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RICOH Data Collector

1 RICOH Data Collector

RICOH Data Collectorは、プリンターから情報を収集するWebベースのアプリケーションです。情報はクラウドに保存され、他の接続アプリケーションで利用できるようになります。

1.1 RICOH Data Collectorの概要

RICOH Data Collectorは、プリンターから情報を収集するWebベースのアプリケーションです。情報はクラウドに保存され、他の接続アプリケーションで利用できるようになります。

RICOH Data Collectorがクエリーするデータソースと取得する情報の種類を設定し、セキュリティー設定を定義し、アクティビティーログを表示したりできます。

    重要:
  • 保存したデータをRICOH Data Collectorの操作画面で表示することはできません。収集されたすべてのデータは、RICOH Predictive Insightなどの接続されているアプリケーションに送信され、監視と分析を容易にするためにその情報は処理および表示されます。
  • RICOH Data Collectorがクラウドに接続されていない場合、データソースの追加、編集、削除はできません。クラウドとの接続が回復すると、すべての機能が有効になります。

1.1.1 新機能

このページでは、新規機能、改善された機能、不具合の修正、および廃止予定の機能を紹介します。
重要: 新規機能、改善された機能、修正、セキュリティー更新を利用するには、RICOH Data Collectorの最新バージョンに必ずアップグレードしてください。
2025年7月31日
  • Pro C5410S 汎用プリンターのサポートを追加しました。詳しくは、対応するプリンターを参照してください。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2025年7月10日
  • PRO Z75 N-500プリンターのサポートを追加しました。詳しくは、対応するプリンターを参照してください。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2025年6月19日
  • CVE-2025-46701など、セキュリティーに関するさまざまな修正を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2025年5月29日
  • ファイルパスで特殊文字を使用する必要がある場合、オペレーティングシステムの言語設定でUTF-8エンコードを使用する方法に関するガイドラインを追加しました。詳しくは、よくある問題を参照してください。
  • CVE-2021-42392、CVE-2022-23221、CVE-2021-23463、CVE-2018-14335、CVE-2025-31651など、セキュリティーに関するさまざまな修正を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2025年5月8日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2025年4月17日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2025年4月2日
  • 商品名を変更しました。RICOH Supervisor Data CollectorはRICOH Data Collectorという名前になりました。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2025年3月14日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2025年3月6日
  • CVE-2024-50379 および CVE-2024-54677 を含む、様々なセキュリティー修正。
  • 軽微なバグを修正しました。
2025年2月13日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2025年1月31日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2025年1月23日
  • CVE-2024-6763 および CVE-2024-47535 を含む様々なセキュリティー修正。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年12月31日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年12月20日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年12月5日
  • CVE-2024-52316など、セキュリティーに関するさまざまな修正を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年11月21日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年10月31日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年10月10日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年9月19日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年8月29日
  • 連続用紙プリンターのサポートされている最小コードバージョンを追加しました。詳しくは、対応するプリンターを参照してください。
  • CVE-2024-34750など、セキュリティーに関するさまざまな修正を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年8月8日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年7月18日
  • 以下のポートに関する情報が改善されました:ポート80、ポート443、ポート53。詳しくは、コンピューターの動作環境を参照してください。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年6月27日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年6月17日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年6月6日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年5月28日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年5月21日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年5月16日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年4月25日
  • CVE-2024-29025など、セキュリティーに関するさまざまな修正を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年4月4日
  • RICOH Data Collectorをインストールする際に許可されるURLとドメインのリストを更新しました。詳しくは、コンピューターの動作環境を参照してください。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年3月14日
2024年2月29日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年2月22日
  • CVE-2023-46589など、セキュリティーに関するさまざまな修正を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年2月1日
  • Pro VC80000 TotalFlow Print ServerとRICOH ProC7500プリンターのサポートを追加しました。詳しくは、対応するプリンターを参照してください。
  • CVE-2024-21634など、セキュリティーに関するさまざまな修正を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2024年1月11日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年12月21日
  • RICOH Pro9500プリンターのRICOH API for Fiery機能を有効にしました。詳しくは、 RICOH Fieryカットシートプリンター を参照してください。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年11月29日
  • CVE-2023-35116、CVE-2023-40167、CVE-2023-36478、CVE-2023-4586、CVE-2023-46233など、セキュリティーに関するさまざまな修正を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年11月9日
  • サポートされるオペレーティングシステムの一覧を更新しました。Windows Server 2012のサポートを削除しました。詳しくは、コンピューターの動作環境を参照してください。
  • サポートされるWebブラウザーのバージョンをGoogle Chrome 116以降、Mozilla Firefox 116以降、Microsoft Edge 116以降に更新しました。詳しくは、コンピューターの動作環境を参照してください。
  • プリンタータイプごとのジョブ名の長さ制限に関する情報を追加しました。詳しくは、収集データよくある問題を参照してください。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年10月18日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年9月28日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年9月7日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年8月17日
  • CVE-2023-35116やCVE-2023-34462など、さまざまなセキュリティー修正を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年7月27日
  • ウィジェットライブラリーに新しいRICOH API for Fiery属性を追加することにより、Fieryプリンターから収集されるデータを改善しました。Fieryプリンターの場合、RICOH Data CollectorRICOH API for Fieryを通じて以下のジョブデータの収集を開始します。
    • 白黒印刷ページ
    • カラー印刷ページ
    • 白紙印刷ページ
    • 印刷済みタブ
    • RIP時間(秒)
    詳しくは、収集データを参照してください。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年7月6日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年6月15日
2023年5月18日
  • 物理プリンターで機能番号5565を有効および無効にするためのサポートを追加しました。詳しくは、プリンタープロパティーの編集を参照してください。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年4月27日
  • RICOH Data Collectorを手動でアンインストールする方法について、「トラブルシューティングおよびサポート」セクションにガイドラインを追加しました。詳しくは、よくある問題を参照してください。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年4月6日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年3月23日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年3月16日
  • CVE-2022-41915など、セキュリティーに関するさまざまな修正を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年2月23日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年2月16日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年2月2日
  • サポートされるオペレーティングシステムの一覧を更新しました。CentOS Stream 8、openSUSE Leap Desktop 15.4以上のサポートを追加し、Windows 8.1のサポートを削除しました。詳しくは、コンピューターの動作環境を参照してください。
  • サポートされるWebブラウザーのバージョンをGoogle Chrome 108以降、Mozilla Firefox 108以降、Microsoft Edge 108以降に更新しました。詳しくは、コンピューターの動作環境を参照してください。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年1月31日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2023年1月13日
  • RICOH Pro VC 60000および70000プリンター向けに、印刷ヘッドのクリーニング、品質管理、収集されたログに関するデータを提供するRICOH Pro Scannerオプションを追加しました。詳しくは、プリンタープロパティーの編集を参照してください。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2022年12月22日
  • 「トラブルシューティングおよびサポート」セクションにブロックされたURLに関する問題に対処する方法を追加しました。
  • CVE-2021-37137、CVE-2021-37136、CVE-2019-20445、CVE-2019-20444、CVE-2022-24823、CVE-2021-21290、CVE-2021-43797、CVE-2020-11612、CVE-2022-31160などのさまざまなセキュリティ修正。
  • 軽微なバグを修正しました。
2022年11月17日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2022年10月27日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2022年10月6日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2022年9月15日
2022年8月25日
  • CVE-2022-34305など、セキュリティーに関するさまざまな修正を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2022年8月4日
  • CVE-2022-2047など、セキュリティーに関するさまざまな修正を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2022年7月14日
  • セキュリティーに関するさまざまな修正を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2022年6月23日
  • サポートされるオペレーティングシステムの一覧を更新しました。Windows 11とWindows Server 2022のサポートを追加しました。詳しくは、コンピューターの動作環境を参照してください。
  • サポートされるWebブラウザーのバージョンをGoogle Chrome 99以降、Mozilla Firefox 99以降、Microsoft Edge 99以降に更新しました。詳しくは、コンピューターの動作環境を参照してください。
  • セキュリティーに関するさまざまな修正を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2022年6月2日
  • FieryプリンターでRICOH API for Fieryを使用して収集されたジョブデータの精度が向上しました。詳しくは、 RICOH Fieryカットシートプリンター を参照してください。
  • セキュリティーに関するさまざまな修正を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2022年5月16日
  • セキュリティーに関するさまざまな修正を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2022年4月21日
  • 軽微なバグを修正しました。
2022年4月14日
  • 軽微なバグを修正しました。
2022年3月10日
  • 軽微なバグを修正しました。
2022年2月17日
  • 軽微なバグを修正しました。
2022年2月10日
  • セキュリティーに関するさまざまな修正を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2022年1月27日
  • 軽微なバグを修正しました。
2022年1月6日
  • セキュリティー脆弱性問題CVE-2021-44228およびCVE-2021-44832を修正しました。(新バージョンのRICOH Data Collectorが必要です)
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年12月16日
  • セキュリティー脆弱性問題CVE-2021-45105を修正しました。(新バージョンのRICOH Data Collectorが必要です)
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年11月18日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年11月11日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年11月4日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年10月14日
  • 連続用紙プリンターから収集されるプリセットデータおよびオペレーターデータを改善しました。

    システムにすでに登録されているプリンターでは、RICOH Data Collectorは次回オペレーターがプリンターにログインしたときにオペレーターデータの収集を開始します。

  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年9月24日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年9月2日
  • アップロード診断データ機能を改善しました。詳しくは、診断データをアップロードするを参照してください。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年8月12日
  • RICOH Data Collectorで収集したログのデータプライバシーおよびセキュリティーを改善しました。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年7月22日
  • RICOH TotalFlowプリントサーバープリンターから収集したプリンタークリックデータを改善しました。JMF通信により、モノクロ、フルカラー、およびスペシャルカラープリンターのクリックに関するデータを利用できるようになりました。
  • RICOH TotalFlowプリントサーバープリンターのジョブイベント処理を改善しました。
  • RICOH Data Collectorでインストール言語がスペイン語のときに発生していたプログラムショートカットの問題を修正しました。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年7月1日
  • アップロード診断データ機能を改善しました。RICOH Data Collectorにサインインした後のみ、この機能を使用できるようになりました。
  • RICOH Predictive Insightがメンテナンス中にRICOH Data Collectorサービスを再起動すると発生したデータ収集問題を修正しました。
  • TotalFlowプリントサーバープリンターの接続を全面的に改善しました。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年6月10日
  • カットシートプリンターで、スペシャルカラープリンターのクリック数の追跡サポートが追加されました。
  • カットシートプリンターで、スキャナーおよびコピーのクリック数の追跡サポートが追加されました。
  • プリンタークリック値の突発的かつ不適切な増加に関する問題を修正しました。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年5月20日
  • シリアル番号設定を追加しました。IPアドレスまたはホスト名に基づいて、RICOH Data Collectorがプリンターのシリアル番号を識別します。

    そのシリアル番号を持つデータソースが以前にシステムに登録されている場合は、新しいインスタンスを作成するか、以前のデータソースの追跡を再開して、既存の履歴データに今後のデータを追加できます。

  • プリンターエラー、およびエラー発生時に実行されていたジョブに対して利用できるデータを改善しました。ジョブとプリンターエラーの相関関係は、現在、FieryおよびRICOH汎用カットシートプリンターでのみ使用できます。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年4月29日
  • 対応ブラウザーのリストに、Chromium版Microsoft Edge 87以降を追加しました。サポートするGoogle Chromeバージョンを87以降に、Mozilla Firefoxバージョンを83以降に更新しました。
  • プリンターの時間帯IDを改善しました。
  • エラー期間に表示される負の値の問題を修正しました。
  • 再起動後にJMF経由で自動的に再接続されなかったTotalFlow Print Serverプリンターの問題を修正しました。
  • シリアル番号がプリンターから正しく取得されない問題を修正しました。
  • RICOH Data Collectorへのログイン後にプリンターカードが必ずしも表示されない問題を修正しました。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年4月8日
  • 連続用紙プリンターのプリセットおよび オペレーター名のデータフィールドを追加しました。

    すでにシステムに登録されているプリンターでは、RICOH Data Collectorによるプリセットデータの収集はスナップショットが次回更新されるとき、オペレーターデータの収集はオペレーターがプリンターに次回ログインしたときに開始されます。

  • プリンターで検出されたプリンター文字セット値の問題は解決しましたが、RICOH Data Collectorのデフォルトリストでは利用できません。新しい値はすでにリストに保存されています。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年3月18日
  • 夏時間に基づきプリンターの時間帯を調整するサポートが追加されました。

    RICOH Data Collectorの最新バージョンをインストール後、システムに登録されたすべてのプリンターで時間帯が正しく指定されていることを確認してください。

    RICOH Data Collectorの古いバージョンからプリンターをアップグレードまたはリストアする場合、Data Collectorの時間帯は時間帯が指定されていなかったすべてのプリンターに自動的に適用されます。必要に応じて、プリンターのプロパティーを編集して別の時間帯を選択できます。

  • プリンター文字セットリストの値の順序を改善しました。現在、値は文字セットコードに基づいて配列されています。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年2月25日
  • 問題のトラブルシュートに役立つ診断データのアップロード対応を追加しました。詳しくは、診断データをアップロードするを参照してください。
  • 汎用SNMPプリンターRICOH 汎用カットシートプリンター、または RICOH Fieryカットシートプリンター設定を使用するプリンターの プリンター文字セットオプションを追加しました。RICOH Data Collectorは文字セットを使用して、プリンターデータとジョブデータを正確に処理および表示します。

    旧バージョンのRICOH Data Collectorからプリンターをアップグレードまたはリストアした後は、プリンターの設定に関わらず、 プリンター文字セットオプションが全ての移行済みプリンターにおいて デフォルト - ISO-8859-1 - 西欧文字に自動的に設定されます。必要に応じて、プリンターのプロパティーを編集して別の値を選択できます。

  • RICOH Data Collectorインストーラーの地域選択を改善しました。トラブルシューティング情報が、接続不能領域に含まれるようになりました。
  • RICOH Data Collectorバージョン1.0へのサポートを終了しました。必ず最新のバージョンにアップグレードしてください。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年2月4日
  • RICOH Data Collectorログインメカニズムを改善しました。
  • JMF通信が正常に行われていないときに表示される、TotalFlowプリントサーバーのカットシートプリンターの状況の問題を修正しました。プリンターがSNMPを介して接続され、かつJMFデータが受信されないときに、プリンターカードに部分的なデータの変換ステータスが表示されるようになりました。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2021年1月14日
  • RICOH Data Collectorの大きいログファイルが原因のディスク領域問題を修正しました。
  • プリンター通知で表示されるエラーメッセージの問題を修正しました。プリンターにエラーメッセージが表示されない場合、通知に「不明エラー」と表示されるようになりました。
  • RICOH Data Collectorが仮想マシンにインストールされ、仮想マシンが再起動された場合、または古いスナップショットがリストアされた場合に発生した、データソースおよびログインの問題を修正しました。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2020年12月17日
  • ジョブグループがTotalFlowプリントサーバーカットシートプリンターに実行依頼される際に収集されるデータメトリックの精度を改善しました。
  • プリンターイベントの処理および保存を改善しました。
  • RICOH Data Collectorサービスの再起動後に、片面プリンターが時々誤って両面と表示される問題を修正しました。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2020年12月3日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2020年11月5日
  • サポートされるオペレーティングシステムの一覧を更新しました。Windows 8.1とWindows Server 2019が追加され、Windows 7とWindows 8が削除されました。詳しくは、コンピューターの動作環境を参照してください。
  • 連続用紙プリンターで中断したジョブのデータメトリックの精度を改善しました。
  • Fieryプリンターで一時停止して再開したジョブのデータメトリックの精度を改善しました。
  • Fieryプリンターで「処理して保留」オプションを使用して実行依頼したジョブの追跡に関する問題を修正しました。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2020年10月15日
  • 全プリンターエンジンからのデータ収集が新たにサポートされました。デュアル片面構成のプリンターの場合、RICOH Predictive Insightリアルタイムディスプレイタブにエンジンごとに別々のプリンターカードが表示されます。

    RICOH Data Collectorを最新バージョンにアップグレード後、RICOH Predictive Insightリアルタイムディスプレイタブには、既存の全デュアル片面構成プリンターのプリンターカードが2つに分けられ、エンジンごとに表示されます。エンジン1のカードには初期データが全て表示され、データメトリックス用のエンジン2のカードには「0」と表示されます。アップグレード後に収集された新しいデータは、エンジンごとに追跡、表示されます。

  • カットシートプリンターで、プリンターの通算クリック数の追跡サポートが追加されました。

    RICOH Data Collectorを最新バージョンにアップグレード後、既存のプリンターの通算クリック数は初期値の「0」となり、正しい値に更新されるのは、次にプリンター上でクリック数が登録された後です。

