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RICOH Account Administration

1 RICOH Account Administration

RICOH Account Administrationは、RICOH Supervisor™RICOH TotalFlow™ ProducerなどのRICOH TotalFlow Cloudアプリケーションの管理インターフェースです。

1.1 RICOH Account Administrationの概要

管理者はRICOH Account Administrationを使用して、RICOH TotalFlow Cloudユーザーやアプリケーションで使用されるその他のさまざまなオブジェクトを管理します。

使用できる機能は、購入したアプリケーションのサブスクリプションによって異なります。すべてのTotalFlow CloudアプリケーションでAccount Administrationを使用して、次の操作を実行できます。

  • ユーザーを追加、変更、削除します。
  • サブスクリプションの詳細を表示します。
  • アカウントの詳細を表示および変更します。

アプリケーションによっては、その他の機能を追加することで、次のことができるようになります。

  • RICOH Cloud Connectorをダウンロードしてインストールすると、リコーのアプリケーションやネットワークで実行されているサポート対象プリンターとの通信に役立ちます。
  • ホットフォルダー、プリンター、お客様、自動化などのオブジェクトを管理します。

1.1.1 新機能

RICOH Account Administrationは、使用可能な機能を定期的に更新し、問題点を修正します。

RICOH Account Administrationの各デプロイメントには、問題点の修正およびセキィリティー更新が含まれています。各デプロイメントに追加された変更は次のとおりです。

2024年4月9日
  • 編集上の変更とバグ修正。
2024年3月14日
  • 編集上の変更とバグ修正。
2024年3月7日
  • 編集上の変更とバグ修正。
2024年2月27日
  • RICOH TotalFlow Producerのアドバンス版および試用版のサブスクリプションについて、RICOH Account Administrationはプリンターの設定と管理のサポートを追加しました。

    使⽤している環境で稼動しているプリンターと通信するために、RICOH Cloud ConnectorにはRICOH Printer Connectorコンポーネントが含まれています。RICOH Printer Connectorコンポーネントは現在、RICOH Cloud ConnectorのWindowsバージョンでのみ利用可能です。

  • 編集上の変更とバグ修正。
2024年2月13日
  • 編集上の変更とバグ修正。
2024年1月30日
  • 編集上の変更とバグ修正。
2023年11月14日
  • RICOH TotalFlow Producerのサポートとして、RICOH Account Administrationはベータ版機能であるOffice変換をサポートしました。

    この機能は、RICOH TotalFlow Producer試用版とアドバンス版サブスクリプションで利用可能です。

2023年8月2日
  • RICOH TotalFlow Producerのサポートとして、RICOH Account Administrationはこれらのシステムオブジェクトのサポートを追加しました。
    • 自動化
    • コネクター
    • お客様
    • ホットフォルダー

    これらのオブジェクトは、RICOH TotalFlow Producerのサブスクリプションを有効にした後でのみ表示されますが、それらの管理方法はヘルプシステムに含まれています。

2023年6月21日
  • ヘルプシステムを更新しました。
2023年3月1日
  • CVE-2022-41946およびCVE-2022-42003の修正を含む、各種セキュリティーを更新しました。
2022年11月10日
  • CVE-2022-42889の修正を含む、各種セキュリティーを更新しました。
2022年8月24日
  • CVE-2022-31197の修正を含む、各種セキュリティーを更新しました。
2022年7月27日
  • 各種セキュリティーを更新しました。
2022年6月24日
  • RICOH Cloud Connectorが HTTPSを使用するように設定する機能が追加されました。
  • CVE-2022-21724の修正を含む、各種セキュリティーを更新しました。
2022年5月17日
  • ユーザーインターフェースでRICOH Cloud Connectorをインストールできるようになりました。
2022年3月11日
  • RICOH Cloud Connectorの内容を含む翻訳を更新しました。
  • RICOH Cloud Connectorの英語版ドキュメントと概要トピックを更新しました。
2022年2月23日
  • カナダのお客様へのサポートを追加しました。
2022年1月19日
  • CVE-2021-44228の修正を含む、各種セキュリティーを更新しました。
2021年10月27日
  • RICOH Cloud Connector を利用できるようになりました。
2021年9月1日
  • フランスのお客様へのサポートを追加しました。
2021年8月25日
  • ドイツのお客様へのサポートを追加しました。
2021年7月28日
  • ベトナムのお客様へのサポートを追加しました。
2021年5月12日
  • ベルギー、ルクセンブルグのお客様へのサポートを追加しました。
2021年5月7日
  • 日本のお客様向けのCookieのポリシーを更新しました。
2021年3月17日
  • ポルトガルのお客様へのサポートを追加しました。
2021年2月17日
  • スペインのお客様へのサポートを追加しました。
2020年12月16日
  • フィリピンのお客様へのサポートを追加しました。
2020年12月2日
  • スイスのお客様へのサポートを追加しました。
2020 年9月9日
  • 日本のお客様へのサポートを追加しました。
2020 年9月2日
  • 米国のお客様へのプライバシーポリシーを更新しました。
2020 年8月5日
  • スウェーデンのお客様へのサポートを追加しました。
2020年5月20日
  • マレーシアおよびメキシコのお客様へのサポートを追加しました。

1.1.2 システムオブジェクト

システムオブジェクトは、TotalFlow Cloudアプリケーションで定義し、任意のソリューションを構築するために使用するアイテムです。Account Administrationでは、システムオブジェクトの例として、ユーザーとコネクターがあります。

Account Administrationで定義したシステムオブジェクトは、TotalFlow Cloudアプリケーション間で使用される場合があります。

1.1.2.1 自動化

自動化はシステムを監視し、特定のイベントが発生するのを待ちます。たとえば、ジョブのシステム到着や、注文ステータスが エラーに変更された場合などです。自動化はジョブまたは注文を評価し、条件が正しければ、ジョブをホットフォルダーに割り当てるなど、事前に定義されたアクションを実行します。

管理者役割を持つユーザーは、自動化を作成し、各自動化が監視するイベント、満たすべき条件、自動的に実行されるアクションを定義することができます。

1.1.2.2 コネクター

コネクターとは、クラウドアプリケーションとオンプレミスにインストールされたソフトウェアやデバイスとの間のリンクを作成するローカルシステムのアプリケーションのことです。この接続により、システム間の安全な通信が可能になります。RICOH TotalFlow Cloudに接続するには、ネットワーク内のサーバーにRICOH Cloud Connectorをインストールします。

RICOH Cloud Connectorはアプリケーションによって使い分けられます。

  • RICOH InfoPrint ManagerWindows用およびLinux用

    Cloud Connectorを使用して、サブスクリプションライセンスのインストールと管理を行います。

  • RICOH TotalFlow Producer

    Cloud Connectorを使用してジョブをホットフォルダーとプリンターに転送します。

注意: RICOH TotalFlow Producer基本版では、1アカウントにつきCloud Connectorインスタンスを1つインストールできます。RICOH TotalFlow Producerアドバンス版では、Cloud Connectorを5つインストールできます。ただし、ネットワークの規模がそれほど大きくない場合は、Cloud Connectorインスタンスを1つインストールすることをお勧めします。ネットワーク内の孤立した場所にあるホットフォルダーやプリンターにジョブを実行依頼する必要がある場合は、Cloud Connectorインスタンスを複数インストールすることをお勧めします。

1.1.2.3 お客様

お客様はあなたの顧客です。彼らは、企業を代表してシステムにジョブ処理を実行依頼します。

お客様ごとにお客様アカウントを作成する必要があります。次に、そのお客様に関連付けられたユーザーを従業員用に追加し、従業員がジョブを送信できるようにします。

ユーザーは、RICOH TotalFlow Producerジョブを送信または注文を送信する機能か、またはお客様アカウント用に作成したカスタマイズされた電子メールアドレスを使用した2つの方法でジョブを送信できます。

1.1.2.4 ホットフォルダー

ホットフォルダーは、ジョブファイルをネットワークまたはローカルドライブ上のあらかじめ定義されたフォルダの場所に自動的に転送するアプリケーションオブジェクトです。

お客様がホットフォルダーにジョブを送信すると、受信したジョブファイルはそこに保存されるか、他のアプリケーション(面付けプログラムなど)がそれらを取得して処理できるようにリダイレクトされます。また、ホットフォルダーはプリンターに接続されたディレクトリーを表すことができるので、ファイルがそのフォルダーに送信されると、自動的にプリンターで処理されます。

RICOH TotalFlow Cloud ホットフォルダーにアクセスするアプリケーションは、ホットフォルダーの場所と通信するためにRICOH Cloud Connectorを必要とします。ファイルを送信するアプリケーションがホットフォルダーに接続できない場合、ファイルは転送されません。

1.1.2.5 プリンター

プリンターオブジェクトは、RICOH TotalFlow Producerから印刷ジョブを受け取る環境内のプリンターを表します。

プリンタータブのRICOH Account Administrationでプリンターを追加することで、ローカルネットワーク内のオンプレミスで稼動しているプリンターに接続できます。設定されたプリンターは、 プリンターパネルのRICOH TotalFlow Producerで利用できます。

この機能は、RICOH TotalFlow Producerアドバンス版または試用版サブスクリプションでのみ利用可能で、RICOH Printer Connectorコンポーネントを含むRICOH Cloud Connectorのインストールが必要です。RICOH Printer Connectorコンポーネントは現在、RICOH Cloud ConnectorのWindowsバージョンにのみ含まれています。

ジョブ管理者ロールを持つユーザーのみが、 プリンターパネルにアクセスし、プリンターにジョブを送信できます。

注意: ジョブ管理者ロールを持つユーザーは、RICOH TotalFlow Producerプリンターパネルからプリンターを追加および管理することもできます。

1.1.2.6 ユーザー

RICOH TotalFlow Cloudアプリケーションを使用するユーザーは、 ユーザーとして定義されなければなりません。

リコーがアカウントの初期設定を行うときに、管理者ユーザーが1人作成されます。管理者は、ログインして初期パスワードを変更するためのリンクが記載されたウェルカムメールがTotalFlow Cloudから送信されます。この管理者は、組織の残りの部分のユーザーを作成する責任を負います。

