1 RICOH Account Administration
1.1 RICOH Account Administrationの概要
使用できる機能は、購入されたアプリケーションのサブスクリプションによって異なります。すべてのTotalFlow Cloudアプリケーションで、Account Administrationを使用して次の操作を実行できます。
- ユーザーを追加、変更、削除します。
- サブスクリプションの詳細を表示します。
- アカウントの詳細を表示および変更します。
アプリケーションによっては、その他の機能を追加することで、次のことができるようになります。
- RICOH Cloud Connectorをダウンロードしてインストールすると、ネットワーク内にインストールされているリコーアプリケーションとの通信を支援します。
1.1.1 新機能
RICOH Account Administrationの各デプロイメントには、問題点の修正およびセキィリティー更新が含まれています。各デプロイメントに追加された変更は次のとおりです。
- 2024年12月5日
-
- リコーヨーロッパのプライバシーポリシーは、ウクライナ、ルーマニア、イスラエルにも適用されます。
- 編集上の変更とバグ修正。
- 2024年10月30日
-
- CVE-2024-37891の修正を含む、各種セキュリティーを更新しました。
- 編集上の変更とバグ修正。
- 2024年10月2日
-
- CVE-2023-2650、CVE-2023-3446、CVE-2023-49083、CVE-2023-50782、CVE-2024-0727、CVE-2024-26130、CVE-2023-4807の修正を含む、各種セキュリティーを更新しました。
- 編集上の変更とバグ修正。
- 2024年7月17日
-
- RICOH TotalFlow Producerのサポートを削除。
- 編集上の変更とバグ修正。
- 2024年6月20日
-
- 編集上の変更とバグ修正。
- 2024年6月11日
-
- 編集上の変更とバグ修正。
- 2024年5月22日
-
- RICOH TotalFlow Producerアドバンス版サブスクリプションのサポート対象プリンターリストを更新し、リコー標準の内蔵コントローラーを搭載したプリンターのサポートを追加しました。
- 編集上の変更とバグ修正。
- 2024年4月30日
-
- 編集上の変更とバグ修正。
- 2024年4月15日
-
- 編集上の変更とバグ修正。
- 2024年4月9日
-
- 編集上の変更とバグ修正。
- 2024年3月14日
-
- 編集上の変更とバグ修正。
- 2024年3月7日
-
- 編集上の変更とバグ修正。
- 2024年2月27日
-
- RICOH TotalFlow Producerのアドバンス版のサブスクリプションについて、RICOH Account Administrationはプリンターの設定と管理のサポートを追加しました。
使⽤している環境で稼動しているプリンターと通信するために、RICOH Cloud ConnectorにはRICOH Printer Connectorコンポーネントが含まれています。RICOH Printer Connectorコンポーネントは現在、RICOH Cloud ConnectorのWindowsバージョンでのみ利用可能です。
- 編集上の変更とバグ修正。
- RICOH TotalFlow Producerのアドバンス版のサブスクリプションについて、RICOH Account Administrationはプリンターの設定と管理のサポートを追加しました。
- 2024年2月13日
-
- 編集上の変更とバグ修正。
- 2024年1月30日
-
- 編集上の変更とバグ修正。
- 2023年11月14日
- RICOH TotalFlow Producerのサポートとして、RICOH Account Administrationはベータ版機能であるOffice変換をサポートしました。
この機能はRICOH TotalFlow Producerのアドバンス版サブスクリプションで利用可能です。
- RICOH TotalFlow Producerのサポートとして、RICOH Account Administrationはベータ版機能であるOffice変換をサポートしました。
- 2023年8月2日
- 2023年6月21日
- ヘルプシステムを更新しました。
- 2023年3月1日
- CVE-2022-41946およびCVE-2022-42003の修正を含む、各種セキュリティーを更新しました。
- 2022年11月10日
- CVE-2022-42889の修正を含む、各種セキュリティーを更新しました。
- 2022年8月24日
- CVE-2022-31197の修正を含む、各種セキュリティーを更新しました。
- 2022年7月27日
- 各種セキュリティーを更新しました。
- 2022年6月24日
- RICOH Cloud Connectorが HTTPSを使用するように設定する機能が追加されました。
- CVE-2022-21724の修正を含む、各種セキュリティーを更新しました。
- 2022年5月17日
- ユーザーインターフェースでRICOH Cloud Connectorをインストールできるようになりました。