  • 連続用紙プリンターの印刷済みインプレッション数データの精度を改善しました。
  • 新バージョンのRICOH Data Collectorがダウンロード可能になった場合に表示されるメッセージの問題を修正しました。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2020年9月24日
  • RICOH Data Collectorサービスが停止および開始した後に発生したプリンター状況の問題を修正しました。
  • RICOH Data Collector用にHTTPSが有効になっている場合に発生した、TotalFlowプリントサーバープリンターとの接続の問題を修正しました。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2020年9月3日
  • RICOH Data CollectorサーバーとWebブラウザーの操作画面間の通信を保護するためにHTTPSを有効にするサポートを追加しました。詳しくは、 RICOH Data Collector 用にHTTPSを有効にするを参照してください。
  • 特殊文字が付いたジョブ名の表示問題を修正しました。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2020年8月13日
  • 一部のプリンターのサポートを追加しました。詳しくは、対応するプリンターを参照してください。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2020年7月30日
  • 連続用紙プリンターの印刷済み部数データの精度を改善しました。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2020年7月2日
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2020年6月11日
  • ログ内のイベントを検索するときのフィルタリングの精度が向上しました。
  • 詳細は、プリンターカードに表示されます。プリンター ページ上の各プリンターカードにプリンタータイプが表示されるようになりました。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2020年5月21日
  • RICOH Data Collectorのサインインページからユーザーアカウントのパスワードをリセットできるようになりました。
  • 「トラブルシューティングおよびサポート」セクションに技術サポートへの連絡方法に関する情報を追加しました。
  • 再印刷ジョブのデータに関する問題を修正しました。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2020年4月30日
  • イベント時間に関する情報が改善されました。イベントログに、プリンターの時間帯に対応するタイムスタンプが含まれるようになりました。この更新は、カットシートプリンターと連続用紙プリンターの両方に適用されます。
  • ログインのしやすさを改善しました。ユーザーの電子メールフィールドで、大文字と小文字を区別しないようにしました。
  • さまざまなセキュリティー更新を行いました。
  • 軽微なバグを修正しました。
2020年4月9日
  • 設計および機能が改善されたヘルプシステムの新バージョンを導入しました。より簡単にアクセスできるように、RICOH Predictive InsightのヘルプページからもRICOH Data Collectorの使用説明書を入手できるようになりました。
  • カットシートプリンターから収集したジョブ情報の精度を改善しました。Data Collectorは、ユーザーがジョブのグループを送信するときに、ジョブ、シート、インプレッションに関する正確な情報をカットシートプリンターから受け取ることができるようになりました。
  • RICOH Data CollectorとTotalFlowプリントサーバーコントローラーが付いたプリンター間の通信が改善されました。RICOH Data Collectorで、プリンターでの登録に失敗した場合に警告メッセージが表示されるようになりました。
2020年3月19日
  • RICOH Data Collectorとデータ受信者間の接続を、Data Collectorの通信ルーチンを改善することで強化しました。
  • SNMPから受け取ったメッセージを、RICOH Productivity Trackerメッセージに一致するカスタムメッセージと置き換えて、インターフェース通信を改善しました。
  • カットシートプリンターから収集したジョブ情報の精度を改善しました。Data Collectorでは、中断されたジョブの合計シート数、合計ページ数、合計インプレッション数に関する正確な情報をカットシートプリンターから受け取ることができるようになりました。
2020年2月27日
  • Data Collectorで収集した情報の精度を改善しました。Data Collectorがプリンターを正確に識別し、より正確なデータを収集できるように、物理プリンターの時間帯を選択できるようになりました。
  • プリンター定義ダイアログボックスに新しいプリンタータイプのサポートが追加されました。TotalFlowプリントサーバーコントローラーで、カットシートプリンターからジョブ情報を収集できるようになりました。
  • IP範囲を選択するとRICOH Data Collectorですでに構成されているプリンターが表示されるようになり、追加するプリンターを選択しやすくなりました。
2020年2月6日
RICOH汎用コントローラーを使用するプリンターの印刷ジョブ情報の精度を改善しました。プリンター再起動後、最初に印刷されたジョブのイベントをキャプチャーして、リアルタイムディスプレイタブと ダッシュボードタブでカウントできるようになりました。

よくある問題と考えられる解決策は、よくある問題を参照してください。

1.1.2 RICOH Data Collectorの操作画面

RICOH Data Collector のインターフェースは、接続されたデータソースから収集したデータを表示および管理するための、包括的で直感的なウェブベースの操作画面を提供します。
参照: RICOH Data Collector ユーザーインターフェイスのビデオプレゼンテーションについては、 リコーハウツービデオを参照してください。

対応Webブラウザーからも操作画面にアクセスできます。対応Webブラウザーと前提条件については、コンピューターの動作環境を参照してください。

プリンター ページ

RICOH Data Collectorの操作画面は、以下のエリアで構成されています。

  1. RICOH Data Collectorのデータソースとしてプリンターの表示および管理を行う プリンターページ。

  2. データソースの監視、収集されたデータソースの表示、重要な変更に関するアラートの設定を行うアナリティクスに移動タブ。

  3. Data Collectorの設定を表示および編集し、プラグイン情報とアクティビティーログを表示する設定ボタン設定ボタン(設定ボタン)。

  4. ユーザー名を表示およびサインアウトするアカウントボタン(アカウントボタン)。

  5. RICOH Data Collectorを構成して使用する方法に関する情報を表示する ヘルプボタン(ヘルプボタン)。

  6. RICOH Data Collectorで構成されたデータソースを検索する 検索ボタン(検索ボタン)。

  7. プリンターを手動で追加またはプリンターを自動的に検索するプリンターを追加...ボタンおよび プリンターをスキャンボタン。

  8. Data Collectorのクラウドやローカル情報を表示するRICOH Data Collectorのフッター。

1.1.2.1 プリンターページ

プリンターページには、RICOH Data Collectorで構成されているプリンターの情報が表示されます。
プリンター ページ

各プリンターカードには、プリンター名、IPアドレスまたはホスト名、接続ステータス、およびプリンタータイプが表示されます。プリンターのステータスが未接続部分的なデータの変換の場合、 詳細ボタンをクリックすると、接続の詳細を表示できます。

プリンターページで、プリンターを追加したり、RICOH Data Collectorですでに構成されているプリンターを編集または削除できます。

プリンターをリストとして表示するには、ページの右上隅にあるリスト表示ボタン(リスト表示ボタン)をクリックします。

1.1.2.2 アナリティクスに移動タブ

アナリティクスに移動ボタンをクリックすると、収集されたデータの表示、データソースの監視、重要な変更に関するアラートの設定ができます。

アナリティクスに移動ボタンをクリックすると、RICOH Predictive Insightサインインページにリダイレクトされます。

RICOH Predictive Insight サインインページ

ユーザーアカウントのメールアドレスとパスワードを入力して、RICOH Predictive Insightにサインインします。

データソースの監視、収集されたデータの表示、アラートの設定については、RICOH Predictive Insightの使用説明書を参照してください。

1.1.2.3 設定タブ

設定タブで、Data Collectorの設定の表示および編集、プラグイン情報およびアクティビティーログの表示および編集を実行できます。

RICOH Data Collectorメインページの右上にある 設定ボタン(設定ボタン)をクリックし、 一般設定プラグインの管理、または アクティビティーログを選択します。

設定メニュー
一般タブ

一般タブ

一般タブでは、ニーズに合わせてData Collectorを構成できます。

名前
Data Collectorの名前を編集できます。
ローカルにデータを保存
収集したデータをローカルのみに保存するには、ローカルにデータを保存オプションを有効にします。保存場所を設定するには、入力フィールドにファイルパスを入力するか、 フォルダーを参照ボタン(フォルダーを参照 ボタン)をクリックして、RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターでフォルダーを新規作成、または既存フォルダーを選択します。ディスクスペースが足りないとローカルデータの保存場所を有効にできないことがあります。

フォルダーを参照ダイアログボックス

    重要:
  • ローカルにデータを保存を有効にすると、RICOH Data Collectorはクラウドにデータを送信しないため、RICOH Predictive Insightにデータを表示できません。このオプションは、データを分析する他の手段がある場合にのみ使用してください。
  • ローカルにデータを保存が有効になっている場合でも、サブスクリプションを検証するにはインターネット接続が必要です。
  • RICOH Data Collectorは、ローカルデータの保存場所を管理しません。 ローカルにデータを保存を有効にすると、新しいデータが収集されるたびに、Data Collectorはプリンターから収集したデータを含む一連のファイルを指定した場所に作成します。データの保存場所にあるData Collectorによって作成された不要なファイルを削除または移動します。

現在のバージョン
このフィールドには、システムにインストールしたRICOH Data Collectorのバージョンが表示されます。
利用可能な更新
このフィールドには、現在入手できる最新のRICOH Data Collectorのバージョンが表示されます。更新が可能な場合は、ダウンロードボタンをクリックすると、新しいバージョンのインストールパッケージをダウンロードできます。
説明
Data Collector の概要を入力できます。
HTTPプロキシサーバーを使用
HTTPプロキシサーバーを使用オプションを有効にして、インターネット接続のプロキシ設定を有効にします。プロキシ設定が不適切だとクラウドとの接続に問題が生じることがあります。接続に問題がある場合は、メインページの上部にオフライン状態が表示されます。

オフライン状態

ホストアドレス
プロキシサーバーのIPアドレスまたはDNS名を指定します。
ポート
プロキシサーバーのポート番号を指定します。
ユーザー名
プロキシサーバーの有効なユーザー名を入力します。
パスワード
指定したユーザー名のパスワードを入力します。
ホストをバイパス/除外
プロキシサーバー例外のIPアドレスまたはDNS名を指定します。正または負の符号のボタンを使用して、バイパスリストから例外を追加または削除できます。例外は1行ずつリストにしてください。

変更を保存するには、OKをクリックします。変更を破棄するには、 キャンセルをクリックします。

プラグインの管理タブ

プラグインの管理タブ

プラグインの管理タブには、さまざまなソースからのデータ収集に使用されるプラグインに関する情報が表示されます。

アクティビティーログタブ

アクティビティーログタブ

アクティビティーログタブでは、システムイベントとユーザーアクションに関する情報を表示できます。データは、アクティビティーログに30日間保管されます。

この情報はアクティビティーログタブで利用可能です。

  • 重要度
  • タイムスタンプ
  • 発行者
  • イベントタイプ
  • コンポーネント
  • コンポーネントタイプ
  • メッセージ

1.1.2.4 RICOH Data Collectorフッター

RICOH Data Collectorフッターは、構成されたData Collectorに関するクラウドやローカルの情報を提供します。フッターの情報は、クラウドからの更新により定期的に更新されるか、デバイスが追加または削除されるたびに更新されます。

RICOH Data Collector フッター

フッターには、次の情報が表示されます。

Data Collector名
構成したData Collectorの名前です。一般設定ページでData Collectorの名前を更新できます。
通信ステータス
Data Collectorとクラウド間の通信ステータスです。ステータスは、接続または 未接続です。
現在のバージョン/更新
システムにインストールされているRICOH Data Collectorのバージョンと、現在入手可能な最新のバージョンです。更新が可能な場合は、ダウンロードボタンをクリックすると、新しいバージョンのインストールパッケージをダウンロードできます。
データソース使用量
使用可能なデータソース合計数のうち使用されているデータソースエンタイトルメントの数です。サブスクリプション内の使用可能なデータソースをすべて使用した場合、価格詳細を参照して、データソースを追加購入することもできます。

利用可能なデータソースの50%を使用すると、情報ボタン(情報ボタン)がフッターに表示されます。詳細については、情報ボタンをクリックしてください。

1.1.3 特記事項

1.1.3.1 おことわり

本製品の作動不良による損害、⽂書やデータの消失による損害、その他本製品および使⽤説明書の使⽤または使⽤不能により⽣じた損害については、法令上賠償責任が認められる場合を除き、当社は⼀切その責任を負えませんのであらかじめご了承ください。

⼤切な⽂書やデータは、コピー(複製)をとってください。お客様が操作をミスした場合は、あるいは本製品に異常が⽣じた場合は、⽂書やデータが消失することがあります。また、コンピューターウイルス、ワーム、その他の有害なソフトウエア等に対する予防措置は、お客様の責任で講じてください。

お客様が本製品を使⽤して作成した⽂書やデータを運⽤した結果について、当社は⼀切その責任を負えませんのであらかじめご了承ください。

動作中に、リムーバブルディスクの抜き差しをしないでください。

1.1.3.2 本書についてのご注意

  • ソフトウェアの改良変更等により、本書のイラストや記載事項が⼀部異なる場合がありますのでご了承ください。
  • 本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。
  • 本書の一部または全部を無断で複写、複製、改変、引用、転載することはできません。

1.1.3.3 商標

RICOH Predictive Insightは、株式会社リコーの米国およびその他の国における商標です。

EFIロゴ、Electronics for Imaging、Fiery、およびFieryロゴは、米国およびその他の国におけるElectronics for Imaging, Inc.の登録商標です。EFIは、Electronics for Imaging, Inc.の米国および他の国における商標です。

Google ChromeおよびChromiumは、Google LLCの商標です。

HPおよび LaserJetは、HP Development Company, L.Pの登録商標です。

JavaおよびOpenJDKは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。

JavaScriptは、Oracle Corporationにおける登録商標です。

Linux は、Linus Torvalds 氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。

Macは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。

Microsoft、Windows、Windows Server、およびMicrosoft Edgeは、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。

MozillaおよびFirefoxは、Mozilla Foundationの商標です。

openSUSE は、米国およびその他の国のSUSE LLCの登録商標です。

Red Hat、Red Hat Enterprise Linux、およびFedoraは、米国およびその他の国におけるRed Hat社またはその子会社の登録商標です。

UbuntuはCanonical社の登録商標です。

Windowsオペレーティングシステムの正式名称は、以下のとおりです。

  • Windows 11 ProまたはEnterprise
  • Windows 10(20H2以上)ProまたはEnterprise
  • Windows 8.1 ProまたはEnterprise
  • デスクトップエクスペリエンス搭載のWindows Server 2022 Standard、Essentials、またはDatacenter
  • デスクトップエクスペリエンス搭載のWindows Server 2019 Standard、Essentials、またはDatacenter
  • デスクトップエクスペリエンス搭載のWindows Server 2016 Standard、Essentials、またはDatacenter
  • デスクトップエクスペリエンス搭載のWindows Server 2012 R2 StandardまたはEnterprise

本書に記載されているその他の製品名は、識別のためにのみ使用されており、各社の商標の可能性があります。当社では、このような商標に関する一切の権利を否認します。

1.2 RICOH Data Collectorの基本操作

このセクションでは、RICOH Data Collectorを使用するための基本的な手順について説明します 。

1.2.1 コンピューターの動作環境

RICOH Data Collectorを実行するには、使用しているコンピューターが以下の要件を満たしている必要があります。セットアップの前に確認してください。

システム要件

次の表に、RICOH Data Collectorをインストールするコンピューターが満たす必要のある要件を示します。

項目 動作環境
コンピューター
  • サーバークラスのコンピューター
  • CPU:Quad Core Processor 2.7 GHz以上(64ビットCPU)
  • メインメモリー:4 GB RAM以上(8 GB RAM以上推奨)
重要: パフォーマンスの問題を回避するには、4 GBの利用可能なRAMに最大15台までのプリンターを登録することをお勧めします。

さらに多数のプリンターを監視する場合は、利用可能なRAMを増やすか、追加のData Collectorをインストールしてください。

ハードディスク 初期インストール時に30 GB、使用量に応じて250 GB以上の利用可能なディスク領域
注意: 必要な容量は、ログのサイズとローカルにデータを保存機能がRICOH Data Collector内で有効かどうかによって、大きく異なります。ログサイズは、接続されているプリンターの数、使用するプリンタータイプ、およびアプリケーションの稼働時間によって異なります。パフォーマンスを向上させるには、ソリッドステートドライブ(SSD)を使用することをお勧めします。
表示 1280 × 1024ピクセル以上
注意: このアプリケーションを使用するときはブラウザーウィンドウのサイズを最大にしてください。ブラウザーウィンドウのサイズが十分な大きさでない場合は、操作画面の表示が途切れる問題が発生します。
オペレーティングシステム
  • Windows 11(23H2以上)ProまたはEnterprise
  • Windows 10(22H2以上)ProまたはEnterprise
  • デスクトップエクスペリエンス搭載のWindows Server 2025 Standard、Essentials、またはDatacenter
  • デスクトップエクスペリエンス搭載のWindows Server 2022 Standard、Essentials、またはDatacenter
  • デスクトップエクスペリエンス搭載のWindows Server 2019 Standard、Essentials、またはDatacenter
  • デスクトップエクスペリエンス搭載のWindows Server 2016 Standard、Essentials、またはDatacenter
  • Ubuntu Desktop(24.04 LTS、22.04 LTS)
  • CentOS Stream (9以降)
  • openSUSE Leap Desktop(15.6以上)
  • Red Hat Enterprise Linux (9.4、8.10以上)
    重要:
  • 64ビットオペレーティングシステムは、最低限必要なオペレーティングシステム要件を満たしています。
  • VMwareソフトウェアで実行しているオペレーションシステムでRICOH Data Collectorをインストールすると、性能が低下する場合があります。RICOH Data Collectorの性能問題を回避するには、VMwareソフトウェアの別のディスク領域を割り当ててください。
  • RICOH Data Collectorをインストールするコンピューターがスリープモードを開始するように設定されていないことを確認してください。スリープモードでは、RICOH Data Collectorはデータを収集できず、クラウドとの接続が中断されます。
ネットワーク
  • RICOH Data Collectorがインストールされているマシンでドメインネームサービス(DNS)名が設定され、DNSサーバーデータベースに登録されている接尾語が含まれていることを確認してください。DNS名は到達可能なIPに割り当てる必要があります。静的IPアドレスを使用していることを確認してください。
  • 以下のASCII文字のみを含むDNS名を設定してください。
    • a~zの英字小文字
    • A~Zの英字大文字
    • 0~9の数字
    • ハイフンまたはマイナスの -
TCP/IPポート RICOH Data Collectorがクラウドにアクセスし、発信接続を開始できるようにするには、以下のポートを開きます:
  • RICOH Data Collectorユーザーインターフェース:
    • HTTP:80

      RICOH Data CollectorがHTTPを使用するように設定されている場合、このポートを設定して、ローカルネットワーク上のRICOH Data Collectorユーザーインターフェースに接続できるようにします。

    • HTTPS:443

      このポートを設定して、RICOH Data Collectorがクラウドにアクセスできるようにします(必須)。

      RICOH Data CollectorがHTTPSを使用するように設定されている場合、このポートを設定して、ローカルネットワーク上のRICOH Data Collectorユーザーインターフェースに接続できるようにします。

RICOH Data Collectorウェブサーバーがデータソースと通信できるようにするには、以下のポートを開きます:
  • RICOH Data Collector: 19280

