状況によって読み取り速度が遅くなることがあります。
1.2 本機の基本操作
1.2.1 本機の電源を入れる/切る
1.2.1.1 本機の電源を入れる
1.2.1.2 本機の電源を切る
1.2.2 RICOH Auto Color Adjuster アプリケーションを使用する
機能と設定へのアクセス方法 | 機能/設定 | 概要 |
---|---|---|
RICOH Auto Color Adjusterのメニュー画面で機能または設定ボタンを選択します。 | かんたん色調整 | チャートを読み込んで、プロファイルを自動作成します。作成されたプロファイルを出力(プリンター)プロファイルとしてDFEに登録し、原稿データの印刷時に使用します。この機能を定期的に使用することで、印刷物の色味が機器の状態や印刷環境によって変化することを防ぎます。 |
色見本合わせ | 色見本合わせ機能を使用して、印刷した色見本を読み込んで、それを基にプロファイルを作成します。作成されたプロファイルをCMYK入力(ソース)プロファイルとしてDFEに登録し、原稿データの印刷時に使用します。作成したプロファイルを使用すると、色見本の色味に近づけた色を印刷ページに再現できます。 | |
カスタム測色 | 定期的に印刷したテストチャートの色を測定します。測定結果をファイルに保存し、色管理や他の類似したアプリケーションを使用して管理できます。 | |
本体設定 | 本機の各種設定を指定します。 | |
Webブラウザーで機能または設定ボタンを選択する | 管理コンソール | 各種認証基準でプリンターの色調整結果の簡易判定します。各プリンターの判定結果の経年変化の記録を管理できます。 |
初期設定 | かんたん色調整で使用するプリンター、用紙種類、その他の設定を指定します。 |
1.2.2.1 RICOH Auto Color Adjusterのメニュー画面を表示する
1.2.2.2 Webブラウザーで管理コンソールを起動する
Webブラウザーで管理コンソールを起動するには、次の手順を実行します。
1.2.3 原稿/チャートを使用する
1.2.3.1 使用できる用紙のサイズと厚さ
用紙仕様
項目 | 仕様 |
---|---|
種類 | 上質紙、コート紙、マット紙、アート紙 |
用紙サイズ:幅 |
210~330.2mm(8.3~13 inch) かんたん色調整使用時は、297~330.2mm(11.7~13.0 inch) |
用紙サイズ:長さ |
210~487.7mm(8.3~19.2 inch) 420-487.7mm(16.5-19.3 inch)使用時 かんたん色調整 |
紙厚 | 73.3~279.0g/m2(63~240kg:5×7.4 inch 四六判) |
枚数 | 104g/m2のグロスコート紙使用時:70枚 |
読み取り領域 | 本機は以下の青色の領域を読み取ります。 |
- 注意:
- カスタム測色を使用するときは、A4(210 × 297mm、8.27 × 11.69 inch)またはLetter(215.9 × 279.4mm、8.5 × 11 inch)からA3(330.2 × 482.6mm、13 × 19 inch)までのサイズの用紙を使用してください。
1.2.3.1.1 使用できない原稿/チャート
1.2.3.2 給紙トレイに原稿/チャートをセットする
- 重要:
- トレイに用紙が何枚か残っているときに、トレイに原稿を追加しないでください。重送の原因となります。
- コート紙やキズが付きやすい用紙に印刷された原稿やチャートを使用すると、用紙の表面にかすれたスジや線状の跡が付くことがあります。
- 複数枚の用紙をまとめてセットするときは、用紙束を十分にあおぐようにほぐし、両端を持ってゆっくりと数回曲げてから端を揃えてください。正しく送られない場合は、1枚ずつセットしてください。
給紙トレイに原稿やチャートをセットするには、次の手順を実行します。
- 給紙トレイを開けます。
- トレイの端からはみ出る原稿(縦向きのA4サイズより長いサイズ)をセットするときは、延長トレイを引き出してください。
- 読み取り面を上にして用紙を軽く差し込みます。
- 用紙ガイド版を調整して用紙サイズに合わせます。
1.3 かんたん色調整
1.3.1 かんたん色調整の流れ
また、色調整後や定期的に初期設定設定で選択した基準の許容値内の色で印刷されているかを判断できます(色判定)。
1.3.1.1 色調整
色調整を実行するには、次の手順を実行します。
- 色調整するプリンターでプロファイル作成用チャートを印刷します。
- 本機で、印刷されたプロファイル作成用チャートを読み込みます。
- プロファイルが自動的に作成され、DFEに登録されます。
*1 使用しているDFEによっては、プロファイルが自動登録されない場合があります。この場合、プロファイルを手動でDFEに登録してください。
1.3.1.2 色判定
色判定を実行するには、次の手順を実行します。
- 判定するプリンターで認証用チャートを印刷します。
- 印刷した認証用チャートを本機にセットします。
- コンピューターで、選択した基準の許容範囲内の色差で印刷されているか確認します。
1.3.1.3 色調整と色判定を実行するとき
- 「色調整」をしていないとき:「色調整」を行います。
- 「色調整」をすでにしているとき(プロファイルが作成されて登録されているとき):「色判定」を行います。ただし、「色判定」で、NG と判定されたときは、「色調整」を実行してから、「色判定」を再度実行してください。
色判定では、選択した印刷標準に指定されている色の基準値と許容値を使用して色差の平均/最大値が判定されます。判定に使用されるチャートは、本機用に改変されており、各種認証規格に準拠することを保証するものではありません。
チャート | 評価項目 | 印刷標準 | 許容値 | |
---|---|---|---|---|
JA | JC Digital 2011 Coated, Wedge | 平均と最大のΔE00 | Japan Color 2011 Coated | デジタル印刷認証 |
US | ISO12647-8 Coated V3 F51 | 平均と最大のΔE00 | GRACoL2013 CRPC6 | GRACoL Digital Press Cert |
EU | Verify GRACoL2013, Wedge | 平均と最大のΔEab | Fogra51 | ISO 12647-8 |
EU | ISO12647-8:2021 Coated V3 F51 | 平均ΔE2000(境界パッチなし)
95% ΔE2000(境界パッチなし) CMY グレー平均 ΔCh CMY グレー最大 ΔCh 紙白 ΔE2000 |
Fogra51 | ISO 12647-8 |
US | Simple Gray Scale, Wedge 2013 | K グレー平均 w ΔL
K グレー最大 w ΔL CMY グレー平均 w ΔL CMY グレー最大 w ΔL CMY グレー平均 w ΔCh CMY グレー最大 w ΔCh |
GRACol2013 CRPC6 | G7 Grayscale |
色判定で表示される色差や判定結果(OK/ NG)は、別の測色器を使用した場合と異なる場合があります。
1.3.1.4 かんたん色調整画面の使いかた
プロファイル登録の作業状態を確認できます。また、色判定の結果も確認できます。
- 1. 本機の状態
- 本機の状態を表示します。
- 2. 読み込み
- ここをクリックして、プロファイル作成用チャートを読み込みます。
- 3. チャート読み込み/プロファイルの作成・登録