- 2022年3月11日
-
- RICOH Cloud Connectorの内容を含む翻訳を更新しました。
- RICOH Cloud Connectorの英語版ドキュメントと概要トピックを更新しました。
- 2022年2月23日
-
- カナダのお客様へのサポートを追加しました。
- 2022年1月19日
- CVE-2021-44228の修正を含む、各種セキュリティーを更新しました。
- 2021年10月27日
-
- RICOH Cloud Connector を利用できるようになりました。
- 2021年9月1日
-
- フランスのお客様へのサポートを追加しました。
- 2021年8月25日
-
- ドイツのお客様へのサポートを追加しました。
- 2021年7月28日
-
- ベトナムのお客様へのサポートを追加しました。
- 2021年5月12日
-
- ベルギー、ルクセンブルグのお客様へのサポートを追加しました。
- 2021年5月7日
-
- 日本のお客様向けのCookieのポリシーを更新しました。
- 2021年3月17日
-
- ポルトガルのお客様へのサポートを追加しました。
- 2021年2月17日
-
- スペインのお客様へのサポートを追加しました。
- 2020年12月16日
-
- フィリピンのお客様へのサポートを追加しました。
- 2020年12月2日
-
- スイスのお客様へのサポートを追加しました。
- 2020 年9月9日
-
- 日本のお客様へのサポートを追加しました。
- 2020 年9月2日
-
- 米国のお客様へのプライバシーポリシーを更新しました。
- 2020 年8月5日
-
- スウェーデンのお客様へのサポートを追加しました。
- 2020年5月20日
-
- マレーシアおよびメキシコのお客様へのサポートを追加しました。
1.1.2 システムオブジェクト
Account Administrationで定義したシステムオブジェクトは、TotalFlow Cloudアプリケーション間で使用される場合があります。
1.1.2.1 コネクター
これらのアプリケーションは、RICOH Cloud Connectorを使用して、サブスクリプションライセンスのインストールと管理を行います。
- Windows用およびLinux用RICOH InfoPrint Manager
- RICOH Auto Color Adjuster
1.1.2.2 ユーザー
リコーがアカウントの初期設定を行うときに、管理者ユーザーが1人作成されます。管理者は、ログインして初期パスワードを変更するためのリンクが記載されたウェルカムメールがTotalFlow Cloudから送信されます。この管理者は、組織の残りの部分のユーザーを作成する責任を負います。
ユーザーは、サブスクリプションを購入したアプリケーションごとにロールが割り当てられます。ロールは、ユーザーのジョブの役割に基づき、アプリケーションごとに異なります。たとえば、Account Administrationには、ユーザーに割り当てることができる2つのロールがあります。
- 管理者
- アカウントに関する詳細の表示、他のユーザーの作成および管理、必要に応じて他のオブジェクトの管理が許可されたユーザー。
- なし
- サブスクリプション登録したアプリケーションの操作が含まれるが、ユーザーや他のオブジェクトの管理は行わないユーザー。
ユーザーは、Account Administrationでは 管理者であっても、RICOH Predictive Insightなどのアプリケーションでは 閲覧者である場合があります。
ユーザーは、TotalFlow Cloudプラットフォーム内でのロールも割り当てられています。ほとんどのユーザーは、 標準プラットフォームロールに割り当てられています。ただい、他のアプリケーションは特別なプラットフォームロールを追加することができます。
たとえば、RICOH Predictive Insightは 大画面プラットフォームロールを追加します。たとえば、プロダクションエリアのディスプレイにRICOH Predictive Insightダッシュボードを表示して現在のステータスを表示したい場合などに、 大画面プラットフォームロールを持つユーザーを作成します。社内の誰かが 大画面ユーザーとしてログインし、大型ディスプレイのブラウザーウィンドウを最大化します。 大画面ユーザーは、表示専用アクセス権を持ち、許可された最大時間までログインを維持することができます。
1.1.3 ユーザーインターフェース
1.1.3.1 バナー
バナーのアイコンは様々な作業を可能にします。
- アクセスする別のアプリケーション(RICOH TotalFlow Cloud)に切り替える。
アプリスイッチャーアイコン(
)をクリックし、開くアプリを選択します。アプリケーションは同じタブで開きます。
- アプリケーションを改善するためのアイデアをお寄せください。
アイデアの送信 アイコン(
)をクリックし、 新しいアイデアを追加をクリックして、追加する内容を記述します。また、他のお客様から寄せられたアイデアを検討することもできます。このアイデアが気に入ったら、投票してください。複数の顧客から支持されているアイデアは、私たちの関心を引きやすく、実行に移される可能性が高いのです!