    イントラネットからの着信接続を許可するように、以下のポートを設定します。

  • ドメインネームシステム(DNS):53

    このポートを設定して、RICOH Data CollectorがIPアドレスの代わりにホスト名を使用してデータソースと通信できるようにします。

    このポートを設定して、RICOH Data Collectorがインストールされているマシンのホスト名を使用してRICOH Data Collectorユーザーインターフェースに接続するようにします。

  • プリンターのウェブページ:80

    TCP経由の送信要求を許可するように、このポートを設定します。

  • SNMP:161/162

    カットシートプリンターに接続するため、RICOH Data CollectorがTCP/UDP経由で送信要求を開始できるように、このポートを設定します。

  • JMF:8010

    カットシートプリンターに接続するため、RICOH Data CollectorがTCP経由で送信要求を開始できるように、このポートを設定します。

  • RICOH Productivity Tracker:10000

    連続用紙プリンターに接続するため、RICOH Data CollectorがTCP経由で送信要求を開始できるように、このポートを設定します。

    重要:
  • IPv4設定が必要です。
  • ファイアウォールがデフォルトのポートまたはインストール中に設定するポートをブロックする設定になっている場合、ブロックを解除してください。詳しくは、Windowsファイアウォールの使用説明書を参照してください。別のファイアウォールを使用している場合は、コンピューターのファイアウォールの使用説明書を参照して、RICOH Data Collectorのポートを開いてください。
Web ブラウザー
  • Google Chrome 130以降
  • Mozilla Firefox 130以降
  • Microsoft Edge 130以降
    重要:
  • WebブラウザーのJavaScriptを有効にしてください。
許可されたURL 米国でRICOH Data Collectorをインストールする場合、以下のURLへのアクセスを許可してください。
  • https://ricohsoftware.com/datacollector/account-info.json
  • https://datacollector.app-ricohsoftware.com/account-details.json
RICOH Data Collectorを実行するには、以下のドメインへのアクセスを許可してください。
  • 米国向け:
    • ricohsoftware.com
    • help.ricohsoftware.com
    • rpi.app-ricohsoftware.com
    • services.app-ricohsoftware.com
    • datacollector.app-ricohsoftware.com
    • fileupload.app-ricohsoftware.com
    • cognito-idp.us-west-2.amazonaws.com
  • ヨーロッパ向け:
    • ricohsoftware.eu
    • help.ricohsoftware.com
    • rpi.app-ricohsoftware.eu
    • services.app-ricohsoftware.eu
    • datacollector.app-ricohsoftware.eu
    • fileupload.app-ricohsoftware.eu
    • cognito-idp.eu-west-1.amazonaws.com
対応言語 オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、スペイン語

クライアントコンピューターの動作環境

次の表に、RICOH Data Collectorにアクセスするコンピューターが満たす必要のある要件を示します。

項目 動作環境
表示 1280 × 1024ピクセル以上
オペレーティングシステム 必要なWebブラウザーのいずれかをサポートするWindows、Linux、または Macシステム
ネットワークアクセス IPアドレスまたはDNSホスト名を参照してターゲットサーバーへアクセスします。
Web ブラウザー
  • Google Chrome 130以降
  • Mozilla Firefox 130以降
  • Microsoft Edge 130以降
重要: WebブラウザーのJavaScriptを有効にしてください。
対応言語 オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、スペイン語

1.2.2 WindowsでRICOH Data Collectorをダウンロードしてインストールする

プリンターのデータの監視と収集を開始するには、RICOH Data Collectorのアプリケーションを最初にインストールしてください。Data Collectorを利用できない場合、 Data Collectorをインストールしてプリンターデータを取得ページが表示されます。
RICOH Data CollectorをWindowsにダウンロードしてインストールするには、以下の操作を行います。
  1. Data Collectorをインストールしてプリンターデータを取得ページで、RICOH Data Collectorをインストールしてプリンターに接続する準備を行い、 次へをクリックします。
    RICOH Data Collectorをインストールする
  2. コンピューターの要件を確認し、次へをクリックします。
    RICOH Data Collectorをインストールする
  3. 開く必要のあるポートにチェックを付け、次へをクリックします。
    RICOH Data Collectorをインストールする
  4. Data Collectorにアクセスできるようにするために、ファイアウォールからホワイトリストに登録する必要があるURLを確認します。次へをクリックします。
    RICOH Data Collectorをインストールする
  5. Data Collectorのダウンロードとインストールページで、 Data Collector for Windowsをダウンロードをクリックし、Linuxの場合は ここをクリックします。
    RICOH Data Collectorをダウンロードする
  6. コンピューターにインストールファイルを保存します。
    ファイルの保存方法はWebブラウザーによって異なります。
  7. 管理者としてインストーラーを起動します。
  8. インストーラーが表示されたら、言語を選択してOKをクリックします。
  9. ようこそ ダイアログボックスで、 次へをクリックします。
  10. 使用許諾契約書ダイアログボックスで、以下の操作を行います。
    1. 使用許諾契約書を読みます。
    2. 使用許諾契約書の条項に同意するをクリックします。
    3. 次へをクリックします。
  11. フォルダのインストールダイアログボックスで、以下の操作を行います。
    1. デフォルトのインストールフォルダーを変更する場合は、選択をクリックします。RICOH Data Collectorをインストールしたいフォルダーに移動し、 OKをクリックします。
    2. 次へをクリックします。
      注意:
    • デフォルトのインストールフォルダーをリストアする場合は、既定のフォルダーに戻すをクリックします。
    • RICOH Data Collectorのインストールパスに、オペレーティングシステムと同じコードページの文字のみが含まれていることを確認します。
    • 指定されたインストール場所に、RICOH Data Collectorをインストールして実行するための推奨ディスク領域が含まれていることを確認します。
  12. ショートカットフォルダーダイアログボックスで、以下の操作を行います。
    1. 製品アイコンを作成する場所を指定します。
    2. 次へをクリックします。
  13. プロキシ設定 ダイアログボックスで、以下の操作を行います。
    1. 必要に応じて、情報を確認して更新します。インストーラーは、システムプロキシの構成を自動的に検出しようとします。
    2. 次へをクリックします。
  14. 地域の選択ダイアログボックスで、以下の操作を行います。
    1. データが保存される地域を選択します。
      地域に接続できない場合は、プロキシまたはファイアウォールの設定によって地域URLへのアクセスがブロックされていないことを確認してください。
      • 米国:https://datacollector.app-ricohsoftware.com/account-details.json
      • ヨーロッパ:https://datacollector.app-ricohsoftware.eu/account-details.json
    2. 次へをクリックします。
  15. ポートの構成ダイアログボックスで、以下の操作を行います。
    1. RICOH Data Collectorのwebサーバーとデータベースサーバーのポート番号を入力します。ポートを既に使用している場合は、デフォルトのポート番号を変更できます。
    2. 次へをクリックします。
  16. 要約 ダイアログボックスで、以下の操作を行います。
    1. 指定した情報を確認します。
    2. 指定した情報を元に戻して編集するには、前へをクリックします。
    3. インストールをクリックして次に進みます。
  17. インストールが完了した後、RICOH Data Collectorのチェックを付け、アプリケーションを開きます。
  18. 完了をクリックしてインストーラーを閉じます。
RICOH Data Collectorをアップグレードする場合は、コンピューターを再起動するように要求されます。 再起動をクリックします。

コンピューターの再起動後にRICOH Data Collectorが起動しない場合は、インストールの変更実行ファイルを起動し、 修復を実行して、もう一度コンピューターを再起動します。

また、コマンドラインオプションでRICOH Data Collectorを修復することも可能です。

RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターのインストールパスで次のコマンドを実行します:

"Change Installation.exe" -i silent -repair

1.2.3 LinuxでRICOH Data Collectorをダウンロードしてインストールする

プリンターのデータの監視と収集を開始するには、RICOH Data Collectorのアプリケーションを最初にインストールしてください。Data Collectorを利用できない場合、 Data Collectorをインストールしてプリンターデータを取得ページが表示されます。
LinuxでRICOH Data Collectorをダウンロードしてインストールするには、以下の操作を行います。
  1. Data Collectorをインストールしてプリンターデータを取得ページで、RICOH Data Collectorをインストールしてプリンターに接続する準備を行い、 次へをクリックします。
    RICOH Data Collectorをインストールする
  2. コンピューターの要件を確認し、次へをクリックします。
    RICOH Data Collectorをインストールする
  3. 開く必要のあるポートにチェックを付け、次へをクリックします。
    RICOH Data Collectorをインストールする
  4. Data Collectorにアクセスできるようにするために、ファイアウォールからホワイトリストに登録する必要があるURLを確認します。次へをクリックします。
    RICOH Data Collectorをインストールする
  5. Data Collectorのダウンロードとインストールページで、 Data Collector for Linuxをダウンロードをクリックし、Windowsの場合は ここをクリックします。
    RICOH Data Collectorをダウンロードする
  6. コンピューターにインストールファイルを保存します。
    ファイルの保存方法はWebブラウザーによって異なります。
  7. 次のコマンドを実行します。
    chmod 777 RICOH.Data.Collector-*.bin
  8. コマンドを使用して、rootとしてインストーラーを起動します。
    sudo ./RICOH.Data.Collector-*.bin
  9. インストーラーが表示されたら、言語を選択してOKをクリックします。
  10. ようこそ ダイアログボックスで、 次へをクリックします。
  11. 使用許諾契約書ダイアログボックスで、以下の操作を行います。
    1. 使用許諾契約書を読みます。
    2. 使用許諾契約書の条項に同意するをクリックします。
    3. 次へをクリックします。
  12. リンクフォルダーダイアログボックスで、以下の操作を行います。
    1. 製品リンクを作成する場所を指定します。
    2. 次へをクリックします。
  13. プロキシ設定 ダイアログボックスで、以下の操作を行います。
    1. 必要に応じて、情報を確認して更新します。インストーラーは、システムプロキシの構成を自動的に検出しようとします。
    2. 次へをクリックします。
  14. 地域の選択ダイアログボックスで、以下の操作を行います。
    1. データが保存される地域を選択します。
      地域に接続できない場合は、プロキシまたはファイアウォールの設定によって地域URLへのアクセスがブロックされていないことを確認してください。
      • 米国:https://datacollector.app-ricohsoftware.com/account-details.json
      • ヨーロッパ:https://datacollector.app-ricohsoftware.eu/account-details.json
    2. 次へをクリックします。
  15. ポートの構成ダイアログボックスで、以下の操作を行います。
    1. RICOH Data Collectorのwebサーバーとデータベースサーバーのポート番号を入力します。ポートを既に使用している場合は、デフォルトのポート番号を変更できます。
    2. 次へをクリックします。
  16. 要約 ダイアログボックスで、以下の操作を行います。
    1. 指定した情報を確認します。
    2. 指定した情報を元に戻して編集するには、前へをクリックします。
    3. インストールをクリックして次に進みます。
  17. インストールが完了した後、RICOH Data Collector を開くにチェックを付け、アプリケーションを開きます。
  18. 完了をクリックしてインストーラーを閉じます。
      重要:
    • RICOH Data Collectorをインストールしたら、サインインしてData Collectorを登録する必要があります。詳しくは、サインインするを参照してください。
      注意:
    • デフォルトのインストール場所/opt/RICOH/DataCollectorは変更できません。
    • RicohDataCollector Serviceのコマンドは以下の通りです:
      sudo systemctl start RicohDataCollector
      sudo systemctl stop RicohDataCollector
      sudo systemctl restart RicohDataCollector
      sudo systemctl status RicohDataCollector
    • インストール後、RicohDataCollector Serviceコマンドが認識されない場合は、Linuxサーバーを再起動してください。

RICOH Data Collectorをアップグレードする場合は、コンピューターを再起動するように要求されます。 再起動をクリックします。

コンピューターの再起動後にRICOH Data Collectorが起動しない場合は、インストールの変更実行ファイルを起動し、 修復を実行して、もう一度コンピューターを再起動します。

また、コマンドラインオプションでRICOH Data Collectorを修復することも可能です。

次のコマンドを実行します。

./'Change Installation' -i silent -repair

1.2.4 コマンドラインを使用してRICOH Data Collectorをダウンロードおよびインストールする

プリンターのデータの監視と収集を開始するには、RICOH Data Collectorのアプリケーションを最初にインストールしてください。Data Collectorを利用できない場合、 Data Collectorをインストールしてプリンターデータを取得ページが表示されます。
コマンドラインを使用して、RICOH Data Collectorのダウンロードとインストールを行うことができます。
  1. Data Collectorをインストールしてプリンターデータを取得ページで、RICOH Data Collectorをインストールしてプリンターに接続する準備を行い、 次へをクリックします。
    RICOH Data Collectorをインストールする
  2. コンピューターの要件を確認し、次へをクリックします。
    RICOH Data Collectorをインストールする
  3. 開く必要のあるポートにチェックを付け、次へをクリックします。
    RICOH Data Collectorをインストールする
  4. Data Collectorにアクセスできるようにするために、ファイアウォールからホワイトリストに登録する必要があるURLを確認します。次へをクリックします。
    RICOH Data Collectorをインストールする
  5. Data Collectorのダウンロードとインストールページで、 Data Collector for Windowsをダウンロードをクリックし、Linuxの場合は ここをクリックします。
    RICOH Data Collectorをダウンロードする
  6. コンピューターにインストールファイルを保存します。
    ファイルの保存方法はWebブラウザーによって異なります。
  7. コマンドプロンプトを開きます。
  8. Windowsシステムでは管理者として、またはLinuxシステムではrootとしてインストーラーを起動します。インストーラーには、インストーラーのバージョンを含むファイル名の後に、拡張子 .exe または .bin が続きます。オペレーティングステムによって、コマンドラインオプションのいずれかを使用します。

    RICOH.Data.Collector-*.exe -i silent -DC_REGION={USA|Europe} [-DC_PROXY_ADDR=<proxyAddress> -DC_PROXY_PORT=<proxyPort> -DC_PROXY_USER=<proxyUser> -DC_PROXY_PWD=<proxyPassword>] [-DC_SERVER_PORT=<serverPort>] [-DC_DB_PORT=<dbPort>] [-DC_RESTART_SYSTEM={true|false}] [-DUSER_SHORTCUTS=<userShortcuts>]または

    RICOH.Data.Collector-*.bin -i silent -DC_REGION={USA|Europe} [-DC_PROXY_ADDR=<proxyAddress> -DC_PROXY_PORT=<proxyPort> -DC_PROXY_USER=<proxyUser> -DC_PROXY_PWD=<proxyPassword>] [-DC_SERVER_PORT=<serverPort>] [-DC_DB_PORT=<dbPort>] [-DC_RESTART_SYSTEM={true|false}] [-DUSER_SHORTCUTS=<userShortcuts>]

    コマンドラインオプション
    コマンドラインオプション 必須 任意 詳細 デフォルト値
    -DC_REGION はい いいえ 利用可能な地域 アメリカ/ヨーロッパ N/A
    -DC_PROXY_ADDR いいえ はい プロキシサーバー N/A システムプロキシ設定
    -DC_PROXY_PORT いいえ はい プロキシポート N/A システムプロキシ設定
    -DC_PROXY_USER いいえ はい プロキシユーザー名 N/A N/A
    -DC_PROXY_PWD いいえ はい プロキシパスワード N/A N/A
    -DC_SERVER_PORT いいえ はい Webサーバーポート N/A 19280
    -DC_DB_PORT いいえ はい データベースサーバーポート N/A 19293
    -DUSER_SHORTCUTS いいえ はい ショートカットの場所 N/A

    デスクトップ(Windows)

    ホームディレクトリ(Linux)

    -DC_RESTART_SYSTEM いいえ はい インストール後システムを再起動する true/false false
      注意:
    • コマンドラインから実行する場合、コマンドの入力は要求されません。
    • コマンドラインインストール後、RICOH Data Collectorが機能するまでに約2分かかります。
    • Linuxシステムでインストーラーを起動するときにsudoコマンドを使用する場合、 -Eオプションを指定した場合にのみ、プロキシ設定(指定しない場合)がデフォルトでシステムのプロキシ設定になります。

      sudo INSTALLER -E -i silent -DC_REGION={USA|Europe} [-DC_PROXY_ADDR=<proxyAddress> -DC_PROXY_PORT=<proxyPort> -DC_PROXY_USER=<proxyUser> -DC_PROXY_PWD=<proxyPassword>] [-DC_SERVER_PORT=<serverPort>] [-DC_DB_PORT=<dbPort>] [-DC_RESTART_SYSTEM={true|false}] [-DUSER_SHORTCUTS=<userShortcuts>]

1.2.5 RICOH Data Collectorを更新する

新しいバージョンの RICOH Data Collector が使用可能になるたびに、インターフェースのフッターと上部バナーにメッセージが表示されます。このメッセージにはバージョン番号が表示され、新しいバージョンをダウンロードできることがわかります。
RICOH Data Collectorをインストール済みの場合、新しいバージョンのRICOH Data Collectorをダウンロードしてインストールするには、以下の操作を行います。
  1. RICOH Data Collectorメインページで、上部バナーの 更新をダウンロードをクリックするか、RICOH Data Collectorのフッターで ダウンロードボタン(ダウンロードボタン)をクリックします。
    RICOH Data Collector フッター
    注意: すべての動作環境を満たしているか確認してください。
  2. コンピューターにインストールファイルを保存します。
    ファイルの保存方法はWebブラウザーによって異なります。
  3. Windowsシステムでは管理者として、またはLinuxシステムではrootとしてインストーラーを起動します。インストーラーには、インストーラーのバージョンを含むファイル名の後に、拡張子 .exe または .bin が続きます。
  4. インストーラーが表示されたら、言語を選択してOKをクリックします。
  5. インストーラーのプロンプトに従って、新しいバージョンをインストールします。
    RICOH Data Collectorがコンピューターにすでにインストールされていることを通知するメッセージが表示されます。警告メッセージ
  6. 続行をクリックします。
  7. インストールが完了した後、RICOH Data Collector を開くにチェックを付け、アプリケーションを開きます。
  8. 完了をクリックしてインストーラーを閉じます。
RICOH Data Collectorを更新する場合は、コンピューターを再起動するように要求されます。 再起動をクリックします。

