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RICOH ProcessDirectorフィールドヘルプ

1 フィールドヘルプ

ユーザーインターフェースのフィールドの横にある?ボタンをクリックすると、フィールドヘルプが表示されます。

1.1 次の条件のいずれかまたはすべてを適用する

ジョブが、規則に指定された条件をすべて満たす必要があるか、条件の 1 つを満たす必要があるのかを指定します。

値:

すべて(デフォルト)
ジョブがすべての条件を満たすときに、このコネクターを通って送られます。すべての条件が AND 関係になります。
任意
ジョブがいずれかの条件を満たすときに、このコネクターを通って送られます。すべての条件が OR 関係になります。
カスタム
複合条件を満たすとき、ジョブはこのコネクターを通って送られます。3つ以上の条件を定義する場合、ANDおよび ORを使用して、複合条件を作成できます。

データベース名
Connector.AnyOrAllFieldHelp

使用上の注意:

  • このプロパティーは、単一条件と複合条件の両方をサポートします。
  • 要約フィールドに、選択した結果がデータベースの照会形式で示されます。
  • カスタムを選択すると、入力フィールドが表示されます。各条件の左側の数字を使用して、このフィールドで条件を組み合わせる規則を組み立てます。括弧を入力して、条件を論理的にまとめます。例えば、3 つの条件を指定するときに、条件 31 または 2 に含める必要がある場合は、 ( 1 OR 2 ) AND 3 と入力します。一方、条件 1 または 23 の組み合わせのいずれかを含める場合は、 1 OR ( 2 AND 3 ) と入力します。

1.2 要約

要約フィールドでは、条件領域での選択内容がデータベースの照会フォーマットで表示されます。条件を変更すると、値も変化します。

1.3 条件

規則に対して 1 つ以上の条件を定義できます。それぞれの条件は、ジョブプロパティー、比較、および値によって構成されます。
プロパティー
条件で使用するジョブプロパティーを指定します。

値:

システム内のすべてのジョブプロパティーの (フィールド名による) リストです。

比較
RICOH ProcessDirector がジョブのプロパティー値を[値]フィールドの内容と比較して、そのジョブが条件を満たすかどうか判断する方法を指定します。次のいずれかを選択します。

値:

= (等しい) (デフォルト)
ジョブのプロパティー値がフィールドのテキストと正確に一致するときに、そのジョブは条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
!= (等しくない)
ジョブにプロパティー値があって、それがフィールドの値でないときに、そのジョブは条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
> (より大)
ジョブのプロパティー値がフィールドの数値より大きいときに、そのジョブは条件を満たします。
< (より小)
ジョブのプロパティー値がフィールドの数値より小さいときに、またはプロパティーに値がないときに、そのジョブは条件を満たします。
>= (より大か等しい)
ジョブのプロパティー値がフィールドの数値と同じかより大きいときに、そのジョブは条件を満たします。
<= (より小か等しい)
ジョブのプロパティー値がフィールドの数値と同じかより小さいときに、またはプロパティーに値がないときに、そのジョブは条件を満たします。
Like
ジョブのプロパティー値がフィールドの (ワイルドカード文字を含む) 値と一致するときに、そのジョブは条件を満たします。例えば、 ジョブ名プロパティーの フィールドの値が CUST1* とします。あるカスタマーからのすべてのジョブのジョブ名に、接頭部 CUST1 が追加されています。ジョブ名が CUST1 で始まるとき、そのジョブはこの条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
Unlike
ジョブのプロパティー値がフィールドの (ワイルドカード文字を含む) 値と一致しないときに、そのジョブは条件を満たします。例えば、 ジョブ名プロパティーの フィールドの値が *.pdf とします。ジョブ名の拡張子が .pdf でないとき、そのジョブは条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
設定なし
プロパティーに値がないとき、または値が設定なしのとき、そのジョブは条件を満たします。
Set
プロパティーに値が設定されているとき、そのジョブは条件を満たします。

ジョブが条件を満たすかどうか判断するために RICOH ProcessDirector が使用する値を指定します。

値:

プロパティーに応じて、リストから選択するか、または英数値を入力できます。

プロパティーに単位がある場合でも、それは選択できません。測定値はインチ単位で指定する必要があります。時間の値も、そのプロパティーがサポートする最小単位を使用して指定する必要があります。例えば、保存期間は分単位です。

データベース名
Connector.Display
使用上の注意:
  • Like または Not Like 比較を使用するときは、 フィールドでワイルドカード文字を使用できます。0 文字以上を表すには、* または % を使用してください。1 文字だけを表すには、_ または ? を使用してください。 Like 比較を使用してワイルドカード文字だけを フィールドに入力すると、そのプロパティー値が設定されているジョブすべてが条件を満たします。ただし、その値が 設定なしになっているジョブを除きます。
  • 追加条件を定義するには、任意の条件の右側の+ をクリックします。条件を削除するには、削除する条件の右側の -をクリックします。
  • このが日付またはタイムスタンプである場合、 より小または より大の比較のみを使用する必要があります。
  • フィールドではRICOH ProcessDirectorシンボルを使用できません。

1.4 実行順

1つのステップに対応するコネクターが複数ある場合、RICOH ProcessDirectorは、ジョブを次のステップに進めるときに使用するコネクターを決定する必要があります。ジョブに使用するコネクターを選択する際に、RICOH ProcessDirectorは1つ目、2つ目、3つ目のように、順番にこの値を評価します。 この値によって、使用するコネクターが示されます。

値:

現在のステップを終了するコネクターの合計数に対応する整数。

データベース名
Connector.Order

使用上の注意:

  • デフォルトの実行順はコネクターが作成された順番です。
  • ステップを始点とするコネクターが複数存在する場合は、実行順の値がコネクターのラベル ( 規則名値の前) に追加されます。
  • いずれかのコネクターの実行順の値を 1 に変更した場合、そのコネクターが 1 つ目のコネクターとして評価されます。他のコネクターの 実行順の値は、それに従って更新されます。

    例えば、コネクターが 4 つある場合に、いずれかのコネクターの実行順の値を 3 から 1 に変更するとします。その結果、元の 実行順の値が 1 に設定されていたコネクターは、2 に変更されます。 実行順の値が 2 に設定されていたコネクターは 3 に変更され、4 つ目のコネクターの値はそのままになります。

  • いずれかのコネクターの実行順の値を5から2に変更すると、そのコネクターが2つ目のコネクターとして評価されます。他のコネクターの 実行順の値は、それに従って更新されます。

    たとえば、コネクターが6つある場合に、いずれかのコネクターの実行順の値を5から2に変更するとします。その結果、元の 実行順の値が 2 に設定されていたコネクターは、3 に変更されます。 実行順の値が3に設定されていたコネクターは、値が4に調整されます。 実行順の値が4に設定されていたコネクターは、値が5に調整され、1つ目と6つ目のコネクターの値はそのままになります。

1.5 規則名

コネクターに割り当てられている規則の名前を指定します。名前を入力すると、コネクターの新しい規則を定義できます。

形式:

長さ
1~128文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
Connector.RuleLabel

使用上の注意:

  • コネクターの条件を定義する場合は、規則名を指定する必要があります。
  • 複数の規則に同じ名前を指定することもできます。同じ名前の規則でも条件が異なる場合があります。

1.6 グループアクション

ユーザーグループのメンバーが実行可能なアクション。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Group.Actions

1.7 アクション許可

使用可能なオブジェクトタイプとそれぞれのオブジェクトタイプに対するアクションのリストで、このグループの各アクションに対するアクセスレベルを変更できます。

あるオブジェクトタイプを選択すると、そのオブジェクトタイプに対して使用可能なアクションがリストされます。テーブルにリストされた任意のアクションの横にある[許可]チェックボックスをオンまたはオフにすることで、そのアクションを使用可能または使用不可にできます。

リストされたオブジェクトタイプには、システムで使用可能なすべてのオブジェクトが含まれます。

データベース名
Group.ActionPermissions

1.8 グループプロパティー

ユーザーグループのメンバーによる表示や編集が可能なプロパティーです。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Group.Attributes

1.9 プロパティー許可

使用可能なオブジェクトタイプとそれぞれのオブジェクトタイプに対するプロパティーのリストで、このグループの各プロパティーに対するアクセスレベルを変更できます。

あるオブジェクトタイプを選択すると、そのオブジェクトタイプのプロパティーがリストされます。それぞれのプロパティーに対する[表示]または[編集]アクションを、使用可能または使用不可にできます。[表示]アクションでは、グループがプロパティーの値を表示できますが、それを変更することはできません。[編集]アクションでは、グループがプロパティーの値を編集できます。

リストされたオブジェクトタイプには、システムで使用可能なすべてのオブジェクトが含まれます。

データベース名
Group.AttributesPermissions
使用上の注意: 表示許可が使用不可の場合、 編集許可も使用不可になります。

1.10 グループ作成元

グループを作成した RICOH ProcessDirector 機能の ID を指定します。機能のアクションによってではなく、ユーザーによってグループが作成された場合、このプロパティーには値がありません。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
Group.CreatedBy

1.11 グループの説明

ユーザーグループを説明します。たとえば説明として、グループのセキュリティー権限のレベルが入っている場合があります。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)

データベース名
Group.Description

1.12 グループ名

ユーザーグループの名前を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし

データベース名
Group.ID

使用上の注意:グループを作成した後、グループ名を変更することはできません。位置の名前を変更しなければならない場合は、グループのコピーを作成し、新しい名前を指定してください。その後、元のグループを削除してください。

1.13 最終変更日時

グループが変更された日時。 ユーザーグループが変更されるたびにRICOH ProcessDirectorはこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Group.LastModified

1.14 変更ユーザー

このユーザーグループに最終変更を加えたユーザーの名前を指定します。RICOH ProcessDirector はこのプロパティーの値を保持し、ユーザーグループが変更されるたびにその値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Group.ModifiedBy

1.15 グループソース ID

RICOH ProcessDirector によって提供され、このグループのベースとして使用されたグループです。このグループは、ソースグループから直接コピーされたか、ソースグループのコピーからコピーされた可能性があります。このプロパティーの値は変更できません。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
グループソース ID

1.16 装置コードページ

トリガーファイルやリストファイルなどの印刷ファイルに付随するファイルの内容を読み取るために入力装置が使用するコードページを指定します。入力装置は、これらの添付ファイルを UTF-8 フォーマットに変換します。印刷ファイルは UTF-8 には変換されません。装置コードページは、添付ファイルの作成に使用されたコードページに一致していなければなりません。

値:

UTF8(デフォルト)
8 ビット UCS 変換フォーマットです。
ISO8859_1
Latin Alphabet No. 1
ISO8859_15
ラテンアルファベットの数字9です。
EUC_JP
JISX 0201、0208、および 0212、EUC エンコード (日本語)

データベース名
HotFolder.CodePage

1.17 セットの一致するパターン

セットの作成時に入力装置が使用するファイル名パターンを指定します。このパターンは正規表現であり、セット内で一致する必要がある、入力ファイル名の一部を示します。セットを構成する入力ファイルは、データパターンJDF パターン指定変更パターンファイルパターンの各プロパティーの値によって決まります。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
デフォルト
(.+?)\.[^.]*$|$

データベース名
HotFolder.SetPattern

使用上の注意:

  • デフォルト値では、拡張子を除いた名前が同じであるファイルが検索され、見つかったファイルが同じセットに追加されます。例えば、ファイルJones.csvJones.pdfは拡張子以外が一致しているので、セットに追加できます。同様にJones.part1.csvJones.part1.pdfは別のセットに追加できます。
  • デフォルト値では、セット内の各ファイルタイプを識別するために、ファイル形式を示す拡張子 (ファイル名で最後のピリオドに続くテキスト) が使用されていると仮定しています。例えば、データパターンプロパティーは、印刷ファイルの識別に.pdf拡張子を使用する値に設定され、 JDFパターンプロパティーはJDFジョブチケットの識別に.jdf拡張子を使用する値に設定されます。
  • このプロパティーは、バッチ方式セット数セット内のページ数、または 時刻によるセットの場合にのみ使用されます。

1.18 バッチ方式

入力装置が複数の入力ファイルまたはファイルのセットをグループ化する方法、それらを 1 つのジョブまたは親子のジョブとして実行依頼する方法を指定します。この値は、ホットフォルダーまたはSFTP入力装置では変更できますが、ダウンロード入力装置、LPD入力装置、RESTまたはSOAP Webサービス入力装置では変更できません。Download 入力装置はJCLバッチ方式を使用し、LPD 入力装置は リストバッチ方式を使用します。

セットとは、データファイル、ジョブチケット、指定変更ファイルなど、まとめて処理する必要があるファイルグループのことです。セットを作成するには、必要に応じてパターン一致プロパティーに値を指定します。パターン一致プロパティーには、データパターンJDFパターン上書きパターンファイルパターンなどがあります。 セット数セット内のページ数、または 時刻によるセットのバッチ方式のみがファイルのセットを処理できます。

値:

なし
入力装置は、入力ファイルをグループ化しません。ホットフォルダーまたはSFTP入力装置の場合、デフォルトはなしです。
バッチ

入力装置は、ユーザーが 2 つ以上のファイルを選択し、入力装置の入力ファイルページでバッチの作成をクリックしたときに入力ファイルをグループ化します。入力装置は、このバッチ方式が有効であるとき、入力ファイルを処理のために自動的に実行依頼しません。

JCL
入力装置では、特定の入力ファイルセットが、その z/OS OUTGRP JCL パラメーターの値を使用して自動的にグループ化されます。入力装置は、OUTGRP 値 FIRST、NEXT、および LAST を持つ入力ファイルをグループ化します。OUTGRP 値 ONLY を持つ入力ファイル、または OUTGRP パラメーターを使用しない入力ファイルはグループ化しません。

JCLは、Download 入力装置にのみ有効です。Download 入力装置は、AFP サポート機能がインストールされている場合にのみ使用可能になります。

JDF
入力装置は、Job Definition Format (JDF) タイプとして指定されているすべての入力ファイルを自動的にグループ化します。入力装置は、ジョブチケット入力ファイルを読み取り、入力ファイルテーブルまたはローカルディレクトリーで PDF ファイル名を確認します。JDFパターンプロパティーは、入力デバイスがどのようにJDFファイルを識別するかを制御します。

ワークフロープロパティーと 子ワークフロープロパティーの両方に値を指定する必要があります。入力装置は、JDFファイルで指定されたデータファイルを子入力ファイルとして処理します。入力装置の ワークフロープロパティーを ParentNoPrint に、 子ワークフロープロパティーを JDF ファイルで指定されるファイルのタイプに適したワークフローに設定します。JDF ジョブチケットで複数のファイルを参照している場合、ファイルには JDF ファイルに表示される順に子ジョブ ID が割り当てられます。

リスト

入力装置は、個別のリストファイルで指定されたすべての入力ファイルを自動的にグループ化します。リストパターンプロパティーは、リストファイルの識別方法を制御します。

リストファイルにはパス情報のない入力ファイル名が含まれています。入力ファイル項目はそれぞれ個別の行にあることが必要です。ファイルのバッチを実行依頼するには、リストファイル、およびリストファイルに指定されている入力ファイルすべてを、入力装置のフォルダー位置プロパティーに指定されているディレクトリーにコピーしてください。

データファイルが 1 つしか指定されていない場合は、1 つのジョブが作成されます。ジョブには、リストファイル、AiwList ファイル、データファイル、その他の(データ以外の)ファイルが含まれます。ジョブは子ジョブとして取り扱われます。これは、ジョブ ID に子ジョブ ID が割り当てられていない(1000001.1 でなく 1000001 と表示される)場合も同じです。

複数のファイルが指定されており、.zip ファイルの作成プロパティーが いいえの場合、リストファイルと AiwList ファイルに対して親ジョブが作成され、各データファイル (およびそれに関連する他のファイル) に対して子ジョブが作成されます。たとえば、1000002 という親ジョブにはリストと AiwList ファイルが含まれ、1000002.1 と 1000002.2 という子ジョブにはデータファイル(およびそれに関連するデータ以外のファイル)が含まれます。リストファイルに表示されている順序で、ファイルに子ジョブ ID が割り当てられます。

LPD入力装置では、リストが唯一の有効な値です。この値はホットフォルダーまたはSFTP入力装置に使用することもできます。

パターン

ホットフォルダーまたはSFTP入力装置は、DataパターンとFileパターンプロパティーを使用して、入力装置が受信したすべての入力ファイルのファイル情報を比較します。特定のパターンに一致するファイルは、データファイルを使用する単一のジョブを作成するために使用されます。印刷データを含むことができるのは、1 つの一致するファイルだけです。

パターンのバッチ方式を使用する場合は、 データパターンフィールドと ファイルパターンフィールドを使用することにより、より正確な一致基準を定義できます。たとえば、 データパターン(.*).data$ を使用すると、末尾が .data であるすべてのファイル名が一致します。 ファイルパターン\1.oth$ を使用すると、Job1.data と Job1.oth は一致と見なされてジョブに組み込まれますが、Job2.oth は一致しません。パターンマッチングの構文について詳しくは、インフォメーションセンターを参照してください。

番号

ホットフォルダーまたはSFTP入力装置は、入力装置内のファイル数がバッチ対象のファイル数プロパティーの値に一致するまで待機します。2 つの値が一致すると、入力装置からファイルのグループが送信されます。

セット数

ホットフォルダーまたはSFTP入力装置は、入力装置内のファイルセット数がバッチ対象のファイル数プロパティーの値に一致するまで待機します。2 つの値が一致すると、入力装置からセットが実行依頼されます。

ページ数

ホットフォルダーまたはSFTP入力装置は、入力装置が受信するPDFファイルの合計ページ数がバッチ対象のページ数プロパティーの値以上になるまで待機してから、ファイルのグループを送信します。

ページのバッチ方式は、PDF ファイルにのみ使用可能です。

セット内のページ数

ホットフォルダーまたはSFTP入力装置は、入力装置が受信する完全セット内のPDF合計ページ数がバッチ対象のページ数プロパティーの値以上になるまで待機してから、セットをグループとして実行依頼します。

セット内のページ数バッチ方式は、PDF ファイルにのみ使用可能です。

時刻によるセット

ホットフォルダーまたはSFTP入力装置は、バッチ間隔プロパティーと、 バッチ日プロパティーまたは 頻度プロパティーに設定されている指定の時刻または時間間隔で、入力ファイルの1つ以上の完全セットを実行依頼します。ホットフォルダーまたはSFTP入力装置は、1セットを1個の子ジョブとするセットのグループを実行依頼します。

時刻

ホットフォルダーまたはSFTP入力装置は、データパターンプロパティーで設定された値に一致し、[バッチ]タブの バッチ開始日バッチ開始時刻バッチ間隔バッチ日または 頻度の各プロパティーの値で指定された期間内に受信されたすべてのファイルのグループを実行依頼します。

データベース名
InputDevice.BatchingMethod

使用上の注意:

  • セット数セット内のページ数、または 時刻によるセットを選択すると、 .zip ファイルの作成プロパティーは使用不可になります。ファイルのセットを実行依頼すると、常に 1 つのジョブが構成されます。
  • .zip ファイルの作成プロパティーが使用可能であり、 はいに設定されている場合、全ファイルを含む 1 つのジョブが ZIP ファイルフォーマットで実行依頼されます。入力装置の ワークフロープロパティーは、データファイルに適したワークフローに設定します。
  • バッチJDF、または パターンのバッチ方式を使用するか、 .zip ファイルの作成プロパティーを いいえに設定すると、バッチ内の各データファイルが子ジョブとして実行依頼されます。このため、入力装置の ワークフロープロパティーは ParentNoPrintに、 子ワークフロープロパティーはデータファイルに適切なワークフローに設定する必要があります。
  • WaitForGroup ステップがワークフローに組み込まれていないかぎり、子ジョブは処理中に 1 つにまとめられます。
  • 完了方法プロパティーに トリガーを選択した場合、 バッチ方式値は使用されません。

1.19 子ワークフロー初期化ステップ

単一のジョブまたは子ジョブのワークフローを初期化したり、ジョブと一緒に実行依頼されるオプションの指定変更ファイルをジョブプロパティー設定用の property name=value 形式のテキストファイルに変換したりするために、入力装置で使用されるステップの名前を指定します。

値:

設定なし (デフォルト)
入力装置には、ステップの名前が割り当てられていません。入力装置の子ワークフロープロパティーを設定することによって、ワークフローを割り当てる場合、この設定を使用してください。LPD 入力装置では、 子ワークフロー初期化ステッププロパティーに対して 設定なし以外の値を入力する必要があります。
SetJobTypeFromRules
このステップは、RICOH ProcessDirector 制御ファイルを使用してワークフロー値を設定します。ジョブに付随するパラメーターの値から RICOH ProcessDirector がワークフローを判別できるよう、制御ファイルを編集できます。例えば、RICOH ProcessDirector では FORMS JCL パラメーターの値を使用してワークフローを設定できます。入力装置の 子ワークフロー構文解析規則プロパティーは、この値が設定されている場合に RICOH ProcessDirector が使用する制御ファイルを指定します。また、このステップでは制御ファイルを使用して、ジョブプロパティーを設定するためにオプションの指定変更ファイルを RICOH ProcessDirectorproperty name=value 形式のテキストファイルに変換することもできます。
SetJobTypeFromFileName
このステップは、入力ファイルの名前を構文解析することによって、ワークフロー値を設定します。使用する名前の一部を判別するために RICOH ProcessDirector が使用する、パターンマッチングストリングを指定できます。たとえば、RICOH ProcessDirector は入力ファイルのファイル拡張子を使用して、ワークフローを設定できます。入力装置の 子ワークフローパターンプロパティーは、この値が設定されている場合に RICOH ProcessDirector が使用するパターンマッチングストリングを指定します。また、このステップでは、入力装置の 子ワークフロー構文解析規則プロパティーで指定された制御ファイルを使用して、ジョブプロパティーを設定するためにオプションの指定変更ファイルを RICOH ProcessDirectorproperty name=value 形式のテキストファイルに変換することもできます。

データベース名
InputDevice.Child.InitJobTypeStep

使用上の注意:

  • LPD 以外の入力装置では、子ワークフロープロパティーは、 子ワークフロー初期化ステッププロパティーの代わりに、またはこのプロパティーとともに使用できます。少なくとも 1 つのプロパティーに値が必要です。 子ワークフロー初期化ステップでジョブにワークフローを割り当てられない場合、RICOH ProcessDirector は入力装置の 子ワークフロープロパティーが指定するワークフローを使用します。LPD 入力装置では、 子ワークフロー初期化ステッププロパティーに対して値を入力する必要があります。 子ワークフローを代わりに使用することはできません。
  • 入力装置のワークフロー初期化ステッププロパティーは、親ジョブのワークフローを初期化するステップを指定します。

1.20 子ワークフロー

1 つのファイルのみを含むジョブ、または親ジョブの子であるジョブに、入力装置が割り当てるワークフローの名前を指定します。子ワークフローの主な目的は、子ジョブを処理するときに RICOH ProcessDirector が使用するフェーズおよびステップを定義することです。

リストには、システムで使用可能なすべてのワークフローが含まれます。

データベース名
InputDevice.Child.JobType

使用上の注意:

  • 子ワークフロー初期化ステッププロパティーは、 子ワークフロープロパティーの代わりに、またはこのプロパティーと同時に使用できます。少なくとも 1 つのプロパティーに値が必要です。 子ワークフロー初期化プロパティーが 設定なしである場合、 子ワークフロープロパティーに指定されたワークフローが使用されます。
  • 入力装置は、個々のファイルまたはまとめて処理されるファイルのグループを受信できます。個々のファイルは常に個別のジョブとして処理されます。ファイルのグループがまとめて処理される場合、1 つのファイルが親ジョブになり、他のジョブはこの親の子になります。通常、親ジョブには印刷データは含まれませんが、子ジョブの処理を管理するためにシステム内に保持されます。[ワークフロー]プロパティーは親ジョブのワークフローを指定します。入力装置の子ワークフロープロパティーは、単一ジョブまたは子ジョブのワークフローを指定します。
  • ErrorMessageおよび ParentNoPrintワークフローを 子ワークフロープロパティーの値として使用しないでください。

1.21 子ワークフローパターン

ファイル名のどの部分が単一ジョブまたは子ジョブのワークフローに使用されるかを指定するパターンマッチングストリングを指定します。正規表現で構成されますが、(JOB_TYPE) が含まれることもあります。パターンマッチングストリングは、 ワークフロー初期化ステッププロパティーが SetJobTypeFromFileName に設定されている場合のみ使用されます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし

データベース名
InputDevice.Child.JobTypeFilenamePattern

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector では、パターンマッチングストリングとワークフローが一致するかどうかを 2 回調べます。最初はパターンマッチングストリングの末尾にドル記号 ($) を付けて、次は記号を付けずに行います。このため、ファイル名の末尾での一致のほうが、先頭での一致よりも先に見つかります。
  • これは、ワークフローを判別するためにファイル拡張子を使用する、パターンマッチングストリングの例です。

    *.(JOB_TYPE)

    アスタリスク * は、ゼロ個または任意の数の文字を表します。ピリオド . はリテラルピリオドです。(JOB_TYPE) トークンは、RICOH ProcessDirector がリテラルピリオドに続く文字をワークフローとして使用することを意味します。そのため、myfile.pdf という名前の入力ファイルを実行依頼すると、入力装置ではワークフローとして pdf が割り当てられます。ユーザーはピリオド、アスタリスク、および (JOB_TYPE) を使用して、ジョブ名のどの部分がワークフロー名として使用されるかを選択できます。たとえば、パターン (JOB_TYPE).* によって、RICOH ProcessDirector はワークフローを設定するためにファイル名を使用します。

  • 次は、ファイル名の先頭から 4 文字の英数字を使用する正規表現の例です。

    [A-Za-z0-9]{4}

    パターン全体がワークフローであるため、このストリングには (JOB_TYPE) トークンがありません。そのため、pdf3file.pdf という名前の入力ファイルを実行依頼すると、入力装置ではワークフローとして pdf3 が割り当てられます。

1.22 子ワークフロー構文解析規則

入力ファイルに付随するパラメーターを解析する制御ファイルのパスおよびファイル名を指定します。たとえば、RICOH ProcessDirector は制御ファイルを使用して、JCL パラメーターおよび値を構文解析し、ワークフローを単一ジョブまたは子ジョブに割り当てることができます。制御ファイルは、 子ワークフロー初期化ステッププロパティーが SetJobTypeFromRules または SetJobTypeFromFileName に設定されている場合のみ使用されます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし

データベース名
InputDevice.Child.JobTypeParsingRules

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirectorは、変更および使用できるreceive_jcl_jobtype.cfgサンプル制御ファイルを提供します。
  • Linuxでは、receive_jcl_jobtype.cfgは、/aiw/aiw1/control_files/rules ディレクトリーにあります。
  • Windowsでは、receive_jcl_jobtype.cfg は、c:\aiw\aiw1\control_files\rulesディレクトリーにあります。
  • RICOH ProcessDirectorの出荷時には、このファイルのワークフロー割り当てステートメントはすべて非アクティブになっています。例:#DEFINE $\{Job.JobType} AS "TEST" WHEN ($\{ORIGHOST} != "myWindowshostname")ユーザーは、#コメント文字を削除してエントリーをアクティブにすることも、ワークフローを割り当てるための独自の条件を作成することもできます。
  • 制御ファイル構文について詳しくは、インフォメーションセンターで「参照情報」 セクションを参照してください。

1.23 自動接続

コンピューターがサーバーに接続しているときに、入力装置を接続するかどうかを指定します。

値:

はい
サーバーが接続したときに入力装置を接続します。
いいえ
サーバーが接続しているときは、入力装置を接続しないでください。

このプロパティーの値を変更するには、RICOH ProcessDirector インターフェースの 切断アクションと 接続アクションを使用します。

データベース名
InputDevice.Connect

1.24 変換指定変更

SetJobTypeFromRulesステップまたは SetJobTypeFromFileNameステップで、ジョブとともに実行依頼されたオプションの指定変更ファイルを、 ジョブプロパティーを設定するために使用する、RICOH ProcessDirectorproperty name=valueフォーマットのテキストファイルに変換するかどうかを指定します。

値:

はい
制御ファイルは、ジョブとともに実行依頼された指定変更ファイルをRICOH ProcessDirectorproperty name=valueフォーマットのテキストファイルに変換します。この値は、ダウンロードおよびLPD入力装置のデフォルトです。
いいえ
ジョブとともに実行依頼された指定変更ファイルは、RICOH ProcessDirectorproperty name=valueフォーマットのテキストファイルに変換されません。この値は、ダウンロードまたはLPD入力装置ではない入力装置のデフォルトです。

データベース名
InputDevice.ConvertOverrides

使用上の注意:

  • 値がはいの場合、 子ワークフロー初期化ステッププロパティーの SetJobTypeFromRulesまたは SetJobTypeFromFileNameの値は、必須です。
  • ジョブとともに実行依頼された指定変更ファイルがRICOH ProcessDirectorproperty name=valueフォーマットでない場合にのみ、値を はいに設定します。

1.25 .zipファイルの作成

入力装置がデータファイルを個別のジョブとして実行依頼するか、それらを.zip ファイルにまとめて単一のジョブとして実行依頼するかを指定します。

値:

はい
ファイルは zip ファイルに圧縮され、1 つのジョブとして送信されます。
いいえ (デフォルト)
ファイルは個々のジョブとして送信されます。

データベース名
InputDevice.CreateZip

使用上の注意:

  • バッチ方式がリスト番号ページ数、または 時刻の場合、このプロパティーを はいに設定できます。この方法で送信されたジョブでは、親子構造のジョブを使用しません。
  • バッチ方式がバッチJDFパターンセット数セット内のページ数、または 時刻によるセットの場合、このプロパティーは使用不可になります。

1.26 入力装置の説明

入力装置を説明します。たとえば、その装置に送信されるジョブのタイプを説明します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)

データベース名
InputDevice.Description

1.27 使用可能状況

この入力装置が、対応するRICOH ProcessDirectorジョブを作成するために受信する入力ファイルを実行依頼できるかどうかを指定します。

値:

はい
入力装置は、ジョブの実行依頼や新規作成、情報発信を行うことができます。
いいえ (デフォルト)
入力装置は、新しいジョブを作成できません。

許可されたユーザーは、RICOH ProcessDirectorインターフェースの 使用不可および 使用可能アクションを使用して、このプロパティーの値を変更できます。

データベース名
InputDevice.Enabled

使用上の注意:使用不可の入力装置でも、その接続がアクティブであれば、外部ソースから入力ファイルを受信できます。 Connection statusプロパティーは、入力装置が接続されているかどうかを記述します。

1.28 完了方法

入力ファイルの送信が完了したことを入力装置がどのようにして判断するかを指定します。ホットフォルダー入力装置であればこの値を変更することができますが、Download 入力装置または LPD 入力装置の場合は変更できません。

値:

なし
入力装置には、ファイル完了を判別する方法が定義されていません。入力装置が入力ファイルを検出すると、その時点で送信が完了したことになります。Download 入力装置では、なしだけが有効な値です。
Size
入力装置は入力ファイルのサイズをポーリングし、2 度のポーリングの間にファイルサイズ変更が発生しなければ、送信が完了したと判断します。ポーリング間隔 (unit)プロパティーは、ポーリング間の時間の長さはを制御します。ホットフォルダー入力装置では、 サイズがデフォルト値です。
ファイルオープン
入力装置は、書き込み操作のために入力ファイルを開くことができるようになったとき、送信が完了したと判断します。
トリガー
入力装置は、入力ファイルのトリガーを受信したときに、送信が完了したと判断します。トリガーパターンプロパティーは、どのように入力装置がトリガーファイルを認識するかを制御します。トリガーファイルは、入力ファイルと同じ名前に異なる拡張子が付いていなければなりません。LPD 入力装置では、 トリガーだけが有効な値です。

トリガーを選択した場合、 バッチ方式プロパティー値は使用されません。

データベース名
InputDevice.FileCompletion

使用上の注意トリガーパターン指定変更パターンの両方のプロパティーに同じパターン値を指定することで、指定変更ファイルをトリガーファイルとして使用することもできます。この場合、このファイルは最初にジョブが受信済みであると通知するトリガーとして使用され、次にプロパティー値を更新する指定変更ファイルとして使用されます。

1.29 データパターン

パターンマッチングストリングを指定します。RICOH ProcessDirectorは、このストリングを使って、この入力装置が1つのジョブとして受け入れて処理すべき入力ファイルを識別します。この値では正規表現構文が使用され、値の文字には大/小文字の区別があります。たとえば .*PRD$,.*AFP$ は、.*prd$,.*pdf$ とは異なるパターンを表します。複数のパターンはコンマで区切ります。 スペースを入れてはいけません。

RICOH ProcessDirector に用意されているホットフォルダー入力装置のデフォルトデータパターンマッチングストリングは.*$です。このストリングは、入力装置が、ジョブデータが含まれる任意のファイルを入力ファイルとして受け入れることを意味します。

RICOH ProcessDirector Download 入力装置のデフォルトのデータパターンマッチングストリングは.*PRD$です。このデフォルトストリングを変更することはできません。説明:

  • ピリオド (.) は任意の 1 文字に一致します。
  • アスタリスク(*)は、ゼロ個または任意の数の先行する表現に一致します。
  • PRDは、一致させる必要のある実際の文字です。
  • ドル記号($)は、表現(ファイル名)の末尾部分がPRDと一致することを示します。

LPD 入力装置のデフォルトデータパターンマッチングストリングは .*\.prt$ です。このデフォルトストリングを変更することはできません。説明:

  • ピリオド (.) は任意の 1 文字に一致します。
  • アスタリスク(*)は、ゼロ個または任意の数の先行する表現に一致します。
  • 円記号(\)は、後に続くピリオドがリテラルピリオドで、プレースホルダーではないことを示します。
  • .prtは、一致させる必要のある実際の文字です。
  • ドル記号($)は、表現(ファイル名)の末尾部分が.prtと一致することを示します。

データベース名
InputDevice.FileDataPatterns

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector でデータファイルとして識別される入力ファイルは、入力装置の入力ファイルテーブルに表示されるとき、実行依頼タイプが データになっています。
  • 入力装置の完了方法プロパティーが トリガーの場合、RICOH ProcessDirector では最初にトリガーファイルが検査されます。指定変更パターン、リストパターン、データパターンの順で他のパターンタイプを検査します。

1.30 JDFパターン

RICOH ProcessDirectorがジョブ定義フォーマット(JDF)ジョブチケットを識別するために使用するパターンマッチングストリングを指定します。RICOH ProcessDirectorは、JDF印刷ファイルをグループとして処理します。この値では正規表現構文が使用され、値の文字には大/小文字の区別があります。たとえば .*\.JDF$ は、.*\.jdf$ とは異なるパターンを表します。複数のパターンはコンマで区切ります。 スペースを入れてはいけません。

ホットフォルダー入力装置の推奨値は、.*\.jdf$ です。ここで、

  • ピリオド (.) は任意の 1 文字に一致します。
  • アスタリスク(*)は、ゼロ個または任意の数の先行する文字(ファイル名の最大長まで)に一致します。
  • 円記号(\)はエスケープ文字で、次の文字がリテラルとして解釈されることを示します。
  • .jdfは、一致させる必要のある実際の文字です。
  • ドル記号($)は、表現(ファイル名)の末尾部分がjdfと一致することを示します。
データベース名
InputDevice.FileJDFPatterns

使用上の注意:

  • 入力装置のワークフロープロパティーを ParentNoPrint に設定してください。 子ワークフロープロパティーを、JDF ファイルで指定されるファイルのタイプに適したワークフローに設定します。
  • 入力装置のバッチ方式プロパティーを JDFまたは パターンに設定します。
  • 入力装置の完了方法プロパティーが トリガーの場合、RICOH ProcessDirector では最初にトリガーファイルが検査されます。JDFパターン、指定変更パターン、リストパターン、データパターンの順で他のパターンタイプを検査します。

1.31 リストパターン

RICOH ProcessDirector がリストファイルを識別するために使用する、1 つ以上のパターンマッチングストリングを指定します。リストファイルには、RICOH ProcessDirector がグループとして処理する入力ファイルの名前が入っています。この値では正規表現構文が使用され、値の文字には大/小文字の区別があります。たとえば .*LST$,.*LIST$ は、.*lst$,.*list$ とは異なるパターンを表します。複数のパターンはコンマで区切ります。 スペースを入れてはいけません。

ホットフォルダー入力装置のデフォルトは.*\.lst$です。

  • ピリオド (.) は任意の 1 文字に一致します。
  • アスタリスク(*)は、ゼロ個または任意の数の先行する文字(ファイル名の最大長まで)に一致します。
  • 円記号(\)は、後に続くピリオドがリテラルピリオドで、プレースホルダーではないことを示します。
  • .lstは、一致させる必要のある実際の文字です。
  • ドル記号($)は、表現(ファイル名)の末尾部分が.lstと一致することを示します。

Download 入力装置のデフォルトは .*\.JOB$ です。このデフォルトストリングを変更することはできません。説明:

  • ピリオド(.)は任意の1文字(文字または数字)に一致します。
  • アスタリスク(*)は、ゼロ個または任意の数の先行する文字に一致します。
  • バックスラッシュ(\)はエスケープ文字で、その次の文字が文字どおりに解釈されます。
  • .JOBは、一致させる必要のある実際の文字です。
  • ドル記号($)は、表現(ファイル名)の末尾部分が.JOBと一致することを示します。

LPD 入力装置のデフォルトは .*list\lst$ です。このデフォルトストリングを変更することはできません。説明:

  • ピリオド (.) は任意の 1 文字に一致します。
  • アスタリスク(*)は、ゼロ個または任意の数の先行する表現に一致します。
  • listは、一致させる必要のある実際の文字です。
  • 円記号(\)は、後に続くピリオドがリテラルピリオドで、プレースホルダーではないことを示します。
  • .lstは、一致させる必要のある実際の文字です。
  • ドル記号($)は、表現(ファイル名)の末尾部分がlist.lstと一致することを示します。

データベース名
InputDevice.FileListPatterns

使用上の注意:

  • 入力装置のワークフロ」プロパティーを ParentNoPrint に設定してください。 子ワークフロープロパティーを、リストファイルが指定する入力ファイルのタイプに適切なワークフローに設定します。
  • 入力装置のバッチ方式プロパティーを リストに設定します。リストファイルによって指定されていない入力ファイルを入力装置に実行依頼しないでください。リストファイルで識別されていないファイルはすべて、いつまでも入力装置で待ち続けます。
  • 入力装置が、さまざまなファイルのグループに属している多くのファイルを繰り返し受信する場合、リストファイルは役立ちます。リストファイルには、そのグループに属している入力ファイルが行ごとに入っています。入力装置は、そのグループの入力ファイルがすべて到着するまで待ってから、ファイルのグループを実行依頼します。
  • リストファイル、およびリストファイルに指定されている入力ファイルすべてを、入力装置のフォルダー位置プロパティーに指定されているディレクトリーにコピーしてください。入力ファイルとリストファイルは、どのような順序でもコピーできます。リストファイルに表示されている順序で、ファイルに子ジョブ ID が割り当てられます。 WaitForGroup ステップがワークフローに組み込まれていないかぎり、子ジョブは処理中に 1 つにまとめられます。
  • すべての入力ファイルが到着しているかどうかを判別しなければならない場合、入力装置に対してファイルの表示アクションを使用してください。リストファイルの実行依頼タイプは リストファイルで、すべての入力ファイルが到着するまで待っているとき、その状況は 待ちになっています。
  • 入力装置の完了方法プロパティーが トリガーの場合、RICOH ProcessDirector では最初にトリガーファイルが検査されます。指定変更パターン、リストパターン、データパターンの順で他のパターンタイプを検査します。

1.32 指定変更パターン

パターンマッチングストリングを指定します。RICOH ProcessDirectorは、このストリングを使って、リストファイルとそのリストファイルが指定する入力ファイルと一緒に、または別の単一の入力ファイルと一緒に処理すべきファイルを識別します。

指定変更ファイルと入力ファイルに同じ名前を指定できますが、別の拡張子をそれぞれ指定する必要があります。RICOH ProcessDirectorは、このパターンに関連付くとみなすファイルを処理しません。この値では正規表現構文が使用され、値の文字には大/小文字の区別があります。たとえば .*CMD$,.*XLS$ は、 .*cmd$,.*xls$ とは異なるパターンを表します。複数のパターンはコンマで区切ります。 スペースを入れてはいけません。

Download 入力装置のデフォルトパターンマッチングストリングは .*JCL$ です。このデフォルトストリングを変更することはできません。説明:

  • ピリオド(.)は任意の1文字の一回の出現に一致します。
  • アスタリスク(*)は、ゼロ個または任意の数の先行する表現に一致します。
  • JCLは、一致させる必要のある実際の3文字です。
  • ドル記号($)は、表現(ファイル名)の末尾部分がJCLと一致することを示します。

LPD 入力装置のデフォルトは .*other\.oth$ です。このデフォルトストリングを変更することはできません。説明:

  • ピリオド(.)は任意の1文字の一回の出現に一致します。
  • アスタリスク(*)は、ゼロ個または任意の数の先行する表現に一致します。
  • otherは、一致させる必要のある実際の文字です。
  • 円記号(\)は、後に続くピリオドがリテラルピリオドで、プレースホルダーではないことを示します。
  • .othは、一致させる必要のある実際の文字です。
  • ドル記号($)は、表現(ファイル名)の末尾部分がother.othと一致することを示します。

データベース名
InputDevice.FileOtherPatterns

使用上の注意:

  • 指定変更ファイルを単一の入力ファイルと組み合わせて処理するには、このプロパティーのデフォルト値を使用することはできません。データパターンプロパティーを、入力ファイルを具体的に特定するパターンに更新します。たとえば、入力ファイルがPDFの場合、次のパターンを使用します:.*pdf$
  • バッチ方式がリストであれば、入力装置の リストパターンプロパティーとして、リストファイルを識別するパターンが入っていることを確認してください。
  • 入力装置の完了方法プロパティーが トリガーの場合、RICOH ProcessDirector では最初にトリガーファイルが検査されます。指定変更パターン、リストパターン、データパターンの順で他のパターンタイプを検査します。
  • トリガーパターン指定変更パターンの両方のプロパティーに同じパターン値を指定することで、指定変更ファイルをトリガーファイルとして使用することもできます。この場合、このファイルは最初にジョブが受信済みであると通知するトリガーとして使用され、次にプロパティー値を更新する指定変更ファイルとして使用されます。

1.33 トリガーパターン

RICOH ProcessDirector がトリガーファイルを識別するために使用する、1 つ以上のパターンマッチングストリングを指定します。トリガーファイルは、関連する入力ファイルが完全に送信されたことを示します。トリガーファイルと入力ファイルは同じ名前ですが、拡張子は異なっています。たとえば、入力装置のデフォルトトリガーパターンマッチングストリングを使用して、名前 STMT406.pdf の入力装置は、名前 STMT406.trg の関連するトリガーファイルを持つようになります。この値では正規表現構文が使用され、値の文字には大/小文字の区別があります。複数のパターンはコンマで区切ります。 スペースを入れてはいけません。

ホットフォルダー入力装置およびDownload入力装置のデフォルトのトリガーパターンマッチング文字列は、.*\.trg$です。ホットフォルダー入力装置であればこのデフォルトを変更できますが、Download入力装置の場合は変更できません。説明:

  • ピリオド(.)は任意の1文字(文字または数字)に一致します。
  • アスタリスク(*)は、ゼロ個または任意の数の先行する文字(ファイル名の最大長まで)に一致します。
  • バックスラッシュ(\)はエスケープ文字で、その次の文字が文字どおりに解釈されます。
  • .trgは、一致させる必要のある実際の文字です。
  • ドル記号($)は、表現(ファイル名)の末尾部分が.trgと一致することを示します。

LPD 入力装置のデフォルトは .*\trg$ です。このデフォルトストリングを変更することはできません。説明:

  • ピリオド(.)は任意の1文字の一回の出現に一致します。
  • アスタリスク(*)は、ゼロ個または任意の数の先行する表現に一致します。
  • 円記号(\)は、後に続くピリオドがリテラルピリオドで、プレースホルダーではないことを示します。
  • .trgは、一致させる必要のある実際の文字です。
  • ドル記号($)は、表現(ファイル名)の末尾部分が.trgと一致することを示します。
データベース名
InputDevice.FileTriggerPatterns

使用上の注意:

  • トリガーファイルを使用するには、入力装置の完了方法プロパティーを トリガーに設定してください。
  • 入力装置の完了方法プロパティーが トリガーの場合、RICOH ProcessDirector では最初にトリガーファイルが検査されます。その他の完了方法におけるトリガーパターンは無視されます。指定変更パターン、リストパターン、データパターンの順で他のパターンタイプを検査します。
  • 入力ファイルは拡張子を持っていなければなりません。拡張子がない場合、入力ファイルは、存在していてもトリガーファイルに一致しません。
  • トリガーファイルに内容は必要ありません。たとえば、入力ファイルの送信が完了したことを示すトリガーファイルを作成するには、RICOH ProcessDirectorインターフェース範囲外の Linuxコマンドラインにアクセスします。次に、入力ファイルのあるディレクトリーに移動して、次のコマンドを実行します:touch filename.trg
  • トリガーパターン指定変更パターンの両方のプロパティーに同じパターン値を指定することで、指定変更ファイルをトリガーファイルとして使用することもできます。この場合、このファイルは最初にジョブが受信済みであると通知するトリガーとして使用され、次にプロパティー値を更新する指定変更ファイルとして使用されます。

1.34 フォルダー位置

この入力装置が着信ジョブをモニターするディレクトリーの名前を指定します。許可ユーザーは、別の RICOH ProcessDirector 入力装置によってフォルダー位置またはステージング位置として使用されていないる場合は、コンピューター上のどのディレクトリーでも選択できます。新しいディレクトリーを指定することもできます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

入力装置の作成時に、フォルダー位置を指定する必要があります。

入力装置を追加したときのデフォルト値は、次のとおりです。

  • ホットフォルダーの場合:

    Linux:/aiw/aiw1/System/hf

    Windows:C:\aiw\aiw1\System\hf

  • Download 入力装置の場合:

    Linux:/aiw/aiw1/System/dl

    Windows:C:\aiw\aiw1\System\dl

  • LPD 入力装置の場合:

    Linux:/aiw/aiw1/System/lpd

    Windows:C:\aiw\aiw1\System\lpd

データベース名
InputDevice.FolderLocation

使用上の注意:フォルダー位置に実行依頼される入力ファイルには、RICOH ProcessDirectorでその入力ファイルを読み取って変更するための許可が必要です。インストール時に、RICOH ProcessDirector ではシステムユーザー (デフォルトは aiw1) を作成し、RICOH ProcessDirector グループ (デフォルトは aiwgrp1) に対する権限を与えます。ファイルをフォルダー位置に実行依頼するには、ユーザーは、RICOH ProcessDirector グループのメンバーであるユーザー ID でログインする必要があります。他のユーザー ID を使用すると、RICOH ProcessDirector は正しいアクセス許可を入力ファイルに設定しないため、ジョブを処理することができません。削除され、正しく再実行依頼されるまで、このジョブは エラー状態のままになります。

1.35 バッチ間隔

入力ファイルのバッチを実行依頼する時間間隔を指定します。

値:

  • 時間

データベース名
InputDevice.Frequency

使用上の注意:

  • 入力ファイルのバッチを送信するタイミングと頻度を決定するには、バッチ日または適切な 頻度プロパティーを使用してください。
  • バッチ間隔プロパティーの値は、 時刻または 時刻によるセットのバッチ方式でのみ使用されます。

1.36 入力装置名

入力装置の名前を指定します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
InputDevice.ID

使用上の注意:

  • LPD 入力装置の場合は、入力装置名を 8 文字に制限するのが最良の方法です。使用する印刷コマンドによっては、入力装置と同じ名前で送信システム上の印刷キューを作成する必要がある場合があります。一部のシステムでは、印刷キュー名は8文字に切り捨てられます。
  • RICOH ProcessDirectorで入力装置を作成した後は、装置の名前を変更できません。装置の名前を変更しなければならない場合、入力装置のコピーを作成し、新しい名前を指定してください。その後、元の入力装置を削除してください。

1.37 ワークフロー初期化ステップ

入力装置が受信した入力ファイルの親ワークフローを初期化したり、ジョブと一緒に実行依頼されるオプションの指定変更ファイルをジョブプロパティー設定用の RICOH ProcessDirectorproperty name=value 形式のテキストファイルに変換したりするために、入力装置で使用されるステップの名前を指定します。

値:

設定なし
入力装置には、ワークフロー初期化ステップが割り当てられていません。入力装置のワークフロープロパティーを設定することによって、ワークフローを割り当てる場合、この設定を使用してください。
SetJobTypeFromRules
このステップは、RICOH ProcessDirector 制御ファイルを使用して親ワークフロー値を設定します。ジョブに付随するパラメーターの値から RICOH ProcessDirector がワークフローを判別できるよう、制御ファイルを編集できます。例えば、RICOH ProcessDirector では FORMS JCL パラメーターの値を使用してワークフローを設定できます。入力装置の 親ワークフロー構文解析規則プロパティーは、RICOH ProcessDirector が使用する制御ファイルを指定します。また、このステップでは制御ファイルを使用して、ジョブプロパティーを設定するためにオプションの指定変更ファイルを RICOH ProcessDirectorproperty name=value 形式のテキストファイルに変換することもできます。
SetJobTypeFromFileName
このステップは、入力ファイルの名前を構文解析することによって、ワークフロー値を設定します。使用する名前の一部を判別するために RICOH ProcessDirector が使用する、パターンマッチングストリングを指定できます。たとえば、RICOH ProcessDirector は入力ファイルのファイル拡張子を使用して、ワークフローを設定できます。入力装置の 親ワークフローパターンプロパティーは、RICOH ProcessDirector が使用するパターンマッチングストリングを指定します。また、このステップでは、入力装置の 親ワークフロー構文解析規則プロパティーで指定された制御ファイルを使用して、ジョブプロパティーを設定するためにオプションの指定変更ファイルを RICOH ProcessDirectorproperty name=value のテキストファイルに変換することもできます。

データベース名
InputDevice.InitJobTypeStep

使用上の注意:

  • ワークフロープロパティーを、 ワークフロー初期化ステッププロパティーの代わりに、またはこのプロパティーとともに使用できます。少なくとも 1 つのプロパティーに値が必要です。ワークフロー初期化ステップで親ワークフローをジョブに割り当てられない場合、またはプロパティーに値がない場合、RICOH ProcessDirector は、入力装置の ワークフロープロパティーに指定されているワークフローを使用します。
  • 入力装置の子ワークフロー初期化ステッププロパティーは、単一ジョブまたは子ジョブのワークフローを初期化するステップを指定します。

1.38 親サーバー

この入力装置のメッセージを受信して記録する RICOH ProcessDirector サーバーの名前を指定します。親のデフォルト値は システムで、これは、RICOH ProcessDirector インストールプログラムが作成する 1 次サーバーの名前です。1 次サーバーに加え、リストには、1 次サーバーに接続されている Linux の 2 次サーバーも含まれています。入力装置を Windows アプリケーションサーバーに作成することはできません。
データベース名
InputDevice.Instance

1.39 ワークフロー

この入力装置がジョブに割り当てるワークフローの名前を指定します。ワークフローの主な目的は、親ジョブを処理するときに RICOH ProcessDirector が使用するワークフローフェーズおよびステップを定義することです。

リストには、システムで使用可能なすべてのワークフローが含まれます。

データベース名
InputDevice.JobType

使用上の注意:

  • ワークフロー初期化ステッププロパティーは、 ワークフロープロパティーの代わりに、またはこのプロパティーとともに使用できます。少なくとも 1 つのプロパティーに値が必要です。 ワークフロー初期化プロパティーが 設定なしである場合、 ワークフロープロパティーに指定されたワークフローが使用されます。
  • 入力装置は、個々のファイルまたはまとめて処理されるファイルのグループを受信できます。個々のファイルは常に個別のジョブとして処理されます。ファイルのグループがまとめて処理される場合、1 つのファイルが親ジョブになり、他のジョブはこの親の子になります。通常、親ジョブには印刷データは含まれませんが、子ジョブの処理を管理するためにシステム内に保持されます。[ワークフロー]プロパティーは親ジョブのワークフローを指定します。入力装置の子ワークフロープロパティーは、単一ジョブまたは子ジョブのワークフローを指定します。

1.40 親ワークフローパターン

ファイル名のどの部分が親ジョブのワークフローに使用されるかを示すパターンマッチングストリングを指定します。このストリングは正規表現で構成されますが、(JOB_TYPE) が含まれることもあります。パターンマッチングストリングは、 ワークフロー初期化ステッププロパティーが SetJobTypeFromFileName に設定されている場合のみ使用されます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし
データベース名
InputDevice.JobTypeFilenamePattern