- システム管理者またはアプリケーション自身から送信された通知を表示します。
通知(
)アイコンをクリックします。
- ユーザーIDまたは企業アカウントの詳細を表示します。
アカウント(
)アイコンをクリックします。ユーザーIDとアカウント名はメニューの一番上にあります。任意のオプションを選択すると、関連する設定や情報が表示されます。
- アプリケーションを使用してサポートを受ける。
ヘルプ(
)アイコンをクリックして、 ヘルプを選択します。
- TotalFlow Cloudアプリケーションの利用規約を表示する。
ヘルプ(
)アイコンをクリックして、 利用規約を選択します。
1.1.3.2 メインページ
利用できるタブの数は、サブスクリプションを登録しているアプリケーションによって異なります。すべてのアプリケーションには、次のタブが含まれています。
- サブスクリプション
- ユーザー
- 詳細
他のアプリケーションでは、必要に応じて他のタブを追加します。例えば、RICOH Auto Color Adjusterサブスクリプションでは、 コネクタータブも利用できます。
ほとんどのタブで、オブジェクトのリストが表で表示されます。すべてのテーブルで次の操作を実行できます。
- エントリーを並べ替える。
テーブルのヘッダーを1回クリックすると昇順に、もう1回クリックすると降順に並べ替えられます。
- 表示される列を変更したり、並べ替えたりする。
をクリックして、 列の管理を選択します。
- テーブル内のテキストを検索する。
をクリックし、検索するテキストを入力します。
1.1.3.2.1 コネクタータブ
- 登録されているすべてのコネクターとそのプロパティー(例:ステータス、 バージョン、 プラットフォーム、最後に接触された時刻)を表示します。
- オペレーティングシステムの最新のRICOH Cloud Connectorバージョンをダウンロードします。
ダウンロードをクリックし、オペレーティングシステムを選択します。
- クラウドコネクターを登録するためのワンタイムコードを生成します。
ワンタイムコードの生成をクリックします。
- コネクターに関連付けられている接続を編集、削除、または表示します。
コネクターを右クリックし、メニューからオプションを選択します。
- 注意:
- コネクターを編集するには、そのコネクターが定義されているサーバーが動作しており、そのサーバーとネットワーク接続が可能である必要があります。
- コネクターを削除すると、RICOH Cloud Connectorインスタンスはアンインストールされませんが、クラウドから登録解除され、関連付けられたサブスクリプションが影響を受ける可能性があります。
ツールアイコン()をクリックすると、メニューが表示され、テーブルの情報を更新したり、テーブル列を管理したりすることができます。
1.1.3.2.2 詳細タブ
ページの右上にある詳細を編集をクリックすると、会社名、連絡先、請求情報、デフォルト言語、会社内の全ユーザーのタイムアウト時間を更新することができます。
1.1.3.2.3 サブスクリプションタブ
1.1.3.2.4 ユーザータブ
1.1.4 RICOH Cloud Connector
Cloud Connectorは、特定の製品、特定の構成でのみ必要です。
- RICOH InfoPrint Manager Subscription
RICOH InfoPrint Manager Subscriptionを購入される場合、Cloud Connectorは製品とともにインストールされます。また、RICOH TotalFlow Cloudに接続し、サブスクリプションが有効期限切れではないことを確認します。
- RICOH Auto Color Adjuster
RICOH Auto Color AdjusterはCloud Connectorを使用してサブスクリプションを管理します。
1.1.5 アクセシビリティ
アクセシビリティに対する当社の取り組みについては、Ricoh Webサイトの[アクセシビリティ]ページを参照してください。
アクセシビリティ機能
アクセシビリティは、移動が困難な方や視覚が限られている方などの障がいのある方が、情報技術製品を快適に利用できるようにするための機能です。
この製品の主なアクセシビリティ機能により、次のことが可能です。
- スクリーンリーダーや拡大鏡などの支援技術を利用する。
- マウスの代わりにキーボードを使用する。
- 音量、色、コントラスト、フォントサイズなどの属性を変更する。
- キーを起動させずにタッチで区別する。
- 特殊なポインティングデバイスや点字ディスプレイなどの代替入出力デバイスを接続する。
また、インフォメーションセンターや製品に関する出版物は、アクセシビリティに対応した形式になっています。
キーボードナビゲーション
本製品は、Microsoft Windows標準のナビゲーションキーを使用しています。
1.1.6 商標
RICOH InfoPrint Manager™およびRICOH Predictive Insight™は、株式会社リコーの米国およびその他の国における商標です。
Firefoxは、Mozilla Foundationの登録商標です。