コンピューターを再起動後にRICOH Data Collectorが起動しない場合は、 修理を実行し、その後再びコンピューターを再起動します。 修復を実行する方法は、オペレーティングシステムの使用説明書を参照してください。

また、一般設定ページから最新バージョンのRICOH Data Collectorをダウンロードすることもできます。 利用可能な更新にある、 ダウンロードボタン(ダウンロードボタン)をクリックします。一般設定ページ

1.2.6 コマンドラインによるRICOH Data Collectorを更新する

新しいバージョンの RICOH Data Collector が使用可能になるたびに、インターフェースのフッターと上部バナーにメッセージが表示されます。このメッセージにはバージョン番号が表示され、新しいバージョンをダウンロードできることがわかります。
RICOH Data Collectorをインストール済みの場合、新しいバージョンのRICOH Data Collectorをダウンロードしてインストールするには、以下の操作を行います。
  1. RICOH Data Collectorメインページで、上部バナーの 更新をダウンロードをクリックするか、RICOH Data Collectorのフッターで ダウンロードボタン(ダウンロードボタン)をクリックします。
    RICOH Data Collector フッター
    注意: すべての動作環境を満たしているか確認してください。
  2. コンピューターにインストールファイルを保存します。
    ファイルの保存方法はWebブラウザーによって異なります。
  3. オペレーティングシステムに応じて、コマンドラインオプションのいずれかを使用してインストーラーを起動します。
    RICOH.Data.Collector-installerVersion.exe -i silent
    RICOH.Data.Collector-installerVersion.bin -i silent
    注意: コマンドラインから実行する場合、コマンドの入力は要求されません。

1.2.7 RICOH Data Collectorを新しいサーバーに移動する

RICOH Data Collectorは新しいサーバーに移動できます。
RICOH Data Collectorを新しいサーバーに移動するには、次の手順を実行します。
  1. RICOH Data Collectorサーバーからサインアウトし、RICOH Data Collectorの名前を保存します。
  2. RICOH Data Collectorをアンインストールします。RICOH Data Collector をアンインストールダイアログボックスで、 クラウドからData Collectorを削除チェックボックスがオフになっていることを確認します。 アンインストール完了の順にクリックします。
  3. 5〜10分待って続行します。
  4. 新しいサーバーにRICOH Data Collectorをインストールします。
  5. 前のData Collectorからリストアで、 リストアをクリックします。リストからリストアするData Collectorを選択します。リストア手順では、適切なData Collectorを必ず選択してください。
      注意:
    • Data Collectorをアンインストールしてから別のコンピューターで復元するときには、必ず上記の手順に従い、最初のコンピューターで再度復元できるようにしてください。

1.2.8 RICOH Data Collector をアンインストールする

RICOH Data Collector をアンインストールするには、次の手順に従います。
  1. RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターでアンインストールプロセスを開始します。
    • Windows上で、C:\Program Files\RICOH\DataCollector\_manage_installationに移動して、Change Installation.exeをダブルクリックします。

      デフォルトのパスを変更している場合は、インストール時に選択したインストールフォルダーに移動します。

    • Linuxでは、rootユーザーとしてターミナルウインドウを開き、
      '/opt/RICOH/DataCollector/_manage_installation/Change Installation'
      のコマンドを入力します。
    インストール時にショートカットの作成を選択した場合は、RICOH Data Collector - インストールの変更のショートカットを使用してアンインストールプロセスを開始することもできます。
  2. 保守モードダイアログボックスで、以下の操作を行います。
    1. 製品のアンインストールを選択します。
    2. 次へをクリックします。
  3. クラウドからData Collectorを削除したい場合は、RICOH Data Collector をアンインストールダイアログボックスで、 クラウドからData Collectorを削除にチェックを付けます。
    重要: クラウドからData Collectorを削除にチェックを付けると、RICOH Data Collectorアプリケーションとすべてのリアルタイムデータは永久に削除されます。Data Collectorによって収集された履歴データは依然としてクラウドに保存されています。この操作を実行すると、後日Data Collectorをリストアできなくなります。
  4. アンインストールをクリックします。
  5. 完了をクリックします。

1.2.9 コマンドラインを使用してRICOH Data Collectorをアンインストールする

コマンドラインオプションを使用してRICOH Data Collectorをアンインストールするには、次の手順を実行します。
  1. RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターでアンインストールプロセスを開始します。
    • Windowsでは、C:\Program Files\RICOH\DataCollector\_manage_installationに移動して、コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。

      "Change Installation.exe" -i silent -uninstall [-DC_DELETE_FROM_CLOUD=<deleteFromCloud>] [-DC_RESTART_SYSTEM={true|false}]

    • Linuxでは、/opt/RICOH/DataCollector/_manage_installationに移動して、コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。

      ./'Change Installation' -i silent -uninstall [-DC_DELETE_FROM_CLOUD=<deleteFromCloud>] [-DC_RESTART_SYSTEM={true|false}]

    コマンドラインオプション
    コマンドラインオプション 必須 任意 詳細 デフォルト値
    -DC_DELETE_FROM_CLOUD いいえ はい クラウドからRICOH Data Collectorを削除します。 true/false false
    -DC_RESTART_SYSTEM いいえ はい アンインストールが完了したら、システムを再起動します。 true/false インストール設定
    注意: コマンドラインから実行する場合、コマンドの入力は要求されません。

1.2.10 RICOH Data Collectorをリストアする

クラウドに保存されている以前の設定をリストアし、データソースの追跡を続行できます。このアプリケーションをアンインストールするときにクラウドからData Collectorを削除のチェックを外すと、Data Collectorをクラウドから取得できます。既存のData Collectorに接続できるのは、新規インストール後のみです。
以前に設定したData Collectorをリストアするには、以下の操作を行います。
  1. WindowsでRICOH Data Collector をダウンロードしてインストールするのインストール手順に従います。

    Data Collectorをリストアする

  2. 前のData Collectorからリストアで、 リストアをクリックします。
  3. リストからリストアするData Collectorを選択します。
    このリストには、現在オフラインになっているアンインストール済みのData Collector、および一時的にオフラインになっている有効なData Collectorが含まれます。リストア手順では、適切なData Collectorを必ず選択してください。すでに別のマシンにインストールされているオフラインのData Collectorをリストアする場合、そのData Collectorは最初のマシンで使用できなくなります。
  4. 開始をクリックします。

Data Collectorをアンインストールしてから別のコンピューターで復元すると、最初のコンピューターで再度復元することはできません。

重要: 仮想マシン上で以前に構成したData Collectorをリストアするには、VMwareスナップショットからそのData Collectorを使用しないでください。代わりに、RICOH Data Collectorの新規インストールを実行し、クラウドからそのData Collectorを修復します。

1.2.11 サインインする

インストール手順が完了したら、Web ブラウザーを使用して、ご自分のマシンまたはクライアントのワークステーションからRICOH Data Collector にサインイン して、データコレクターを登録する必要があります。
サインインページ

サインインする前に、サポートされているWebブラウザーのいずれかがインストールされ、構成されていることを確認します。

RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターからサインインするには、以下の操作を⾏います。

  1. RICOH Data Collectorがインストールされているフォルダーに移動し、binサブフォルダーのRICOH Data Collectorをダブルクリックします。デフォルトのWebブラウザーが開き、 サインインページが表示されます。

    インストール時にショートカットの作成を選択した場合は、RICOH Data Collectorのショートカットを使用してアプリケーションを開くこともできます。

  2. RICOH Data Collectorのサインアップに使用したユーザー名とパスワードを入力します。
  3. サインインをクリックします。

サポートされたWebブラウザーからRICOH Data Collectorにサインインするには、以下の操作を行います。

  1. Webブラウザーのウィンドウを開きます。
  2. アドレスバーに次のURLを入力します。

    http://server_address:port_number/DataCollector

    ここで、server_addressは、RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターのホスト名またはIPアドレスです。port_numberはWeb サーバーポートです。

  3. サインインページで、RICOH Data Collectorをサインアップしたときに使用したユーザー名とパスワードを入力します。
  4. サインインをクリックします。
    注意: パスワードの有効期限が切れた場合、またはパスワードを忘れた場合は、パスワードを忘れた場合をクリックします。確認コードを含むメールが、アカウントに付いているメールアドレスに送信されます。メールに記載されている手順に従って、パスワードをリセットします。

15分間作業をしなかった場合はセッション切れになります。アプリケーションを引き続き使用するには、ログインする必要があります。15分間作業をしなかった後にログアウトしても、RICOH Data Collectorはバックグラウンドで実行され続けます。

    重要:
  • RICOH Data Collectorに初めてサインインするときは、Data Collectorが正しいアカウントに割り当てられるように、サインアップで取得したカスタマーアカウントのメールアドレスとパスワードを入力してください。
  • コンピューターにRICOH Data Collector をインストールし、最初のサインイン手順を実行した後、認 可された管理者として、Data Collectorをクラウドに登録する必要があります。新しいData Collectorを作成するか、オフラインになっていて、現在は使用されていない既存のData Collectorをリストアするかを選択できます。
    • Data Collectorに名前をつける
    • 登録するには開始をクリックしてください。

RICOH Data Collectorからサインアウトするには、 アカウントボタン(アカウントボタン)をクリックし、 サインアウトを選択します。

サブスクリプションについて
  • RICOH Data Collectorの試用版をお使いの場合、ページ上部のバナーに試用期間の残り日数が表示されます。バナーを閉じるには、 閉じるボタン(閉じるボタン)をクリックします。
  • RICOH Data Collectorを契約されている場合、ページ上部のバナーにサブスクリプション期限の日付が表示されます。バナーは期限切れの日付の30日前から表示されます。バナーを閉じるには、 閉じるボタン(閉じるボタン)をクリックします。
  • サブスクリプション期限を過ぎると、警告ページが表示され、アプリケーション内でそれ以外のアクションは実行できなくなります。リコーの担当者に連絡し、サブスクリプションを更新してください。サブスクリプション期限が切れた後も、データと履歴は30日間保管されます。

1.3 設定

システムを設定するときに役立つ情報を提供します。

1.3.1 Data Collectorを構成する

RICOH Data Collectorをインストールすると、ニーズに合わせてData Collectorを構成できます。
Data Collectorを構成するには、以下の操作を行います。
  1. Data Collectorを新規作成 で、 新規作成 をクリックします。
  2. メインページの右上にある 設定 ボタン(設定 button)をクリックします。
  3. 一般設定を選択します。
    一般設定ページが表示されます。一般設定 ページ
  4. 一般タブから設定を構成します。
    以下の設定が使用できます。
    名前
    Data Collectorの名前を編集できます。
    ローカルにデータを保存
    収集したデータをローカルのみに保存するには、ローカルにデータを保存オプションを有効にします。保存場所を設定するには、入力フィールドにファイルパスを入力するか、 フォルダーを参照ボタン(フォルダーを参照 ボタン)をクリックして、RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターでフォルダーを新規作成、または既存フォルダーを選択します。ディスクスペースが足りないとローカルデータの保存場所を有効にできないことがあります。

    フォルダーを参照ダイアログボックス

      重要:
    • ローカルにデータを保存を有効にすると、RICOH Data Collectorはクラウドにデータを送信しないため、RICOH Predictive Insightにデータを表示できません。このオプションは、データを分析する他の手段がある場合にのみ使用してください。
    • ローカルにデータを保存が有効になっている場合でも、サブスクリプションを検証するにはインターネット接続が必要です。
    • RICOH Data Collectorは、ローカルデータの保存場所を管理しません。 ローカルにデータを保存を有効にすると、新しいデータが収集されるたびに、Data Collectorはプリンターから収集したデータを含む一連のファイルを指定した場所に作成します。データの保存場所にあるData Collectorによって作成された不要なファイルを削除または移動します。

    現在のバージョン
    このフィールドには、システムにインストールしたRICOH Data Collectorのバージョンが表示されます。
    利用可能な更新
    このフィールドには、現在入手できる最新のRICOH Data Collectorのバージョンが表示されます。更新が可能な場合は、ダウンロードボタンをクリックすると、新しいバージョンのインストールパッケージをダウンロードできます。
    説明
    Data Collector の概要を入力できます。
    HTTPプロキシサーバーを使用
    HTTPプロキシサーバーを使用オプションを有効にして、インターネット接続のプロキシ設定を有効にします。プロキシ設定が不適切だとクラウドとの接続に問題が生じることがあります。接続に問題がある場合は、メインページの上部にオフライン状態が表示されます。
    ホストアドレス
    プロキシサーバーのIPアドレスまたはDNS名を指定します。
    ポート
    プロキシサーバーのポート番号を指定します。
    ユーザー名
    プロキシサーバーの有効なユーザー名を入力します。
    パスワード
    指定したユーザー名のパスワードを入力します。
    ホストをバイパス/除外
    プロキシサーバー例外のIPアドレスまたはDNS名を指定します。正または負の符号のボタンを使用して、バイパスリストから例外を追加または削除できます。例外は1行ずつリストにしてください。
    重要: RICOH Data Collectorホストサーバーからの認証がなくても、Data Collectorの設定にアクセスできます。ホストサーバーを保護し、権限のある担当者のみにアクセスを許可する必要があります。
  5. 変更を保存するには、OKをクリックします。

1.4 プリンターを設定する

このセクションでは、RICOH Data Collectorのデータソースとしてプリンターを設定するために役立つ情報を提供します。
注意: 最高の結果を得るためには、最大2つのData Collectorのデータソースとしてプリンターを1台追加することをお勧めします。

1.4.1 プリンターをスキャンする

RICOH Data Collectorにプリンターを追加するために、ネットワークをスキャンしてデバイスを探すことができます。ネットワークスキャンはSNMP v1/v2 を介して実行されます。
自動プリンター検索を開始するには、以下の操作を行います。
  1. プリンターページの右上で、 プリンターを追加...メニューを拡張し プリンターをスキャンを選択します。
    Data Collectorがオフラインの場合、またはデータソース使用が上限に達している場合は、プリンターを追加...メニューは無効になります。
  2. プリンターをスキャンダイアログボックスで、IP範囲とSNMPコミュニティー名を指定し、 プリンターを検出をクリックします。
    プリンターをスキャンダイアログボックス
  3. 追加するプリンターを選択し、プリンターを追加をクリックします。
  4. リストで各プリンターの時間帯を選択し、保存をクリックします。
      注意:
    • プリンターを正確に識別し正確なデータを収集できるように、RICOH Data Collectorはプリンターの時間帯を使用します。 時間帯オプションの設定値が、プリンターで設定されている時間帯設定に一致していることを確認してください。

      夏時間を順守する時間帯の場合、自動的に夏時間に調整チェックボックスはデフォルトで選択されています。夏時間の調整を適用しない場合、チェックボックスをオフにできます。夏時間を順守しない時間帯の場合、 自動的に夏時間に調整オプションは無効になります。

    • デフォルトでは、このオプションによりプリンターから受信した時間帯が表示されます。
    • リストで最初のプリンターの時間帯を変更してから以下を適用をクリックすると、残りのプリンターにその時間帯を設定できます。
    追加したプリンターがプリンターページに個別のカードとして表示されます。
  5. プリンターのプロパティーを編集するには、プリンターカードを右クリックし、プロパティーボタンを選択します。
    重要:
  • RICOH Data Collectorでは、物理プリンターでSNMP v1/v2プロトコルを有効にした場合にのみ プリンターをスキャン機能を使用できます。詳しくは、プリンターの使用説明書を参照してください。
  • サブスクリプションで許可されているデータソースの上限に達すると、Data Collectorに別のプリンターを追加できなくなります。アカウントとユーザーの設定の管理については、RICOH Account Administrationの使用説明書を参照してください。
  • Data Collectorが両方のネットワークにアクセスできる場合は、同じData Collectorに別のネットワークからプリンターを追加できます。両方のネットワークにアクセスできない場合は、ネットワークごとにData Collectorが必要になります。
  • 履歴データの重複を避けるために、同じプリンターを複数のData Collectorに追加しないでください。
  • Data Collectorがクラウドに接続されていない場合、データソースの追加、編集、削除はできません。クラウドとの接続が回復すると、すべての機能が有効になります。

1.4.2 プリンターを手動で追加する

プリンターを追加...機能を使用し、新しいプリンターを簡単に登録できます。
プリンターを手動で追加するには、以下の操作を行います。
  1. プリンターページで、 プリンターを追加...ボタンをクリックします。
    Data Collectorがオフラインの場合、またはデータソース使用が上限に達している場合は、プリンターを追加...ボタンは無効になります。
  2. 新しいプリンターダイアログボックスのプリンタープロパティーを編集します。
    新しいプリンターダイアログボックス
    利用可能な設定については、プリンターのプロパティーを編集するを参照してください。
    指定したIPアドレスまたはホスト名に基づいて、RICOH Data Collectorがプリンターのシリアル番号を識別します。そのシリアル番号を持つデータソースが以前にシステムに登録されている場合は、新しいインスタンスを作成するか、以前のデータソースの追跡を再開して、既存の履歴データに今後のデータを追加できます。データソースに別の名前を入力すると、新しい名前は既存の履歴データにも適用されます。

    デフォルトでは、以前のデータソースの追跡を再開オプションが有効になっており、システム内で以前に識別されたデータソースの名前のリストが表示されます。どのData Collectorにも登録されていない無効なデータソースのみがリストに表示されます。代わりに新しいデータソースを作成する場合は、 以前のデータソースの追跡を再開オプションを無効にできます。シリアル番号設定