ユーザーは、サブスクリプションを購入したアプリケーションごとにロールが割り当てられます。ロールは、ユーザーのジョブの役割に基づき、アプリケーションごとに異なります。たとえば、Account Administrationには、ユーザーに割り当てることができる2つのロールがあります。

管理者
アカウントに関する詳細の表示、他のユーザーの作成および管理、必要に応じて他のオブジェクトの管理が許可されたユーザー。
なし
サブスクリプション登録したアプリケーションの操作が含まれるが、ユーザーや他のオブジェクトの管理は行わないユーザー。

ユーザーは、Account Administrationでは 管理者であっても、RICOH TotalFlow Producerなどのアプリケーションでは ジョブ実行依頼者と閲覧者である場合があります。

ユーザーは、TotalFlow Cloudプラットフォーム内でのロールも割り当てられています。ほとんどのユーザーは、 標準プラットフォームロールに割り当てられています。ただし、別のアプリケーションによって、特別なプラットフォームロールが追加されます。

  • RICOH Supervisor大画面プラットフォームロールを追加します。

    たとえば、プロダクションエリアの画面にRICOH Supervisorダッシュボードを表示して現在のステータスを表示したい場合などに、 大画面プラットフォームロールを持つユーザーを作成します。社内の誰かが 大画面ユーザーとしてログインし、大型ディスプレイのブラウザーウィンドウを最大化します。 大画面ユーザーは、表示専用アクセス権を持ち、許可された最大時間までログインを維持することができます。

  • RICOH TotalFlow Producerお客様プラットフォームロールを追加します。

    お客様プラットフォームロールを持つユーザーは、TotalFlow Producerにジョブを送信する顧客の従業員を表します。

1.1.3 ユーザーインターフェース

RICOH Account Administrationへのアクセスが許可されたユーザーは、インターネットに接続され、サポートされているブラウザーがインストールされている任意のシステムからユーザーインターフェースを開くことができます。

1.1.3.1 バナー

バナーはユーザーインターフェースの上部の黒いバーにあります。インターフェイスのすべてのページから利用できます。

バナーのアイコンは様々な作業を可能にします。

  • アクセスする別のアプリケーション(RICOH TotalFlow Cloud)に切り替えます。

    アプリスイッチャーアイコン()をクリックし、開くアプリを選択します。アプリケーションは同じタブで開きます。

  • アプリケーションを改善するためのアイデアをお寄せください。

    アイデアの送信 アイコン()をクリックし、 新しいアイデアを追加をクリックして、追加する内容を記述します。また、他のお客様から寄せられたアイデアを検討することもできます。このアイデアが気に入ったら、投票してください。複数の顧客から支持されているアイデアは、私たちの関心を引きやすく、実行に移される可能性が高いのです!

  • システム管理者またはアプリケーション自身から送信された通知を表示します。

    通知)アイコンをクリックします。

      注意:
    • 通知リストを開かなくても、いくつかの通知を見ることができます。これらの通知は、バナーの上または下、またはブラウザーウィンドウの下部に帯状に表示されます。

  • ユーザーIDまたは企業アカウントの詳細を表示します。

    アカウント)アイコンをクリックします。ユーザーIDとアカウント名はメニューの一番上にあります。任意のオプションを選択すると、関連する設定や情報が表示されます。

  • アプリケーションを使用してサポートを受ける。

    ヘルプ)アイコンをクリックして、 ヘルプを選択します。

  • TotalFlow Cloudアプリケーションの利用規約を表示する。

    ヘルプ)アイコンをクリックして、 利用規約を選択します。

1.1.3.2 メインページ

RICOH Account Administrationにログインしたとき、または別のアプリケーションから戻ったときに、タブの1つが開かれた状態でメインページが表示されます。

利用できるタブの数は、サブスクリプションを登録しているアプリケーションによって異なります。すべてのアプリケーションには、次のタブが含まれています。

  • サブスクリプション
  • ユーザー
  • 詳細

他のアプリケーションでは、必要に応じて他のタブを追加します。

ほとんどのタブで、オブジェクトのリストが表で表示されます。すべてのテーブルで次の操作を実行できます。

  • エントリーを並べ替える。

    テーブルのヘッダーを1回クリックすると昇順に、もう1回クリックすると降順に並べ替えられます。

  • 表示される列を変更したり、並べ替えたりする。

    歯車アイコン()をクリックして、 列の管理を選択します。

  • テーブル内のテキストを検索する。

    検索アイコン()をクリックし、検索するテキストを入力します。

1.1.3.2.1 自動化タブ

自動化タブは、RICOH TotalFlow Producerのアドバンスまたは試用版のサブスクリプションで使用でき、アカウントに作成されたすべての自動化を表示します。

自動化タブ

以下のアクションは、自動化タブで利用できます。

  • 新しい自動化を作成する

    自動化を作成をクリックし、プロンプトに従います。

  • 自動化の履歴を表示する

    リストの自動化を右クリックし、メニューから履歴の表示を選択します。

  • テーブルに表示される列を管理する

    列の管理をクリックし、表示する列を選択します。

1.1.3.2.2 コネクタータブ

ホットフォルダーまたはプリンターを作成する場合、コネクターと関連付ける必要があります。登録されたコネクターは、コネクタータブのRICOH Account Administrationに一覧表示されています。

コネクタータブ

このタブで実行できるアクションは次のとおりです。

  • 登録されているすべてのコネクターとそのプロパティー(例:ステータスバージョンプラットフォーム、最後に接触された時刻)を表示します。
  • オペレーティングシステムの最新のRICOH Cloud Connectorバージョンをダウンロードします。

    ダウンロードをクリックし、オペレーティングシステムを選択します。

  • クラウドコネクターを登録するためのワンタイムコードを生成します。

    ワンタイムコードの生成をクリックします。

  • コネクターに関連付けられている接続を編集、削除、または表示します。

    コネクターを右クリックし、メニューからオプションを選択します。

      注意:
    • コネクターを編集するには、そのコネクターが定義されているサーバーが動作しており、そのサーバーとネットワーク接続が可能である必要があります。
    • コネクターを削除すると、RICOH Cloud Connectorインスタンスはアンインストールされませんが、クラウドから登録解除されます。関連するホットフォルダーとプリンターが切断され、関連するサブスクリプションが影響を受ける場合があります。

      新しいCloud Connectorを登録すると、Cloud Connectorが割り当てられていないホットフォルダーとプリンターは、自動的に新しいCloud Connectorに関連付けられます。

ツールアイコン()をクリックすると、メニューが表示され、テーブルの情報を更新したり、テーブル列を管理したりすることができます。

1.1.3.2.3 お客様タブ

お客様タブを使用して、お客様について知る必要のあるすべての詳細をまとめておくことができます。

お客様タブ

このタブでは、お客様を追加したり、お客様をどの内部ユーザーに割り当てるかを指定できます。また、お客様の編集や削除も可能です。

電子メールによるジョブの実行依頼オプションが有効になっている場合、お客様を右クリックし、ジョブの実行依頼メールを取得を選択すると、そのお客様に関連付けられたユーザーがジョブを実行依頼できるカスタムジョブ送信メールアドレスが表示されます。

1.1.3.2.4 詳細タブ

詳細タブを使用して、会社アカウントに関する情報を確認します。

ページの右上にある詳細を編集をクリックすると、会社名、連絡先、請求情報、デフォルト言語、会社内の全ユーザーのタイムアウト時間を更新することができます。RICOH TotalFlow Producerでは、デフォルトの測定単位を設定したり、ジョブ実行依頼時にMicrosoft Officeファイルを自動的にPDFに変換するかどうかを指定することもできます。

1.1.3.2.5 ホットフォルダータブ

ホットフォルダータブには、アカウントに作成された全てのホットフォルダーが表示されます。

ホットフォルダータブ

このビューから、ホットフォルダーを追加、編集、削除できます。

1.1.3.2.6 プリンタータブ

プリンタータブは、RICOH TotalFlow Producerのアドバンスまたは試用版のサブスクリプションで使用でき、アカウントに作成されたすべてのプリンターを表示します。

プリンタータブ

このタブでは、IPアドレスまたはホスト名、プリンターの言語設定、プリンターの状態など、設定済みのプリンターに関する情報を表示できます。

プリンターの追加、編集、有効化、無効化、削除も可能です。

1.1.3.2.7 サブスクリプションタブ

サブスクリプションタブを使用すると、アカウントに関連するすべてのサブスクリプション(有効期限切れのものも含む)を表示できます。また、必要であれば、RICOH Cloud Connectorをダウンロードすることができます。

サブスクリプションタブ

購入済みの各サブスクリプションは、サブスクリプションタブにカードとして表示されます。カードには、サブスクリプションの開始日と有効期限が表示されます。 詳細をクリックすると、以下のような詳細情報を表示するダイアログが表示されます。

  • アプリケーションに含まれる各ライセンスの数および種類
  • サブスクリプションの詳細(一緒に購入したアドオンを含む)

1.1.3.2.8 ユーザータブ

ユーザータブを使用して、アプリケーションにアクセスできるユーザーを作成および管理します。

ユーザータブでは、次のことができます。

  • 新しいユーザーを作成する。

    ユーザーの追加をクリックします。

  • 既存のユーザーを編集、コピー、削除する。

    行を右クリックし、正しいオプションを選択します。

  • 最初の招待に応答していないユーザーに招待を再送する。

    行を右クリックし、招待状を再送信を選択します。

1.1.4 RICOH Cloud Connector

RICOH Cloud Connector は、ネットワーク上にインストールして、 との通信を管理するためのアプリケーションです。RICOH TotalFlow Cloud