- 各プリンターの状態を表示します。最大1,000件の状態が表示されます。1,000件を超えると古い情報から削除されます。
- 機器名:プリンター名
- 用紙名:初期設定でプリンターに登録されている用紙名
- 前判定:ページ内/ページ間偏差と、CMYKの最大濃度の判定時刻と判定結果
- プロファイル作成:プロファイル作成の状態と更新時刻
- プロファイルのDFE登録:プロファイル登録の状態と更新時刻
プロファイル作成用チャートを読み込んだ後、前判定、プロファイル作成、プロファイルのDFE登録の順に作業が進みます。
- 4. エラー
- 色調整中にエラーが発生した場合にメッセージを表示します。
- 5. 色判定結果
- 各プリンターで調整された色の最新の判定結果を表示します。最大1,000件の判定結果が表示されます。1,000件を超えると、古い結果から削除されます。
- 機器名:プリンター名
- 用紙名:初期設定でプリンターに登録されている用紙名
- 判定:色判定の結果
- 平均:平均色差の値(小数点第一位まで)
- 最大:最大色差の値(小数点第一位まで)
- 詳細:色判定の詳細を表示
1.3.1.5 チャートの種類
- プロファイル作成用チャート
- プロファイルを登録するときは、このチャートを使用します。プロファイルを変換しない設定でチャートを印刷します。
- 認証用チャート
- 色調整の結果が基準を満たしているかを判断する場合は、このチャートを使用します。CMYKソース(入力)プロファイルとして各認証基準のプロファイル、出力(プリンター)プロファイルとしてかんたん色調整で作成したプロファイルを使用する指定にしてチャートを印刷します。
- 1. カラーコード
- カラーコードは、初期設定で指定したプリンターと用紙の情報を示します。本機のカラーコードを読み込み、プリンターと用紙の組み合わせを識別します。
- 2. チャート
- プロファイルの作成や品質の判定に使用するカラーパッチのグループです。
1.3.1.6 プロファイル登録時の注意事項
DFEへのプロファイルの登録手順は、「初期設定」のDFE 種別の設定によって異なります。
- DFE 種別にDFE名が指定されているとき:
プロファイルは自動で登録されます。ユーザーの操作は必要ありません。また、Fieryでは出力プロファイルがキャリブレーションセットに紐付けられています。Fiery にプロファイルを自動登録するには、プロファイルに紐付けるキャリブレーションセットを事前に指定します。初期設定 の用紙追加 画面で キャリブレーションセット名 名を正しく入力すると、プロファイルがキャリブレーションセットと紐付いて自動で登録されます。
- DFE 種別に使用しているDFEがなく、 その他が指定されているとき:
コンピューターに保存されているプロファイルを手動でDFEに登録します。操作について詳しくは、DFEの取扱説明書を参照してください。
プロファイルはプロファイルの保存に指定したフォルダーに保存されます。この画面を表示するには、初期設定の その他の設定をクリックします。
1.3.2 かんたん色調整を実行する
- 重要:
- 事前に画像濃度調整を実行しておくことを推奨します。
- この機能を使用する前に、以下を確認してください。
- 色調整するプリンター:印刷した画像濃度が正常で、エラーが発生していないこと。初期設定に登録された用紙がセットされていることを確認してください。
- 本機:赤色ランプが点灯していないこと。
- 本機に接続したコンピューター:RICOH Auto Color Adjuster のメニュー画面が表示されていること。また、ColorGATE Productionserverが起動し、実行中であること。
- Fiery コントローラーで かんたん色調整 機能を使用するには、Fiery Command Workstation の言語を英語または日本語に設定してください。
1.3.2.1 色調整を実行する
色調整をするには、次の手順を実行します。
- Fiery Command Workstation またはTotalFlow プリントサーバー の操作画面で、プロファイル作成用チャートの PDF ファイルを印刷します。
- 色調整をするプリンターを選択します。
- 印刷設定に必要な指定をして原稿データを印刷します。
- Fieryを使用しているときは、印刷ジョブをジョブアーカイブに登録しておくと、チャートのインポートを省略できます。
- TotalFlow プリントサーバー を使用しているときは、ジョブを保存済みジョブとして残しておくと、チャートのインポートを省略できます。
- 最後に印刷されたプロファイル作成用チャートの1部を取ります。
- プロファイル作成用チャートの印刷面を上にして本機にセットします。
- コンピューターのタスクバーでRICOHアイコン(
)をクリックします。
- かんたん色調整をクリックします。
- かんたん色調整ダイアログで、読み込み をクリックします。
- 読み取りチャートダイアログで、読み取り開始 をクリックします。
- 前判定、プロファイル作成、プロファイルのDFE登録 にチェックマークが表示されていることを確認します。
- エラーが発生した場合は、画面の指示に従ってください。
- 終了をクリックします。
- プロファイルの自動登録に対応していないDFEを使用している場合は、保存されているプロファイルを手動でDFEに登録します。
1.3.2.1.1 Fieryを使用して色調整用のチャートPDFファイルを印刷する
Fieryを使用して、色調整用のカラーPDFファイルを印刷するには、次の手順を実行します。
- 初期設定のチャート追加/編集画面の 用紙名に指定されている用紙を給紙トレイにセットします。
- 用紙セクションでは、 Paper Catalogを選択するか、手動で 用紙種類、 坪量、 用紙サイズを指定します。
- レイアウトセクションで、 両面を オフに設定します。
- カラーセクションでは、初期設定のチャート追加/編集画面に登録されている 認証確認用パッチレイアウトに割り当てられた 出力プロファイルを指定します。ただし、 認証確認用パッチレイアウトで Simple Gray Scale, Wedge 2013を指定しているときは、 Verify GRACoL2013, Wedgeを指定してください。
- CMYKソースを 変換を省略に設定します。
- ブラックテキスト/グラフィックを 普通に設定します。
1.3.2.1.2 TotalFlow プリントサーバーを使用して色調整用のチャートPDFファイルを印刷する
TotalFlow プリントサーバーを使用して、色調整用のカラーPDFファイルを印刷するには、次の手順を実行します。
- 初期設定のチャート追加/編集画面の 用紙名に指定されている用紙を給紙トレイにセットします。
- 用紙セクションで、 Paper catalogをクリックして、用紙リストから用紙を選択します。用紙の 種類、 サイズ、 坪量を手動で指定するには、 手動用紙をクリックします。
- カラーセクションで、 CMYK入力プロファイルを パススルーに設定します。
- 基準プロファイルを なしに設定します。
- ブラック(テキスト/ラインアート)を 通常に設定します。
- PDFジョブプロセッサー(RIP)が SCREEN APPE/Kodak APPE/CPSI のとき、 ブラック/グレー印刷方式を しないに設定します。
- PDF ジョブプロセッサー(RIP)が Heidelberg APPE のとき、 純ブラックを維持 を しないに設定します。