  3. OKをクリックします。
    重要:
  • サブスクリプションで許可されているデータソースの上限に達すると、Data Collectorに別のプリンターを追加できなくなります。アカウントとユーザーの設定の管理については、RICOH Account Administrationの使用説明書を参照してください。
  • Data Collectorが両方のネットワークにアクセスできる場合は、同じData Collectorに別のネットワークからプリンターを追加できます。両方のネットワークにアクセスできない場合は、ネットワークごとにData Collectorが必要になります。
  • 履歴データの重複を避けるために、同じプリンターを複数のData Collectorに追加しないでください。
  • Data Collectorがクラウドに接続されていない場合、データソースの追加、編集、削除はできません。クラウドとの接続が回復すると、すべての機能が有効になります。

1.4.3 プリンターのプロパティーを編集する

新しく追加されたプリンター、またはRICOH Data Collectorですでに構成されているプリンターのプロパティーを編集できます。
プリンターのプロパティーを編集するには、以下の操作を行います。
  1. プリンターカードを右クリックし、メニューからプロパティーを選択します。
    プリンターオプションメニュー

    プリンターを追加...ボタンを使用してプリンターを追加すると、 新しいプリンターダイアログボックスが表示されます。新しいプリンターダイアログボックス

  2. プリンターを設定します。
    IPアドレスまたはホスト名
    プリンターの有効なIPアドレスまたはホスト名を指定します。固有のプリンターIPアドレスまたはホスト名を入力してください。
    注意: 静的IPアドレスを使用するか、DHCPを使用する場合は、プリンターネットワークカードのMAC物理アドレスに対して、DNSが常に同じIPアドレスを提供していることを確認します。製造元モデルプリンタータイプシリアル番号時間帯プリンター文字セット、および JMF URLは、 IPアドレスまたはホスト名を変更してから、そのフィールドからフォーカスを移動したり、 Enterキーを押したりするたびに更新されます。
    名前
    プリンター名を指定します。固有のプリンター名を入力してください。
    説明
    プリンターの概要を追加します。
    製造元
    プリンターの製造元の名前を指定します。IPアドレスまたはホスト名が変更された場合は、この値が自動的に更新されます。このプロパティーの値は変更できます。
    モデル
    プリンターのモデルを指定します。IPアドレスまたはホスト名が変更された場合は、プリンターモデルが更新されます。このプロパティーの値は変更できません。
    プリンタータイプ
    プリンターデータの収集に使用される通信チャネルを定義します。 RICOH Data Collectorは複数の通信チャネルとプロトコルを使用し、アプリケーションに追加したプリンターからデータを取得します。各プリンタータイプは、1つ以上の異なるチャネルを介してプリンターと通信します。 プリンタータイプは、 IPアドレスまたはホスト名が変更された場合に更新されます。プリンタータイプは変更できますが、必要なデータのタイプが異なる通信チャネルを介して収集できることが分かっている場合にのみ、変更することをお勧めします。
      重要:
    • RICOH Data Collectorは、指定されたIPアドレスにSNMP経由でクエリーを送信して プリンタータイプを決定します。SNMP設定が正しいことを確認します。
    • プリンターの詳細を伝えるには、RICOH Data Collectorにプリンターを追加するときにプリンターの電源がオンになっていることを確認します。

    次のプリンタータイプを使用できます。

    RICOH Pro VC
    Pro VCシリーズのRICOH連続用紙プリンター、RICOH Pro VC40000、RICOH Pro VC60000、RICOH Pro VC70000、RICOH Pro VC80000で使用します。
    InfoPrint 5000
    InfoPrint 5000シリーズのRICOH連続用紙プリンターで使用します。
    InfoPrint 4100
    RICOH連続用紙プリンターInfoPrintシリーズのInfoPrint 4000およびInfoPrint 4100で使用します。
    RICOH 汎用カットシートプリンター
    RICOH汎用コントローラーを介して操作されるプリンターで使用します。
    RICOH Fieryカットシートプリンター
    Fieryコントローラーを介して操作されるプリンターで使用します。
    RICOH TotalFlowプリントサーバーカットシートプリンター
    RICOH TotalFlow プリントサーバーコントローラーを介して操作されるカットシートプリンターで使用します。
    汎用SNMPプリンター
    SNMPを使用し、サポートされている他のプリンタータイプに属していないプリンターで使用します。
    注意: 汎用SNMPプリンターは、プリンター情報のみを収集します。ジョブ情報が必要な場合は、他のプリンタータイプのいずれかを選択し、プリンターで通信チャネルが有効になっていることを確認してください。

    選択したプリンタータイプに応じて、通信チャネルが使用可能になります。必要な情報をすべて入力します。

    対応プリンターについては、対応するプリンターを参照してください。各プリンタータイプの収集されるデータについては、収集データを参照してください。

    シリアル番号
    物理プリンターのシリアル番号を指定します。

    IPアドレスまたはホスト名に基づいて、RICOH Data Collectorがプリンターのシリアル番号を識別します。そのシリアル番号を持つデータソースが以前にシステムに登録されている場合は、新しいインスタンスを作成するか、以前のデータソースの追跡を再開して、既存の履歴データに今後のデータを追加できます。データソースに別の名前を入力すると、新しい名前は既存の履歴データにも適用されます。

    新しいプリンターダイアログボックス

    デフォルトでは、以前のデータソースの追跡を再開オプションが有効になっており、システム内で以前に識別されたデータソースの名前のリストが表示されます。どのData Collectorにも登録されていない無効なデータソースのみがリストに表示されます。代わりに新しいデータソースを作成する場合は、 以前のデータソースの追跡を再開オプションを無効にできます。シリアル番号設定

    時間帯
    物理プリンターの時間帯を指定します。

    プリンターを正確に識別し正確なデータを収集できるように、RICOH Data Collectorはプリンターの時間帯を使用します。 時間帯オプションの設定値が、プリンターで設定されている時間帯設定に一致していることを確認してください。

    夏時間を順守する時間帯の場合、自動的に夏時間に調整チェックボックスはデフォルトで選択されています。夏時間の調整を適用しない場合、チェックボックスをオフにできます。夏時間を順守しない時間帯の場合、 自動的に夏時間に調整オプションは無効になります。

      注意:
    • IPアドレスまたはホスト名設定を指定した後、このオプションはプリンターから受信した時間帯を表示します。
    • プリンターで時間帯設定を変更する場合は、時間帯オプションを手動で更新する必要があります。
    • 指定された時間帯は、プリンターから今後収集される全てのデータに適用されます。
    プリンター文字セット
    プリンターデータの処理および表示に使用する文字セットを指定します。

    RICOH Data Collectorは文字セットを使用して、ジョブ名などのプリンターデータを正確に表示します。 プリンター文字セットオプションの設定値が、プリンターで設定されている言語設定と一致していることを確認します。詳しくは、プリンターの使用説明書を参照してください。

      注意:
    • IPアドレスまたはホスト名設定を指定した後、このオプションはプリンターから受信した文字セットを表示します。プリンターから文字セット情報を受け取れない場合、RICOH Data Collectorによって、値が デフォルト - ISO-8859-1 - 西欧文字に設定されます。
    • プリンター言語設定を変更した場合は、プリンター文字セットオプションを手動で更新する必要があります。
    • 指定された文字セットは、プリンターから今後収集される全てのデータに適用されます。
  3. 印刷ヘッドのクリーニング、品質管理、収集したログに関するデータを提供するRICOH Pro Scanner Optionを設定します。
    注意: RICOH Pro Scanner Optionは、RICOH Pro VC 60000、70000、80000のプリンターでのみ使用可能です。
    ステータス
    RICOH Pro Scanner Serverからのログ収集サービスの状態を指定します。RICOH Pro Scanner Serverのログ収集とクラウドへのログのアップロードは有効化または無効化できます。
    RICOH Pro Scanner ServerのIPアドレスまたはホスト名
    RICOH Pro Scanner ServerのIPアドレスまたはホスト名を指定します。プリンターIPアドレスまたはホスト名は必須です。
      注意:
    • サーバーのIPアドレスやホスト名を変更し、[テスト]ボタンをクリックするたびに、RICOH Data Collectorは、テスト接続を行い、サーバーの検出を試みます。RICOH Pro Scanner ServerのIPアドレスまたはホスト名が正しい場合、「接続済み」と表示されます。RICOH Pro Scanner Server接続できませんというメッセージは、IP アドレスが正しくないか、接続に問題があることを示しています。
    • コントローラーのバージョンが6以上の場合、RICOH Pro Scanner Server IPアドレスまたはホスト名ボックスは表示されません。この場合、RICOH Data CollectorはプリンターのIPまたはホスト名を使用して、内蔵のRICOH Pro Scannerと通信します。
  4. 変更を保存するには、OKをクリックします。
    変更を破棄するには、キャンセルをクリックします。
注意: Data Collectorがクラウドに接続されていない場合、データソースの追加、編集、削除はできません。クラウドとの接続が回復すると、すべての機能が有効になります。

1.4.3.1 汎用SNMPプリンター

このプリンタータイプは、RICOHプリンターまたはSNMP(Simple Network Management Protocol)が有効で、適切なプリンター管理情報ベース(MIB)を実装しているその他のプリンターで使用します。このプリンタータイプは、プリンター情報のみを提供します。

このプリンタータイプで収集されるデータについては、収集データを参照してください。

新しいプリンターダイアログボックス - 汎用SNMPプリンター

Data Collectorとデータソース間の接続を確立するために、SNMP(Simple Network Management Protocol)のバージョンを選択します。次のSNMPバージョンを使用できます:

SNMP v1/v2

SNMP v1/v2が有効なプリンターからデータを収集する場合は、このオプションを選択します。プリンターでSNMPが有効であることを確認してください。SNMP v1/v2を選択する場合は、 コミュニティー名を読み込む設定を指定する必要があります。

コミュニティー名を読み込む
プリンターが属するSNMPコミュニティーの名前を指定します。この値は、物理プリンターに設定されているSNMPコミュニティー名と一致させてください。
SNMP v3

SNMP v3 が有効なプリンターからデータを収集する場合は、このオプションを選択します。RICOHプリンターまたはその他のプリンター(SNMP v3とプリンターMIBに対応)にSNMP v3を使用します。プリンターでSNMPが有効であることを確認してください。 SNMP v3を選択する場合は、 ユーザー名コンテキスト名および セキュリティーレベルの各設定を指定する必要があります。

ユーザー名
メッセージを交換するユーザーの名前を指定します。このフィールドで指定する値は、プリンターに設定されているユーザー名と一致させてください。
コンテキスト名
デバイス上で定義されたSNMP v3コンテキスト名を指定します。このフィールドで指定する値は、プリンターに設定されているコンテキスト名と一致させてください。

この設定はオプションです。

セキュリティーレベル
SNMP v3のセキュリティーレベルを指定します。
  • :認証とプライバシーを適用しない。

  • :認証を適用するが、プライバシーは適用しない。

  • :認証とプライバシーを適用する。

レベルを使用するには、この情報が必要です。

認証タイプ
Data Collectorとプリンター間で交換されるメッセージの暗号化/復号化に使用する認証プロトコルを指定します。
  • MD5:HMAC-MD5-96認証プロトコル

  • SHA:HMAC-SHA-96認証プロトコル

指定する認証タイプは、プリンターの設定と一致させてください。

認証パスワード
通信の暗号化に使用するパスワードを指定します。このフィールドで使用する値は、プリンターに設定されているパスワードと一致させてください。
プライバシータイプ
Data Collectorとプリンター間のプライバシープロトコルのタイプを指定します。
  • DES:Data Encryption Standard(データ暗号化標準)は、64ビットブロックのデータごとに56ビットキーを使用します。
  • AES-128:Advanced Encryption Standard(高度暗号化標準)は、128ビットの固定ブロックサイズに対して128ビットキーを使用します。
  • AES-192:Advanced Encryption Standard(高度暗号化標準)は、128ビットの固定ブロックサイズに対して192ビットキーを使用します。
  • AES-256:Advanced Encryption Standard(高度暗号化標準)は、128ビットの固定ブロックサイズに対して256ビットキーを使用します。

指定するプライバシータイプは、プリンターの設定と一致させてください。

プライバシーパスワード

プライバシープロトコルで使用するプライバシーキーを指定します。このフィールドで設定するプライバシーパスワードは、プリンターに設定されているプライバシーパスワードと一致させてください。

注意: RICOH Data CollectorがSNMP経由で情報を受信する際にジョブ名などのプリンターデータを正しく表示するには、 プリンター文字セットオプションの設定値がプリンターで設定されている言語設定に一致していることを確認してください。詳しくは、プリンターの使用説明書を参照してください。

1.4.3.2 RICOH Pro VC

Pro VCシリーズのRICOH連続用紙プリンターRICOH Pro VC40000、RICOH Pro VC60000、 RICOH Pro VC70000、RICOH Pro VC80000には、このプリンタータイプを使用します。

このプリンタータイプで収集されるデータについては、収集データを参照してください。

重要: このプリンタータイプを使用する前に、プリンター機能5565が有効になっていることを確認してください。この機能により、RICOH Productivity Trackerを介したプリンターとの通信が拡張されます。

新しいプリンターダイアログボックス - RICOH Pro VC

Data Collectorとデータソース間の接続を確立するために、SNMP(Simple Network Management Protocol)のバージョンを選択します。この手順については、 汎用SNMPプリンター を参照してください。

RICOH Productivity Trackerを使用すると、RICOH Data Collectorは60秒ごとにプリンターをポーリングしてクラウドにデータを送信します。この間隔によって、データの可用性に遅れが生じたり、RICOH Predictive Insightリアルタイムディスプレイタブに表示される情報に影響する場合があります。

物理プリンターで利用可能な機能を有効化するには、次の手順を実行します。

  1. 設定ページで、 DFE機能を選択します。
  2. インストールボタンをクリックすると、利用可能な機能コードの一覧が表示されます。
  3. 有効にしたい機能を選択し、OKをクリックします。

重要: プリンター通信の遅延により、RICOH Productivity Trackerによって収集された印刷済み用紙の長さに関するデータは、必ずしも正確ではない場合があります。報告されたデータと印刷済み紙の実際の長さとの間に数フィートの差がある場合があります。

1.4.3.3 InfoPrint 5000

このプリンタータイプは、InfoPrint 5000シリーズのRICOH連続用紙プリンターに使用します。

このプリンタータイプで収集されるデータについては、収集データを参照してください。

重要: このプリンタータイプを使用する前に、プリンター機能5565が有効になっていることを確認してください。この機能により、RICOH Productivity Trackerを介したプリンターとの通信が拡張されます。

新しいプリンターダイアログボックス - InfoPrint 5000

Data Collectorとデータソース間の接続を確立するために、SNMP(Simple Network Management Protocol)のバージョンを選択します。この手順については、 汎用SNMPプリンター を参照してください。

RICOH Productivity Trackerを使用すると、RICOH Data Collectorは60秒ごとにプリンターをポーリングしてクラウドにデータを送信します。この間隔によって、データの可用性に遅れが生じたり、RICOH Predictive Insightリアルタイムディスプレイタブに表示される情報に影響する場合があります。

物理プリンターで利用可能な機能を有効化するには、次の手順を実行します。

  1. オペレーター操作画面のメインパネルから管理者パネル機能を表示するには、 プリンター定義機能を選択します。
  2. インストールをクリックすると、利用可能な機能コードの一覧が表示されます。
  3. 有効または無効にしたい機能を選択し、OKをクリックします。
  4. 選択した機能を有効にするには、有効にするを選択します。選択した機能を無効にするには、 無効にするを選択します。
  5. 閉じるをクリックします。

注意: この機能を実行する前に、プリンターを停止する必要があります。

この機能を実行するには、サービスロールが必要です。

重要: プリンター通信の遅延により、RICOH Productivity Trackerによって収集された印刷済み用紙の長さに関するデータは、必ずしも正確ではない場合があります。報告されたデータと印刷済み紙の実際の長さとの間に数フィートの差がある場合があります。

1.4.3.4 InfoPrint 4100

このプリンタータイプは、RICOH連続用紙プリンターInfoPrintシリーズのInfoPrint 4000およびInfoPrint 4100に使用します。

このプリンタータイプで収集されるデータについては、収集データを参照してください。

重要: このプリンタータイプを使用する前に、プリンター機能5565が有効になっていることを確認してください。この機能により、RICOH Productivity Trackerを介したプリンターとの通信が拡張されます。

新しいプリンターダイアログボックス - InfoPrint 4100

Data Collectorとデータソース間の接続を確立するために、SNMP(Simple Network Management Protocol)のバージョンを選択します。この手順については、 汎用SNMPプリンター を参照してください。

RICOH Productivity Trackerを使用すると、RICOH Data Collectorは60秒ごとにプリンターをポーリングしてクラウドにデータを送信します。この間隔によって、データの可用性に遅れが生じたり、RICOH Predictive Insightリアルタイムディスプレイタブに表示される情報に影響する場合があります。

物理プリンターで利用可能な機能を有効化するには、次の手順を実行します。

  1. オペレーター操作画面のメインパネルから管理者パネル機能を表示するには、 プリンター定義機能を選択します。
  2. インストールをクリックすると、利用可能な機能コードの一覧が表示されます。
  3. 有効または無効にしたい機能を選択し、OKをクリックします。
  4. 選択した機能を有効にするには、有効にするを選択します。選択した機能を無効にするには、 無効にするを選択します。
  5. 閉じるをクリックします。

注意: この機能を実行する前に、プリンターを停止する必要があります。

この機能を実行するには、サービスロールが必要です。

重要: プリンター通信の遅延により、RICOH Productivity Trackerによって収集された印刷済み用紙の長さに関するデータは、必ずしも正確ではない場合があります。報告されたデータと印刷済み紙の実際の長さとの間に数フィートの差がある場合があります。

1.4.3.5 RICOH 汎用カットシートプリンター

このプリンタータイプはRICOH 汎用コントローラーを介して操作されるプリンターに使用します。

このプリンタータイプで収集されるデータについては、収集データを参照してください。

新しいプリンターダイアログボックス - RICOH 汎用カットシートプリンター

Data Collectorとデータソース間の接続を確立するために、SNMP(Simple Network Management Protocol)のバージョンを選択します。この手順については、 汎用SNMPプリンター を参照してください。