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector では、パターンマッチングストリングとワークフローが一致するかどうかを 2 回調べます。最初はパターンマッチングストリングの末尾にドル記号 ($) を付けて、次は記号を付けずに行います。このため、ファイル名の末尾での一致のほうが、先頭での一致よりも先に見つかります。
  • これは、ワークフローを判別するためにファイル拡張子を使用する、パターンマッチングストリングの例です。

    *.(JOB_TYPE)

    アスタリスク * は、ゼロ個または任意の数の文字を表します。ピリオド . はリテラルピリオドです。(JOB_TYPE) トークンは、RICOH ProcessDirector がリテラルピリオドに続く文字をワークフローとして使用することを意味します。そのため、myfile.pdf という名前の入力ファイルを実行依頼すると、入力装置ではワークフローとして pdf が割り当てられます。ユーザーはピリオド、アスタリスク、および (JOB_TYPE) を使用して、ジョブ名のどの部分がワークフロー名として使用されるかを選択できます。たとえば、(JOB_TYPE).*パターンを指定すると、RICOH ProcessDirectorにファイル名を使用してワークフローを設定させます。

  • 次は、ファイル名の先頭から 4 文字の英数字を使用する正規表現の例です。

    [A-Za-z0-9]{4}

    パターン全体がワークフローであるため、このストリングには (JOB_TYPE) トークンがありません。そのため、pdf3file.pdf という名前の入力ファイルを実行依頼すると、入力装置ではワークフローとして pdf3 が割り当てられます。

1.41 親ワークフロー構文解析規則

入力ファイルに付随するパラメーターを解析する制御ファイルのパスおよびファイル名を指定します。たとえば、RICOH ProcessDirector は制御ファイルを使用して、JCL パラメーターおよび値を構文解析し、ワークフローを親ジョブに割り当てることができます。制御ファイルは、 ワークフロー初期化ステッププロパティーが SetJobTypeFromRules または SetJobTypeFromFileName に設定されている場合のみ使用されます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし
データベース名
InputDevice.JobTypeParsingRules

使用上の注意:

RICOH ProcessDirectorは、変更および使用できるreceive_jcl_jobtype.cfgサンプル制御ファイルを提供します。

Linuxでは、receive_jcl_jobtype.cfgは、/aiw/aiw1/control_files/rules ディレクトリーにあります。

Windowsでは、receive_jcl_jobtype.cfgは、c:\aiw\aiw1\control_files\rulesディレクトリーにあります。

RICOH ProcessDirectorの出荷時には、このファイルのワークフロー割り当てステートメントはすべて非アクティブになっています。例:#DEFINE $\{Job.JobType} AS "TEST" WHEN ($\{ORIGHOST} != "myWindowshostname")許可ユーザーは、#コメント文字を削除することによってエントリーをアクティブにしたり、ワークフローを割り当てるための独自の条件を作成したりできます。

制御ファイル構文について詳しくは、RICOH ProcessDirector インフォメーションセンターで「参照情報」セクションを参照してください。

1.42 最終変更日時

入力装置が最後に変更された日時。入力装置が変わるたびに RICOH ProcessDirector はこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
InputDevice.LastModified

1.43 入力装置の位置

入力装置に関連付けられている位置を指定します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし
データベース名
InputDevice.Locations

1.44 最大エラー数

RICOH ProcessDirectorが入力装置を切断するまでに、入力装置で発生し得る通信エラーの数を指定します。入力装置を切断すると、新しい入力ファイルの確認応答と処理ができなくなります。

形式:

データタイプ
1 から 999 までの整数
デフォルト
Download入力装置およびLPD入力装置の場合の10、またはホットフォルダー入力装置の場合の 5
データベース名
InputDevice.MaxErrors

1.45 変更ユーザー

この入力装置を最後に変更したユーザーを指定します。 RICOH ProcessDirectorは、このプロパティー値を保持し、入力装置が変わるたびにこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
InputDevice.ModifiedBy

1.46 バッチ対象のファイル数

番号または セット数のバッチ方式を使用して 1 回の実行依頼にまとめるファイル数を指定します。

形式:

データタイプ
1 以上の整数
データベース名
InputDevice.NumberOfFiles

使用上の注意: バッチするファイル数プロパティーの値は、 または セット数のバッチ方法でのみ使用できます。

1.47 バッチ対象のページ数

ページ数または セット内のページ数のバッチ方式を使用して 1 回の実行依頼にまとめる PDF ページの最大ページ数を指定します。ホットフォルダーでは、最後のバッチが送信された後に到着した PDF ページ数を保持します。ページ数がこの値を超えると、バッチが送信されてページカウントがリセットされます。

バッチ対象のページ数を超えるプロパティーを はいに設定すると、この値を超えるページ数の PDF ファイルがバッチに含まれます。このプロパティーを いいえに設定すると、その PDF ファイルを除いてバッチが送信されます。

形式:

データタイプ
1 以上の整数

データベース名
InputDevice.NumberOfPages

使用上の注意: バッチするページ数プロパティーの値は、 ページまたは セット内のページ数バッチ方法でのみ使用できます。

1.48 バッチ対象のページ数を超える

バッチ対象のページ数を超えるプロパティーの設定値を超える合計ページ数の PDF ファイルのコレクションをホットフォルダーから送信するかどうかを指定します。

値:

はい
PDF ファイルに含まれるページ数がホットフォルダー内の合計ページ数がバッチ対象のページ数プロパティーで設定した値を超えるほどである場合、そのファイルは残りのファイルとともにグループとして送信されます。
いいえ (デフォルト)
PDF ファイルに含まれるページ数がホットフォルダー内の合計ページ数がバッチ対象のページ数プロパティーで設定した値を超えるほどである場合、ホットフォルダー内にすでに存在する PDF ファイルのみが送信されます。当該の PDF ファイルは、次のバッチの最初のページのセットとしてホットフォルダー内に残ります。

データベース名
InputDevice.PageThreshold

使用上の注意:

  • バッチ対象のページ数を超えるプロパティーの値は、 ページ数または セット内のページ数のバッチ方式でのみ使用されます。
  • 単一のファイルのページ数が[バッチ対象のページ数]プロパティーより大きく、 [バッチ対象のページ数を超える]プロパティーが [はい]の場合、そのファイルは、既に待機していた他の PDF ファイルも含まれたバッチとして、またはそのファイル 1 つだけが含まれたバッチとして、印刷のために実行依頼されます。しかし、 [バッチ対象のページ数を超える]プロパティーが [いいえ]の場合は、そのファイルは実行依頼されません。入力されたファイルを削除するか、 バッチ対象のページ数プロパティーの値をファイル内のページ数以上まで増やすか、 バッチ対象のページ数を超えるプロパティーを はいに変更してファイルが送信できるようにするまで、ホットフォルダーの処理は停止します。

1.49 ポーリング間隔

ホットフォルダー入力装置の場合、フォルダー位置プロパティーが指定したディレクトリー内で RICOH ProcessDirector がファイルをチェックする時間間隔を指定します。

REST および SOAP Web サービスの入力装置の場合、RICOH ProcessDirector が要求 URL でファイルをチェックする時間間隔を指定します。これらの入力装置には、Web Services Enablement 機能が必要です。

この値の時間単位は、ミリ秒時間、または にできます。0ミリ から24 時間までの値を指定できます。

デフォルト
30
データベース名
InputDevice.PollInterval

使用上の注意:ホットフォルダー入力装置の 完了メソッドプロパティーが サイズに設定されている場合、入力装置はファイルサイズを確認します。入力装置は、ポーリング間隔の指定時間待機したら、再びファイルサイズをチェックします。ファイルサイズが前回のチェック時と同じであった場合、入力装置はジョブを実行依頼します。デフォルトの ポーリング間隔 (30 ) の場合、完全に受信したジョブは、入力装置で 31 ~ 60 まで待機した後、実行依頼されます。

1.50 使用するワークフロー

入力ファイルを再度実行依頼するワークフローを指定します。

値:

現在のワークフロー (デフォルト)
選択した入力ファイルと同じ実行依頼グループに属する全ての入力ファイルが、以前に割り当てられていたワークフローに実行依頼されます。

異なる実行依頼グループのメンバーとなっている入力ファイルを選択した場合は、各実行依頼グループのファイルが、割り当てられたワークフローを使用して別のジョブとして実行依頼されます。

別のワークフロー
選択した入力ファイルと同じ実行依頼グループに属する全ての入力ファイルは、リストから選択したワークフローに実行依頼されます。

異なる実行依頼グループのメンバーとなっている入力ファイルを選択した場合、各実行依頼グループのファイルが、リストから選択したワークフローに別のジョブとして実行依頼されます。

探しているワークフローがリストにない場合は、そのワークフローが使用不可になっているか確認してください。別のワークフローを選択するか、そのワークフローを使用可能にして、もう一度やり直してください。

1.51 頻度(日)

入力装置が入力ファイルのバッチを実行依頼する頻度を指定します。スケジュールは、入力装置のプロパティーが更新されるまで繰り返されます。

値:

毎月 1 日
月の初日に入力ファイルのバッチを送信するには、このオプションを選択します。
毎月最終日
月の最終日に入力ファイルのバッチを送信するには、このオプションを選択します。
毎日
毎日入力ファイルのバッチを送信するには、このオプションを選択します。
x 日ごと
反復して入力ファイルのバッチを送信するには、このオプションのいずれかを選択します。

データベース名
InputDevice.ScheduleDaily

使用上の注意:

  • 入力ファイルのバッチを送信する頻度を決定するには、このプロパティーとバッチ間隔プロパティーを組み合わせて使用します。
  • 頻度プロパティーの値は、 時刻または 時刻によるセットのバッチ方式でのみ使用されます。

1.52 頻度 (時間)

入力装置が入力ファイルのバッチを実行依頼する頻度を指定します。スケジュールは、入力装置のプロパティーが更新されるまで繰り返されます。

値:

1 時間ごと
1 時間ごとに入力ファイルのバッチを送信するには、このオプションを選択します。
x 時間ごと
反復して入力ファイルのバッチを送信するには、このオプションのいずれかを選択します。

データベース名
InputDevice.ScheduleHourly

使用上の注意:

  • 入力ファイルのバッチを送信する頻度を決定するには、このプロパティーとバッチ間隔プロパティーを組み合わせて使用します。
  • 頻度プロパティーの値は、 時刻または 時刻によるセットのバッチ方式でのみ使用されます。

1.53 頻度(分)

入力装置が入力ファイルのバッチを実行依頼する頻度を指定します。スケジュールは、入力装置のプロパティーが更新されるまで繰り返されます。

値:

毎分
1 分ごとに入力ファイルのバッチを送信するには、このオプションを選択します。
x分ごと
反復して入力ファイルのバッチを送信するには、このオプションのいずれかを選択します。

データベース名
InputDevice.ScheduleMinute

使用上の注意:

  • 入力ファイルのバッチを送信する頻度を決定するには、このプロパティーとバッチ間隔プロパティーを組み合わせて使用します。
  • 頻度プロパティーの値は、 時刻または 時刻によるセットのバッチ方式でのみ使用されます。

1.54 頻度 (月)

入力装置が入力ファイルのバッチを実行依頼する頻度を指定します。スケジュールは、入力装置のプロパティーが更新されるまで繰り返されます。

値:

毎月
毎月入力ファイルのバッチを送信するには、このオプションを選択します。
x カ月ごと
反復して入力ファイルのバッチを送信するには、このオプションのいずれかを選択します。

データベース名
InputDevice.ScheduleMonthly

使用上の注意:

  • 入力ファイルのバッチを送信する頻度を決定するには、このプロパティーとバッチ間隔プロパティーを組み合わせて使用します。
  • 頻度プロパティーの値は、 時刻または 時刻によるセットのバッチ方式でのみ使用されます。

1.55 頻度 (週)

入力装置が入力ファイルのバッチを実行依頼する頻度を指定します。スケジュールは、入力装置のプロパティーが更新されるまで繰り返されます。

値:

毎週
毎週入力ファイルのバッチを送信するには、このオプションを選択します。
x週間ごと
反復して入力ファイルのバッチを送信するには、このオプションのいずれかを選択します。

データベース名
InputDevice.ScheduleWeekly

使用上の注意:

  • 入力ファイルのバッチを送信する頻度を決定するには、このプロパティーとバッチ間隔プロパティーを組み合わせて使用します。
  • 頻度プロパティーの値は、 時刻または 時刻によるセットのバッチ方式でのみ使用されます。

1.56 入力装置ソース ID

ソース入力装置の ID を指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
データベース名
InputDevice.SourceID

1.57 ステージング位置

入力装置が入力ファイルをジョブとして実行依頼する前に、その入力ファイルを移動するディレクトリーの名前を指定します。許可ユーザーは、別の RICOH ProcessDirector 入力装置によってフォルダー位置またはステージング位置として使用されていなければ、コンピューター上のどのディレクトリーでも指定できます。新しいディレクトリーを指定することもできます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

入力装置の作成時に、ステージング位置を指定する必要があります。入力装置のフォルダー位置プロパティーに指定されているディレクトリーのサブディレクトリーを作成するよう検討してください。

入力装置を追加したときのデフォルト値は、次のとおりです。

  • ホットフォルダーの場合:

    Linux:/aiw/aiw1/System/hf

    Windows:c:\aiw\aiw1\System\hf

  • Download 入力装置の場合:

    Linux:/aiw/aiw1/System/dl

    Windows:c:\aiw\aiw1\System\dl

  • LPD 入力装置の場合:

    Linux:/aiw/aiw1/System/lpd

    Windows:c:\aiw\aiw1\System\lpd

データベース名
InputDevice.StagingLocation

1.58 バッチ開始日

入力装置で時刻または 時刻によるセットのバッチ方式を有効にする日付を指定します。バッチを遅らせるには、このプロパティーと バッチ開始時刻プロパティーを一緒に使用します。
データベース名
InputDevice.StartDate

使用上の注意: バッチ開始時刻プロパティーの値は、 時刻または 時刻によるセットバッチ方法でのみ使用できます。

1.59 バッチ開始日時

入力装置で時刻または 時刻によるセットのバッチ方式を有効にする日時を指定します。

カレンダーから日付を選択するか、フィールドに日付を入力します。

リストから時刻を選択するか、フィールドに時刻を入力します。

データベース名
InputDevice.StartDateAndTime

1.60 接続状況

入力装置の現在の状況を指定します。

値:

接続
入力装置は、ホットフォルダーや、LPD プロトコルを使用してファイルを転送するシステムなど、外部のソースからデータを受信できます。
切断
入力装置は、データを外部ソースから受信できません。状況が[切断]になる原因は、必ずしも入力装置の問題ではありません。ホットフォルダー入力装置の場合、このような状況でも、フォルダー位置プロパティーに指定されているディレクトリーに入力ファイルを置くことができます。ただし、入力装置が接続されるまで、ファイルは RICOH ProcessDirector で無視されます。また、入力装置が切断されているときに同じ名前の入力ファイルを送信すると、新しい入力ファイルが同じ名前の既存のファイルの上に上書きされます。新しく作成された入力装置では、 切断がデフォルト状況です。
接続不可
接続が試みられたとき、入力装置のサーバーは応答しませんでした。またはポートが別の入力装置によってすでに使用されています。LPD 入力装置の場合は、適切な LPD デーモンが起動していません。RICOH ProcessDirector は、サーバー、ポート、または LPD デーモンが使用可能である場合、入力装置を接続します。

このプロパティーの値を変更するには、RICOH ProcessDirector インターフェースの 切断アクションと 接続アクションを使用します。

データベース名
InputDevice.Status

1.61 実行依頼ステップ

入力装置がジョブ処理のために入力ファイルを送信する実行依頼ステップの名前を指定します。実行依頼ステップは、入力ファイルから実際の RICOH ProcessDirector ジョブを作成します。

値:

SubmitInputFiles
このステップテンプレートを基にしたステップは、単一の入力ファイルか、入力ファイルのグループを実行依頼します。入力ファイルが 1 つの場合、子ワークフローを使用する単一のジョブが作成されます。入力ファイルのグループの場合、グループの親ジョブと、各入力ファイルの子ジョブが作成され、結果のジョブ間の関係が維持されます。

子ワークフロープロパティーまたは 子ワークフロー初期化ステッププロパティーを設定して、ワークフローをジョブに割り当てる必要があります。

データベース名
InputDevice.SubmitStep

使用上の注意:ジョブ定義フォーマット(JDF)ジョブチケットに複数ファイルへの参照が含まれる場合、このステップは子ジョブごとのファイルのみを参照するようにジョブチケットを再作成します。

1.62 システム

入力装置が定義されているシステムの名前を表示します。
データベース名
InputDevice.SystemName

1.63 待ち入力ファイル

入力装置が受信した入力ファイルの数とそのうち入力装置が処理してステージング位置プロパティーで指定したディレクトリーに配置した数を指定します。この数値には、処理状態の入力ファイルやRICOH ProcessDirectorが作成するListファイルは含まれません。
データベース名
InputDevice.WaitingFileCount

1.64 入力装置

入力ファイルを受信した入力装置の名前を指定します。次に、入力装置は、入力ファイルから対応するRICOH ProcessDirectorジョブを作成します。
データベース名
InputFile.InputDevice

使用上の注意:RICOH ProcessDirectorは入力ファイル用のプロパティーノートブックを提供していません。その代わり、入力装置の ファイルを表示するアクションを選択すると、入力ファイルのプロパティーが表の列として表示されます。

1.65 割り当てられたジョブ番号

入力装置がジョブ処理のために入力ファイルを実行依頼する際に、RICOH ProcessDirectorが割り当てるジョブ識別番号を指定します。送信後、RICOH ProcessDirectorは、対応するジョブを作成し、そのジョブの ジョブ番号プロパティーには、この入力ファイルプロパティーと同じ値が入ります。
データベース名
InputFile.JobIDAssigned

1.66 ワークフロー

入力装置がジョブ処理のためにファイルを実行依頼する際に、この入力装置がジョブに割り当てるワークフローの名前を指定します。入力装置にワークフローが割り当てられているかどうかによっては、プロパティーが値を持たない場合があります。入力装置にワークフローを割り当てる以外の方法で、ジョブのプロパティーをジョブに割り当てることができます。入力ファイルのワークフローを変更するには、再実行依頼アクションまたは 再処理アクションのいずれかを使用します。

1.67 入力ファイル

入力ファイルのパスと名前を指定します。RICOH ProcessDirectorは、入力ファイル名の後にその入力ファイルが受信された日付と一意の番号を付加します。
データベース名
InputFile.Location

使用上の注意:入力ファイルに対応するジョブ番号を決定する必要がある場合は、入力ファイルを受信した入力装置のログを閲覧します。入力装置は、入力ファイルの実行依頼後、結果であるジョブ番号を特定するメッセージを書き込みます。

1.68 入力ファイルのステータス

入力ファイルの現在のステータスを指定します。

ステータス値は以下のとおりです。

キュー
入力装置は入力ファイルの受信を完了し、入力ファイルは、入力装置が実行依頼して該当RICOH ProcessDirectorジョブを作成するのに待機しています。
処理中
実行依頼ステップは、入力ファイルをRICOH ProcessDirectorジョブに変換するプロセスです。
待ち
入力装置は入力ファイルの受信を完了したが、入力ファイルは、入力装置が実行依頼する準備ができていません。たとえば、入力装置は、入力ファイルに関連付けられた他のファイルが到着するのを待機している場合があります。
エラー
入力装置が入力ファイルの受信を完了したが、オペレーターの介入を必要とするエラー状態が発生しました。
使用不可
入力装置が入力ファイルの受信を完了したが、入力装置が無効になり、入力ファイルを実行依頼できません。

RICOH ProcessDirectorは、ファイルの状態が変わるたびに値を更新します。

データベース名
InputFile.Status

1.69 実行依頼グループ

リストファイルを介してグループとして実行依頼された一連の入力ファイルのグループメンバーを識別するための数値IDを指定します。リストファイルはユーザーが作成した場合と、RICOH ProcessDirectorで作成された場合があります。グループ内の各ファイルは、 実行依頼グループプロパティーの値と同じ値を持ちます。
データベース名
InputFile.SubmitGroup

1.70 受信時刻

入力ファイルが入力装置に到着した日時を指定します。
データベース名
InputFile.Timestamp

1.71 ファイルパターン

ファイルパターンマッチングストリングを指定します。RICOH ProcessDirectorは、このストリングを使用して、このホットフォルダーがシングルジョブとして受け入れて処理すべき入力ファイルを識別します。この値では正規表現構文が使用され、値の文字には大/小文字の区別があります。たとえば .*PRD$,.*AFP$ は、 .*prd$,.*pdf$ とは異なるパターンを表します。複数のパターンはコンマで区切ります。 スペースを入れてはいけません。

複数の値を入力すると、それらの論理 OR 演算が実行されます。ファイルが任意のファイルタイプに一致すると、そのファイルは一致するパターンであると見なされます。例えば、ファイルパターンフィールドに.*oth$,.*ejt$が含まれ、使用法が印刷、タイプが.txtである場合、システムは、.othファイルタイプまたは.ejtファイルタイプを使用して<job_number>.Print.txtという名前の印刷ファイルを作成します。

ストリング .*oth$ の場合:

  • ピリオド(.)は任意の1文字の一回の出現に一致します。
  • アスタリスク(*)は、ゼロ個または任意の数の先行する表現に一致します。
  • othは、一致させる必要のある実際の文字です。
  • ドル記号($)は、表現(ファイル名)の末尾部分がothと一致することを示します。

データベース名
InputFilePattern.FilePattern

1.72 必須ファイルパターン

ジョブを実行依頼する前に入力ファイルのパターンと一致するファイルがホットフォルダーに存在する必要があるかどうかを指定します。

この値がはいに設定されている場合、ホットフォルダに一致するファイルが到着するまで、RICOH ProcessDirectorはそのジョブを実行依頼しません。

ファイルタイプが異なるがファイル使用法が同じ複数のファイルにシステムを対応させるには、ファイルパターンテーブルに各ファイルタイプの行を追加して、それぞれのパターンを必須にします。

データベース名
InputFilePattern.Required

1.73 ファイルパターンシーケンス

ファイルパターンの優先順位を指定します。パターンは、この順序でチェックされます。

2つのファイルパターンを指定した場合で、かつ両ファイルパターンでSpoolファイルタイプとSpoolファイル使用法が同じの場合、Sequence値によってどちらのパターンを使用するかが決まります。

データベース名
InputFilePattern.Sequence

1.74 スプールファイルタイプ

ファイルの内容またはデータストリームタイプを指定します。

RICOH ProcessDirectorが提供するファイルタイプ(afp、gif、jdf、linedata、pcl、pdf、テキストなど)を入力するか、独自のファイルタイプを定義できます。

外部プログラムがスプールディレクトリーに書き込むファイルをRICOH ProcessDirectorがさらに処理する場合、定義するファイルタイプはRICOH ProcessDirectorキーワードのバリエーションであってはならないことに注意してください。たとえば、PDFやPdfのファイルタイプは使用しないでください。RICOH ProcessDirectorは、pdfのみを認識します。

RICOH ProcessDirectorでまだ定義されていないファイルタイプを指定した場合は、外部プログラムを使用してそのファイルタイプを処理する必要があります。たとえば、 RunExternalProgramまたは RunHotFolderApplicationに基づくステップを使用するワークフローに含めることができます。

データベース名
InputFilePattern.SpoolFileType

1.75 スプールファイル使用法

ジョブ中のファイルの目的または役割を指定します。

RICOH ProcessDirectorが提供する使用法(例えば aiwlist, control, overrides, print)を入力するか、独自のファイルタイプを定義できます。

外部プログラムがスプールディレクトリーに書き込むファイルをRICOH ProcessDirectorがさらに処理する場合、定義するファイルタイプはRICOH ProcessDirectorキーワードのバリエーションであってはならないことに注意してください。例えば、PRINT または Print というファイル使用法を使用しないでください。RICOH ProcessDirectorはprintのみ認識します。

RICOH ProcessDirectorでまだ定義されていない使用法を指定した場合は、外部プログラムを使用してそのファイルタイプを処理する必要があります。たとえば、 RunExternalProgramまたは RunHotFolderApplicationに基づくステップを使用するワークフローに含めることができます。

データベース名
InputFilePattern.SpoolFileUsage

1.76 ビン

入力トレイのビン番号を指定します。
データベース名
InputTray.Bin

1.77 入力トレイ使用可能状況

入力トレイの使用可能の有無を指定します。

値:

はい
入力トレイが使用可能です。
いいえ
入力トレイが使用可能ではありません。
データベース名
InputTray.Enabled

1.78 入力トレイ名

入力トレイの名前を指定します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
データベース名
InputTray.Id

1.79 レベル

入力トレイの用紙残量を指定します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
データベース名
InputTray.Level

1.80 Media

入力トレイにメディアがセットされています。

値:

システムで作成されたメディアオブジェクトのリストです。

データベース名
InputTray.Media

1.81 サーバーの説明

RICOH ProcessDirector サーバーを説明します。たとえば、説明でサーバーの機能を示す場合があります。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
データベース名
Instance.Description

1.82 使用可能状況

サーバーが使用可能かどうかを指定します。

値:

はい
サーバーは使用できます。
いいえ
アプリケーション/2次サーバーは使用できません。
データベース名
Instance.Enabled

使用上の注意:管理ページを使用して、サーバーを有効または無効にできます。

1.83 サーバー名

サーバーの名前を指定します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし

データベース名
Instance.ID

使用上の注意:RICOH ProcessDirectorでサーバーを作成した後で、そのサーバー名を変更することはできません。サーバーの名前を変更しなければならない場合、サーバーのコピーを作成し、新しい名前を指定してください。その後、元のサーバーを削除してください。

1.84 汎用サーバープール

2次サーバーが汎用サーバーなのか、利用制限サーバーなのかを指定します。

値:

はい
2次サーバーは、汎用サーバーです。汎用サーバーは、親ステップテンプレートが、一般プール内のどのサーバーでも実行できるように指定されているステップを実行できます。
いいえ
2次サーバーは汎用サーバーではありません。親ステップテンプレートのチューニングプロパティーにこのサーバーがリストされている場合にのみ、ステップを実行できます。
データベース名
Instance.InGeneralServerPool

使用上の注意:Windows上で動作するアプリケーションサーバーの場合、このプロパティーの値が いいえであることを確認してください。そうでない場合、RICOH ProcessDirectorが Windows サーバー上の汎用サーバープールで実行可能なステップのいずれかを実行しようとすると、エラーが発生します。

1.85 コンピューターの IP アドレスまたはホスト名

コンピューターのネットワーク IP アドレスまたは完全修飾ホスト名のいずれかを指定します。アプリケーションサーバーまたは2次サーバーの場合は、アプリケーションサーバーまたは2次サーバーがインストールされているコンピューターのIPアドレスまたはホスト名を指定します。

1次コンピューター上のローカル2次サーバー場合は、次のように入力します。localhost

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
RICOH ProcessDirectorは、IPv4プロトコルとIPv6プロトコルの両方をサポートしています。IPv4を使用する場合、IPアドレスは小数点付き10進数アドレスまたは完全修飾ホスト名を使用して表現できます。IPv6を使用する場合は、サーバーの完全修飾ホスト名を使用する必要があります。
デフォルト
設定なし

データベース名
Instance.IPAddress

1.86 ローカルコンピューターのサーバー名

このシステム(ローカルシステム)の1次サーバーを識別するためにリモートシステムが使用する名前を指定します。
データベース名
Instance.KnownAs

使用上の注意:この名前は、リモートシステムの サーバー名プロパティーと完全に一致している必要があります。

1.87 最終変更日時

サーバーが最後に変更された日時。 サーバーが変更されるたびに RICOH ProcessDirector はこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Instance.LastModified

1.88 最大リソース集中ステップカウント

アプリケーションまたは2次サーバーで並行して実行することが許可されている、リソース集中ステップの数を指定します。

形式:

データタイプ
0から99までの整数。 0は、アプリケーションまたは2次サーバーでリソース集中ステップの実行が許可されていないことを意味します。
デフォルト
1

データベース名
Instance.MaxHighUsageSteps

使用上の注意:

  • 同時ステップ制限ステップテンプレートプロパティーは、ステップテンプレート、およびそのテンプレートから作成されるステップが、実行時にリソースを大量に使用すると考えられるかどうかを制御します。
  • RICOH ProcessDirectorシステムの1次サーバーで実行できるリソース集中ステップの数を制御するには、 最大リソース集中ステップカウントシステムプロパティーを設定してください。
  • 最大リソース集中ステップカウントが 0 に設定されている場合、このサーバーの 他のステップの最大ステップカウントプロパティーの値も 0 に設定することはできません。

1.89 他のステップの最大ステップカウント

アプリケーションまたは2次サーバーで並行して実行することが許可されている、非リソース集中ステップの数を指定します。

形式:

データタイプ
0から999までの整数。 0は、アプリケーションまたは2次サーバーで非リソース集中ステップの実行が許可されていないことを意味します。
デフォルト
5

データベース名
Instance.MaxLowUsageSteps

使用上の注意:

  • 同時ステップ制限ステップテンプレートプロパティーは、ステップテンプレート、およびそのテンプレートから作成されるステップが、実行時にリソースを大量に使用すると考えられるかどうかを制御します。
  • RICOH ProcessDirectorシステムの1次サーバーで実行できる非リソース集中ステップの数を制御するには、 他のステップの最大ステップカウントシステムプロパティーを設定してください。
  • 最大リソース集中ステップカウントが 0 に設定されている場合、このサーバーの 他のステップの最大ステップカウントプロパティー値も 0 に設定することはできません。

1.90 変更ユーザー

このサーバーに最終変更を加えたユーザーの名前を指定します。RICOH ProcessDirector はこのプロパティーの値を保持し、サーバーが変更されるたびにその値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Instance.ModifiedBy

1.91 オペレーティングシステム

コンピューターにインストールされているオペレーティングシステムの種類が表示されます。

値:

Linux
Linux オペレーティングシステム
Windows
Microsoft Windowsオペレーティングシステム
データベース名
Instance.OperatingSystem

1.92 接続状況

サーバーの状況を表示します。

値:

接続
アプリケーション/2 次サーバーは 1 次サーバーと通信を行うことができます。
切断
アプリケーション/2 次プロセスが実行されていないか、または 1 次サーバーとのネットワーク接続を確立できません。サーバーがリブートされたか、プロセス自体がシャットダウンされたか、またはシステム障害が発生したことが原因で、サーバープロセスが非アクティブである可能性があります。切断されたサーバーは、 1 次サーバーとの再接続を 1 分間隔で試みます。

アプリケーション/2 次サーバーが切断されていることを 1 次サーバーが検出すると、以下のアクションが行われます。

  • 切断されたサーバーに関連付けられているすべてのプリンターデバイスが無効になります。RICOH ProcessDirectorは、これらのプリンターに割り当てられ、印刷されたページを持つジョブをエラー状態にします。2 次サーバーのプリンターに割り当てられていても、まだ印刷が開始されていないジョブがある場合、RICOH ProcessDirector はそのジョブを待ち状態にします。
  • 切断されているサーバーに関連付けられている入力装置は、新しい入力ファイルを受信しても処理しません。
  • RICOH ProcessDirector は、切断されているサーバーに関連付けられているステップ、またジョブをアクティブに処理しているステップをすべて取り消します。ジョブはエラー状態になり、メッセージがジョブエラーログに書き込まれます。
  • RICOH ProcessDirector は、サーバーが再接続されるまで、新しいステップをそのサーバーにスケジュールしません。
データベース名
Instance.Status

1.93 システム

サーバーが設置されているシステム名を表示します。サーバーを追加するときは、任意の値を指定できます。RICOH ProcessDirectorは、RICOH ProcessDirectorがこのシステムに初めて接続したときにリモートシステムが報告するシステム名でこのプロパティーを更新します。
データベース名
Instance.SystemName

1.94 サーバータイプ

RICOH ProcessDirector サーバーのタイプを指定します。

値:

アプリケーション/2 次
アプリケーションおよび 2 次サーバーは、データベースを 1 次 RICOH ProcessDirector サーバーと共有します。RICOH ProcessDirector 1 次サーバーと同じコンピューターに、2 次サーバーを作成できます。1 次サーバーが Linux コンピューターにある場合、2 次サーバー機能を他の Linux コンピューターにインストールできます。この機能により、処理ステップの実行に加えて、これらのコンピューターに入力装置およびプリンターを作成できます。Windows コンピューターには、アプリケーションサーバーをインストールできます。アプリケーションサーバーでは、Windows コンピューター上で他のプログラムにアクセスできるので、印刷ジョブをワークフローの一部として送信できます。
データベース名
Instance.Type

1.95 空白ページの追加

大きな PDF ファイルを作成する場合に、zip ファイル内にあるページ枚数が奇数の PDF ファイルの最終ページに空白ページを追加するかどうかをステップで指定します。

値:

はい(デフォルト)
ページ枚数が奇数のファイルに空白ページを追加します。
いいえ
ファイルに空白ページは追加されません。

データベース名
Job.Add.BlankPage

使用上の注意:

  • 両面プリンターにジョブを送信する場合は、1 つの PDF ファイルの最終ページと、次の PDF ファイルの最初のページが同じ用紙に印刷されないように、このプロパティーを使用してください。

    たとえば、各 PDF ファイルが個別の顧客取引明細書である場合、このプロパティーをはいに設定し、各明細書が用紙の表面から印刷を開始するようにします。

  • 空白ページはページ枚数が奇数の PDF ファイルのみに追加します。

1.96 設定する値

ステップが設定するプロパティーと値を識別します。
データベース名
Job.AssignedValues

使用上の注意:

  • 構成ファイルとプロパティー値のリストの両方を使用して、ジョブで使用する値を変更できます。あるプロパティーが構成ファイルとリストの両方に含まれている場合は、このリストの値が使用されます。
  • アカウンティングに使用するプロパティーの場合など、別のプロパティーの値として ${Job.CustomerName} などのシンボルを入力できます。
  • 定位置プロパティーを設定する場合は、それらを指定する構成ファイルを使用する必要があります。
  • プロパティーに単位がある場合でも、それは選択できません。測定値はインチ単位です。時間の値には、そのプロパティーがサポートする最小単位を使用します。例えば、保存期間は分単位です。

1.97 製本

印刷するジョブに対する製本設定を設定します。

値:

なし (デフォルト)
製本オプションを設定しない場合、ジョブはプリンターのデフォルト設定を使用します。
完全
プリンターは端をとじて背表紙を接着します。
リング
プリンターは端をとじてリングを挿入します。
リングとパンチ
プリンターはリングバインダーのジョブをパンチします。
データベース名
Job.Binding

1.98 照合

ジョブの複数のコピーを印刷するときに、プリンターが使用する丁合いのタイプを指定します。

値:

設定なし (デフォルト)
プリンターのデフォルト設定を使用します。
オフ
各ページを部数分印刷してから次のページの印刷に進みます。例えば、3ページのジョブを10部印刷するときにこの設定を使用すると、プリンターの出力は第1ページを10枚、第2ページを10枚、第3ページを10枚、の順になります。
照合
ジョブの各印刷ファイルに対して、ファイルのすべてのページを出現順序に印刷してから次の部の印刷に進みます。例えば、10ページのパケットを50部印刷するとき、プリンターの出力は最初の部の1~10ページ、2番目の部の1~10ページという順序で、50部まで印刷します。

データベース名
Job.Collate

使用上の注意: このプロパティーは、Ricoh PDFプリンターに印刷するときにのみ使用できます。

1.99 圧縮ファイルパターン

1つ以上のパターンマッチングストリングを指定します。RICOH ProcessDirectorは、これらのストリングを使用して、 CompressFilesステップが圧縮するジョブスプールディレクトリー内のファイルを識別します。

この値には次の正規表現構文が使用されます。

  • ピリオド(.)は任意の1文字(文字または数字)に一致します。
  • アスタリスク(*)は、ゼロ個または任意の数の先行する文字(ファイル名の最大長まで)に一致します。
  • バックスラッシュ(\)はエスケープ文字で、その次の文字が文字どおりに解釈されます。
  • ドル記号($)は、一致するのが表現(ファイル名)の末尾部分であることを示します。

値の文字には大/小文字の区別があります。例えば.*PDF$,.*AFP$は、.*pdf$,.*afp$とは異なるパターンを表します。複数のパターンはコンマで区切ります。 スペースを入れてはいけません。

例:

  • myfile.pdf.old のような名前のファイルを含むすべての PDF ファイルを圧縮するには、.*pdf,.*PDF という値を設定します。
  • myfile.pdf.old のような名前のファイルを除くすべての PDF ファイルを圧縮するには、.*pdf$,.*PDF$ という値を設定します。
  • draft_ABC.pdfABC1.pdfなどのように、ファイル名にABCが含まれるすべてのPDFファイルを圧縮するには、.*ABC.*pdf,.*ABC.*PDFという値を設定します。

形式:

制限:
大/小文字の区別
デフォルト
なし
データベース名
Job.Compress.FilePatterns

1.100 すべてのファイルの圧縮

ジョブが保持状態になったときに、すべてのスプールファイルとチェックポイントファイルを圧縮するかどうかを指定します。

値:

はい
スプールファイルとチェックポイントファイルはすべて圧縮されています。
いいえ (デフォルト)
ファイルは圧縮されていません。
データベース名
Job.CompressAllFiles

1.101 要求されたジョブコピー

RICOH ProcessDirector が印刷するジョブコピーの数を指定します。

形式:

データタイプ
1 以上の整数
デフォルト
1

データベース名
Job.Copies

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector はこのプロパティーの値を、ジョブのヘッダーシートの コピー:フィールドに印刷します。
  • ジョブがAFPまたはRicoh PDFプリンターで印刷されているとき、 スタック済みジョブコピープロパティーは、印刷され、プリンターの出力スタッカーに達した部数を示します。PCLOut プリンターでジョブをアクティブに処理しているとき、 スタック済みジョブコピープロパティーには要求されたコピーが PCL にいくつ変換されたかが表示されます。パススループリンターでジョブの複数のコピーを印刷するには、プリンターの プリンターコマンドプロパティーにコピーオプションを追加します。すべてのプリンターが lprを使用して複数のコピーを印刷する機能を備えているわけではないので、この要求は受け付けられない場合があります。

1.102 部数

選択した各ジョブの部数を更新するか、すべてのジョブの部数を更新するかを指定します。

値:

要求されたジョブコピーを更新する
印刷する部数を変更できます。このオプションを選択した場合は、下の要求されたジョブコピーフィールドに値を入力します。部数はすべての選択したジョブに適用されます。
要求されたジョブコピーを更新しない
選択したジョブに対して要求された部数は更新されません。

1.103 スタック済みジョブコピー

AFP または Ricoh PDF プリンターでジョブを印刷中の場合に、このプロパティーは現在までに印刷を完了したジョブコピーの数と、出力スタッカーに達したジョブコピーの数を指定します。複数コピーのジョブ内で別のコピーが印刷およびスタックされたことがプリンターから報告されると、この値が更新されます。

パススループリンターでジョブを印刷している場合は、プリンターコマンドに有効な返りコードが報告されてから、このプロパティーが要求されたジョブコピーの値に設定されます。PCLOut プリンターでジョブを印刷している場合、この値は PCL に変換されているコピーの数と同じ値になります。そうでない場合、このプロパティーに値は設定されません。

データベース名
Job.CopiesStacked

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector は、ジョブの残りの部分を廃棄することを指定する AFP プリンターで印刷されているジョブの停止要求を受け取ると、このプロパティーの値の更新を停止します。現在のコピーが完了する前にジョブが廃棄されると、スタック済みジョブコピーのカウントに部分コピーが含まれます。
  • 再処理要求または再印刷要求がジョブに対して行われると、このプロパティーの値は0にリセットされます。ジョブが AFP または Ricoh PDF プリンターに送信されると、前に印刷されたコピーはすべてこの値から除外されます。パススループリンターにジョブが送信されると、印刷されたコピーの数に関係なく、この値は 要求されたジョブコピープロパティーの値にリセットされます。

1.104 現在の日付

この値を要求する条件が評価されるときに、RICOH ProcessDirectorを実行しているサーバーでの現在の曜日を指定します。
データベース名
Job.CurrentDay

使用上の注意:

  • このプロパティーは、ワークフロー内の条件を設定するために使用できるので、ジョブは、条件を指定したコネクターに到達した日付に基づいて、ワークフローを経由して異なる経路に進むことができます。
  • 現在の日付プロパティーを使用して条件を設定する場合、 = (等しい) および != (等しくない) の値のみを使用できます。

1.105 割り当てられたプリンター

RICOH ProcessDirectorがこのジョブを印刷するよう割り当てたプリンターの名前が表示されます。このプロパティーの値は変更できません。特定のプリンターにジョブをスケジュールするには、ジョブのスケジュールページまたはジョブプロパティーノートブックで 要求されたプリンタープロパティーを設定します。
データベース名
Job.CurrentPrinter

使用上の注意:RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値をジョブのヘッダーシートの PrinterName:フィールドに印刷します。

1.106 現在の時刻

この値を要求する条件が評価されるときに、RICOH ProcessDirectorを実行しているサーバーでの現在の時刻を指定します。
データベース名
Job.CurrentTime

使用上の注意: このプロパティーは、ワークフロー内の条件を設定するために使用できるので、ジョブは、条件を指定したコネクターに到達した時刻に基づいて、ワークフローを経由して異なる経路に進むことができます。

1.107 お客様名

このジョブに関連付けられている顧客名を指定します。 RICOH ProcessDirectorは、customer-name値を使用して、 顧客名プロパティーに同じcustomer-name値が割り当てられているプリンターにそのジョブをスケジュール設定します。

形式:

長さ
1 から 255 文字 (バイト)
制限:
なし
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.CustomerName

使用上の注意:RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値をジョブのヘッダーシートの カスタマー:フィールドに印刷します。

1.108 ジョブ概要

ジョブを説明します。例えば、そのジョブの特別な取り扱い要件を説明します。

形式:

長さ
1 ~ 1024 文字 (バイト)
データベース名
Job.Description

使用上の注意:RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値をジョブのヘッダーシートの ジョブの説明:フィールドに印刷します。

1.109 Duplex

一部のタイプのプリンターに送信するジョブの場合、ジョブで両面印刷がアクティブになっているかどうか、およびアクティブになっている場合は両面印刷のタイプを指定します。両面ジョブは、用紙の両面に印刷します。

パススループリンターで印刷されるジョブの場合、両面プロパティーの値はジョブで自動的に送信されません。パススループリンターにジョブを送信するコマンド、またはプリンターの両面設定によって、ジョブが片面または両面のどちらで印刷されるかが決まります。ただし、ジョブのページおよびシートカウントを計算するときは、PDF ジョブの CountPagesステップが 両面プロパティーの値を使用します。

値:

設定なし (デフォルト)
両面印刷モードは割り当てられていません。
いいえ
両面印刷はアクティブではありません。ジョブは、用紙の 1 つのサイドにのみ印刷されます。これは、片面印刷とも呼ばれます。
はい
通常両面印刷がアクティブです。ジョブは用紙の両方のサイドに印刷され、用紙の長い辺で端がつながります。これは、多くのブックで使用されている用紙の向きです。
反転
反転両面印刷がアクティブです。ジョブは用紙の両方のサイドに印刷され、用紙の短い辺で端がつながります。シートの表面の下部が、シートの裏面の上部になります。

データベース名
Job.Duplex

使用上の注意:

  • AFP ジョブの場合、両面プロパティーの値がジョブの書式定義に指定されている両面モードと異なっている場合、 両面プロパティーの値が使用されます。例えば、書式定義に反転両面印刷が指定されていて、 両面プロパティーの値が いいえの場合、 では いいえ値が使用され、ジョブは用紙の片面に印刷 (片面印刷) されます。 両面プロパティーが 設定なしの場合、ジョブの書式定義の値が使用されます。
  • JDFジョブチケットで送信されたPDFジョブでは、[両面]プロパティーの値がJDF設定と異なる場合に、JDF設定が使用されます。たとえば、JDFが両面印刷を指定し、[両面]プロパティーが「いいえ」の場合、JDF値が使用され、ジョブは用紙の両面に印刷されます。
  • OptimizeJDFステップでは、JDF内の面ページ例外の数に基づいて、[両面]プロパティーを変更できます。たとえば、一部のJDFジョブチケットには、ジョブ全体で1枚の用紙だけが片面であっても、全てのページに面設定があります。ステップでこれらのJDFファイルが処理されると、同じ面値を持つ一連のページのグループが作成されます。次に、最も多くのグループを持つ面設定がカウントされ、ジョブレベルで面値が設定されて、異なる面値を持つページのページ例外のみが挿入されます。ページ例外が少ないJDFジョブチケットほど、RICOH ProcessDirectorのステップで高速に処理されます。
  • PCLOut プリンターで印刷する場合、このプロパティーは無視されます。

1.110 外部プログラムコードページ

制御ファイルテンプレートなどの、処理のために外部コマンドに送信されるファイルの内容を書き込むために使用するコードページを指定します。このコードページは、外部コマンドが、stderr および stdout や外部コマンドが作成した他のファイルに書き込むメッセージを読み取るためにも使用されます。

値:

設定なし (デフォルト)
RICOH ProcessDirector プログラムは、RICOH ProcessDirector サーバーのロケール設定に指定されているコードページを使用します。
UTF-8
Eight-bit UCS Transformation Format
ISO8859_1
Latin Alphabet No. 1
ISO8859_15
Latin Alphabet No. 9
EUC_JP
JISX 0201、0208、および 0212、EUC エンコード方式 (日本語)

データベース名
Job.External.CodePage

使用上の注意: 外部プログラムコードページは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.111 Job.External.Command

処理中にステップが実行可能なコマンドストリングを指定します。

形式:

長さ
1から3072文字(バイト)。特殊文字を使用できます
制限:
大/小文字の区別

コマンドストリングでは、正規表現構文を使用する必要があります。

データベース名
Job.External.Command

使用上の注意:

  • 外部コマンドは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。
  • 外部コマンドの 1 つの例が、PDF ワークフローの RunExternalProgram ステップに表示されます。この値は、「外部コマンド」プロパティーにのみ設定されます。
    • cp ${getControlFileName()} /aiw/aiw1/samples/${Job.ID}.info.csv
    • cpは、ファイルをコピーするためのLinuxのコマンドです。
    • ${getControlFileName()} は、RICOH ProcessDirector がコピーするファイルの名前を取得するために使用するシンボル式です。この公式は、 外部制御ファイルテンプレートプロパティーで制御ファイルを指定します。
    • /aiw/aiw1/samples/${Job.ID}.info.csvは、ディレクトリーパスのLinuxのパラメーターおよび外部コマンドにより生成されるCSVファイルの名前です。ジョブ ID が 10000000 の場合、ファイルの名前は 10000000.info.cfg です。

    1 次サーバーが Windows で実行されている場合、Windows コマンドと適切なディレクトリーを使用するようにデフォルト値を変更する必要があります。例:

    • copy ${getControlFileName()} C:\aiwdir\aiw1\samples\${Job.ID}.info.csv

  • 外部コマンドは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.112 外部制御ファイルテンプレート

外部コマンドが使用する制御ファイルテンプレートのパスと名前を指定します。

パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

長さ
1 から 255 文字 (バイト)

データベース名
Job.External.ControlFileTemplate

使用上の注意:

  • 制御ファイルテンプレートとは、外部コマンドが必要とするパラメーターファイルを表す、RICOH ProcessDirector の用語です。外部コマンドが外部プログラムを呼び出す場合、そのプログラムでは、そのパラメーターファイルを指すため、別の用語が使用されている場合があります。
  • 外部コマンドが制御ファイルテンプレートを使用していない場合、このプロパティーに値を指定しないでください。
  • 外部制御ファイルテンプレートは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。
  • 制御ファイルに入っている情報の内容およびフォーマットは、その制御ファイルを使用する外部コマンドによって異なります。
  • job_info.cfg は、制御ファイルテンプレートの例です。job_info.cfg ファイルは、次のディレクトリーにあります。
    • Linuxの場合は/aiw/aiw1/control_files/external_programsです。
    • Windowsの場合はC:\aiw\aiw1\control_files\external_programsです。

    制御ファイルは、9 個のジョブプロパティーに対するシンボルをリストします。

    cp ${getControlFileName()} /aiw/aiw1/samples/${Job.ID}.info.csv (Linux) または copy ${getControlFileName()} C:\aiw\aiw1\samples\${Job.ID}.info.csv (Windows) のような外部コマンドは、制御ファイルを使用して 9 つのジョブプロパティーの値を含む CSV ファイルを生成します。

    制御ファイルでは、${job.ID} シンボルと ${job.Name} シンボルにより ジョブ IDおよび ジョブ名ジョブプロパティーが指定されます。 Job.IDおよび Job.Nameは、RICOH ProcessDirectorジョブプロパティーのデータベース名です。ジョブの実行時に生成された CSV ファイルでは、ジョブ ID とジョブ名は 10000000 および Demo.pdf となる可能性があります。インストール済み環境の必要に応じて、job_info.cfg ファイルでシンボルを追加および削除することができます。

  • TransformJobIntoAFPステップでは、Adobe PDF Print Engine (APPE) または Configurable PostScript Interpreter (CPSI) 変換プログラムを指定した制御ファイルを使用できます。どちらのプログラムも PDF データを AFP に変換します。APPE の方がサポートしている PDF 機能が多く、カラージョブのパフォーマンスが向上します。PDF データを APPE で変換するには、プロパティー値のファイル名をprepare_transform_APPE.cfgに変更します。ディレクトリーパスは同じままにします。PDFデータをCPSIで変換するには、ファイル名のデフォルト値prepare_transform.cfgのままにします。どちらの制御ファイルも PostScript、PCL、および SAP データを AFP に変換します。

1.113 外部プログラム言語

メッセージをRICOH ProcessDirectorに返すときに、外部コマンドが使用する言語を指定します。

値:

設定なし
コマンドは、RICOH ProcessDirectorサーバーのロケール設定で指定されている言語を使用します。
英語(en_US)
フランス語(fr_FR)
ドイツ語(de_DE)
イタリア語(it_IT)
日本語 (ja_JP)
ポルトガル語 (pt_BR)
スペイン語 (es_ES)

データベース名
Job.External.Language

使用上の注意: 外部プログラム言語は、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.114 有効な戻りコード

外部コマンドが出すことができる戻りコード値をリストします。 この値は、そのコマンドが正常に実行されたことを示します。コンマで区切ることによって、複数の戻りコードの値を指定できます。例: 0,4

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

外部コマンドからこのプロパティーに指定されていない値が返されると、RICOH ProcessDirector からエラーメッセージが出され、ジョブはエラー状態になります。

データベース名
Job.External.ValidRCs

使用上の注意: 有効な戻りコードは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.115 ジョブ到着時刻

ジョブの最後の入力ファイルがシステムに到着したときの実際の日時を指定します。
データベース名
Job.FileReceiptTime

使用上の注意:親ジョブと子ジョブが作成された場合、すべての子ジョブの ジョブ到着時刻が親ジョブの ジョブ到着時刻に設定されます。

1.116 折りオプション

ジョブやジョブの大きなシートの折り方、すべてのシートをまとめて折るかどうか (重ねるかソートか)、およびシートの表面を折りの外側に向けるか内側に向けるか、を指定します。

値:

なし (デフォルト)
折りオプションは設定されません。
Z 折り
Z 形状として用紙を 2 度折ります。
大きな用紙の Z 折り
ジョブ内の大きなシートのみを折ることを除いて、Z 折りと同じです。
4 つ折り
ジョブを 4 つに折ります (8 パネルが含まれます)。
折り込み
左右の端を内側に折り、ページの中央で重ならないように合わせます。閉じたときに左右の面が収まるように、中央の面は大きくなります。
マルチ外三つ折り
2 つ折りを適用し、3 等分されたパネルを作成します。
マルチ内三つ折り
2 つ折りを適用し、3 等分されたパネルを作成します。外側のパーツは内側に折りたたまれます。
サドル
ジョブを 1 回折り、2 等分にします。

折りユニットがプリンターに接続されていない場合に[サドル折り]オプションを選択しても、出力は折られません。

サドルを下げる
ブックレットが下がります。ブックレット折りとも呼ばれます。

ブックレット以外の出力を半分に折る場合に使用できる場合もあります。

データベース名
Job.FoldOptions

1.117 ジョブ保留中

現行ステップの処理が完了した後でジョブを RICOH ProcessDirector が保留するかどうかを指定します。 ジョブステッププロパティーは、現在のステップを識別します。オペレーターはこの値を指定できます。

値:

はい
RICOH ProcessDirectorがジョブを保留します。
いいえ (デフォルト)
ジョブは次の処理ステップに進みます。
データベース名
Job.HoldPending

1.118 アプリケーションログファイル

外部プログラムがそのログファイルを保管するディレクトリー。
データベース名
Job.HotFolder.ApplicationLogFile

使用上の注意:

  • RunImpostripOnJobステップの場合、Ultimate Impostrip®サーバー上でのUltimate Impostrip®ログファイルのデフォルトの名前と場所は、Program Files\Ultimate Technographics\ImpostripOnDemand\OnDemandLog.txtです。
  • アプリケーションログファイルは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.119 検索フォルダーのクリーンアップ