GoogleおよびChromeはGoogle Inc.の商標です。
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは Oracle およびその関連会社の登録商標です。
Linux は、Linus Torvalds 氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。
Microsoft、Windows、Windows Server、Windows Vista、およびInternet Explorerは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Windowsオペレーティングシステムの正式名称は、以下のとおりです。
- Windows Server 2019:
- Microsoft®Windows Server® 2019 Standard
- Microsoft®Windows Server® 2019 Essentials
- Windows Server 2022:
- Microsoft®Windows Server® 2022 Standard
- Microsoft®Windows Server® 2022 Essentials
- Windows 10:
- Microsoft® Windows 10 Pro
- Microsoft® Windows 10 Enterprise
- Windows 11:
- Microsoft® Windows 11 Pro
- Microsoft® Windows 11 Enterprise
OpenJDKはOracle America, Inc.の商標です。JavaおよびOpenJDKは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。Copyright Oracle America, Inc.
本書に記載されているその他の製品名は、識別のためにのみ使用されており、各社の商標の可能性があります。当社では、このような商標に関する一切の権利を否認します。
1.2 RICOH TotalFlow™ Cloudの基本操作
1.2.1 初回にRICOH TotalFlow Cloudにサインインする
アカウントが作成されると、RICOH TotalFlow Cloudからメールが届きます。そのメールに記載されているボタンを使って、最初のログインをしてください。
- RICOH TotalFlow Cloudから届いたメールを開いてください。
- アカウントにサインインをクリックします。サインインページがデフォルトのWebブラウザーで開きます。
- 新しいパスワードと パスワードの確認フィールドにパスワードを入力し、 パスワードの作成をクリックします。
1.2.2 管理者向けのRICOH TotalFlow Cloudの基本操作
管理者は、ほとんどのタスクをRICOH Account Administrationアプリケーションで完了しますが、他のアプリケーションにもアクセスし、使用することがあります。
管理者としてRICOH TotalFlow Cloudを開始するには、次の手順を実行します。
- ログインしてパスワードを変更します。
- Cookie設定を管理します。TotalFlow Cloudアプリケーションでは、Cookieを使用しており、一部のCookieは必須です。Cookieの詳細と実行できるアクションの詳細については、Cookieの設定を管理するを確認してください。
- アプリケーションのインターフェイスに慣れます。次のトピックを確認します。
- アカウント情報およびサブスクリプションを確認します。
- アカウント詳細を管理する
必要に応じて連絡先を更新することができます。
- サブスクリプションを表示する
ご不明な点は、リコーの担当者にお問い合わせください。
- アカウント詳細を管理する
- システムのコンポーネントについて学ぶことで、作成する必要のあるオブジェクトの計画を始めることができます。
- このセクションおよび構成するセクションで説明されている手順を使用して、アカウントに必要なユーザーIDおよびその他のオブジェクトを作成します。
1.2.2.1 サブスクリプションを表示する
- RICOH Account Administrationにサインインします。
- 左ペインでサブスクリプションをクリックします。サブスクリプションページには、サブスクリプションカード、および状況と有効期限が表示されます。サブスクリプションのステータスは次のいずれかです。
- 有効
- このサブスクリプションは現在利用可能です。
- 保留中
- まだサブスクリプションの発効日になっていません。
- 停止済み
- 利用規約への違反、支払い不足などにより、サブスクリプションが無効になっています。問題が解決すると、サブスクリプションは再び有効になります。
- 期限切れ
- サブスクリプションの期間が終了しました。
- サブスクリプションの詳細を表示するには、詳細をクリックします。
ライセンステーブルには、サブスクリプションに含まれる各種機能のライセンスとすべてのアドオン、およびこのサブスクリプションで購入した各種ライセンスの数についての情報が表示されます。