RICOH Data Collectorは、30秒ごとにプリンターをポーリングしてクラウドにデータを送信します。この間隔によって、データの可用性に遅れが生じたり、RICOH Predictive Insightリアルタイムディスプレイタブに表示される情報に影響が及ぶ場合があります。

注意: RICOH Data CollectorがSNMP経由で情報を受信する際にジョブ名などのプリンターデータを正しく表示するには、 プリンター文字セットオプションの設定値がプリンターで設定されている言語設定に一致していることを確認してください。詳しくは、プリンターの使用説明書を参照してください。

1.4.3.6 RICOH Fieryカットシートプリンター

このプリンタータイプはFieryコントローラーを介して操作されるプリンターに使用します。SNMPで限定的なジョブデータを受信するか、RICOH API for Fieryを使用して詳細なジョブ情報を受信することができます。

このプリンタータイプで収集されるデータについては、収集データを参照してください。

新しいプリンターダイアログボックス - RICOH Fieryカットシートプリンター

Data Collectorとデータソース間の接続を確立するために、SNMP(Simple Network Management Protocol)のバージョンを選択します。この手順については、 汎用SNMPプリンター を参照してください。

RICOH API for Fiery - ステータスが有効
状態有効の場合、 RICOH API for Fieryを通じてジョブデータが収集されます。Data Collectorは、ジョブID、ジョブ名、ジョブ状態、部数、ページ、シート、インプレッションなどの詳細なジョブ情報を提供できます。

プリンターにFiery APIバージョン5.2.27.01以降とRICOH Predictive Insight用Fieryパッチが適用されていることを確認します。 Fiery APIの更新については、Fiery Command WorkStationの使用説明書を参照してください。

RICOH API for Fieryを使用するには、RICOH Fieryカットシートプリンターに登録する際に使用した認証情報と一致するユーザー名とパスワードで認証する必要があります。デフォルトの認証情報を変更しなかった場合は、ユーザー名にadmin、パスワードにFiery.1と入力します。

テスト をクリックして、接続や認証に問題がないことを確認します。RICOH Data Collector プリンターとの接続を確認し、プリンタのタイムゾーンを取得します。別の時間帯を設定したい場合は、 タイムゾーンリストから別の値を選択します。

    注意:
  • この機能は、RICOH API for Fieryの機能でのみ利用可能です。この機能を購入する場合は、リコーの担当者にお問い合わせください。
  • Fiery のパッチがインストールされていることを確認します。FIT102429972(WindowsベースのFieryコントローラーの場合)またはFIT102430496(LinuxベースのFieryコントローラーの場合)がインストールされていることを確認します。
  • RICOH Pro9500プリンターの場合、RICOH API for Fieryの最小バージョン(5.2.75.00)およびFieryパッチ(SP3_FIT102693514)がインストールされていることを確認します(WindowsベースのFieryコントローラーの場合)。
  • RICOH ProC7500プリンターの場合、RICOH API for Fieryの最小バージョン(5.2.75.00)およびFieryパッチ(SP3_FIT102693519)がインストールされていることを確認します(WindowsベースのFieryコントローラーの場合)。
  • Z-75 N-500プリンターの場合、RICOH API for Fieryの最小バージョン(5.2.72.00)およびFieryパッチ(SP1_FIT102697536)がインストールされていることを確認します(WindowsベースのFieryコントローラーの場合)。
  • RICOH Data Collectorに登録済みのプリンターで RICOH API for Fieryを使用する場合は、プリンターのプロパティーを編集し、 RICOH API for Fieryのオプションを有効にする必要があります。その後、手順に従って認証とプリンター接続を行い、必要に応じてプリンターのタイムゾーンを調整します。
  • Fiery Command WorkStation、Fiery Hot Folders、またはFTPで直接実行依頼されたジョブで、印刷面の情報が正しく報告されない場合があります。この問題を解決するには、実行依頼されたジョブごとに印刷面を手動で設定します。ジョブを右クリックし、プロパティー...を選択します。 ジョブプロパティーダイアログボックスの レイアウトで、 両面オプションを選択します。正確な手順については、使用しているFiery Command WorkStationのバージョンに関する使用説明書を参照してください。
  • 部数は、印刷が終了したジョブに対してのみ利用できます。
  • ページ数が奇数の両面ジョブを外部アプリケーションからPostScriptで実行依頼した場合、印刷面情報がプリンターに正しく登録されず、片面ジョブとして報告されることがあります。
RICOH API for Fiery -ステータスが無効
状態無効の場合、SNMPを使用してデータが収集されます。Data Collectorは、ジョブ状態やエラーメッセージなど一部のジョブ情報のみを受信します。
    注意:
  • RICOH Data CollectorがSNMP経由で情報を受信する際にジョブ名などのプリンターデータを正しく表示するには、 プリンター文字セットオプションの設定値がプリンターで設定されている言語設定に一致していることを確認してください。詳しくは、プリンターの使用説明書を参照してください。
  • 正確なジョブデータを得るためには、Fiery Command WorkStationで印刷済みキューの上限を99に設定してください。サーバー デバイスセンター サーバー構成に移動し、右下にある 設定ボタンをクリックします。次に、ジョブ管理 印刷済みキューに移動し、 印刷済みキューに保存されているジョブ99を入力します。正確な手順については、使用しているFiery Command WorkStationのバージョンに関する使用説明書を参照してください。
  • 複数の短期ジョブをまとめて印刷する場合、SNMPを使用してジョブデータを収集しているときに、一部のジョブがRICOH Predictive Insightに報告されないことがあります。

1.4.3.7 RICOH TotalFlowプリントサーバーカットシートプリンター

このプリンタータイプは、TotalFlow Print Serverコントローラーを介して操作されるプリンターに使用します。

このプリンタータイプで収集されるデータについては、収集データを参照してください。

新しいプリンターダイアログボックス - RICOH TotalFlowプリントサーバーカットシートプリンター

Data Collectorとデータソース間の接続を確立するために、SNMP(Simple Network Management Protocol)のバージョンを選択します。この手順については、 汎用SNMPプリンター を参照してください。

JMF URLフィールドを使用し、JMF通信を介してプリンターを監視できます。

JMF通信を使用すると、RICOH Data Collectorは30秒ごとにプリンターをポーリングしてクラウドにデータを送信します。この間隔によって、データの可用性に遅れが生じたり、RICOH Predictive Insightリアルタイムディスプレイタブに表示される情報に影響する場合があります。

1.4.4 対応するプリンター

RICOH Data Collectorが対応しているプリンターのリストを示します。
    注意:
  • 新しいプリンターのサポートが追加されると、プリンターのリストが最新版に更新されます。このセクションを定期的にチェックし、最新の情報を確認してください。
  • リストには正式な試験が実施されたプリンターのみが含まれます。SNMP経由で通信でき、汎用SNMPプリンター構成を使用してデータを収集する他のプリンターを登録することもできます。詳しくは、 汎用SNMPプリンター を参照してください。
Fieryコントローラー搭載プリンター:
  • Pro C5200シリーズFiery E-24B/E-44B
  • Pro C5300シリーズFiery E-27B/E-47B
  • Pro C7100シリーズFiery E-43A/E-83A
  • Pro C7200シリーズFiery E-35A/E-36A
  • Pro C7200シリーズFiery E-45A/E-46A/E-85A/E-86A
  • Pro C9100シリーズFiery E-43/E-83
  • Pro C9200シリーズFiery E-45/E-46/E-85/E-86
  • Pro 8200 Fiery EB-34
  • Pro 8300 Fiery EB-35
RICOH Fieryコントローラー搭載プリンター:
  • Pro C9500シリーズ Fiery N-50/N-70
  • Pro C7500シリーズ Fiery N-50A/N-70A
  • PRO Z75 N-500
    注意:
  • [印刷して保留]を使用してプリンターにジョブをインポートする場合、PRO Z75プリンターでキャンセルされたジョブがユーザーに表示されないことがあります。
  • PRO Z75プリンターで印刷保留を使用してジョブを印刷した後、異なる部数で再印刷すると、報告される部数が正しくありません。インプレッションや枚数など、その他の指標はすべて正しく報告されます。
  • PRO Z75プリンターは、インクミストフィルターが寿命に達しても、インクミストフィルターエラーを報告しません。
RICOHコントローラー(汎用)搭載プリンター:
  • RICOH Pro C5100 汎用
  • RICOH Pro C5210 汎用
  • RICOH Pro C5310S 汎用
  • RICOH Pro C7110 汎用
  • RICOH Pro C7200 汎用
  • RICOH Pro C7210 汎用
  • RICOH Pro C8110 汎用
  • RICOH Pro C8200EX 汎用
  • RICOH Pro 8300S 汎用
  • Pro C5410S 汎用
連続用紙プリンター:
  • InfoPrint 4100
  • InfoPrint 5000
  • RICOH Pro VC40000 TotalFlowプリントサーバー
  • RICOH Pro VC60000 TotalFlowプリントサーバー
  • Pro VC70000 TotalFlow プリントサーバー
  • Pro VC80000 TotalFlow プリントサーバー

注意: 連続用紙プリンターのサポートされている最小コードバージョンは以下のとおりです。

プリンター サポートされている最小コードバージョン
InfoPrint 4100 bos4.25.14_v15.10.108
InfoPrint 5000 Power bos5.25.20_v1.07.135
InfoPrint 5000 Intel v11.1 bos111.08.55_v2.16.132
InfoPrint 5000 Intel v12.3 bos123.25.010_v3.16.132
RICOH Pro VC40000 TotalFlowプリントサーバー bos151.41.106_v5.40.051
RICOH Pro VC60000 TotalFlowプリントサーバー bos151.41.106_v5.40.051
Pro VC70000 TotalFlow プリントサーバー bos151.41.106_v5.40.051
Pro VC80000 TotalFlow プリントサーバー bos153.09.123_v8.30.050

TotalFlow プリントサーバーカットシートプリンター:
  • Pro C7100シリーズ TotalFlow プリントサーバー R-60
  • Pro C7200シリーズ TotalFlow プリントサーバー R-62A
  • Pro C7200SXシリーズ TotalFlow プリントサーバー R-62A
  • Pro C9000シリーズ TotalFlow プリントサーバー R-62
その他のプリンター:
  • RICOH MP 6055SP
  • RICOH SP 4520DN
  • HP Color LaserJet CP2025

1.4.5 収集データ

以下の表に、選択したプリンタータイプに応じて、RICOH Data Collectorがデータソースから受け取ることができるデータの種類を示します。
収集データ RICOH Pro VC InfoPrint 5000 InfoPrint 4100 RICOH 汎用カットシートプリンター RICOH Fieryカットシートプリンター (注意4*を参照) 汎用SNMPプリンター RICOH TotalFlowプリントサーバーカットシートプリンター
プリンターの現在の状態 はい はい はい はい はい はい はい
プリンターの使用状況の統計 はい はい はい はい はい はい はい
印刷済み用紙長さ(注意*1を参照) はい はい はい いいえ いいえ いいえ いいえ
クリック数 いいえ いいえ いいえ はい はい はい はい
インク はい いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ
プリンターの警告とエラー はい はい はい はい はい はい はい
印刷ジョブの数 はい はい はい はい はい いいえ はい
シート数 はい はい はい はい はい いいえ はい(注意3*を参照)
部数 はい はい はい はい はい いいえ はい(注意2*を参照)
ページ数 はい はい はい いいえ はい いいえ はい(注意3*を参照)
ジョブ名(注*5参照) はい はい はい はい はい いいえ はい(注意2*を参照)
ジョブID はい はい はい はい はい いいえ はい
インプレッション数 はい はい はい はい はい いいえ はい
ジョブの状態 はい はい はい はい はい いいえ はい
ジョブの警告とエラー はい はい はい はい はい いいえ はい
ジョブサイズ はい はい はい はい はい いいえ はい
オペレーターデータ はい はい はい いいえ いいえ いいえ いいえ
プリセットデータ はい はい はい いいえ いいえ いいえ いいえ
白黒印刷ページ - RICOH API for Fiery いいえ いいえ いいえ いいえ はい いいえ いいえ
カラー印刷ページ - RICOH API for Fiery いいえ いいえ いいえ いいえ はい いいえ いいえ
白紙印刷ページ - RICOH API for Fiery いいえ いいえ いいえ いいえ はい いいえ いいえ
印刷済みタブ - RICOH API for Fiery いいえ いいえ いいえ いいえ はい いいえ いいえ
RIP 時間(秒)- RICOH API for Fiery いいえ いいえ いいえ いいえ はい いいえ いいえ
注意:
1* プリンター通信の遅延により、RICOH Productivity Trackerによって収集された印刷済み用紙の長さに関するデータは、必ずしも正確ではない場合があります。
2* IPDSジョブの場合、RICOH Data CollectorはTotalFlow プリントサーバーカットシートプリンターからこの情報を収集しません。
3* 印刷セッション全体の総ページ数。
4* RICOH API for Fieryオプションが有効な場合。
5* このフィールドは限られた文字数しかサポートしません。制限値は、以下のように情報を受信するプリンターによって異なります。
  • 連続紙プリンター - 最大255文字
  • Fieryコントローラーを介して操作されるプリンター:
    • SNMP - 最大64文字、または
    • Fiery API - 最大256文字
  • TotalFlow プリントサーバーコントローラーを介して操作されるカットシートプリンター - 最大255文字
  • SNMPを使用するその他のプリンター - 最大64文字

1.4.6 複数のプリンターを編集する

複数のプリンターを選択し、時間帯を指定します。
複数のプリンターを編集し時間帯を設定するには、以下の⼿順に従います。
  1. プリンターカードを右クリックし、選択を選択します。
  2. 編集するプリンターを選択します。
    すべてのプリンターを選択する場合は、すべて選択を使用できます。
  3. ページの右上にある時間帯を設定...をクリックします。
  4. 時間帯を設定ダイアログボックスで、リストから各プリンターのタイムゾーンを選択します。
      注意:
    • プリンターを正確に識別し正確なデータを収集できるように、RICOH Data Collectorはプリンターの時間帯を使用します。 時間帯オプションの設定値が、プリンターで設定されている時間帯設定に一致していることを確認してください。

      夏時間を順守する時間帯の場合、自動的に夏時間に調整チェックボックスはデフォルトで選択されています。夏時間の調整を適用しない場合、チェックボックスをオフにできます。夏時間を順守しない時間帯の場合、 自動的に夏時間に調整オプションは無効になります。

    • リストで最初のプリンターの時間帯を変更してから以下を適用をクリックすると、残りのプリンターにその時間帯を設定できます。
    • 指定された時間帯は、プリンターから今後収集される全てのデータに適用されます。
  5. 保存をクリックします。
注意: Data Collectorがクラウドに接続されていない場合、データソースの追加、編集、削除はできません。クラウドとの接続が回復すると、すべての機能が有効になります。

1.4.7 プリンターの接続ステータス

プリンターカードを見ることにより、Data Collectorと個々のデータソース間の接続の状態を監視できます。

プリンターの接続ステータス

プリンター接続の状態は次のとおりです。

未設定
プリンターと通信する通信チャネルはありません。
接続済み
有効な通信チャネルは、必要なすべてのデータを収集し、転送しています。
部分的なデータの変換
1つ以上の有効な通信チャネルがデータを転送していません。必要なすべてのデータメトリックが、デバイスから収集されるわけではありません。これはRICOH Predictive Insightで利用可能なデータに影響を与えることがあります。最初に発生した接続の問題の日付と時刻が表示されます。
未接続
データ転送はありません。どの通信チャネルもデータを収集しません。デバイスがオフラインであるか、通信チャネルの構成設定が間違っている可能性があります。最初に発生した接続の問題の日付と時刻が表示されます。
    注意:
  • プリンターの状態に関する正確な情報を受信するには、物理プリンターでSNMPプロトコルを有効にし、SNMPでRICOH Data Collectorプリンターを設定してください。
  • クラウドとの接続が中断された場合は、警告メッセージが表示されます。クラウドとの接続がアクティブでない場合は、サインインページとメインページに警告バナーが表示されます。

1.4.8 プリンターを並べ替える/選択する

プリンター ページ内のプリンターカードのレイアウトを手動で変更できます。
  • プリンタカードを移動するには、プリンタカードをクリックしてマウスボタンを押したまま、そのプリンタカードを新しい場所にドラッグします。

    プリンター ページ

  • プリンターをリスト表示にするには、リスト表示ボタン(リスト表示ボタン)をクリックします。プリンターをカード表示にするには、 タイル表示ボタン(タイル表示ボタン)をクリックします。
  • プリンターのプロパティー表示、プリンターの削除、またはプリンターの選択を実行するには、プリンターカードを右クリックして、メニューで使用可能なオプションを使用します。
  • プリンターの追加、プリンターのスキャン、または全プリンターの選択を実行するには、プリンターページの空きスペースを右クリックします。
  • Shiftキーを押しながら選択すると、選択したすべてのプリンターカードが現在の選択範囲に追加されます。
  • Ctrlキーを押しながら選択すると、プリンターカードの選択状態が選択から選択解除へ、選択解除から選択へと変更されます。
  • Altキーを押しながら任意のプリンターカードを選択すると、それ以外の全プリンターカードが選択解除されます。
  • 複数のプリンターカードを選択し、プリンターページ上の目的の順序で選択範囲全体をドラッグすることができます。さらに多くのプリンターカードを選択するには、 プリンターページの空白部分をクリックして選択範囲をドラッグします。選択範囲を使用する場合、 Ctrlまたは Shiftキーでプリンターを選択に追加、 Altキーで選択からプリンターを解除できます。