Cloud Connectorは、特定の製品、特定の構成でのみ必要です。

  • RICOH InfoPrint Manager Subscription

    RICOH InfoPrint Manager Subscriptionを購入される場合、Cloud Connectorは製品とともにインストールされます。また、RICOH TotalFlow Cloudに接続し、サブスクリプションが有効期限切れではないことを確認します。

  • RICOH TotalFlow Producer

1.1.5 アクセシビリティ

リコーは、年齢や能力に関係なく、誰もが使いやすい製品を提供するように努めています。

アクセシビリティに対する当社の取り組みについては、リコーWebサイトの[アクセシビリティ]ページを参照してください。

アクセシビリティ機能

アクセシビリティは、移動が困難な方や視覚が限られている方などの障がいのある方が、情報技術製品を快適に利用できるようにするための機能です。

この製品の主なアクセシビリティ機能により、次のことが可能です。

  • スクリーンリーダーや拡大鏡などの支援技術を利用する。
  • マウスの代わりにキーボードを使用する。
  • 音量、色、コントラスト、フォントサイズなどの属性を変更する。
  • キーを起動させずにタッチで区別する。
  • 特殊なポインティングデバイスや点字ディスプレイなどの代替入出力デバイスを接続する。

また、インフォメーションセンターや製品に関する出版物は、アクセシビリティに対応した形式になっています。

マークアップナビゲーターのショートカットキー

定義したマークアップオブジェクトがマークアップナビゲーターでフォーカスされているときに、次のショートカットキーを使用できます。

マークアップナビゲーターのショートカットキー
概要 キー
編集ダイアログを開く Enter
マークアップオブジェクトを削除する Delete
キーボードナビゲーション

本製品は、Microsoft Windows標準のナビゲーションキーを使用しています。

1.1.6 商標

EFIロゴ、Electronics for Imaging、Fiery、およびFieryロゴは、米国およびその他の国におけるElectronics for Imaging, Inc.の登録商標です。EFIは、Electronics for Imaging, Inc.の米国および他の国における商標です。

Firefoxは、Mozilla Foundationの登録商標です。

GoogleおよびChromeはGoogle Inc.の商標です。

Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは Oracle およびその関連会社の登録商標です。

Linux は、Linus Torvalds 氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。

Microsoft、Windows、Windows Server、Windows Vista、およびInternet Explorerは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。

Windowsオペレーティングシステムの正式名称は、以下のとおりです。

  • Windows Server 2019:
    • Microsoft®Windows Server® 2019 Standard
    • Microsoft®Windows Server® 2019 Essentials
  • Windows Server 2022:
    • Microsoft®Windows Server® 2022 Standard
    • Microsoft®Windows Server® 2022 Essentials
  • Windows 10:
    • Microsoft® Windows 10 Pro
    • Microsoft® Windows 10 Enterprise
  • Windows 11:
    • Microsoft® Windows 11 Pro
    • Microsoft® Windows 11 Enterprise

OpenJDKはOracle America, Inc.の商標です。JavaおよびOpenJDKは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。Copyright Oracle America, Inc.

RICOH TotalFlow™ ProducerRICOH InfoPrint Manager™RICOH Supervisor™は、株式会社リコーの米国およびその他の国における商標です。

本書に記載されているその他の製品名は、識別のためにのみ使用されており、各社の商標の可能性があります。当社では、このような商標に関する一切の権利を否認します。

1.2 RICOH TotalFlow™ Cloudの基本操作

TotalFlow Cloudアプリケーションに慣れ、作業を開始できるようにしましょう。

1.2.1 初回にRICOH TotalFlow Cloudにサインインする

アカウントが作成されると、RICOH TotalFlow Cloudからメールが届きます。そのメールに記載されているボタンを使って、最初のログインをしてください。

RICOH TotalFlow Cloudに初めてサインインするには、以下の手順に従ってください。
  1. RICOH TotalFlow Cloudから届いたメールを開いてください。
  2. アカウントにサインインをクリックします。
    サインインページがデフォルトのWebブラウザーで開きます。
  3. 新しいパスワードパスワードの確認フィールドにパスワードを入力し、 パスワードの作成をクリックします。
    パスワードは8文字以上で、ページに記載されている基準を満たしている必要があります。
      注意:
    • 招待メールの有効期限は7日間です。招待メールの有効期限が切れた後にリンクをクリックすると、エラーページが開き、新しい招待メールが自動的に送信されます。
      重要: 15分以内にRICOH TotalFlow Cloudから新しいメールが届かない場合のみ、そのページの 招待状を再送信リンクをクリックしてください。
    • アカウントの作成に問題がある場合は、管理者に連絡し、招待メールを再度送信するよう依頼してください。

1.2.2 管理者向けのRICOH TotalFlow Cloudの基本操作

管理者は、TotalFlow Cloudオブジェクトとアプリケーションを設定し、他のユーザーが使用できるように準備します。他のユーザーのユーザーIDを作成し、予定されているダウンタイム、システム更新、サブスクリプション情報などを常に認識しています。

管理者は、ほとんどのタスクをRICOH Account Administrationアプリケーションで完了しますが、他のアプリケーションにもアクセスし、使用することがあります。

管理者としてRICOH TotalFlow Cloudを開始するには、次の手順を実行します。

  1. ログインしてパスワードを変更します。
    ユーザーIDが作成されると、ログインしてRICOH TotalFlow Cloudアプリケーションの利用を開始するように招待するメールが送信されます。初回ログイン時は、パスワードのリセットが必要です。
      注意:
    • リコーはアカウントに1人のユーザーしか作成しません。そのユーザーは管理者です。最初のユーザーである場合、他のユーザーを追加し、正しいアプリケーションへのアクセス権を付与する責任があります。他の管理者を作成し、その管理者に責任を委ねることができます。

    管理者としてAccount Administrationアプリケーションに移動します。

  2. Cookie設定を管理します。
    TotalFlow Cloudアプリケーションでは、Cookieを使用しており、一部のCookieは必須です。Cookieの詳細と実行できるアクションの詳細については、Cookieの設定を管理するを確認してください。
  3. アプリケーションのインターフェイスに慣れます。次のトピックを確認します。
  4. アカウント情報およびサブスクリプションを確認します。
  5. システムのコンポーネントについて学ぶことで、作成する必要のあるオブジェクトの計画を始めることができます。
  6. このセクションおよび構成する セクションで説明されている手順を使用して、アカウントに必要なユーザーIDおよびその他のオブジェクトを作成します。

1.2.2.1 サブスクリプションを表示する

ご使用のサブスクリプションの詳細をRICOH Account Administrationに表示します。
サブスクリプションを表示するには、以下の操作を行います。
  1. RICOH Account Administrationにサインインします。
  2. 左ペインでサブスクリプションをクリックします。
    サブスクリプションページには、サブスクリプションカード、および状況と有効期限が表示されます。サブスクリプションのステータスは次のいずれかです。
    有効
    このサブスクリプションは現在利用可能です。
    保留中
    まだサブスクリプションの発効日になっていません。
    停止済み
    利用規約への違反、支払い不足などにより、サブスクリプションが無効になっています。問題が解決すると、サブスクリプションは再び有効になります。
    期限切れ
    サブスクリプションの期間が終了しました。
  3. サブスクリプションの詳細を表示するには、詳細をクリックします。

    ライセンステーブルには、サブスクリプションに含まれる各種機能のライセンスとすべてのアドオン、およびこのサブスクリプションで購入した各種ライセンスの数についての情報が表示されます。

    サブスクリプション詳細テーブルには、このサブスクリプションに含まれる製品およびすべてのアドオンの概要が表示されます。

サブスクリプションを更新したり、アドオンを追加で購入したりするには、Ricohの担当者にお問い合わせください。

1.2.2.2 ユーザーを追加する

ユーザーを追加するときに、ユーザーの連絡先情報と各アプリケーションのユーザーロールの種類を指定します。

新しいユーザーを作成したり、既存のユーザーをコピーしたりすることができます。特に、類似したプロパティーを持つユーザーを多数作成する場合は、ユーザーをコピーすると時間を節約できます。

ユーザーを追加するには、次の手順を実行します。

  1. 左ペインでユーザーをクリックします。
  2. 次のオプションのいずれかを選択します。
    • 新しいユーザーを追加する:ウィンドウの右上のユーザーの追加をクリックします。
    • 既存のユーザーをコピーする:既存のユーザーの行を右クリックし、複製を選択します。
  3. 開いたダイアログで、ユーザーの詳細を入力します。
  4. ユーザータイプで、 内部を選択し、従業員の1人のユーザーアカウントを作成します。
  5. プラットフォームロールで次のいずれかのオプションを選択します。
    • 内部ユーザー:
      • 標準 - ユーザーは、標準のタイムアウトオプションとアクセスオプションを使用して、アプリケーションにログインできます
      • 大画面 - ユーザーには大画面でのアプリケーション表示専用アクセス権が与えられ、ログインはタイムアウトしません。
  6. アクセス権とロールで、各アプリケーションに対するユーザーのアクセス権とロールを選択します。各アプリケーションの アクセス権とロール列の矢印をクリックします。
      注意:
    • サブスクリプションの一部には、各ロールに割り当て可能なユーザー数に制限があります。
  7. OKをクリックします。
ユーザーは、RICOH TotalFlow Cloudへのログインを招待するメールを受信し、自分の情報を修正したり、パスワードを変更したりすることができます。招待メールの有効期限は7日間です。
    注意:
  • 招待メールの有効期限が切れる前にユーザーがログインしなかった場合、招待メールを再度送信することができます。ユーザーを右クリックし、招待状を再送信を選択します。