RunHotFolderApplicationステップは、 送信するファイルを送信する前に、 検索パターンと一致するファイル名のファイルを検索フォルダーから削除するかどうかを指定します。

値:

設定なし
ジョブがステップに入ると、ステップは、送信するファイルを送信する前に、 検索パターンと一致するファイル名のファイルを検索フォルダーから削除します。
はい(デフォルト)
ジョブがステップに入ると、ステップは、送信するファイルを送信する前に、 検索パターンと一致するファイル名のファイルを検索フォルダーから削除します。
いいえ
ジョブがステップに入ると、ステップは、検索フォルダー内の検索パターンと一致するファイル名のファイルを残し、 送信するファイルを送信します。
データベース名
Job.HotFolder.ClearRetrievalFolder
使用上の注意:
  • ステップでジョブが処理されるとき、ファイル名が検索フォルダー内の検索パターンと一致しないすべてのファイルは残ります。

  • このプロパティーをいいえに設定すると、ステップが取得するファイルは、ジョブがステップに入るときに検索フォルダーに入れることができます。このステップでは、ファイルを取得してから、 送信するファイルプロパティーで指定されたファイルを送信フォルダーに入れます。このステップでは、ジョブと取得したファイルを、ワークフローの次のステップに送信します。このステップでは、新しいファイルが検索フォルダーに入るまでは待機しません。

1.120 送信するファイル

RICOH ProcessDirectorで外部プログラムに実行依頼するために送信フォルダーに置くファイルを指定します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

データタイプ
シンボル式
デフォルト
${getAbsoluteFileName(print,pdf,read)}

データベース名
Job.HotFolder.FileToSend

使用上の注意:

  • デフォルト値では、スプールディレクトリーにある PDF 印刷ファイルの名前が返されます。PDF印刷ファイルがスプールディレクトリーにない場合は、外部プログラムの実行時にエラーが発生します。
  • 送信するファイルは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.121 ファイルサイズ検査カウント

RICOH ProcessDirectorが検索フォルダーをポーリングし、検索されたファイルが完成したと判断する前に検索されたファイルのサイズが変更されていないことを検出する回数です。

形式:

データタイプ
2 ~ 9 の整数
デフォルト
2

データベース名
Job.HotFolder.FileVerificationCount

使用上の注意:

  • RunImpostripOnJob ステップの場合、検索フォルダーはジョブのスプールディレクトリに設定されています。変更はできません。
  • ファイルサイズ検査カウントは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.122 ポーリング間隔

検索フォルダーの次のポーリングまでの時間です。値の時間単位は、秒、分、または時間です。

ユーザーは、1 秒から 1 時間までの値を指定できます。値の時間単位を選択するには、プロパティー名の右にあるトグルコントロールを使用します。

形式:

データタイプ
整数
デフォルト
30

データベース名
Job.HotFolder.PollInterval

使用上の注意:

  • タイムアウト間隔は、ポーリング間隔にファイル検査回数を乗算した値よりも大きくなければなりません。
  • RunImpostripOnJob ステップの場合、検索フォルダーはジョブのスプールディレクトリに設定されています。変更はできません。
  • ポーリング間隔は、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.123 検索フォルダー

外部プログラム用の出力ホットフォルダーの名前です。 RICOH ProcessDirectorは、検索パターンを使用して検索フォルダーで検索ファイルを検索します。
データベース名
Job.HotFolder.RetrievalFolder

使用上の注意: 検索フォルダーは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.124 検索パターン

検索フォルダー内の返されたジョブの識別にRICOH ProcessDirectorが使用するパターンマッチング文字列です。この値では正規表現構文が使用され、値の文字には大/小文字の区別があります。たとえば .*CMD$,.*XLS$ は、.*cmd$,.*xls$ とは異なるパターンを表します。複数のパターンはコンマで区切ります。 スペースを入れてはいけません。

デフォルトの検索パターンは、${Job.Id}.* です。説明:

  • ${Job.Id} は、 ジョブ番号プロパティーのシンボル表記です。

    RICOH ProcessDirectorは、現在のジョブのこのプロパティーの値を調べ、その値を文字列に挿入します。

  • ピリオド (.) は任意の 1 文字に一致します。
  • アスタリスク (*) は、ゼロ個または任意の数の先行する表現に一致します。
データベース名
Job.HotFolder.RetrievalPattern

使用上の注意: 検索パターンは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.125 検索済みファイル

検索されたファイルの名前変更に使用される名前。

形式:

データタイプ
シンボル式
デフォルト
${getFileName(print,pdf,write)}

データベース名
Job.HotFolder.RetrievedFile

使用上の注意: 検索済みファイルは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.126 送信フォルダー

RICOH ProcessDirectorで外部プログラムに送信するジョブファイルを置くホットフォルダーを指定します。
データベース名
Job.HotFolder.SendingFolder

使用上の注意:

  • RunImpostripOnJobステップテンプレートの場合、このフィールドを空白のままにします。処理中、 この値はUltimate Impostrip®設定ページで入力した値から取得されます。
  • 送信フォルダーは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.127 タイムアウト間隔

検索対象ファイルが見つからないか、不完全である場合に、ジョブがエラー状態に移行するまでの時間 (分)。

この値の時間単位は分、時間、または日にできます。ユーザーは、0 分から 7 日までの値を指定できます。値の時間単位を選択するには、プロパティー名の右にあるトグルコントロールを使用します。

形式:

データタイプ
整数
デフォルト
  • RunHotFolderApplication ステップでは なし
  • RunImpostripOnJob ステップでは 2 時間

データベース名
Job.HotFolder.TimeOutInterval

使用上の注意:

  • タイムアウト間隔は、ポーリング間隔にファイル検査回数を乗算した値よりも大きくなければなりません。
  • RunImpostripOnJob ステップの場合、検索フォルダーはジョブのスプールディレクトリに設定されています。変更はできません。
  • タイムアウト間隔は、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.128 ジョブ番号

システムでジョブを識別する固有の番号を表示します。番号の形式は、ジョブが親ジョブなのか、子ジョブがないジョブなのか、または子ジョブなのかによって異なります。たとえば、子ジョブは、1000023.100のような小数点を含みます。RICOH ProcessDirectorは、入力装置がジョブ処理のために入力ファイルを実行依頼する際に、このプロパティーの値を割り当てます。                       値を変更できません。
データベース名
Job.ID

使用上の注意:管理インターフェースのシステム設定ページを使用して、RICOH ProcessDirectorが割り当てる最大および最小のジョブ番号を設定できます。

1.129 メディア交換防止

そのジョブで、メディアを交換できないことを示します。このオプションを使用すると、指定した用紙に印刷する必要があるジョブに対して定義されたメディア交換規則を指定変更します。

値:

いいえ (デフォルト)
メディア交換規則が有効で、そのジョブで別のメディアを使用できます。
「はい」または「設定なし」
メディア交換規則が無視されて、そのジョブでは別のメディアを使用できなくなります。
データベース名
Job.IgnoreShopRules

使用上の注意:はい、または設定なしを選択すると、このジョブを印刷するプリンターに定義されているメディア交換規則を当該ジョブが使用できなくなります。この設定のために、要求されたメディアが使用可能になるまで、ジョブを印刷できないことになります。

1.130 入力データストリーム

このジョブの入力ファイルに含まれるデータの形式を指定します。RICOH ProcessDirectorは、ジョブのワークフローに DetectInputDataStreamステップが含まれている場合、このプロパティーの値を自動的に設定を試みることができます。検出プロセスには、入力ファイルの内容の分析および開始が含まれます。この値は、 再処理アクションを使用して更新できます。

値:

AFP
入力ファイルは Advanced Function Presentation 形式です。
CSV
入力ファイルはカンマ区切り値形式です。
GIF
入力ファイルはグラフィック交換形式です。
JDF
入力ファイルはジョブ定義形式のジョブチケットです。
JPEG
入力ファイルは JPEG 形式です。
JSON
入力ファイルは JavaScript Object Notation 形式です。
LCDS
入力ファイルには、Xerox 基幹系データが含まれています。
行データ (LineData)
入力ファイルには、行データまたは混合モードデータが含まれています。RICOH ProcessDirectorは、行データや混合モードデータを検出できませんが、この値は明示的に設定する必要があります。
メタコード
入力ファイルには、Xerox メタコード形式が含まれています。
PCL
入力ファイルは Hewlett-Packard Printer Control Language 形式です。
PDF
入力ファイルは Adobe PDF 形式です。
PostScript
入力ファイルは Adobe PostScript 形式です。
テキスト
入力ファイルには、プレーンテキストデータが含まれています。RICOH ProcessDirectorは、プレーンテキストを検出できませんが、この値は明示的に設定する必要があります。
TIFF
入力ファイルは Tagged Image File Format です。
不明
入力ファイルのデータタイプは認識されていません。DetectInputDataStream ステップは行データおよびテキスト入力データストリームを区別することができないため、これらの入力データストリームについては、このプロパティーの値を 不明に設定します。
XML
入力ファイルは Extensible Markup Language 形式です。
データベース名
Job.InputDatastream

使用上の注意:

  • 入力データストリームを正確に設定しておくのが、好ましい方法です。これを行うため、許可ユーザーは DetectInputDataStream ステップをワークフローに組み込むことができますが、 入力データストリームプロパティーをワークフローの SetJobPropsFromTextFile ステップに明示的に設定することもできます。
  • 入力データストリームプロパティーが複数回指定されている場合、RICOH ProcessDirector は、階層を使用してプロパティーの最終値を設定します。値は次の順序で設定されます。
    • 入力装置が入力ファイルを実行依頼し、対応するジョブを作成するとき、RICOH ProcessDirector は初期値を 不明 に設定します。
    • ジョブのワークフローに入力データストリームの値が含まれている場合、RICOH ProcessDirector はプロパティーの値を、ワークフローで指定された値に更新します。
    • AFP サポート機能がインストールされている場合で、なおかつ、入力ファイルが Download for z/OS または AFP Download Plus によって実行依頼され、入力ファイルに付随していた JCL ファイルにdatatキーワードの値が含まれている場合、RICOH ProcessDirector はプロパティーをそのキーワードが指定する値に更新します。
    • ワークフローに DetectInputDataStream ステップが含まれていて、このステップが入力データストリームのタイプを検出した場合、RICOH ProcessDirector は値をステップで検出されたタイプに更新します。これは、 入力データストリームプロパティーが、ワークフローまたは JCL ファイルによって変更されておらず、依然として 不明のままである場合にのみ該当します。
    • 許可ユーザーがジョブに対して再処理アクションを実行し、入力データストリームに新しい値を選択する場合、RICOH ProcessDirector はそのユーザーが指定した値を使用します。この場合、ワークフローで指定された値は無視されます。また、再処理によって DetectInputDataStream ステップが再実行される場合、RICOH ProcessDirector はそのステップで決定された値をすべて無視します。
  • RICOH ProcessDirector でジョブの処理が開始された後で、 入力データストリームプロパティーを変更する必要がある場合は、 再処理アクションを使用してください。この場合、新しい値を指定しているステップから、ジョブの処理を再開してください。

1.131 入力ファイル名

RICOH ProcessDirectorがジョブを作成した元の入力ファイルの名前を表示します。ジョブの入力ファイル名の形式は、ジョブの実行依頼方法や入力ファイルがファイル群の一員であるか否かなどの要因で異なります。入力装置が入力ファイルを受信した後、名前を変更することはできません。
データベース名
Job.InputFile

1.132 入力ファイルサイズ (バイト)

RICOH ProcessDirectorがジョブの作成に使用した元の入力ファイルのサイズを表示します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Job.InputFile.Size

使用上の注意:ジョブのワークフローで CountPagesステップが指定されている場合、そのステップが完了した後、RICOH ProcessDirectorはジョブのサイズをページ単位でレポートします。 合計ページ数プロパティーの値を参照してください。

1.133 親サーバー

入力ファイルの実行依頼ステップを所有するRICOH ProcessDirectorサーバーの名前を表示します。実行依頼ステップは、入力ファイルからRICOH ProcessDirectorジョブを作成します。ジョブを実行依頼した入力装置の 実行依頼ステッププロパティーを参照してください。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Job.Instance

1.134 ジョブサイズ (シート数)

RICOH ProcessDirectorがプリンターにジョブのスケジュール設定をするときに使用する計算値を表示します。RICOH ProcessDirectorは、 要求ジョブコピージョブプロパティーの値に 現在の合計シートジョブプロパティーの値を掛けてこのプロパティーの値を計算します。RICOH ProcessDirectorは、 サポートプリンタージョブサイズ(シート)プリンタープロパティーでジョブの計算サイズに適した値を指定しているプリンターに対してジョブをスケジュール設定できます。

また、RICOH ProcessDirector は、ワークフローが VerifyPrintedSheetCountステップを使用して、ジョブについて印刷する実際のシート数を確認する場合にも、このプロパティーの値を使用します。このプロパティーの値は変更できません。

データベース名
Job.JobSize

1.135 ワークフロー

ジョブの処理フェーズおよびステップを定義するワークフローの名前を表示します。許可されたユーザーは、RICOH ProcessDirectorのインターフェースを通してワークフローを定義します。次に、入力装置にワークフローを割り当てるなどのなどのさまざまな方法で、ジョブにワークフローを割り当てることができます。ジョブのワークフロー値は直接変更できません。すでにRICOH ProcessDirectorシステム上にあるジョブのワークフローを変更するには、 再処理アクションを使用します。
データベース名
Job.JobType

1.136 ワークフローヒストリー

ジョブ処理に使用されているワークフローで、かつ再処理アクションでジョブを再開できる処理フェーズとステップを定義しているワークフローをリスト表示します。この値は編集できません。
データベース名
Job.JobType.History

1.137 要求された位置

要求されたジョブの位置の名前を指定します。RICOH ProcessDirectorは、この値を使用して、 プリンターの位置プロパティーに同じ値を持つプリンターにそのジョブをスケジュール設定します。 要求された位置は、ワークフローで設定することも、ジョブのプロパティーノートブックでも設定できます。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Locations

使用上の注意:RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値をジョブのヘッダーシートの 位置フィールドに印刷します。

1.138 Media

ジョブの 1 次メディアを指定します。この値はジョブ、ジョブチケット、またはワークフローから受信できます。
デフォルト
設定なし

ジョブプロパティーのノートブックで、プロパティー名の右のトグル制御を使用してリストを構成するメディアオブジェクトを変更できます。トグルのオプションは次の通りです。

作動可能
リストには、要求されたプリンターにロードされ、使用可能になっているメディアのみが表示されます。
サポート
リストには、要求されたプリンターでサポートされるメディアが表示されます。プリンターでサポートされ、かつ作動可能なメディアがリストの上部に表示されます。
すべて
リストには、定義済みのメディアオブジェクトがすべて含まれます。作動可能なメディアが最初にリストされ、次にサポートされるメディアが続き、その後に残りのメディアが続きます。

ワークフローページでは、トグルボタンは使用できません。リストには常にすべてのメディアが表示されます。

データベース名
Job.Media

使用上の注意:

  • 値を指定しなかった場合、プリンターはデフォルトトレイに入っているメディアを使用します。
  • AFP ジョブのメディア両面、または 出力ビンのいずれかのジョブプロパティーに値が指定されている場合、RICOH ProcessDirector は書式定義でその値を無視します。
  • ジョブプロパティーのノートブックの[スケジューリング]タブと[ページ例外]タブの両方にこのプロパティーが含まれます。[ページ例外]タブではその値を変更できません。
  • カバーにはカードストック、章の始まりには色付きの紙など、ジョブで何種類かのメディアが必要になる場合は、ページ例外タブを使用して他のメディアを定義します。ページ例外が定義されている場合、RICOH ProcessDirectorメディアが必要プロパティーのメディアリストを使用して、プリンターに送信するジョブをスケジュールします。

1.139 メディアが必要

ページ例外を含め、ジョブ全体に対して指定されているメディアオブジェクトの名前を表示します。
データベース名
Job.MediaRequired

使用上の注意:

  • この値は、プリンターがジョブを印刷できるかを判別するために、プリンターのサポートされるメディアプロパティーと比較されます。
  • このプロパティーの値は変更できません。

1.140 メディア交換済み

そのジョブのために、[メディアの設定]ページで指定された交換規則に基づいてメディアが交換されたかどうかを示します。このプロパティーの値は変更できません。

値:

はい
少なくとも 1 つのメディアが交換されました。詳しくは、ジョブログを参照してください。
いいえ
メディアは交換されていません。
データベース名
Job.MediaSubstitution

使用上の注意:このプロパティーは、ジョブがプリンターに割り当てられたときに設定されます。ジョブを再印刷または再処理するとき、交換の必要がないプリンターで印刷される場合はこの値は[いいえ]に設定されます。

1.141 ジョブ名

ジョブの名前を指定します。ジョブを実行依頼したユーザーが名前を指定したか、ジョブを実行依頼したホストシステムによって名前が割り当てられた可能性があります。RICOH ProcessDirectorでは、ジョブ名がシステム上で一意である必要はありません。 ジョブ番号プロパティーには、RICOH ProcessDirectorがジョブを識別するために使用する一意のシステム識別子またはスプールIDが含まれます。RICOH ProcessDirectorは、入力ファイルからジョブを作成するときに、このプロパティーの値を最初に指定します。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別
データベース名
Job.Name

使用上の注意:

  • ${Job.InputFile} シンボルをこのプロパティーの値として使用した場合、RICOH ProcessDirector によってジョブ名はジョブが作成された入力ファイルの名前に設定されます。ただし、ジョブ名を定義する制御ファイルと一緒に実行依頼されたジョブの場合は(Download入力装置およびLPD入力装置が該当)、このプロパティーの値として指定した ${Job.InputFile}を削除して、制御ファイルで定義したジョブ名を指定変更しないようにします。

    たとえば、ワークフローでジョブ名プロパティーの値を ${Job.InputFile} に指定し、 receive_lpd_pdf_jobtype.cfg などの制御ファイルでは DEFINE ${Job.Name} AS "${DEPARTMENT}" を指定した場合、RICOH ProcessDirector では、DEPARTMENT ジョブパラメーターで指定する値ではなく ジョブ名プロパティーの値を、ジョブの入力ファイル名に設定します。

  • [再処理]アクションを使用してジョブをもう一度処理し、別のワークフローを指定する場合は、ジョブの名前が変更されます。ジョブ名は新規ワークフローの規則に従って設定されます。

1.142 出力ビン

ジョブの出力ビンを指定します。RICOH ProcessDirector はこの値使用して、選択された出力ビンをサポートするプリンターにジョブをスケジュールします。

プロパティー名の右のトグル制御を使用して、リストを構成するビンを変更できます。トグルのオプションは次の通りです。

要求
要求されたプリンターで使用可能な出力ビンが表示されます。
使用可能
すべてのプリンターで使用可能な出力ビンが表示されます。要求された出力ビンが先にリストされます。
すべて
定義されたすべての出力ビンが表示されます。要求された出力ビンが最初にリストされ、次に使用可能な出力ビンが続き、その後に残りの出力ビンが続きます。

ワークフローページにはトグルボタンがありません。リストには定義された出力ビンがすべて表示されます。

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.OutputBin

1.143 変換ページの長さ

データ変換プログラムが生成する画像の長さを指定します。値の計測単位はインチまたはミリメートルです。許可ユーザーは、1 から 999.99 までの値を指定できます。プロパティー値の測定単位を選択するには、プロパティー名の右側にあるトグルコントロールを使用します。RICOH ProcessDirectorは、ブラウザーのロケール設定を使用して測定単位を初期設定します。
デフォルト
ブラウザーのロケール設定により、11.0 inchまたは 279.400mmになります。ワークフローページでは、インチが使用されています。
データベース名
Job.PageLength

1.144 再印刷するページ

現在のジョブのどのページを再印刷するかを指定します。

特定のページを指定することも、ページ範囲を指定することもできます。ページとページ範囲はコンマで区切ってください。ページ範囲において、先頭ページと最終ページを区切るにはダッシュを使用してください。例:1,170,300-350,418

文字nは、ジョブの最後のページを表すのに使用できます。値 400-n で、RICOH ProcessDirector はジョブのページ 400 から最終ページまでを印刷します。値として n だけを指定すると、RICOH ProcessDirector はジョブの最終ページのみを印刷します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
デフォルト
設定なし

データベース名
Job.PageRange

使用上の注意:

  • ジョブプロパティーノートブックで再印刷するページプロパティーを編集することはできません。 再印刷アクションを使用して、再印刷するページを指定します。
  • 再印刷ダイアログでは、フィールドに値を入力するか、 ビューアーでページを選択ボタンをクリックして、再印刷するページを選択できます。
  • RICOH ProcessDirectorはこのプロパティーの値を、ジョブのヘッダーシートの Reprint Rangeフィールドに印刷します。

1.145 スタック済みページ

印刷が完了し、AFP または Ricoh PDF プリンターの出力スタッカーに達した論理ページの数を表示します。AFP または Ricoh PDF プリンターは、この情報を RICOH ProcessDirector に報告します。パススループリンターでは、プリンターコマンドから有効な戻りコードが報告されると、このプロパティーが 合計ページプロパティーと等しい値に設定されます。PCLOutプリンターは、このプロパティーをPCLに変換したページ数と同じに設定します。そうでない場合、このプロパティーに値は設定されません。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Job.PagesStacked

使用上の注意:

  • このプロパティーの値に更新があるかどうかを調べるには、ジョブのプロパティーノートブックの[状況]タブを表示し、ページを最新表示してください。
  • RICOH ProcessDirector は、ジョブの残りの部分を廃棄することを指定する AFP または Ricoh PDF ジョブの停止要求を受け取ると、このプロパティーの値の更新を停止します。
  • 再処理要求または 再印刷要求がジョブに対して行われ、ジョブが AFP または Ricoh PDF プリンターで印刷されると、RICOH ProcessDirector はこのプロパティーの値を再計算します。パススループリンターに割り当てられたジョブの場合、このプロパティーは、再処理要求または再印刷要求が行われると 0 にリセットされ、ジョブがパススループリンターに再割り当てされると 合計ページプロパティーの値にリセットされます。
  • スタック済みページの値には、ジョブで印刷される可能性があるヘッダーページ、セパレーターページ、トレーラーページ、およびメッセージページが含まれています。

1.146 変換ページ幅

データ変換プログラムが生成するイメージの幅を表示します。値の計測単位はインチまたはミリメートルです。許可ユーザーは、1 から 999.99 までの値を指定できます。プロパティー値の測定単位を選択するには、プロパティー名の右側にあるトグルコントロールを使用します。RICOH ProcessDirectorは、ブラウザーのロケール設定を使用して測定単位を初期設定します。
デフォルト
8.5 インチまたは 215.900 ミリメートル。どちらが使用されるかはブラウザーのロケール設定によります。ワークフロータブでは、インチが使用されています。
データベース名
Job.PageWidth

1.147 現行フェーズ

現在ジョブを処理しているワークフローフェーズの名前を表示します。

値:

  • 受信
  • 準備
  • 印刷
  • 完了

RICOH ProcessDirector は、ジョブがあるフェーズから別のフェーズに移動するたびに、この値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。

データベース名
Job.Phase

使用上の注意:

  • デフォルトのフェーズ名を変更した場合は、ユーザーが選択した名前がリストに表示されます。
  • RICOH ProcessDirector は、ジョブの処理ポイントおよび状況をさらに定義するためにも、これらのプロパティーを使用します。
    • 現行ジョブの状態
    • 現行ステップ
    • 現行フェーズでの進行状況
    • フェーズに入るときに停止
    • 待ち状況の理由

1.148 現行フェーズでの進行状況

現行フェーズプロパティーが識別するフェーズ内のジョブの進行状況を表示します。RICOH ProcessDirectorは、フェーズ内のジョブの進行状況が変更されるたびに、このプロパティーの値が更新されます。このプロパティーの値は変更できません。

値:

前処理中
RICOH ProcessDirectorは、そのジョブの前処理作業を行っています。
活動中
RICOH ProcessDirectorは、アクティブにジョブを処理しています。
手動
ジョブがオペレーター側のアクションを要求しています。エラー状態のため、アクションは必要ありません。たとえば、オペレーターがジョブに停止アクションを行った可能性があり、処理を再開するために 続行アクションが必要です。別の例として挙げられるのは、ジョブのワークフローに手動ステップが含まれていて、オペレーターが手動ステップを開始または完了するのをジョブが待っている場合です。
エラー
RICOH ProcessDirectorは、オペレータの介入を必要とするジョブでのエラーを検出しました。たとえば、プリンターが詰まったまたは別のジョブ処理ステップでエラーが発生しました。
データベース名
Job.PhaseProgress

1.149 承認者

プレビュー印刷を承認したユーザーのIDを示します。
データベース名
Job.Preview.AcceptedBy

使用上の注意:

  • プレビュー印刷の自動受け入れプロパティーが はいに設定されている場合、この値は システムに設定されます。
  • 承認者は、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.150 プレビュー印刷を自動的に承認する

RICOH ProcessDirectorがプレビュー印刷を自動的に承認して、ジョブをワークフローの次のステップに移動するかどうかを指定します。

値:

はい
ユーザーがアクションを実行するのを待たずに、プレビュー印刷を受け入れます。印刷ジョブは次のステップに移動し、処理を続行します。
いいえ (デフォルト)
ユーザーがプレビュー印刷を受け入れるか、拒否するまで待機します。

データベース名
Job.Preview.AutoAccept

使用上の注意:

  • ユーザーがワークフローのこの時点でプレビュー印刷を確認して受け入れる必要がない場合は、この値をはいに設定します。たとえば、ワークフローに複数の PreviewPrint ステップが組み込まれている場合、すべての PreviewPrint ステップからの出力を比較するときは、最後の印刷プレビューを除くすべての印刷プレビューを自動的に受け入れることができます。
  • プレビュー印刷を自動的に承認するは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.151 プレビュー印刷のページ範囲

PreviewPrintステップでサンプルとして印刷されるジョブのページを記述する数値文字列を表示します。

特定のページを指定することも、ページ範囲を指定することもできます。特定のページを指定する場合はカンマで区切り、ページ範囲を指定する場合は最初と最後のページをダッシュ (-) で区切ります。例:1,170,300-350,418

文字nは、ジョブの最後のページを表すのに使用できます。値 400-n で、RICOH ProcessDirector はジョブのページ 400 から最終ページまでを印刷します。値として n だけを指定すると、RICOH ProcessDirector はジョブの最終ページのみを印刷します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Preview.PageRange

使用上の注意:ジョブが PreviewPrintステップに入った後にこの値を変更した場合は、再度 PreviewPrintステップでジョブを再処理する必要があります。

1.152 プレビュー印刷用に要求されたプリンター

このステップでプレビュー印刷ジョブが送信されるプリンターの名前を指定します。プレビュー印刷ジョブは、常にこのプリンターに送信されます。

値が設定なしの場合、RICOH ProcessDirectorは、許可ユーザーがプリンターをリストから選択するまでジョブをプリンターに割り当てません。 ジョブのスケジュールアクションは、この値を設定するために使用しません。

このフィールドの横に色付きの星印がある場合は、お気に入りのプリンターのみがリストされています。リスト内のすべてのプリンターを表示するには、その色付きの星印をクリックします。

データベース名
Job.Preview.RequestedPrinter

使用上の注意:

  • 特定のプリンターが要求された場合、そのプリンターのプロパティーにより、メディアプロパティー用に選択可能な作動可能値およびサポート値と、 出力ビンプロパティー用に選択可能な使用可能値および要求値が判別されます。
  • プリンターの変換RIPプロパティーを 要求されたプリンターと同じに設定した場合は、 ハーフトーンの変換プロパティーで指定されたハーフトーンが、要求されたプリンターでサポートされていることを確認してください。プリンターとハーフトーンは任意の組み合わせで指定できますが、プリンターでハーフトーンがサポートされていない場合は、変換処理時にエラーとなります。

1.153 以前のプリンター

以前に RICOH ProcessDirectorによってジョブに割り当てられたプリンターまたは以前にジョブを印刷したプリンターを表示します。RICOH ProcessDirectorはこのプロパティーの値を維持します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Job.PreviousPrinter

1.154 プリンターへの割り当て

プリンターがジョブを受信した日時を表示します。ジョブを再印刷したり、ジョブを再処理したりすると、RICOH ProcessDirectorは、プリンター割り当て時間を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Job.Print.AssignPrintTime

1.155 スタック済み累積ページ

印刷が完了し、AFP プリンターおよび Ricoh PDF プリンターの出力スタッカーに達した論理ページの総数を表示します。この値には、最初にジョブが印刷された時点からのページ数、さらにジョブの再印刷によって部分的または完全に印刷されたページ数も含まれます。

パススループリンターは、プリンターコマンドが実行され、有効な戻りコードが報告されるたびに、合計ページプロパティーで設定されたシート数がスタックされたと想定することで、ページ数を累積します。PCLOut プリンターは、PCL に変換されている、累積されたページの数を示します。

データベース名
Job.Print.CumulativePagesStacked

使用上の注意:スタック済み累積ページの値には、ジョブで印刷される可能性があるヘッダーページ、セパレーターページ、トレーラーページ、およびメッセージページが含まれています。

1.156 スタック済み累積シート

印刷が完了し、AFP プリンターまたは Ricoh PDF プリンターの出力スタッカーに達した物理ジョブシートの総数を表示します。この値には、最初にジョブが印刷された時点からのシート数、さらにジョブの再印刷によって部分的または完全に印刷されたシート数も含まれます。

パススループリンターは、プリンターコマンドが実行され、有効な戻りコードが報告されるたびに、合計シートプロパティーで設定されたシート数がスタックされたと想定することで、シート数を累積します。PCLOut プリンターは、PCL に変換されている、累積されたシートの数を示します。

データベース名
Job.Print.CumulativeSheetsStacked

使用上の注意:AFPプリンターに送信されたジョブの場合、スタック済み累積ページの値には、ジョブで印刷される可能性があるヘッダーページ、セパレーターページ、トレーラーページ、およびメッセージページが含まれます。

1.157 現在のページ

割り当てられたプリンターで現在印刷されているページのページ番号を表示します。
データベース名
Job.Print.CurrentPag

1.158 現在の合計ページ

ジョブの合計ページ数を表示します。この値は、ジョブ全体を印刷する場合は、合計ページ数プロパティーと同じ値になり得、また、個別のページまたは個別のページ範囲を再印刷する要求がある場合は、そのジョブのサブセットになり得ます。
データベース名
Job.Print.CurrentTotalPages

1.159 現在の合計シート

ジョブの物理シートの総数を表示します。この値は、ジョブ全体を印刷する場合は、合計シート数プロパティーと同じ値になり得、個別のページまたは個別のページ範囲を再印刷する要求がある場合は、そのジョブのサブセットになり得ます。
データベース名
Job.Print.CurrentTotalSheets

1.160 印刷完了時刻

プリンターがジョブの印刷を正常に完了した日時を示します。ジョブを再印刷したり再処理したりすると、RICOH ProcessDirectorが更新されます。何らかの理由で最終ページが印刷される前にジョブが停止した場合、この値はブランクのままです。

このプロパティーの値は変更できません。

データベース名
Job.Print.EndPrintTime

1.161 用紙の長さ(mm)

用紙の長さをミリメートルで指定します。
データベース名
Job.Print.Formlength

1.162 ヘッダーページ構成ファイル

RICOH ProcessDirectorがジョブのヘッダーページの内容と形式を作成するために使用する、構成ファイルのパスと名前を指定します。RICOH ProcessDirectorに用意されているヘッダーページの構成ファイルのいずれかを指定できますが、カスタマイズした構成ファイルを指定することもできます。

パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。RICOH ProcessDirectorはこれらの構成ファイルを次のディレクトリーに提供します。

  • Linux の場合: /aiw/aiw1/control_files/banner_pages
  • Windows の場合: C:\aiw\aiw1\control_files\banner_pages

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
データベース名
Job.Print.HeaderConfig

使用上の注意:

  • ジョブのヘッダーコピープロパティーが 1 以上の値になっている場合、RICOH ProcessDirector は、 ヘッダーページ構成ファイルプロパティーに値があり、構成ファイルが存在することを検査します。構成ファイルを見つけられなかった場合、RICOH ProcessDirector はジョブをエラー状態にします。
  • AFP バナーページの場合、この値では .cfg ファイルを指定します。
  • PDF バナーページの場合、この値では .jrxml ファイルを指定します。
  • AFP バナーページで、バナーページタイププリンタープロパティーに値がある場合、RICOH ProcessDirector は対応する構成ファイルを探します。対応する構成ファイルが見つかっても、それがジョブに指定されている構成ファイルと異なっている場合、RICOH ProcessDirectorバナーページタイププリンタープロパティーに指定されている構成ファイルを使用します。たとえば、 ヘッダーページ構成ファイルジョブプロパティーの値が header.cfg で、プリンタープロパティーの値が 狭いになっている場合、RICOH ProcessDirector は、ジョブによって指定されているディレクトリーで名前 header.narrow.cfg の構成ファイルを探します。ファイルが存在していれば、RICOH ProcessDirector はそのファイルを header.cfg ファイルの代わりに使用します。
  • Linux 1 次コンピューターの場合: PDFバナーページをアプリケーションサーバーのRicoh PDFまたはカスタムPDFプリンターで印刷する場合、この値は1次コンピューターの/aiwディレクトリーに接続するためにアプリケーションサーバーが使用するドライブ名を指定する必要があります。例えば、アプリケーションサーバーは Z: を使用して接続します。1 次コンピューターのヘッダーページ構成ファイルへのファイルパスは、/aiw/aiw1/control_files/banner_pages/header.jrxml です。この値は、Z:\aiw1\control_files\banner_pages\header.jrxml を指定する必要があります。

1.163 ヘッダーコピー

RICOH ProcessDirectorがジョブ自体の印刷を開始する前に印刷する必要がある、ジョブヘッダーページのコピー数が入っています。

形式:

データタイプ
0~9999の整数。0は、ジョブのヘッダーページが印刷されないことを意味します。
デフォルト
1
データベース名
Job.Print.HeaderCopies

使用上の注意:

  • PDFバナーページを使用する場合は、プリンターデバイスがPDFデータストリームをサポートしている必要があります。
  • Ricoh PDFまたはパススループリンターに送信されたジョブのPDFヘッダーページを印刷するには、この値を1以上に設定し、 ヘッダーページを使用可能にするプリンタープロパティーを はいに設定する必要があります。
  • ダウンロードファイルタイププロパティーが ジョブヘッダーファイルデータセットヘッダーファイル、または ジョブトレーラーファイルの場合、RICOH ProcessDirectorは、このジョブも含め、グループ内のすべてのジョブに対して、 ヘッダーコピープロパティーを 0に設定します。

1.164 ヘッダーメディア

ヘッダーページに使用するメディアを指定します。RICOH ProcessDirectorはこのプロパティを使用して、プリンターへのPDFジョブをスケジュールします。

値:

デフォルト
設定なし

ジョブプロパティーのノートブックで、プロパティー名の右のトグル制御を使用してリストを構成するメディアオブジェクトを変更できます。トグルのオプションは次の通りです。

作動可能
リストには、プリンターが準備完了およびセット済みと報告したメディアのみが表示されます。
サポート
リストには、プリンターでサポートされるメディアが表示されます。プリンターでサポートされ、かつ作動可能なメディアがリストの上部に表示されます。
すべて
リストには、定義済みのメディアオブジェクトがすべて含まれます。作動可能なメディアが最初にリストされ、次にサポートされるメディアが続き、その後に残りのメディアが続きます。

データベース名
Job.Print.HeaderMedia

使用上の注意:

  • ヘッダートレーラーのメディア値を使って、ジョブとプリンターを正確にマッチングさせることで、印刷効率を最大限に高めることができます。
  • このプロパティーは、リコー PDF、Kodak、および Xerox プリンターでのみ使用できます。これらのプリンターに対してのみ、ヘッダートレーラーのメディア値を設定し、 一致する装置なしステータスを回避します。
  • 値を指定しない場合、プリンターはバナーページ入力トレイにセットされたメディアを使用します。バナーページ給紙トレイ値が設定されていない場合、 RICOH ProcessDirectorはトレイ情報がないデフォルトの JDF ジョブチケットを作成します。プリンターは、デフォルトのトレイを使用します。
  • プリンターがバナーページのトレイを指定し、 ジョブヘッダーまたは トレーラーのメディアを指定した場合、ジョブはスケジューリングの競合とみなされ、印刷は行われません。

1.165 未完了の再印刷ページ

RICOH TotalFlow プリントサーバーを搭載したAFPプリンターでの紙詰まりの後に再印刷されたページの数を指定します。これらのページは、プリンターから排出されなかったか、プリンターに設定された詰まり復旧点に到達していなかったため、またコントロールユニットで未完了ページを再印刷プロパティーが はいに設定されていたため、再印刷されました。
データベース名
Job.Print.ReprintedUnfinished

1.166 スプール ID

RICOH ProcessDirectorがジョブをプリンタードライバーコンポーネントに送信する前に生成する、ジョブのスプールIDを指定します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Job.Print.SpoolID

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirectorのプリンタードライバーコンポーネントは、ジョブに対して印刷するエラーページにスプールIDを印刷します。
  • RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値をジョブのヘッダーシートの SpoolID:フィールドに印刷します。
  • このプロパティーは、パススループリンターに送信されたジョブには設定されません。

1.167 トレーラーページ構成ファイル

RICOH ProcessDirector がジョブのトレーラーページの内容とフォーマットを作成するために使用する、構成ファイルのパスと名前を指定します。RICOH ProcessDirectorに用意されているトレーラーページの構成ファイルのいずれかを指定できますが、カスタマイズした構成ファイルを指定することもできます。

パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。RICOH ProcessDirectorはこれらの構成ファイルを次のディレクトリーに提供します。

  • Linux の場合: /aiw/aiw1/control_files/banner_pages
  • Windows の場合: C:\aiw\aiw1\control_files\banner_pages

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
データベース名
Job.Print.TrailerConfig

使用上の注意:

  • ジョブのトレーラーコピープロパティーが 1 以上の値になっている場合、RICOH ProcessDirector は、 トレーラーページ構成ファイルプロパティーに値があり、構成ファイルが存在することを検査します。構成ファイルを見つけられなかった場合、RICOH ProcessDirector はジョブをエラー状態にします。
  • AFP バナーページの場合、この値では .cfg ファイルを指定します。
  • PDF バナーページの場合、この値では .jrxml ファイルを指定します。
  • AFP バナーページで、バナーページタイププリンタープロパティーに値がある場合、RICOH ProcessDirector は対応する構成ファイルを探します。対応する構成ファイルが見つかっても、それがジョブに指定されている構成ファイルと異なっている場合、RICOH ProcessDirectorバナーページタイププリンタープロパティーに指定されている構成ファイルを使用します。たとえば、 トレーラーページ構成ファイルジョブプロパティーの値が trailer.cfg で、プリンタープロパティーの値が 狭いになっている場合、RICOH ProcessDirector は、ジョブによって指定されているディレクトリーで名前 trailer.narrow.cfg の構成ファイルを探します。ファイルが存在していれば、RICOH ProcessDirector はそのファイルを trailer.cfg ファイルの代わりに使用します。
  • Linux 1 次コンピューターの場合: PDFバナーページをアプリケーションサーバーのRicoh PDFまたはカスタムPDFプリンターで印刷する場合、この値は1次コンピューターの/aiwディレクトリーに接続するためにアプリケーションサーバーが使用するドライブ名を指定する必要があります。例えば、アプリケーションサーバーは Z: を使用して接続します。1 次コンピューターのトレーラーページ構成ファイルへのファイルパスは、/aiw/aiw1/control_files/banner_pages/header.jrxml です。この値は、Z:\aiw1\control_files\banner_pages\trailer.jrxml を指定する必要があります。

1.168 トレーラーコピー

RICOH ProcessDirectorがジョブを印刷した後で印刷する必要がある、ジョブトレーラーページのコピー数が入っています。

形式:

データタイプ
0~9999の整数。0は、ジョブのトレーラーページが印刷されないことを意味します。
デフォルト
1
データベース名
Job.Print.TrailerCopies

使用上の注意:

  • PDFバナーページを使用する場合は、プリンターデバイスがPDFデータストリームをサポートしている必要があります。
  • Ricoh PDFまたはパススループリンターに送信されたジョブのPDFトレーラーページを印刷するには、この値を1以上に設定し、 トレーラーページを使用可能にするプリンタープロパティーを はいに設定する必要があります。
  • ダウンロードファイルタイププロパティーが ジョブヘッダーファイルデータセットヘッダーファイル、または ジョブトレーラーファイルの場合、RICOH ProcessDirectorは、このジョブも含め、グループ内のすべてのジョブに対して、 トレーラーコピープロパティーを 0に設定します。

1.169 トレーラーメディア

トレーラーページに使用するメディアを指定します。RICOH ProcessDirectorはこのプロパティを使用して、プリンターへのPDFジョブをスケジュールします。

値:

デフォルト
設定なし

ジョブプロパティーのノートブックで、プロパティー名の右のトグル制御を使用してリストを構成するメディアオブジェクトを変更できます。トグルのオプションは次の通りです。

作動可能
リストには、プリンターが準備完了およびセット済みと報告したメディアのみが表示されます。
サポート
リストには、プリンターでサポートされるメディアが表示されます。プリンターでサポートされ、かつ作動可能なメディアがリストの上部に表示されます。
すべて
リストには、定義済みのメディアオブジェクトがすべて含まれます。作動可能なメディアが最初にリストされ、次にサポートされるメディアが続き、その後に残りのメディアが続きます。

データベース名
Job.Print.TrailerMedia

使用上の注意:

  • ヘッダートレーラーのメディア値を使って、ジョブとプリンターを正確にマッチングさせることで、印刷効率を最大限に高めることができます。
  • このプロパティーは、リコー PDF、Kodak、および Xerox プリンターでのみ使用できます。これらのプリンターに対してのみ、ヘッダートレーラーのメディア値を設定し、 一致する装置なしステータスを回避します。
  • 値を指定しない場合、プリンターはバナーページ入力トレイにセットされたメディアを使用します。バナーページ給紙トレイ値が設定されていない場合、 RICOH ProcessDirectorはトレイ情報がないデフォルトの JDF ジョブチケットを作成します。プリンターは、デフォルトのトレイを使用します。
  • プリンターがバナーページのトレイを指定し、 ジョブヘッダーまたは トレーラーのメディアを指定した場合、ジョブはスケジューリングの競合とみなされ、印刷は行われません。

1.170 ジョブ優先順位

ジョブの印刷の優先順位を指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

形式:

データタイプ
1~999の整数。1は、最も優先順位の高いジョブを、 999は、最も優先順位の低いジョブを指定します。
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Priority

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirectorは、ジョブの ジョブ優先順位プロパティーに値がないジョブを最も優先順位の低いジョブとして扱います。ジョブの優先順位の値を持つ他のジョブは、値が 999であっても、ジョブ優先順位の値を持たないジョブの前に各ステップを通して処理されます。
  • RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値をジョブのヘッダーシートの 優先順位:フィールドに表示します。
  • ジョブ優先順位を設定する前に、スケジュール作成時にプリンターが無効になっていることを確認してください。そうでない場合は、ジョブはユーザーが指定した順番で印刷されません。
  • JDFファイルを含むジョブは、1から100までのジョブ優先順位の値を使用する必要があります。100を超える値を入力すると、RICOH ProcessDirector は値を100に戻します。

1.171 プロセスグループ ID

ジョブが属している処理グループがある場合に、そのグループの番号を指定します。ジョブが RICOH ProcessDirector システムに入ると、プロセスグループはそれらを 1 つにまとめます。
データベース名
Job.ProcessGroupId

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector はすべての子ジョブの プロセスグループ IDプロパティーに値を割り当てます。
  • グループ内にないジョブにグループに追加アクションを選択すると、 プロセスグループ IDはジョブ番号と同じ値に設定されます。
  • 子ジョブの場合、RICOH ProcessDirectorは、親ジョブのジョブ番号をこのプロパティーの値として使用します。RICOH ProcessDirectorは、ホットフォルダー入力装置に対してリストファイルが指定する入力ファイルから子ジョブを作成できます。AFP サポート機能がインストールされている場合は、Download for z/OS を通じて送信される複数データセットのジョブから子ジョブを作成することもできます。
  • プロセスグループ配列プロパティーは、同じ プロセスグループ IDの値を持つジョブグループ内でのジョブの位置を示します。
  • ジョブに対してグループから除去を選択すると、 プロセスグループ IDはヌルにリセットされます。

1.172 プロセスグループ配列

ジョブグループ内にジョブがある場合、その位置を指定します。プロセスグループIDプロパティーは、グループを特定します。このプロパティーの値は変更できません。
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.ProcessGroupOrder

使用上の注意:

  • グループ内の親ジョブのプロセスグループ配列値は0です。
  • RICOH ProcessDirectorは、すべての子ジョブの プロセスグループ配列プロパティーに値を割り当てます。
  • グループ内にないジョブに対して、グループに追加アクションを選択した場合、 プロセスグループIDは、ジョブのジョブ番号に設定され、 プロセスグループ配列は0に設定されます。

1.173 プロモート

ジョブがプロモートされたかどうかを指定します。ジョブをプロモートすることによって、次の処理ステップに入るとき、そのジョブはシステムで最も優先順位の高いジョブになります。システム上の他のどのジョブよりも先に、残りのワークフローフェーズおよびステップを通過します。これは、他のジョブのジョブ優先順位プロパティーの値に関係なく行われます。直接、 プロモートプロパティーの値を変更することはできません。ジョブをプロモートするには、 プロモートアクションを使用します。

値:

はい
ジョブはプロモートされました。
いいえ
ジョブはプロモートされませんでした。
デフォルト
設定なし

データベース名
Job.Promote

使用上の注意:

  • システム上の複数のジョブをプロモートすると、最後にプロモートされたジョブが他のどのジョブよりも先に処理されます。プロモーション時刻プロパティーに、ジョブがプロモートされたときのタイムスタンプが入っています。
  • RICOH ProcessDirectorは、次の順序でプロセスグループのメンバーではないシステム上のジョブを処理します。
    • ジョブのプロモーション時刻プロパティーによって判別される、最後にプロモートされたジョブ
    • ジョブ優先順位プロパティーによって判別される、最も優先順位の高いジョブ
    • 最後に実行依頼されたジョブ(実行依頼時刻プロパティーで決定)
  • RICOH ProcessDirector は、プロセスグループのメンバーであるジョブを次の順序で処理します。
    • 最後にプロモートされたジョブ
    • 最も優先順位の高いジョブ
    • プロセスグループ配列プロパティーによって判別される、プロセスグループ内のジョブの順序
  • プロモートプロパティーをワークフローで設定することはできません。

1.174 プロモーション時刻

ジョブがプロモートされた時刻を指定します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Job.PromoteTime

1.175 パンチ

ジョブのパンチ方法を指定します。RICOH ProcessDirectorは、この値を使用して、ジョブをパンチできるフィニッシャーのあるプリンターにスケジュール設定します。

値:

設定なし (デフォルト)
2、左
右2ヵ所
上2ヵ所
下2ヵ所
左3ヵ所
右3ヵ所
上3ヵ所
下3ヵ所
左4ヵ所
右4ヵ所
上4ヵ所
下4ヵ所
左、多穴
上、多穴
右、多穴
複数、下

データベース名
Job.Punch

使用上の注意:

  • ジョブが AFP であり、ジョブにインライン書式定義またはメディアマップが含まれる場合、パンチプロパティーに設定された値は無視されます。
  • ジョブが AFP であり、パンチジョブプロパティーまたは ステープルジョブプロパティーに値が指定された外部書式定義を使用する場合、RICOH ProcessDirector はプロパティー値を使用し、外部書式定義の値を無視します。ジョブが外部書式定義を使用していて、これらの値が指定されていない場合、RICOH ProcessDirector は外部書式定義の値を使用します。
  • すべてのパンチオプションをサポートしていないプリンターもあります。一部のプリンターでは、プリンターがパンチ可能かどうかを指定できますが、可能なパンチパターンを指定することはできません。
  • 一部のプリンターでは、例えば2、左複数、左など、オプションが異なっても同じ結果になるものがあります。
  • AFP プリンターでは、ジョブ実行依頼プログラムでオプションが区別されないため、プリンターで複数のオプションがサポートされていても、すべてのパンチオプションで結果が同じになる場合があります。

1.176 再印刷カウント

ジョブが印刷のために再処理された回数を表示します。

値:

設定なし
ジョブは一度だけ印刷されました。
1
ジョブが一度印刷されてから、その全部または一部が再処理されたか、再印刷されました。
データベース名
Job.ReprintCount

使用上の注意:

  • 一度に印刷できるのは、1つのジョブバージョンのみで、オリジナルの印刷ジョブまたは再版です。たとえば、2つの異なるページ範囲をセットで選択して、2台のプリンターで同時に印刷できません。
  • 再印刷カウントプロパティーに値が含まれている場合、 ジョブサイズ(シート数)プロパティーに反映されるジョブのサイズは、再印刷ジョブのサイズに合わせて調整されます。そのため、シート5000枚のジョブのうちシート100枚だけを再印刷するように要請した場合、 再印刷カウントプロパティーが増加すると、 ジョブサイズプロパティーは5000から100に変更されます。 合計シート数プロパティーは5000のままです。再印刷が正常に完了した場合、 スタック済み累積シートプロパティーは5100になり、印刷されたバナーページがあれば、それを加算した値となります。

1.177 要求されたプリンター

ジョブで要求されたプリンターの名前を指定します。スケジュールアクションで特定のプリンターを要求するか、ジョブのワークフローでアクションを指定できます。プリンター要求は、他の方法で行われる場合もあります。例えば、ジョブチケットを使用する方法や、またAFPサポート機能がインストールされている場合は、Download for z/OSまたはAFP Download Plusから送信されるジョブのJCLパラメーターを使用する方法などがあります。

要求されたプリンターとして、以下のいずれかの値が考えられます。

任意のプリンター
ジョブは、スケジューリングプロパティーの値が一致する最初の使用可能なプリンターに割り当てられます。
設定なし
ジョブはプリンターに割り当てられません。この値は、RICOH ProcessDirector がプリンターにジョブを割り当てる前に変更する必要があります。

このフィールドの横またはプリンター名の横に色付きの星印がある場合は、お気に入りのプリンターのみがリストされています。リスト内のすべてのプリンターを表示するには、その色付きの星印をクリックします。

要求されたプリンターは、ジョブを印刷する実際のプリンターではない場合があります。例えば、要求されたプリンターで問題が発生したため、オペレーターがジョブを別のプリンターに移動したことが考えられます。実際にジョブを印刷するプリンターを識別するのは、割り当てられたプリンタープロパティーです。

データベース名
Job.RequestedPrinter

使用上の注意:

  • 特定のプリンターが要求された場合、そのプリンタのプロパティーによって、メディアおよび 出力ビンプロパティーで選択可能ないくつかの値が判別されます。
  • AFPサポート機能がインストールされており、プリンターの変換RIPプロパティーを 要求されたプリンターと同じに設定した場合は、 ハーフトーンの変換プロパティーで指定されたハーフトーンが、要求されたプリンターでサポートされていることを確認してください。プリンターとハーフトーンは任意の組み合わせで指定できますが、プリンターでハーフトーンがサポートされていない場合は、変換処理時にエラーとなります。

1.178 変換解像度 (dpi)

RICOH Transform 機能の場合、データ変換プログラムが生成するイメージ出力のフルページの解像度を指定します。ジョブを印刷するプリンターのモデルに応じて適切な値を指定します。

Advanced Transform 機能の AFP 出力用に、生成されるラスターフォントの解像度を指定します。イメージの解像度は、IOCA 変換解像度プロパティーで設定します。

形式:

長さ
100 ~ 999 までの数値

例:

240
解像度は 240 dpi (ドット/インチ) です。この解像度は、IBM 3900 などのプリンターに使用します。
300
解像度は 300 dpi (ドット/インチ) です。この解像度は、一部のモデルの InfoPrint 4000 などのプリンターに使用します。これが、Advanced Transform 機能のデフォルト値です。
600
解像度は 600 dpi (ドット/インチ) です。この解像度は、InfoPrint 4100 などのプリンターに使用します。これはRICOH Transform 機能のデフォルト値です。
データベース名
Job.Resolution

1.179 再始動ステップ

ジョブの処理を再開するときに選択できるフェーズおよび関連ステップを表示します。
データベース名
Job.RestartSteps

1.180 保存期間

RICOH ProcessDirectorが完了フェーズの RetainCompletedJobsステップに到達した後でジョブを保持する時間の長さを指定します。この値の時間単位は分、時間、または日にできます。

0分から 99999時間までの値を指定できます。値の時間単位を選択するには、プロパティー名の右にあるトグルコントロールを使用します。またRICOH ProcessDirectorは、保存期間値を使用して、ジョブの 保存期限切れ時間プロパティーを計算して設定します。保持期間のデフォルト値は 3日です。

データベース名
Job.RetainDuration

1.181 保存開始時刻

ジョブの保存期間がいつ始まったかを指定します。
データベース名
Job.RetainStartTime

1.182 ジョブ値ファイル

プロパティー値を設定するために使用する構成ファイルのフルパスとファイル名を指定します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