- 印刷品質セクションで、 PDFジョブプロセッサー(RIP)が SCREEN APPE/Kodak APPE のとき、 CMYKオーバープリントシーケンスを カラー変換後に設定します。
1.3.2.2 色判定を実行する
色判定を実行するには、次の手順を実行します。
- Fiery Command Workstation またはTotalFlow プリントサーバー の操作画面で、判定用のチャートの PDF ファイルを印刷します。
- 色判定を実行するプリンターを選択します。
- 印刷設定に必要な指定をして原稿データを印刷します。
- Fieryを使用しているときは、印刷ジョブをジョブアーカイブに登録しておくと、チャートのインポートを省略できます。
- TotalFlow プリントサーバー を使用しているときは、ジョブを保存済みジョブとして残しておくと、チャートのインポートを省略できます。
- 処理完了後は、RIP処理済みデータを保持しない指定にしてください。
- 最後に印刷されたプロファイル作成用チャートの1部を取ります。
- 判定用チャートの印刷面を上にして本機にセットします。
- コンピューターのタスクバーでRICOHアイコン(
)をクリックします。
- かんたん色調整をクリックします。
- かんたん色調整ダイアログで、読み込み をクリックします。
- 読み取りチャートダイアログで、読み取り開始 をクリックします。認証用チャートが読み取られ、読み取り結果が検証されます。
- 色判定結果を確認します。
- NGが表示された場合、判定後の詳細を確認するには、 詳細ボタンをクリックします。
- NGが表示された場合、印刷設定が正しく指定され、用紙が指定された規格に準拠していることを確認してから、 かんたん色調整を再実行してください。
- 終了をクリックします。色調整結果の色判定が完了しました。
1.3.2.2.1 Fieryを使用して色判定用チャートPDFファイルを印刷する
Fieryを使用して色判定用チャートPDFファイルを印刷するには、次の手順を実行します。
- 初期設定のチャート追加/編集画面の 用紙名に指定されている用紙を給紙トレイにセットします。
- 用紙セクションで、 Paper Catalogを選択するか、手動で 用紙種類、 坪量、 用紙サイズを指定します。
- レイアウトセクションで、 両面を オフに設定します。
- カラーセクションで、色調整プロセスで作成される 出力プロファイルを選択します。
- 初期設定のチャート追加/編集画面の 認証確認用パッチレイアウトに指定したプロファイルに CMYK ソースを設定します。
- CMYKレンダリングインテントを 相対カラーメトリックに設定します。
- 黒点補正のチェックを外します。
- CMYKグレーをブラックのみで印刷を オフに設定します。
- ブラックテキスト/グラフィックを 普通に設定します。
- ハーフトーンモードには、初期設定で指定した出力プロファイルを作成したときと同じ設定を指定します。
1.3.2.2.2 TotalFlow プリントサーバーを使用して色判定用チャートPDFファイルを印刷する
TotalFlow プリントサーバーを使用して色判定用チャートPDFファイルを印刷するには、次の手順を実行します。
- 初期設定のチャート追加/編集画面の 用紙名に指定されている用紙を給紙トレイにセットします。
- 用紙セクションで、 Paper catalogをクリックして、用紙リストから用紙を選択します。用紙の 用紙種類、 用紙サイズ、 坪量を手動で指定するには、 手動用紙をクリックします。
- カラーセクションで、 CMYK入力プロファイルを初期設定のチャート追加/編集画面の 認証確認用パッチレイアウトに指定されているプロファイルに設定します。
- 基準プロファイルを なしに設定します。
- プリンタープロファイル、おもてを色調整で作成された出力プロファイルに設定します。
- レンダリングインテントを 相対カラーメトリックに設定します。
- PDF ジョブプロセッサー(RIP)が Heidelberg APPE のとき、 黒点補正を しないに設定します。
- PDF ジョブプロセッサー(RIP)が Heidelberg APPE のとき、 純ブラックを維持 を しないに設定します。
- ブラック(テキスト/ラインアート)を 通常に設定します。
- PDFジョブプロセッサー(RIP)が SCREEN APPE/Kodak APPE/CPSI のとき、 ブラック/グレー印刷方式を しないに設定します。
- 印刷品質セクションで、 ハーフトーンスクリーニングを、初期設定で指定された出力プロファイルを作成したときと同じ設定にします。
- PDFジョブプロセッサー(RIP)が SCREEN APPE のとき、 CMYKオーバープリントシーケンスを カラー変換後に設定します。
1.3.3 こまったときには(かんたん色調整)
メニュー画面でかんたん色調整をクリックしても かんたん色調整画面が表示されないときは、メニュー画面を閉じてからWindowsを再起動してください。それでもメニュー画面から かんたん色調整画面を表示できない場合は、サービス担当者に連絡してください。
1.3.3.1 メッセージが表示されたとき(かんたん色調整)
1.3.3.2 色判定結果で NGが多発する
1.4 色見本合わせ
作成したプロファイルを使用して、色見本の色味に近づけた色を印刷ページに再現します。
1.4.1 色見本合わせの流れ
- 保存された原稿データと色見本があれば、それらを読み込みます。
- 保存された元データと保存された色見本がない場合は、原稿のPDFと色見本をご用意ください。
- 原稿データを用紙に印刷します(印刷した原稿)。
- 色見本合わせを選択し、アプリケーションで原稿を表示します。
- 色見本を給紙トレイにセットし、色見本合わせから読み取ります。
- 原稿データを用紙に印刷します(印刷した原稿)。
- 手順2で印刷した原稿の1部を本機にセットし、 色見本合わせから読み取ります。
- 色見本合わせで色合わせを実行し、プロファイルを保存します。
- オプション: 原稿データと色見本データを保存します。
- DFEにプロファイルを登録し、そのプロファイルを使用して原稿データを印刷します。色見本に色を合わせて原稿データが印刷されます。
1.4.1.1 [色見本合わせ]画面の使いかた
- 1. 選択
- 選択ボタンを選択して、原稿データと読み取った色見本データを含むファイルを読み込みます。
- 2. 原稿データ
- コンピューターで原稿データ(PDF)を開き、画像を表示します。
- ファイル選択:原稿データを指定します。
- 領域選択:色見本と印刷した原稿の位置を合わせるために、画像の向きと領域を指定します。
- [
][
]:ページを指定します。
- 3. 保存
- 原稿データと読み取った色見本を含むファイルを保存するには、色見本合わせダイアログの左上で 保存を選択します。この操作により、物理的な色見本を保持して再度読み取ることなく、原稿PDFファイルと読み取った色見本を再利用することができます。
- 4. 色見本
- 本機に色見本をセットし、その画像を画面に表示します。
- 用紙サイズ、副走査:本機にセットした色見本の用紙サイズを指定します。 不定形を指定した場合は、 副走査 に副走査方向の用紙の長さを210~487.7 mm(8.3 ~ 19.2 inch)の範囲で入力します。
- 読み込み:色見本を読み込みます。
- 領域選択:印刷した原稿データ(PDF)と位置を合わせるために、画像の向きと領域を指定します。
- 削除:読み込んだ画像を削除します。