1.2.3 ユーザー向けのRICOH TotalFlow Cloudの基本操作

RICOH TotalFlow Cloudアプリケーションのユーザーは、ビジネスインテリジェンスアナリストからジョブ実行依頼者まで、さまざまな役割に分かれています。

ほとんどのユーザーは、1つのRICOH TotalFlow Cloudアプリケーションにアクセスできます。また、自分のユーザーIDやパスワードの詳細を更新することもできます。

ユーザーとしてRICOH TotalFlow Cloudアプリケーションの使用を開始するには、次の手順を実行します。

  1. ログインしてパスワードを変更します。
    ユーザーIDが作成されると、ログインしてRICOH TotalFlow Cloudアプリケーションの利用を開始するように招待するメールが送信されます。初回ログイン時は、パスワードのリセットが必要です。

    パスワードを変更すると、使用できるアプリケーションが表示されます。

  2. Cookie設定を管理します。
    TotalFlow Cloudアプリケーションでは、Cookieを使用しており、一部のCookieは必須です。Cookieの詳細と実行できるアクションの詳細については、Cookieの設定を管理するを確認してください。
  3. アプリケーションのインターフェイスに慣れます。次のトピックをご自身の状況に当てはめて確認してください。
  4. システムのコンポーネントの詳細について説明します。

1.2.4 Cookieの設定を管理する

RICOH TotalFlow Cloudアプリケーションは、お客様がソフトウェアをより快適にご利用いただけるように、Cookieを使用しています。お客様は、これらのCookieの一部について、設定を変更することができます。
RICOH TotalFlow Cloudアプリケーションでは、次の種類のCookieを使用する場合があります。
不可欠なCookie
これらは、当社のアプリケーションの動作に必要不可欠なCookieです。これらのCookieを許可しないことを選択した場合、当社のアプリケーションにログインできなかったり、その他の重要な機能を利用できなくなったりする可能性があります。
パフォーマンスCookie
パフォーマンスCookieは、統計クッキーとも呼ばれ、当社のアプリケーションがどの程度効果的に機能しているかに関する情報を収集します。この情報は集約、匿名化されているため、お客様を特定することはできません。
収集されるパフォーマンスデータには、Googleアナリティクスによって収集される情報が含まれます。Googleアナリティクスによるお客様のデータの収集を防ぐには、パフォーマンスCookieをオフにしてください。
機能性Cookie
機能性Cookieは、プリファレンスCookieとも呼ばれ、お客様が最後にアクセスしたページや、お客様が選択した言語などの情報を記憶します。
マーケティングCookie
マーケティングCookieは、関連性の高い広告を配信するために、お客様のオンライン活動に関する情報を収集します。

Cookie設定を管理するには、次の手順を実行します。

  1. 任意のTotalFlow Cloudアプリケーションにログインします。
  2. バナーで、アカウントアイコン(アカウントアイコン)をクリックし、 Cookie設定を選択します。
  3. Cookie設定ダイアログで、 Cookieステートメントを表示をクリックすると、TotalFlow Cloudアプリケーションで使用されているCookieの一覧とその説明が表示されます。
  4. スイッチを使用して、各Cookieをオン/オフにします。
    デフォルトでは、すべてのCookieがオンになっています。
  5. OKをクリックします。

1.3 構成する

この手順に従い、社内の他のユーザーが使えるようにシステムを設定してください。

1.3.1 ユーザーを追加する

ユーザーを追加するときに、ユーザーの連絡先情報と各アプリケーションのユーザーロールの種類を指定します。

新しいユーザーを作成したり、既存のユーザーをコピーしたりすることができます。特に、類似したプロパティーを持つユーザーを多数作成する場合は、ユーザーをコピーすると時間を節約できます。

ユーザーを追加するには、次の手順を実行します。

  1. 左ペインでユーザーをクリックします。
  2. 次のオプションのいずれかを選択します。
    • 新しいユーザーを追加する:ウィンドウの右上のユーザーの追加をクリックします。
    • 既存のユーザーをコピーする:既存のユーザーの行を右クリックし、複製を選択します。
  3. 開いたダイアログで、ユーザーの詳細を入力します。
  4. ユーザータイプで、 内部を選択し、従業員の1人のユーザーアカウントを作成します。
  5. プラットフォームロールで次のいずれかのオプションを選択します。
    • 内部ユーザー:
      • 標準 - ユーザーは、標準のタイムアウトオプションとアクセスオプションを使用して、アプリケーションにログインできます
      • 大画面 - ユーザーには大画面でのアプリケーション表示専用アクセス権が与えられ、ログインはタイムアウトしません。
  6. アクセス権とロールで、各アプリケーションに対するユーザーのアクセス権とロールを選択します。各アプリケーションの アクセス権とロール列の矢印をクリックします。
      注意:
    • サブスクリプションの一部には、各ロールに割り当て可能なユーザー数に制限があります。
  7. OKをクリックします。
ユーザーは、RICOH TotalFlow Cloudへのログインを招待するメールを受信し、自分の情報を修正したり、パスワードを変更したりすることができます。招待メールの有効期限は7日間です。
    注意:
  • 招待メールの有効期限が切れる前にユーザーがログインしなかった場合、招待メールを再度送信することができます。ユーザーを右クリックし、招待状を再送信を選択します。

1.3.2 お客様を追加する

処理用のジョブを実行依頼するお客様企業を示す顧客オブジェクトを定義します。後の手順で、その企業に関連付けられたユーザーをお客様の従業員用に追加し、従業員がジョブを実行依頼できるようにします。
お客様を追加する手順は次のとおりです。
  1. 左ペインでお客様をクリックします。
  2. お客様の追加をクリックします。
  3. お客様情報の下に、お客様の会社の詳細情報を入力します。
    、プロパティーヘルプボタンをクリックすると、各項目に関する情報が表示されます。
  4. お客様が電子メールでジョブを実行依頼しようとしている場合は、ジョブの実行依頼用メールアドレスセクションに入力します。このセクションを使用して、このお客様がジョブを実行依頼する固有のメールアドレスを設定します。
    1. お客様が電子メールでジョブの実行依頼をできるようにするには、メールによるジョブの実行依頼をオンオプションを選択したままにします。このオプションを無効にするには、チェックボックスをオフにします。
    2. メール用カスタム挿入を使用して、このお客様に固有のメールアドレスをさらにカスタマイズします。更新後のメールアドレスは、 ジョブの実行依頼メールフィールドに表示されます。
      ヘルプボタン、プロパティーヘルプボタンをクリックすると、各項目に関する情報が表示されます。
  5. OKをクリックします。
  6. このお客様にユーザーを追加する手順を続行します。

1.3.2.1 お客様にユーザーを追加する

顧客を代表するお客様を作成した後、RICOH TotalFlow Cloudアプリケーションにジョブを送信するユーザーを顧客会社の各従業員用に追加する必要があります。
    重要:
  • 始める前に、顧客のジョブを送信する従業員の名前とメールアドレスが入力されていることを確認してください。
  • 顧客には、従業員を追加した後、その従業員がRICOH TotalFlow Cloudにログインするための招待メールを受け取ること伝えてください。

ユーザーお客様に追加するには、次の手順を実行します。

  1. 左ペインでユーザーをクリックします。
  2. 次のオプションのいずれかを選択します。
    • 新しいユーザーを追加する:ウィンドウの右上のユーザーの追加をクリックします。
    • 既存のユーザーをコピーする:既存のユーザーの行を右クリックし、複製を選択します。
  3. ダイアログで、ユーザーの名前とメールアドレスを入力します。
  4. ユーザータイプの場合、 お客様を選択します。
  5. 会社名では、このユーザーを雇用している顧客を表す「お客様」の名前を選択してください。
  6. プラットフォームロールの場合、 お客様を選択します。
  7. アプリケーションのリストを確認し、このユーザーに適切なアクセス権とロール 値を設定します。
      注意:
    • お客様ユーザーはRICOH Account Administrationにアクセスできません。
  8. OKをクリックします。
  9. 特定のお客様のすべてのユーザーを作成するには、この手順を繰り返します。
  10. 顧客にユーザーIDが作成されたことを伝え、RICOH TotalFlow Cloudの使用を開始するための招待メールで確認するように提案してください。
    ユーザーは、RICOH TotalFlow Cloudへのログインを案内するメールを受け取ります。招待メールの有効期限は7日間です。
      注意:
    • 招待メールの有効期限が切れる前にユーザーがログインしなかった場合、招待メールを再度送信することができます。ユーザーを右クリックし、招待状を再送信を選択します。
  11. お客様がアプリケーションに慣れるように支援します。

    お客様ユーザーに、このトピックへのリンクを送ることをお勧めします。

    また、メールによるジョブ送信を設定した場合、お客様にカスタムメールアドレスを送信してくださジョブの実行依頼用メールアドレスを見つけるには、次の手順を実行します。

    1. RICOH Account Administrationを開きます。
    2. お客様タブをクリックします。
    3. お客様を探し、そのお客様の行を右クリックします。
    4. ジョブの実行依頼メールを取得を選択します。
    5. ダイアログで、コピーをクリックし、 閉じるをクリックします。
      ジョブの実行依頼メールがクリップボードにコピーされます。
    6. このメールは、この情報とともに顧客に送信する予定のメールや他の文書に貼り付けてください。
      RICOH TotalFlow Producerメールによるジョブ実行依頼オプションを有効にした顧客ユーザーは、 ジョブ実行依頼メールアドレスを取得アイコン(メールアイコン)をクリックすることで、ジョブ実行依頼用にカスタマイズされたメールアドレスを取得することもできます。