サブスクリプション詳細テーブルには、このサブスクリプションに含まれる製品およびすべてのアドオンの概要が表示されます。
1.2.2.2 ユーザーを追加する
新しいユーザーを作成したり、既存のユーザーをコピーしたりすることができます。特に、類似したプロパティーを持つユーザーを多数作成する場合は、ユーザーをコピーすると時間を節約できます。
ユーザーを追加するには、次の手順を実行します。
- 左ペインでユーザーをクリックします。
- 次のオプションのいずれかを選択します。
- 開いたダイアログで、ユーザーの詳細を入力します。
- ユーザータイプで、 内部を選択し、従業員の1人のユーザーアカウントを作成します。
- プラットフォームロールで次のいずれかのオプションを選択します。
- 標準 - ユーザーは、標準のタイムアウトオプションとアクセスオプションを使用して、アプリケーションにログインできます
- 大画面 - ユーザーには大画面でのアプリケーション表示専用アクセス権が与えられ、ログインはタイムアウトしません。
- アクセス権とロールで、各アプリケーションに対するユーザーのアクセス権とロールを選択します。各アプリケーションの アクセス権とロール列の矢印をクリックします。
- OKをクリックします。
1.2.3 ユーザー向けのRICOH TotalFlow Cloudの基本操作
ほとんどのユーザーは、1つのRICOH TotalFlow Cloudアプリケーションにアクセスできます。また、自分のユーザーIDやパスワードの詳細を更新することもできます。
ユーザーとしてRICOH TotalFlow Cloudアプリケーションの使用を開始するには、次の手順を実行します。
- ログインしてパスワードを変更します。ユーザーIDが作成されると、ログインしてRICOH TotalFlow Cloudアプリケーションの利用を開始するように招待するメールが送信されます。初回ログイン時は、パスワードのリセットが必要です。
パスワードを変更すると、使用できるアプリケーションが表示されます。
- Cookie設定を管理します。TotalFlow Cloudアプリケーションでは、Cookieを使用しており、一部のCookieは必須です。Cookieの詳細と実行できるアクションの詳細については、Cookieの設定を管理するを確認してください。
- アプリケーションのインターフェイスに慣れます。次のトピックをご自身の状況に当てはめて確認してください。
- システムのコンポーネントの詳細について説明します。
1.2.4 Cookieの設定を管理する
- 不可欠なCookie
- これらは、当社のアプリケーションの動作に必要不可欠なCookieです。これらのCookieを許可しないことを選択した場合、当社のアプリケーションにログインできなかったり、その他の重要な機能を利用できなくなったりする可能性があります。
- パフォーマンスCookie
- パフォーマンスCookieは、統計クッキーとも呼ばれ、当社のアプリケーションがどの程度効果的に機能しているかに関する情報を収集します。この情報は集約、匿名化されているため、お客様を特定することはできません。
- 収集されるパフォーマンスデータには、Googleアナリティクスによって収集される情報が含まれます。Googleアナリティクスによるお客様のデータの収集を防ぐには、パフォーマンスCookieをオフにしてください。
- 機能性Cookie
- 機能性Cookieは、プリファレンスCookieとも呼ばれ、お客様が最後にアクセスしたページや、お客様が選択した言語などの情報を記憶します。
- マーケティングCookie
- マーケティングCookieは、関連性の高い広告を配信するために、お客様のオンライン活動に関する情報を収集します。
Cookie設定を管理するには、次の手順を実行します。
- 任意のTotalFlow Cloudアプリケーションにログインします。
- バナーで、アカウントアイコン(
)をクリックし、 Cookie設定を選択します。
- Cookie設定ダイアログで、 Cookieステートメントを表示をクリックすると、TotalFlow Cloudアプリケーションで使用されているCookieの一覧とその説明が表示されます。
- スイッチを使用して、各Cookieをオン/オフにします。デフォルトでは、すべてのCookieがオンになっています。
- OKをクリックします。
1.3 構成する
1.3.1 ユーザーを追加する
新しいユーザーを作成したり、既存のユーザーをコピーしたりすることができます。特に、類似したプロパティーを持つユーザーを多数作成する場合は、ユーザーをコピーすると時間を節約できます。
ユーザーを追加するには、次の手順を実行します。
- 左ペインでユーザーをクリックします。
- 次のオプションのいずれかを選択します。
- 開いたダイアログで、ユーザーの詳細を入力します。
- ユーザータイプで、 内部を選択し、従業員の1人のユーザーアカウントを作成します。
- プラットフォームロールで次のいずれかのオプションを選択します。
- 標準 - ユーザーは、標準のタイムアウトオプションとアクセスオプションを使用して、アプリケーションにログインできます