- 用紙サイズ、副走査:本機にセットした色見本の用紙サイズを指定します。 不定形を指定した場合は、 副走査 に副走査方向の用紙の長さを210~487.7 mm(8.3 ~ 19.2 inch)の範囲で入力します。
- 5. 色合わせ前
- 印刷した原稿を本機で読み込み、画像を画面に表示します。
- 読み込み:印刷した原稿を読み込みます。
- 領域選択:印刷した原稿データ(PDF)と位置を合わせるために、画像の向きと領域を指定します。
- 削除:読み込んだ画像を削除します。
- 6. 色合わせ後の再現印刷
- 色合わせを実行します。色合わせ処理が完了すると、シミュレーㇳ画像が表示されます。
- 色合わせ実行:色見本に合わせて印刷する色を調整します。
- CMYKソース、 CMYKレンダリング:原稿データの印刷時に使用するソースプロファイルとレンダリングインテントを指定します。
- 7. 色差マップ表示
- 色差を視覚的に検査します。色合わせ前に色合わせを適用する前の色差マップを、色合わせ後の再現印刷に色合わせを適用した後のマップを表示します。色差マップで明るい領域は、色差が大きいことを示します。色差は用紙の色の値を除いて端部を切り捨てて算出されます。
- 8. 色差平均値
- 色合わせ前後の色差平均値(シミュレート)が表示されます。色差平均値は、画像内のすべての画素の色差を平均して算出されます。
- 9. 保存
- 色見本合わせダイアログの右下で 保存を選択すると、色合わせ処理後に作成されるプロファイルを保存します。
1.4.1.2 色見本合わせに対応している原稿データ形式
- 「原稿データ」の印刷に使用したプリンターに対応しているデータ形式
- CMYK(特色、RGB、グレースケール、DeviceNを含むデータは非対応)
- 以下のいずれかのバージョンのPDFファイル
- PDF1.3(Acrobat 4.x)からPDF1.6(Acrobat 7.x)
- PDF 1.7 Adobe Extension Level 3 (Acrobat 9.x)
- PDF1.7 Adobe Extension Level 8(Acrobat X)
- PDF/X-1a
- PDF/X-3
- PDF/X-4
- フォントが埋め込まれているPDFファイル
上記の条件を満たしていても、以下の画像では色合わせに失敗することがあります。
- 全体がベタ塗りや、グラデーションやエッジがない画像
- 線対称または回転対称の絵柄の画像
- 繰り返し同じ画像が面付けされているとき
- 文字と線画が多いページ
- 特定の色系統の配色が主体など、極端な配色のページ
- 全体が細かい模様のページ
- 画面サイズが小さいとき
1.4.2 色見本合わせを実行する
1.4.2.1 色見本合わせのデータを準備する
色見本合わせに必要なデータを準備するには、次の手順を実行します。
- 原稿データ(PDF)を印刷します。
- 色合わせを実行するプリンターを選択します。
- 印刷設定に必要な指定をして原稿データを印刷します。
- コンピューターで色見本合わせを選択します。
- 保存された原稿データと色見本があれば、それらを読み込みます。
- 保存された原稿データと色見本を読み込むには、選択を選択します。
- フォルダー選択ダイアログで、原稿データと読み取った色見本データを含むファイルを選択します。
- フォルダーの選択をクリックします。原稿ファイルと色見本が色見本合わせダイアログに表示されます。
- 保存した色見本がない場合は、読み取ります。
- 原稿データセクションで ファイル選択をクリックします。
- 原稿データを選択ダイアログで、原稿データを含むファイルを選択します。
選択したファイルの画像が原稿データセクションに表示されます。
- 色見本の読み取り面を上にして本機の給紙トレイにセットします。
- 色見本セクションで、色見本の用紙サイズを選択します。
- 不定形を選択した場合は、 副走査 に副走査方向の用紙の長さを入力します。
- 色見本セクションで、 読み込みを選択します。読み取りが完了すると、色見本セクションに読み取った画像が表示されます。
- 印刷された原稿の読み取り面を上にして本機にセットします。
- 色合わせ前で印刷原稿の用紙サイズを指定します。 不定形を指定した場合は、 副走査 に副走査方向の用紙の長さを入力します。
- 色合わせ前セクションで 読み込みを選択します。読み取りが完了すると、色合わせ前セクションに読み取った画像が表示されます。
- プロファイルの作成に進みます。
1.4.2.1.1 Fieryを使用して色合わせ用PDFファイルを印刷する
Fieryを使用して色合わせ用PDFファイルを印刷するには、次の手順を実行します。
- カラーセクションで、 出力プロファイルを使用する用紙に合わせたプロファイルに設定するか、 かんたん色調整を使用して更新したプロファイルを指定します。
- CMYKソースで、 ColorWise オフまたは 変換を省略以外の設定を選択します。
- 埋め込みCMYKプロファイルを使用のチェックを外します。
- スポットカラーマッチングのチェックを外します。
- PDF/X出力インテントのチェックを外します。
1.4.2.1.2 TotalFlow プリントサーバーを使用して色合わせ用PDFファイルを印刷する
TotalFlow プリントサーバーを使用して色合わせ用PDFファイルを印刷するには、次の手順を実行します。
- カラーセクションで、 プリンタープロファイル、おもてを使用する用紙と一致するプロファイルを設定するか、 かんたん色調整を使用して更新したプロファイルを指定します。
- CMYK入力プロファイルで、 パススルー以外の設定を選択します。
- CMYK入力プロファイルの横にある 埋め込みプロファイルを使用を しないに設定します。
- スポットカラーマッチングを しないに設定します。
- PDF/X出力インテントを使用を しないに設定します。
1.4.2.2 色合わせをしてプロファイルを作成する
色合わせを実行し、プロファイルを作成するには、次の手順を実行します。
- 原稿データを印刷するときに、印刷設定に指定したプロファイルを確認します。
- 色合わせ後の再現印刷の CMYKソースの1で、手順2で使用したプロファイルを指定します。
- 原稿データを印刷したときに、印刷設定に指定されていたレンダリングインテントを確認します。
- 色合わせ後の再現印刷 で CMYKレンダリングを指定します。
- 色合わせ実行 を選択します。色合わせ処理が開始され、プロファイルが作成されます。処理が終わるまで待ってください。色合わせ処理が完了すると、色合わせ後の再現印刷に処理された画像が表示されます。
- 色合わせが適用された後の色差平均値(シミュレート)を確認します。
- 色差マップで色差を確認します。
- 色差マップ表示 を選択します。色差マップが表示され、ボタンのラベルが色差マップ非表示に変更します。
- 色差を確認します。
- 色差マップ非表示 を選択します。
- 色差マップ表示 を選択します。
- オプション: 原稿データと読み取った色見本データを含むファイルを保存します。
- 原稿データと読み取った色見本データを含むファイルを保存するには、色見本合わせダイアログの左上で 保存を選択します。
- 原稿データと色見本データを保存するフォルダーがまだ作成されていない場合は、フォルダー選択ダイアログで 新しいフォルダーを選択します。次に、新しいフォルダーの名前を入力します。
- 原稿データと色見本データを保存するフォルダーを選択し、新しいフォルダーをクリックします。原稿データと色見本データを選択したフォルダーに保存されます。