プリンターの選択を閉じるには、閉じるボタン(閉じるボタン)をクリックします。

1.4.9 プリンターを検索する

検索機能を使用すると、プロパティーに基づいてプリンターを見つけることができます。
プリンターを検索するには、以下の操作を行います。
  1. プリンターページで、右上にある 検索ボタン検索ボタン)をクリックします。
    プリンター名、モデル、製造元、IPアドレス、ホスト名、状況、またはタイプを入力して、プリンターを検索できます。検索結果および全てのプリンタープロパティーが表に表示されます。
  2. 表示するプリンターを選択します。

1.4.10 プリンターを削除する

不要になったプリンターを削除できます。
RICOH Data Collectorで構成されているプリンターを削除するには、以下の操作を行います。
  1. プリンターカードを右クリックして、削除...を選択するか、プリンターカードのメニューボタン(メニューボタン)をクリックして、 削除...を選択します。
  2. プリンターを削除するには、はいをクリックします。
    削除アクションをキャンセルするには、いいえをクリックします。
      重要:
    • 削除操作は元に戻せません。警告ダイアログボックスが表示されます。
    • プリンターの削除後は、そのプリンターから情報を受け取らなくなりますが、履歴データは引き続きシステムで利用できます。
    • 削除したプリンターは、データソース使用の上限にはカウントされません。
    • Data Collectorがクラウドに接続されていない場合、データソースの追加、編集、削除はできません。クラウドとの接続が回復すると、すべての機能が有効になります。
一度に複数のプリンターを削除することもできます。プリンターカードを右クリックし、選択を選択します。次に、削除するすべてのプリンターを選択し、ページの右上にある 削除...をクリックします。

1.5 セキュリティー

認証済みユーザーは、登録したメールアドレスと有効なパスワードを使用してRICOH Data Collectorにアクセスできます。アクセスのレベルやユーザーが実行可能な作業は関連するユーザーロールによって異なります。

1.5.1 ユーザーロールと許可

RICOH Data Collectorで作業する全員が、ロール(役割)を割り当てられたユーザーアカウントを持ちます。ロールにはアクセスのレベルやユーザーが実行可能な作業が限定されています。

次のユーザーのロール(役割)が使用できます。

管理者
管理者のロールは、以下のように、RICOH Data Collectorシステムにフルアクセスできる権限を持ちます。
  • RICOH Data Collectorをインストールできる。
  • データソースのリストを管理できる。
  • 設定とプラグインを管理できる。
ビューアー
  • すでに定義されたデータソースのリストを表示することのみできる。
  • データソースのプロパティーを表示できる。
  • 接続ステータスを監視できる。
なし
RICOH Data Collectorで何もロールを持たない認証ユーザーのアカウントです。
    注意:
  • RICOH Data Collectorでの認証が完了すると、システムはアカウントに付与されたロールと権限を取得します。
  • RICOH Data Collectorホストサーバーからの認証がなくても、Data Collectorの設定にアクセスできます。ホストサーバーを保護し、権限のある担当者のみにアクセスを許可する必要があります。

1.5.2 RICOH Data Collector用にHTTPSを有効にする

RICOH Data CollectorはHTTPSプロトコルに対応しています。HTTPSプロトコルは、サーバーとウェブブラウザーの操作画面の間に暗号化されたリンクを確立して安全なネットワーク通信を容易にします。さらに、すべての送信されたデータのプライバシーと整合性を保証します。

1.5.2.1 WindowsサーバーでHTTPSを有効にする

Windows 10でHTTPSを有効にする手順を説明します。別のWindowsバージョンを使用する場合は、操作は多少異なります。
HTTPSを有効にするには、デジタル証明書が必要です。認証局(CA)または自己署名証明書によって署名された証明書を使用できます。
    重要:
  • この手順では、Java keytoolコマンドを使用します。keytoolの使用については、Javaのドキュメントまたは認証局が提供するドキュメントを参照してください。
  • デフォルトのインストールパスを変更した場合、 C:\Program Files\RICOH\DataCollector\RICOH Data Collectorがインストールされているパスに置き換えてください。
  • 後でリストアする場合に備えて、これらのファイルのコピーを安全な場所に保存します。
    • C:\Program Files\RICOH\DataCollector\apache-tomcat\conf\server.xml
    • C:\Program Files\RICOH\DataCollector\apache-tomcat\conf\web.xml
    • C:\Program Files\RICOH\DataCollector\config.json
  1. デジタル証明書を取得して、RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターに保存します。
    • 認証局によって署名された証明書を使用するには、以下の操作を行います。
      1. 署名された証明書を取得してキーストアファイルにインポートするには、認証局が提供する指示に従います。
      2. RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターにキーストアファイルをコピーします。キーストアファイルのパスワードを確認しておきます。
      3. 管理者としてコマンドプロンプトウィンドウを開きます。
      4. Java keytoolを含むフォルダーに移動します。
        cd "C:\Program Files\RICOH\DataCollector\jre\bin"
      5. RICOH Data Collectorが使用するJavaの信頼された証明書ストアにキーストアファイルをインポートします。
        keytool -importkeystore -srckeystore "keystore_path" -destkeystore "C:\Program Files\RICOH\DataCollector\jre\lib\security\cacerts" -srcstorepass keystore_password -deststorepass changeit

        keystore_pathをキーストアファイルへのパスに置き換えます。引用符は残しておきます。

        keystore_passwordをキーストアファイルのパスワードに置き換えます。

    • 自己署名証明書を作成するには、以下の操作を行います。
      1. RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターで、管理者としてコマンドプロンプトウィンドウを開きます。
      2. Java keytoolを含むフォルダーに移動します。
        cd "C:\Program Files\RICOH\DataCollector\jre\bin"
      3. ローカルキーストアファイルおよび自己署名証明書を生成します。
        keytool -genkey -keyalg RSA -alias ricohdatacollector -keypass keystore_password -keystore "C:\Program Files\RICOH\DataCollector\ricohdatacollector-localkeystore.jks" -storepass keystore_password -validity certificate_validity -keysize 2048 -ext san=dns:localhost

        keystore_passwordをキーストアファイルに設定したいパスワードに置き換えます。

        certificate_validityを証明書の有効日数に置き換えます。たとえば、90日の場合90を入力します。

      4. RICOH Data Collectorが使用するJavaの信頼された証明書ストアに生成したキーストアファイルをインポートします。
        keytool -importkeystore -srckeystore "C:\Program Files\RICOH\DataCollector\ricohdatacollector-localkeystore.jks" -destkeystore "C:\Program Files\RICOH\DataCollector\jre\lib\security\cacerts" -srcstorepass keystore_password -deststorepass changeit

        keystore_passwordをキーストアファイルに設定するパスワードに置き換えます。

  2. RICOH Data Collectorサービスを停止します。
    1. コントロールパネル 管理ツールに移動し、 サービスをダブルクリックします。
    2. サービスのリストで、RICOH Data Collector Web Serverを右クリックし、 停止を選択します。
  3. HTTPSを有効にします。
    1. C:\Program Files\RICOH\DataCollector\apache-tomcat\confに移動して、管理者として server.xmlファイルを編集します。
    2. 次のコードを見つけます。
      <!--
      <Connector executor="tomcatThreadPool"
       	port="19280" URIEncoding="UTF-8" protocol="HTTP/1.1"
      	connectionTimeout="20000"
       	redirectPort="8443" />
      -->
    3. その下にこのコードを挿入します。
      <Connector protocol="org.apache.coyote.http11.Http11NioProtocol" 
      	port="8443" maxThreads="200" scheme="https" secure="true" 
      	SSLEnabled="true" keystoreFile="keystore_path" 
      	keystorePass="keystore_password" clientAuth="false" 
      	sslProtocol="TLS" sslEnabledProtocols="TLSv1.2" />
    4. keystore_pathをキーストアファイルへのパスに置き換えます。引用符は残しておきます。
      自己署名証明書を生成した場合、 "C:\Program Files\RICOH\DataCollector\ricohdatacollector-localkeystore.jks"を使用します。
    5. keystore_passwordをキーストアファイルのパスワードに置き換えます。引用符は残しておきます。
    6. ファイルを保存して閉じます。
  4. HTTP要求をHTTPSにリダイレクトします。
    1. C:\Program Files\RICOH\DataCollector\apache-tomcat\confに移動して、管理者として web.xmlファイルを編集します。
    2. このファイルの最後の行、</web-app>に移動します。
    3. 最後の行の直前にコードを挿入します。
      <security-constraint>
      	<web-resource-collection>
      		<web-resource-name>Entire Application</web-resource-name>
      		<url-pattern>/*</url-pattern>
      	</web-resource-collection>
      	<!-- auth-constraint goes here if you require authentication -->
      	<user-data-constraint>
      		<transport-guarantee>CONFIDENTIAL</transport-guarantee>
      	</user-data-constraint>
      </security-constraint>
    4. ファイルを保存して閉じます。
  5. 内部サーバーアドレスを変更します。
    1. C:\Program Files\RICOH\DataCollectorに移動して、管理者としてconfig.jsonファイルを編集します。
    2. "webAddress": "http://localhost:19280" の行を"webAddress": "https://localhost:8443"に置き換えます。
    3. ファイルを保存して閉じます。
  6. RICOH Data Collectorサービスを開始します。
    1. コントロールパネル 管理ツールに移動し、 サービスをダブルクリックします。
    2. サービスのリストで、RICOH Data Collector Web Serverを右クリックし、 開始を選択します。
  7. 要求が安全な接続に転送されることを確認します。
    1. 対応Webブラウザーウィンドウを開きます。
    2. アドレスバーに次のURLを入力します。

      http://server_address:port_number/DataCollector

      ここで、server_addressは、RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターのホスト名またはIPアドレスです。port_numberはWeb サーバーポートです。

      ページが読み込まれると、このアドレスが https://server_address:port_number/DataCollectorに変更されます。

ユーザーがシステムにアクセスすると、自分でアクションを実行しなくても、セキュアプロトコルにリダイレクトされます。ただし、自己署名証明書を使用する場合、または証明書がサーバーに明確に結合されていない場合、Webブラウザーは証明書が信頼されていないという警告が出されます。

証明書の有効期限が切れる直前の場合、HTTPSを有効にする手順を繰り返します。インストールプロセスを実行してRICOH Data Collectorを再インストール、アップグレード、または修復するたびに、この手順を繰り返す必要があります。

RICOH Data Collectorを修復した後でHTTPSを有効にしない場合、内部サーバーアドレスをHTTPに戻す必要があります。

  1. C:\Program Files\RICOH\DataCollectorに移動して、管理者としてconfig.jsonファイルを編集します。
  2. "webAddress": "https://localhost:8443" の行を "webAddress": "http://localhost:19280"に置き換えます。
  3. ファイルを保存して閉じます。
  4. RICOH Data Collector サービスを再開します。

1.5.2.2 LinuxサーバーでHTTPSを有効にする

Red Hat Enterprise LinuxでHTTPSを有効にする手順を説明します。別のLinuxディストリビューションを使用する場合は、操作は多少異なります。
HTTPSを有効にするには、デジタル証明書が必要です。認証局(CA)または自己署名証明書によって署名された証明書を使用できます。
    重要:
  • この手順では、Java keytoolコマンドを使用します。keytoolの使用については、Javaのドキュメントまたは認証局が提供するドキュメントを参照してください。
  • 後でリストアする場合に備えて、これらのファイルのコピーを安全な場所に保存します。
    • /opt/RICOH/DataCollector/apache-tomcat/conf/server.xml
    • /opt/RICOH/DataCollector/apache-tomcat/conf/web.xml
    • /opt/RICOH/DataCollector/config.json
  1. デジタル証明書を取得して、RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターに保存します。
    • 認証局によって署名された証明書を使用するには、以下の操作を行います。
      1. 署名された証明書を取得してキーストアファイルにインポートするには、認証局が提供する指示に従います。
      2. RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターにキーストアファイルをコピーします。キーストアファイルのパスワードを確認しておきます。
      3. rootユーザーとしてターミナルウインドウを開きます。
      4. Java keytoolを含むフォルダーに移動します。
        cd /opt/RICOH/DataCollector/jre/bin
      5. RICOH Data Collectorが使用するJavaの信頼された証明書ストアにキーストアファイルをインポートします。
        ./keytool -importkeystore -srckeystore "keystore_path" -destkeystore "/opt/RICOH/DataCollector/jre/lib/security/cacerts" -srcstorepass keystore_password -deststorepass changeit

        keystore_pathをキーストアファイルへのパスに置き換えます。引用符は残しておきます。

        keystore_passwordをキーストアファイルのパスワードに置き換えます。

    • 自己署名証明書を作成するには、以下の操作を行います。
      1. RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターで rootユーザーとしてターミナルウインドウを開きます。
      2. Java keytoolを含むフォルダーに移動します。
        cd /opt/RICOH/DataCollector/jre/bin
      3. ローカルキーストアファイルおよび自己署名証明書を生成します。
        ./keytool -genkey -keyalg RSA -alias ricohdatacollector -keypass keystore_password -keystore "/opt/RICOH/DataCollector/ricohdatacollector-localkeystore.jks" -storepass keystore_password -validity certificate_validity -keysize 2048 -ext san=dns:localhost

        keystore_passwordをキーストアファイルに設定したいパスワードに置き換えます。

        certificate_validityを証明書の有効日数に置き換えます。たとえば、90日の場合90を入力します。

      4. RICOH Data Collectorが使用するJavaの信頼された証明書ストアに生成したキーストアファイルをインポートします。
        ./keytool -importkeystore -srckeystore "/opt/RICOH/DataCollector/ricohdatacollector-localkeystore.jks" -destkeystore "/opt/RICOH/DataCollector/jre/lib/security/cacerts" -srcstorepass keystore_password -deststorepass changeit

        keystore_passwordをキーストアファイルに設定するパスワードに置き換えます。

  2. RICOH Data Collectorサービスを停止します。
    sudo systemctl stop RicohDataCollector
  3. HTTPSを有効にします。
    1. /opt/RICOH/DataCollector/apache-tomcat/confに移動して、 rootユーザーとしてserver.xmlファイルを編集します。
      sudo gedit /opt/RICOH/DataCollector/apache-tomcat/conf/server.xml
    2. 次のコードを見つけます。
      <!--
      <Connector executor="tomcatThreadPool"
       	port="19280" URIEncoding="UTF-8" protocol="HTTP/1.1"
      	connectionTimeout="20000"
       	redirectPort="8443" />
      -->
    3. その下にこのコードを挿入します。
      <Connector protocol="org.apache.coyote.http11.Http11NioProtocol" 
      	port="8443" maxThreads="200" scheme="https" secure="true" 
      	SSLEnabled="true" keystoreFile="keystore_path" 
      	keystorePass="keystore_password" clientAuth="false" 
      	sslProtocol="TLS" sslEnabledProtocols="TLSv1.2" />
    4. keystore_pathをキーストアファイルへのパスに置き換えます。引用符は残しておきます。
      自己署名証明書を生成した場合、 "/opt/RICOH/DataCollector/ricohdatacollector-localkeystore.jks"を使用します。
    5. keystore_passwordをキーストアファイルのパスワードに置き換えます。引用符は残しておきます。
    6. ファイルを保存して閉じます。
  4. HTTP要求をHTTPSにリダイレクトします。
    1. /opt/RICOH/DataCollector/apache-tomcat/confに移動して、 rootユーザーとして web.xmlファイルを編集します。
      sudo gedit /opt/RICOH/DataCollector/apache-tomcat/conf/web.xml
    2. このファイルの最後の行、</web-app>に移動します。
    3. 最後の行の直前にコードを挿入します。
      <security-constraint>
      	<web-resource-collection>
      		<web-resource-name>Entire Application</web-resource-name>
      		<url-pattern>/*</url-pattern>
      	</web-resource-collection>
      	<!-- auth-constraint goes here if you require authentication -->
      	<user-data-constraint>
      		<transport-guarantee>CONFIDENTIAL</transport-guarantee>
      	</user-data-constraint>
      </security-constraint>
    4. ファイルを保存して閉じます。
  5. 内部サーバーアドレスを変更します。
    1. /opt/RICOH/DataCollectorに移動して、 rootユーザーとしてconfig.jsonファイルを編集します。
      sudo gedit /opt/RICOH/DataCollector/config.json
    2. "webAddress": "http://localhost:19280" の行を"webAddress": "https://localhost:8443"に置き換えます。
    3. ファイルを保存して閉じます。
  6. RICOH Data Collectorサービスを開始します。
    sudo systemctl start RicohDataCollector
  7. 要求が安全な接続に転送されることを確認します。
    1. 対応Webブラウザーウィンドウを開きます。
    2. アドレスバーに次のURLを入力します。

      http://server_address:port_number/DataCollector

      ここで、server_addressは、RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターのホスト名またはIPアドレスです。port_numberはWeb サーバーポートです。

      ページが読み込まれると、このアドレスが https://server_address:port_number/DataCollectorに変更されます。

ユーザーがシステムにアクセスすると、自分でアクションを実行しなくても、セキュアプロトコルにリダイレクトされます。ただし、自己署名証明書を使用する場合、または証明書がサーバーに明確に結合されていない場合、Webブラウザーは証明書が信頼されていないという警告が出されます。

証明書の有効期限が切れる直前の場合、HTTPSを有効にする手順を繰り返します。インストールプロセスを実行してRICOH Data Collectorを再インストール、アップグレード、または修復するたびに、この手順を繰り返す必要があります。

RICOH Data Collectorを修復した後でHTTPSを有効にしない場合、内部サーバーアドレスをHTTPに戻す必要があります。

  1. /opt/RICOH/DataCollectorに移動して、 rootユーザーとしてconfig.jsonファイルを編集します。
    sudo gedit /opt/RICOH/DataCollector/config.json
  2. "webAddress": "https://localhost:8443" の行を "webAddress": "http://localhost:19280"に置き換えます。
  3. ファイルを保存して閉じます。
  4. RICOH Data Collector サービスを再開します。