1.3.3 プリンターを追加する

プリンタータブのRICOH Account Administrationでプリンターを追加することで、ローカルネットワーク内のオンプレミスで稼動しているプリンターに接続できます。設定されたプリンターは、 プリンターパネルのRICOH TotalFlow Producerで利用できます。
注意: この機能は、RICOH TotalFlow Producerアドバンス版または試用版サブスクリプションでのみ利用可能で、RICOH Printer Connectorコンポーネントを含むRICOH Cloud Connectorのインストールが必要です。RICOH Printer Connectorコンポーネントは現在、RICOH Cloud ConnectorのWindowsバージョンにのみ含まれています。
プリンターを追加する前に、以下の操作を行う必要があります。
  • ユーザーがRICOH Account Administration管理者ロールを持っていることを確認してください。
  • RICOH Printer ConnectorコンポーネントとともにRICOH Cloud Connectorをインストールし、セットアップします。
  • プリンターがネットワークに正しく接続されていることを確認します。プリンターをネットワークに接続する方法については、プリンターのマニュアルを参照してください。
プリンターを追加するには、以下の操作を行います。
  1. 左ペインでプリンターをクリックします。
    プリンタータブが表示されます。プリンタータブ
  2. ページの右上にあるプリンターを追加をクリックします。
    プリンターを追加ダイアログが表示されます。プリンターを追加ダイアログ
  3. プリンター情報でプリンター名を指定し、プリンターへの接続に必要な設定を行います。

    使用可能な設定はプリンターの言語によって異なります。

    特定の設定については、ボタンをクリックし、画面上のフィールドヘルプを表示させてください。

  4. SNMP設定でSNMPバージョンを選択し、必要な設定を行います。

    プリンターでSNMPが有効になっていること、および指定したすべてのSNMP設定が対応するプリンターの設定と一致していることを確認してください。SNMPセクションは、PostScriptまたは PDF/JDFのプリンター言語を使用するプリンターにのみ使用できます。

    特定の設定については、ボタンをクリックし、画面上のフィールドヘルプを表示させてください。

  5. OKをクリックします。
  6. RICOH Cloud Connectorのインスタンスが複数ある場合は、 RICOH Cloud Connectorを選択ダイアログからプリンターとの通信に使用するインスタンスを選択し、 OKをクリックします。
    重要:
  • Cloud Connectorが切断または削除されると、関連するプリンターも切断されます。新しいRICOH Cloud Connectorインスタンスを登録すると、新しいインスタンスは、Cloud Connectorが割り当てられていないプリンターに自動的に関連付けられます。
  • プリンターにジョブを送信する自動化があり、そのプリンターが切断されると、ジョブはエラー状態となります 。

ジョブ管理者ロールを持つユーザーは、RICOH TotalFlow Producerプリンターパネルからプリンターを追加することもできます。

1.3.3.1 サポートされているプリンター

このセクションでは、プリンターモデルと現在サポートされているプリンター言語設定を示します。
プリンターモデル サポートされているプリンター言語

RICOH Pro C9500

RICOH Pro C9500H

RICOH API for Fiery

RICOH Pro C7500

RICOH Pro C7500H

RICOH API for Fiery
RICOH Pro Z75 RICOH API for Fiery
Fiery Command WorkStationでサポートされているその他のEFIプリンター。 PostScript
PDF/JDF

1.3.4 ホットフォルダーを作成する

ホットフォルダータブのRICOH Account Administrationにホットフォルダーを作成できます。
ホットフォルダーを作成する前に、以下を行う必要があります。
  • ユーザーがRICOH Account Administration管理者ロールを持っていることを確認してください。
  • RICOH Cloud Connectorをインストールしてセットアップします。
  • RICOH Cloud Connectorがアクセスできるコンピューターにフォルダーを作成します。このフォルダーは、読み取り/書き込みのアクセス権を持つネットワーク上で共有してください。
  1. 左ペインでホットフォルダーをクリックします。
    ホットフォルダータブを表示するには、以下の操作を行います。
  2. ページの右上にあるホットフォルダーの追加をクリックします。
    ホットフォルダーの追加のダイアログが表示されます。
    ホットフォルダーの追加ダイアログ
  3. ホットフォルダーの名前、ホットフォルダーに関する有用な情報を含む説明、作成したフォルダーの場所を入力します。
  4. ホットフォルダーの場所がすでにプリンターに接続されている場合は、プリンターホットフォルダーオプションを選択し、デジタルフロントエンドとプリンターモデルを選択します。こうすることで、ジョブをプリンターやデジタルフロントエンドに直接送ることができます。
      重要:
    • この機能を使用するには、あらかじめホットフォルダーをプリンターに接続しておく必要があります。詳しくは、プリンターの使用説明書を参照してください。
    • ホットフォルダーが使用できないプリンターもあります。プリンターモデルの一覧は、選択されたデジタルフロントエンドによって異なります。
  5. OKをクリックします。
  6. RICOH Cloud Connectorのインスタンスが複数ある場合は、 RICOH Cloud Connectorを選択ダイアログからホットフォルダーで使用するインスタンスを選択し、 OKをクリックします。
    重要:
  • Cloud Connectorが切断または削除されると、関連するホットフォルダーも切断されます。

    新しいRICOH Cloud Connectorインスタンスを登録すると、新しいインスタンスは、Cloud Connectorが割り当てられていないホットフォルダーに自動的に関連付けられます。

  • ホットフォルダーにジョブを送信する自動化があり、そのホットフォルダーが切断されると、ジョブはエラー状態となります 。

1.3.5 自動化を作成する

自動化を使用すれば、トリガーが発生すると自動的に実行されるカスタマイズされたワークフローを使用することにより、繰り返しの手作業が減り、注文処理が高速化します。
新しい自動化を作成することも、既存のものを再利用することもできます。
新しい自動化を作成するには、以下の操作を⾏います。
  1. 左ペインで自動化をクリックします。
    自動化 ページが開きます。

    他の自動化が既に存在する場合は、自動化 テーブルに表示されます。

  2. 自動化を作成をクリックします。
  3. 自動化を識別するのに役立つ、名前を入力します。
  4. この自動化を使用するアプリケーションを選択します。
  5. 続行をクリックします。
  6. トリガーで、アクションを実行する必要があるかどうかを判断するために、現在のジョブまたは注文を自動化に評価させるイベントを選択し、 続行をクリックします。
    例えば、お客様が電子メールでジョブを実行依頼すると、ジョブを受信したことがトリガーイベントとなります。
      重要:
    • ステータス変更イベントは、ユーザーがジョブまたは注文ステータスを手動で変更した場合にのみ、定義されたアクションをトリガーします。自動ステータス変更は、自動化では使用できず、定義されたアクションをトリガーしません。
    • 属性変更イベントは、ジョブを編集または 注文を作成ダイアログを使用して、ユーザーがジョブまたは注文属性を手動で変更した場合にのみ、定義されたアクションをトリガーします。
  7. 条件で、自動化が次のステップで指定するアクションを実行するために満たす必要のある基準を指定します。
    1. 以下を選択します。
      • すべての基準を満たさなければならない場合はすべてがtrue
      • いずれかがtrue いずれかの基準を満たさなければならない場合。
    2. 条件を定義するには、3つのフィールドのそれぞれで値を選択するか、値を入力します。最初のリストから設定を選び、次に2番目のリストからオペレーターを選び、3番目のリストから値を選択します。

      この3つのフィールドは、各条件の一部、つまり、属性、値、それらの間の比較子です。比較子は、選択した属性によって異なります。例えば、数字の比較子はテキストの比較子とは異なります。指定する比較子と値は、自動化に何をチェックさせたいかによって決まります。

      たとえば、属性リストから 実行依頼者 を、中央から 次の値と等しい を選択します。右側の値フィールドにお客様リストが入力され、その中から1つを選択できます。
      または、属性リストからお客様 、比較子リストから containsを選択すると、値フィールドが編集可能になり、お客様名の一部を入力することができます。
    3. さらに条件を追加するには、条件の追加ボタン()をクリックします。条件を削除するには、条件の削除ボタン()をクリックします。
    4. すべての条件を追加したら、続行をクリックします。
  8. アクションでは、条件を満たしたときに自動的に発生するアクションを指定します。
    例えば、左のフィールドでジョブのステータスを次に変更、右のフィールドで プロダクションの準備完了を選択します。
    または、左のフィールドでホットフォルダーに送信を選択してから、右のフィールドで既に定義されているホットフォルダーの名前を選択または入力します。
  9. 自動化の詳細を定義し終えたら、OKをクリックします。
自動化は自動化の表に表示されます。