- プロファイルを保存するには、色見本合わせ ダイアログの右下にある 保存 を選択します。
- 終了 を選択します。色合わせ処理が完了し、プロファイルが保存されます。色見本のデータを保存しておけば、次回の色合わせが必要なときにそれを読み込み、同じ色見本をベースにプロファイルを作成することができます。
1.4.2.2.1 Fieryでプロファイルを使用して原稿データを印刷する
- Fiery Command Workstationを開始します。
- システム管理者としてアプリケーションにログインします。
- をクリックします。
- をクリックします。
- インポートをクリックし、 CMYKソースとシミュレーションを指定します。
- 作成されたプロファイルを指定します。「Fiery」にプロファイルがインポートされます。
- 印刷設定のCMYKソース:でインポートしたプロファイルを指定します。
- その他の項目は、色合わせを実行する前の原稿データを印刷したときと同じ設定を指定します。
- 原稿データを印刷します。
1.4.2.2.2 TotalFlow プリントサーバーでプロファイルを使用して原稿データを印刷する
- 管理者権限を持つアカウントでTotalFlow プリントサーバーを起動します。
- をクリックします。
- をクリックします。
- CMYK入力プロファイルで、 編集ボタン(
)をクリックします。
- をクリックします。
- 作成したプロファイルを指定し、インポートをクリックします。
- CMYK入力プロファイルを指定し、 OKをクリックします。
- 作成したプロファイルを指定します。「TotalFlow プリントサーバー」にプロファイルがインポートされます。
- 印刷設定のCMYK入力プロファイルでインポートしたプロファイルを指定します。
- その他の項目は、色合わせを実行する前の原稿データを印刷したときと同じ設定を指定します。
- 原稿データを印刷します。
1.4.3 応用
1.4.3.1 複数ページの原稿データを使用する
複数ページの原稿データを使用するには、次の手順を実行してください。
- 原稿データ(PDF)を印刷します。
- 色合わせを実行するプリンターを選択します。
- 原稿データを印刷します。
- コンピューターで色見本合わせをクリックします。
- 原稿データセクションで ファイル選択をクリックします。
- 原稿データを選択ダイアログで、原稿データを含むファイルを選択します。選択したファイルが原稿データセクションに表示されます。
- 前のページボタン(
)、 次のページボタン(
)をクリックして、色合わせのページに移動します。
- 色見本の読み取り面を上にして本機の給紙トレイにセットします。
- 色見本セクションで、印刷する色見本の用紙サイズを選択します。
- 不定形を選択した場合は、 副走査 に副走査方向の用紙の長さを入力します。
- 色見本セクションで、 読み込みを選択します。読み取りが完了すると、色見本セクションに読み取った画像が表示されます。
- 印刷された原稿の読み取り面を上にして本機にセットします。
- 色合わせ前で印刷原稿の用紙サイズを指定します。 不定形を指定した場合は、 副走査 に副走査方向の用紙の長さを入力します。
- 色合わせ前セクションで 読み込みをクリックします。読み取りが完了すると、色合わせ前に読み取った画像が表示されます。
- すべてのページを読み取るには、手順3から13を繰り返します。
- 原稿データセクションで、 前のページボタン(
)と 次のページボタン(
)をクリックし、すべてのページが読み込まれたことを確認します。
- プロファイルの作成に進みます。
1.4.3.2 領域と向きを指定する
領域と向きを指定するには、次の手順を実行します。
- 原稿データ(PDF)を印刷します。
- 色合わせを実行するプリンターを選択します。
- 印刷設定に必要な指定をして原稿データを印刷します。
- コンピューターで色見本合わせをクリックします。
- 保存された原稿データと色見本があれば、それらを読み込みます。
- 指定された領域の保存された原稿データと色見本を読み込むには、選択を選択します。
- フォルダー選択ダイアログで、原稿データと読み取った色見本データを含むファイルを選択します。
- フォルダーの選択をクリックします。原稿ファイルと色見本の指定された領域が色見本合わせダイアログに表示されます。
- 指定された領域の保存した色見本がない場合は、読み取ってください。
- 原稿データセクションで ファイル選択をクリックします。
- 原稿データを選択ダイアログで、原稿データを含むファイルを選択します。選択したファイルの画像が原稿データセクションに表示されます。
- 原稿データセクションで 領域選択をクリックします。
- 画像の向きを変更するには、左に90度回転 または 右に90度回転 をクリックします。
- 領域を指定するには、指定する領域の角をクリックし、対角にドラッグします。指定した領域が青枠で示されます。
- OKをクリックします。原稿データで指定した領域と向きの画像が表示されます。
- 色見本の読み取り面を上にして本機の給紙トレイにセットします。
- 色見本セクションで、色見本の用紙サイズを選択します。 不定形を選択した場合は、 副走査 に副走査方向の用紙の長さを入力します。
- 色見本セクションで、 読み込みを選択します。読み取りが完了すると、原稿データで選択した領域に合わせた画像が色見本に表示されます。
- 画像の選択した領域の指定を変更するには、色見本セクションの 領域選択をクリックし、再度領域を指定します。手順4の4.4~4.6と同じ手順を使用します。
- 印刷された原稿の読み取り面を上にして本機にセットします。
- 色合わせ前セクションで、印刷した原稿のサイズを選択します。 不定形を選択した場合は、 副走査 に副走査方向の用紙の長さを入力します。
- 色合わせ前セクションで 読み込みをクリックします。読み取りが完了すると、原稿データで選択した領域に合わせた画像が色合わせ前に表示されます。
- 画像の選択した領域の指定を変更するには、色合わせ前の 領域選択をクリックし、再度領域を指定します。手順4の4.4~4.6と同じ手順を使用します。
- プロファイルの作成に進みます。
1.4.4 こまったときには(色見本合わせ)
1.4.4.1 メッセージが表示されたとき(色見本合わせ)
メッセージ | 原因 | 対処方法と参照先 |
---|---|---|
CMYKソースプロファイル設定エラー | 色合わせ後の再現印刷の CMYKソースが指定されていない。 | 色合わせ後の再現印刷の CMYKソースで、原稿データを印刷したときに印刷設定で指定したプロファイルを指定します。 |
位置合わせエラー | 原稿データに指定した画像が色合わせに使用できない。 | ベタ塗りの画像や線対称・回転対称の絵柄など、画像によっては色合わせができません。指定した画像が対応しているか確認します。 |
読み取った原稿または色見本が原稿データに表示される画像と一致していない。 | 原稿データに表示されている画像と一致する原稿または色見本を読み取ってください。 | |
色見本 や色合わせ前で読み込んだ画像の領域や向きが原稿データの 領域選択で指定されている領域や向きと一致していない。 | 色見本と色合わせ前の 領域選択に原稿データで指定されている画像と同じ画像を指定し、原稿データと同じ領域と向きを指定してください。 | |
色合わせエラー | 何らかの設定が正しく指定されていない。 |
|
[###]は上書き禁止です。 [###] はプリインストールされたファイル名を表します。 |