構成ファイルはテキストファイルであり、ワークフローで複数回使用できるプロパティーや使用されるたびに値が異なるプロパティーなど、任意のジョブプロパティーのためにプロパティーと値のペアを含みます。このファイルの値をジョブに割り当てるステップを呼び出す規則を定義することで、同じジョブプロパティーや別のジョブプロパティーに異なる値を設定してワークフローの次のステップに渡されるようにできます。

データベース名
Job.SetJobOverrides

使用上の注意:

  • このステップで、構成ファイルとプロパティー値のリストの両方を使用して、ジョブで使用する値を変更できます。あるプロパティーが構成ファイルとリストの両方に含まれている場合は、リストの値が使用されます。
  • ファイルで、プロパティーに RICOH ProcessDirector データベース名を使用します。各プロパティーと値は、データベース.プロパティー.名前=の形式でそれぞれ別の行にリストします。等号 (=) の前後には空白を入れません。例:

    Job.RequestedPrinter=RicohProVC60000Job.Duplex=Yes

  • 定位置ジョブプロパティーの値を設定するには、プロパティー名に続けて、フェーズとステップ名を大括弧で囲んで指定します。

    この例では、ワークフローの準備フェーズで RunExternalProgram ステップの 外部コマンドジョブプロパティーの値として、Linux コピーコマンドを指定しています。

    Job.External.Command[Prepare][RunExternalProgram]=cp ${getControlFileName()} /aiw/aiw1/samples/${Job.ID}.info.csv

  • ジョブ値ファイルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.183 プリセット名

プリンターがジョブを印刷するときに使用されるプリセット名を指定します。

形式:

長さ
最大 200 文字 (バイト)
データベース名
Job.SetupName

使用上の注意:

  • プリセットはセットアップと呼ばれることもあります。
  • この値を使用して、そのプリセット名プロパティーが同じ値になっているプリンターにジョブをスケジュールします。
  • この値ではシンボル式を使用できます。

1.184 スタックシート

印刷が完了し、AFP プリンターまたは Ricoh PDF プリンターの出力スタッカーに達した物理シートの数を表示します。AFP または Ricoh PDF プリンターは、この情報を RICOH ProcessDirector に報告します。複数のページが 1 つのシートに印刷されることがあるため、ページ数とスタックされたシート数は 1 対 1 の関係にならない場合があります。

PCLOut プリンターでは、このプロパティーは、PCL に変換されているシートの数と同じ値に設定されます。パススループリンターでは、プリンターコマンドの有効な戻りコードが報告されると、このプロパティーが合計シートプロパティーと等しい値に設定されます。そうでない場合、このプロパティーに値は設定されません。このプロパティーの値は変更できません。

データベース名
Job.SheetsStacked

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector は、ジョブの残りの部分を廃棄することを指定する AFP または Ricoh PDF ジョブの 停止要求を受け取ると、このプロパティーの値の更新を停止します。
  • 再処理要求または 再印刷要求がジョブに対して行われ、ジョブが AFP または Ricoh PDF プリンターで印刷されると、RICOH ProcessDirector はこのプロパティーの値を再計算します。パススループリンターに割り当てられたジョブの場合、このプロパティーは、再処理要求または再印刷要求が行われると 0 にリセットされ、ジョブがパススループリンターに再割り当てされると 合計シートプロパティーの値にリセットされます。
  • スタックシートの値には、ジョブで印刷される可能性があるヘッダーページ、セパレーターページ、トレーラーページ、およびメッセージページの印刷に使用されるシートが含まれています。
  • このプロパティーの値に更新があるかどうかを調べるには、ジョブのプロパティーノートブックの[状況]タブを表示し、ページを最新表示してください。

1.185 スナップショットのファイルタイプ

このステップがスプールディレクトリーで検索し、後で使用するためにコピーするスプールファイルのUsagetypeおよびdatatypeを指定します。スナップショットファイルの記述子の値をUsagetypeとして使用して、スプールファイルをコピーし、その名前を変更します。

例えば、RICOH ProcessDirectorは、ジョブファイルを受け取ると、ファイル名をJobID.print.unknownに変更します。そのファイル名では、 usagetypeprintdatatypeunknownになります。

形式:

usagetype.datatype
例:print.pdf, print.afp, print_range.afp
デフォルト
print.pdf
データベース名
Job.SnapshotJobFile.FileToBeCopied

使用上の注意:

  • このプロパティーの最も一般的なusagetypeは、print です。
  • このプロパティーに対するdatatypesの例は以下のとおりです。afp, pdf、および ps
  • usagetypeの値およびdatatypeの値、およびRICOH ProcessDirectorメソッド内でのその使用方法については、インフォメーションセンターを参照してください。
  • これらの値には大/小文字の区別があります。

1.186 スナップショットファイルの記述子

このステップが、ジョブファイルのスナップショットを保存するときに、ファイルのジョブ ID とデータタイプの間に挿入するテキストです。このテキストは、スプールファイル名の現在のusagetypeを置き換えます。

ワークフローの後半で発生するステップにコマンドを含める場合で、かつそのコマンドにスナップショットファイルが必要な場合は、この値をコマンドに含めるメソッドのusagetypeとして使用します。

たとえば、この値がoriginalに設定されている場合${getAbsoluteFileName(original,afp,read)}メソッドは、jobID.original.afpに解決されます。

形式:

デフォルト
original
データベース名
Job.SnapshotJobFile.NewFileDescriptor

使用上の注意:

  • この値には大/小文字の区別があります。
  • 使用タイプの値とRICOH ProcessDirectorメソッド内でのその使用方法については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.187 ソース入力装置

ジョブが発信された、システムのジョブの入力装置名を表示します。
データベース名
Job.SourceInputDeviceName

使用上の注意: ジョブがワークフローに直接実行依頼され、入力装置を経由しなかった場合、この値は空白になります。

1.188 ソースシステムの入力装置タイプ

ジョブが発信された、システムの入力装置の種類を表示します。
データベース名
Job.SourceInputDeviceType

1.189 ルートファイルパス

このジョブのすべてのファイルのディレクトリー位置を指定します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Job.SpoolFileStem

使用上の注意:RICOH ProcessDirectorが提供する高度な作業に関する参照情報では、このディレクトリーをジョブのスプールディレクトリーとして言及する場合があります。専門的な作業の例としては、制御ファイルの使用、シンボル式の使用、メソッド呼び出しの使用があります。

1.190 ステープル

ジョブのステープル方法を指定します。 RICOH ProcessDirectorは、この値を使用して、ジョブをステープルできるフィニッシャーのあるプリンターにスケジュール設定します。

値:

設定なし (デフォルト)
2、左
右2ヵ所
上2ヵ所
下2ヵ所
中央2ヵ所
左上
左上対角
左上水平
左上垂直
右上
右上対角
右上水平
右上垂直
左下
右下

データベース名
Job.Staple

使用上の注意:

  • ジョブが AFP であり、ジョブにインライン書式定義またはメディアマップが含まれる場合、ステープルプロパティーに設定された値は無視されます。
  • ジョブが AFP であり、パンチジョブプロパティーまたは ステープルジョブプロパティーに値が指定された外部書式定義を使用する場合、RICOH ProcessDirector はプロパティー値を使用し、外部書式定義の値を無視します。ジョブが外部書式定義を使用していて、これらの値が指定されていない場合、RICOH ProcessDirector は外部書式定義の値を使用します。
  • すべてのステープルオプションをサポートしていないプリンターもあります。一部のプリンターでは、プリンターがステープル可能かどうかを指定できますが、可能なステープルパターンを指定することはできません。
  • 一部のプリンターでは、例えば左上左上対角など、オプションが異なっても同じ結果になるものがあります。
  • AFP プリンターでは、ジョブ実行依頼プログラムでオプションが区別されないため、プリンターで両方のオプションがサポートされていても、異なるオプションで結果が同じになる場合があります。
  • [スケジューリング]タブと[ページ例外]タブの両方にこのプロパティーが含まれます。[ページ例外]タブではその値を変更できません。

1.191 ステープルが必要

このジョブまたはそのページ例外をステープルする必要があるかどうかを表示します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名:
Job.StapleRequired

1.192 現行ジョブの状態

ジョブの現在の処理状態を表示します。このプロパティーの値は変更できません。

ジョブテーブルでは、追加情報を提供するために、現行ジョブの状態の値が、 待ち状況の理由の値に置き換えられることがあります。通知を作成する際に、 現行ジョブの状態の値に 待ち状況の理由の値を使用することはできませんが、基になる 現行ジョブの状態の値を使用する必要があります。

値:

割り当て済み
RICOH ProcessDirector は、ジョブを特定のプリンターに割り当てています。ジョブの 割り当てられたプリンタープロパティーには、プリンターの名前が入っています。
完了
ステップがジョブの処理を完了しました。ジョブがそのワークフローのどこにあるかによって、そのジョブを RICOH ProcessDirector がすぐに別のステップのキューに入れる場合があります。
作成中
ジョブを作成しています。
削除中
ジョブを削除しています。
重複の検出
ReadBarcodeDataステップで1つ以上のバーコードが複数回スキャンされました。重複は、ワークフローの後半の Reconcileステップで解決する必要があります。
エラー
ステップがジョブを処理したときにエラーが発生しました。処理を再開するためには、ジョブに対してアクションを実行する必要があります。
プリンターのエラー
印刷中にエラーが発生しました。
手動、待ち
ジョブのワークフローには、RICOH ProcessDirectorの外部でのアクションを誰かが行う手動ステップが含まれています。例えば、ジョブ処理において、ある時点で印刷品質が検査されます。ジョブは、担当者がジョブテーブル内のジョブを右クリックし、 手動開始を選択するまで待っています。
手動、作動
ジョブのワークフローには、RICOH ProcessDirectorの外部でのアクションを誰かが行う手動ステップが含まれています。例えば、ジョブ処理において、ある時点で印刷品質が検査されます。ジョブは、担当者がジョブテーブル内のジョブを右クリックし、 手動完了を選択するまで待っています。
一致するコネクターなし
プロパティーがどのコネクターに設定された規則とも一致しないため、ジョブは「一致するコネクターなし」状態で待っています。条件付きのワークフローを検討して、問題の原因を判別してください。
印刷する
割り当てられたプリンターがジョブを印刷しています。
処理中
あるステップがジョブをアクティブに処理しています。
キュー
ジョブはステップによる処理を待っています。
バーコードの読み取り
ジョブは、1つ以上のバーコードリーダーがジョブ内ですべての文書の検出を終了するまで待機します。バーコードステップ完了アクションを使用すると、検出された文書のパーセントが表示されます。ワークフローの構成方法によっては、ワークフローの次のステップに進むために、バーコードステップを手動で完了する必要があります。
リリース
すでに停止状態にあったジョブをリリースしました。
保存
ジョブは保存期間の終了を待っています。その時点で、RICOH ProcessDirector はジョブをシステムから削除します。
スプール
RICOH ProcessDirector は、ジョブを割り当てられたプリンターに送信しています。
プリンターにスプール済み
RICOH ProcessDirectorは、割り当てられたRicoh PDFプリンターまたはRicoh TotalFlowプリンターにジョブを送信しましたが、そのジョブの印刷を保留して後で印刷する場合があります。
ステータスがプリンターで変更された
Ricoh TotalFlowプリンターのみに適用されます。ユーザーは、プリンターコンソールでジョブを アクティブジョブ状態から 非アクティブジョブ状態に切り替えたか、プリンターからジョブを削除しました。ワークフローでジョブの処理を続けるには、 次のステップに進むアクションを使用します。プリンターに再びジョブを送信するには、 再印刷または ステップ再始動アクションを使用します。
停止
RICOH ProcessDirector はジョブを停止し、これ以上の処理は行われません。処理を再開するためには、ジョブに対して 続行アクションを実行する必要があります。
未割り当て
ジョブは、RICOH ProcessDirector によってプリンターに割り当てられるまで待機します。
待ち
ジョブは、関連するジョブまたは同じプロセスグループIDのジョブをステップが処理するまで待機しています。
受け入れ待ち
ジョブは、ユーザーがプレビュー印刷を受け入れるか、拒否するまで待機しています。
調整待ち
ジョブは、ジョブの文書に対して実行されるアクションを確認するために、ユーザーが調整アクションを実行するまで待機します。

データベース名
Job.State

1.193 現在の状態

ジョブの状態タイプを表示します。RICOH ProcessDirector に値が保持されます。

値:

キュー
ジョブは、特定のステップによる処理が開始されるまで待っています。
処理中
特定のステップがジョブを処理しています。
完了
特定のステップの処理が完了しました。RICOH ProcessDirector は次のステップのためにジョブをキューに格納します (存在する場合)。
エラー
特定のステップがエラーを報告しました。RICOH ProcessDirector が処理を続行するためには、許可ユーザーが修正アクションを実行する必要があります。
手動
許可ユーザーが、ジョブに対してアクションを実行しています。

管理者およびオペレーターは、このプロパティーの値を変更できません。

1.194 現行ステップ

現行フェーズ内でジョブを処理しているステップ名を表示します。

有効な値は、ジョブのワークフローのステップ名です。RICOH ProcessDirectorは、ジョブがあるステップから別のステップに移動するときに値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。

データベース名
Job.Step

1.195 フェーズに入るときに停止

ジョブが特定のフェーズの最初のステップに到達したとき、RICOH ProcessDirectorがそのジョブを停止するかどうかを指定します。

値:

設定なし (デフォルト)
RICOH ProcessDirector は、どのフェーズでもジョブを停止しません。
準備
RICOH ProcessDirector は、準備フェーズの最初のステップでジョブを停止します。
印刷
RICOH ProcessDirector は、印刷フェーズの最初のステップでジョブを停止します。
完了
RICOH ProcessDirector は、完了フェーズの最初のステップでジョブを停止します。

データベース名
Job.StopAtPhase

使用上の注意:

  • デフォルトのフェーズ名を変更した場合は、ユーザーが選択した名前がリストに表示されます。
  • RICOH ProcessDirector は、受信フェーズではジョブを停止しません。
  • RICOH ProcessDirectorは、指定したフェーズでジョブを停止した後、そのジョブを選択し、 続行アクションを使用することで、再度ジョブを開始できます。
  • RICOH ProcessDirector でジョブの処理が開始された後で、 フェーズに入るときに停止プロパティーを変更する必要がある場合は、 再処理アクションを使用してください。

1.196 実行依頼時刻

入力装置がジョブを作成した日時を指定します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Job.SubmitTime

使用上の注意:RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値をジョブのヘッダーシートの 実行依頼時刻フィールドに印刷します。

1.197 システム

ジョブのスプールディレクトリーを保持する1次サーバーの名前を表示します。
データベース名
Job.SystemName

1.198 テストジョブ

ジョブがテストジョブであるか、実動ジョブであるかを指定します。

値:

設定なし (デフォルト)
ジョブの種類が指定されていません。
はい
ジョブがテストジョブです。
いいえ
ジョブがテストジョブではありません。実動ジョブです。

データベース名
Job.TestJob

使用上の注意:RICOH ProcessDirectorは、テストジョブや実動ジョブに対して特別な処理を行わず、システム上に同時に存在することができます。

1.199 合計ページ

ジョブの論理ページの総数を表示します。論理ページの総数と物理シートの総数は、1 対 1 の関係にならない場合があります。これは、複数のページを 1 枚のシートに印刷できるためです。この値はCountPagesステップによって設定されるか、ジョブに付随する制御ファイルの設定から設定されます。このプロパティーの値は変更できません。

オペレーターはスタック済みページプロパティーを 合計ページプロパティーとともに使用し、AFP または Ricoh PDF プリンターでのジョブの印刷における進行状況をモニターできます。AFP プリンターには AFP サポート機能が必要です。

データベース名
Job.TotalPages

使用上の注意:

  • AFP サポート機能がインストールされている場合、この値はEnableRepositioningステップで設定できます。 EnableRepositioningステップは、AFP ジョブで印刷される可能性があるヘッダーページ、セパレーターページ、トレーラーページ、メッセージページ、または固定書式をカウントしません。固定書式はシート上にオーバーレイを印刷しますが、ページデータは印刷しません。
  • 両面と片面ページの混在を示すJDFジョブチケットが含まれたPDFジョブをCountPagesステップで処理した場合、片面シートの空白面は 合計ページ数プロパティーにカウントされません。 IdentifyPDFDocumentsステップおよび BuildPDFFromDocumentsステップでは、 面のページ例外プロパティーを使用して、空白ページをPDFに追加するか、 面ページ例外を片面シートのJDFに追加するかを決定します。 面ページの例外が使用されている場合、出力の空白ページは 合計ページ数には含まれません。
  • RICOH ProcessDirector は、AFP プリンターで、このプロパティーの値をジョブのヘッダーシートの Page Count:フィールドに印刷します。

1.200 合計シート

ジョブの物理シートの総数を表示します。複数のページが 1 つのシートに印刷されることがあるため、シートの総数とページの総数は 1 対 1 の関係にならない場合があります。この値は、ジョブの受信時に、CountPagesステップまたは制御ファイルの設定によって設定されます。このプロパティーの値は変更できません。

オペレーターはスタックシートプロパティーを 合計シートプロパティーとともに使用し、AFP プリンターまたは Ricoh PDF プリンターでのジョブ印刷の進行状況をモニターできます。AFP プリンターには AFP サポート機能が必要です。

データベース名
Job.TotalSheets

使用上の注意:

  • AFP サポート機能がインストールされている場合、この値はEnableRepositioningステップで設定できます。 EnableRepositioningステップは、AFP ジョブで印刷される可能性があるヘッダーページ、セパレーターページ、トレーラーページ、およびメッセージページに使用されるシートをカウントしません。固定書式に使用されるシートはカウントされます。固定書式はシート上にオーバーレイを印刷しますが、ページデータは印刷しません。 EnableRepositioningの代わりに[CountPages]ステップを使用した場合、RICOH ProcessDirector はジョブの書式定義を使用して、 CountPagesステップでシートの合計数を計算します。
  • ジョブの両面プロパティーの初期値を 設定なし以外の値に変更すると、RICOH ProcessDirector が計算する 合計シートプロパティーの値が、実際にプリンターでスタックされているジョブシートの総数に一致しない可能性があります。 スタックシートプロパティーは、実際にプリンターにスタックされたシートの数を記録します。たとえば、ジョブの初期両面値が いいえで、これが 反転または はいに変更された場合、RICOH ProcessDirector はミスマッチに関する警告メッセージを出します。 再処理アクションを使用して CountPagesステップまたは EnableRepositioningステップを再実行し、新しい両面印刷の値のシート数を訂正します。
  • RICOH ProcessDirector は、AFP プリンターで、このプロパティーの値をジョブのヘッダーシートの Sheet Countフィールドに印刷します。

1.201 待ち状況の理由

ジョブに対する RICOH ProcessDirector によるこれ以上の処理を妨げている条件を識別します。このプロパティーの値は変更できません。

値:

ステップテンプレート使用不可
ステップのステップテンプレートが使用不可であるため、ジョブはキューに入れられた状態で待っています。許可ユーザーは、ジョブの現行ステッププロパティーを確認する必要があります。その後、ステップが基づいているステップテンプレートが使用可能になっていることを確認してください。
サーバー使用不可
ステップを実行できるサーバーがすべて使用不可になっているか、切断されているため、ジョブはキューに入れられた状態で待っています。許可ユーザーは、ステップが基づいているステップテンプレートの調整プロパティーを確認する必要があります。そのステップを実行できるサーバーを調べ、該当するサーバーを始動し、使用可能にしてください。

ジョブのワークフローに、特定のオペレーティングシステムで稼働しているサーバーを必要とするステップが組み込まれている場合にも、このサーバー使用不可状況が発生する可能性があります。そのオペレーティングシステムで稼働しているアプリケーション/2 次サーバーが 1 次サーバーに接続されていない場合、RICOH ProcessDirector はジョブの処理を続行しません。ステップが基づいているステップテンプレートの調整プロパティーを調べてください。指定されているタイプのサーバーが存在し、接続されていることを確認するか、またはステップのオペレーティングシステムタイプを変更してください。

一致する装置なし
スケジューリングプロパティーの値がどのプリンターデバイスの対応値にも一致しないため、ジョブは未割り当て状態で待機しています。RICOH ProcessDirectorは、ジョブをスケジュール設定できません。許可ユーザーは、プリンターのスケジューリングプロパティーに一致するようにジョブのスケジューリングプロパティーを変更、またはジョブに一致するようにプリンターのスケジューリングプロパティーを変更できます。ジョブを選択し、 スケジュールアクションを使用してください。
一致するメディアがない
ジョブは次のステップに移動できません。これは、そのジョブの JDF ジョブチケットまたは指定変更ファイルのメディア名またはメディアプロパティーが、既存のメディアオブジェクトと一致していないためです。この値は、ジョブがエラー状態にある場合の 待ち状況の理由の値です。
装置使用不可
使用可能で接続されている、スケジューリングプロパティーを満たす装置がないため、ジョブは未割り当て状態で待機しています。RICOH ProcessDirectorは、ジョブをスケジュール設定できません。ジョブのスケジューリングプロパティーを満たすプリンターを調べ、適切なプリンターを使用可能にしてください。プリンターが接続されていない場合、プリンターのプロパティーを確認し、そのサーバーを調べてください。その後で、 startaiw コマンドを使用してサーバーを始動してください。
出力ビン使用不可
ジョブに要求した出力ビンがいっぱいまたはプリンターにインストールされていないため、ジョブがキュー状態で待機しています。

データベース名
Job.WaitReason

1.202 使用するワークフロー

1つまたは複数のジョブの処理を再開するために使用するワークフローを指定します。

値:

現在のワークフロー (デフォルト)
  • 同じワークフローを再度使用してジョブを処理する場合、ジョブはユーザーが指定したステップから処理を続行します。そのステップには、現在のワークフローに含まれるステップ、またはそのジョブをすでに処理した別のワークフローに含まれるステップを指定できます。入力データストリームを選択し、ジョブが特定のフェーズの最初のステップに到達したときに RICOH ProcessDirector がそのジョブを停止するかどうかを選択できます。

    ジョブを再処理して、変更したジョブプロパティーの値を取得する場合は、変更されたプロパティー値を処理する再始動ステップを選択します。例えば、ステップで使用する制御ファイルを変更した場合は、制御ファイルが指定されたステップに戻します。

  • 異なるワークフローで、複数のジョブの処理を再開する場合は、現在のワークフローの最初のステップから、それぞれのジョブの処理が続行されます。
別のワークフロー
リストから選択したワークフローの最初のステップから、ジョブの処理が続行されます。

探しているワークフローがリストにない場合は、そのワークフローが使用不可になっているか確認してください。別のワークフローを選択するか、そのワークフローを使用可能にして、もう一度やり直してください。

使用上の注意:

  • 同じワークフローを使用してジョブを処理する場合は、そのジョブをすでに処理した任意のワークフローのフェーズとステップを選択できます。リストは、ジョブを処理した最後のステップから始まります。
  • ジョブを処理していて、そのジョブを開始した後にワークフローのいずれかが編集されていた場合、現在のワークフローオプションは使用できません。ワークフローをリストから選択する必要があります。

1.203 代替 ID

ワークフローの代替 ID を指定します。

形式:

長さ
最大256文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
デフォルト値なし

データベース名
JobType.ChangeId

1.204 作成元

ワークフローを作成した RICOH ProcessDirector 機能の名前を指定します。このプロパティーの値は変更できません。許可ユーザーがワークフローを作成した場合、このプロパティーに値はありません。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
JobType.CreatedBy

使用上の注意:

  • ワークフローを追加した機能がアンインストールされると、RICOH ProcessDirector は、 ワークフローソース IDプロパティーと ワークフロー作成元プロパティーを使用してワークフローを管理します。システムでジョブによって使用されていない、または他のオブジェクトによって参照されていないワークフローは削除されます。参照されているワークフローは、適切に処理できるよう、アンインストールプロセスの間に出されるメッセージに示されます。
  • ワークフロー作成元プロパティーは、機能によって追加されたワークフローがコピーされたときに新規ワークフローに伝搬されません。

1.205 概要

ワークフローを説明します。たとえば、ワークフローがサポートするジョブの特徴を説明します。
データベース名
JobType.Description

1.206 使用可能状況

ワークフローがジョブを処理する準備ができているかどうかを指定します。

値:

はい
ワークフローは、ジョブ処理に使える状態です。
いいえ
ワークフローがジョブ処理で使用できる状態ではありません。

RICOH ProcessDirectorは、許可されたユーザーが管理インターフェースを使用してワークフローを有効または無効にするたびに値を更新します。

データベース名
JobType.Enabled

1.207 グループ名

ワークフローが属するグループの名前を指定します。

形式:

長さ
最大256文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
デフォルト値なし

データベース名
JobType.GroupName

1.208 ワークフロー名

ワークフローの名前を指定します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし

データベース名
JobType.ID

使用上の注意:RICOH ProcessDirectorがワークフローを作成後、そのワークフロー名を変更できません。ワークフローの名前を変更しなければならない場合は、ワークフローのコピーを作成し、新しい名前を指定してください。その後で、オリジナルのワークフローを削除してください。

1.209 最終変更日時

ワークフローが最後に変更された日時。 ワークフローが変更されるたびに RICOH ProcessDirector はこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
JobType.LastModified

1.210 ワークフローの位置

ワークフローに関連付けられる位置を指定します。

値:

位置のリストはシステムで使用可能です。

デフォルト
設定なし

データベース名
JobType.Location

使用上の注意:

  • ユーザーがジョブをもう一度処理しようとする場合、ユーザーが使用できるのは、位置値に一致する ワークフローの位置の値を含むワークフローのみになります。アーカイブ機能がインストールされている場合は、 ワークフローの位置を使用して、リポジトリから取得したジョブまたは文書の再実行依頼に使用したワークフローのリストを表示します。
  • ワークフローの位置の値は、ワークフローで処理されるジョブの 要求された位置プロパティーに設定できる値には影響しません。

1.211 変更ユーザー

このワークフローに最終変更を加えたユーザーの名前を指定します。RICOH ProcessDirector はこのプロパティーの値を保持し、ワークフローが変更されるたびにその値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
JobType.ModifiedBy

1.212 所有者

ワークフローの所有者を指定します。

形式:

長さ
最大256文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
デフォルト値なし
データベース名
JobType.Owner

1.213 使用する規則テンプレート

コネクターに割り当てられている規則の名前を指定します。規則のリストから別の規則を選択して、コネクターに割り当てることができます。

値:

このワークフローで作成された規則のリストです。

設定なし
コネクターに割り当てられた規則はありません。
データベース名
JobType.RulesList

使用上の注意:

  • 新しい規則のテンプレートとして既存の規則を使用する場合は、その規則を選択します。規則の名前と条件の一方または両方を変更します。
  • 複数の規則に同じ名前を指定することもできます。同じ名前の規則に別の条件を指定したり、別の名前の規則に同じ条件を指定したりできます。ある規則を複数のコネクターに割り当てて、1 つのコネクターに割り当てた規則の条件を変更すると、別のコネクターに割り当てられた規則の条件は変更されません。
  • 規則が設定されているコネクターを削除すると、そのワークフローをクローズするまではリストにその規則が残ります。

1.214 ソース ID

そのワークフローとRICOH ProcessDirectorまたはその機能が用意したワークフローとの間に何らかの関係があれば、その関係を指定します。

許可ユーザーが、用意されているワークフローをコピーせずにワークフローを作成した場合、このプロパティーに値はありません。ユーザーが用意されているワークフローをコピーした場合、ワークフローソース IDは用意されていたワークフローの名前と同じになります。機能によってワークフローがインストールされた場合、 ワークフローソース ID は、そのワークフローの名前と同じです。このプロパティーの値は変更できません。

データベース名
JobType.SourceID

使用上の注意:ワークフローを追加した機能をアンインストールした場合、RICOH ProcessDirectorは、 ワークフローのソース IDプロパティーと 作成されたワークフローのプロパティーを使用してワークフローを管理します。システムでジョブによって使用されていない、または他のオブジェクトによって参照されていないワークフローが削除されます。参照されているワークフローは、適切に処理できるよう、アンインストールプロセスの間に出されるメッセージに示されます。

1.215 ステップの順序リスト

ワークフローに現在定義されているすべてのステップを実行順にリスト表示します。RICOH ProcessDirectorは、権限のあるユーザーがワークフローに含まれるステップに変更を加えると、このプロパティーの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
JobType.Steps

1.216 位置の説明

位置を説明します。たとえば、プリンターの設置場所の地名や建物の名前、建物内のフロアなどです。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)

データベース名
Location.Description

1.217 位置の名前

位置の名前を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
Location.ID

使用上の注意:グループを作成した後、場所の名称を変更することはできません。位置の名前を変更しなければならない場合、位置のコピーを作成し、新しい名前を指定してください。その後、元の位置を削除してください。

1.218 最終変更日時

位置が最後に変更された日時。 位置が変更されるたびに RICOH ProcessDirector はこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Location.LastModified

1.219 変更ユーザー

この位置に最終変更を加えたユーザーの名前を指定します。RICOH ProcessDirector はこのプロパティーの値を保持し、位置が変更されるたびにその値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Location.ModifiedBy

1.220 装置コードページ

制御ファイルやリストファイルなど、印刷ファイルを伴うファイルの内容を読み取るために LPD 入力装置が使用するコードページです。入力装置は、これらの添付ファイルを UTF-8 フォーマットに変換します。印刷ファイルは UTF-8 には変換されません。装置コードページは、添付ファイルの作成に使用されたコードページに一致していなければなりません。

値:

UTF8(デフォルト)
8 ビット UCS 変換フォーマットです。
ISO8859_1
Latin Alphabet No. 1
ISO8859_15
ラテンアルファベットの数字9です。
EUC_JP
JISX 0201、0208、および 0212、EUC エンコード (日本語)
データベース名
LPD.CodePage

1.221 メディアの説明

メディアオブジェクトの性質について説明します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
データベース名
Media.Description

1.222 全般 ID

プリンターメディアカタログで定義されているメディアの全般 ID を指定します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Media.GeneralId

使用上の注意:

  • このプロパティーは、Ricoh PDF プリンターにのみ適用されます。
  • プリンターでメディア ID が使用できない場合、このフィールドは空です。
  • 全般 IDは、新しいプリンターを作成するときに 使用するメディアフィールドの プリンターチェックボックスが選択されているときのみ表示されます。
  • ジョブチケットのメディア名を送信値を はいに設定した場合、 全般 ID値がメディア名で上書きされます。

1.223 メディア名

メディアの名前を指定します。

形式:

長さ
1~128文字(バイト)

データベース名
Media.ID

1.224 マップされたシステムメディア

このプリンターメディアにマップするシステムメディアを指定します。ジョブがこれらのシステムメディアを要求すると、RICOH ProcessDirectorは、システムメディア情報ではなく、プリンターメディア情報をプリンターに送信します。

値:

すべてのシステムメディアのリスト。

データベース名
Media.MappedMedia

使用上の注意: 編集アイコンをクリックすると、システムメディアの完全なリストが表示されます。

1.225 プリンター

テーブル内のメディアマッピングを表示するプリンターを指定します。

値:

使用するメディアプリンターに設定されているプリンターのリスト。

すべてのプリンター
使用するメディア値が プリンターに設定されているすべてのプリンターに定義されているマッピングを表示します。

データベース名
Media.MappedMedia.PrinterFilter

1.226 プリンター

このプリンターメディアが関連付けられているプリンターの名前を指定します。このプロパティーは、プリンターメディアを作成するときに指定できますが、変更することはできません。

値:

使用するメディアプロパティーが プリンターに設定されている、システム内のすべてのプリンターのリスト。

データベース名
Media.Printer

使用上の注意:既存のプリンターメディアに対してこのプロパティーを変更する必要がある場合は、プリンターメディアをコピーし、新しいプリンター名を選択します。その後、オリジナルのプリンターメディアを削除します。

1.227 製品 ID

メディアの製品 ID を指定します。このプロパティーは、JDF/PDF送信するデータストリームの値を持つ Ricoh PDF プリンターに送信されたジョブでのみ使用されます。Ricoh PDF プリンターの一部の制御ユニットは、製品 ID を使用してメディアを選択するように構成できます。

形式:

長さ
1 ~ 128 文字 (バイト)
データベース名
Media.ProductId
使用上の注意:
  • メディアマッチングメディア製品 ID またはメディア名を使用するに設定されている場合、RICOH ProcessDirectorにより、メディア製品 ID に基づいて送信されたJDFジョブチケットのメディアとジョブを一致しようとします。RICOH ProcessDirector が一致する製品 ID を見つけられない場合、メディア名に基づいてジョブチケットのメディアマッチングを試行します。

    RICOH ProcessDirector は最初に、JDF ジョブチケットがメディア製品 ID を指定しているかどうかをチェックします。指定している場合、RICOH ProcessDirector は同じ製品 ID を持つメディアオブジェクトを検索します。

    RICOH ProcessDirector が一致するものを見つけた場合、一致するメディアオブジェクトの名前を、ジョブメディアまたはページの例外メディアのメディアプロパティーに保存します。

    RICOH ProcessDirector が一致するものを見つけられなかった場合、JDF ジョブチケットで指定されたメディア名を持つメディアオブジェクトを検索します。RICOH ProcessDirector が一致するものを見つけた場合、一致するメディアオブジェクトの名前を、ジョブメディアまたはページの例外メディアのメディアプロパティーに保存します。

  • RICOH ProcessDirector が JDF ジョブチケットを含むジョブを Ricoh PDF プリンター に送信すると、RICOH ProcessDirector はメディア製品 ID を検索します。
    1. 最初に RICOH ProcessDirectorは、mediamap.cfgファイル内で、メディア名に関連付ける製品 IDを検索します。mediamap.cfgファイルは、メディア名を異なるプリンターのメディア製品IDに個別にマッピングします。例えば、このエントリーは、 RicohPro9110 という名前のプリンターにジョブが送信された場合にのみ、 A4 Blue という名前のメディアをメディア製品 ID 39872 にマッピングします。 RicohPro9110,A4 Blue,39872

      別のプリンターが A4 Blue 用紙の異なるメディア製品 ID を使用している場合、ファイル内の別のエントリーがマッピングを提供します。例: RicohPro8120,A4 Blue,239872

      RICOH ProcessDirector がエントリーを検出した場合は、エントリー内の製品 ID を取得し、ジョブチケットのメディア名に関連付けます。

    2. RICOH ProcessDirector がエントリーを検出できなかった場合は、メディア名に関連付けられたメディアオブジェクトの 製品 ID を検索します。RICOH ProcessDirector製品 ID値を検出した場合は、その製品 ID をジョブチケットのメディア名に関連付けます。

    RICOH ProcessDirector が一致するものを見つけられなかった場合、ジョブチケットのそのメディア名の製品 ID は送信されません。

1.228 入力装置ソース ID

ソースメディアの ID を指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
Media.SourceID

1.229 メディアの高さ

メディアの高さを選択された単位で指定します。

形式:

データタイプ
1から9999.99までの数、小数の値が許容されます。
データベース名
MediaSize.Height

使用上の注意:メディアの高さとメディアの幅は、他のメディアサイズに対して、2 mm以上の差がある必要があります。

1.230 メディア単位

メディアの高さメディアの幅のプロパティーの測定単位です。

値:

インチ
ミリメートル
ポイント

データベース名
MediaSize.Units

使用上の注意:デフォルト値は、ブラウザーの言語設定に応じて、 inchまたは mmです。

1.231 メディアの幅

メディアの幅を選択された単位で指定します。

形式:

データタイプ
1から1024までの数、小数の値が許容されます。
データベース名
MediaSize.Width

使用上の注意:メディアの幅とメディアの高さは、他のメディアサイズに対して、2 mm以上の差がある必要があります。

1.232 メディアのカラー

メディアのカラーを指定します。
データベース名
MediaType.Color

使用上の注意:

  • なしとは、メディアに色がないことを意味します。たとえば、OHPフィルムです。これは 設定なしとは異なり、色が指定されていないことを意味します。
  • 値のリストにないカラーの名前を選択します。

1.233 メディアタイプ作成元

メディアタイプを作成したRICOH ProcessDirector 機能の名前を指定します。このプロパティーの値は変更できません。ユーザーによってメディアタイプが作成された場合、このプロパティーに値はありません。

形式:

長さ
1 から 255 文字 (バイト)

データベース名
MediaType.CreatedBy

1.234 メディアタイプの説明

メディアタイプを説明します。

形式:

長さ
1 ~ 1024 文字 (バイト)

データベース名
MediaType.Description

1.235 メディアタイプの詳細

他のメディアタイププロパティーでは定義されていないメディアの特性を指定します。たとえば、タブ付きメディアの場合は、タブストックを選択します。
データベース名
MediaType.Details

1.236 メディアの表面コーティング

メディアの表面に塗布されているコーティングを指定します (適用される場合)。

値:

設定なし (デフォルト)
コーティング
光沢
高光沢
マット
なし
ポリマー
サテン
半光沢
シルバー

データベース名
MediaType.FrontCoating

1.237 メディアタイプ名

メディアタイプの名前を指定します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
MediaType.ID

1.238 メディアのイメージ出力可能な面

メディアプリンターの印刷が可能な面を指定します。たとえば、メディアが写真用紙の場合、プリンターは表面にのみ印刷できます。

値:

設定なし (デフォルト)
メディアプリンターの印刷が可能な面に制限はありません。プリンターはこのメディアの両面に印刷できます。
うら面
プリンターはこのメディアの裏面のみに印刷できます。
どちらの
プリンターはこのメディアの両面に印刷できます。
おもて面
プリンターはこのメディアの表面のみに印刷できます。
印刷不可
プリンターはこのメディアには印刷できません。

データベース名
MediaType.ImagableSide

使用上の注意:出力に含まれるように用紙ビンに入れられている、印刷済みの販促物などの特定の材料への印刷を防ぐには、どちらでもないオプションを使用します。

1.239 最終変更日時

メディアが最後に変更された日時。 メディアが変更されるたびに RICOH ProcessDirector はこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Media.LastModified

1.240 変更ユーザー

このメディアに最終変更を加えたユーザーの名前を指定します。RICOH ProcessDirector はこのプロパティーの値を保持し、メディアが変更されるたびにその値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Media.ModifiedBy

1.241 メディアの不透過度

メディアの不透明度を指定します。プリンターはさまざまな種類のメディアに合わせて調整できます。

値:

設定なし (デフォルト)
不透明
光はメディアを通過しません。
半透明
一部の光がメディアを通過します。
透明
はっきり透けて見えるくらい充分な光がメディアを通過します。

データベース名
MediaType.Opacity

1.242 メディアは事前印刷される

メディアが事前印刷フォームかどうかを指定します。

値:

はい
メディアは事前に印刷されています。
いいえ
メディアは事前に印刷されていません。

データベース名
MediaType.Preprinted

1.243 メディアはプリパンチされる

メディアがプリパンチされるかどうかを指定します。パンチジョブプロパティーが はいであるため、印刷後にパンチされるメディアと対照的に、プリパンチメディアには、給紙トレイに入れられた時点ですでに穴が開いています。

値:

はい
メディアに事前にパンチされています。
いいえ
メディアは事前にパンチされていません。

データベース名
MediaType.Prepunched

1.244 メディアは再生される

メディアがリサイクル材料で作られているかどうかを指定します。

値:

はい
メディアはリサイクルされています。
いいえ
メディアはリサイクルされていません。

データベース名
MediaType.Recycled

1.245 メディアのリサイクル率 (%)

メディアのリサイクルされた素材の配合率を指定します。

形式:

データタイプ
0から100までの整数

データベース名
MediaType.RecycledPercentage

1.246 メディア用紙

このメディアに対する用紙の種類を指定します。

値:

設定なし (デフォルト)
ボンド
カバー

データベース名
MediaType.Stock

1.247 メディアテクスチャー

メディアのテクスチャーを指定します。
データベース名
MediaType.Texture

1.248 メディアの坪量(gsm)

メディアの重量を1 平方メートル当たりのグラム (gsm) で指定します。75 gは、メディアの標準値です。200 gは、厚いメディアまたは重いメディアの標準値です。

形式:

データタイプ
1 から 999 までの整数

データベース名
MediaType.Weight

1.249 プリンター資格情報

このプリンターへの接続にRICOH ProcessDirector が使用するユーザーIDとパスワードを保持する、パスワードの資格情報を指定します。

リストから既存のパスワードの資格情報を選択します。正しい資格情報がリストに表示されない場合は、プラス記号をクリックして新しい資格情報オブジェクトを作成します。

データベース名
JdfOutputPrinter.OneDFECredential

使用上の注意:

  • この値は、送信するデータストリームの値として RICOH API for FieryによるPDF作成を選択した場合にのみ必要です。

1.250 出力ビン容量

出力ビン単位プロパティーで定義する単位で表される出力ビンの容量です。

形式:

データタイプ
非負整数

データベース名
OutputBin.Capacity

1.251 出力ビンの説明

出力ビンの説明。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
OutputBin.Description

1.252 プリンターで有効にした出力ビン

対応するプリンターで出力ビンの準備ができているかどうかを示します。
データベース名
OutputBin.Enabled

1.253 出力ビンには残存要領がある

出力ビンにさらに出力用の要領があるかどうかを示します。出力ビンに空きがなくなると、RICOH ProcessDirectorはこのビンに出力する予定のジョブの送信を停止します。
データベース名
OutputBin.HasSpaceRemaining

1.254 出力ビン名

出力ビンの名前を指定します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
OutputBin.Id

1.255 出力ビン残量

出力ビン単位プロパティーで定義された単位で表される出力ビンの残量です。

形式:

データタイプ
非負整数

データベース名
OutputBin.Level

1.256 出力ビンプリンター名

出力ビンが属しているプリンターを識別します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
OutputBin.PrinterName

1.257 出力ビン単位

出力ビンのレベルと容量を報告するための単位です。
データベース名
OutputBin.Unit

1.258 接続状況

出力デバイスの現在の状況を指定します。

値:

接続
サーバーと出力デバイス間の接続はアクティブです。出力デバイスはデータを受け取ることができます。
切断
サーバーと出力デバイス間の接続はアクティブではありません。出力デバイスはデータを受け取ることができません。

データベース名
OutputDevice.Connected

1.259 カスタマー名

出力デバイスに関連付けられたお客様を指定します。RICOH ProcessDirectorは、このカスタマー名の値を使用して、 カスタマー名プロパティーに同じ値を持つジョブを出力デバイスにスケジュール設定できます。

形式:

長さ
1 から 255 文字 (バイト)
制限:
なし
デフォルト
設定なし
データベース名
OutputDevice.CustomerName

1.260 出力デバイスの説明

出力デバイスを説明します。たとえば、その出力デバイスに送信されるジョブのタイプを説明します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)

データベース名
OutputDevice.Description

1.261 使用可能状況

RICOH ProcessDirectorがこの出力デバイスにファイルを送信するか、ジョブをスケジュール設定するかを指定します。

値:

はい
RICOH ProcessDirectorは出力デバイスへのジョブをスケジュール設定できます。
いいえ (デフォルト)
RICOH ProcessDirectorは出力デバイスへのジョブをスケジュール設定できません。

RICOH ProcessDirectorのインターフェースの 使用不可および 使用可能アクションを使用して、このプロパティーの値を変更できます。

データベース名
OutputDevice.Enabled

使用上の注意:使用不可の出力デバイスでも、その出力デバイスの接続がアクティブであれば、ファイルを送信できます。 Connection statusプロパティーは、出力デバイスが接続されているかどうかを記述します。

1.262 出力デバイス名

出力デバイスの名前を指定します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
OutputDevice.ID

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirectorで出力デバイスを作成した後は、装置の名前を変更できません。装置の名前を変更しなければならない場合、出力デバイスのコピーを作成し、新しい名前を指定してください。その後、元の出力デバイスを削除してください。

1.263 最終変更日時

出力デバイスが最後に変更された日時。出力デバイスが変わるたびに RICOH ProcessDirector はこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
OutputDevice.LastModified

1.264 出力デバイスの場所

出力デバイスに関連付けられている位置を指定します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし
データベース名
OutputDevice.Location

1.265 変更ユーザー

この出力デバイスを最後に変更したユーザーの名前を指定します。 RICOH ProcessDirector はこのプロパティー値を保持し、出力デバイスが変わるたびにこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
OutputDevice.ModifiedBy

1.266 出力デバイスタイプ

ジョブの送信先となる出力デバイスのタイプを指定します。

データベース名
OutputDevice.Type

1.267 コードページ

制御ファイルテンプレートなどの、処理のためにプリンターコマンドプログラムに送信されるファイルの内容を書き込むために使用するコードページを指定します。このコードページは, プリンターコマンドプログラムがstderrおよびstdoutに書き込むメッセージや,プログラムが作成した他のファイルに書き込むメッセージを読み取るためにも使用されます。

値:

設定なし
システムロケールのコードページ
UTF8
Eight-bit UCS Transformation Format
ISO8859_1
ラテンアルファベットの数字1
ISO8859_15
ラテンアルファベットの数9
EUC_JP
JISX 0201、0208、および 0212、EUC エンコード方式 (日本語)

データベース名
PassThroughPrinter.CodePage

使用上の注意:このプロパティーは、パススループリンターにのみ適用されます。

1.268 プリンターコマンド

ジョブをパススループリンターに実行依頼するために使用するコマンドまたはスクリプトを指定します。コマンドにシンボル表記を使用できます。

Windows の場合、${getCurrentFile(pdf)} シンボルを使用して、ジョブのスプールディレクトリー内の印刷ファイルの名前を受け渡すことができます。

lpr -S printer_IPaddr -P PASS ${getCurrentFile(pdf)}

Linux の場合、-# オプションが指定された lprコマンド行で${Job.Copies}シンボルを使用して、 要求されたジョブコピープロパティーを受け渡すことができます。

lpr -P printerName -#${Job.Copies} ${getCurrentFile(pdf)} または lprafp -pprinterName -#${Job.Copies} ${getCurrentFile(pdf)}

データベース名
PassThroughPrinter.Command

使用上の注意:

  • このプロパティーは、パススループリンターにのみ適用されます。パススループリンターにバナーページを送信するには、そのプリンターが PDF データストリームをサポートしている必要があります。
  • -Pオプションは、印刷キューの名前を指定します。
  • Linux の場合、パススループリンターに使用させたいジョブプロパティーをすべて受け渡す必要があります。それらを (これらの例のように) プリンターコマンドそれ自体、スクリプト、または制御ファイルテンプレートで受け渡すことができます。プリンターがサポートするlprオプションはそれぞれ異なるため、要求されたすべてのオプションに対応するとは限りません。
  • Linux では、プリンターコマンドごとに使用するオプションは異なります。たとえば、Linux の lpr コマンドのプリンターオプションは、オプションとプリンター名の間にスペースが入った 大文字の-Pですが、 lprafp コマンドのプリンターオプションは、オプションとプリンター名の間にスペースがない 小文字の-p です。

1.269 制御ファイルテンプレート

プリンターコマンドのオプションにジョブプロパティーをマッピングする際に RICOH ProcessDirector で使用する、制御ファイルテンプレートのパスと名前を指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
PassThroughPrinter.ControlFileTemplate

使用上の注意:

  • このプロパティーは、パススループリンターにのみ適用されます。
  • 制御ファイルに入っている情報の内容およびフォーマットは、その制御ファイルを使用するプログラムによって異なります。
  • RICOH ProcessDirectorはデフォルトの制御ファイルテンプレートとして passthru.cfgを提供します。Linuxでは、このファイルは /aiw/aiw1/control_files/passthruディレクトリーにあります。Windows では、このファイルは C:\aiw\aiw1\control_files\passthruディレクトリーにあります。このサンプル制御ファイルテンプレートは、RICOH ProcessDirector ジョブプロパティーをサンプルの印刷コマンドオプションにマップします。たとえば、制御ファイルテンプレートには次のようなステートメントが含まれます。

    JobCopies = ${Job.Copies}

    このステートメントにより、JobCopies要求されたジョブコピープロパティーの値に設定されます。 JobCopiesは、ジョブプロパティーの RICOH ProcessDirector データベース名です。PassThroughPrinter.cfg ファイルでは、必要に応じてステートメントの追加および削除を実行できます。

  • このテンプレートで作成した制御ファイルをプリンターコマンドプロパティーで使用するには、この構文で以下の getFileNameメソッドを使用します。 ${getFileName(passthru.control,text,read)}

    getControlFileNameメソッドを使用しないでください。

  • パススループリンターに使用させたいジョブプロパティーをすべて受け渡す必要があります。それらを制御ファイルテンプレートまたはプリンターコマンドで受け渡すことができます。

1.270 バナーページを PDF 印刷ファイルにマージ

ヘッダーおよびトレーラーバナーファイルをPDF印刷ファイルにマージするか、別のファイルとしてプリンターに送信するかを指定します。

値:

はい
ヘッダーページまたはトレーラーページが使用可能な場合、印刷ファイルと連結されて1つのファイルとしてプリンターに送信されます。
いいえ
ヘッダーページまたはトレーラーページが使用可能な場合、バナーページのための独立したファイルと印刷ファイルがプリンターに送信されます。
デフォルト
はい

データベース名
PassThroughPrinter.MergeBanner

使用上の注意:このプロパティーは、パススループリンターにのみ適用されます。同じ名前の類似したプロパティー (JdfOutputPrinter.MergeBanner) は、Ricoh PDF プリンターに適用されます。

1.271 有効な戻りコード

ジョブが正常に印刷されたことを示すためにプリンターコマンドが出すことができる戻りコードの値をリストします。プリンターコマンドがこのプロパティーに指定されていない値を返すと、RICOH ProcessDirector はジョブを エラー状態にします。許可ユーザーは、複数の戻りコード値を指定できます。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
制限:
値はコンマで区切ってください。例: 0,4

データベース名
PassThroughPrinter.ValidRCs

使用上の注意:

  • このプロパティーは、パススループリンターにのみ適用されます。
  • RICOH ProcessDirector は、ジョブのプリンターコマンド発行から正常な戻りコードを受け取ると、プリンターから入手できる詳細な情報はこれ以上ないため、ページとシートカウンターを更新して、ジョブ全体の正常なスタッキングを反映します。

1.272 アクションリスト

PDFファイルおよびJDFファイルをRICOH PDFまたはRICOH TotalFlow プリンターに送信する前に、PDFファイルおよびJDFファイルに適用できるアクションを指定します。それぞれのアクションには、1 つ以上のパラメーターがあり、それぞれのパラメーターには値があります。
データベース名
Printer.EnhancePDFFilter

使用上の注意:

  • テキスト領域にアクションを入力するには、次の構文を使用します。

    Action -param1 value1 -param2 value2

    ここで、Action はアクションの名前、-param1 および -param2 はパラメーター、value1 および value2 はパラメーターの値です。アクションが異なればパラメーターも変わります。

    アクション、それに対するパラメーター、およびパラメーター値は、アクションごとに別々の行に入力します。

    この例には、RemovePages、AddStamps、RotatePagesという 3 つのアクションがあります。

    RemovePages -pages 3-4,9,12-n

    AddStamps -stampsCSV /aiw/aiw1/control_files/actions/stamp1.csv

    RotatePages -rotate 270 -pagetype landscape

    この例では、Linux の形式でディレクトリーパスを指定しています。

    この例には、CheckOrientationというアクションが 1 つあります。

    CheckOrientation -ControlUnitJDF TotalFlow

    この例では、CheckOrientationプログラムで決定された向きの値に基づいて、RICOH TotalFlow Print Serverに適したJDFが作成されます。

    サポートされているアクションとそのパラメーターについては、RICOH ProcessDirectorインフォメーションセンターの EnhancePDFステップテンプレートに関するトピックを参照してください。このステップテンプレートで指定できるアクションは、このプリンタープロパティーで指定することもできます。

  • このアクションは、リストに表示される順序で、上から下に実行されます。
  • 1 つのアクションをリストで複数回、異なるパラメーター値で指定できます。

1.273 コミュニティー名

プリンターが属する SNMP コミュニティーの名前を指定します。この名前は、物理プリンターで設定されている SNMP コミュニティー名に一致していなければなりません。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
デフォルト
public

データベース名
Printer.CommunityName

1.274 現行ジョブの番号

現在プリンターに割り当てられているジョブのジョブ番号を指定します。

RICOH ProcessDirector では、ユーザーインターフェースが最新表示されると、この値が更新されます。この値は変更できません。

データベース名
Printer.CurrentJobID

1.275 現行ジョブの名前

現在プリンターに割り当てられているジョブの名前を指定します。

RICOH ProcessDirector では、ユーザーインターフェースが最新表示されると、この値が更新されます。この値は変更できません。

データベース名
Printer.CurrentJobName

1.276 印刷される現行ジョブページ

現在プリンターに割り当てられているジョブで印刷されたページ数を示します。

RICOH ProcessDirector では、ユーザーインターフェースが最新表示されると、この値が更新されます。この値は変更できません。

データベース名
Printer.CurrentJobPagesStacked

1.277 印刷済みの比率

プリンターに現在割り当てられているジョブで印刷されている現行ページを、ジョブの合計ページ数に対する割合(%)で表示します。

RICOH ProcessDirector では、ユーザーインターフェースが最新表示されると、この値が更新されます。この値は変更できません。

データベース名
Printer.CurrentJobProgress

1.278 現在のジョブの合計ページ数

現在プリンターに割り当てられているジョブの合計ページ数を指定します。

RICOH ProcessDirector では、ユーザーインターフェースが最新表示されると、この値が更新されます。この値は変更できません。

データベース名
Printer.CurrentJobTotalPages

1.279 最終ステータスメッセージ

プリンター状況が切断または アテンションが必要の場合、この値には、プリンターに関して受け取った最新のエラーメッセージまたは警告メッセージが含まれます。それ以外の場合、この値には、プリンターに関して受け取った最新の通知メッセージが含まれます。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Printer.CurrentStatus