デフォルトでは、自動化を作成したときのステータスはしないです。自動化を有効にするには、 しないをクリックし、 使用可能ボタンをオンにします。

1.3.5.1 サンプル自動化を作成する

以下に、作成できる自動化のサンプルを示します。
たとえば、次のような自動化を作成するとします。
  • ジョブが完了したら、ジョブのステータスを発送済みに変更する
    1. 自動化を作成ダイアログを開きます。
    2. 名前フィールドに名前を入力します。
    3. アプリケーションRICOH TotalFlow Producerを選択します。
    4. 自動化トリガージョブステータスが変更されましたに設定します。
    5. 自動化されたアクションが実行される前に満たさなければならない条件を定義します。
      1. アクションを実行するために、すべての条件を満たす必要があるか、1つの条件だけを満たす必要があるかを選択します。
      2. 属性にステータス、比較演算子に 次の値と等しい、値に 完了を選択します。
      3. 2つ目の条件として、属性リストから実行依頼者を、中央の比較演算子リストから 次の値と等しいを選択します。右側の値フィールドにお客様リストが入力され、その中から1つを選択できます。
    6. 自動的に実行するアクションを定義するには、次の手順を実行します。
      1. アクションジョブのステータスを次に変更を選択します。
      2. 状態リストからジョブステータス値発送済みを選択します。
    イベントジョブステータスが変更されましたが発生すると、自動化は条件をチェックし、いずれかまたはすべての条件が満たされた場合、ジョブステータスを 発送済みに変更します。
    重要: ステータス変更イベントは、ユーザーがジョブステータスを手動で変更した場合にのみ、定義されたアクションをトリガーします。自動ステータス変更は、自動化では使用できず、定義されたアクションをトリガーしません。
  • ジョブ属性がプリンター機能と一致する場合に、特定のプリンターにジョブを送信する
    注意: 使用するプリンターがすでに有効になっていて、ジョブを受信する準備ができていることを確認します。
    1. 自動化を作成ダイアログを開きます。
    2. 名前フィールドに名前を入力します。
    3. アプリケーションRICOH TotalFlow Producerを選択します。
    4. 自動化トリガージョブ属性が変更されましたに設定します。
    5. 自動化されたアクションが実行される前に満たさなければならない条件を定義します。
      1. 属性リストからページを、比較演算子リストから 次の値より小さいを選択します。値フィールドに、プリンター機能と一致するジョブの最大ページ数を入力します。
      2. 2つ目の条件として、属性リストからカラーを、中央の比較演算子リストから 次の値と等しいを選択します。値フィールドで、カラーオプションのいずれかを選択します。
    6. 自動的に実行するアクションを定義するには、次の手順を実行します。
      1. アクションプリンターに送信を選択します。
      2. 右側の利用可能なプリンターのリストから、ジョブ属性と一致するプリンターを選択します。
    イベントジョブ属性が変更されましたが発生すると、自動化は条件をチェックし、いずれかまたはすべての条件が満たされた場合、ジョブを指定されたプリンターに送信します。
    重要: 属性変更イベントは、ジョブを編集または 注文を作成ダイアログを使用して、ユーザーがジョブ属性を手動で変更した場合にのみ、定義されたアクションをトリガーします。
  • お客様が注文を送信したときに、注文ステータスをプリプレスが必要ですに変更する
    1. 自動化を作成ダイアログを開きます。
    2. 名前フィールドに名前を入力します。
    3. アプリケーションRICOH TotalFlow Producerを選択します。
    4. 自動化トリガー注文を受け取りましたに設定します。
    5. 自動化されたアクションが実行される前に満たさなければならない条件を定義します。
      1. アクションを実行するために、すべての条件を満たす必要があるか、1つの条件だけを満たす必要があるかを選択します。
      2. 属性お客様を選択し、比較演算子 次の値と等しいを選択してから、右側のリストからお客様を選択します。
    6. 自動的に実行するアクションを定義するには、次の手順を実行します。
      1. アクション注文ステータスを次に変更を選択します。
      2. 状態リストからジョブステータス値プリプレスが必要ですを選択します。
    指定したお客様から注文が入ると、注文ステータスがプリプレスが必要ですに変わります。

1.3.5.2 自動化を複製する

既存の自動化を再利用し、そのプロパティーの一部だけを変更して使用できます。
自動化を複製するには、以下の操作を行います。
  1. 左ペインで自動化をクリックします。
    自動化ページが開き、 自動化の表が表示されます。
  2. 複製する自動化の行を右クリックし、複製を選択します。
    自動化をコピーダイアログが開きます。これには、名前を除く、元の自動化のすべてのプロパティーが含まれています。
  3. 識別しやすい自動化の名前を入力します。
  4. 必要に応じて、自動化プロパティーを変更します。
  5. 自動化の詳細を定義し終えたら、OKをクリックします。
自動化は自動化テーブルに表示されます。

デフォルトでは、自動化を作成するとこれはオフになります。自動化をオンにするには、テーブルでその行を右クリックし、使用可能ボタンをクリックすると緑色に変わり、 OKをクリックします。

1.3.6 RICOH TotalFlow Producer設定を構成する

RICOH Account Administrationでは、ユーザーが送信するすべてのジョブについて、RICOH TotalFlow Producerで使用される自動設定を定義できます。

管理者ロールを持つユーザーは、これらの設定を変更または無効にすることができます。

1.3.6.1 Microsoft OfficeファイルのPDFへの自動変換を有効または無効にする

Office Conversionは、 RICOH TotalFlow Producerのアドバンス版および試用版のサブスクリプションで利用可能な追加のBETA機能です。これにより、RICOH TotalFlow Producerは、ジョブ送信時に自動的に、またはオンデマンドで、Microsoft Officeファイルやサポートされている画像フォーマットをPDFに変換できます。
Microsoft Officeファイルの場合、管理者はRICOH Account Administration詳細タブから、ジョブ送信時にPDFへの自動変換を無効または有効にできます。
Microsoft OfficeファイルのPDFへの自動変換を有効または無効にするには、以下の操作を行います。
  1. 左ペインで詳細をクリックします。
  2. 詳細を編集をクリックします。
  3. TotalFlow Producer設定までスクロールします。
  4. 自動的にMicrosoft OfficeファイルをPDFに変換オプションを有効または無効にします。
  5. OKをクリックします。
この設定は、使用するアカウントに属するユーザーがRICOH TotalFlow Producerで送信したすべてのジョブに自動的に適用されます。
注意: 自動的にMicrosoft OfficeファイルをPDFに変換オプションが無効になっている場合、ジョブマネージャーはRICOH TotalFlow Producerジョブテーブルで個々のMicrosoft OfficeファイルをPDFに手動で変換できます。

1.3.6.2 RICOH TotalFlow Producerのデフォルト測定単位の設定

RICOH Account Administrationでは、ユーザーが送信するすべてのジョブのページサイズを決定するために、RICOH TotalFlow Producerで使用される長さのデフォルト単位を選択できます。
RICOH TotalFlow Producerのデフォルトの測定単位を設定するには、次の手順を実行します。
  1. 左ペインで詳細をクリックします。
  2. 詳細を編集をクリックします。
  3. TotalFlow Producer設定までスクロールします。
  4. デフォルト測定単位の下にある矢印をクリックし、いずれかのオプションを選択します。プロパティーヘルプボタン()をクリックすると、各オプションに関する情報が表示されます。
      注意:
    • RICOH TotalFlow Producerは各PDFジョブの最初のページのサイズを決定し、それを使用して ジョブテーブルの 用紙サイズを表示します。
    • RICOH TotalFlow Producerは、5ポイントの公差を使用して、標準的な用紙サイズを認識します。最初のページのサイズが標準用紙サイズに近い場合、RICOH TotalFlow Producerは標準用紙名を表示します。それ以外の場合は、選択した長さの単位に応じて、最初のPDFページの実際のサイズをinchまたはmmで表示します。
  5. OKをクリックします。

1.4 オブジェクトを管理する

ユーザーやコネクターなどのオブジェクトを作成、構成した後、必要に応じて更新することができます。

1.4.1 アカウント詳細を管理する

会社情報、連絡先情報など、アカウントの詳細を変更できます。
アカウント詳細を管理するには、次の手順を実行します。
  1. 左ペインで詳細をクリックします。
  2. 詳細を編集をクリックします。
  3. 必要に応じて情報を変更し、OKをクリックします。

1.4.2 ユーザー情報を変更する

必要に応じてユーザー情報を変更できます。
ユーザー情報を変更するには、次の手順を実行します。
  1. 左ペインでユーザーをクリックします。
  2. 情報を変更するユーザーを右クリックし、編集をクリックします。
  3. 必要に応じてユーザー情報を変更し、OKをクリックします。

1.4.3 パスワードの変更

パスワードの変更は、アカウントの安全性を確保するために必要です。
    注意:
  • 現在のパスワードがわからない場合は、RICOH TotalFlow Cloudのログインページを開き、 パスワードを忘れた場合をクリックしてください。メールアドレスを入力し、 次へをクリックします。RICOH TotalFlow Cloudからパスワードのリセット手順が記載されたメッセージが送信されるので、そのメールを確認します。

パスワードを変更するには、次の手順を実行します。

  1. RICOH TotalFlow Cloudにログインします。
  2. バナーで、アカウントアイコン(アカウントアイコン)をクリックし、 プロファイル設定を選択します。
  3. リコーソフトウェアのプロフィール & 設定ページの左側で、 有効なパスワードを入力してください。をクリックします。
  4. 現在のパスワードと新しいパスワードを2回入力します。
  5. パスワードの変更をクリックします。
  6. 閉じるをクリックします。
次回ログインするときには、必ず新しいパスワードでログインしてください。

1.4.4 プリンターを管理する

RICOH Account Administrationプリンタータブで、アカウントに設定されているプリンターの有効化または削除、プリンタープロパティーの表示または変更、不要になったプリンターの削除を行うことができます。

ジョブ管理者ロールを持つユーザーは、RICOH TotalFlow Producerプリンターパネルからプリンターを編集、有効化、無効化、削除することもできます。

1.4.4.1 プリンターを編集する

プリンターのプロパティーを表示および変更できます。
注意: RICOH Account Administration管理者ロールを持つユーザーのみが、 プリンタータブにアクセスし、プリンターを編集できます。
プリンターを編集するには、以下の操作を行います。
  1. 左ペインでプリンターをクリックします。
    プリンタータブが表示されます。プリンタータブ
  2. リストのプリンターを右クリックし、メニューからプリンターのプロパティー...を選択します。
    プリンターを編集ダイアログが表示されます。プリンターを編集ダイアログ
  3. 必要に応じてプリンターの設定を変更します。

    特定の設定については、ボタンをクリックし、画面上のフィールドヘルプを表示させてください。

    注意: プリンター名、プリンター言語、SNMPバージョンは変更できません。これらの設定を変更したい場合は、プリンターを削除して再作成することができます。
  4. OKをクリックします。
  5. RICOH Cloud Connectorのインスタンスが複数ある場合は、 RICOH Cloud Connectorを選択ダイアログからプリンターとの通信に使用するインスタンスを選択し、 OKをクリックします。