色合わせ後の再現印刷の CMYKソースにプリインストールされているファイル名と同じファイル名を指定した。 | プリインストールされたファイルは上書きできません。
別のファイル名を指定してください。 |
[###]は削除禁止です。 [###] はプリインストールされたファイル名を表します。 |
色合わせ後の再現印刷の CMYKソースでプリインストールされたファイルを削除しようとした。 | プリインストールされたファイルは削除できません。 |
ファイル選択エラー [###]を開けませんでした。カラースペースがサポートされていないか、またはファイルが破損している可能性があります。 [###] はファイル名を表します。 |
色合わせ後の再現印刷の CMYKソースに CMYK 以外のカラースペースのファイルが指定されているか、指定したファイルが破損している。 |
|
ファイル選択エラー [###]を開けませんでした。ファイル形式がサポートされていないか、またはファイルが破損している可能性があります。 [###] はファイル名を表します。 |
原稿データで使用できないファイルが指定されているか、ファイルが破損している。 |
|
文字種類エラー | プロファイル保存時にファイル名に半角英数字以外を入力した。 | ファイル名を変更する場合は、半角英数字のみを使用してください。 |
読み込み上限 | 15 ページを超える数の色見本や原稿を読み取った。 | 色見本や原稿の読み取り可能なページ数は最大15ページです。事前に読み取った画像を削除するには、原稿データで削除する画像に切り替え、色見本 または色合わせ前で 削除をクリックします |
ラスターイメージ処理エラー | GPL Ghostscriptが正しくインストールされていないか、GPL Ghostscriptの環境変数が正しく指定されていない。 |
エラーが解決しない場合は、サービス担当者に連絡してください。 |
1.4.4.2 色再現性の品質を高くする
色再現性の品質を高くするには、次の手順を実行します。
- プロファイルを保存するには、色見本合わせ ダイアログの右下にある 保存 を選択します。
- 保存したプロファイルを使用して原稿データを印刷します。
- 色合わせ前セクションで 削除をクリックします。
- 印刷された原稿の印刷面を上にして本機にセットします。
- 色合わせ前で印刷した原稿のサイズを指定します。
- 色合わせ前の 読み込みをクリックします。読み取りが開始します。読み取りが終わるまで待ってください。読み取りが完了すると、読み込んだ画像が色合わせ前に表示されます。
- 色合わせ後の再現印刷の CMYKソースで、手順2で使用したプロファイルを指定します。
- 色合わせ実行をクリックし、再度色差を確認します。
1.5 管理コンソール
また、レポートファイルを印刷して、各プリンターの印刷品質の管理に使用できます。
1.5.1 管理コンソールの流れ
- 色判定で使用するテストチャートをプリンターのかんたん色調整で印刷し、色検証データを取得します。
- かんたん色調整で認証用チャートを本機で読み込みます。色検証データは、USBケーブルで本機に接続しているコンピューターに保存されます。
- コンピューターに管理コンソールを表示し、経時変化を確認します。
1.5.2 管理コンソールで色調整結果を確認する
1.5.2.1 管理コンソール画面の使いかた
- 1. ロケーション:
- グラフを表示するロケーションを選択します。ロケーションは初期設定で登録されているプリンターのグループです。すべてのプリンターを表示するには、 すべてを選択します。
- 2. 日付範囲:
- グラフを表示する期間を指定します。
- 3. 表示切替:
- グラフをプリンターの機種ごとに表示するか、用紙ごとに表示するかを指定します。
- 4. チャート:
- グラフに表示するチャートを以下から選択します。
- JC Digital 2011 Coated, Wedge:Japan Color control strip(54色)の測定結果と同色の測定結果の平均値からJapan Color 2011 Coatedの色再現性を確認します。
- ISO12647-8 Coated V3 F51:Fogra Media Wedge V3(72色)の測定結果と同色の4回の測定結果の平均値からFogra51の色再現性を確認します。
- Verify GRACoL2013, Wedge:Digital Press control strip(84色)の測定結果と同色の4回の測定結果の平均値からGRACoL2013の色再現性を確認します。
- Simple Gray Scale, Wedge 2013:Digital Press control strip 2013(84色 x 4セットの平均)の測定結果からSimple Grayscaleの色再現性を確認します。
- ISO12647-8:2021 Coated V3 F51:Fogra Media Wedge(72色 x 4セットの平均)の測定結果からISO 12647-8:2021 [VPC]の色再現性を確認します。
- 5. 管理コンソール/ 初期設定
- 管理コンソールと 初期設定の画面を切り替えます。
- 9. 表示言語選択アイコン(
)
- 表示言語を切り替えます。英語、日本語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、オランダ語、イタリア語に切り替えることができます。
- 7. 使用しているソフトウェアアイコン(
)
- 使用しているソフトウェアを確認します。
- 8. マニュアル表示アイコン(
)
- マニュアルが表示されます。
- 9. 書き出し
- レポートファイルを CSV 形式で保存します。
- 10. 更新
- 日付範囲: を変更した後、値を更新します。
- 11. グラフ
- ロケーション:、 表示切替:、 日付範囲:、 チャート:に指定した設定に対応する値が、日時を横軸としたグラフに表示されます。
- 12. プリンター名:
- 選択したロケーション:に登録されているプリンターを示します。プリンターのチェックを外してグラフ上のプロットを非表示にすることで、表示するグラフを絞り込むことができます。
- 13. 表示用紙:
- 選択したロケーション:に登録されている 表示用紙:が表示されます。表示するグラフを絞り込むには、 表示用紙:のチェックを外してグラフ上のプロットを非表示にします。
1.5.2.1.1 グラフの読みかた
- 1. 折れ線グラフ
-
各プリンターまたは用紙ごとにグラフ線が表示されます。線の色は、プリンター名:または 表示用紙:のチェックの色に対応します。
実線は色差平均値、点線は最大色差を示します。
- 2. 色差 (ΔE2000)
- 縦軸に色差の値が表示されます。
- 3. プリンター名
- 4. プロット●
- プロット上にマウスカーソルを合わせると、データが取得された日時と色差が表示されます。
表示された閾値を外れた値のプロットは赤で、色調整でICCプロファイルを登録した後に初めて色判定を実行したときの値は■で表示されます。
- 5. 閾値(最大)
- 初期設定で指定した閾値の最大値は横の破線で表示されます。
- 6. 閾値(平均)
- 初期設定で指定した閾値の平均値は横の実線で表示されます。
- 7. 日付
- 横軸に日付が表示されます。
1.5.2.2 色の経時変化を確認する
色の経時変化を確認するには、次の手順を実行します。
- サーバーのIPアドレスとポート番号を確認します。
- メニュー画面が表示されていない場合は、デスクトップのRICOHアイコン(