1.6 トラブルシューティングおよびサポート

RICOH Data Collectorを使用中に問題が発生した場合は、このセクションの情報を使用して解決できる場合があります。

1.6.1 診断データをアップロードする

RICOH Data Collectorを使用中に問題が発生する場合、問題のトラブルシューティングに役立つ診断データを簡単にアップロードできます。
診断データをアップロードするには、以下の操作を行います。
  1. RICOH Data Collectorがインストールされているドライブに少なくとも10 GBの空き領域があることを確認してください。
  2. RICOH Data Collectorにサインインします。
  3. メニューバーで、ヘルプボタン()をクリックし、 診断データを送信を選択します。
  4. 診断データを送信ダイアログボックスで、発生した問題の詳細情報を入力し、診断データをアップロードします。
    診断データを送信ダイアログボックス
    1. トピックで、問題のタイプを選択します。
      たとえば、接続の問題や、データの欠落や不正確な問題が発生する場合があります。
    2. プリンターで、問題の調査中に注目するプリンターを選択します。
      システムに登録されているすべてのプリンターのデータが収集され、送信されます。
    3. メッセージで、診断データに追加する有用な情報を入力します。
    4. 送信をクリックします。
    診断データがアップロードされると、ソフトウェアサポートはそのデータを使用して報告された問題を調査します。収集されたデータについては、どのような情報が送信されていますか?をクリックしてください 。
    注意: 診断データをアップロードできるのは、Data Collectorがクラウドに接続されている場合だけです。Data Collectorがクラウドに接続されていない場合は、データをローカルにダウンロードし、リコーのサポート担当者に提供してください。
アクティビティーログタブでデータアップロードの状況を確認できます。アップロード中にファイルサイズやディスク領域の問題などの問題が発生した場合、またはアップロードが失敗した場合、手動でトレースを収集します。

1.6.2 よくある問題

RICOH Data Collectorを使用中に問題が発生した場合は、このセクションの情報を参照してください。
トレースを収集する

問題を解決するために、Data Collectorからトレースを収集できます。RICOH Data Collectorは、コードアクティビティーを記録するトレーシングメカニズムを使用しています。

次のいずれかの方法を使用して、インストールの詳細やディスク領域などの追加システム情報とともにData Collectorトレースを収集します。

  • 診断データをアップロードします。詳細については、診断データをアップロードするを参照してください。

      注意:
    • トレースは自動的に収集され、クラウドにアップロードされます。
    • 診断データのアップロードにはサインインが必要です。
  • Webブラウザーのアドレスバーに次のURLを入力して、トレースをダウンロードします。

    http://server_address:port_number/DataCollector/traces

    ここで、server_addressは、RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターのホスト名またはIPアドレスです。port_numberはWeb サーバーポートです。

    RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターで、デフォルトのポートを使用している場合は、http://localhost:19280/DataCollector/traces に進みます。

    結果として得られるパッケージは、dc_traces_yyyymmdd_hhmmss_code.zipという名前になります。ここで、yyyymmddhhmmssはトレースが収集された日時を表し、code はランダムに生成された識別コードです。

      注意:
    • トレースを収集するURLの最初の部分はRICOH Data Collector URLと一致します。アプリケーションにアクセスするために使用しているURLの最後に、/traces を追加できます。
    • サインインしなくても、トレースを収集できます。
    • リコーの担当者に送付してください。
  • 以下の手順に従って、収集したトレースを含むzipファイルを手動で生成します。

    1. RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターにリモートでログインします。
    2. Windowsの場合はgetTraces.bat スクリプト、Linuxの場合はgetTraces.sh スクリプトを起動してトレースをダウンロードします。RICOH Data Collectorがデフォルトの場所にインストールされている場合、.batの場所はC:\Program Files\RICOH\DataCollector\bin(Windows)です。.sh の場所は /opt/RICOH/DataCollector/bin(Linux)です。
    3. 結果として得られるパッケージは、 DataCollector-Traces-timestamp.zip という名前になります。ここで、timestamp は、トレースが収集されたときのタイムスタンプのミリ秒を表します。

    注意: WebブラウザーからRICOH Data Collectorにアクセスできない場合にトレースを収集できます。
インストール中に地域に接続できない

地域の選択ダイアログボックスで、データを保存する領域が選択できない場合は、プロキシまたはファイアウォールの設定によって地域URLへのアクセスがブロックされていないことを確認してください。

  • 米国:https://datacollector.app-ricohsoftware.com/account-details.json
  • ヨーロッパ:https://datacollector.app-ricohsoftware.eu/account-details.json

インストールパスで特殊文字を使用する

RICOH Data Collectorをインストールする際、ファイルパスに特殊文字を使用する必要がある場合、問題が発生することがあります。オペレーティングシステムの言語設定がUTF-8エンコードを使用するように設定されていることを確認してください。この設定により、ソフトウェアがファイルパスの特殊文字を認識できるようになります。 ベータ: 世界中の言語サポートのために Unicode UTF-8 を使用するチェックボックスを選択してください。

ブロックされたURLの問題

RICOH Data Collectorをインストールする場合、以下のURLへのアクセスを許可してください。

  • 米国向け:
    • ricohsoftware.com
    • help.ricohsoftware.com
    • rpi.app-ricohsoftware.com
    • services.app-ricohsoftware.com
    • datacollector.app-ricohsoftware.com
    • fileupload.app-ricohsoftware.com
    • cognito-idp.us-west-2.amazonaws.com
  • ヨーロッパ向け:
    • ricohsoftware.eu
    • help.ricohsoftware.com
    • rpi.app-ricohsoftware.eu
    • services.app-ricohsoftware.eu
    • datacollector.app-ricohsoftware.eu
    • fileupload.app-ricohsoftware.eu
    • cognito-idp.eu-west-1.amazonaws.com

RICOH Data Collectorサービスを再開する

この手順は、問題が発生してRICOH Data Collectorサービスを手動で再開する必要がある場合に使用します。

RICOH Data Collectorサービスを再起動するには、RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターで、次の手順に従います。

  • Windowsの場合、コントロールパネル 管理ツールに移動し、 サービスをダブルクリックします。サービスのリストで、RICOH Data Collectorを右クリックし、 再開を選択します。
  • Linuxの場合、次のコマンドを使用します。
    sudo systemctl restart RicohDataCollector

RICOH Data Collectorアプリケーションで、Data Collectorおよび登録済みプリンターの状態を確認します。

接続やデータ収集に問題がないことを確認してください。

サブスクリプションが有効な以前に登録したRICOH Data Collectorのインスタンスで、Data Collectorがクラウドから未登録と表示される

停電の状況下、ディスクが満杯の場合、または内部データベースが破損したときは、Data Collectorがクラウドで未登録の状態になることがあります。内部データベースは、Data Collectorがクラウドに接続されるまでデータソース情報を保存するために使用されます。停電の状況下やディスクが満杯の場合は、データソース情報が失われることがあります。

RICOH Predictive Insightの認証手順を繰り返し、Data Collectorをリストアします。新しいインスタンスを選択する代わりに、以前のインストールに対応するData Collectorを選択します。

データの損失を防ぐには、以下の操作を行います。

  • 停電時には無停電電源装置 (UPS) を必ず使用してください。
  • RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターへのアクセスを制限します。
  • ディスクの整合性と空き容量を定期的に確認してください。
  • Data Collectorをクラウドに接続しておくことを推奨します。

アプリケーションを起動できない

コンピューターを再起動後にRICOH Data Collectorが起動しない場合は、 修理を実行してから、コンピューターを再起動してください。

または、RICOH Data Collectorをアンインストールしてから、再起動してください。このアプリケーションをアンインストールする場合は、 クラウドからData Collectorを削除チェックボックスを選択しないでください。選択すると、保存されているデータが失われます。

修理後にRICOH Data Collectorサービスが利用できない

修復を実行した後、RICOH Data Collectorサービスが利用できなくなった場合は、 修復を再度実行してください。

ログインできない

メールアドレスとパスワードが正しく入力されていることを確認してください。パスワードの大文字と小文字は区別されます。

パスワードを忘れた場合は、サインインページのパスワードを忘れた場合をクリックし、必要な手順に従います。アカウントに関連するメールアドレスを入力した後、パスワードをリセットする検証コードが送信されます。

RICOH Data CollectorサーバーのIPアドレスまたはホスト名を変更すると、アプリケーションにアクセスできない

問題を避けるためには、IPアドレスやホスト名を変更した後に、RICOH Data Collectorサーバーを再起動してください。

openSUSEでアプリケーションにアクセスできない

openSUSEでは、RICOH Data Collectorをインストールする前に、insserv-compatパッケージがインストールされていることを確認してください。RICOH Data Collectorをインストールし、コンピューターを再起動します。

insserv-compatパッケージの前にRICOH Data Collectorをインストールした場合は、 修復を実行して、もう一度コンピューターを再起動してください。

ページが正しく表示されない

ページが正しく読み込まれませんでした。Webブラウザーのキャッシュを消去し、ページを再度読み込んでください。キャッシュの消去とページの再読み込みの方法については、Webブラウザーのユーザーガイドを参照してください。

適切に設定されたサポートされているWebブラウザーを使用していることを確認してください。

クラウドでイベントが受信されない

Data Collectorがオンラインであることを確認してください。

一般設定タブの ローカルにデータを保存オプションを無効にします。

RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターで、省電力を無効にします。省電力を無効にしない場合は、コンピューターがスリープモードまたは省電力モードに入り、クラウドとの通信が中断されることがあります。

RICOH Predictive Insightのメインテナンス中にRICOH Data Collectorによって収集されたイベントが失われる

イベントがローカルに保存されず、スケジュールされたRICOH Predictive Insightの保守期間後にクラウドに送信される場合は、RICOH Data Collectorの古いバージョンを使用している可能性があります。最新バージョンに更新します。

Data Collectorがクラウドに接続されていない

インターネット接続とプロキシ設定を確認してください。

データソースを追加、編集、削除できない

クラウドに接続していることを確認してください。Data Collectorがクラウドに接続されていない場合、データソースの追加、編集、削除はできません。

利用可能なデータソースがまだあることを確認してください。データソースの使用法について詳しくは、アプリケーションのフッターを参照してください。

適切なユーザー権限があることを確認してください。アカウントによって割り当てられているユーザーロールを確認するには、リコーの担当者に連絡してください。

プリンターをスキャン機能からプリンターが自動的に検出されない

RICOH Data Collectorプリンターをスキャン機能を使用してプリンターを検索するには、まず物理プリンターでSNMP v1/v2プロトコルを有効にする必要があります。詳しくは、プリンターの使用説明書を参照してください。

スキャンしたプリンターがオンラインになっていることを確認します。

プリンターステータスに関する情報が見つからない

物理プリンターでSNMPプロトコルを有効にし、SNMP通信チャネルを使用してRICOH Data Collectorプリンターを構成するようにしてください。プリンターでSNMPを有効にする方法について詳しくは、プリンターの使用説明書を参照してください。

ジョブに関する情報が見つからない

プリンターモデルに適したプリンタータイプを選択し、物理プリンターでSNMPプロトコルを有効にします。プリンターでSNMPを有効にする方法について詳しくは、プリンターの使用説明書を参照してください。

ジョブ名が正しく表示されない

ジョブ名フィールドの文字数には制限があります。制限値は、情報を受信するプリンターによって異なります。制限値を超えて使用すると、プリンターは切り捨てられたり変更されたりしたデータを送信します。ジョブ名を正しく表示するには、フィールドの文字数を以下のように制限してください。

  • 連続紙プリンター - 最大255文字
  • Fieryコントローラーを介して操作されるプリンター:
    • SNMP - 最大64文字、または
    • Fiery API - 最大256文字
  • TotalFlow プリントサーバーコントローラーを介して操作されるカットシートプリンター - 最大255文字
  • SNMPを使用するその他のプリンター - 最大64文字。

RICOH Data CollectorがSNMP経由で情報を受信する際にジョブ名などのプリンターデータを正しく表示するには、 プリンター文字セットオプションの設定値がプリンターで設定されている言語設定に一致していることを確認してください。詳しくは、プリンターの使用説明書を参照してください。

汎用SNMPプリンターRICOH 汎用カットシートプリンター、または RICOH Fieryカットシートプリンター設定を使用するプリンターを追加または編集するときに、 プリンター文字セットオプションが使用可能になります。

インクまたはロール紙の使用状況に関する情報が見つからない

プリンターモデルに適したプリンタータイプを選択していることを確認し、RICOH Productivity Tracker通信チャネルを有効にします。

RICOH Data Collectorの設定へのアクセスが、RICOH Data Collectorホストサーバーからの認証なしで許可される

RICOH Data Collectorホストサーバーを保護し、権限のある担当者のみにアクセスを許可する必要があります。

RICOH Data Collectorがローカルデータの保存場所を管理しない

一般設定タブで ローカルにデータを保存オプションを有効にすると、RICOH Data Collectorは、新しいデータが収集されるたびに、プリンターから収集したデータを含む一連のファイルを指定した場所に作成します。ユーザーの責任においてファイルを処理または削除してください。

RICOH Data Collectorオンラインヘルプシステムにアクセスできない

RICOH Data Collectorのオンラインヘルプシステムは、インターネットにアクセスできるコンピューターからのみ表示できます。コンピューターでインターネットアクセスを有効にするか、画面上のフィールドヘルプを使用して有用な情報を入手します。

片面または両面ジョブ用に収集したデータが、SNMPを介して正確に報告されない

同じ印刷面(片面または両面)を使用してジョブを送信する場合は、すべてが完了し、RICOH Data Collectorによって印刷したものとして報告されたことを確認してから、同じ印刷面の別の一連のジョブを送信するようにしてください。

片面または両面の異なる印刷面を使用するジョブを印刷する場合は、ジョブを1つずつ送信するようにしてください。送信された各ジョブが完了し、RICOH Data Collectorが印刷したものとして報告した後、次のジョブを送信できます。

ランダムアクセスメモリー(RAM)の不足が原因で発生するパフォーマンスの問題

パフォーマンスの問題を回避するには、4 GBの利用可能なRAMに最大15台までのプリンターを登録することをお勧めします。

さらに多数のプリンターを監視する場合は、利用可能なRAMを増やすか、追加のData Collectorをインストールしてください。

停電後に不足データまたは不正確なデータがある

停電の場合は、RICOH Data Collectorをアンインストールし、再インストールすることを推奨します。このアプリケーションをアンインストールする場合は、クラウドからData Collectorを削除チェックボックスを選択しないでください。選択すると、保存されているデータが失われます。

停電に関連する問題を防止するため、停電時には無停電電源装置(UPS)を必ず使用してください。

RICOH Data Collectorを手動でアンインストールする

RICOH Data Collectorサービスを手動で削除すると、新しいData Collectorをインストールでき ません。

この手順では、RICOH Data Collectorを手動でアンインストールする手順を説明します。

適切なユーザー権限があることを確認してください。手順を完了するには、管理者ロールが必要です。アカウントによって割り当てられているユーザーロールを確認するには、リコーの担当者に連絡してください。

  • Windows の場合:

    1. 以下のいずれかの方法で、RICOH Data Collectorサービスを停止します。
      • サービスアプリを使用します。
      • 次のコマンドを使用します。
        net stop RicohDataCollector
    2. 以下のいずれかの方法で、RICOH Data Collectorサービスを削除します。
      • 以下の手順でregeditツールを使用します。
        • regeditを開きます。
        • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\RicohDataCollectorに移動します。
        • RICOH Data Collectorを右クリックし、 削除を選択します。
      • 次のコマンドを使用します。
        reg delete "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\RicohDataCollector" /f

        サービスアプリのRICOH Data Collectorサービスエントリーがまだ利用可能な場合は、RICOH Data Collectorがインストールされているコンピューターを再起動します。

    3. 以下のいずれかの方法で、コントロールパネルからRICOH Data Collectorアンインストールエントリーを削除します。
      • 以下の手順でregeditツールを使用します。
        • regeditを開きます。
        • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\RICOH Data Collectorに移動します。
        • RICOH Data Collectorを右クリックし、 削除を選択します。
      • 次のコマンドを使用します。
        reg delete “HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\RICOH Data Collector” /f
    4. Zero G Registryファイルを編集します。
      • ファイルエクスプローラーを開き、表示オプションを変更して、システムファイルとフォルダーを表示します。
      • C:\Program Files\Zero G Registryに移動し、.com.zerog.registry.xmlファイルを編集して、RICOH Data CollectorRICOH Data Collectorがインストールされたパスに関連するすべての項目を削除します。

      このファイルに他の製品が記述されている場合は、必ずRICOH Data Collectorに関連するエントリーのみを削除してください。

      RICOH Data Collectorに関連する情報しか記述されていない場合は、ファイルを削除できます。

    5. インストールフォルダー(例:C:\Program Files\RICOH\DataCollector)を削除します。
    6. デスクトップからRICOH Data Collectorショートカットを削除します。

  • Linux の場合:

    1. 次のコマンドのいずれかを使用して、RICOH Data Collectorサービスを定義します。
      sudo service RicohDataCollector stop
      または
      sudo systemctl stop RicohDataCollector
    2. 次のコマンドを使用して、RICOH Data Collectorサービスを削除します。
      sudo rm -f /etc/init.d/RicohDataCollector
    3. Zero G Registryファイルを編集します。
      • .com.zerog.registry.xml(例:/var/.com.zerog.registry.xml)を検索するか、次のコマンドを使用します。
        sudo find -iname *zerog.registry.xml
      • ファイルを編集して、RICOH Data CollectorRICOH Data Collectorがインストールされたパスに関連する項目をすべて削除します。
    4. 次のコマンドを使用して、インストールフォルダー(例:/opt/RICOH/DataCollector)を削除します。

      sudo rm -rf /opt/RICOH/DataCollector
      sudo rm -rf /root/.DataCollector

リコーのサポートへ問い合わせる

RICOH Data Collectorの問題に関するサポートが必要な場合は、リコーのサポート担当者にお問い合わせください。

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