1.4.4.2 プリンターを有効化/無効化する

ジョブを受信したいプリンターを有効にしたり、現在使用していないプリンターを無効にしたりできます。
注意: RICOH Account Administration管理者ロールを持つユーザーのみが、 プリンタータブにアクセスし、プリンターを有効化または無効化できます。
プリンターを有効化または無効化するには、以下の操作を行います。
  1. 左ペインでプリンターをクリックします。
    プリンタータブが表示されます。プリンタータブ
  2. プリンターを有効にするには、リストの無効化されたプリンターを右クリックし、メニューからプリンターを有効にするを選択します。
  3. プリンターを無効にするには、リストの有効化されたプリンターを右クリックし、メニューからプリンターを無効にするを選択します。
    プリンターを無効にすると、ステータス情報の送信やジョブの受信ができなくなります。

1.4.4.3 プリンターを削除する

不要になったプリンターを削除できます。
注意: RICOH Account Administration管理者ロールを持つユーザーのみが、 プリンタータブにアクセスし、プリンターを削除できます。
プリンターを削除するには、以下の操作を行います。
  1. 左ペインでプリンターをクリックします。
    プリンタータブが表示されます。プリンタータブ
  2. リストのプリンターを右クリックし、メニューから削除を選択します。
  3. 確認ダイアログで、OK をクリックします。
    削除されたプリンターはシステムから永久に削除されます。

1.4.5 ホットフォルダーを編集する

RICOH Account Administrationでホットフォルダーのプロパティーを編集できます。
ホットフォルダーを編集するには、RICOH Account Administration管理者ロールを持つユーザーが必要です。
  1. 左ペインでホットフォルダーをクリックします。
    ホットフォルダータブを表示するには、以下の操作を行います。
  2. リスト内のホットフォルダーを右クリックし、編集を選択します。
  3. 開いたホットフォルダープロパティーウィンドウで、ホットフォルダーのプロパティーを編集します。
    ホットフォルダーの新しい場所が既存のフォルダーの場所と一致していることを確認してください。
  4. ホットフォルダーの場所がすでにプリンターに接続されている場合は、プリンターホットフォルダーオプションを選択し、デジタルフロントエンドとプリンターモデルを選択します。こうすることで、ジョブをプリンターやデジタルフロントエンドに直接送ることができます。
      重要:
    • この機能を使用するには、あらかじめホットフォルダーをプリンターに接続しておく必要があります。詳しくは、プリンターの使用説明書を参照してください。
    • ホットフォルダーが使用できないプリンターもあります。プリンターモデルの一覧は、選択されたデジタルフロントエンドによって異なります。
  5. OKをクリックします。
  6. RICOH Cloud Connectorのインスタンスが複数ある場合は、 RICOH Cloud Connectorを選択ダイアログからホットフォルダーで使用するインスタンスを選択し、 OKをクリックします。

2 RICOH Cloud Connector

RICOH Cloud Connectorは、RICOH TotalFlow Cloudとの安全な接続を提供するローカルシステムアプリケーションです。これは製品登録を支援し、必要に応じてRICOH TotalFlow Cloudアプリケーションとの通信を管理します。
    注意:
  • RICOH InfoPrint Managerサブスクリプションをご利用の場合、RICOH Cloud Connectorが自動的に製品にインストールされます。RICOH InfoPrint Managerをアンインストールすると、RICOH Cloud Connectorも自動的にアンインストールされます。
  • RICOH Supervisorを使用するためにRICOH Cloud Connectorをインストールする必要はありません。

RICOH Cloud Connectorは以下のオペレーティングシステムにインストールできます。

  • Windows の場合:
    • Microsoft Windows 10 Pro/Enterprise
    • Microsoft Windows 11 Pro
    • Microsoft Windows Server 2019 Standard
    • Microsoft Windows Server 2022 Standard
  • Linux の場合:
    • Red Hat Enterprise Linux 8
    • Red Hat Enterprise Linux 9
    • Fedora Linux 38
    • CentOS Stream 8
    • Ubuntu 22.04 LTS
    • openSUSE Leap 15.4
    注意:
  • これらは、RICOH Cloud Connector でテストされた最新バージョンですが、それ以降のバージョンのオペレーティングシステムも使用できます。
  • これらのオペレーティングシステムとそのアップデートは、メーカーが延長サポートを含まない、標準的な契約に基づいてお客様にサポートを提供し続ける限り、サポートされます。

RICOH Cloud Connectorのインストールには、少なくとも1.1 GBの空き容量が必要です。

RICOH TotalFlow Producerのアドバンス版および試用版サブスクリプションの場合、WindowsバージョンのRICOH Cloud ConnectorにはRICOH Printer Connectorコンポーネントが含まれ、少なくとも3.6 GBの空き容量が必要です。RICOH Printer Connectorコンポーネントは、使用している環境で実行されているサポート対象プリンターとの通信を容易にします。

2.1 RICOH Cloud Connectorをダウンロードする

RICOH Cloud Connectorの最新バージョンは、RICOH Account Administrationコネクタータブからダウンロードできます。アプリケーションをインストールするサーバーにパッケージをダウンロードする。
Cloud Connectorをダウンロードする前に、次の条件が満たされていることを確認してください。
  • Cloud Connector セットアップページがWebブラウザーで開きます。システムにこれらのブラウザーの最新版がインストールされていることを確認してください。
    • Mozilla Firefox
    • Google Chrome:
    • Microsoft Edge
  • 以下のデフォルトのインストール場所には書き込み権限があります。
    • Windowsの場合、%ProgramData%\RICOH\Cloud Connector\、または
    • Linuxの場合、/opt/RICOH/RCC/
  • 別のインストールパスを選択した場合は、そのパスが存在し、書き込み権限があることを確認してください。ディレクトリーが存在する場合は、空にしてください。
RICOH Cloud Connectorをダウンロードするには、以下の操作を行います。
  1. Cloud Connectorをインストールしたいサーバーに管理者としてログインする。
  2. RICOH Account AdministrationにアクセスできるユーザーとしてRICOH TotalFlow Cloudにログインする。
  3. RICOH Account Administrationの左ペインで コネクターをクリックします。
    コネクタータブが表示されます。
    コネクタータブ
  4. ページの右上にあるダウンロードをクリックし、使用しているオペレーティングシステムに応じて Windows用のダウンロードまたは Linux用のダウンロードを選択します。
  5. インストールパッケージを書き込み権限および実行権限がある場所に保存します。Linuxの場合、実行ファイルを含むricoh-cloud-connector-linux.gzという、アーカイブをダウンロードします。
    ダウンロードしたファイルの名前は以下になります。
    • Windowsの場合:ricoh-cloud-connector-win.exe
    • Linuxの場合:ricoh-cloud-connector-linux.gz
RICOH TotalFlow Producerのアドバンス版および試用版サブスクリプションの場合、WindowsバージョンのRICOH Cloud ConnectorにはRICOH Printer Connectorコンポーネントも含まれており、使用している環境で稼動しているサポート対象プリンターとの通信を容易にします。

2.2 インストールまたはアップデート

RICOH Cloud Connectorの最新バージョンをダウンロードした後、特定したサーバーにインストールします。
    注意:
  • インストールファイルを別のマシンにダウンロードした場合は、プログラムをインストールするシステムにファイルをコピーしてください。
  • ディスクに十分な空き容量があることを確認してください。
    • RICOH Cloud Connectorのインストールには、少なくとも1.1 GBの空き容量が必要です。
    • RICOH TotalFlow Producerのアドバンス版および試用版サブスクリプションの場合、WindowsバージョンのRICOH Cloud ConnectorにはRICOH Printer Connectorコンポーネントが含まれ、少なくとも3.6 GBの空き容量が必要です。
RICOH Cloud Connectorをインストールまたはアップデートするには、以下の操作を行います。
  1. RICOH Cloud Connectorインストーラー実行ファイルをダウンロードしたコンピューターに管理者としてログインします。
    Linuxシステムでは、以下のディレクトリーの読み取り権限と書き込み権限を持つユーザーアカウントでログインする必要があります。
    • /var
    • /etc
    • /usr
    • /opt

    また、ダウンロードしたRICOH Cloud Connector実行ファイルの実行権限が必要です。

  2. Linuxにインストールする場合は、ricoh-cloud-connector-linux.gzを探してダブルクリックし、インストーラーファイルを解凍します。
    重要: 解凍されたファイルの中に、ricoh-cloud-connector-linuxという名前のインストーラ実行ファイルがあるはずです。ファイルが実行可能ファイルとして実行できることを確認してください。Linuxのバージョンに応じた手順で実行可能にしてください。
  3. RICOH Cloud Connectorのインストーラ実行ファイルを探してダブルクリックします。
    実行ファイルの名前は以下のとおりです。
    • Windowsの場合:ricoh-cloud-connector-win.exe
    • Linuxの場合:ricoh-cloud-connector-linux

    RICOH Cloud Connectorを初めてインストールする場合、 RICOH Cloud Connectorのインストールページがデフォルトのブラウザーで開きます。

    RICOH Cloud Connectorを更新する場合、 RICOH Cloud Connectorの更新ページがデフォルトのブラウザーで開きます。

    注意: RICOH Cloud Connectorのインストールページが開かない場合は、アンチウイルスソフトまたはブラウザーがインストーラをブロックしている可能性があります。

    ブラウザーのアドレスバーをチェックして、ページが開かないようになっていないか確認します。ページがブロックされている場合は、ページを表示する許可を与えます。それでもページが表示されない場合は、以下のトラブルシューティングのトピックを参照してください。