)をクリックして起動します。
- メニュー画面で本体設定ボタン(
)をクリックします。
- Auto Color Adjusterサーバー設定 をクリックし、IPアドレスとポート番号を確認します。
- メニュー画面が表示されていない場合は、デスクトップのRICOHアイコン(
- Webブラウザーを開き、アドレスバーにIPアドレスとポート番号を入力します。
- ユーザー名とパスワードを入力します。
- 日付範囲:でグラフを確認する期間を指定し、 更新 をクリックします。
- ロケーション:、 チャート:、 表示切替:の設定を変更します。
- ロケーション:フィールドで、確認するプリンターがあるロケーションを指定します。
- チャート:フィールドで、色を比較する検証対象(基準)を指定します。
- 表示切替:フィールドで、プリンター機種ごとにグラフを表示するか、用紙ごとにグラフを表示するかを指定します。
- グラフに表示するプリンターや用紙を絞り込むには、非表示にする項目のチェックを外します。
- グラフを確認します。
- レポートファイルを保存するには、書き出しをクリックします。
表示されている期間の各項目の値が、CSV形式で保存されます。
- Webブラウザーを閉じます。
1.5.2.2.1 グラフデータを含むレポート
レポートファイルに含まれる項目
レポートファイルの項目 | 説明 |
---|---|
IP Address | IPアドレス |
Server Name | DFE名 |
Machine Name | プリンター名 |
Location | ロケーション |
Paper Type | 用紙種類 |
Paper Name | 用紙名 |
ICC Profile Name | ICCプロファイル名 |
Printing Condition | チャート名 |
Max Threshold 1, 2 Ave Threshold 1, 2 95 Percentile [without boundary patches] Threshold 2, 5 Ave [without boundary patches] Threshold 2, 5 K gray average wΔL Threshold 4 K gray maximum wΔL Threshold 4 CMY gray average wΔL Threshold 4 CMY gray maximum wΔL Threshold 4 CMY gray average wΔCh Threshold 4 CMY gray maximum wΔCh Threshold 4 CMY gray DeltaCh AVE Threshold 5 CMY gray DeltaCh MAX Threshold 5 Paper White DELTA Threshold 5 |
各種チャートの基準 |
Date Time | 測色年月日時分秒 |
DELTA | 個々の色差の値 |
DELTA AVE 1, 3 | 平均色差 |
DELTA AVE [without boundary patches] 2, 5 | 平均色差(境界パッチを除く) |
95 Percentile [without boundary patches] 2, 5 | 95パーセンタイルの色差(境界パッチを除く) |
CMY gray average wΔL 4 | CMYグレーの平均加重デルタL |
CMY gray maximum wΔL 4 | CMYグレーの最大加重デルタL |
K gray average wΔL 4 | Kグレーの平均加重デルタL |
K gray maximum wΔL 4 | Kグレーの最大加重デルタL |
CMY gray average wΔCh 4 | CMYグレーの平均加重デルタCh |
CMY gray maximum wΔCh 4 | CMYグレーの最大加重デルタCh |
CMY gray DeltaCh AVE 5 | コンポジットグレーの平均色差 |
CMY gray DeltaCh MAX 5 | コンポジットグレーの最大色差 |
Paper White DELTA 5 | 紙白の色差 |
1 Japan Color Digital 2011 Coated, Wedgeのチャートを使用時
2 ISO12647-8 Coated V3 F51のチャートを使用時
3 Verify GRACoL2013, Wedgeのチャートを使用時
4 Simple Gray Scale, Wedge 2013のチャートを使用時
5 ISO12647-8:2021 Coated V3 F51のチャートを使用時
1.5.3 こまったときには(管理コンソール)
1.6 カスタム測色
1.6.1 カスタム測色の流れ
- カスタム測色を起動して、測色用のチャートを登録します。
- 測定するプリンターで測色用チャートを印刷します。
- カスタム測色で、測定条件、測定結果の保存先、その他の設定を指定します。
- 本機で、印刷した測色用チャートを読み込みます。
- コンピューターで測定結果を管理します。
1.6.1.1 カスタム測色画面の画面構成
- 1. 追加
- 測色用のチャートを登録します。
- 2. 削除
- 選択した測色用チャートを削除します。
- 3. 読み込み
- 測定条件/保存設定画面を表示します。画面で、測定条件、測定結果の保存先、その他の設定を指定し、 OKをクリックして、本機で測色用チャートを読み込みます。
- ファイル名フィールドに、測定結果を保存する名前を入力します。
- 参照 をクリックし、ファイルの保存先フォルダーを指定します。
- M0(A)、 M1(D50)、 M2(A+UVカット)から 照明条件を選択します。
- 測定カラースペースフィールドで、 Lab、 LCh、 XYZ、 分光、 濃度(ステータスT)、 濃度(ステータスE)から測定用カラースペースを選択します。
- 保存ファイルフォーマットフィールドで、測定結果を保存するファイル形式を IT8 (*.it8) および CGATS.txt (*.txt) から選択します。
- 4. プレビュー(
)
- 選択したチャートのプレビューを表示します。
- 5. 測色用チャートの一覧
- 測色用チャートの一覧が表示されます。
1.6.2 カスタム測色機能を使用する
1.6.2.1 測色用チャートの種類
測色用チャートリストには、IT8.7-3、IT8.7-4/ IT8.7-4 Random、IT8.7-5/ TC1617、ECI2002/ ECI 2002 Random、Idealliance Control Strip 2009、Idealliance Control Wedge 2014などの測色用チャートが登録されています。準拠したい規格で対象色を測定するときに、リストからいずれかのチャートを使用します。
カスタマイズした配色のチャートで使用するときは、チャートの用紙サイズとカラーパッチを指定するテキストファイル「チャート情報ファイル」を作成し、リストに登録します。
印刷されたチャートには以下の情報が含まれています。
- 1. カラーコード
- 測色用チャートのチャート番号を表示します。本機でテストチャートを読み取ると、本機でチャート番号を識別します。
- 2. チャート
- 測色で使用するカラーパッチのグループです。
1.6.2.2 新しい測色用チャートを登録する
- Windows のメモ帳などのテキストエディターを使用して、テキスト形式(.txt)のチャート情報ファイルを作成します。
- コンピューターでカスタム測色をクリックします。
- 追加をクリックします。