- 大画面 - ユーザーには大画面でのアプリケーション表示専用アクセス権が与えられ、ログインはタイムアウトしません。
- アクセス権とロールで、各アプリケーションに対するユーザーのアクセス権とロールを選択します。各アプリケーションの アクセス権とロール列の矢印をクリックします。
- OKをクリックします。
1.4 オブジェクトを管理する
1.4.1 アカウント詳細を管理する
- 左ペインで詳細をクリックします。
- 詳細を編集をクリックします。
- 必要に応じて情報を変更し、OKをクリックします。
1.4.2 ユーザー情報を変更する
- 左ペインでユーザーをクリックします。
- 情報を変更するユーザーを右クリックし、編集をクリックします。
- 必要に応じてユーザー情報を変更し、OKをクリックします。
1.4.3 パスワードの変更
パスワードを変更するには、次の手順を実行します。
- RICOH TotalFlow Cloudにログインします。
- バナーで、アカウントアイコン(
)をクリックし、 プロファイル設定を選択します。
- リコーソフトウェアのプロフィール & 設定ページの左側で、 パスワードをクリックします。
- 現在のパスワードと新しいパスワードを2回入力します。
- パスワードの変更をクリックします。
- 閉じるをクリックします。
1.5 RICOH Cloud Connector
- 注意:
- RICOH InfoPrint Managerサブスクリプションをご利用の場合、RICOH Cloud Connectorが自動的に製品にインストールされます。RICOH InfoPrint Managerをアンインストールすると、RICOH Cloud Connectorも自動的にアンインストールされます。
- RICOH Predictive Insightを使用するためにRICOH Cloud Connectorをインストールする必要はありません。
RICOH Cloud Connectorは以下のオペレーティングシステムにインストールできます。
- Windows の場合:
- Microsoft Windows 10 Pro/Enterprise
- Microsoft Windows 11 Pro
- Microsoft Windows Server 2019 Standard
- Microsoft Windows Server 2022 Standard
- Linux の場合:
- Red Hat Enterprise Linux 8
- Red Hat Enterprise Linux 9
- Fedora Linux 38
- CentOS Stream 8
- Ubuntu 22.04 LTS
- openSUSE Leap 15.4
- 注意:
- これらは、RICOH Cloud Connectorでテストされた最新バージョンですが、それ以降のバージョンのオペレーティングシステムも使用できます。
- これらのオペレーティングシステムとそのアップデートは、メーカーが延長サポートを含まない、標準的な契約に基づいてお客様にサポートを提供し続ける限り、サポートされます。
RICOH Cloud Connectorのインストールには、少なくとも1.1 GBの空き容量が必要です。
1.5.1 RICOH Cloud Connectorをダウンロードする
- Cloud Connector セットアップページがWebブラウザーで開きます。システムにこれらのブラウザーの最新版がインストールされていることを確認してください。
- Mozilla Firefox
- Google Chrome:
- Microsoft Edge
- 以下のデフォルトのインストール場所には書き込み権限があります。
- Windowsの場合、
%ProgramData%\RICOH\Cloud Connector\
、または - Linuxの場合、
/opt/RICOH/RCC/
。
- Windowsの場合、
- 別のインストールパスを選択した場合は、そのパスが存在し、書き込み権限があることを確認してください。ディレクトリーが存在する場合は、空にしてください。
- Cloud Connectorをインストールしたいサーバーに管理者としてログインする。
- RICOH Account AdministrationにアクセスできるユーザーとしてRICOH TotalFlow Cloudにログインする。
- RICOH Account Administrationの左ペインで サブスクリプションをクリックします。サブスクリプション タブとRICOH Cloud Connectorパッケージをダウンロードするためのリンクが表示されます。
- お使いのオペレーティングシステムに応じて、Windows用のダウンロードまたは Linux用のダウンロードをクリックします。
- インストールパッケージを書き込み権限および実行権限がある場所に保存します。Linuxの場合、実行ファイルを含む
ricoh-cloud-connector-linux.gz
という、アーカイブをダウンロードします。ダウンロードしたファイルの名前は以下になります。- Windowsの場合:
ricoh-cloud-connector-win.exe
- Linuxの場合:
ricoh-cloud-connector-linux.gz
- Windowsの場合:
1.5.2 インストールする/更新する
- 注意:
- インストールファイルを別のマシンにダウンロードした場合は、プログラムをインストールするシステムにファイルをコピーしてください。
- ディスクに十分な空き容量があることを確認してください。RICOH Cloud Connectorのインストールには、少なくとも1.1 GBの空き容量が必要です。
- RICOH Cloud Connectorインストーラー実行ファイルをダウンロードしたコンピューターに管理者としてログインします。
- Linuxにインストールする場合は、
ricoh-cloud-connector-linux.gz
を探してダブルクリックし、インストーラーファイルを解凍します。重要: 解凍されたファイルの中に、ricoh-cloud-connector-linux
という名前のインストーラ実行ファイルがあるはずです。ファイルが実行可能ファイルとして実行できることを確認してください。Linuxのバージョンに応じた手順で実行可能にしてください。 - RICOH Cloud Connectorのインストーラ実行ファイルを探してダブルクリックします。
RICOH Cloud Connectorを初めてインストールする場合、 RICOH Cloud Connectorのインストールページがデフォルトのブラウザーで開きます。
RICOH Cloud Connectorを更新する場合、 RICOH Cloud Connectorの更新ページがデフォルトのブラウザーで開きます。
注意: RICOH Cloud Connectorのインストールページが開かない場合は、アンチウイルスソフトまたはブラウザーがインストーラをブロックしている可能性があります。ブラウザーのアドレスバーをチェックして、ページが開かないようになっていないか確認します。ページがブロックされている場合は、ページを表示する許可を与えます。それでもページが表示されない場合は、以下のトラブルシューティングのトピックを参照してください。
- 初めてインストールする場合、以下の操作を実行します。
- 法律用語を確認し、使用許諾契約の条項に同意します。を選択します。
- インストール場所が正しいこと、書き込み権限および実行権限があることを確認し、インストールをクリックします。
- RICOH Cloud Connectorを更新している場合、以下の操作を実行します。注意: ライセンスの承諾を含め、以前のセットアップの詳細情報をインポートします。
- RICOH Cloud Connectorの現在のバージョンと更新バージョンの情報を確認します。
- 更新をクリックします。
インストールが開始され、進行状況を確認できます。
インストールが完了すると、自動的にRICOH Cloud Connectorのセットアップページが開きます。
インストール、更新、またはシステムの再起動に成功した後、RICOH Cloud Connectorサービスは自動的に始動します。
1.5.3 セットアップ

- システム名プロパティーには、オペレーティングシステムで設定されているシステム名が自動的に入力されます。認識しやすい、覚えやすい名前に更新することができます。
- 会社でプロキシサーバーを使用している場合は、使用する正しいIPアドレスまたはホスト名とポート番号をIT部門にお問い合わせください。オプション私はプロキシサーバーを使用します。を選択し、 プロキシ設定フィールドに正しい値を入力します。
- プロキシをテストをクリックします。プロキシ設定が検証されていない場合は、IT部門に確認し、正しい値を入力し、再試行してください。
- コードを生成をクリックします。
Account Administrationにログインしていない場合は、ログインダイアログが表示されます。Account Administrationにログインします。
- コードをコピーして、RICOH Cloud Connectorに戻り、 ワンタイムコードフィールドにコードを貼り付けます。
- 送信をクリックします。
- ブラウザーのタブまたはウィンドウを閉じて、RICOH Cloud Connectorのセットアップを終了します。
1.5.3.1 システム名
デフォルトでは、この値は、オペレーティングシステムで割り当てられたこのシステムの名前です。認識しやすい名前に変更することができます。RICOH Account Administrationは、この名前を コネクタータブの登録コネクターの表に表示します。
1.5.3.2 プロキシ設定
会社でプロキシサーバーを使用している場合は、使用する正しいIPアドレスまたはホスト名とポート番号をIT部門にお問い合わせください。
1.5.3.3 ワンタイムコード
RICOH Account Administrationにログインするためには、RICOH TotalFlow CloudユーザーIDが必要です。
1.5.4 RICOH Cloud Connectorをアンインストールする