  4. 初めてインストールする場合、以下の操作を実行します。
    1. 法律用語を確認し、使用許諾契約の条項に同意します。を選択します。
    2. インストール場所が正しいこと、書き込み権限および実行権限があることを確認し、インストールをクリックします。
  5. RICOH Cloud Connectorを更新している場合、以下の操作を実行します。
    注意: ライセンスの承諾を含め、以前のセットアップの詳細情報をインポートします。
    1. RICOH Cloud Connectorの現在のバージョンと更新バージョンの情報を確認します。
    2. 更新をクリックします。

インストールが開始され、進行状況を確認できます。

Windowsでは、RICOH TotalFlow Producerアドバンス版または試用版のサブスクリプションをお持ちの場合、RICOH Printer ConnectorRICOH Cloud Connectorとともに自動的にシステムにインストールされます。

インストールが完了すると、自動的にRICOH Cloud Connectorのセットアップページが開きます。

インストール、更新、またはシステムの再起動に成功した後、RICOH Cloud Connectorサービスは自動的に始動します。

2.3 セットアップ

RICOH Cloud Connectorをインストールした後、RICOH TotalFlow Cloudと通信するように構成する必要があります。
RICOH Cloud Connectorインストールが完了すると、デフォルトのブラウザーで RICOH Cloud Connectorのセットアップページが開きます。
RICOH Cloud Connectorを設定するには、次の手順を実行します。
  1. システム名プロパティーには、オペレーティングシステムで設定されているシステム名が自動的に入力されます。認識しやすい、覚えやすい名前に更新することができます。
  2. 会社でプロキシサーバーを使用している場合は、使用する正しいIPアドレスまたはホスト名とポート番号をIT部門にお問い合わせください。オプション私はプロキシサーバーを使用します。を選択し、 プロキシ設定フィールドに正しい値を入力します。
  3. プロキシをテストをクリックします。プロキシ設定が検証されていない場合は、IT部門に確認し、正しい値を入力し、再試行してください。
  4. コードを生成をクリックします。

    Account Administrationにログインしていない場合は、ログインダイアログが表示されます。Account Administrationにログインします。

    ログインしている場合は、ワンタイムコードの生成ウィンドウと一意の20分間有効なワンタイムコードが表示されます。
  5. コードをコピーして、RICOH Cloud Connectorに戻り、 ワンタイムコードフィールドにコードを貼り付けます。
  6. 送信をクリックします。
    認証が有効な場合、確認メッセージが表示されます。閉じるをクリックします。

    ライセンス設定のダイアログが表示されます。

    ここには、設定中に入力したすべての詳細が含まれています。必要に応じて、 システム名および プロキシ設定を編集できます。

  7. ブラウザーのタブまたはウィンドウを閉じて、RICOH Cloud Connectorのセットアップを終了します。

2.3.1 システム名

RICOH Cloud Connectorをセットアップしているデバイスの名前が表示されます。

デフォルトでは、この値は、オペレーティングシステムで割り当てられたこのシステムの名前です。認識しやすい名前に変更することができます。RICOH Account Administrationは、この名前を コネクタータブの登録コネクターの表に表示します。

2.3.2 プロキシ設定

一部の会社では、プロキシサーバーを使用してネットワーク保護の追加レイヤーを提供しています。

会社でプロキシサーバーを使用している場合は、使用する正しいIPアドレスまたはホスト名とポート番号をIT部門にお問い合わせください。

2.3.3 ワンタイムコード

RICOH Account Administrationで生成されるワンタイムコード。RICOH Cloud Connectorを登録するときに使用し、ネットワークからRICOH TotalFlow Cloudアプリケーションに情報を送信できるようにする必要があります。

RICOH Account Administrationにログインするためには、RICOH TotalFlow CloudユーザーIDが必要です。

2.4 RICOH Cloud Connectorをアンインストールする

このセクションでは、Windowsシステムツールを使用してRICOH Cloud Connectorをアンインストールする方法について説明します。
    注意:
  • Linux上でRICOH Cloud Connectorをアンインストールするには、使用しているLinuxディストリビューションが提供する手順に従ってください。
Windows でRICOH Cloud Connector をアンインストールするには、以下の操作を実行します。
  1. RICOH Cloud Connectorをインストールしたコンピューターに管理者としてログインします。
  2. Windowsの検索ボタンをクリックし、アプリと機能ページを検索します。
  3. RICOH Cloud Connectorアプリケーション名を探してクリックします。
  4. アンインストールをクリックします
  5. アンインストールをもう一度クリックして、アプリケーションとその関連情報がアンインストールされることを確認します。
    RICOH Cloud Connectorのアンインストールページが表示されます。
  6. 情報を確認し、RICOH Cloud Connectorのアンインストールに同意し、希望します。設定によっては、アンインストール後に再起動する場合があります。を選択します。
      注意:
    • RICOH Cloud Connectorをアンインストールすると、アンインストールしたCloud Connectorをサブスクリプションに使用していたすべてのプログラムが動作しなくなります。
    • RICOH Cloud Connectorをアンインストールすると、関連するすべてのホットフォルダーとプリンターが切断されます。
  7. アンインストールをクリックします。
  8. RICOH Account Administrationにログインし、アンインストールされたCloud Connectorコネクターのテーブルに表示されていないことを確認します。
    自動的に削除されなかった場合は、手動で削除できます。
アンインストールしたCloud Connectorインスタンスに関連付けられているホットフォルダーとプリンターを使用し続けたい場合は、再設定するか、新しいCloud Connectorインスタンスをインストールまたは登録する必要があります。新しいインスタンスは、Cloud Connectorが割り当てられていないホットフォルダーとプリンターに自動的に関連付けられます。

2.5 トラブルシューティング

2.5.1 よくある問題

2.5.1.1 RICOH Cloud Connectorをインストールできない

RICOH Cloud Connectorをインストールするときに、インストールページが表示されない場合は、以下の操作を試してください。

インストールページが開かない理由として考えられる原因は次のとおりです。

  • 管理者としてログインしていない。

    管理者権限を持つユーザーでログインし、再試行してください。

  • Linuxの場合、インストールファイルが実行ファイルとして定義されていない。

    お使いのLinuxのバージョンの指示に従って、ファイルを実行可能にしてください。

  • 広告ブロックによって、RICOH Cloud Connectorのインストールが新しいブラウザーウィンドウで開かない。

    ブラウザーのポップアップブロック設定を見つけて、ページを開くことを許可してください。

  • ウイルス対策ソフトウェアがインストーラーの実行をブロックしている。

    ウィルス対策プログラム内で実行を許可してください。

  • サブスクリプションがサポートするクラウドコネクターの最大数に達した。

    RICOH Account Administrationにログインし、切断されたクラウドコネクターを コネクターテーブルから削除します。または、リコー営業担当者までお問い合わせのうえ、サブスクリプションをアップグレードしてください。

上記のいずれにも当てはまらない場合は、コマンドライン手順でRICOH Cloud Connectorをインストールしてください。

  1. インストールファイルをダウンロードしたコンピューターに管理者権限のあるユーザーでログインします。
  2. 管理者として実行オプションでコマンドプロンプトを開き、RICOH Cloud Connector実行ファイルを探します。
    重要: ファイルを実行する権限があることを確認します。Linuxの場合は、ファイルが実行可能であることを確認してください。そうでない場合は、Linuxのバージョンに応じた手順で実行可能にしてください。
  3. 以下のインストールコマンドを入力します。

    rccInstallerFileName --install

  4. Enterキーを押します。

2.5.1.2 RICOH Cloud ConnectorをインストールしたときにEdgeが起動しない

Microsoft Edgeが既定のブラウザーで、組み込みの管理者アカウントを使用している場合、RICOH Cloud Connectorをインストールしてもブラウザーは自動的に開きません。

これが発生した場合、別のユーザーアカウントの資格情報でサインインするか、デフォルトのブラウザーをChromeやFirefoxなど別のブラウザーに変更することができます。その後、RICOH Cloud Connectorのインストーラーを再起動します。

2.5.1.3 Cloud Connectorエラー:署名が最新ではありません

このエラーは、サーバーの時刻が現在のローカル時刻と同期していない場合に発生する可能性があります。

サーバーの時刻が現在時刻と5分以内の精度で同期していることを確認してください。

Windowsを使用している場合は、現在時刻を自動的に設定することをお勧めします。

  1. 管理者としてWindowsにログインします。
  2. タスクバーのWindowsアイコンをクリックします。
  3. 設定 時刻と言語 日付と時刻に移動クします。
  4. 時刻を自動的に設定するオプションをオンにします。
  5. 追加の設定まで下にスクロールし、 今すぐ同期をクリックします。

2.5.2 RICOH Cloud Connectorログのダウンロード

RICOH Cloud Connectorを使用中に問題が発生する場合、問題のトラブルシューティングに役立つアプリケーションログを簡単にダウンロードできます。
ログをダウンロードするには、以下の操作を行います。
  1. ウェブブラウザーのウィンドウを開きます。
  2. アドレスバーのRICOH Cloud ConnectorのセットアップページにURL:

    http://server_address:port_number/licenseを入力します。

    ここで、server_addressは、RICOH Cloud ConnectorがインストールされているコンピューターのIPアドレスまたはホスト名です。port_numberはアプリケーションポートです。

    RICOH Cloud Connectorがインストールされているコンピューターで、デフォルトのポートを使用している場合は、http://localhost:15180/licenseに進みます。
  3. バナーのヘルプアイコン()をクリックし、 Download logsを選択します。
  4. ログパッケージをシステムに保存します。
    ファイルの保存方法はWebブラウザー設定によって異なります。

    ログはZIP形式で保存され、生成されるパッケージの名前は「RCC_logs_yyyy-mm-ddThh_mm_ss.zip」です。yyyy-mm-ddhh_mm_ssは、ログが収集された日時を表します。

    注意: RICOH Printer ConnectorコンポーネントがRICOH Cloud Connectorとともにインストールされた場合、RICOH Printer Connectorのログもパッケージに含まれます。