- 参照をクリックして、チャート情報ファイルを選択します。
- をクリックします。
- 測色用チャートの作成が終了したら、OK をクリックします。印刷用のPDFファイルやその他のファイルが作成され、測色用チャートが追加されます。
1.6.2.2.1 チャート情報ファイル
- 注意:
C:\RicohAutoColorAdjuster\ReferenceChart\CMS\SampleChartInfoFiles
にあるサンプルチャート情報ファイルを元にカスタムチャートを作成できます。
チャート情報ファイルの例
CHART_NAME "Measure Sample1"
SHEET_WIDTH 29700 SHEET_HEIGHT 42000 PATCH_WIDTH 700 PATCH_HEIGHT 700 NUMBER_OF_PATCHES 200 COLOR FORMAT CMYK BEGIN_DATA_FORMAT SAMPLE_ID CMYK_C CMYK_M CMYK_Y CMYK_K END_DATA_FORMAT BEGIN_DATA 1 70 40 10 0 2 100 20 10 10 3 80 80 100 10 ... 200 10 100 30 0 END_DATA |
1.6.2.3 測色用チャートを確認する
測色用チャートを確認するには、次の手順を実行します。
- コンピューターでカスタム測色をクリックします。
- 測色用チャートにチェックを付け、情報ボタン(
)をクリックします。
- 測色用チャートを確認します。
1.6.2.4 カスタム測色を実行する
カスタム測色を実行するには、次の手順を実行します。
- コンピューターでカスタム測色をクリックします。
- 使用する測色用チャートのチャートIDを確認します。
- 測色するプリンターで、「
C:\RicohAutoColorAdjuster\ReferenceChart\CMS
」の各チャートIDのフォルダーに格納されているPDFを印刷します。 - 測色用チャートの読み取り面を上にして本機にセットします。
- 測色用チャートにチェックを付け、読み込みをクリックします。
- 測定条件/保存設定ダイアログで、測定条件、測定結果の保存先、その他の設定を指定し、 OKをクリックします。
- 読み取り開始をクリックします。本機で測色用チャートの読み取りが開始され、指定したフォルダーにファイルが作成されます。
1.6.3 こまったときには(カスタム測色)
1.6.3.1 読み込み結果がエラーになるとき
1.7 こまったときには
1.7.1 本機が操作できないとき
状態 | 原因 | 対処方法と参照先 |
---|---|---|
本機の電源が入らない。 | 本機の電源コードのプラグがコンセントから抜けている。 | コンセントに電源コードのプラグを差し込んでください。 |
延長コードを使用している。 | 延長コードは使用しないでください。
100 V、 1.5 A 以上、50/60 Hz の電源コンセントに 電源プラグを直接差し込んでください。 |
|
電源コードのプラグが本機から抜けている。 | 付属の電源コードのプラグを本機の電源コード接続口にしっかりと差し込んでください。 | |
コンセントに問題がある。 | 他の電化製品を接続して通電を確認した別のコンセントに、電源コードのプラグを差し替えてください。
それでも本機が起動しない場合は、サービス担当者に連絡してください。 |
|
ランプが赤色に点灯している。 | 本機に不具合が発生している。 | コンピューターに表示されるメッセージを確認してそれに従って対処してください。 |
1.7.1.1 自動でログを収集する
1.7.1.2 手動でログを収集する
- 重要:
- 現象が発生した直後にログを取得してください。現象が発生した後にRICOH Auto Color Adjusterを再起動したり、別の操作を実行したりすると、現象の解析に必要なログが正しく取得できません。
手動でログを収集するには、次の手順を実行します。
- サーバーコンピューターのログファイルを探します。
- ログファイルをメールで送信します。
1.7.1.2.1 ログファイルの保存先とファイル名
フォルダーパス | ファイル名書式 |
---|---|
C:\RicohAutoColorAdjuster\Apps\AppsUI\Sysdata\reference |
[yyyyMMddHHmmss]_a.csv [yyyyMMddHHmmss]_b.csv [yyyyMMddHHmmss]_L.csv |
C:\RicohAutoColorAdjuster\Apps\AppsUI\Sysdata\target |
[yyyyMMddHHmmss]_a.csv [yyyyMMddHHmmss]_b.csv [yyyyMMddHHmmss]_L.csv |
C:\RicohAutoColorAdjuster\Apps\AppsUI\tmp |
after_dE_map_[ページ番号].tif before_dE_map_[ページ番号].tif org_cmyk_[PDF ファイル番号]_[PDF ページ番号].tif org_lab_[PDF ファイル番号]_[PDF ページ番号].bin org_lab_[PDF ファイル番号]_[PDF ページ番号].tif org_mask_[PDF ファイル番号]_[PDF ページ番号].tif ref_[ページ番号].bin ref_[ページ番号].tif ref_mask_[ページ番号].tif ref_registration_[ページ番号].tif tgt_[ページ番号].bin tgt_[ページ番号].tif tgt_mask[ページ番号].tif tgt_registration_[ページ番号].tif |
1.7.2 メッセージが表示されたとき(全機能共通)
1.7.3 用紙が詰まったとき
1.7.3.1 詰まった用紙を取り除くときの注意事項
詰まった用紙を取り除くために前ドアを開けるときは、以下に注意してください。
1 | 詰まった用紙を取り除くために読み取りユニットを押すときは、この箇所以外は触れないでください。 |
2 | この箇所に触れたり、部品を汚したり傷つけたりしないように注意してください。 |
- 注意:
- 用紙を取り除くときには、本機の電源を切らないでください。
- 用紙を取り除くには、両手で左右の端を持ち、用紙を均等に引っ張ってください。
- 詰まった用紙を取り除くときに、用紙が破れたり本機内部に紙片が残ったりしないように注意してください。本機内部に紙片が残ると、紙詰まりや故障の原因となります。
- 用紙が破れた場合は、ジグソーパズルのように紙片を組み合わせ、すべての紙片が揃っていることを確認してください。1つでも紙片が欠けている場合は、本機内部に残っていることがあります。サービス担当者に連絡してください。
- 詰まった用紙を取り除いてもメッセージが消えない場合は、本機内部に他の用紙が詰まっていないか確認してください。
1.7.3.2 詰まった用紙を取り除く
詰まった用紙を取り除くには、次の手順を実行します。
- 本機の前ドアを開きます。
- 読み取りユニットを押し、本機の奥に移動します(1)。
- 読み取りユニットが黒色の用紙搬送部(2)の後側に来るように、奥に移動します。
- 右レバーを下から右に回します(3)。
- 左レバーを上または下から右に回します(3)。
- 両方のレバーが図(3)の位置にあることを確認します。
- 給紙側または排紙側から用紙を取り除きます(4)。
- 右レバーを下方向に回します(5)。
- 左レバーを下方向に回します(5)。
- 前ドアを閉じます。