- RICOH Cloud Connectorをインストールしたコンピューターに管理者としてログインします。
- Windowsの検索ボタンをクリックし、アプリと機能ページを検索します。
- RICOH Cloud Connectorアプリケーション名を探してクリックします。
- アンインストールをクリックします
- アンインストールをもう一度クリックして、アプリケーションとその関連情報がアンインストールされることを確認します。RICOH Cloud Connectorのアンインストールページが表示されます。
- 情報を確認し、RICOH Cloud Connectorのアンインストールに同意し、希望します。設定によっては、アンインストール後に再起動する場合があります。を選択します。
- アンインストールをクリックします。
- RICOH Account Administrationにログインし、アンインストールされたCloud Connectorが コネクターのテーブルに表示されていないことを確認します。自動的に削除されなかった場合は、手動で削除できます。
1.5.5 トラブルシューティング
1.5.5.1 よくある問題
1.5.5.1.1 RICOH Cloud Connectorをインストールできない
インストールページが開かない理由として考えられる原因は次のとおりです。
- 管理者としてログインしていない。
管理者権限を持つユーザーでログインし、再試行してください。
- Linuxの場合、インストールファイルが実行ファイルとして定義されていない。
お使いのLinuxのバージョンの指示に従って、ファイルを実行可能にしてください。
- 広告ブロックによって、RICOH Cloud Connectorのインストールが新しいブラウザーウィンドウで開かない。
ブラウザーのポップアップブロック設定を見つけて、ページを開くことを許可してください。
- ウイルス対策ソフトウェアがインストーラーの実行をブロックしている。
ウィルス対策プログラム内で実行を許可してください。
- サブスクリプションがサポートするクラウドコネクターの最大数に達した。
RICOH Account Administrationにログインし、切断されたクラウドコネクターを コネクターテーブルから削除します。または、リコー営業担当者までお問い合わせのうえ、サブスクリプションをアップグレードしてください。
上記のいずれにも当てはまらない場合は、コマンドライン手順でRICOH Cloud Connectorをインストールしてください。
- インストールファイルをダウンロードしたコンピューターに管理者権限のあるユーザーでログインします。
- 管理者として実行オプションでコマンドプロンプトを開き、RICOH Cloud Connector実行ファイルを探します。
重要: ファイルを実行する権限があることを確認します。Linuxの場合は、ファイルが実行可能であることを確認してください。そうでない場合は、Linuxのバージョンに応じた手順で実行可能にしてください。
- 以下のインストールコマンドを入力します。
rccInstallerFileName --install
- Enterキーを押します。
1.5.5.1.2 RICOH Cloud ConnectorをインストールしたときにEdgeが起動しない
Microsoft Edgeが既定のブラウザーで、組み込みの管理者アカウントを使用している場合、RICOH Cloud Connectorをインストールしてもブラウザーは自動的に開きません。
これが発生した場合、別のユーザーアカウントの資格情報でサインインするか、デフォルトのブラウザーをChromeやFirefoxなど別のブラウザーに変更することができます。その後、RICOH Cloud Connectorのインストーラーを再起動します。
1.5.5.1.3 Cloud Connectorエラー:署名が最新ではありません
1.5.5.2 RICOH Cloud Connectorログのダウンロード
- ウェブブラウザーのウィンドウを開きます。
- アドレスバーのRICOH Cloud ConnectorのセットアップページにURL:
http://server_address:port_number/license
を入力します。ここで、server_addressは、RICOH Cloud ConnectorがインストールされているコンピューターのIPアドレスまたはホスト名です。port_numberはアプリケーションポートです。
RICOH Cloud Connectorがインストールされているコンピューターで、デフォルトのポートを使用している場合は、http://localhost:15180/license
に進みます。 - バナーのヘルプアイコン(
)をクリックし、 ログをダウンロードを選択します。
- ログパッケージをシステムに保存します。ファイルの保存方法はWebブラウザー設定によって異なります。
ログはZIP形式で保存され、生成されるパッケージの名前は「
RCC_logs_yyyy-mm-ddThh_mm_ss.zip
」です。yyyy-mm-ddとhh_mm_ssは、ログが収集された日時を表します。