1.280 お客様名

プリンターに割り当てられたお客様名を指定します。RICOH ProcessDirectorは、このお客様名プロパティーの値を使用して、プリンターと同じ お客様名プロパティーの値を持つジョブをそのプリンターにスケジュール設定できます。
デフォルト
設定なし
データベース名
Printer.CustomerName

使用上の注意:

  • カスタマー名プリンタープロパティーに値がない場合、プリンターは、どのようなカスタマー名が指定されているジョブでも受け入れます。
  • プリンターの候補ジョブを表示するには、RICOH ProcessDirectorインタフェースのメインページのプリンターポートレットでプリンターを右クリックして、 候補ジョブの表示を選択します。RICOH ProcessDirectorは、 お客様名プロパティーなど、選択したプリンターのスケジューリングプロパティーと一致するスケジューリングプロパティーを持つジョブのみを含んでいるジョブテーブルを表示します。

1.281 プリンターの説明

プリンター装置について説明します。たとえば、プリンターに関連付く前処理装置や後処理装置の種類を説明します。
データベース名
Printer.Description

使用上の注意:

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • プリンターの説明を変更すると、RICOH ProcessDirectorはプリンターを自動的にシャットダウンし、再起動します。

1.282 使用可能状況

RICOH ProcessDirectorがプリンターに対してジョブをスケジュールできるかどうかを指定します。許可ユーザーが RICOH ProcessDirector インターフェースを使用してプリンターを使用可能または使用不可にすると、RICOH ProcessDirector はそのプリンターの 使用可能状況プロパティーを更新します。

値:

はい(デフォルト)
RICOH ProcessDirector はジョブをプリンターにスケジュールできます。
いいえ
RICOH ProcessDirectorはジョブをプリンターにスケジュールできません。

データベース名
Printer.Enabled

使用上の注意:

  • Linux では、プリンターの親サーバーが 2 次サーバーであり、このサーバーが停止または再起動すると、RICOH ProcessDirector はそのプリンターを使用不可にします。
  • RICOH ProcessDirector 1 次サーバーをシャットダウンすると、すべてのプリンターがデフォルトで使用不可になります。シャットダウン前に使用可能だったプリンターを、システムの再起動後に使用可能にするには、 システム設定ページで プリンターの使用可能状態を記憶するプロパティー値を はいに変更します。

1.283 最初の PDF セグメントサイズ

プリンターに送信される最初の PDF ジョブセグメントのサイズを、ページを単位として指定します。最初のセグメントが他のセグメントよりも小さい場合、セグメントの処理にかかる時間が少なくなるため、プリンターは最初のセグメントの印刷をより早く開始することができます。値を指定しない場合、最初のセグメントは他のセグメントと同じサイズになります。
デフォルト
250
データベース名
Printer.FirstSegmentSize

使用上の注意:

  • Ricoh PDFプリンターを作成して送信するデータストリームJDF/PDFに設定し、 最初のPDFセグメントサイズPDFセグメントサイズのデフォルト値を変更しないと、 OKをクリックしたときにRICOH ProcessDirectorによってそれらの値がクリアされます。ジョブはセグメントに分割されません。

    Ricoh PDFプリンターを右クリックしてプロパティーを選択すると、 最初のPDFセグメントサイズPDFセグメントサイズの値は空白です。ジョブをセグメントに分割するには、 最初のPDFセグメントサイズPDFセグメントサイズに値を入力します。 OKをクリックしても、RICOH ProcessDirectorによって値がクリアされません。

    送信するデータストリームJDF/PDFに設定する場合は、通常サイズのジョブを印刷するときはセグメントサイズに値を設定しないことをお勧めします。

1.284 折り対応

プリンターがジョブに割り当てられたさまざまな方法でページを折ることができるかどうかを指定します。

値:

はい
プリンターでジョブを折れます。
いいえ
プリンタでジョブを折れません。
設定なし (デフォルト)
RICOH ProcessDirectorは、プリンターでジョブを折れることを前提にしています。

データベース名
Printer.FoldCapable

1.285 ヘッダーページを使用可能にする

プリンターが各ジョブの先頭にヘッダーページを印刷するかどうかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
ヘッダーページを印刷します。
いいえ
このプリンターに送信されるジョブのヘッダーページを印刷しません。

データベース名
Printer.HeaderExit

使用上の注意:

  • パススループリンターでヘッダーページを印刷するには、このプロパティがはいに設定され、プリンターのコマンドに正しいオプションが含まれている必要があります。
  • ヘッダーページ構成ファイルジョブプロパティーに指定されているファイルは、ヘッダーページに印刷される情報を制御します。
  • ヘッダーコピージョブプロパティーは、印刷されるヘッダーページの部数を制御します。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • ヘッダーページが使用可能または使用不可になると、RICOH ProcessDirector は AFP または PCLOut プリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.286 プリンター名

プリンターの名前を指定します。許可ユーザーは最初に、このプリンター名を RICOH ProcessDirector 管理インターフェースで定義します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別があります。プリンター名の先頭文字にダッシュ (-) は使用できません。
デフォルト
設定なし

データベース名
Printer.ID

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector がプリンターを作成した後、プリンター名を変更することはできません。プリンターの名前を変更する必要がある場合は、プリンターのコピーを作成し、新しい名前を指定してください。その後、元のプリンターを削除してください。

1.287 プリンターの給紙トレイ

プリンターの給紙トレイです。
データベース名
Printer.InputTray

使用上の注意:このプロパティーは、カット紙プリンターでのみ有効です。

1.288 プリンターサーバー

このプリンターにジョブを送信するRICOH ProcessDirectorサーバーの名前を指定します。Linux システムでは、このプロパティーのリストには、現在 1 次サーバーに接続されている有効なアプリケーションサーバーおよび 2 次サーバーが含まれています。
デフォルト
システム。 この値は、RICOH ProcessDirectorインストールプログラムが作成する1次サーバーの名前です。
データベース名
Printer.Instance

使用上の注意:

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • サーバーが変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。
  • カスタムPDFプリンターおよびRicoh PDFプリンターは、LinuxまたはWindowsのオペレーティングシステムを使用しているプリンターサーバー上で定義する必要があります。プリンターがRicoh TotalFlowプリンターの場合は、任意のサーバーをプリンターサーバーとして使用できます。
  • この値に2次サーバーを選択する場合、PrintJobsステップの調整は不要です。

1.289 サポートされるジョブサイズ

RICOH ProcessDirectorがプリンターに対してスケジュール設定できるジョブのサイズをシート単位で指定します。 >5000<10000は有効な値の例です。最初の例では、RICOH ProcessDirector は 5,000 シートを超えるジョブをプリンターにスケジュールできます。2 番目の例では、RICOH ProcessDirector は 10,000 シートに満たないジョブをプリンターにスケジュールできます。

形式:

コンテンツ
より大記号 (>) またはより小記号 ( <) の後に 0 から 100000000 までの数。
制限:
値にコンマを使用しないでください。
デフォルト
設定なし

データベース名
Printer.JobSize

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector は、 要求されたジョブコピージョブプロパティーの値に 現在の合計シートジョブプロパティーの値を掛けることによって、ジョブのサイズを計算します。
  • CountPages ステップにより処理された PDF ジョブには、 ジョブサイズプロパティーに設定された値が含まれます。したがって、ジョブをパススルーまたは Ricoh PDF プリンターにスケジュールする際に プリンタージョブサイズを使用できます。
  • 他のジョブストリーム (PostScript や PCL など) のジョブにはジョブサイズプロパティーに設定された値がないため、それらの プリンタージョブサイズプロパティーは推奨されません。

1.290 プリンター言語

AFP、PDF および PCLOut プリンターの場合、プリンタードライバーコンポーネントが RICOH ProcessDirector にメッセージを返すときに使用する言語を指定します。パススループリンターの場合、 プリンターコマンドプロパティーで指定されたプログラムが RICOH ProcessDirector にメッセージを返すときに使用する言語を指定します。

値:

  • 設定なしプログラムは、RICOH ProcessDirector サーバーのロケール設定に指定されている言語を使用します。
  • 英語(en_US)
  • フランス語(fr_FR)
  • ドイツ語(de_DE)
  • イタリア語(it_IT)
  • 日本語 (ja_JP)
  • ポルトガル語 (pt_BR)
  • スペイン語 (es_ES)

データベース名
Printer.Language

使用上の注意:

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • プリンター言語が変更されると、RICOH ProcessDirector は AFP または PCLOut プリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.291 最終変更日時

プリンターが最後に変更された日時。 プリンターが変更されるたびに RICOH ProcessDirector はこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Printer.LastModified

1.292 プリンターの位置

プリンターの位置の名前を指定します。RICOH ProcessDirectorは、この値を使用して、このプリンターの ジョブの位置プロパティーに同じ値を持つジョブをスケジュールします。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし

データベース名
Printer.Locations

1.293 最大並行ジョブ数

RICOH ProcessDirectorのプリンタードライバーコンポーネントが同時に制御できるジョブの最大数を指定します。

形式:

最大値
999

データベース名
Printer.MaxConcurrentJobs

使用上の注意:

  • パススループリンターのデフォルト値は1です。
  • AFP プリンターのデフォルト値は 30 です。
  • PCLOut プリンターのデフォルト値は 30 です。
  • AFP プリンターのデフォルト値は30です。
  • プリンターのパフォーマンスが低下していると思われる場合、並行ジョブの数を減らしてみてください。プリンターが頻繁にアイドルになる場合は、並行ジョブの数を増やしてみてください。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • 並行ジョブの最大数が変更されると、RICOH ProcessDirector は AFP または PCLOut プリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.294 サポートされるメディア

プリンターでサポートされるメディアを指定します。RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーを メディアが必要ジョブプロパティーと共に使用し、プリンターへのジョブをスケジュールします。

値には、システム内に定義されているメディアのリストと、次の特定の値が入っています。

すべてのメディアオブジェクト
プリンターでは定義されたすべてのメディアがサポートされます。
作動可能なメディアオブジェクト (デフォルト)
プリンターでは、ロード済みと報告されたメディアを使用できます。

データベース名
Printer.Media

使用上の注意:

  • プリンターに対してこのプロパティーが作動可能なメディアオブジェクトに設定されている場合、当該プリンターにロードされているメディアのみが使用されます。例えば、プリンターに A4 メディアがロードされていて、ジョブがレターメディアを要求した場合、当該プリンターでこのジョブをスケジュールすることはできません。プリンターにメディアがロードされていない場合は、任意のメディアを要求するジョブを、当該のプリンターでスケジュールできます。
  • このプロパティーが 1 つ以上の特定メディアに設定されている場合、そのメディアを要求するジョブのみをそのプリンターでスケジュールできます。例えば、この値がA4の場合、レター用紙を要求するジョブをプリンターでスケジュールすることはできません。

1.295 使用するメディア

プリンターに送信されるジョブのメディア情報が、システムメディアかプリンターメディアかを指定します。

システムメディアは、ジョブが要求するすべてのメディアを表すようにRICOH ProcessDirectorで定義されています。プリンターメディアは、プリンターの用紙カタログからインポートすることも、RICOH ProcessDirectorで手動で作成することもできます。プリンターメディアには、特定のプリンターで使用されるメディアのみが含まれます。

システムメディアとプリンターメディアは、同じ物理メディアに対して異なる名前を持つ場合があります。メディア名が異なる場合は、メディアマッピングを作成して、同じ物理メディアを表していることを示すことができます。

印刷ジョブは、システムメディア名を使用してメディアを要求します。メディアマッピングが存在する場合、RICOH ProcessDirectorはジョブとともにプリンターメディアからプリンターにメディア情報を送信できます。

値:

プリンター(RICOH PDFプリンター、RICOH TotalFlowプリンター、カスタムPDFプリンター)
RICOH ProcessDirectorは、メディアマッピングを使用して、要求されたシステムメディアを、リンク先のプリンターメディアに変換します。プリンターメディア情報がプリンターに送信されます。プリンターにメディアマッピングが存在しない場合、ジョブはそのプリンターにスケジュールされません。
システム(他のプリンターの種類のデフォルト)
RICOH ProcessDirectorは、ジョブ用のシステムメディア情報をプリンターに送信します。メディアマッピングは必要ありません。

データベース名
Printer.MediaCatalog

使用上の注意:

  • このプロパティーは、RICOH PDFプリンター、RICOH TotalFlowプリンターおよびカスタムPDFプリンターにのみ適用されます。
  • AFP、PCLOut、およびパススループリンターは、システムメディアのみを使用します。
  • Xerox PDFおよびKodak PDFは、システムメディアのみに対応しています。

1.296 使用可能メディア

プリンターに現在準備されているメディアです。
データベース名
Printer.MediaReady

1.297 プリンター用紙タイプ

プリンターで使用する用紙のタイプを指定します。

値:

汎用連続用紙
プリンターは連続用紙プリンターで、ロール用紙を使用します。
汎用カットシート
プリンターはカットシートプリンターで、プリンターのドロワーまたはトレイにロードされた、それぞれの用紙を使用します。
設定なし
用紙タイプはプリンターに設定されていません。

データベース名
Printer.Model

使用上の注意:RICOH ProcessDirectorは、いずれの値に対しても特別な処理を行いません。

1.298 プリンターモデル

プリンターのモデル番号を指定します。プリンターを作成するとき、モデル番号を入力できます。モデル番号が入力されていない場合、SNMP がプリンターで使用可能になっていると、SNMP からモデル番号が返されます。

形式:

制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし

データベース名
Printer.Model.Specific

使用上の注意:同じモデルのプリンターの場合は、全く同じ文字列を入力し、必ず同一の大文字を使用してください。Reports 機能をインストールすると、 プリンターモデルの値が同じである、すべてのプリンターからのデータをグループ化できます。

1.299 変更ユーザー

このプリンターに最終変更を加えたユーザーの名前を指定します。RICOH ProcessDirector はこのプロパティーの値を保持し、プリンターが変更されるたびにその値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Printer.ModifiedBy

1.300 使用可能出力ビン

プリンターの使用可能な出力ビンを指定します。 RICOH ProcessDirectorは、利用可能な出力ビンを使用して、そのいずれかの出力ビンを持つジョブをプリンターにスケジュール設定できます。

値の例:

デフォルトビン (デフォルト)
プリンターモデルがサポートされる IBM または InfoPrint プリンターモデルに設定されている場合、RICOH ProcessDirector では、プリンターモデルでサポートされる出力ビンに基づいてサポートされるビンが割り当てられます。そうでない場合、プリンターでは定義されたすべての出力ビンがサポートされます。
すべてのビン
プリンターでは定義されたすべての出力ビンがサポートされます。

データベース名
Printer.OutputBin

1.301 完全バインド対応

プリンターが用地の端をとじて背表紙を接着できるかどうかを指定します。

値:

はい
プリンターで完全バインドができます。
いいえ
プリンターで完全バインドはできません。
設定なし (デフォルト)
RICOH ProcessDirectorは、プリンターで完全バインドができることを前提としています。

データベース名
Printer.PerfectBindingCapable

1.302 パンチ対応

プリンターがパンチできるかどうかを指定します。RICOH ProcessDirectorは、パンチ機能を使用して、パンチ設定があるジョブをプリンターにスケジュール設定できます。

値:

はい
プリンターはジョブをパンチすることができます。
いいえ
プリンターはジョブをパンチすることができません。
設定なし (デフォルト)
RICOH ProcessDirectorは、プリンターでジョブをパンチできることを前提としています。

データベース名
Printer.PunchCapable

使用上の注意:プリンターがサポートしていないパンチパターンをジョブが指定した場合、プリンターはそれに最も近いパンチパターンを適用します。

1.303 プリンター接続再試行カウント

プリンターへの接続に失敗した後、RICOH ProcessDirector がそのプリンターへの接続を試みる回数を指定します。このプロパティーは、AFP、Ricoh PDF、およびカスタム PDF プリンターにのみ適用されます。

形式:

データタイプ
0~9999の整数です。0は、最初の接続に失敗した場合、プリンターが再接続しないことを示します。
デフォルト
1

データベース名
Printer.Retry

1.304 再試行間隔

プリンターへの接続に失敗した後、RICOH ProcessDirector がそのプリンターへの接続を試みる頻度を指定します。値の時間単位は、 、または 時間です。このプロパティーは、AFP、Ricoh PDF、およびカスタム PDF プリンターにのみ適用されます。ユーザーは、 0 秒から 60 分までの値を指定できます。

形式:

デフォルト
5 秒

データベース名
Printer.RetryInterval

使用上の注意:プリンターは、このプロパティーが指定した時間の間、 接続を待機中状態のままになります。

1.305 リングバインド対応

プリンターが用地の端をとじてリングを挿入できるかどうかを指定します。

値:

はい
プリンターでリングバインドができます。
いいえ
プリンターでリングバインドはできません。
設定なし (デフォルト)
RICOH ProcessDirectorは、プリンターでリングバインドができることを前提としています。

データベース名
Printer.RingBindingCapable

1.306 最後のジョブの後に空白シートを送る

プリンターキューに入れられた最後のジョブが印刷されたと、プリンターに送信する空白シートの数を指定します。この値を使用して、印刷後にすべての印刷シートがプリンターから排出されるようにし、処理を継続できるようにします。

値:

  • 設定なし (デフォルト)
  • 12
  • 24
  • 36
データベース名
Printer.S2VBarcode

使用上の注意:

  • このプロパティーの値が数値に設定されている場合、プリンターオブジェクトは、印刷するすべてのジョブの後にその印刷キューをチェックします。このプリンターに追加ジョブがスケジュールされていない場合、RICOH ProcessDirectorは、選択した空白ページ数をプリンターに送信します。

    用紙が送り込み、印刷出力を必要な分だけプリンターの外に送り出しで処理を続行します。印刷ジョブにページが追加されず、新しいジョブがジョブテーブルに表示されません。

  • InfoPrint 5000でサイド検査マークを使用して色が正しく並んでいることを確認する場合、このプロパティーを使用して、キュー内の最後のジョブのすべてのページを最終色検査に通します。

1.307 PDF セグメントサイズ

プリンターに送信される PDF ジョブセグメントのサイズを、ページを単位として指定します。大きな PDF ジョブを複数のセグメントに分割すると、プリンターの生産性が最適化されます。値を指定しない場合、ジョブはセグメントに分割されません。

デフォルト
500
データベース名
Printer.SegmentSize

使用上の注意:

  • Ricoh PDFプリンターを作成して送信するデータストリームJDF/PDFに設定し、 最初のPDFセグメントサイズPDFセグメントサイズのデフォルト値を変更しないと、 OKをクリックしたときにRICOH ProcessDirectorによってそれらの値がクリアされます。ジョブはセグメントに分割されません。

    Ricoh PDFプリンターを右クリックしてプロパティーを選択すると、 最初のPDFセグメントサイズPDFセグメントサイズの値は空白です。ジョブをセグメントに分割するには、 最初のPDFセグメントサイズPDFセグメントサイズに値を入力します。 OKをクリックしても、RICOH ProcessDirectorによって値がクリアされません。

    送信するデータストリームJDF/PDFに設定する場合は、通常サイズのジョブを印刷するときはセグメントサイズに値を設定しないことをお勧めします。

  • PDF ジョブに JDF ジョブチケットが含まれている場合、ジョブとジョブチケットの両方がセグメントに分割されます。
  • プリンターの生産性を最大限に高めるには、どの値が最適であるかがわかるまで、さまざまなセグメントサイズを試してみてください。
  • 両面印刷、ページ例外のステープル、その他の制約に対応するために、RICOH ProcessDirectorはセグメントサイズを調整します。ジョブ全体をステープルまたは結合する必要がある場合、RICOH ProcessDirectorはジョブをセグメント化しません。
  • RICOH ProcessDirectorは、ジョブ内の個々のセグメントではなく、ジョブ全体に関して印刷ステータスを報告します。
  • AFP サポート機能がインストールされている場合、AFP セグメントサイズプロパティーは、ジョブプロパティーノートブックの 印刷タブで指定します。

1.308 シリアル番号

SNMPによって戻されるプリンターのシリアル番号が入っています。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Printer.SerialNumber

1.309 プリセット名

このプリンターに送信されたジョブをプリンターで印刷するときに使用されるプリセットの名前を指定します。
長さ
最大 200 文字 (バイト)
データベース名
Printer.SetupName

使用上の注意:

  • プリセットはセットアップと呼ばれることもあります。
  • この値を使用して、プリセット名値が同じジョブをスケジュールできます。

1.310 SNMP 状況

SNMPが接続されているか、切断されているか、または使用不可になっているかを示します。このプロパティーの値は変更できません。

値:

接続
RICOH ProcessDirectorは、SNMPを使用してプリンターを監視し、SNMPに接続されています。
切断
RICOH ProcessDirectorは、SNMPを使用してプリンターを監視しますが、SNMPに接続できません。パススループリンターまたはPCLOutプリンターの場合は、 プリンターTCP/IPアドレスまたはホスト名プロパティーが設定されない場合があります。
使用不可
RICOH ProcessDirectorは、SNMPを使用してプリンターを監視しません。

データベース名
Printer.SNMPStatus

1.311 SNMPパスワード

RICOH ProcessDirectorがプリンターへの接続に使用するSNMPユーザーのSNMP認証パスワードを指定します。

値:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
Printer.SNMP.AuthPassword

使用上の注意:

  • この値は、セキュリティーレベルが「中」および「最大」の場合に必要です。
  • プライバシーパスワードを設定した場合、 SNMPパスワードも設定する必要があります。

1.312 認証タイプ

プリンターで使用されるSNMP認証プロトコルを指定します。

値:

MD5(デフォルト)
HMAC-MD5-96認証プロトコル。
SHA
HMAC-SHA-96認証プロトコル。

データベース名
Printer.SNMP.AuthType

使用上の注意:

  • この値は、セキュリティーレベルが「中」および「最大」の場合に必要です。

1.313 コンテキスト名

プリンターメーカーが定義するSNMPコンテキスト名を指定します。
データベース名
Printer.SNMP.ContextName

1.314 フォールバックを許可

RICOH ProcessDirectorがSNMP v3を使用したプリンターへの接続に失敗した場合に、SNMP v1にフォールバックするかどうかを指定します。

値:

いいえ
SNMP v3の接続に失敗した場合は、プリンターに接続しません。
はい
SNMP v3の接続に失敗した場合は、SNMP v1を使用してプリンターに接続します。

データベース名
Printer.SNMP.Fallback

1.315 暗号化タイプ

SNMPプライバシープロトコルを指定します。

値:

DES
CBC-DESプライバシープロトコル。
AES-128
CBC-AESプライバシープロトコル。

データベース名
Printer.SNMP.PrivEncryptType

使用上の注意:

  • この値は、セキュリティーレベルが「最大」の場合のみ必要です。

1.316 プライバシーパスワード

SNMPプライバシーパスワードを指定します。

値:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
Printer.SNMP.PrivPassword

使用上の注意:

  • この値は、セキュリティーレベルが「最大」の場合のみ必要です。
  • プライバシーパスワードを設定した場合、 SNMPパスワードも設定する必要があります。

1.317 セキュリティーレベル

SNMPバージョン3接続のセキュリティーレベルを指定します。

値:

最小
SNMPユーザー名は必須です。
SNMPユーザー名および SNMPパスワードは必須です。
最大
SNMPユーザー名SNMPパスワードプライバシーパスワードは必須です。

データベース名
Printer.SNMP.SecurityLevel

1.318 SNMPユーザー名

RICOH ProcessDirectorでプリンターへの接続に使用されるSNMPユーザー名を指定します。

値:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Printer.SNMP.UserName

使用上の注意:

  • この値は、全てのセキュリティーレベルに必要です。

1.319 SNMPバージョン

RICOH ProcessDirectorでプリンターへの接続に使用されるSNMPのバージョンを指定します。

値:

SNMP v1(デフォルト)
SNMP v3

データベース名
Printer.SNMP.Version

1.320 ステープル対応

プリンターがステープルできるかどうかを指定します。RICOH ProcessDirectorは、ステープル機能を使用して、ステープル設定のあるジョブをプリンターにスケジュール設定できます。

値:

はい
プリンターではジョブをステープル可能です。
いいえ
プリンターではジョブをステープルできません。
設定なし (デフォルト)
RICOH ProcessDirector では、プリンターでのジョブのステープルが可能であるものと想定されます。

データベース名
Printer.StapleCapable

使用上の注意

  • プリンターでサポートされていないステープルパターンがジョブで指定されている場合、プリンターではそのパターンに最も近いものが適用されます。
  • このプロパティーはカットシートプリンターでのみ有効です。

1.321 プリンター状況

プリンターの現在の状態を指定します。RICOH ProcessDirectorは、RICOH ProcessDirectorインターフェースが更新されるたびに値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。

値:

切断
サーバーとプリンター間の接続がアクティブになっていません。許可されたユーザーは、新しい接続を確立するために、別のサーバーが利用可能な場合には、別のサーバーを指定できます。
要注意
印刷を再開するには、許可されたユーザーがプリンターでアクションを実行する必要があります。
印刷する
プリンターは現在ジョブを印刷しています。
作動可能
プリンターは準備ができていて、ジョブの印刷を待っています。
停止
許可されたユーザーがRICOH ProcessDirectorインターフェースを介してプリンターを停止しました。プリンターが新しいジョブを受信して印刷する前に、ユーザーがインターフェースを介してプリンターを起動する必要があります。
接続を待機中
サーバーとプリンターの間で接続エラーが発生しました。プリンターは、再接続する前に、再試行間隔プロパティーで設定された時間待ちます。

データベース名
Printer.Status

1.322 システム

プリンターが定義されているシステムの名前を表示します。
データベース名
Printer.SystemName

1.323 プリンターTCP/IPアドレスまたはホスト名

プリンターのネットワーク TCP/IP アドレスまたはホスト名のいずれかを指定します。ホスト名の例: printer5.ricoh.com

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
全てのプリンタータイプが、IPv4アドレスとホスト名をサポートしています。また、AFPプリンターは、IPv6 IPアドレスとホスト名もサポートしています。

データベース名
Printer.TCPIP.Address

使用上の注意:

  • SNMP の使用プロパティーが はいの場合、この値が設定されていないと、RICOH ProcessDirector では、SNMP への接続は試行されず、SNMP 状況は 切断になります。
  • ジョブがプリンターに割り当てられている場合は、このプロパティーの値を変更しないでください。
  • TCP/IP アドレスまたはホスト名が変更されると、RICOH ProcessDirector によって AFP または PCLOut プリンターは自動的にシャットダウンされ、再始動されます。

1.324 トレーラーページを使用可能にする

プリンターが各ジョブの末尾にトレーラーページを印刷するかどうかを指定します。

値:

はい
トレーラーページを印刷します。
いいえ (デフォルト)
このプリンターに送信されるジョブのトレーラーページを印刷しません。

データベース名
Printer.TrailerExit

使用上の注意:

  • パススループリンターでトレーラーページを印刷するには、このプロパティがはいに設定され、プリンターのコマンドに正しいオプションが含まれている必要があります。
  • トレーラーページ構成ファイルジョブプロパティーに指定されているファイルは、トレーラーページに印刷される情報を制御します。
  • トレーラーコピージョブプロパティーは、印刷されるトレーラーページの部数を制御します。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • トレーラーページが使用可能または使用不可になると、RICOH ProcessDirector は AFP または PCLOut プリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.325 SNMP の使用

RICOH ProcessDirectorでプリンターを監視するためにSimple Network Management Protocol(SNMP)を使用するかどうかを指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

値:

はい
RICOH ProcessDirectorは、SNMPを使用してプリンターを監視します。これはデフォルト値です。
いいえ
RICOH ProcessDirectorは、SNMPを使用してプリンターを監視しません。

データベース名
Printer.UseSNMP

1.326 プリンターからトレイ情報を取得

トレイにセットされているメディアに関する情報をプリンターからRICOH ProcessDirectorが受信するかどうかを指定します。

値:

いいえ
RICOH ProcessDirectorは、プリンターからトレイ情報を取得しません。
はい(デフォルト)
RICOH ProcessDirectorは、プリンターからトレイ情報を取得します。

データベース名
Printer.UseSnmpUpdateMedia

使用上の注意:

  • すべてのプリンタータイプに対してRICOH ProcessDirectorは、Simple Network Management Protocol(SNMP)を使用して、プリンターにセットされたメディアを取得できます。
  • Ricoh PDF プリンターについては、RICOH ProcessDirectorJob Messaging Format(JMF)を使用して、プリンターにメディア情報を自動的に要求します。プリンターのコントローラーのタイプおよびバージョンに基づいて、カタログメディア、ロード済みメディアという最大 2 つのメディアリストが返される可能性があります。セット済みメディアリストがプリンターから返されなかった場合、RICOH ProcessDirectorは、SNMPを使用してセット済みメディア情報を要求します。

1.327 バージョン

SNMPによって戻されるプリンターバージョンが入っています。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Printer.Version

1.328 ページ数

再印刷するグループのページやジャンプ先を指定します。
データベース名
ReprintGroup.Pages

1.329 ステップの色

ワークフロービルダーに表示されるステップの色を指定します。

値:

オレンジ
グレー
設定なし (デフォルト)
ステップの色は配置されているフェーズの色と一致します。

データベース名
Step.Color

使用上の注意設定なし以外の値を指定して、別のフェーズにステップをドラッグすると、指定した色を保持します。

1.330 ステップの説明

ステップの目的を説明します。たとえば、ステップによるジョブの処理方法を説明します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
デフォルト
ステップが基づいているステップテンプレートの説明。

データベース名
Step.Description

1.331 ステップ名

ステップがワークフローに追加されるときに与えられる名前です。

ステップをワークフローに追加するときに、ステップの名前を必要なフィールドに入力します。デフォルトでは、名前はステップテンプレート名と同じ名前になります。

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
データベース名
Step.DisplayName

使用上の注意:

  • ステップ名の変更アクションを使用して、ステップの名前を変更できます。
  • ワークフローに同じ名前のステップが複数ある場合は、RICOH ProcessDirector はステップ ID を使用して処理中に区別します。

1.332 ステップ ID

このステップの内部名を指定します。この値は、ステップの名前に由来します。
データベース名
Step.ID

使用上の注意:ワークフローの同じフェーズ内の複数のステップが同じ名前の場合、その名前の最後に番号が追加されてステップIDが作成されます。

1.333 エラーを無視する

そのステップでエラーが報告された後に、RICOH ProcessDirectorで強制的にそのステップを完了させることができるかどうかを指定します。

値:

はい
RICOH ProcessDirectorは、強制的にステップを完了させることができます。
いいえ
RICOH ProcessDirectorは、強制的に完了させることはできません。許可されたユーザーがエラーの原因を修正する必要があります。

データベース名
Step.JobForceableHere

使用上の注意:RICOH ProcessDirectorがステップのエラーを上書きすると、ワークフローの次のステップにジョブを移動します。RICOH ProcessDirectorが上書きするエラーの深刻度によっては、その後のステップでさらに多くのエラーが発生する可能性があります。

1.334 変更ユーザー

このステップを最後に変更したユーザーの名前を指定します。RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値を維持し、ステップが変更されるたびに値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Step.ModifiedBy

1.335 ステップ再開タイプ

異なるタイプのアクションを使用したときに、このステップで RICOH ProcessDirector によるジョブの処理が再開されるかどうかを指定します。

値:

なし
このステップでは RICOH ProcessDirector がジョブの処理を再開できません。
一般 (デフォルト)
再処理アクションを使用してステップを選択したときに、このステップで RICOH ProcessDirector がジョブの処理を再開します。
印刷
再印刷アクションを使用したときに、このステップで RICOH ProcessDirector がジョブの処理を再開します。この再開タイプがワークフローの複数のステップに対して設定されている場合、 印刷再開タイプが設定されている最初のステップで RICOH ProcessDirector が再印刷を開始します。
受信
再処理アクションを使用して異なるワークフローを選択したときに、このステップで RICOH ProcessDirector がジョブの処理を再開します。この再開タイプがワークフローの複数のステップに対して設定されている場合、 受信再開タイプが設定されている最初のステップで RICOH ProcessDirector が処理を開始します。
Delete
1 つ以上のジョブを削除すると、このステップで RICOH ProcessDirector がジョブの処理を再開します。この再開タイプがワークフローの複数のステップに対して設定されている場合、 削除再開タイプが設定されている最初のステップで RICOH ProcessDirector が処理を開始します。この再開タイプをステップに対して設定するときには、対象のステップに続くパスに RemoveJobsステップが存在することを確認してください。それ以外の場合、ジョブがシステムに残ったままになります。
再フォーマット
RICOH ProcessDirectorは、 ジョブを選択したプリンターに合わせるアクションを使用し、ジョブとプリンターの 出力形式の値が一致しない場合、このステップでジョブ処理を再開します。再開タイプを 再フォーマットにできるステップは、ワークフロー内で 1 つだけです。
位置の変更
ジョブの位置変更拡張機能を使用している場合、位置の変更アクションを使用したときに、このステップで RICOH ProcessDirector がジョブの処理を再開します。この再開タイプがワークフローの複数のステップに対して設定されている場合、 位置の変更再開タイプが設定されている最初のステップで RICOH ProcessDirector が処理を開始します。

データベース名
Step.RestartType

1.336 ステップテンプレート

ステップの定義に使用したステップテンプレートの名前を指定します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Step.Template

1.337 ステップの色

ワークフローエディターに表示されるステップの色を指定します。

値:

オレンジ
グレー
設定なし (デフォルト)
ステップの色は配置されているフェーズの色と一致します。

データベース名
StepTemplate.Color

使用上の注意:ワークフローに追加した後に、ステップの ステップの色プロパティーを変更できます。

1.338 テンプレート作成元

ステップテンプレートを作成したRICOH ProcessDirector機能の名前を指定します。

ユーザーが用意されているステップテンプレートをコピーした場合、ステップテンプレートソース ID は、そのステップテンプレートの名前と同じです。機能によってステップテンプレートがインストールされた場合、 ステップテンプレートソース ID は、そのステップテンプレートの名前と同じです。このプロパティーの値は変更できません。

データベース名
StepTemplate.CreatedBy

1.339 テンプレートの説明

ステップテンプレートの機能を説明します。たとえば、ステッププログラムが実行するデータストリーム変換のタイプを説明します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
デフォルト
設定なし

データベース名
StepTemplate.Description

1.340 使用可能状況

ステップテンプレートが使用可能であるかどうかを指定します。ワークフロータブのRICOH ProcessDirector ステップテンプレートページで 使用可能または 使用不可を使用して、このプロパティーの値を変更できます。

RICOH ProcessDirectorがステップテンプレートに基づいたステップを持つジョブを処理するには、ステップテンプレートを使用可能にする必要があります。

値:

はい
テンプレートは使用可能です。
いいえ
テンプレートは使用可能ではありません。
データベース名
StepTemplate.Enabled

使用上の注意:サーバーの更新中にジョブがサーバーに送信されないように、そのサーバーで実行するステップテンプレートを使用不可にできます。

1.341 同時ステップ制限

ステップテンプレートから作成された同時に実行可能なステップ数の制限が設定される場所を指定します。制限を設定すると、システムを調整して、リソースを集中的に使用するステップのパフォーマンスを最適化できます。

値:

ここで設定した制限を使用
同時に実行できるステップのインスタンス数は、以下で設定する値によって制御されます。

ステップフィールドでステップ数を指定し、 次の項目ごとにリストからデバイスのタイプを選択します。同時に実行できるステップ数は、指定したステップ数と、システムに存在する選択したデバイスタイプの合計数を乗算した数です。

ステップ
1 から 99 までの整数
次の項目ごとに
入力装置
使用可能ではないもの、接続されていないものも含め、全てのタイプの全ての入力装置が含められます。
プリンター
使用可能ではないものも含め、全ての定義されたプリンターが含められます。
サーバー
1次サーバー以外の、2次サーバーとアプリケーションサーバーのみが含められます。
システム
1次サーバーのみが含められます。このオプションを選択した場合は、ステップフィールドに入力した数が同時ステップの数になります。

サーバーで設定された制限を使用
同時に実行できるステップのインスタンス数は、サーバーオブジェクトに設定されている最大リソース集中ステップカウントプロパティーによって制御されます。ステップが1次サーバーで実行されている場合は、 システム設定ページでプロパティーを設定します。ステップが別のサーバーで実行されている場合は、サーバープロパティーノートブックでプロパティーを設定します。

使用上の注意:

  • サーバーで設定された制限を使用を選択すると、 StepTemplate.HighResourceUsageプロパティー値が はいに設定されます。 ここで設定した制限を使用を選択すると、 StepTemplate.HighResourceUsageプロパティー値が いいえに設定されます。
  • ステップ 次の項目ごとにコントロールに入力した値で、 StepTemplate.MaximumActiveCountおよび StepTemplate.MaximumActiveUnitプロパティーが設定されます。

1.342 テンプレート名

ステップテンプレートの名前を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし

データベース名
StepTemplate.ID

1.343 最終変更日時

ステップテンプレートが最後に変更された日時。RICOH ProcessDirectorは、ステップテンプレートが変更されるたびに値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
StepTemplate.LastModified

1.344 最大アクティブカウント

このステップテンプレートから作成されたステップを並行して実行できる数を指定します。この数は、RICOH ProcessDirectorシステムにある、指定されたタイプのオブジェクトの数に基づいています。

RICOH ProcessDirectorオブジェクトは、サーバ、入力装置、プリンターです。たとえば、RICOH ProcessDirectorがステップのインスタンスを入力装置の数よりも多く実行しようと試みないよう、そのステップを入力装置ごとに1つに制限できます。

形式:

データタイプ
1 から 99 までの整数

データベース名
StepTemplate.MaximumActiveCount

使用上の注意:

  • このプロパティーを設定するには、RICOH ProcessDirectorインターフェースの ステップテンプレート調整プロパティーページで、 システムでアクティブにできる並行ステップの数を制限オプションを使用してください。
  • ステップテンプレートの最大アクティブオブジェクトタイププロパティーは、値が適用されるRICOH ProcessDirectorオブジェクトを識別します。
  • 有効なサーバーリソースを必要としないステップテンプレートにのみ適用されます。RICOH ProcessDirectorは、ステップ テンプレートの 有効なサーバーリソースが必要プロパティーが いいえに設定されている場合にのみ、このプロパティーを使用します。

1.345 最大アクティブオブジェクトタイプ

ステップテンプレートの最大アクティブカウントプロパティーを適用するRICOH ProcessDirectorオブジェクトのタイプを指定します。

値:

入力装置
RICOH ProcessDirectorは、並行して実行されるステップの数を、 最大アクティブカウントプロパティーの値に入力装置の総数を掛けた数に制限します。
プリンター
RICOH ProcessDirectorは、並行して実行されるステップの数を、 最大アクティブカウントプロパティーの値にプリンターデバイスの総数を掛けた数に制限します。
システム
RICOH ProcessDirectorは、並行して実行されるステップの数を、 最大アクティブカウントプロパティーの値に制限します。
サーバー
RICOH ProcessDirectorは、並行して実行されるステップの数を 最大アクティブカウントプロパティーの値にアプリケーション/2次サーバーの総数を掛けた値に制限します。RICOH ProcessDirectorインストールで複数のアプリケーション/2次サーバーが存在できます。

データベース名
StepTemplate.MaximumActiveUnit

使用上の注意:このプロパティーを設定するには、RICOH ProcessDirectorインターフェースの ステップテンプレート調整プロパティーページで、 システムでアクティブにできる並行ステップの数を制限ラジオボタンおよび 項目ごとに入力フィールドを使用してください。

1.346 変更ユーザー

このステップを最後に変更したユーザーの名前を指定します。RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値を維持し、ステップが変更されるたびに値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
StepTemplate.ModifiedBy

1.347 モジュールタイプ

ステップテンプレートが提供する関数の種類、またはそれを実装するために使用するプログラムの種類を指定します。

値:

クリーンアップ
ステップテンプレートは、システムからジョブを削除します。このタイプのステップテンプレートには、その他の後処理機能を含めません。
ワークフローの初期化
ステップテンプレートは、ワークフローをジョブに割り当てます。
Java
ステップテンプレートはJavaで書かれています。
手動
ステップテンプレートは、ユーザーが行う外部アクションを表します。たとえば、オペレーターは、RICOH ProcessDirectorからジョブを削除する前に、ジョブのすべてのシートがインサーター装置によって正常に処理されたことを確認できます。
印刷
ステップテンプレートは、RICOH ProcessDirectorのプリンタードライバーコンポーネントと通信します。
実行依頼
ステップテンプレートは、RICOH ProcessDirectorジョブになる入力ファイルを実行依頼します。
子ジョブの実行依頼
ステップテンプレートは、内部で子ジョブを作成するために使用されます。

データベース名
StepTemplate.ModuleType

1.348 選択されたサーバー

実行可能なステップの限定使用サーバーおよび汎用サーバーをすべてリストします。ステップテンプレートから作成したステップを実行できるサーバーを選択します。たとえば、ある 1 つのサーバーにのみ存在する外部プログラムをステップテンプレートが実行する場合、そのサーバーだけを選択してください。
データベース名
StepTemplate.Servers

使用上の注意:

  • プロパティーに複数の値を選択するには、Ctrl キーを押したまま追加の値をクリックしてください。
  • 値の選択を解除するには、その値を Ctrl キーを押したままクリックしてください。
  • このプロパティーを設定するには、許可されたユーザーは、RICOH ProcessDirectorインターフェースの ステップテンプレート調整プロパティーページで、 選択したサーバーでのみ実行ラジオ ボタンと選択リストを使用します。
  • 限定使用サーバーの汎用サーバープールプロパティーの値は いいえです。汎用サーバーのプロパティーの値は はいです。

1.349 ステップテンプレートソース ID

ステップテンプレートに、RICOH ProcessDirectorまたはその機能に用意されているステップテンプレートとの関係があれば、その関係を指定します。

ユーザーが用意されているステップテンプレートをコピーした場合、ステップテンプレートソース ID は、そのステップテンプレートの名前と同じです。機能によってステップテンプレートがインストールされた場合、 ステップテンプレートソース ID は、そのステップテンプレートの名前と同じです。このプロパティーの値は変更できません。

データベース名
StepTemplate.SourceID

1.350 使用するサーバー

そのステップテンプレートによって作成されたステップを実行可能なコンピューターを指定します。

値:

特定のサーバーで実行
このステップテンプレートから作成されたステップを実行できるサーバーを指定します。たとえば、ある 1 つのサーバーにのみ存在する外部プログラムをステップテンプレートが実行する場合、そのサーバーだけを選択してください。このリストには、使用可能なアプリケーションサーバーまたは2次サーバーのみが含まれています。
一般的なサーバープール内のサーバーで実行
特定のオペレーティングシステムがインストールされている汎用サーバーでステップを実行できることを指定します。汎用2次サーバーでは、その汎用サーバープールプロパティーの値が はいになっています。一部のステップは、特定のオペレーティングシステムでのみ実行できます。

使用上の注意:

  • 特定のサーバーで実行を選択した場合、RICOH ProcessDirectorは、基になる StepTemplate.UseGeneralServerPoolプロパティーの値を いいえに設定し、 StepTemplate.Serversプロパティーの値を選択したサーバーのリストに設定します。
  • 一般的なサーバープール内のサーバーで実行を選択した場合、RICOH ProcessDirectorは、基になる StepTemplate.UseGeneralServerPoolプロパティーの値を はいに設定します。
  • 一般的なサーバープールプロパティーは、サーバープロパティーノートブックで設定されます。サーバリストにシステムとして表示されている1次サーバーは常に、一般的なサーバープールにあります。

1.351 ユーザーの説明

ユーザーを説明します。例えば、説明にはユーザーの名前と連絡先情報が入っています。
データベース名
User.Description

1.352 グループメンバーシップ

ユーザーが属しているグループの名前をリストします。ユーザーが実行できるタスクの種類は、グループによって決まります。

値:

管理者
管理者は、RICOH ProcessDirector に用意されているすべてのオブジェクトタイプにおいて、ユーザー入力を受け入れるプロパティーすべてに値を設定できます。管理者はまた、すべてのオブジェクトタイプについて追加、コピー、および削除を実行することもできます。
スーパーバイザー
スーパーバイザーは、ほとんどのジョブおよびプリンタープロパティーに値を設定できます。他のオブジェクトタイプのプロパティーに設定されている値を表示できます。管理および ワークフロータブにアクセスして、他のオブジェクトタイプのプロパティーに設定されている値を表示できます。スーパーバイザーは、オブジェクトを RICOH ProcessDirector システムに追加、または既存のオブジェクトをコピーすることはできません。
演算子
オペレーターは、一部のプリンターおよびジョブプロパティーに値を設定できます。また、入力装置とプリンターを使用可能および使用不可にすることもできます。オペレーターは、オブジェクトを RICOH ProcessDirector システムに追加、または既存のオブジェクトをコピーすることはできません。削除できるオブジェクトはジョブだけです。 管理または ワークフロータブにはアクセスできません。
モニター
モニターができるのは、RICOH ProcessDirector システムを表示することだけです。ジョブプロパティーおよび入力ファイルのリストを表示でき、プリンターの候補ジョブを調べることができ、また自身のパスワードを変更できますが、その他のアクションを実行できません。 管理または ワークフロータブにはアクセスできません。

データベース名
User.Groups

使用上の注意:

  • 管理者は、グループに対する許可 (権限) を変更できます。グループに対して構成されている上記の許可は、実際のインストールでは異なる可能性があります。
  • ユーザー企業でのニーズに基づいて、追加のグループを使用することもできます。

1.353 ユーザー名

RICOH ProcessDirector ユーザー ID を指定します。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし

データベース名
User.ID

1.354 最終変更日時

ユーザーが最後に変更された日時。 ユーザーが変更されるたびに RICOH ProcessDirector はこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
User.LastModified

1.355 表示する位置

現在、ユーザーインターフェースのフィルターに使用されている位置を表示します。このリストで選択した位置にあるオブジェクトのみが表示されます。

値:

許可された位置プロパティーでユーザーに対して設定された位置のリストです。

デフォルト
なし
データベース名
User.LocationFilterPreference

使用上の注意:

  • ドキュメントは、特定の位置に関連付けられていません。ユーザーを特定のロケーションに制限しても、他のロケーションと関連付けられているジョブに含まれている文書を非表示にはできません。
  • ユーザーは設定ダイアログでこの値を変更して、表示するオブジェクトを制御できます。
  • 位置プロパティー値が設定されていないオブジェクトを含めるには、 位置情報がないオブジェクトを表示するを選択します。この設定を使用して、 位置の値が割り当てられていない状態でシステムに入力されたジョブを見つけます。

1.356 許可された位置

ジョブ、プリンター、入力装置など、一部のオブジェクトには位置プロパティーがあります。 許可された位置プロパティーでは、ユーザーがアクセスできる位置を指定できます。この設定により、ユーザーがユーザーインターフェースで表示できるオブジェクトが決まります。ユーザーは、 表示する位置プロパティーを使用して、ユーザーインターフェースのフィルターに使用する位置を選択できます。

値:

位置のリストはシステムで使用可能です。

デフォルト
なし

データベース名
User.LocationSettings

使用上の注意:

  • ドキュメントは、特定の位置に関連付けられていません。ユーザーを特定のロケーションに制限しても、他のロケーションと関連付けられているジョブに含まれている文書を非表示にはできません。
  • 許可された位置プロパティーの変更は、次回ユーザーがログインすると有効になります。
  • 位置プロパティー値が設定されていないオブジェクトを表示することをユーザーに許可する場合は、 位置情報がないオブジェクトを含めるを選択します。値をクリアすると、ユーザーは 位置プロパティー値が設定されていないオブジェクトを表示できなくなります。

1.357 変更ユーザー

この入力装置を最後に変更したユーザーを指定します。 RICOH ProcessDirectorは、このプロパティー値を保持し、入力装置が変わるたびにこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
User.ModifiedBy

1.358 ユーザーパスワード

ユーザーのパスワードを指定します。

形式:

長さ
最小パスワード長は管理者が設定します。
制限:
大/小文字の区別
データベース名
User.Password

使用上の注意:管理者は、複雑なパスワードを必要とするシステムを設定できます。複雑なパスワードが必要な場合、パスワードの複雑性規則は次のようになります。

  • ユーザー名を含めることはできません。
  • 次の条件を 3 つ以上を満たす必要がある。
    • 1 つの大文字のアルファベット (A~Z)
    • 1 つの小文字のアルファベット (a~z)
    • 1 つの数字 (0~9)
    • 1 つのアルファベット以外の文字

1.359 新規ユーザーパスワードを確認する

新規ユーザーのパスワードを指定します。新規ユーザーパスワードの確認の値は、 新規ユーザーパスワードの値に一致している必要があります。
データベース名
User.PasswordConfirm

1.360 パスワードの最終変更

パスワードが最後に変更された日時を指定します。
データベース名
User.PasswordLastChanged

1.361 新規ユーザーパスワード

新規ユーザーのパスワードを指定します。

形式:

長さ
最小パスワード長は管理者が設定します。
制限:
大/小文字の区別

データベース名
User.PasswordNew

使用上の注意:管理者は、複雑なパスワードを必要とするシステムを設定できます。複雑なパスワードが必要な場合、パスワードの複雑性規則は次のようになります。

  • ユーザー名を含めることはできません。
  • 次の条件を 3 つ以上を満たす必要がある。
    • 1 つの大文字のアルファベット (A~Z)
    • 1 つの小文字のアルファベット (a~z)
    • 1 つの数字 (0~9)
    • 1 つのアルファベット以外の文字

1.362 メインでの装置ポートレット

グラフィックビューまたはリストビューを使用して、 RICOH ProcessDirectorは、メインページの入力装置とプリンターポートレットにオブジェクトを表示するかどうかを指定します。自動確認機能またはインサーター機能を使用している場合、このプロパティーでは、RICOH ProcessDirectorがオブジェクトを[バーコードリーダー]ポートレットまたは[インサーターコントローラー]ポートレットに表示する方法も指定します。

値:

グラフィックビューの使用(デフォルト)
このビューには、名前列に各オブジェクトのグラフィックが表示されます(例えば、入力装置名または プリンター名)。グラフィック上の黄色い矢印は、オブジェクトが使用不可であるか切断されていることを示します。緑色の矢印は、オブジェクトが使用可能または接続されていることを示します。矢印をクリックすると、アクションが実行されます。例えば、プリンターが使用可能になっている場合は、緑色の矢印をクリックしてプリンターを使用不可にできます。
リストビューの使用
このビューには、グラフィックのない名前列に各オブジェクトの名前がリストされます。

データベース名
User.PodViewType

使用上の注意:

  • どちらのビューも、オブジェクトプロパティーの値に同じ列を表示します。どちらのビューでも、オブジェクトのプロパティーノートブックを開くには、その名前をクリックします。
  • [システムの要約]ポートレット、[ジョブ]ポートレットおよび[文書]ポートレットは常にリストビューで表示されます。
  • このプロパティーの値は、[設定]ダイアログまたはユーザープロパティーノートブックで設定できます。

1.363 開始ページ

ログイン後に RICOH ProcessDirector に表示されるページを指定します。新しいユーザーが作成されると、この制御は グループメンバーシップ値が選択されるまでは使用できません。

値:

表示する権限のあるシステムのページのリスト。

デフォルト
設定なし

データベース名
User.StartPage

使用上の注意: ユーザーに対して 開始ページ値が設定されていない場合、ログイン時に メイン ページが表示されます。

1.364 時刻形式

時刻形式フィールドでは、システムの時刻情報の表示に使用するフォーマットを選択します。

値:

24 時間 (欧州形式)
時刻値の範囲は 00:00 ~ 23:59 です。
12 時間 (米国形式)
時刻値の範囲は 01:00 ~ 12:59 AM/PM です。
ブラウザー設定を使用 (デフォルト)
RICOH ProcessDirectorは、ブラウザーのロケール設定に関連付けられたデフォルトの書式設定を使用します。
データベース名
User.TimeFormatPreference

1.365 会社名

会社の名前を指定します。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
WorkflowSystem.Capture.Company

使用上の注意:

  • このプロパティーの値は、サポートチケット番号プロパティーおよび キャプチャ名プロパティーの値とともに、データキャプチャーZIPファイルの名前に含まれます。

1.366 キャプチャーファイル

システムデータを取り込むときに作成されたキャプチャーファイルの名前を指定します。データキャプチャープロセスにより.zipファイルが作成されます。
デフォルト
/aiw/aiw1/capture.zip(Linux)
C:\aiw\aiw1\capture.zip(Windows)
データベース名
WorkflowSystem.CaptureFileName

使用上の注意:

  • キャプチャーファイルのフルパスとファイル名を指定できます。パスにスペースを含めることはできません。
  • パス情報なしでファイル名を指定すると、ファイルは、/aiw/aiw1/(Linux)またはC: aiwaiw1(Windows)に保存されます。
  • ダブルバイト文字または国際文字(à、É、ñ、ß、çなど)を含むパスまたはファイル名は使用できません。
  • .zip拡張子をファイル名に含めない場合、キャプチャープロセスによって拡張子が追加されます。

1.367 取り込むデータ

キャプチャーファイルに含める情報の量を示します。

値:

すべて(デフォルト)
利用可能なすべてのデータをキャプチャーします。
大きなバイナリーを除外
より小さなデータセットをキャプチャーします。

データベース名
WorkflowSystem.CaptureLevel

1.368 キャプチャーファイルディレクトリー

データキャプチャーファイルが作成される1次コンピューター上の場所を指定します。

値:

/aiw/aiw1 (デフォルト)

データベース名
WorkflowSystem.Capture.Directory

使用上の注意:

  • ZIPファイルが作成されると、診断情報をワークステーションに転送することができます。

1.369 キャプチャー名

データキャプチャーファイルを保存する名前の最初の部分を指定します。問題を説明する単語や短いフレーズを使用すると、サポートチームはキャプチャーファイルが何に関するものかを簡単に特定できます。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
デフォルト
データキャプチャー
データベース名
WorkflowSystem.Capture.Name

使用上の注意:

  • データキャプチャープロセスでは、ZIPファイルを作成し、それをクリックすることで診断情報をダウンロードし、ワークステーションに転送することができます。
  • このプロパティーの値は、サポートチケット番号プロパティーおよび 会社名プロパティーの値とともに、データキャプチャーZIPファイルの名前に含まれます。

1.370 データの取り込み元サーバー

キャプチャーファイルを作成するときに情報の収集元となるサーバーを示します。

値:

すべて(デフォルト)
データは、1 次サーバーおよびこのサーバーに接続されているすべてのアプリケーション/2 次サーバーから収集されます。
システム
データは、1 次サーバーからのみ収集されます。
アプリケーション/2次サーバー名
データは、選択したアプリケーション/2 次サーバーからからのみ収集されます。

データベース名
WorkflowSystem.CaptureServer

使用上の注意:キャプチャースクリプトは、スクリプトが実行されている1次サーバーおよびこのサーバーに接続されているすべてのアプリケーション/2次サーバーからのみ情報を収集します。

1.371 サポートチケット番号

キャプチャデータファイルに関連付けられているチケット番号の値を指定します。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
データベース名
WorkflowSystem.Capture.TicketNumber

使用上の注意:

  • RICOHのサポートチケットは、多くの場合、インシデントの略語であるINCというプレフィックスで始まり、その後に番号が続きます。このプロパティーの値を更新して、チケット番号を表示します。
  • このプロパティーの値は、会社名プロパティーおよび キャプチャー名プロパティーの値とともに、データキャプチャーZIPファイルの名前に含まれます。

1.372 最大子ジョブ番号

RICOH ProcessDirector がジョブ番号の子部分に割り当てることができる最大ジョブ番号を指定します。ジョブ番号のフォーマットは ParentJobNumber.ChildJobNumber (たとえば 10002101.1: ここで 10002101 は親ジョブ番号で、1 は子ジョブ番号) です。

形式:

データタイプ
2 から 999999 の整数
デフォルト
999

データベース名
WorkflowSystem.Child.MaxJobID

使用上の注意: 最大子ジョブ番号最小子ジョブ番号の差は、どのジョブについても、その子ジョブの最大数が十分に収まる大きさであることが必要です。 最大子ジョブ番号が割り当てられているにもかかわらず、番号のない子ジョブがある場合は、エラーになります。

1.373 最小子ジョブ番号

RICOH ProcessDirector がジョブ番号の子部分に割り当てることができる最小ジョブ番号を指定します。子ジョブ番号のフォーマットは、ParentJobNumber.ChildJobNumber(たとえば 10002101.1)です。ここで、10002101は親ジョブ番号で、1は子ジョブ番号です。RICOH ProcessDirector は、親に属する最初の子ジョブに 最小子ジョブ番号を割り当てます。RICOH ProcessDirector によって、 最大子ジョブ番号プロパティーで定義されている最大の子ジョブ番号を割り当てられるまで、同じ親ジョブに属している後続の子ジョブごとに、この値は1ずつ増えていきます。

最小子ジョブ番号は、 最大子ジョブ番号より少なくとも 1 は小さくなければなりません。たとえば、 最大子ジョブ番号10 の場合、 最小子ジョブ番号9 以下でなければなりません。

形式:

データタイプ
1 から 998 の整数
デフォルト
1

データベース名
WorkflowSystem.Child.MinJobID

使用上の注意: 最大子ジョブ番号最小子ジョブ番号の差は、どのジョブについても、その子ジョブの最大数が十分に収まる大きさであることが必要です。 最大子ジョブ番号が割り当てられているにもかかわらず、番号のない子ジョブがある場合は、エラーになります。

1.374 取り込む前にファイルをバックアップ

トレースファイルを、キャプチャーファイルに追加する前に一時ディレクトリーにコピーするかどうかを示します。

値:

はい(デフォルト)
トレースファイルを一時的な場所にコピーしてから、キャプチャーファイルに追加します。
いいえ
トレースファイルをキャプチャーファイルに追加する前に一時的な場所にコピーしません。

データベース名
WorkflowSystem.CopyTracesToTemp

使用上の注意:

  • /aiw/aiw1(Linux)またはC:\aiw\aiw1(Windows)内のファイルシステムスペースが制限されていない限り、 はいを選択するようお勧めします。
  • いいえを選択するとスペースを節約できますが、トレースファイルが失われたり、データキャプチャーが失敗したりする可能性があります。

1.375 ログイン非アクティブタイマー (分)

RICOH ProcessDirector で非アクティブになっているユーザーがシステムからログアウトされるまでの時間(分)を指定します。作業を続けるには、ユーザーは再度ログインする必要があります。
デフォルト
90 分
データベース名
WorkflowSystem.CredentialExpiration

使用上の注意:

  • ログイン非アクティブタイマーを変更しても、現在ログインしているユーザーには影響しません。 次回のログインからその変更が有効になります。
  • 非アクティブ状態によりユーザーがログアウトされると、未保存の変更内容が失われます。

1.376 サーバーからキャプチャーファイルを削除する

ダウンロードキャプチャーファイルプロパティーが はいに設定されている場合、ファイル転送が完了した後にキャプチャーアーカイブがサーバーから削除されるかどうかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
ダウンロードに成功すると、キャプチャーファイルはサーバーから削除されます。
いいえ
キャプチャーファイルはサーバーから削除されません。

データベース名
WorkflowSystem.DeleteteCaptureFromServer

1.377 サーバーからキャプチャーファイルをダウンロードする

キャプチャーアーカイブをサーバー上にのみ作成するか、ユーザーのファイルシステムにもダウンロードするかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
キャプチャーファイルはユーザーのファイルシステムにダウンロードされます。
いいえ
キャプチャーアーカイブはダウンロードされません。

データベース名
WorkflowSystem.DownloadCapture

1.378 すべてのオブジェクトをエクスポート

システム内のすべてのオブジェクトを含む XML をキャプチャーアーカイブに含めるかどうかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
システム内のすべてのオブジェクトを含む XML をキャプチャーファイルに含めます。
いいえ
システム内のすべてのオブジェクトを含む XML をキャプチャーファイルに含めません。

データベース名
WorkflowSystem.ExportAllObjects

1.379 ファイルシステムマッピングファイル

ファイルパスをRICOH ProcessDirectorコンピューター上のマウントポイントにマップするファイルのフルパス名を指定します。RICOH ProcessDirectorでは、system_map.cfgをサンプルファイルシステムマッピングファイルとして提供しています。Linuxでは、このファイルは、/aiw/aiw1/control_files/configディレクトリーにあります。

Windows では、このファイルは c:\aiw\aiw1\control_files\config ディレクトリーにあります。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
この値には大/小文字の区別があります。次の文字は使用できません:
 *?!'|{`}<,>;:^()$~
デフォルト
Linuxの場合:/aiw/aiw1/control_files/config/system_map.cfg Windowsの場合:C:\aiw\aiw1\control_files\config\system_map.cfg

データベース名
WorkflowSystem.FileSystemMapping

1.380 Web サーバーログレベル

RICOH ProcessDirectorのWebサーバーコンポーネントに対してアクティブなトレースのレベルを表示します。このプロパティーは、Web サーバーを再始動せずに変更することができます。
データベース名
WorkflowSystem.GUILoggingLevel

1.381 Web サーバーログレベル

RICOH ProcessDirectorのWebサーバーコンポーネントに対してアクティブなトレースのレベルを表示します。このプロパティーは、Web サーバーを再始動せずに変更することができます。
データベース名
WorkflowSystem.GUILoggingLevelOption

1.382 この期間に出されたメッセージ

ログに適用する時間の長さ (日数または時間) を指定します。
データベース名
WorkflowSystem.IssuedWithinInterval

使用上の注意:

  • 指定された期間に記録されるメッセージの数を制限するには、まず、範囲から カスタムオプションを使用し、この値を変更します。

1.383 クリーンアップのタイミング

RemoveJobsステップがジョブファイルを削除するタイミングを指定します。ジョブファイルがステップに到着したらすぐに削除するか、システムがジョブの処理にビジーでない時間まで待機するかを選択できます。

値:

遅れ(デフォルト)
ジョブファイルは、ステップに到着しても削除されません。代わりに、削除待ち状態に移行します。ジョブファイルは、時間外やメンテナンス期間中など、システムで処理しているジョブが少ない場合に削除されます。このオプションを使用して、より多くのサーバーリソースをジョブ処理専用にし、処理に影響を与えずにジョブを削除できるときにダウンタイムを発生させます。
即時
ジョブファイルは、ジョブがワークフローで処理されている場合でも、ジョブがRemoveJobsステップに到着するとすぐに削除されます。ディスク容量に問題があり、システムからジョブをすばやく削除することが優先される場合、またはジョブをこのステップに移動するタイミングを RetainCompletedJobsまたは 待機ステップを使用して制御する場合は、このオプションを使用します。

データベース名
WorkflowSystem.JobCleanupMethod

1.384 使用するジョブ識別子

ジョブ名またはジョブ番号を、ユーザーインターフェースに表示するかどうかを指定します。

選択したジョブIDは、次の場所で使用されます。

  • メイン ページのプリンターポートレットの進行状況インジケーター領域。
  • AFPプリンター、Kodakプリンター、またはRICOH TotalFlowプリンターのプリンター操作画面。
  • AFPプリンターおよびPCLOutプリンターのジョブ完了ログ。

値:

ジョブ名
印刷ジョブのジョブ名を表示します。
ジョブ番号
印刷ジョブのジョブ番号を表示します。

データベース名
WorkflowSystem.JobDisplayTag

使用上の注意:

  • Ricoh PDFプリンターおよびカスタムPDFプリンターの場合、RICOH ProcessDirectorでは、 使用するジョブ識別子プロパティーの値をJDFファイルに設定します。RICOH ProcessDirectorのプリンターおよびプリンターのコントロールユニットの設定によって、プリンターコンソールにジョブが表示される方法が決まります。
  • このプロパティーがジョブ名に設定されている場合でも、Xerox プリンターのプリンターコンソールにはジョブ番号が表示されます。
  • パススループリンターは、コマンドを使用して、プリンターに送信される情報を指定します。通常の一般的なコマンドを実行すると、使用するジョブ識別子プロパティーが ジョブ名に設定されている場合でも、プリンターコンソールにはジョブ番号が表示されます。プリンターコンソールにジョブ名を表示するには、印刷ファイルをファイルにコピーするコマンドの前にジョブ名を追加します。ファイルをプリンターに送信するコマンドでは、ジョブ名のシンボルを使用します。例えば、プリンターポートレットとプリンターコンソールに表示されるジョブ情報を変更する手順に関して、インフォメーションセンターのトピックを参照してください。
  • このプロパティー値をジョブ番号に設定すると、RICOH TotalFlowプリンターコントロールユニットで 未完了ページを再印刷が有効になっているAFPプリンターで紙詰まりが発生した場合に、ジョブを識別しやすくなります。同じ名前のジョブが複数ある場合、未完了のページを含むジョブは正しく識別できません。
  • AFP Support機能は、AFPおよびPCLOutプリンター装置をRICOH ProcessDirectorに追加します。Kodakのカットシートサポート機能は、Kodakプリンター装置を追加します。Xeroxのカットシートサポート機能は、Xeroxプリンター装置を追加します。

1.385 最後のデータキャプチャーファイル

正常に作成された最後のデータキャプチャーファイルの完全パスとファイル名を指定します。データキャプチャープロセスでは、ZIPファイルを作成し、それをクリックすることで診断情報をダウンロードし、ワークステーションに転送することができます。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
WorkflowSystem.LastCaptureFilename

1.386 最後のデータキャプチャー完了

データキャプチャーが最後に完了した日付と時刻。キャプチャーが完了するたびに、RICOH ProcessDirectorでこの値が更新されます。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
WorkflowSystem.LastCaptureTimestamp

1.387 タイプ

ログで表示するメッセージのタイプを指定します。

値:

すべてのログエントリー
すべてのログメッセージが表示されます。
メッセージ
選択されたオブジェクトに関する情報、警告、およびエラーメッセージ。
状態の変化
オブジェクトに関して状態またはステータスの変化を記録するメッセージ。ジョブはワークフロー内で処理が進むたびに、その状態が変化します。その他のオブジェクトは、有効化、無効化など、アクションの結果としてステータスが変化します。
プロパティーの変化
オブジェクトに関連付けられたプロパティーの更新または変更を記録するメッセージ。
エラーメッセージ
選択されたオブジェクトに関連付けられたエラーメッセージ。情報および警告メッセージは表示されません。

データベース名
WorkflowSystem.LogTypes

使用上の注意:最新のログエントリーを表示するには、 サーバーから更新をクリックします。

1.388 ログイン時の表示メッセージ

全ユーザーのログイン画面に表示するメッセージを指定します。メッセージでは、プレーンテキストおよび HTML を使用できます。

形式:

データベース名
WorkflowSystem.LoginMessage

使用上の注意:

  • システム設定の代わりに、loginMessage.txtファイルのメッセージコンテンツを追加または編集できます。このファイルは、次のディレクトリーにあります。
    • Linuxの場合:/aiw/aiw1/config/
    • Windowsの場合:C:\aiw\aiw1\config\
  • このプロパティーでは、HTML 4.01 仕様のタグがサポートされています。サポートされている個々のタグは、ブラウザーによって異なります。
  • プレーンテキストおよび HTML を混在させることができます。
  • 無効な HTML は報告されません。

1.389 LPD ジョブを実行依頼できるホスト

LPD プロトコルでジョブを LPD 入力装置に実行依頼することを許可されているホストをリストします。ホスト名または IP アドレスをセミコロンで区切ってください。

アスタリスク * は、ゼロ個または任意の数の文字を表します。リストの値 *は、すべてのホストがジョブの実行依頼を許可されていることを意味します。数字 (0 から 9)、小数点 (.)、およびアスタリスク (*) のみを含む値は、着信接続の IP アドレスと比較されます。1 つ以上の英字 (A-Z、a-z) が含まれている値は、着信接続のホスト名であると判断されます。

リストの値が空であれば、ジョブの実行依頼を許可されているホストはありません。

待機時間が長い場合やジョブが見つからない場合、LPDホストエントリーをIPアドレスまたは完全修飾ホスト名(*.acmeproducts.comの代わりにhostserver.co.acmeproducts.comなど)に設定します。

デフォルト
*
データベース名
WorkflowSystem.LPDHostnames

1.390 最大ジョブ番号

RICOH ProcessDirector がジョブに割り当てることができる最大のジョブ番号を指定します。最大ジョブ番号を割り当てた後に、RICOH ProcessDirector は、 最小ジョブ番号プロパティーの値を使用して番号付けを再開します。

形式:

データタイプ
2 から 99999999 までの整数
デフォルト
99999999

データベース名
WorkflowSystem.MaxJobID

1.391 パスワードの有効期間

期限切れになるまだえにパスワードを使用できる日数を指定します。この値は、RICOH ProcessDirector システム上のユーザーすべてに適用されます。

形式:

データタイプ
1 から 9999 までの整数
デフォルト
90

データベース名
WorkflowSystem.MaxPasswordAge

使用上の注意: LDAP認証プロパティーが はいに設定されている場合、このプロパティーは無視されます。

1.392 リサイクルコンテンツ許容値

メディアオブジェクトのリサイクルコンテンツに対する受け入れ可能な相違を指定します。

形式:

コンテンツ
025 % の値。
デフォルト
5

データベース名
WorkflowSystem.MediaTolerance.RecyclingPercentage

使用上の注意:

  • この許容値は、リサイクルコンテンツプロパティーに適用されます。
  • 例: あるメディアオブジェクトのリサイクルコンテンツが 50% とします。リサイクルコンテンツ許容値は5%です。RICOH ProcessDirectorは、リサイクルコンテンツが45%~55%の場合に、プリンターメディアとメディアオブジェクトを一致させ、その他のメディアプロパティーはすべて一致させます。

1.393 サイズ許容値

メディアオブジェクトのサイズに対する受け入れ可能な相違を指定します。

形式:

コンテンツ
025 mm の値。
デフォルト
2

データベース名
WorkflowSystem.MediaTolerance.Size

使用上の注意:

  • この許容値は、メディアの高さおよび メディアの幅プロパティーに適用されます。
  • 例:メディアオブジェクトの幅が210mm、高さが297mmとします。サイズ許容値は2mmです。RICOH ProcessDirectorは、メディアの幅が 208 ~ 212 mm、高さが 295 ~ 299 mmの場合、他のすべてのメディアプロパティーが一致している場合に、プリンターメディアをメディアオブジェクトと一致させます。

1.394 重さ許容値

メディアオブジェクトの重さに対する受け入れ可能な相違を指定します。

形式:

コンテンツ
1 平方メートル当たり 0 グラムから 25 グラム (gsm) の値を指定します。
デフォルト
5

データベース名
WorkflowSystem.MediaTolerance.Weight

使用上の注意:

  • この許容値は、メディアの重量プロパティーに適用されます。
  • 例: メディアオブジェクトの重量が 81 gsm とします。リサイクルコンテンツ許容値は5gsmです。RICOH ProcessDirectorは、メディアの重量が76 ~ 86gsmで、他のすべてのメディアプロパティーが一致している場合に、プリンターメディアをメディアオブジェクトと一致させます。

1.395 最小ジョブ番号

RICOH ProcessDirector がジョブに割り当てることができる最小のジョブ番号を指定します。RICOH ProcessDirector はこの番号を、受信した最初のジョブに割り当てます。以降のすべてのジョブについて、ジョブ番号は、 最大ジョブ番号の値に達するまで 1 ずつ増加されます。最大ジョブ番号が割り当てられた後に、RICOH ProcessDirector最小ジョブ番号プロパティーの値に戻し、そこから再開します。

最小ジョブ番号は、 最大ジョブ番号より少なくとも 1 は小さくなければなりません。たとえば、 最大ジョブ番号100 の場合、 最小ジョブ番号99 以下でなければなりません。

形式:

データタイプ
1 から 99999998 までの整数
デフォルト
10000000

データベース名
WorkflowSystem.MinJobID

1.396 複数ログインの許可

同一のユーザー名で複数のセッションに同時にログインできるかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
ユーザーは、同一のユーザー名で複数のセッションに同時にログインできます。
いいえ
ユーザーは、同一のユーザー名では同時に 1 つのセッションのみログインできます。すでにログインしているユーザー名でログインを試みると、新しいログインが成功し、ユーザーは他のセッションからログアウトされます。

データベース名
WorkflowSystem.MultipleLogin

使用上の注意:ユーザーは、同一マシン上で複数のタブを使用して複数の同時セッションにログインしたり、同じブラウザータイプの複数のセッションを使用できます。

1.397 カラー

ほとんどのRICOH ProcessDirectorページのバナーラベルの色と背景色を指定します。

値:

ブルー (デフォルト)
パープル
オレンジ
オリーブ
オーシャン
レッド

データベース名
WorkflowSystem.Palette

使用上の注意: このプロパティーを有効にするには、 システムIDの下にあるオプションを1つ以上選択します。

1.398 Ricoh PDFプリンターからジョブデータをキャプチャー

RICOH ProcessDirectorからすべてのRicoh PDFプリンターに送信されるジョブデータをキャプチャーするかどうかを指定します。

値:

はい
すべてのRicoh PDFプリンターに送信されるジョブデータをキャプチャーします。プロパティーと印刷ファイルは、ジョブの完了時に削除されません。
いいえ
Ricoh PDFプリンターでジョブが正常に印刷された後、プロパティーと印刷ファイルを削除します。

データベース名
WorkflowSystem.Pc.PsCapture

使用上の注意:

  • 慎重に扱うべきデータまたは機密データは、キャプチャーされたジョブデータファイルに保存される場合があります。
  • ジョブデータのキャプチャーには、大量のディスク容量が必要です。したがって、このキャプチャープロパティーはデバッグおよびトレース目的でのみ有効にすることをお勧めします。必要な情報を収集したら、このキャプチャープロパティーをオフにします。
  • Ricoh PDFプリンターからジョブデータをキャプチャーするが有効になっている場合、 RICOH ProcessDirectorはプリンターに送信されたフォーマットを使用してデータをキャプチャーします。キャプチャーされたファイルは、次のディレクトリーにあります。
    • Linuxの場合:/aiw/aiw1/pc/ws/webapps/printing/WEB-INF/tmp/printing/
    • Windowsの場合:C:\aiw\aiw1\pc\ws\webapps\printing\WEB-INF\tmp\printing\

1.399 最大リソース集中ステップカウント

RICOH ProcessDirectorシステムが1次サーバーで並行して実行することを許可する、リソース集中ステップの数を指定します。

形式:

データタイプ
0から99までの整数。 0は、1次サーバーでの実行を許可されているリソース集中ステップがないことを意味します。
デフォルト
8

データベース名
WorkflowSystem.Primary.MaxHighUsageSteps

使用上の注意:

  • 同時ステップ制限ステップテンプレートプロパティーは、ステップテンプレートから作成されるステップが、パフォーマンスの面からリソース集中型とみなすかどうかを制御します。
  • 1 次サーバー以外のサーバーで実行できるリソース集中ステップの数を制御するには、そのサーバーごとに最大リソース集中ステップカウントサーバープロパティーを設定してください。

1.400 他のステップの最大ステップカウント

RICOH ProcessDirectorシステムが1次サーバーで並行して実行することを許可する、非リソース集中ステップの数を指定します。

形式:

データタイプ
0から999までの整数。 0は、1次サーバーでの実行を許可されている非リソース集中ステップがないことを意味します。
デフォルト
100

データベース名
WorkflowSystem.Primary.MaxLowUsageSteps

使用上の注意:

  • 同時ステップ制限ステップテンプレートプロパティーは、ステップテンプレートから作成されるステップが、パフォーマンスの面からリソース集中型とみなすかどうかを制御します。
  • 1 次サーバー以外のサーバーで実行できる非リソース集中ステップの数を制御するには、そのサーバーごとに他のステップの最大ステップカウントプロパティーを設定してください。

1.401 印刷進行状況バー

プリンターポートレットに印刷進行状況バーを表示するかどうかを指定します。
はい(デフォルト)
印刷進行状況バーがプリンターポートレットに表示されます。
いいえ
印刷進行状況バーがプリンターポートレットに表示されません。
データベース名
WorkflowSystem.PrinterProgress

1.402 プリンターの使用可能状況を記憶する

システムシャットダウンの後、使用可能なプリンターの状況を RICOH ProcessDirector が復元するかどうかを指定します。

値:

はい
システムがシャットダウンして再起動した後、シャットダウン前に使用可能であったすべてのプリンターが、システムの再起動後に使用可能になります。
いいえ (デフォルト)
システムがシャットダウンして再起動した後、プリンターを使用可能にするまで、すべてのプリンターが使用不可になります。

データベース名
WorkflowSystem.RememberPrinterStatus

使用上の注意: Linux では、2 次サーバーまたはアプリケーションサーバーをシャットダウンして再始動する場合、RICOH ProcessDirector はプリンターの状態を親サーバーに保存しません。このプロパティーは、1 次サーバーをシャットダウンして再起動する場合にのみ適用されます。

1.403 実行依頼する

ポートレットからアップロードされたファイルの処理の実行依頼を入力装置にするかワークフローにするかを指定します。

値:

入力装置(デフォルト)
使用可能で接続済みのホットフォルダーすべてに対してジョブの実行依頼ができます。ホットフォルダーを入力装置リストに表示するには、ジョブ実行依頼を受け入れるプロパティーを はいに設定する必要があります。
ワークフロー
使用可能なワークフローすべてに対してジョブの実行依頼ができます。ワークフローをワークフローリストに表示するには、ジョブ実行依頼を受け入れるプロパティーを はいに設定する必要があります。

データベース名
WorkflowSystem.SubmitJob.SubmitTo

使用上の注意:

  • ジョブ実行依頼を受け入れるプロパティーが はいに設定されているホットフォルダーおよびワークフローは、リスト表示対象になります。使用可能なワークフロー、または使用可能で接続済みの入力装置だけがリストに表示されます。

1.404 ジョブ実行依頼を受け入れる

ユーザーがジョブの実行依頼ポートレットからこの入力デバイスにジョブの実行依頼ができるかどうかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
このホットフォルダーは、接続されて有効になっていると、ジョブの実行依頼ポートレットの入力装置リストに表示されます。
いいえ
このホットフォルダーは、ジョブの実行依頼ポートレットの入力装置リストに表示されません。

データベース名
HotFolder.AcceptJobSubmission

1.405 ジョブ実行依頼を受け入れる

ユーザーがジョブの実行依頼ポートレットからこのワークフローにジョブの実行依頼ができるかどうかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
このワークフローは、有効にした場合にジョブの実行依頼ポートレットのワークフローリストに表示されます。
いいえ
このワークフローは、ジョブの実行依頼ポートレットのワークフローリストに表示されません。

データベース名
JobType.AcceptJobSubmission

1.406 ビューアーロードを最適化

ジョブ(特に、IdentifyDocuments または IdentifyPDFDocuments ステップによって処理されたジョブの中で、非常に大きな DPF ファイルがあるジョブ)を表示中にビューアーの動作を管理するのに役立ちます。

値:

はい(デフォルト)
長く待つことなくビューアーでジョブを開きたい場合、このオプションを使用します。このオプションは、DPF ファイルに比較的少ない数の文書プロパティーが保存する場合に適しています。
いいえ
ビューアーでジョブが開かなかった場合、またはジョブを開くのかなりの待ち時間が発生する場合、このオプションを使用します。このオプションは、DPF ファイルに多数の文書プロパティーを含める場合に適しています。

データベース名
WorkflowSystem.OptimizeViewerLoading

1.407 保存ポーリング間隔 (分)

RICOH ProcessDirector が、さらなるアクションが必要かどうかを判別するためにシステムで保存されるジョブをポーリングする頻度を指定します。たとえば RICOH ProcessDirector は、ジョブの保存期間が終了したとき、そのジョブを削除できます。

形式:

データタイプ
0 から 86400000 までの整数
デフォルト
1

データベース名
WorkflowSystem.RetainPollInterval

1.408 システムID

RICOH ProcessDirectorシステムを別のシステムと区別するのに使用する視覚的メカニズムを指定します。

たとえば、 テストシステムと実働システムに異なる色と識別子を設定できます。その後は、URLを見ずに使用しているRICOH ProcessDirectorシステムを識別できます。

値:

バナーラベル
RICOH ProcessDirectorバナーに システム識別子を表示します。ラベルはすべてのRICOH ProcessDirectorページに表示されます。
背景色
ほとんどのRICOH ProcessDirectorページの背景に微妙な色を追加します。

データベース名
WorkflowSystem.SystemIdentification

1.409 システム ID

Test や Production など、RICOH ProcessDirector システムの代替名を指定します。代替名は、ユーザーインターフェースのバナー領域に表示されます。似たようなホスト名のシステムが複数ある場合に代替名が役立ちます。

値:

システム ID は、次の ASCII 制御文字を除く 128 文字以内で指定できます。

X'00'–X'19' ' ; < = > \ ` | ~ X'7F'

データベース名
WorkflowSystem.SystemIdentifier

1.410 カスタムトレースレベル

トレースレベルプロパティーに カスタムオプションが選択されている場合に、システム上でアクティブになっているトレースレベルを表示します。ソフトウェアサポートは、このフィールドに入力されている情報を提供します。
データベース名
WorkflowSystem.TraceCustomTraceLevel

1.411 トレースファイルの最大数

システムで作成可能なトレースファイルの最大数を示します。RICOH ProcessDirectorがファイルの最大数に達し、データの収集を継続しなければならない場合、最も古いファイルを削除して新しいトレースファイルに置き換えます。

形式:

データタイプ
1から100までの整数
デフォルト
25

データベース名
WorkflowSystem.TraceFileCount

1.412 最大トレースファイルサイズ

システムで作成されるトレースファイルの上限サイズ (KB 単位) を示します。トレースファイルがこの制限に達すると、システムトレースはファイルを閉じ、新しいトレースファイルを作成してデータの収集を続けます。

形式:

データタイプ
1024から10240までの整数
デフォルト
4096

データベース名
WorkflowSystem.TraceFileSize

1.413 トレースレベル

システムでアクティブなトレースのレベルを示します。各レベルで、ソフトウェアサポートが問題を診断するために使用できるさまざまな情報が収集されます。ソフトウェアサポートからのアドバイスに基づいて、トレースレベルを選択します。
デフォルト
TraceLevel1
データベース名
WorkflowSystem.TraceLevel

1.414 アカウントのステータス

ユーザーアカウントの現在の状況を表示します。

値:

活動中
ユーザーアカウントはロック状態ではなく、ユーザーはシステムにログインできます。
ロック済み非アクティブ
ユーザーが、アカウントの非アクティブ期間プロパティーに指定されている時間内にログインしなかったので、ユーザーアカウントはロックされています。パスワードをリセットする権限またはユーザープロパティーを更新する権限を持つユーザーが、アカウントのアクセスを復元する必要があります。
ロック済みパスワード失敗
ログインに繰り返し失敗した回数がアカウントロックアウトのしきい値の値を超えたので、ユーザーアカウントはロックされています。 ロックアウト期間プロパティーに指定されている時間が経過するか、パスワードがリセットされると、アカウントは アクティブになります。

データベース名
User.AccountStatus

1.415 最後のログイン

ユーザーが最後にログインした日時を指定します。
データベース名
User.LastLogin

1.416 パスワード複雑性規則の適用

すべてのユーザーに複雑なパスワードを使用させるかどうかを指定します。

パスワード複雑性規則は、次のように定義されています。

  • ユーザー名を含めることはできません。
  • 次の条件を 3 つ以上を満たす必要がある。
    • 1 つの大文字のアルファベット (A~Z)
    • 1 つの小文字のアルファベット (a~z)
    • 1 つの数字 (0~9)
    • 1 つのアルファベット以外の文字

値:

はい
新しいユーザーを作成したり、既存のユーザーがパスワードを変更したりするときに、新しいパスワードがパスワード複雑性規則を満たす必要があります。
いいえ (デフォルト)
パスワードを変更したり、新しいユーザーを作成するときに、パスワード複雑性規則は強制されません。
データベース名
WorkflowSystem.ComplexRules

使用上の注意:

  • パスワード複雑性規則の適用プロパティーが がいに設定されても、既存ユーザーのパスワードは影響を受けません。パスワード複雑性規則は、ユーザーがパスワードを変更したときにのみ適用されます。
  • LDAP で認証プロパティーが はいに設定されている場合、このプロパティーは無視されます。

1.417 ログイン認証間隔

各ユーザーがログインしているかどうかをRICOH ProcessDirectorで確認する頻度を指定します。この設定は、 ログイン非アクティブタイマーと一緒に使用し、ユーザーが非アクティブ状態によってログアウトされた後、アプリケーションがログインページに切り替わるまでの時間を制御します。

1~30分の範囲で入力してください。値を1に設定すると、ユーザーがログアウトされてからブラウザーでログインページが読み込まれるまでの時間を最短にできます。

デフォルト
5 分
データベース名
WorkflowSystem.HeartbeatInterval

使用上の注意:

  • ユーザーがまだログインしている場合は、間隔が再開します。RICOH ProcessDirectorはこの間隔が経過するのを待って、再度チェックを実行します。
  • ユーザーがログアウトした状態で、ブラウザーでRICOH ProcessDirectorを開くと、RICOH ProcessDirectorが自動的にログインページに切り替わります。

1.418 アカウントの非アクティブ期間

RICOH ProcessDirector で非アクティブになっているユーザーアカウントがシステムからロックアウトされるまでの日数を指定します。

形式:

データタイプ
1 ~ 3,650 日または 10 年の整数
デフォルト
設定しない (非アクティブ状態のためにアカウントがロックされることはありません)

データベース名
WorkflowSystem.InactiveLength

使用上の注意:

  • ユーザーがロックアウトされた後にシステムへのアクセスを復元するには、次のいずれかを行います。
    • ユーザーのパスワードをリセットします。
    • ユーザーアカウントを削除して再作成します。

1.419 ロックアウト期間

ユーザーがアカウントログインのしきい値を超えた場合に RICOH ProcessDirector でユーザーがシステムからロックアウトされる期間を指定します。この値の時間単位は分、時間、または日にできます。値の時間単位を選択するには、プロパティー名の右にあるトグルコントロールを使用します。

形式:

データタイプ
1 分から 3650 日または 10 年の整数
デフォルト
5 分

データベース名
WorkflowSystem.LockOutLength

使用上の注意:

  • ユーザーがロックアウトされた後にシステムへのアクセスを復元するには、次のいずれかを行います。
    • ユーザーのパスワードをリセットします。
    • ユーザーアカウントを削除して再作成します。
  • アカウントログインのしきい値プロパティーの値は、ユーザーがロックアウトされるまでに許可されるログイン試行の回数を指定します。
  • この値を小さくした場合、新しい値よりも長い間ロックアウトされているユーザーがログインできるようになります。
  • この値を大きくした場合、現在ロックアウトされているユーザーは、新しいロックアウト期間が終了するまで待機する必要があります。

1.420 アカウントロックアウトのしきい値

ユーザーがロックアウトされるまでに許可されるログイン失敗およびパスワード変更の試行回数を指定します。

形式:

データタイプ
1 から 99 までの整数
デフォルト
3
データベース名
WorkflowSystem.MaxLoginAttempts

使用上の注意:

  • ロックアウト期間プロパティーは、ロックアウト期間の長さを指定します。

1.421 最小パスワード長

パスワードに必要な最小文字数を指定します。

形式:

データタイプ
1から32の整数
デフォルト
8
データベース名
WorkflowSystem.MinPasswordLength

使用上の注意:

  • この値は、変更またはリセットされたパスワードの他に、新しいユーザーのパスワードにも適用されます。この値を変更しても現在のユーザーのパスワードが無効になることはありません。
  • LDAP で認証プロパティーが はいに設定されている場合、このプロパティーは無視されます。

1.422 パスワード再利用までの回数

ユーザーが、固有のパスワードを何回入力すれば、以前のパスワードを再利用できるかを指定します。

形式:

データタイプ
1 から 10 までの整数
デフォルト
1

データベース名
WorkflowSystem.PasswordReuseCount

使用上の注意:

  • パスワード再利用までの回数の値を、例えば 5 から 3 に下げたときに、新しい値 (この例では 3) よりも多くパスワードを持つユーザーがいた場合は、パスワードが古い順で削除されます。
  • LDAP で認証プロパティーが はいに設定されている場合、このプロパティーは無視されます。

1.423 LDAP で認証

ユーザーが、既存の Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) サーバーで定義されているユーザー ID で RICOH ProcessDirector にログインできるかを指定します。

値:

いいえ
システムは LDAP のユーザー ID を認証に使用しません。ユーザーは RICOH ProcessDirector のユーザー名でログインする必要があります。
はい
システムは LDAP のユーザー ID を認証に使用します。
データベース名
WorkflowSystem.AdLdap.YesNo

使用上の注意:

  • この値をはいに設定する場合は、 LDAP サーバープロパティーに 1 つまたは複数の値を指定する必要があります。
  • この値をはいに設定する場合、LDAP サーバーによって設定されているパスワードの規則と変更の間隔が、RICOH ProcessDirector のユーザー ID に適用され、RICOH ProcessDirector のシステム設定は無視されます。
    • 最小パスワード長
    • パスワードの有効期間
    • パスワード複雑性規則の適用
    • パスワード再利用までの回数

1.424 LDAP サーバー

システムが認証に使用する 1 つまたは複数の LDAP サーバーのネットワーク IP アドレスまたは完全修飾ホスト名のいずれかおよびポートを指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字
制限:
  • 1 つまたは複数の LDAP サーバーのネットワーク IP アドレスまたは完全修飾ホスト名を入力できます。
  • ホスト名または IP アドレスとポート番号はコロン (:) で区切ります。例えば、infopages.prod.yourcompany.com:389 または 123.123.123.123:389 のようにします。
  • 複数の LDAP サーバーのアドレスや名前を入力する場合は、セミコロン (;) で区切ります。例えば、infopages.prod.yourcompany01.com:389;infopages.prod.yourcompany02.com:389 または 123.123.123.123:389;123.123.123.124:389 のようにします。
  • IP アドレスを入力するときは、nnn.nnn.nnn.nnn の形式で数値とピリオド (.) を含めることができます。各 nnn の値は、255 以下にする必要があります。

データベース名
WorkflowSystem.AdLdap.Server

使用上の注意:RICOH ProcessDirector は、LDAP サーバーの IPv6 接続をサポートしていません。

1.425 ルート識別名

データベースの管理制限やアクセス制御の制約を受けない識別名 (DN) を指定します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
デフォルト
なし
データベース名
WorkflowSystem.AdLdap.rootDN
使用上の注意
  • この値を指定する場合、一般的な書式は次のようになります。dc=sun,dc=com.

1.426 LDAPセキュリティー

RICOH ProcessDirector でライトウェイトディレクトリアクセスプロトコル (LDAP) サーバーへの接続をどのように保護するかを指定します。

値:

なし (デフォルト)
StartTLS 方式または LDAPS プロトコルを使用せずに LDAP サーバーに接続します。
StartTLS
StartTLS 方式を使用して LDAP サーバーへの接続を保護し、TLS (Transport Layer Security) を確立します。接続が行われると、すべてのメッセージは暗号化されます。
ldaps

セキュア LDAP (LDAPS) プロトコルを使用して LDAP サーバーに接続し、TLS (Transport Layer Security) を確立します。メッセージはセキュアポートを介して送信されます。

LDAP サーバープロパティーで、ネットワーク IP アドレスまたは完全修飾ホスト名にポートを追加します。

データベース名
WorkflowSystem.AdLdap.SecureConnection

使用上の注意:

  • このプロパティーの値がldapsになっていてもセキュアポートを使用できない場合は、LDAP サーバーへの接続に失敗します。デフォルトのセキュアポートは 636 です。

  • LDAP の実装で StartTLS または LDAPS を使用して接続を保護している場合は、LDAP 設定をテストする前に、このプロパティーを該当する値に設定します。

    LDAP の実装で LDAP サーバーへの接続を保護していない場合は、LDAP 設定をテストする際に、このプロパティーをなしのままにします。

1.427 ユーザー検索ベース

外部ディレクトリーツリーの中で検索する部分を、LDAP の URL 内のルート識別名 (DN) から相対的に指定します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
デフォルト
なし
データベース名
WorkflowSystem.AdLdap.UserSearchBase
使用上の注意
  • この値を指定する場合、一般的な書式は ou=people ようになります。

1.428 ユーザー検索フィルター

ユーザーの識別名 (DN) が LDAP にあるかどうかを判断するために RICOH ProcessDirector が使用するフィルターを指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
デフォルト
なし
uid={0}
データベース名
WorkflowSystem.AdLdap.UserSearchFilter
使用上の注意
  • この値は、オプションの引数を持つ LDAP 検索フィルター (RFC 2254 で定義) です。この場合は、ユーザー名が唯一の引数であり、{0} で表します。例えば、uid={0} の場合、指定する属性で一致するユーザー名を検索します。

  • 別の値を指定する場合は、ユーザーが入力する名前ストリングに置き換わるマーカートークン {0} を使用して LDAP 検索ストリングを指定する必要があります。
  • このプロパティーに入力する値によって、メールアドレス形式や UID 形式など、RICOH ProcessDirector のユーザー名の形式が決まります。

1.429 マネージャー識別名

ユーザー検索のために LDAP サーバーにバインドするユーザーの完全な識別名 (DN) を指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
デフォルト
なし
データベース名
WorkflowSystem.AdLdap.ManagerDN
使用上の注意
  • DN は、次のようになります。CN=MyUser,CN=Users,DC=mydomain,DC=com この内容は、LDAP の設定によって異なります。
  • LDAP サーバーが匿名のバインドをサポートしていない場合、この値は必須です。

1.430 マネージャー識別名のパスワード

マネージャー識別名プロパティーに指定されているユーザーのパスワードを指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
デフォルト
なし
データベース名
WorkflowSystem.AdLdap.ManagerPassword
使用上の注意
  • この機能は、検索の認証方法でのみ使用されます。

1.431 メール属性

RICOH ProcessDirector がユーザーのメールアドレスを取得する LDAP 属性を指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
デフォルト
なし
データベース名
WorkflowSystem.AdLdap.EmailAddress

使用上の注意:

  • この値を指定した場合、典型的なフォーマットは以下のようになります。mail

  • LDAP ユーザーが初めてログインし、RICOH ProcessDirector がユーザーを作成するとき、RICOH ProcessDirector は、このユーザーの メールアドレスプロパティーをこのメールアドレスに設定します。特定のプリンターイベントまたはジョブイベントが発生したときは、このメールアドレスを使用してユーザー通知を送信できます。

  • LDAP 属性を指定しなかった場合、RICOH ProcessDirector は、ユーザーを新規に作成するときに メールアドレスプロパティーに値を設定しません。

1.432 グループ検索ベース

RICOH ProcessDirector が、LDAP のグループを含む組織単位 (OU) を識別するために検索する、LDAP の外部ディレクトリーツリーの分岐を指定します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
デフォルト
なし
データベース名
WorkflowSystem.AdLdap.GroupSearchBase

使用上の注意:

  • この値を指定すると、標準フォーマットはou=groupsのようになります。

  • rootDN 全体を検索する場合は、このプロパティーに値を指定しません。
  • ユーザーが RICOH ProcessDirector にログインするときに、 管理制限の超過または同様のエラーが表示される場合は、この値を LDAP 環境固有にすることで、クエリーの範囲を縮小します。

    クエリーの範囲を縮小してもエラーが発生する場合は、グループ検索メンバープロパティーの値を、LDAP 環境でグループメンバーに使用しているフィールドに変更します。

1.433 グループ検索フィルター

特定の名前のグループが LDAP グループの検索ベースにあるかどうかを判断するために RICOH ProcessDirector が使用するフィルターを指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
デフォルト
なし
cn={0}
データベース名
WorkflowSystem.AdLdap.GroupSearchFilter

使用上の注意:

  • このプロパティーに値を指定しない場合、RICOH ProcessDirectorは、デフォルトの検索フィルターであるcn={0}を使用します

  • RICOH ProcessDirectorは、 {0}を検索中のLDAPグループの名前に置き換えます。この名前は 製品から LDAP グループのマッピングプロパティーから取得されます。

1.434 グループ検索メンバー

RICOH ProcessDirector が、LDAP グループメンバーの識別名を取得するために使用する LDAP 属性を指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
デフォルト
なし
データベース名
WorkflowSystem.AdLdap.GroupSearchMember

使用上の注意:

  • このプロパティーに値を指定しない場合、RICOH ProcessDirectorは、デフォルトの検索フィルターであるuniqueMemberを使用します

  • この値を変更する場合は、別のブラウザーからログインして、RICOH ProcessDirector へのアクセス権を持つ LDAP グループのメンバーであることを確認します。

1.435 LDAP グループと同期

RICOH ProcessDirector が、ユーザーのログイン時に、 製品から LDAP グループのマッピングプロパティーの値と、ユーザーの LDAP グループメンバーシップに基づいて、ユーザーの製品セキュリティーグループメンバーシップを更新するかどうかを指定します。

値:

はい
RICOH ProcessDirector は、ログイン時にユーザーの LDAP グループメンバーシップを確認し、 製品から LDAP グループのマッピングプロパティーの値に基づいて製品グループメンバーシップを更新します。
いいえ (デフォルト)
RICOH ProcessDirector は、ユーザーが初めてログインするときにユーザーの LDAP グループメンバーシップを確認し、 製品から LDAP グループのマッピングプロパティーの値に基づいて、ユーザーの製品グループメンバーシップを割り当てます。その後のログイン時には、RICOH ProcessDirector は、ユーザーの LDAP グループメンバーシップを確認せず、 製品から LDAP グループのマッピングプロパティーの値に基づいて製品グループメンバーシップを更新しません。
データベース名
WorkflowSystem.AdLdap.SyncLdapGrp

使用上の注意:

  • このプロパティーをはいに設定した場合、製品ユーザーのグループメンバーシップを変更するには、LDAP でユーザーのグループメンバーシップを変更します。このプロパティーを いいえに設定した場合、製品ユーザーのグループメンバーシップを変更するには、RICOH ProcessDirector でユーザーの グループメンバーシッププロパティーの値を変更します。

  • RICOH ProcessDirector のユーザーは LDAP のユーザーと同期されません。認証に LDAP を使用する場合、RICOH ProcessDirector のユーザー ID は、削除するまでシステムに残ります。

1.436 LDAP グループにマップする製品

RICOH ProcessDirector のグループから LDAP グループへのマッピングを指定します。

形式:

デフォルト
設定なし
データベース名
WorkflowSystem.AdLdap.GroupMap

使用上の注意:

  • 認証に LDAP を使用するには、少なくとも 1 つの RICOH ProcessDirector グループを LDAP グループにマップする必要があります。

  • 少なくとも 1 つの管理者製品グループマッピングを指定します。

  • 実動環境で認証に LDAP を使用するには、RICOH ProcessDirector のすべてのグループを LDAP グループにマップします。

  • RICOH ProcessDirector のグループを LDAP グループにマップするには、ドロップダウンリストから製品グループを選択し、LDAP グループの名前を入力フィールドに入力します。

  • 別の製品グループを LDAP グループにマップするには、任意の LDAP グループの右側にある+をクリックします。

  • マッピングを削除するには、LDAP グループの右側の-をクリックします。

  • {0}シンボルの場合グループ検索フィルタープロパティーの値では、このプロパティーに入力したLDAPグループの名前がRICOH ProcessDirectorに置き換わります。

1.437 LDAPテストユーザー名

LDAP設定をテストするために使用するLDAPユーザー名を指定します。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
WorkflowSystem.AdLdap.TestUserName

使用上の注意: ユーザー名は、 RICOH ProcessDirector  管理者 グループにマップされた LDAP グループのメンバーである必要があります。

1.438 ログイン済み

ユーザーが RICOH ProcessDirector にログインしているかどうかを指定します。

ユーザーが RICOH ProcessDirector にログインしているかどうかを指定します。

値:

はい
ユーザーがログインしています。
いいえ
ユーザーがログインしていません。
データベース名
User.Login.Status

使用上の注意:

  • ユーザーは、ログアウトするか、ログイン非アクティブタイマーが期限切れになるまでログインしたままです。ブラウザーウインドウを閉じても、ユーザーはシステムからログアウトされません。

  • ログインプロパティーをユーザーテーブルに追加するには、次の手順に従います。

    1. テーブル設定アイコンをクリックし、 をクリックします。

    2. プロパティーリストで ログインリストを選択し、 右に移動 ( >) をクリックします。

1.439 最終ログイン時のIPアドレス

RICOH ProcessDirectorへのログインに最も最近使用されたIPアドレスを指定します。
データベース名
User.LastLoginIp

使用上の注意:

  • このプロパティーの値は変更できません。

1.440 条件

規則に対して 1 つ以上の条件を定義できます。それぞれの条件は、ジョブプロパティー、比較、および値によって構成されます。
プロパティー
条件で使用するジョブプロパティーを指定します。
値:
システム内のすべてのジョブプロパティーの (フィールド名による) リストです。
比較
RICOH ProcessDirector がジョブのプロパティー値を [値]フィールドの内容と比較して、そのジョブが条件を満たすかどうか判断する方法を指定します。

次のいずれかを選択します。

より後(after)
選択されたプロパティーのタイムスタンプ値が指定された日時よりも後である場合に、ジョブは条件を満たします。
より前(before)
選択されたプロパティーのタイムスタンプ値が指定された日時よりも前である場合に、ジョブは条件を満たします。
を含む(contains)
プロパティーの部分的な値に基づく条件を、ジョブが満たします。例えば、あるお客様が、A1CUST1BB、CUST1CC、DDCUST1などのジョブ名にCUST1が含まれるジョブを送信し、条件にCUST1を入力します。3つのジョブがすべて、条件を満たしています。この比較には大/小文字の区別があります。
より大きい(>)
ジョブのプロパティー値がフィールドの数値より大きいときに、そのジョブは条件を満たします。
以上(>=)
ジョブのプロパティー値がフィールドの数値と同じかより大きいときに、そのジョブは条件を満たします。
値がある(set)
選択されたプロパティーに値がある場合に、ジョブは条件を満たします。
値がない(notset)
選択されたプロパティーに値がない場合に、ジョブは条件を満たします。
と等しい(=)
選択されたプロパティーの値がフィールドのテキストと完全に一致する場合に、ジョブは条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
ワイルドカードに該当する(like)
ジョブのプロパティー値がフィールドの (ワイルドカード文字を含む) 値と一致するときに、そのジョブは条件を満たします。例えば、 ジョブ名プロパティーの フィールドの値が CUST1* とします。あるカスタマーからのすべてのジョブのジョブ名に、接頭部 CUST1 が追加されています。ジョブ名が CUST1 で始まるとき、そのジョブはこの条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
と等しくない(!=)
ジョブにプロパティー値があって、それがフィールドの値でないときに、そのジョブは条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
ワイルドカードに該当しない(unlike)
ジョブのプロパティー値がフィールドの (ワイルドカード文字を含む) 値と一致しないときに、そのジョブは条件を満たします。例えば、 ジョブ名プロパティーの フィールドの値が *.pdf とします。ジョブ名の拡張子が .pdf でないとき、そのジョブは条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
より小さい(<)
ジョブのプロパティー値がフィールドの数値より小さいときに、またはプロパティーに値がないときに、そのジョブは条件を満たします。
以下(<=)
ジョブのプロパティー値がフィールドの数値と同じかより小さいときに、またはプロパティーに値がないときに、そのジョブは条件を満たします。
ジョブが条件を満たすかどうか判断するために RICOH ProcessDirector が使用する値を指定します。
値:
プロパティーに応じて、リストから選択するか、または英数値を入力できます。
データベース名
Connector.JsonRule

使用上の注意:

  • is likeまたは is not like比較を使用するときは、 フィールドでワイルドカード文字を使用できます。0 文字以上を表すには、 * または % を使用してください。1 文字だけを表すには、 _ または ? を使用してください。 is like比較を使用してワイルドカード文字だけを フィールドに入力すると、そのプロパティー値が設定されているジョブすべてが条件を満たします。ただし、その値が 設定なしになっているジョブを除きます。
  • 追加条件を定義するには、任意の条件の右側の+ をクリックします。条件を削除するには、削除する条件の右側の -をクリックします。
  • が日付またはタイムスタンプの場合は、 beforeafterisis not比較のみを使用する必要があります。
  • フィールドではRICOH ProcessDirectorシンボルを使用できません。

1.441 JDF job ID

RICOH ProcessDirectorがジョブとともに受信したJDFジョブチケットに含まれるジョブIDの値を表示します。この値は変更できません。

データベース名
Job.JDF.JobID

使用上の注意: JDF ジョブ ID(データベース名 Job.JDF.JobID)は、RICOH ProcessDirector でジョブを識別する RICOH ProcessDirectorジョブ番号(データベース名 Job.ID)ではありません。

1.442 JDF part ID

RICOH ProcessDirectorがジョブとともに受信したJDFジョブチケットに含まれるジョブのパートIDの値を表示します。この値は変更できません。

データベース名
Job.JDF.JobPartID

1.443 保存済みフィルター

以前にジョブテーブルに保存したフィルターから選択できます。

保存されたフィルターをロードすると、詳細なフィルターコントロールに条件が表示されます。 フィルターの適用をクリックして、[ジョブ]テーブルをフィルターします。

値:

保存した検索フィルターのリスト。
新しいフィルター(デフォルト)
現在使用する検索フィルターを指定できます。

データベース名
Job.SavedSearches

使用上の注意:

  • 保存されたフィルターを取得した後、変更を加えてフィルターを保存すると、同じ名前の別のフィルターが保存されます。
  • 新しいフィルターを保存するには、新しいフィルターを選択し、 フィルターを保存ボタンをクリックして、検索の名前を入力します。
  • 検索フィルターは、ユーザー別に保存されます。
  • 保存されたフィルターを削除するには、保存されたフィルターリストのフィルターにカーソルを合わせます。フィルター名の右側に表示されている Xをクリックして、赤にします。フィルターを削除するには、赤い Xをクリックします。

1.444 ファイルを ZIP で圧縮

ZIPファイルを作成するために、ZIPFilesステップテンプレートに基づくステップがコピーするファイルのコンマ区切りリストを指定します。
デフォルト
なし
データベース名
Job.ZipFile.FilesToZip
使用上の注意:
  • 異なるドライブ上のファイルを含め、RICOH ProcessDirectorZIPFilesステップへの入力としてアクセスできるファイルを指定できます。
  • ディレクトリーを入力として指定することはできません。ディレクトリーのすべてのファイルを指定するには、次の値を使用します。directory_path/*
  • ファイル名と照合するために、疑問符(?)は1文字として、アスタリスク(*)は複数の文字として、指定できます。

    例えば、123.pdf124.pdfおよび567.pdfの3つのファイルがあるディレクトリーがあるとします。3つのファイルすべてと一致するように指定するには、次の値を使用します。directory_path/*.pdf123.Pdfファイルと124.pdfファイルに一致するように指定するには、次の値を使用します。directory_path/12?.pdf

    プロパティーの値の文字では大文字と小文字が区別されます。値「directory_path/*.pdf」は、123.pdfと一致しますが456.PDFとは一致しません。

  • カンマ区切りリストでは、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。例えば、次の値は、ジョブのスプールディレクトリーにあるprint.pdfファイルとoverrides.txtファイルを指定しています。

    ${getFileName(print,pdf,read)},${getFileName(overrides,txt,read)}

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • ZIPFilesステップは、ZIPアーカイブの最上位ディレクトリーのすべてのファイルをアーカイブします。このステップでは、ディレクトリー構造は作成されません。

1.445 出力ファイル

ZIPFilesステップテンプレートに基づくステップで作成される出力ファイルの完全パスと名前を指定します。
デフォルト
データベース名
Job.ZipFile.ZipToSave
使用上の注意:
  • このファイルの名前に、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • ワークフローの他のステップでその出力ファイルを処理できるように、ジョブのスプールディレクトリーに保存します。例えば、次のシンボルを使用して、ジョブのスプールディレクトリーに格納されたZIPファイルに出力を書き込みます: ${getFileName(data,zip,write)}

    このステップはファイル名をjobID.data.zipにします。jobIDはジョブ番号です。

  • スプールディレクトリー以外のディレクトリーを指定する場合は、そのディレクトリーに出力を書き込む許可をシステムユーザーが持っていることを確認します。

1.446 一致するエレメントがない場合に停止

XPath式に一致するエレメントがないときに、CreateJobsFromXMLステップテンプレートに基づくステップが、ジョブをエラー状態にするかどうかを指定します。このステップでは、 ジョブを作成するための XPath 表現プロパティーの値を使用して、 XML 入力ファイルプロパティーで指定された XML ファイルを検索します。

値:

いいえ (デフォルト)
このステップでは、XPath 表現と一致するエレメントがまったく検出できない場合は、ワークフロー内の次のステップにジョブを送ります。
はい
このステップでは、XPath 表現と一致するエレメントがまったく検出できない場合は、ジョブをエラー状態にします。

データベース名
Job.Cjfx.FailOnMissingXpath

1.447 XML 入力ファイル

CreateJobsFromXMLステップテンプレートに基づくステップが、ジョブ作成のために入力として使用するXMLファイルの名前を指定します。このステップでは、XML 入力ファイル内で、 ジョブを作成するための XPath 表現プロパティーの XPath 表現と一致するエレメントが見つかるたびに XML ファイルを作成します。このステップでは、それぞれの XML ファイルを別々のジョブとして実行依頼します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。
デフォルト
${getCurrentFile(xml)}
データベース名
Job.Cjfx.FileToSplit

使用上の注意:

  • CreateJobsFromXMLステップテンプレートに基づくステップは、このファイルの情報を読み取りますが、変更または削除はしません。

  • 1 つのワークフローでこのファイルに対してCreateJobsFromXMLステップを 2 回以上実行することがあり、それぞれのステップが異なる値の ジョブを作成するための XPath 表現プロパティーを使用することがあります。

  • このファイルの名前に、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。例えば、デフォルト値は、ジョブのスプールディレクトリーにある XML ファイルの名前を返します。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • XML 入力ファイルは、スプールディレクトリーのジョブファイルであることも、システムの他の場所に格納されたファイルであることもあります。

    • ジョブファイルの場合は、XML 入力ファイルプロパティーのデフォルト値を変更しないでください。

    • 別の場所にある場合は、XML 入力ファイルプロパティーの値としてフルパスとファイル名を指定します。

      XML 入力ファイルが他の場所に格納されている場合、そのファイルはCreateJobsFromXMLステップが処理するジョブの一部にはなりません。このステップはファイルの情報を読み取り、その情報を使用して XML ファイルを作成し、それらの XML ファイルをジョブとして実行依頼します。

1.448 子ジョブとして作成

CreateJobsFromXMLステップテンプレートに基づくステップが、子ジョブと元のジョブから独立したジョブのどちらを作成するかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
このステップは、元のジョブを親とする子ジョブを作成します。
いいえ
このステップは、独立したジョブを作成します。

データベース名
Job.Cjfx.TypeOfJob

使用上の注意: CreateJobsFromXMLステップで XPath 表現と一致するエレメントが 1 つだけ見つかった場合は、XML ファイルを 1 つ作成してジョブとして実行依頼します。このプロパティーが はいに設定されている場合、新しいジョブは元のジョブを親とする子ジョブになります。このプロパティーが いいえに設定されている場合、新しいジョブは独立したジョブになります。

1.449 新規ジョブ用のワークフロー

CreateJobsFromXMLステップテンプレートに基づくステップが、新規XMLジョブを実行依頼するワークフローを指定します。
データベース名
Job.Cjfx.Workflow

使用上の注意:

  • この値の指定は、ステップのプロパティーを指定するときにはオプションですが、このステップを実行するときには必要です。

  • このワークフローの名前に、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。例えば、BusinessCards${Job.JobType}は新しいワークフローの名前として現行ワークフローの名前にプレフィックスBusinessCardsを追加して設定します。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.450 ジョブ作成用の XPath 式

エレメントを識別するXPath式を指定します。CreateJobsFromXMLステップテンプレートに基づいたステップが XML 入力ファイル内で一致するエレメントを検出するたびに、XML ファイルを作成します。このステップは、それぞれの新しい XML ファイルを 新しいジョブのワークフロープロパティーで設定されたワークフローにジョブとして実行依頼します。

例えば、XPath 表現が /customer/order/item であるとします。このステップが XML 入力ファイルで /customer/order の子であるアイテムエレメントを見つけるたびに、XML ファイルを作成してジョブとして実行依頼します。

データベース名
Job.Cjfx.Xpath

使用上の注意:

  • すべての有効な XPath 表現を使用できます。

  • この値の指定は、ステップのプロパティーを指定するときにはオプションですが、CreateJobsFromXMLステップを実行するときには必要です。

  • XPath 表現では、RICOH ProcessDirector シンボル表記を使用できます。例えば、/${Job.CustomerName}/orderID では、XPath 表現のエレメントの名前にジョブの顧客の名前を設定します。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.451 新しいジョブの名前

このステップで作成するジョブの名前プロパティーに使用する値を指定します。
デフォルト
${Job.Name}
データベース名
Job.Cjfx.JobName

使用上の注意:

  • 新しいジョブの名前に、RICOH ProcessDirector シンボル表記を使用できます。例えば、${Job.Name}は、新しいジョブの名前を現在のジョブと同じ名前に設定します。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • このステップで複数のジョブが作成される場合、これらのジョブの名前プロパティーはすべて同じ値になります。 ジョブ番号プロパティーの値はジョブごとに異なります。

1.452 JSON 入力ファイル

XML 形式に変換する JSON ファイルを指定します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

長さ
最大2048文字(バイト)

デフォルト
${getFileName(print,json,read)}
データベース名
Job.XML.JSONInputFile

使用上の注意: この入力ファイルの名前に、RICOH ProcessDirector シンボル表記を使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.453 XML 出力ファイル

ステップで作成される XML ファイルの場所と名前を指定します。

形式:

長さ
最大2048文字(バイト)

デフォルト
${getFileName(print,xml,write)}
データベース名
Job.XML.XMLOutputFile

使用上の注意: この入力ファイルの名前に、RICOH ProcessDirector シンボル表記を使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.454 資格情報の説明

資格情報の説明。
長さ
最大 255 文字 (バイト)
データベース名
Credential.Description

1.455 最終変更日時

資格情報が最後に変更された日時。この値は、資格情報が変更されるたびに更新されます。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Credential.LastModified

1.456 変更ユーザー

資格情報を最後に変更したユーザーの名前。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Credential.ModifiedBy

1.457 資格情報名

資格情報の名前。
長さ
最大64文字(バイト)
データベース名
Credential.Name

1.458 RSA 秘密鍵

この資格情報オブジェクトに関連付けられたユーザ名のRSA秘密鍵。ユーザー名とRSA秘密鍵を使用して、リモート SFTPサーバーとの認証を行います。

適切なユーティリティーを使用してRSA秘密鍵を生成します。暗号化されていないバージョンのキーをここにコピーして貼り付けてください。プロパティーノートブックにキーが表示されると、アスタリスク(*)の文字列に置き換えられます。

長さ
最大3548文字(バイト)
データベース名
PrivateKeyCredential.PrivateKey

使用上の注意:RSA 暗号化アルゴリズムで生成された鍵のみ有効です。

1.459 ユーザー名

例えば、SFTPサーバーなどのこの資格情報を使用するシステムで認証されるユーザー名。
長さ
最大64文字(バイト)
データベース名
PrivateKeyCredential.UserName

1.460 ユーザー名

例えば、SFTPサーバーなどのこの資格情報を使用するシステムで認証されるユーザー名。
長さ
最大64文字(バイト)
データベース名
UserPassCredential.UserName

1.461 ユーザーパスワード

例えば、SFTPサーバーなどのこの資格情報を使用するシステムで認証されるパスワード。
長さ
最大 255 文字 (バイト)
データベース名
UserPassCredential.UserPassword

1.462 カスタムPDFプリンターサーバー

カスタムPDFプリンターデバイスを定義するプリンターサーバーを選択します。インポートファイルをクリックすると、RICOHプリンターコネクターページが新しいブラウザータブで開きます。インポートを完了すると、RICOH ProcessDirector がカスタムプリンター定義ファイルをインストールし、選択したサーバーにそのファイルをコピーします。

値:

システムに追加されたサーバーのリスト。

データベース名
CustomPDFPrinter.ImportPrinter

1.463 カスタムプリンタータイプ

カスタム PDF プリンターとして定義するプリンターのタイプを指定します。カスタムプリンター定義ファイルの名前を、ファイル拡張子を含めずに入力します。

例えば、使用するカスタムプリンター定義ファイルの名前が KM_1250.gpz である場合は、KM_1250と入力します。

データベース名
CustomPDFPrinter.PrinterType

使用上の注意:

  • 使用可能なカスタムプリンター定義ファイルのリストを表示するには、RICOH プリンターコネクターダイアログを表示します。手順については、RICOH ProcessDirector インフォメーションセンターで、カスタムプリンター定義ファイルのインポートに関するトピックを参照してください。
  • RICOH ProcessDirectorは、GPZおよびZIP拡張子を持つカスタムプリンター定義ファイルをサポートしています。

1.464 表示基準

ポートレットに表示されるオブジェクトを決定するために使用する条件を定義できます。それぞれの条件は、プロパティー、比較演算子、および値によって構成されます。
プロパティー
条件で使用するプロパティーを指定します。
比較
RICOH ProcessDirectorがプロパティー値を フィールドの内容と比較して、オブジェクトが条件を満たすかどうかを判断する方法を指定します。

次のいずれかを選択します。

より後(after)
選択されたプロパティーのタイムスタンプ値が指定された日時よりも後である場合に、オブジェクトは条件を満たします。
より前(before)
選択されたプロパティーのタイムスタンプ値が指定された日時よりも前である場合に、オブジェクトは条件を満たします。
を含む(contains)
オブジェクトは、プロパティーの部分的な値に基づく条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
より大きい(>)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの数値より大きいときに、そのオブジェクトは条件を満たします。
以上(>=)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの数値と同じかより大きいときに、そのオブジェクトは条件を満たします。
値がある(set)
選択されたプロパティーに値がある場合に、オブジェクトは条件を満たします。
値がない(notset)
選択されたプロパティーに値がない場合に、オブジェクトは条件を満たします。
と等しい(=)
選択されたプロパティーの値がフィールドのテキストと完全に一致する場合に、オブジェクトは条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
ワイルドカードに該当する(like)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの (ワイルドカード文字を含む) 値と一致するときに、そのオブジェクトは条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
と等しくない(!=)
オブジェクトにプロパティー値があって、それがフィールドの値でないときに、そのオブジェクトは条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
ワイルドカードに該当しない(unlike)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの (ワイルドカード文字を含む) 値と一致しないときに、そのオブジェクトは条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
より小さい(<)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの数値より小さいときに、またはプロパティーに値がないときに、そのジョブは条件を満たします。
以下(<=)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの数値と同じかそれ未満である場合、またはプロパティーに値がない場合に、オブジェクトは条件を満たします。
過去24時間(last 24)
選択されたプロパティーのタイムスタンプ値が過去24時間以内のオブジェクトが表示されます。
過去7日(last 7d)
選択されたプロパティーのタイムスタンプ値が過去7日以内のオブジェクトが表示されます。
過去 30 日間(過去30日間)
選択されたプロパティーのタイムスタンプ値が過去30日間以内のオブジェクトが表示されます。
今日(today)
選択されたプロパティーのタイムスタンプ値が当日以内のオブジェクトが表示されます。
オブジェクトが条件を満たすかどうかを判断するためにRICOH ProcessDirectorが使用する値を指定します。
プロパティーに応じて、リストから選択するか、英数字の値を入力するか、または日付を選択して時刻を入力できます。
データベース名
Portlet.Criteria

1.465 概要

カスタムポートレットについて説明します。たとえば、ポートレットにどのような情報が表示されているかを説明します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
データベース名
Portlet.Description

1.466 並行フローティングウィンドウ

このカスタムポートレットから1つまたは複数のフローティングウィンドウを同時に開くことができるかどうかを選択できます。

値:

1つのみ
一度に1つのフローティングウィンドウだけを開くことができます。別のジョブまたはデバイスプロパティーをクリックすると、フローティングウィンドウの内容がそのプロパティーに関連する結果に置き換えられます。
複数を許可
複数のフローティングウィンドウを同時に開くことができます。
データベース名
Portlet.DrillDown.AllowMultiple

1.467 詳細ビュー

カスタムポートレット内のオブジェクトに関するドリルダウン情報の表示方法を示します。

値:

固定ポートレット
このオプションは、ジョブを表示するカスタムポートレットでのみ利用可能です。カスタムポートレットで値をクリックすると、ジョブテーブルにフィルターを適用します。
フローティングウィンドウ(デフォルト)
カスタムポートレットで値をクリックすると、フローティングウィンドウが開き、関連する項目が表示されます。
データベース名
Portlet.DrillDown.Display

1.468 フローティングウィンドウの位置

フローティングウィンドウの最後の位置とサイズの詳細を保存できます。

値:

フローティングウィンドウのレイアウトを保存
フローティングウィンドウを閉じると、テーブル内の列の最後の位置とサイズが記憶されます。次にこのカスタムポートレットからフローティングウィンドウを開くときは、同じ列設定を使用して開きます。
フローティングウィンドウのレイアウトを保存しない
フローティングウィンドウを開くたびに、標準ポートレットのデフォルトの列設定を使用して開きます。
データベース名
Portlet.DrillDown.RememberPreferences

1.469 最終変更日時

カスタムポートレットが最後に変更された日時です。RICOH ProcessDirectorは、カスタムポートレットが変更されるたびに値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Portlet.LastModified

1.470 列のプロパティー

マトリックスポートレットの列を定義するために使用するプロパティーを指定します。

例えば、選択されたオブジェクトタイプがジョブで、 現在のジョブ状態を選択した場合、マトリックスポートレットの各列は、 割り当て済みまたは エラーなどのジョブ状態を表します。各行には、各ジョブ状態にあるジョブの数が表示されます。

データベース名
Portlet.Matrix.Columns

使用上の注意:

  • 複数の値を持つプロパティーを選択した場合、ポートレットの内容が正しく表示されなかったり、結果が全く表示されなかったりすることがあります。

1.471 行のプロパティー

マトリックスポートレットの行を定義するために使用するプロパティーを指定します。

たとえば、選択されたオブジェクトタイプがジョブで、 お客様名を選択した場合、マトリックスポートレットの各行には、特定のお客様のジョブ数が含まれます。

データベース名
Portlet.Matrix.Rows

使用上の注意:

  • 複数の値を持つプロパティーを選択した場合、ポートレットの内容が正しく表示されなかったり、結果が全く表示されなかったりすることがあります。

1.472 合計の行を表示

マトリックスポートレットが各列の合計を表示する行を含むかどうかを制御します。

はい
各列の合計を示す表の下部に行が表示されます。
いいえ
合計の行は表示されません。
データベース名
Portlet.Matrix.TotalRows

1.473 変更ユーザー

カスタムポートレットを最後に変更したユーザーの名前です。RICOH ProcessDirectorは、カスタムポートレットが変更されるたびに値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Portlet.ModifiedBy

1.474 名前

カスタムポートレットの名前を指定します。
データベース名
Portlet.Name

1.475 インジケーター名

ポートレットのこのセクション内に示される収集データ用の表示ラベルを指定します。インジケーターには、測定するプロパティーの数値が含まれます。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
データベース名
PortletScoreModule.Name

使用上の注意:

  • 数値ポートレットには、1つ以上のインジケーターがあります。

1.476 測定するプロパティー

その値がポートレットの主要コンテンツとなるプロパティーを指定します。

カウント可能な数値プロパティーのみ選択できます。たとえば、ページカウントは選択できますが、 ジョブ IDは選択できません。

データベース名
PortletScoreModule.Property

1.477 オブジェクト種類

カスタムポートレットで表示するRICOH ProcessDirectorオブジェクトの種類を指定します。
値:
バーコードリーダー
入力装置
インサーターコントローラー
ジョブ
プリンター
データベース名
Portlet.Object.Type

1.478 列のプロパティー

ツリー ポートレットで列として使用するプロパティーを指定します。

数えることができる数値を持つプロパティーのみを選択できます。多くのオブジェクト種類は、列として表示するための追加プロパティーを持っていません。

データベース名
Portlet.Tree.Columns

1.479 行のプロパティー

階層の各レベルで使用するプロパティーを指定します。プラスボタンとマイナスボタンを使用して、階層に行を追加します。

たとえば、それぞれが異なる用紙を必要とする複数の(ジョブのカスタマー名プロパティーで設定される)お客様からジョブを受け取る印刷サービスプロバイダーである場合で、かつ選択したオブジェクトタイプが ジョブである場合、こうしたプロパティーに2つのレベルを使用できます。

  • カスタマー名
  • 用紙
これらの設定では、各階層の最上位に カスタマー名の値が表示されます。各 カスタマー名の下には、 フォームの値のリストが表示されます。行には、お客様ごとのフォームのシステム内のジョブ数が表示されます。

データベース名
Portlet.Tree.Rows

使用上の注意:

  • 複数の値を持つプロパティーを選択した場合、ポートレットの内容が正しく表示されなかったり、結果が全く表示されなかったりすることがあります。

1.480 文書プロパティ含めるめる

文書プロパティーをデータベースプロパティーとして定義するか、制限プロパティーとして定義するか指定します。制限プロパティーは、文書プロパティーファイル(DPF)にのみ保存されます。データベースプロパティーは、DPFファイルとプロパティーデータベースの両方に保存されます。

値:

.dpfとデータベースに含める(デフォルト)
このプロパティーはデータベースプロパティーとして保存されます。
データベースプロパティーは、画面で表示および追跡できます。
.dpfのみに含める
このプロパティーは制限プロパティーとして保存されます。
制限プロパティーの値は、画面には表示されません。

データベース名
CustomDocProperty.Type

使用上の注意:

  • ほとんどの文書プロパティーはDPFファイルにのみ作成することをお勧めします。多数の文書を含むジョブを処理する場合、すべての文書プロパティーをデータベースに保存すると、ストレージとパフォーマンスの問題が発生する可能性があります。

1.481 管理者アクセス権

管理者グループのメンバーがこのプロパティーに対して持つアクセス権を指定します。

値:

なし
読み取り
書き込み

データベース名
CustomProperty.Access.Admin

1.482 モニターアクセス権

モニターグループのメンバーがこのプロパティーに対して持つアクセス権を指定します。

値:

なし
読み取り
書き込み

データベース名
CustomProperty.Access.Monitor

1.483 オペレーターアクセス権

オペレーターグループのメンバーがこのプロパティーに対して持つアクセス権を指定します。

値:

なし
読み取り
書き込み

データベース名
CustomProperty.Access.Operator

1.484 スーパーバイザーアクセス権

スーパーバイザーグループのメンバーがこのプロパティーに対して持つアクセス権を指定します。

値:

なし
読み取り
書き込み

データベース名
CustomProperty.Access.Supervisor

1.485 テーブルに追加

このプロパティーが、ジョブプロパティーの場合はジョブテーブルの列として、文書プロパティーの場合は文書テーブルの列として追加できるかどうかを指定します。

値:

いいえ
はい(デフォルト)
プロパティーをテーブルに列として追加するには、ジョブポートレットまたは文書ポートレットの右上にある列の管理を選択します。プロパティー名の横にあるチェックボ名クスをオンにします。

データベース名
CustomProperty.AddToTable

使用上の注意:

  • このカスタムプロパティーが制限文書プロパティーとして作成された場合、列見出しとして使用することはできませんので、値は必要ありません。

1.486 データタイプ

このカスタムプロパティーに保存される情報のタイプを指定します。

値:

ストリング
文字、数字、および一部の特殊文字を含むジョブプロパティーには、このデータタイプを使用します。
整数
このデータタイプは、保存される値が常に整数(正または負)またはゼロである場合に使用します。
番号
このデータタイプは、保存される値に小数が含まれる可能性がある場合に使用します。

データベース名
CustomProperty.DataType

1.487 最大長

データタイプストリングに設定されている場合、カスタムプロパティーの値の長さを指定します。
データベース名
CustomProperty.DataTypeLength

1.488 概要

カスタムプロパティーについて説明します。例えば、カスタムプロパティーの特性を含む場合があります。この概要は、プロパティーノートブックでプロパティーのフィールドヘルプアイコンをクリックすると表示されます。
データベース名
CustomProperty.Description

1.489 データベース名

プロパティーがデータベースおよびDPFファイルに保存されるときに使用される、このカスタムプロパティーの一意の識別子。
データベース名
CustomProperty.ID

使用上の注意:

  • 各カスタムプロパティーのデータベース名は、オブジェクトタイプおよび データベース名フィールドに入力された値の両方で構成されます。例えば、文書プロパティーのこのフィールドにSubscriptionと入力すると、 カスタムプロパティーテーブルとDPFファイルに表示されるデータベース名はDoc.Custom.Subscriptionとなります。
  • データベース名の3番目のセクションは、カスタムプロパティーごとに異なる必要があります。例えば、Doc.Custom.TestJob.Custom.Testの両方を使用することはできません。Doc.Custom.Test1のように、データベース名の1つを一意の名前に変更する必要があります。

1.490 フィールド名

RICOH ProcessDirector内のテーブルヘッダー、プロパティーノートブック、およびその他の場所で、このプロパティーに使用される名前を指定します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
CustomProperty.Label

1.491 最終変更日時

カスタムプロパティーが最後に変更された日時。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
CustomProperty.LastModified

1.492 変更ユーザー

このカスタムプロパティーに最終変更を加えたユーザーの名前。RICOH ProcessDirector はこのプロパティーの値を保持し、カスタムプロパティーが変更されるたびにその値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
CustomProperty.ModifiedBy

1.493 プロパティーノートブックタブ

このプロパティーが表示されるプロパティーノートブックタブを指定します。
データベース名
CustomProperty.NotebookTab

使用上の注意:

  • このカスタムプロパティーが制限された文書プロパティーとして作成された場合、プロパティーノートブックには表示されませんので、値は必要ありません。

1.494 許容される値の範囲

このプロパティーに使用できる最小値と最大値を指定します。

形式:

データタイプ
番号

データベース名
CustomProperty.Validation.FloatMinMax

使用上の注意:

  • 整数は、保存される値が常に整数(正または負)またはゼロである場合に使用します。 数値は、保存される値に小数が含まれる可能性がある場合に使用します。

1.495 許容される値の範囲

このプロパティーに使用できる最小および最大の整数値を指定します。

形式:

データタイプ
整数

データベース名
CustomProperty.Validation.IntegerMinMax

使用上の注意:

  • 整数は、保存される値が常に整数(正または負)またはゼロである場合に使用します。 数値は、保存される値に小数が含まれる可能性がある場合に使用します。

1.496 ダウンロードファイルのURL

ダウンロードするファイルのURLを指定します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)

データベース名
Job.DownloadFile

使用上の注意:

  • URLにRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。たとえば、https://mysite.${Job.CustomerName).pdf です。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • ファイルのURLでそのファイルをダウンロードする前にセキュリティーの証明書が表示される場合、RICOH ProcessDirectorでは自動的にその証明書を受け入れます。
  • ファイルがある Web サイトにアクセスするために資格情報が要求される場合、その資格情報も含めて指定する必要があります。

    たとえば、ftp://username:password@host/path/fileです。

  • ファイルへの完全な URL を指定する必要があります。
  • ダウンロードファイルのURLは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.497 ダウンロードしたファイルへのパス

ファイル名とRICOH ProcessDirectorがファイルを保存する場所を指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
Job.DownloadFileToCreate

使用上の注意:

  • この値は、RICOH ProcessDirectorサーバーがアクセスできる任意の場所へのパスにできます。フルパスが含まれていない場合、ファイルはスプールディレクトリーにダウンロードされます。
  • この値にはRICOH ProcessDirectorシンボル表記を含めることができます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • このフィールドのエントリーと同じ名前の既存のファイルがある場合、上書きされます。
  • ダウンロードしたファイルへのパスは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.498 プロキシサーバーを使用

DownloadFileステップがダウンロードファイルのURL解決にプロキシサーバーを使用するかどうかを指定します。

値:

いいえ (デフォルト)

このステップではプロキシサーバーを使用しません。

はい

このステップでプロキシサーバーを使用します。

データベース名
Job.UseProxy

使用上の注意:

  • プロキシサーバーを使用するには、[システム設定]ページのプロキシサーバータブのプロキシサーバープロパティーの値を指定します。
  • プロキシサーバーの使用は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.499 SMTP サーバータイプ

このステップでシステムのデフォルトのメールサーバーと代替のメールサーバーのどちらを使用するかを指定します。

値:

システム (デフォルト)
RICOH ProcessDirector は、 システム設定ページの SMTP サーバープロパティーに指定されているメールサーバーを使用して、ステップからメールを送信します。
代替
RICOH ProcessDirector は、 システム設定ページの 代替 SMTP サーバープロパティーに指定されているメールサーバーを使用して、ステップからメールを送信します。

データベース名
Job.EJB.SMTPserver

1.500 送信するページ範囲

現在のジョブのどのページが抽出され、別のファイルに挿入され、E メールに添付されるかを示す数値が表示されます。

特定のページを指定することも、ページ範囲を指定することもできます。特定のページを指定する場合はカンマで区切り、ページ範囲を指定する場合は最初と最後のページをダッシュ (-) で区切ります。例:1,170,300-350,418

文字nは、ジョブの最後のページを表すのに使用できます。 400-n と指定すると、400 ページからジョブの最後のページまでが印刷されます。 n と指定すると、ジョブの最後のページだけが印刷されます。

同じオリジナルファイルから 2 つ以上の部分ファイルを作成する場合は、1 つ目の添付のページ範囲と次の添付のページ範囲の間にセミコロン (;) を挿入してください。

例:1-3,5,8-9;1-20は、それぞれに異なるページを持つ2つの添付ファイルを作成します。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
データベース名
Job.Email.PageRange

使用上の注意:

  • ページ範囲を指定する場合は、EnableRepositioning または CountPages ステップテンプレートに基づいたステップを、 SendEmail ステップの前のワークフローに含めるようにします。これらのステップは、 n に使用する値を特定し、1 シートあたりに印刷されるページ数を認識して、両面印刷が正しく実行されるようにします。
  • 現在の印刷ジョブからのみページ範囲を選択できます。このプロパティーは、添付プロパティーの値にリストされているファイルには適用されません。

1.501 ページ範囲のデータストリーム

送信するページ範囲プロパティーに指定されているページを使用してステップで作成する、ページ範囲ファイルのデータストリームを指定します。

値:

現在のストリームを使用 (デフォルト)
現在のジョブファイルのデータストリームが使用されます。AFP および PDF がサポートされています。他のデータストリームを使用するとエラーになります。ただし、AFP ページ範囲は、AFP サポート機能がインストールされている場合のみ送信できます。
AFP
ページ範囲ファイルが AFP ファイルになります。AFP サポート機能がインストールされている場合のみ、この値を選択します。
PDF
ページ範囲ファイルが PDF ファイルになります。

データベース名
Job.Email.RangeDataStream

使用上の注意:

  • この値は、送信するページ範囲プロパティーで値を指定している場合にのみ指定する必要があります。
  • 必ずページの抽出元のジョブファイルのデータストリームと同じ値を指定してください。このステップでは、他のデータストリームへのジョブの変換は行われません。データストリームが AFP または PDF 以外の場合、ジョブはエラー状態になります。

1.502 セキュア接続

メールサーバーとの接続に SSL と TLS のどちらのセキュリティーを使用するかを指定します。この機能を有効にするには、SMTP サーバーで SSL または TLS 接続がサポートされている必要があります。

値:

なし (デフォルト)
通常の接続で SMTP サーバーに接続します。
SSL
SSL を使用して、SMTP サーバーに接続します。
TLS
TLS を使用して、SMTP サーバーに接続します。

データベース名
Job.Email.SecureConnection

使用上の注意: SSLまたは TLSを選択した場合、 Email SSLポートまたは Email TLSポートシステムプロパティーのずれかに値を入力する必要があります。

1.503 BCCアドレス

E メールの BCC の送信先となる 1 つまたは複数のアドレスです。この値は、E メールのBCC:フィールドで使用されます。

形式:

長さ
最大 4096 文字 (バイト)
制限:
値は、次の有効なメールアドレスの形式と一致する必要があります。username@mycompany.com
データベース名
Job.EmailAddressBCC

使用上の注意:

  • 複数の E メールアドレスにジョブを送信する場合は、アドレスをセミコロン (;) で区切ります。
  • この値ではシンボル式を使用できます。例えば、${Job.CustomerName}@company.com のように指定できます。

1.504 CCアドレス

E メールの CC の送信先となる 1 つまたは複数のアドレス。この値は、E メールのCC:フィールドで使用されます。

形式:

長さ
最大 4096 文字 (バイト)
制限:
値は、次の有効なメールアドレスの形式と一致する必要があります。username@mycompany.com
データベース名
Job.EmailAddressCC

使用上の注意:

  • 複数の E メールアドレスにジョブを送信する場合は、アドレスをセミコロン (;) で区切ります。
  • この値ではシンボル式を使用できます。例えば、${Job.CustomerName}@company.com のように指定できます。

1.505 宛先アドレス

ジョブの送信先となる 1 つまたは複数 E メールアドレス。この値は、E メールのTo:フィールドで使用されます。

形式:

長さ
最大 4096 文字 (バイト)
制限:
値は、次の有効なメールアドレスまたはシンボルの形式と一致する必要があります。
username@mycompany.com
${Job.CustomerName)
データベース名
Job.EmailAddressTo

使用上の注意:

  • 複数の E メールアドレスにジョブを送信する場合は、アドレスをセミコロン (;) で区切ります。
  • この値ではシンボル式を使用できます。例えば、${Job.CustomerName}@company.com のように指定できます。

1.506 メッセージ

E メールの本文に記入するメッセージを指定します。メッセージでは、プレーンテキスト、HTML、および画像を使用できます。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
データベース名
Job.EmailMessage

使用上の注意:

  • 記号式を使用して、メッセージにジョブプロパティーを含めることができます。例えば、この値に ${Job.InputFile} を使用すると、メールの入力ファイル名を含めるように指定できます。
  • このステップでは、HTML 4.01 仕様のタグがサポートされています。サポートされている個々のタグは、E メールおよびブラウザによって異なります。
  • 完全修飾ファイル名を指定することで、ローカルに保存された画像を埋め込むことができます。完全修飾した URL を指定することで、インターネットまたは企業イントラネット上の画像を埋め込むことができます。
  • プレーンテキストおよび HTML を混在させることができます。
  • 無効な HTML を書き込んでも、ステップは失敗にはなりません。 RICOH ProcessDirector によって、HTML は検証されずに送信されます。

1.507 送信者アドレス

この E メールアドレスは、E メールのFrom:フィールドで使用されます。

形式:

長さ
最大 4096 文字 (バイト)
制限:
値は、次の有効なメールアドレスの形式と一致する必要があります。username@mycompany.com

データベース名
Job.EmailSendFrom

使用上の注意:この値が空白の場合、ステップでは、 SMTP ユーザー名システムプロパティーの値とサーバーホスト名を組み合わせて、この形式の From:値の電子メールアドレスを作成します: SMTP ユーザー名@serverhostnameSMTP ユーザー名システムプロパティーが空の場合、ステップでは From:値に aiw@serverhostnameが使用されます。

1.508 件名

メールの件名に挿入するテキストを指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
Job.EmailSubject

使用上の注意:記号式を使用して、E メールの件名にジョブプロパティーを含めることができます。例えば、この値に ${Job.InputFile} を使用すると、E メールの件名に入力ファイル名を含めるように指定できます。

1.509 添付

E メールに添付し、宛先に送信する 1 つまたは複数のファイルの絶対パスを指定します。現在の印刷ファイル、ログファイル、または 1 次サーバーからアクセス可能なその他のファイルを添付できます。

形式:

長さ
最大 4096 文字 (バイト)

データベース名
Job.FileToEmail

使用上の注意:

  • 複数のファイルを添付する場合は、ファイル名をセミコロン (;) で区切ります。
  • この値ではシンボル式を使用できます。たとえば、AFP印刷ジョブのジョブスプールファイルを送信するには、${getCurrentFile(afp)}と入力します。

1.510 ZIP ファイルの添付

E メールに添付する前にファイルを ZIP ファイルにパッケージ化するかどうかを指定します。

値:

いいえ (デフォルト)
添付プロパティーによって特定されたすべてのファイルが、別々のファイルとして送信されます。
はい
添付プロパティーによって特定されたすべてのファイルが、1 つの ZIP ファイルとして結合され、1 つの添付として送信されます。

データベース名
Job.ZipFilesToEmail

使用上の注意:

  • 添付プロパティーにリストされているファイル名に 2 バイト文字または国際文字 (à, É, ñ, ß, ç) が含まれている場合、ファイルは ZIP ファイルに追加されます。ただし、ファイル名にゆがみが生じるため、システム上の元のファイル名とは一致しなくなります。ファイルの内容には影響しません。
  • ZIPファイルの添付は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.511 代替 SMTP サーバー

ジョブステップでSMTP サーバータイププロパティー が 代替に設定されている場合に、ネットワーク IP アドレスと SMTP サーバーの完全修飾ホスト名のどちらを RICOH ProcessDirector でのメール送信に使用するのかを指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
IP アドレスを入力するときは、nnn.nnn.nnn.nnn の形式で数値とピリオド (.) を含めることができます。各 nnn の値は、255 以下にする必要があります。

データベース名
WorkflowSystem.AltSMTPAddress

使用上の注意:

  • 代替 SMTP サーバーを使用してメール通知を送信することはできません。
  • RICOH ProcessDirector は、SMTPサーバーの IPv6 接続をサポートしていません。

1.512 代替 SMTP パスワード

一次サーバーで代替 SMTP サーバーへのログインに使用されるパスワードを指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
WorkflowSystem.AltSMTPPassword

使用上の注意: この値は、代替 SMTP サーバーでの SMTP ユーザーのパスワードになります。このサーバーでパスワードを更新する場合は、この値も更新する必要があります。

1.513 代替 SMTP port

代替 SMTP サーバーで使用される TCP/IP ポートを指定します。

形式:

データタイプ
1 ~ 65535 の整数
デフォルト
25

データベース名
WorkflowSystem.AltSMTPPort

1.514 代替 SMTP SSL ポート

メールサーバーで SSL セキュリティーが使用されている場合は、SSL 接続で使用される TCP/IP ポートを指定します。

形式:

データタイプ
1 ~ 65535 の整数

データベース名
WorkflowSystem.AltSMTPSSLPort

使用上の注意:このポートを使用してメールを送信するには、ジョブの セキュア接続プロパティーを SSLに設定する必要があります。この値を、 SendEmailまたは EmailDocumentsステップテンプレートに基づくステップでジョブデフォルトとして設定できます。

1.515 代替 SMTP TLS ポート

代替メールサーバーで TLS セキュリティーが使用されている場合は、TLS 接続で使用される TCP/IP ポートを指定します。

形式:

データタイプ
1 ~ 65535 の整数

データベース名
WorkflowSystem.AltSMTPTLSPort

使用上の注意:このポートを使用してメールを送信するには、ジョブの セキュア接続プロパティーを TLSに設定する必要があります。この値を、 SendEmailまたは EmailDocumentsステップテンプレートに基づくステップでジョブデフォルトとして設定できます。

1.516 代替 SMTP ユーザー名

一次サーバーで代替 SMTP サーバーへのログインに使用されるユーザー名を指定します。

形式:

データタイプ
最大128文字(バイト)

データベース名
WorkflowSystem.AltSMTPUserName

使用上の注意: このユーザーは、ステップを実行する前に、代替 SMTP サーバーで作成され、適切な許可で構成する必要があります。

1.517 E メールの SSL ポート

デフォルトの SMTP サーバーで SSL セキュリティーが使用されている場合は、SSL 接続で使用される TCP/IP ポートを指定します。

形式:

データタイプ
1 ~ 65535 の整数

データベース名
WorkflowSystem.Email.SSLPort

使用上の注意:このポートを使用してメールを送信するには、ジョブの セキュア接続プロパティーを SSLに設定する必要があります。この値を、 SendEmailまたは EmailDocumentsステップテンプレートに基づくステップでジョブデフォルトとして設定できます。

1.518 E メールの TLS ポート

デフォルトの SMTP サーバーで TLS セキュリティーが使用されている場合は、TLS 接続で使用される TCP/IP ポートを指定します。

形式:

データタイプ
1 ~ 65535 の整数

データベース名
WorkflowSystem.Email.TLSPort

使用上の注意:このポートを使用してメールを送信するには、ジョブの セキュア接続プロパティーを TLSに設定する必要があります。この値を、 SendEmailまたは EmailDocumentsステップテンプレートに基づくステップでジョブデフォルトとして設定できます。

1.519 SMTP パスワード

一次サーバーでデフォルトの SMTP サーバーへのログインに使用されるパスワードを指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
WorkflowSystem.SMTPPassword

使用上の注意:この値は、デフォルトのSMTPサーバー上のSMTPユーザーのパスワードです。このサーバーでパスワードを更新する場合は、この値も更新する必要があります。

1.520 SMTP ポート

デフォルトの SMTP サーバーで使用される TCP/IP ポートを指定します。

形式:

データタイプ
1 ~ 65535 の整数
デフォルト
25
データベース名
WorkflowSystem.SMTPPort

1.521 SMTPサーバー

RICOH ProcessDirector でメールの送信に使用されるデフォルトの SMTP サーバーのネットワーク IP アドレスまたは完全修飾ホスト名を指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
IP アドレスを入力するときは、nnn.nnn.nnn.nnn の形式で数値とピリオド (.) を含めることができます。各 nnn の値は、255 以下にする必要があります。

データベース名
WorkflowSystem.SMTPServer

使用上の注意:RICOH ProcessDirector は、SMTPサーバーの IPv6 接続をサポートしていません。

1.522 SMTP ユーザー名

一次サーバーでデフォルトの SMTP サーバーへのログインに使用されるユーザー名を指定します。

形式:

データタイプ
最大128文字(バイト)

データベース名
WorkflowSystem.SMTPUsername

使用上の注意:このユーザーは、デフォルトのSMTPサーバーに作成され、ステップを実行する前に適切な許可で構成されている必要があります。

1.523 アクションリスト

EnhancePDFステップテンプレートに基づくステップが、PDFファイルの操作または評価に使用する1つ以上のアクションを指定します。それぞれのアクションには、1 つ以上のパラメーターがあり、それぞれのパラメーターには値があります。
データベース名
Job.PDF.ActionList

使用上の注意:

  • テキスト領域にアクションを入力するには、次の構文を使用します。

    Action -param1 value1 -param2 value2

    ここで、Action はアクションの名前、-param1 および -param2 はパラメーター、value1 および value2 はパラメーターの値です。アクションが異なればパラメーターも変わります。

    アクション、それに対するパラメーター、およびパラメーター値は、アクションごとに別々の行に入力します。

    この例には、RemovePages、AddStamps、RotatePagesという 3 つのアクションがあります。

    RemovePages -pages 3-4,9,12-n

    AddStamps -stampsCSV /aiw/aiw1/control_files/actions/stamp1.csv

    RotatePages -rotate 270 -pagetype landscape

    この例では、Linux の形式でディレクトリーパスを指定しています。

    この例では、CheckPDFのアクションを使用します。

    CheckPDF -outputResultsFile C:\aiw\aiw1\checkPDF\checkPDFresults.txt -RPDproperty Job.PDFCheckResult -pages 1-10

    この例では、Windows の形式でディレクトリーパスを指定しています。

    サポートされているアクションとそのパラメーターについては、RICOH ProcessDirectorインフォメーションセンターの EnhancePDFステップテンプレートに関するトピックを参照してください。

  • EnhancePDFステップは、リストに表示される順序 (上から下) でアクションを実行します。
  • 1 つのアクションをリストで複数回、異なるパラメーター値で指定できます。
  • アクションリストは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.524 復号化 PDF ファイル

RICOH ProcessDirectorが復号化PDFファイルを保存するために使う完全パスとシンボル名を指定します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
デフォルト
${getFileName(print,pdf,write)}

データベース名
Job.PDF.DecryptFileToSave

使用上の注意:

  • デフォルトで、復号化 PDF ファイルはジョブのスプールディレクトリーで印刷ファイルになります。
  • 復号化PDFファイルプロパティーでRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.525 所有者パスワード

暗号化PDFファイルの所有者のパスワードを指定します。セキュリティー上の理由で暗号化 PDF ファイルを受信した場合、このパスワードを使用すると復号化できます。このパスワードは、PDF ファイルの送信者から受信します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト

データベース名
Job.PDF.DecryptPassword

使用上の注意:

  • 所有者パスワードは暗号化された形でRICOH ProcessDirectorデータベースに保存されます。

  • 所有者パスワードは、シンボル表記では指定できません。

1.526 暗号化 PDF ファイル

RICOH ProcessDirectorが暗号化PDFファイルを保存するために使用する完全パスまたはシンボル名を指定します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
デフォルト
${getFileName(print,pdf,write)}

データベース名
Job.PDF.EncryptFileToSave

使用上の注意:

  • デフォルトで、暗号化 PDF ファイルはジョブのスプールディレクトリーで印刷ファイルになります。ほとんどのRICOH ProcessDirectorのステップでは、暗号化されたファイルを入力として受け入れることができません。非暗号化ファイルは、チェックポイントディレクトリーに格納されます。

  • 暗号化PDFファイルプロパティーでRICOH ProcessDirector記号表記を使用できます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.527 PDF方向

ジョブの印刷に使用する向きを指定します。

値:

設定なし (デフォルト)
ジョブの向きが指定されていません。
タテ
ジョブは、最上部が短辺で印刷されます。
ヨコ
ジョブは、最上部が長辺で印刷されます。
データベース名
Job.PDF.Orientation
使用上の注意:
  • この値は、ワークフローの EnhancePDF ステップのアクショリストのCheckOrientationアクションを使用して設定できます。
  • この値は、 RICOH TotalFlow プリンターアクションリストにCheckOrientationアクションを指定している場合に使用されます。

1.528 所有者パスワード

EncryptPDFステップで作成した暗号化PDF ファイルの所有者のパスワードを指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト

データベース名
Job.PDF.OwnerPassword

使用上の注意:

  • パスワードで保護されたアクションプロパティーが 編集、入力、読み取りに設定されている場合、PDF ファイルを読み取るには 所有者パスワードまたは ユーザーパスワードのどちらかを使用します。PDF ファイルを内部のフォームで編集または入力する場合は、 所有者パスワードが必要になります。

  • ファイルを受信する人またはシステムに、必ず所有者パスワードを提供してください。

  • 所有者パスワードは暗号化された形でRICOH ProcessDirectorデータベースに保存されます。

  • 所有者パスワードは、シンボル表記では指定できません。

1.529 パスワードで保護されたアクション

EncryptPDF ステップで暗号化されたファイルに対して、パスワードで保護されるアクションを指定します。

編集、入力、読み取り (デフォルト)
所有者パスワードは、PDF ファイルの読み取り、任意のフィールドへの入力、または編集に使用されます。 ユーザーパスワードを指定した場合は、ファイルを読み取りのために開くために使用されます。
編集、入力
所有者パスワードは、PDF ファイルの編集または任意のフィールドへの入力に使用されます。ファイルの読み取りには、パスワードは必要ありません。
編集
所有者パスワードは、PDF ファイルを編集するために使用されます。PDF ファイルの読み取りまたは任意のフィールドへの入力には、パスワードは必要ありません。

データベース名
Job.PDF.ProtectionLevel

1.530 ユーザーパスワード

EncryptPDF ステップで暗号化されたファイルを読み取るためのパスワードを指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト

データベース名
Job.PDF.UserPassword

使用上の注意:

  • パスワードで保護されたアクションプロパティーが 編集、入力、読み取りに設定されている場合、PDF ファイルを読み取るには 所有者パスワードまたは ユーザーパスワードのどちらかを使用します。PDF ファイルを内部のフォームで編集または入力する場合は、 所有者パスワードが必要になります。

  • ファイルを受信する人またはシステムに、必ずユーザーパスワードを提供してください。

  • ユーザーパスワードは暗号化された形で RICOH ProcessDirector データベースに保存されます。

  • ユーザーパスワードは、シンボル表記では指定できません。

1.531 PDF の結果チェック

PDFファイルのコンテンツがPDF仕様に適合しているかどうかが表示されます。コンテンツを確認するには、EnhancePDFステップテンプレートを基にして、ステップをワークフローに追加します。そのステップに、CheckPDF アクションで -RPDpropertyJob.PDFCheckResult に設定して指定します。

このプロパティーの値は変更できません。

値:

失敗
PDF ファイルのコンテンツが PDF の仕様を満たしていません。
成功
PDF ファイルのコンテンツが PDF の仕様を満たしています。

データベース名
Job.PDFCheckResult

1.532 文書の検索

文書を検索する方法を指定します。

値:

プロパティーで
文書を検索するためにプロパティー値に基づく検索基準を定義します。
バーコードスキャンで
文書のリストを作成するために文書に印刷されたバーコードをスキャンします。
範囲で
挿入シーケンスプロパティーの値を使用して、調整する文書を検索します。
リストで
文書プロパティーを選択し、そのプロパティーの値を入力して、文書を検索するときに一致するようにします。
データベース名
Document.FindDoc

1.533 アクション

挿入シーケンス範囲値リスト、または スキャンされたバーコードプロパティーで指定された値に一致する文書に適用するアクションを指定します。

値:

変更しない(デフォルト)
アクションは要求されていません。
再印刷
文書を再印刷します。
OK
文書を再印刷しません。文書を印刷しないでジョブの処理を完了してください。
プル
文書を再印刷しません。文書をプルされたようにマークをつけて、ジョブから削除されたことを示します。

1.534 挿入シーケンスの範囲

挿入シーケンス番号のセットを説明する数値文字列を入力します。この方法では、挿入シーケンスプロパティーの値の範囲または集合を使用して文書を見つけます。

からおよび まで

挿入シーケンスプロパティーの最初と最後の値を指定します。

カスタムの範囲
特定のページを指定することも、ページ範囲を指定することもできます。ページとページ範囲はコンマで区切ってください。ページ範囲において、先頭ページと最終ページを区切るにはダッシュを使用してください。例:1,170,300-350,418

1.535 空送り操作

ジョブの印刷が再開される前に、空送り(NPRO)操作を実行できます。NPROを使用すると、プリンターは最後に印刷したページが積まれるまで用紙を送ります。

1.536 再開位置

ジョブ内の、印刷を再開する位置を指定します。

値:

印刷を再開するページ
印刷を再開するページ番号を選択できます。ファイルを表示ボタンをクリックして、ファイルビューアーを使用してページを調べます。
印刷をグループで再開
ページグループを選択して、そのグループの最初のページで印刷を再開できます。ビューアー内で選択ボタンをクリックして、ファイルビューアーを使用してグループを検索します。
後送り
ジョブ内で後送りされるサイドの数を選択して、そのサイドからの印刷を再開できます。
前送り
ジョブ内で前送りされるサイドの数を選択して、そのサイドからの印刷を再開できます。

使用上の注意:ジョブにページグループが含まれていない場合、 印刷をグループで再開オプションが選択されていると、 ビューアー内で選択ボタンは無効になります。

1.537 アクション

プレビュー印刷ジョブを処理するためのワークフローを指定します。

値:

次のステップに進む(デフォルト)
現在のワークフローによってジョブを処理します。
新しいワークフローを選択する
別のワークフローによってジョブを処理します。システムで使用可能なすべてのワークフローが含まれるドロップダウンリストで、新しいワークフローを選択します。
データベース名
Job.PreviewPrint.Action

1.538 印刷する部分

再印刷の対象として、すべてのページか、特定のページまたはページ範囲か、または文書として指定されたページのグループかを指定します。

値:

すべて(デフォルト)
すべてのページが再印刷されます。
ページ数
指定されたページまたはページ範囲が再印刷されます。
ビューアーでページを選択ボタンが表示されます。 再印刷するページフィールドに値を入力するか、 ビューアーでページを選択ボタンを押して差印刷するページを選択します。
グループ
指定されたページグループが再印刷されます。
ビューアーでグループを選択ボタンが表示されます。そのボタンをクリックして、再印刷するグループを選択します。

使用上の注意: グループオプションは、PDF ジョブおよび AFP ジョブの場合にのみ有効になります。

1.539 使用するバーコード形式

文書でスキャンしているバーコード内のプロパティーのレイアウトを説明するバーコード形式を指定します。

スキャンされるバーコード形式になっているすべての文書プロパティーが、データベース内で文書プロパティーとして定義されている必要があります。

値:

システム内のすべてのバーコード形式のリスト。

データベース名
Job.ScanBarcodeFormat

1.540 タイプ別にオブジェクトを追加

エクスポートするオブジェクトのタイプを選択します。ウィンドウが開き、エクスポートする特定のオブジェクトを選択してエクスポートリストに追加できます。必要に応じてオブジェクトタイプを一度にいくつでも選択できます。

値:

システム内のすべてのオブジェクトタイプのリストです。

1.541 基準

リストのフィルター処理に使用する1つまたは複数の条件を定義できます。それぞれの条件は、プロパティー、比較演算子、および値によって構成されます。

条件を組み合わせる規則は、表示条件プロパティーによって決定されます。

プロパティー
使用するプロパティーを指定します。
比較
RICOH ProcessDirector がプロパティー値を フィールドの内容と比較して、リストをフィルターで絞り込みます。使用可能な比較演算子は、選択するプロパティーに応じて変わります。次のオプションがあります。
より後(after)
選択されたプロパティーのタイムスタンプ値が指定された日時よりも後のオブジェクトが表示されます。
より前(before)
選択されたプロパティーのタイムスタンプ値が指定された日時よりも前のオブジェクトが表示されます。
を含む(contains)
プロパティーの部分的な値に基づく条件を、ジョブが満たします。例えば、あるお客様が、A1CUST1BB、CUST1CC、DDCUST1などのジョブ名にCUST1が含まれるジョブを送信し、条件にCUST1を入力します。3つのジョブがすべて、条件を満たしています。この比較には大/小文字の区別があります。
より大きい(>)
選択されたプロパティーの値がフィールドの数字よりも大きいオブジェクトが表示されます。
以上(>=)
選択されたプロパティーの値がフィールドの数字以上のオブジェクトが表示されます。
値がある(set)
選択されたプロパティーに値があるオブジェクトが表示されます。
値がない(notset)
選択されたプロパティーに値がないオブジェクトが表示されます。
と等しい(=)
選択されたプロパティーの値がフィールドの文字と完全に一致するオブジェクトが表示されます。この比較には大/小文字の区別があります。
ワイルドカードに該当する(like)
ワイルドカード文字を使用して、部分的な値(接頭部、接尾部、値の別の部分)に基づいてオブジェクトが表示されます。例えば、あるお客様のすべてのジョブで接頭部CUST1がジョブ名に追加されている場合、 Job name | like | CUST1*でフィルターできます。テーブルには、ジョブ名がCUST1で始まるすべてのジョブが表示されます。この比較には大/小文字の区別はありません。
と等しくない(!=)
選択されたプロパティーの値がフィールドの文字と一致しないオブジェクトが表示されます。この比較には大/小文字の区別があります。
ワイルドカードに該当しない(unlike)
ワイルドカード文字を使用して、部分的な値に基づいてオブジェクトをリストから除外できます。例えば、AFPファイルではないすべてのジョブを見つける場合、Job name | Not like | *.afpでフィルターできます。リストには、ジョブ名の末尾が.afpではないすべてのジョブが表示されます。この比較には大/小文字の区別はありません。
過去24時間(last 24)
選択されたプロパティーのタイムスタンプ値が過去24時間以内のオブジェクトが表示されます。
過去7日(last 7d)
選択されたプロパティーのタイムスタンプ値が過去7日以内のオブジェクトが表示されます。
過去 30 日間(過去30日間)
選択されたプロパティーのタイムスタンプ値が過去30日間以内のオブジェクトが表示されます。
より小さい(<)
選択されたプロパティーの値がフィールドの数字よりも小さいオブジェクトが表示されます。
以下(<=)
選択されたプロパティーの値がフィールドの数字以下のオブジェクトが表示されます。
今日(today)
選択されたプロパティーのタイムスタンプ値が当日以内のオブジェクトが表示されます。
RICOH ProcessDirector がリストのフィルターに使用する値を指定します。プロパティーに応じて、リストから選択するか、英数字の値を入力するか、または日付を選択して時刻を入力できます。

使用上の注意:

  • is likeis not like、または contains比較を使用するときは、 フィールドでワイルドカード文字を使用できます。0 文字以上を表すには、* または % を使用してください。1 文字だけを表すには、_ または ? を使用してください。 like比較演算子を使用してワイルドカード文字だけを フィールドに入力すると、そのプロパティー値が設定されているすべてのオブジェクトが条件を満たします。ただし、その値が Not setであるオブジェクトを除きます。
  • isis notis likeis not like、または contains比較を使用するときは、 フィールドでアポストロフィー( ' )を使用できません。
  • 追加条件を定義するには、任意の条件の右側の+ をクリックします。条件を削除するには、削除する条件の右側の -をクリックします。
  • フィールドではRICOH ProcessDirectorシンボルを使用できません。

1.542 カスタム条件

カスタムを選択したときの条件の組み合わせ方を指定します。ANDOR、および括弧を使用すると、さまざまな条件の組み合わせを指定できます。条件を表すには、各条件の左にある数字を使用します。

例えば、次の3つの条件を[ジョブ]テーブルで定義するとします。

  1. ワークフロー = AFP
  2. ワークフロー = PDF
  3. 現行ジョブの状態 = エラー

この場合、次のような組み合わせを作成できます。

( 1 OR 2 ) AND 3
この文は、AFPまたは PDFワークフローのジョブ、および エラー状態のジョブを返します。
1 OR ( 2 AND 3 )
この文は、AFPワークフローのすべてのジョブ、および エラー状態にある PDFワークフローのすべてのジョブを返します。

1.543 表示条件

定義した条件の組み合わせ方法を指定します。

値:

すべてに該当
一覧表示され、選択されているすべての条件が満たされているときに、結果を表示します。すべての条件が AND 関係になります。
いずれかに該当
一覧表示され、選択されている1つまたは複数の条件が満たされているときに結果を表示します。すべての条件が OR 関係になります。
カスタム
ユーザーが指定したカスタムの組み合わせに基づいて条件が満たされているときに、結果を表示します。

使用上の注意:

  • カスタムを選択する場合は、右にあるテキストフィールドを使用してカスタムの組み合わせを定義します。
  • すべてに該当または いずれかに該当を選択してから条件の行を選択解除すると、それらの条件は評価から除外されます。

1.544 ジョブチケットでメディア名を送信

ジョブ用にメディアプロパティーに設定したメディア名が、JDF ジョブチケットで Ricoh PDF プリンターに送信されるかどうかを指定します。メディア名が送信される場合、Ricoh PDF プリンターはジョブを印刷するためにメディア名に基づいてメディアを選択します。

値:

はい
ジョブチケットではこのメディア名が送信されます。
いいえ (デフォルト)
ジョブチケットではこのメディア名が送信されません。
データベース名
Media.SendName

使用上の注意:

  • このプロパティーは、Ricoh PDF プリンターにのみ適用されます。
  • ジョブチケットでメディア名を送信プロパティーが はいで、プリンターの TotalFlow Print Serverインターフェースの リソースに基づくスケジューリングプロパティーが はいに設定されている場合、プリンターはメディア名に基づいてメディアを一致させます。
  • ジョブチケットでメディア名を送信プロパティーが いいえで、プリンターの TotalFlow Print Serverインターフェースの リソースに基づくスケジューリングプロパティーが はいに設定されている場合、プリンターはメディアの区別に使用するプロパティーに基づいてメディアを一致させます。2 つ以上のメディアが同じプロパティーを持つ場合、プリンターはロードするメディアを選択します。
  • ジョブチケットでメディア名を送信プロパティーが はいで、プリンターの TotalFlow Print Serverインターフェースの リソースに基づくスケジューリングプロパティーが いいえに設定されている場合、ジョブチケット内のメディア名がプリンターのメディアカタログのメディア名と一致すれば、プリンターはロードしたメディアを使用します。メディアカタログに一致するメディア名がない場合は、プリンター上でジョブがエラーになります。
  • ジョブチケットでメディア名を送信プロパティーが いいえで、プリンターの TotalFlow Print Serverインターフェースの リソースに基づくスケジューリングプロパティーが いいえに設定されている場合、プリンターはメディアを見つけることができず、プリンター上で手動によるジョブの修正が必要です。

1.545 仮想プリンター名

プリンターオブジェクトに定義する仮想プリンター名を指定します。

形式:

デフォルト
印刷
データベース名
JdfDirectPrinter.VPName

使用上の注意:

  • このプロパティーは、Ricoh TotalFlowプリンターにのみ適用されます。
  • この値はRicoh PDFプリンターのURLプロパティーの値に付加されます。

1.546 バナーページ給紙トレイ

ヘッダーページとトレーラーページの用紙を保持するプリンターの給紙トレイを指定します。

値:

デフォルト
設定なし
データベース名
JdfOutputPrinter.BannerPage.Tray

使用上の注意

  • このプロパティーは、Ricoh PDF、Kodak、および Xerox プリンターにのみ適用されます。
  • バナーページ給紙トレイが設定されていない場合、RICOH ProcessDirector はトレイ情報がないデフォルトの JDF ジョブチケットを作成します。プリンターは、デフォルトのトレイを使用します。
  • SNMP の使用プロパティーの値に いいえを設定した場合や、プリンターが SNMP をサポートしていない場合は、入力トレイを手動で使用可能にしてバナーページのトレイとして選択できるようにする必要があります。手動でトレイを使用可能にするには、プリンターの トレイの表示アクションを使用します。

1.547 ジョブ状態のポーリング間隔

Ricoh PDFプリンターまたはカスタムPDFプリンターが、ジョブの状況の更新を要求する頻度を定義します。値の時間単位は、、または 時間です。ユーザーは、 0秒から 24時間までの値を指定できます。

値:

デフォルト
10 秒

データベース名
JdfOutputPrinter.JobStatusPolling

使用上の注意:

  • プリンターは、間隔が0に設定されている場合、ジョブ状況をポーリングしません。
  • このプロパティーは、RICOH TotalFlowプリンターには適用されません。

1.548 バナーページを PDF 印刷ファイルにマージ

ヘッダーおよびトレーラーバナーファイルをPDF印刷ファイルにマージするか、別のファイルとしてプリンターに送信するかを指定します。

値:

はい
ヘッダーページまたはトレーラーページが使用可能な場合、印刷ファイルと連結されて1つのファイルとしてプリンターに送信されます。

複数の部数でPDFファイルの印刷を要求した場合、プリンターはヘッダーファイルとトレーラーファイルも複数部印刷します。

いいえ
ヘッダーページまたはトレーラーページが使用可能な場合、バナーページのための独立したファイルと印刷ファイルがプリンターに送信されます。

複数の部数でPDFファイルの印刷を要求した場合でも、プリンターはヘッダーファイルとトレーラーファイルを1部のみ印刷します。

デフォルト
はい

データベース名
JdfOutputPrinter.MergeBanner

使用上の注意:

  • このプロパティーは、Ricoh PDFプリンター、RICOH TotalFlowプリンターおよびカスタムPDFプリンターにのみ適用されます。同じ名前の類似したプロパティー(PassThroughPrinter.MergeBanner)は、パススループリンターに適用されます。
  • バナーページはPostScriptジョブの印刷ページにはマージされません。
  • プリンターがサポートする仕上げオプションによっては、ファイルがマージされないときのインスタンスがあります。例えば、ご使用のプリンターがサブセットのステープルをサポートしない場合にジョブがステープルを要求するとき、このプロパティーをいいえに設定します。このプロパティーを はいに設定した場合、プリンターはそのジョブをまったくステープルしません。
  • RICOH ProcessDirector ではなく、TotalFlow Print Serverで Ricoh TotalFlowプリンター を制御しており、このプロパティーが いいえに設定されている場合は、ヘッダーファイル、PDFファイルおよびトレーラーファイルが指定とは異なる順番で印刷されることがあります。この問題を避けるには、次のいずれかを行ってください。
    • このプロパティーをはいに設定する。
    • バナーページを印刷しない。
    • ヘッダーファイル、PDFファイルおよびトレーラーファイルの状態を同時に切り替える。例えば、ファイルを非アクティブジョブ状態または アクティブジョブ状態に同時に切り替えます。

1.549 プリンターのタイプ

プリンタータイプを指定します。このプロパティーのリストには、Ricoh PDF プリンターとして RICOH ProcessDirector に接続できるプリンターが示されます。

デフォルト
設定なし
データベース名
JdfOutputPrinter.PrinterType

1.550 RICOH TotalFlow プリンターの URL

JMFがプリンターとの通信に使用するアドレスを指定します。JMFプロトコルを使用した実行依頼を指定する適切なURLについては、プリンターの使用説明書を参照してください。
データベース名
JdfOutputPrinter.URL

使用上の注意:

  • このプロパティーは、RICOH TotalFlow プリンターにのみ適用されます。
  • Ricoh TotalFlowプリンター のデフォルト URL は、http://ホスト名/webJmf/Device1 です。ホスト名は、プリンターのIPアドレスまたはホスト名に置き換えます。この URL には大/小文字の区別があります。
  • 接頭部には、https://ではなく、http://を指定します。

1.551 プリンターポート

プリンター装置の通信ポートを指定します。この値は、プリンターに構成されたポート番号と一致する必要があります。

形式:

データタイプ
1から65535までの整数
デフォルト
9100

データベース名
JdfOutputPrinter.Port

使用上の注意:

  • EFI EシリーズまたはEBシリーズコントローラーを使用するプリンターの場合は、ポート9102または9103を使用してください。

    ポート 9102 を使用すると、ジョブは印刷キューに送信されるため、実行依頼された順序で印刷されないことがあります。多くのプリンターでは、ジョブ状況が判断できて、複数コピーのソート機能が使用できます。ポート9103を使用する場合、ジョブは保留キューに送られ、プリンターで解放する必要があります。

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • ご使用のネットワークで使用されているファイアウォールで、このポートの通信が許可されていることを確認してください。

1.552 送信するデータストリーム

リコー PDFプリンターに送信するファイルのタイプを指定します。

値:

JDF/PDF
PDF ファイルと JDF ジョブチケットをプリンターに送信します。

注:RICOH TotalFlow Print Server または E/EBシリーズEFI Fieryコントローラーを搭載したカットシートプリンターは、JDF/PDF 出力を受信できます。

PostScript(デフォルト)
プリンターにPostScript データを送信します。
Ricoh API for FieryによるPDF作成
PDFファイルをEFI Fieryコントロールユニットを搭載した対応RICOHプリンターに送信します。

注: Ricoh API for Fieryを使用してPDFファイルを受信できるのは、NシリーズEFI Fieryデジタルフロントエンドを搭載したプリンターのみです。

データベース名
JdfOutputPrinter.OutputType

使用上の注意:

  • 値を選択する前に、ヘルプシステムの対応しているRICOHプリンターを参照してください。このトピックでは、リコー PDF プリンターとして定義できるプリンターモデルとコントローラーの組み合わせを、 送信するデータストリームおよび プリンターポートのプロパティーに設定する値とともにあげています。

1.553 テストプリンター

プリンターが、Ricoh PDFプリンターによって行われた処理をシミュレートするか、ジョブが PrintJobsステップに到着した時点でそのジョブをプリンターに実際に送信するかを指定します。

値:

はい
Ricoh PDFプリンターはテストプリンターです。このプリンターを要求するジョブが PrintJobsステップに到着しても、物理プリンターに送信されるファイルはありません。
いいえ
Ricoh PDFプリンターはテストプリンターではありません。このプリンターを要求するジョブが PrintJobsステップに到着すると、そのジョブは物理プリンターに送信されます。
設定なし (デフォルト)
Ricoh PDFプリンターはテストプリンターではありません。
データベース名
JdfOutputPrinter.NullSender

使用上の注意:

  • このプロパティーは、Ricoh PDFプリンターにのみ適用されます。

  • この値がはいに設定されていて、処理が問題なくシミュレートされると、ジョブはワークフローの次のステップに移動します。シミュレートに失敗した場合、ジョブはエラー状態になります。

1.554 次の条件のいずれかまたはすべてを適用する

通知オブジェクトの条件をどのように組み合わせるかを指定します。

値:

すべて(デフォルト)
通知が送信される前に、すべての条件を満たしている必要があります。すべての条件が AND 関係になります。
任意
通知が送信される前に、条件の 1 つを満たしている必要があります。すべての条件が OR 関係になります。
カスタム
通知が送信される前に満たす必要がある条件の組み合わせを指定する必要があります。AND および OR の両方を使用して、条件を組み合わせることができます。

データベース名
Notification.AnyAllCustom

使用上の注意:

  • 次の条件のいずれかまたはすべてを適用するでは、単一および複合条件の両方を使用できます。
  • 要約フィールドに、選択した結果がデータベースの照会形式で示されます。
  • カスタムを選択すると、入力フィールドが表示されます。各条件の左側の数字を使用して、このフィールドに条件の組み合わせのルールを定義します。括弧を入力して、条件が実行される順序を指定します。例えば、3 つの条件を指定するときに、条件 31 または 2 に含める必要がある場合は、 ( 1 OR 2 ) AND 3 と入力します。一方、条件 1 または 23 の組み合わせのいずれかを含める場合は、 1 OR ( 2 AND 3 ) と入力します。

1.555 BCCアドレス

通知メールの BCC の送信先となる 1 つまたは複数のアドレスです。この値は、E メールのBCC:フィールドで使用されます。

形式:

長さ
最大 4096 文字 (バイト)
制限:
値は、次の有効なメールアドレスの形式と一致する必要があります。username@mycompany.com または RICOH ProcessDirector ユーザーグループ名

データベース名
Notification.BCC

使用上の注意: 複数のメールアドレスに通知を送信する場合は、アドレスをコンマ ( ,) またはセミコロン ( ;) で区切ります。

1.556 CCアドレス

通知メールの CC の送信先となる 1 つまたは複数のアドレスです。この値は、E メールのCC:フィールドで使用されます。

形式:

長さ
最大 4096 文字 (バイト)
制限:
値は、次の有効なメールアドレスの形式と一致する必要があります。username@mycompany.com または RICOH ProcessDirector ユーザーグループ名

データベース名
Notification.CC

使用上の注意: 複数のメールアドレスに通知を送信する場合は、アドレスをコンマ ( ,) またはセミコロン ( ;) で区切ります。

1.557 条件

通知オブジェクトに対して 1 つまたは複数の条件を定義できます。条件は、指定したイベントに対して生成される通知を制限します。それぞれの条件は、オブジェクトプロパティー、比較演算子、および値によって構成されます。

メール通知では、ここに示すプロパティーを持つオブジェクトのタイプは、通知プロパティーノートブックの一般タブの イベントタイププロパティーで設定されます。

メール通知の条件が指定されていない場合は、通知の制限 (設定されている場合) に達するまで、イベントが発生するたびにシステムから通知が送信されます。1 つまたは複数の条件が指定されている場合は、通知が送信される前に、これらの条件が満たされる必要があります。

条件の組み合わせルールは、次の条件のいずれかまたはすべてを適用するプロパティーで定義されます。

プロパティー
条件で使用するプロパティーを指定します。使用可能な値のリストは、通知のタイプと監視するイベントによって異なります。
比較
RICOH ProcessDirector がプロパティー値を[値]フィールドの内容と比較して、条件を満たすかどうか判断する方法を指定します。次のいずれかを選択します。
= (等しい) (デフォルト)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドのテキストと正確に一致するときに、そのオブジェクトは条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
!= (等しくない)
オブジェクトにプロパティー値があって、それがフィールドの値でないときに、そのオブジェクトは条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
> (より大)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの数値より大きいときに、そのオブジェクトは条件を満たします。
< (より小)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの数値より小さいときに、またはプロパティーに値がないときに、そのジョブは条件を満たします。
>= (より大か等しい)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの数値と同じかより大きいときに、そのオブジェクトは条件を満たします。
<= (より小か等しい)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの数値と同じかそれ未満である場合、またはプロパティーに値がない場合に、オブジェクトは条件を満たします。
Like *(演算子)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの (ワイルドカード文字を含む) 値と一致するときに、そのオブジェクトは条件を満たします。例えば、 ジョブ名プロパティーの フィールドの値が CUST1* とします。あるカスタマーからのすべてのジョブのジョブ名に、接頭部 CUST1 が追加されています。ジョブ名が CUST1 で始まるとき、そのジョブはこの条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
Not Like
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの (ワイルドカード文字を含む) 値と一致しないときに、そのオブジェクトは条件を満たします。例えば、 ジョブ名プロパティーの フィールドの値が *.pdf とします。ジョブ名の拡張子が .pdf でないとき、そのジョブは条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
RICOH ProcessDirector が通知を送信する条件が満たされているかを判断するのに使用する値を指定します。

プロパティーに応じて、リストから選択するか、または英数値を入力できます。プロパティーに単位がある場合でも、それは選択できません。時間の値も、そのプロパティーがサポートする最小単位を使用して指定する必要があります。例えば、保存期間は分単位です。測定値はインチ単位で指定する必要があります。

データベース名
Notification.Condition

使用上の注意:

  • Like または Unlike 比較を使用するときは、 フィールドでワイルドカード文字を使用できます。0 文字以上を表すには、* または % を使用してください。1 文字だけを表すには、_ または ? を使用してください。 Like 比較を使用してワイルドカード文字だけを フィールドに入力すると、そのプロパティー値が設定されているジョブすべてが条件を満たします。ただし、その値が空白になっているジョブを除きます。
  • 特定のプロパティーを、シンボル式を含んでいる値に設定できます。例えば、あるカスタマーに対する事前印刷されたメディアに、そのカスタマーと同じ名前を設定できます。シンボル式を伴う条件を定義すると、確実にメディアとカスタマー名が一致するようにできます。例: Media = ${Job.CustomerName}
  • 追加条件を定義するには、任意の条件の右側の+ をクリックします。条件を削除するには、削除する条件の右側の -をクリックします。
  • が日付またはタイムスタンプの場合は、 より小または より大比較を使用する必要があります。

1.558 Notify when

通知オブジェクトの条件をどのように組み合わせるかを指定します。

値:

すべてに該当(デフォルト)
通知が送信される前に、すべての条件を満たしている必要があります。すべての条件が AND 関係になります。
いずれかに該当
通知が送信される前に、条件の 1 つを満たしている必要があります。すべての条件が OR 関係になります。
カスタム
通知が送信される前に満たす必要がある条件の組み合わせを指定する必要があります。AND および OR の両方を使用して、条件を組み合わせることができます。
データベース名
Notification.Condition.NotifyWhen

使用上の注意:

  • 要約フィールドに、選択した結果がデータベースの照会形式で示されます。
  • カスタムを選択すると、入力フィールドが使用可能になります。各条件の左側の数字を使用して、このフィールドに条件の組み合わせのルールを定義します。括弧を入力して、条件が実行される順序を指定します。例えば、3 つの条件を指定するときに、条件 31 または 2 に含める必要がある場合は、 ( 1 OR 2 ) AND 3 と入力します。一方、条件 1 または 23 の組み合わせのいずれかを含める場合は、 1 OR ( 2 AND 3 ) と入力します。

1.559 通知の説明

説明には、通知が送信されるタイミングなどを示すことができます。例: 「深夜以降にプリンターが無効になった場合に、2 番目のシフトのオペレーターにメールが送信されます。 」
データベース名
Notification.Description

1.560 メッセージ

通知メールの本文に記入するメッセージを指定します。メッセージでは、プレーンテキスト、HTML、および画像を使用できます。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)

データベース名
Notification.EmailMessage

使用上の注意:

  • シンボル式を使用して、電子メールメッセージのイベントタイプに基づいて、入力装置、ジョブ、またはプリンターのプロパティーを含めることができます。例えば、この値に ${Job.InputFile} を使用すると、メールの入力ファイル名を含めるように指定できます。
  • シンボル式を使用してタイムスタンプ値を含むプロパティーを含めるようにするには、メールに表示される値が協定世界時 (UTC) になります。この時刻形式をわかりやすく伝えるために、次のようにシンボル式に続いて協定世界時であることを示す説明をメールメッセージに追加するとよいでしょう。「2014–04–24 11:15:33.95 (協定世界時) にプリンター ABC でエラーが発生しました。 」
  • このステップでは、HTML 4.01 仕様のタグがサポートされています。サポートされている個々のタグは、E メールおよびブラウザによって異なります。
  • 完全修飾ファイル名を指定することで、ローカルに保存された画像を埋め込むことができます。完全修飾した URL を指定することで、インターネットまたは企業イントラネット上の画像を埋め込むことができます。
  • プレーンテキストおよび HTML を混在させることができます。
  • 無効な HTML を書き込んでも、ステップは失敗にはなりません。 RICOH ProcessDirector によって、HTML は検証されずに送信されます。

1.561 件名

通知メールの件名に挿入するテキストを指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
Notification.EmailSubject

使用上の注意:

  • シンボル式を使用して、電子メールの件名行にイベントタイプに基づいて、入力装置、ジョブ、またはプリンターのプロパティーを含めることができます。例えば、この値に ${Job.InputFile} を使用すると、E メールの件名に入力ファイル名を含めるように指定できます。
  • シンボル式を使用してタイムスタンプ値を含むプロパティーを含めるようにするには、メールに表示される値が協定世界時 (UTC) になります。この時刻形式をわかりやすく伝えるために、次のようにシンボル式に続いて協定世界時であることを示す説明をメールメッセージに追加するとよいでしょう。「2014–04–24 11:15:33.95 (協定世界時) にプリンター ABC でエラーが発生しました。 」

1.562 使用可能状況

この通知オブジェクトが通知を送信できるようにするかどうかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
この通知オブジェクトが通知を送信できます。
いいえ
この通知オブジェクトが通知を送信できません。

データベース名
Notification.Enabled.Description

使用上の注意:

  • 通知オブジェクトを変更する際は、まず無効にすることをお勧めします。有効になっている通知オブジェクトの編集中にイベントが発生すると、編集前の定義セットに基づいて通知が送られてしまいます。
  • 通知オブジェクトが無効になっているときに発生したイベントは、失われます。オブジェクトが有効になったあとに送信されることはありません。

1.563 イベント

通知オブジェクトに対して監視する 1 つまたは複数のプロパティーを定義できます。それぞれのイベントは、オブジェクトプロパティー、アクション、およびオプションで値によって構成されます。

指定したイベントが発生すると、設定されている条件に対して評価され、通知を生成するかどうかが判断されます。

プロパティー

メール通知では、イベントタイプとして選択されているオブジェクトに適格なプロパティーがすべて表示されます。

ヒストリーレコード通知では、使用可能な値は現行ジョブの状態のみです。

アクション
RICOH ProcessDirector で監視する値の変更のタイプを指定します。次のいずれかを選択します。
変更 (デフォルト)
プロパティーの値が変更された場合にイベントがレポートされます。
変更前
プロパティーの値がプロパティーの値から別の値に変更された場合にイベントがレポートされます。
変更後
プロパティーの値が、別の値からプロパティーの値に変更された場合にイベントがレポートされます。
RICOH ProcessDirector がイベントをレポートするかどうかを判断するのに使用する値を指定します。

プロパティーに応じて、リストから選択するか、または英数値を入力できます。

プロパティーに単位がある場合でも、その単位は変更できません。時間の値も、そのプロパティーがサポートする最小単位を使用して指定する必要があります。例えば、保存期間は分単位です。測定値はインチ単位で指定する必要があります。

変更アクションを選択した場合は、値を選択したり、入力することはできません。

データベース名
Notification.Event

使用上の注意:

  • 要約フィールドに、選択した結果がデータベースの照会形式で示されます。
  • 追加イベントを定義するには、任意のイベントの右側の+をクリックします。イベントを削除するには、削除するイベントの右側の -をクリックします。
  • 条件は、指定したイベントに対して生成される通知を制限します。条件が指定されていない場合、イベントが発生するたびに通知が生成されます。1 つまたは複数の条件が指定されている場合は、通知が生成される前に、これらの条件が満たされる必要があります。
  • メール通知では、通知の制限プロパティーを使用して、一定期間中に送信するメッセージ数を指定できます。 通知の制限に到達後、指定されている時間制限が経過する前にイベントが発生した場合、通知は送信されません。
  • 複数のプロパティーを監視する場合は、そのうちの 1 つのプロパティーが変更されると、イベントとして報告されます。
  • プロパティーで変更アクションを選択し、それがワークフロー内で初めてのプロパティーの設定である場合は、メール通知が送信されます。この通知は無視してください。
  • 通知テーブルの[テスト]ボタンは、メール通知のみが対象です。

1.564 イベントタイプ

通知するために監視するオブジェクトのタイプを指定します。各通知オブジェクトに対して、1 つのタイプのイベントタイプのみを使用できます。

値:

入力装置(デフォルト)
入力装置のプロパティーを監視して、通知を作成します。
ジョブ
ジョブプロパティーを監視して、通知が作成されるようにします。
プリンター
プリンタープロパティーを監視して、通知が作成されるようにします。

データベース名
Notification.EventType

使用上の注意: イベントタイプは、監視するイベントと通知メールを送信するのに使用される条件の両方で、どのプロパティーを選択できるかを決定します。

1.565 通知名

通知オブジェクトの名前を指定します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし

データベース名
Notification.ID

使用上の注意:RICOH ProcessDirector が通知オブジェクトを作成した後に、名前を変更することはできません。通知オブジェクトの名前を変更する場合は、コピーを作成して、それに新しい名前を指定するようにします。そのあとに、元の通知オブジェクトを削除するようにしてください。

1.566 条件

通知オブジェクトに対して 1 つまたは複数の条件を定義できます。条件は、指定したイベントに対して生成される通知を制限します。それぞれの条件は、オブジェクトプロパティー、比較演算子、および値によって構成されます。

メール、SOAP、REST Webサービスの通知では、ここに示すプロパティーを持つオブジェクトのタイプは、通知プロパティーノートブックのイベントタブの イベントタイププロパティーで設定されます。

メール通知の条件が指定されていない場合は、通知の制限 (設定されている場合) に達するまで、イベントが発生するたびにシステムから通知が送信されます。1 つまたは複数の条件が指定されている場合は、通知が送信される前に、これらの条件が満たされる必要があります。

条件を組み合わせる規則は、通知条件プロパティーによって決定されます。

プロパティー
条件で使用するプロパティーを指定します。使用可能な値のリストは、通知のタイプと監視するイベントによって異なります。
比較
RICOH ProcessDirector がプロパティー値を [値]フィールドの内容と比較して、条件を満たすかどうか判断する方法を指定します。次のいずれかを選択します。
より後(after)
選択されたプロパティーのタイムスタンプ値が指定された日時よりも後である場合に、オブジェクトは条件を満たします。
より前(before)
選択されたプロパティーのタイムスタンプ値が指定された日時よりも前である場合に、オブジェクトは条件を満たします。
を含む(contains)
プロパティーの部分的な値に基づく条件を、ジョブが満たします。例えば、あるお客様が、A1CUST1BB、CUST1CC、DDCUST1などのジョブ名にCUST1が含まれるジョブを送信し、条件にCUST1を入力します。3つのジョブがすべて、条件を満たしています。この比較には大/小文字の区別があります。
より大きい(>)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの数値より大きいときに、そのオブジェクトは条件を満たします。
以上(>=)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの数値と同じかより大きいときに、そのオブジェクトは条件を満たします。
値がある(set)
選択されたプロパティーに値がある場合に、オブジェクトは条件を満たします。
値がない(notset)
選択されたプロパティーに値がない場合に、オブジェクトは条件を満たします。
と等しい(=)
選択されたプロパティーの値がフィールドのテキストと完全に一致する場合に、オブジェクトは条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
ワイルドカードに該当する(like)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの (ワイルドカード文字を含む) 値と一致するときに、そのオブジェクトは条件を満たします。例えば、 ジョブ名プロパティーの フィールドの値が CUST1* とします。あるカスタマーからのすべてのジョブのジョブ名に、接頭部 CUST1 が追加されています。ジョブ名が CUST1 で始まるとき、そのジョブはこの条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
と等しくない(!=)
オブジェクトにプロパティー値があって、それがフィールドの値でないときに、そのオブジェクトは条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
ワイルドカードに該当しない(unlike)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの (ワイルドカード文字を含む) 値と一致しないときに、そのオブジェクトは条件を満たします。例えば、 ジョブ名プロパティーの フィールドの値が *.pdf とします。ジョブ名の拡張子が .pdf でないとき、そのジョブは条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
より小さい(<)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの数値より小さいときに、またはプロパティーに値がないときに、そのジョブは条件を満たします。
以下(<=)
オブジェクトのプロパティー値がフィールドの数値と同じかそれ未満である場合、またはプロパティーに値がない場合に、オブジェクトは条件を満たします。
RICOH ProcessDirector が通知を送信する条件が満たされているかを判断するのに使用する値を指定します。

プロパティーに応じて、リストから選択するか、または英数値を入力できます。

データベース名
Notification.JsonCondition

使用上の注意:

  • is likeis not like、または contains比較を使用するときは、 フィールドでワイルドカード文字を使用できます。0 文字以上を表すには、* または % を使用してください。1 文字だけを表すには、_ または ? を使用してください。 is like比較を使用してワイルドカード文字だけを フィールドに入力すると、そのプロパティー値が設定されているすべてのジョブが条件を満たし、その値がブランクになっているジョブは条件を満たしません。
  • 特定のプロパティーを、シンボル式を含んでいる値に設定できます。例えば、あるカスタマーに対する事前印刷されたメディアに、そのカスタマーと同じ名前を設定できます。シンボル式を伴う条件を定義すると、確実にメディアとカスタマー名が一致するようにできます。例: Media = ${Job.CustomerName}
  • 追加条件を定義するには、任意の条件の右側の+ をクリックします。条件を削除するには、削除する条件の右側の -をクリックします。
  • が日付またはタイムスタンプの場合は、 beforeafterisis not比較のみを使用する必要があります。

1.567 最終変更日時

通知が最後に変更された日時。 通知が変更されるたびに RICOH ProcessDirector はこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Notification.LastModified

1.568 セキュア接続

通知メールを送信する際に、メールサーバーとの接続に SSL と TLS のどちらのセキュリティーを使用するかを指定します。この機能を有効にするには、SMTP サーバーで SSL または TLS 接続がサポートされている必要があります。

値:

なし (デフォルト)
通常の接続で SMTP サーバーに接続します。
SSL
SSL を使用して、SMTP サーバーに接続します。
TLS
TLS を使用して、SMTP サーバーに接続します。

データベース名
Notification.SecureConnection

使用上の注意: SSLまたは TLSを選択した場合、 Email SSLポートまたは Email TLSポートシステムプロパティーのずれかに値を入力する必要があります。

1.569 ログの添付

特定の入力装置、ジョブ、またはプリンターのイベントが発生したときに、入力装置、ジョブ、またはプリンターのログを通知メールに添付し、メールの受信者に詳細情報を提供するかどうかを指定します。

値:

いいえ (デフォルト)
ジョブ、入力装置、またはプリンターログが通知メールに添付されていません。
はい
ジョブ、入力装置、またはプリンターログが通知メールに添付されます。

データベース名
Notification.SendLog

使用上の注意:このログはzipファイルです。受信者のメールサーバーでこの形式の添付ファイルが許可されていることを確認します。

1.570 通知の制限

一定期間に何通の通知を送信できるようにするかを指定できます。例えば、2時間10 通のメッセージを送信できるように指定した場合、最初の通知が送られたあとにタイマーが開始されます。次の 30 分以内に 9 通の通知が送信された場合は、タイマーが制限の 2 時間に達するまで、新しい通知は送信されません。
データベース名
Notification.Threshold

使用上の注意:

  • このプロパティーは、メール通知だけが対象です。
  • 通知の制限に達したために初めてメッセージが送信されなかったときは、メッセージは通知オブジェクトのログに記録されています。タイマーが期限切れになると、通知が再開されます。

  • 有効化や無効化を含むどのような方法であっても通知オブジェクトが編集された場合は、タイマーがリセットされ、通知が再開されます。

1.571 宛先アドレス

通知の送信先となる 1 つまたは複数のメールアドレス。この値は、E メールのTo:フィールドで使用されます。

形式:

長さ
最大 4096 文字 (バイト)
制限:
値は、次の有効なメールアドレスの形式と一致する必要があります。username@mycompany.com または RICOH ProcessDirector ユーザーグループ名

データベース名
Notification.To

使用上の注意:

  • 複数のメールアドレスに通知を送信する場合は、アドレスをコンマ (,) またはセミコロン ( ;) で区切ります。
  • RICOH ProcessDirector グループの名前のみを指定した場合は、そのグループの少なくとも 1 人のユーザーにメールアドレスが定義されている必要があります。定義されていない場合、通知メールは送信されません。

1.572 通知方法

生成する通知のタイプを指定します。

値:

メール
通知はメールメッセージとして配信されます。
ヒストリーレコード
ジョブの状態の変化をジョブごとにヒストリーファイルに記録します。ヒストリーは、ジョブのワークフロー内のStoreInRepositoryステップで ヒストリーレコードを保存はいに設定されている場合にリポジトリーに記録されます。
データベース名
Notification.Type

1.573 メールアドレス

ユーザーのメールアドレスを指定します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
制限:
値は、次の有効なメールアドレスの形式と一致する必要があります。username@mycompany.com
デフォルト
設定なし

データベース名
User.EmailAddress

使用上の注意: 許可ユーザーは、 設定タブの ユーザー情報ページで、 自分のメールアドレスを変更できます。

1.574 送信者メールアドレス

すべての通知メールのFrom:フィールドで使用されるメールアドレス。

形式:

長さ
最大 4096 文字 (バイト)
制限:
値は、次の有効なメールアドレスの形式と一致する必要があります。username@mycompany.com

データベース名
WorkflowSystem.EmailFrom

使用上の注意:この値が空白の場合、RICOH ProcessDirector は、 SMTP ユーザー名システムプロパティーの値とサーバーホスト名を組み合わせて、この形式の From:値の電子メールアドレスを作成します: SMTP ユーザー名@serverhostnameSMTP ユーザー名システムプロパティーが空の場合、ステップでは From:値に aiw@serverhostnameが使用されます。

1.575 Custom 1

ジョブに関する情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれている。

形式:

データタイプ
テキスト
長さ
1 ~ 1024 文字 (バイト)
データベース名
Job.Info.Attr1

使用上の注意:この値ではシンボル式を使用できます。

1.576 Custom 2

ジョブに関する情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれている。

形式:

データタイプ
テキスト
長さ
1 ~ 1024 文字 (バイト)
データベース名
Job.Info.Attr2

使用上の注意:この値ではシンボル式を使用できます。

1.577 Custom 3

ジョブに関する情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれている。

形式:

データタイプ
テキスト
長さ
1 ~ 1024 文字 (バイト)
データベース名
Job.Info.Attr3

使用上の注意:この値ではシンボル式を使用できます。

1.578 Custom 4

ジョブに関する情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれている。

形式:

データタイプ
テキスト
長さ
1 ~ 1024 文字 (バイト)
データベース名
Job.Info.Attr4

使用上の注意:この値ではシンボル式を使用できます。

1.579 Custom 5

ジョブに関する情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれている。

形式:

データタイプ
テキスト
長さ
1 ~ 1024 文字 (バイト)
データベース名
Job.Info.Attr5

使用上の注意:この値ではシンボル式を使用できます。

1.580 カスタム 6

ジョブに関する情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれている。

形式:

データタイプ
テキスト
長さ
1 ~ 1024 文字 (バイト)
データベース名
Job.Info.Attr6

使用上の注意:この値ではシンボル式を使用できます。

1.581 カスタム 7

ジョブに関する情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれている。

形式:

データタイプ
テキスト
長さ
1 ~ 1024 文字 (バイト)
データベース名
Job.Info.Attr7

使用上の注意:この値ではシンボル式を使用できます。

1.582 カスタム 8

ジョブに関する情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれている。

形式:

データタイプ
テキスト
長さ
1 ~ 1024 文字 (バイト)
データベース名
Job.Info.Attr8

使用上の注意:この値ではシンボル式を使用できます。

1.583 カスタム 9

ジョブに関する情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれている。

形式:

データタイプ
テキスト
長さ
1 ~ 1024 文字 (バイト)
データベース名
Job.Info.Attr9

使用上の注意:この値ではシンボル式を使用できます。

1.584 カスタム 10

ジョブに関する情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれている。

形式:

データタイプ
テキスト
長さ
1 ~ 1024 文字 (バイト)
データベース名
Job.Info.Attr10

使用上の注意:この値ではシンボル式を使用できます。

1.585 カスタム数値1

ジョブに関する数値情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれています。

形式:

データタイプ
番号
データベース名
Job.Info.Double1

使用上の注意:

  • カスタム整数フィールドは、保存される値が常に整数(正または負)またはゼロである場合に使用します。 カスタム数値フィールドは、保存される値に小数が含まれる可能性がある場合に使用します。

1.586 カスタム数値2

ジョブに関する数値情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれています。

形式:

データタイプ
番号
データベース名
Job.Info.Double2

使用上の注意:

  • カスタム整数フィールドは、保存される値が常に整数(正または負)またはゼロである場合に使用します。 カスタム数値フィールドは、保存される値に小数が含まれる可能性がある場合に使用します。

1.587 カスタム数値3

ジョブに関する数値情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれています。

形式:

データタイプ
番号
データベース名
Job.Info.Double3

使用上の注意:

  • カスタム整数フィールドは、保存される値が常に整数(正または負)またはゼロである場合に使用します。 カスタム数値フィールドは、保存される値に小数が含まれる可能性がある場合に使用します。

1.588 カスタム数値4

ジョブに関する数値情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれています。

形式:

データタイプ
番号
データベース名
Job.Info.Double4

使用上の注意:

  • カスタム整数フィールドは、保存される値が常に整数(正または負)またはゼロである場合に使用します。 カスタム数値フィールドは、保存される値に小数が含まれる可能性がある場合に使用します。

1.589 カスタム数値5

ジョブに関する数値情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれています。

形式:

データタイプ
番号
データベース名
Job.Info.Double5

使用上の注意:

  • カスタム整数フィールドは、保存される値が常に整数(正または負)またはゼロである場合に使用します。 カスタム数値フィールドは、保存される値に小数が含まれる可能性がある場合に使用します。

1.590 カスタム整数1

ジョブに関する数値情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれています。

形式:

データタイプ
整数
データベース名
Job.Info.Integer1

使用上の注意:

  • カスタム整数フィールドは、保存される値が常に整数(正または負)またはゼロである場合に使用します。 カスタム数値フィールドは、保存される値に小数が含まれる可能性がある場合に使用します。

1.591 カスタム整数2

ジョブに関する数値情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれています。

形式:

データタイプ
整数
データベース名
Job.Info.Integer2

使用上の注意:

  • カスタム整数フィールドは、保存される値が常に整数(正または負)またはゼロである場合に使用します。 カスタム数値フィールドは、保存される値に小数が含まれる可能性がある場合に使用します。

1.592 カスタム整数3

ジョブに関する数値情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれています。

形式:

データタイプ
整数

データベース名
Job.Info.Integer3

使用上の注意:

  • カスタム整数フィールドは、保存される値が常に整数(正または負)またはゼロである場合に使用します。 カスタム数値フィールドは、保存される値に小数が含まれる可能性がある場合に使用します。

1.593 カスタム整数4

ジョブに関する数値情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれています。

形式:

データタイプ
整数

データベース名
Job.Info.Integer4

使用上の注意:

  • カスタム整数フィールドは、保存される値が常に整数(正または負)またはゼロである場合に使用します。 カスタム数値フィールドは、保存される値に小数が含まれる可能性がある場合に使用します。

1.594 カスタム整数5

ジョブに関する数値情報の内、会社やプロセスに固有であるために他のプロパティーに含まれていないものが含まれています。

形式:

データタイプ
整数

データベース名
Job.Info.Integer5

使用上の注意:

  • カスタム整数フィールドは、保存される値が常に整数(正または負)またはゼロである場合に使用します。 カスタム数値フィールドは、保存される値に小数が含まれる可能性がある場合に使用します。

1.595 フィニッシャーの順序

2アップ印刷で、左側に最初のページを配置して右側を2ページ目にするか、その逆にするかを指定する。カッターやフォルダーなどのフィニッシング装置で想定される、ジョブ内のページ順序に該当する値を選択します。

値:

左から右 (デフォルト)
左側に最初のページを配置して右側を 2 ページ目にするようにジョブをフォーマットします。
右から左 (デフォルト)
右側に最初のページを配置して左側を 2 ページ目にするようにジョブをフォーマットします。

データベース名
Job.PDF.FinisherOrderConfiguration

使用上の注意:プリンターでNアップ印刷がサポートされていない場合、このプロパティー値は無視されます。

1.596 N アップ

1枚の用紙に並べて印刷するページ数を指定する。

値:

1
1 ページを用紙の片面に印刷するようにジョブをフォーマットします (1 アップ)。
2 (デフォルト)
2 ページを 1 枚の用紙に同じサイズで並べて印刷するようにジョブをフォーマットします (2 アップ)。

データベース名
Job.PDF.NUpConfiguration

使用上の注意:プリンターで1アップ印刷しかサポートされていない場合は、必ず 1を選択してください。1以外を選択するとジョブの用紙順序が正しくなくなります。

1.597 フィニッシャーに入るジョブの向き

フィニッシャーに入るときの印刷ジョブの向きを指定する。

値:

印刷ジョブの最後(デフォルト)
印刷ジョブの最後 (「トレーラーエッジ」とも呼ばれます) がフィニッシング装置に挿入されるエッジになります。この選択により印刷ジョブのページ順序は逆になり、ページはオリジナルの向きから 180 度回転されます。例えば、オリジナルジョブが 90 度回転されていた場合、印刷ジョブの最後を選択すると、ページが 270 度回転されて印刷されます。
印刷ジョブの最初
印刷ジョブの最初がフィニッシング装置に挿入されるエッジになります。このオプションを選択した場合、オリジナルジョブのページの回転および順序は変更されません。

データベース名
Job.PDF.RollConfiguration

1.598 追加のページ回転

フィニッシャーに入るジョブの向きプロパティーによって指定されたページの回転を超えて、印刷するページの向きをジョブで変更するかどうかを指定する。

値:

0 (デフォルト)
オリジナルジョブは変更されません。
90
ジョブが 90 度回転されます。
180
ジョブが 180 度回転されます。
270
ジョブが 270 度回転されます。

データベース名
Job.PDF.PageRotationFromOriginal

使用上の注意: 印刷ジョブの最後オプションを選択する場合は、 追加のページ回転値を0に設定してください。

1.599 ページ例外ファイル

ステップが作成するファイルのフルパスまたはシンボル名を指定します。ファイルには、JDFファイルで指定されたジョブのページ例外、またはジョブプロパティーを編集して追加されたジョブのページ例外が含まれています。
デフォルト
${getFileName(pletotab,del,write)}
データベース名
Job.PleToTab.TabFileName

使用上の注意:

  • ページ例外ファイルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。
  • このファイルは、AddPageExceptionsToAFPステップの入力として使用されます。

1.600 プロキシサーバー 1 のパスワード

1 次サーバーでプロキシサーバー 1 へのログインに使用されるパスワードを指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
WorkflowSystem.ProxyPassword

1.601 プロキシサーバー2のパスワード

1 次サーバーでプロキシサーバー 2 へのログインに使用されるパスワードを指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
WorkflowSystem.ProxyPassword2

1.602 プロキシサーバー 1 のポート

RICOH ProcessDirector がプロキシサーバー 1 との通信に使用する TCP/IP ポートを指定します。

形式:

データタイプ
1から65535までの整数

データベース名
WorkflowSystem.ProxyPort

1.603 プロキシサーバー 2 のポート

RICOH ProcessDirectorがプロキシサーバー2との通信に使用するTCP/IP ポートを指定します。

形式:

データタイプ
1から65535までの整数

データベース名
WorkflowSystem.ProxyPort2

1.604 プロキシサーバー1

プロキシサーバー 1のネットワークIPアドレスまたは完全修飾ホスト名のいずれかを指定します。RICOH ProcessDirectorは、プロキシサーバーを使用して外部Webサイトに接続します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
IP アドレスを入力するときは、nnn.nnn.nnn.nnn の形式で数値とピリオド (.) を含めることができます。各 nnn の値は、255 以下にする必要があります。

データベース名
WorkflowSystem.ProxyServer

使用上の注意:RICOH ProcessDirector は、プロキシサーバーの IPv6 接続をサポートしていません。

1.605 プロキシサーバー2

プロキシサーバー 2のネットワークIPアドレスまたは完全修飾ホスト名のいずれかを指定します。RICOH ProcessDirectorは、プロキシサーバーを使用して外部Webサイトに接続します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
IP アドレスを入力するときは、nnn.nnn.nnn.nnn の形式で数値とピリオド (.) を含めることができます。各 nnn の値は、255 以下にする必要があります。

データベース名
WorkflowSystem.ProxyServer2

使用上の注意:RICOH ProcessDirector は、プロキシサーバーの IPv6 接続をサポートしていません。

1.606 プロキシサーバー 1 のユーザー

プロキシサーバー 1 が外部 Web サイトに接続するときに RICOH ProcessDirector が使用するユーザー名を指定します。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
WorkflowSystem.ProxyUser

1.607 プロキシサーバー 2 のユーザー

プロキシサーバー2が外部のウェブサイトに接続する際に、RICOH ProcessDirectorが使用するユーザ名を指定します。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
WorkflowSystem.ProxyUser2

1.608 出力形式

一般的に、ジョブの最初のページと最後のページのどちらを先に印刷するかを指定します。また、印刷前にジョブを異なるデータストリームに変換する必要があるかどうかも指定できます。システムは出力形式を使用して、 出力形式プロパティーの値が同じであるプリンターに対してジョブをスケジュールします。ジョブの 出力形式は、ワークフローで設定できます。

値:

AFP で A から Z まで
ジョブは AFP 形式で、最初のページがジョブの最初に印刷される。
PDF で A から Z まで
ジョブは PDF 形式で、最初のページがジョブの最初に印刷される。
AFP で Z から A まで
ジョブは AFP 形式で、最後のページがジョブの最初に印刷される。
PDF で Z から A まで
ジョブは PDF 形式で、最後のページがジョブの最初に印刷される。
変換
ジョブの形式は PostScript などで、印刷するためには他のデータストリームに変換される必要がある。
設定なし (デフォルト)
ジョブに対して出力形式値が設定されていない。 出力形式に値がないジョブは、プリンターの 出力形式プロパティーにどのような値が設定されていても、印刷できます。そのジョブは、再フォーマットされません。

データベース名
Job.OutputFormat

使用上の注意:

  • ジョブプロパティーノートブックの[スケジューリング]タブでは、ジョブの出力形式を変更できません。
  • ジョブの出力形式の値は、 ジョブのスケジュールページで変更できます。ジョブとプリンターを選択し、 ジョブを選択したプリンターに合わせるをクリックします。 OKをクリックすると、RICOH ProcessDirector は、ワークフロー内の ステップ再開タイプ再フォーマットに設定されているステップに、ジョブを送信します。

    再フォーマット再開タイプを使用するには、さまざまな 出力形式の値でジョブを再フォーマットする分岐を 1 つ以上含むように、ワークフローを変更する必要があります。

1.609 出力形式

プリンターが、ジョブの最初のページと最後のページのどちらを先に印刷するようにセットアップされているかを指定します。 通常、仕上げまたはその他の後処理の要件に応じて判断します。また、印刷前にジョブを異なるデータストリームに変換する必要があることを指定することもできます。システムは出力形式を使用して、ジョブの 出力形式プロパティーの値が同じであるときに、プリンターに対してジョブをスケジュールします。

値:

AFP で A から Z まで
プリンターは通常の順序の AFP 出力を期待する。ジョブの最初のページを最初に印刷する場合に、この値を使用してジョブをスケジュールする。
PDF で A から Z まで
プリンターは通常の順序の PDF 出力を期待する。ジョブの最初のページを最初に印刷する場合に、この値を使用してジョブをスケジュールする。
AFP で Z から A まで
プリンターは逆の順序の AFP 出力を期待する。ジョブの最後のページを最初に印刷する場合に、この値を使用してジョブをスケジュールする。
PDF で Z から A まで
プリンターは逆の順序の PDF 出力を期待する。ジョブの最後のページを最初に印刷する場合に、この値を使用してジョブをスケジュールする。
変換
プリンターで印刷するジョブに対して、そのジョブを処理するために変換ステップが必要になる可能性がある。例えば、ジョブが PDF 形式で、プリンターが PostScript のみを受け入れる場合などです。
設定なし (デフォルト)
出力形式の値はプリンターに設定されない。プリンターは、任意の 出力形式値のジョブを受け入れます。そのジョブは、再フォーマットされません。

データベース名
Printer.OutputFormat

使用上の注意:

  • プリンターに対するジョブの候補を表示するには、メインページでプリンターポートレットからプリンターを選択し、アクション ジョブの表示をクリックします。 RICOH ProcessDirector は、ジョブのスケジュールプロパティー ( 出力形式など) が、選択したプリンターのスケジュールプロパティーと一致するようなジョブのみが含まれるように、ジョブテーブルを更新します。
  • プリンターの出力形式の値は、 ジョブのスケジュールページで変更できます。プリンターを右クリックし、 プロパティーの編集を選択します。 出力形式は、[スケジューリング]タブにあります。
  • ジョブの出力形式の値は、 ジョブのスケジュールページで変更できます。ジョブとプリンターを選択し、 ジョブを選択したプリンターに合わせるをクリックします。 OKをクリックすると、RICOH ProcessDirector は、ワークフロー内の ステップ再開タイプ再フォーマットに設定されているステップに、ジョブを送信します。

    再フォーマット再開タイプを使用するには、さまざまな 出力形式の値でジョブを再フォーマットする分岐を 1 つ以上含むように、ワークフローを変更する必要があります。

1.610 デフォルトのメインページ表示

このグループ内のすべてのユーザーのデフォルトビューとして使用する保存済みビューを指定します。

値:

システム内のすべてのパブリックビューのリストです。
システムデフォルト(デフォルト)
デフォルトRICOH ProcessDirectorビューは、このグループ内のすべてのユーザー向けに使用されます。

データベース名
Group.DefaultMainView

使用上の注意:ユーザーが複数のグループのメンバーである場合、 システムのデフォルトビューがデフォルトビューとして使用されます。

1.611 作成元

保存されたビューを作成したユーザーのユーザー名を指定します。
データベース名
SavedView.CreatedBy

1.612 最終変更日時

保存されたビューに最後に変更が加えられた日時。
データベース名
SavedView.LastModified

1.613 変更ユーザー

この保存済み表示に最終変更を加えたユーザーの名前。RICOH ProcessDirector はこのプロパティーの値を保持し、保存済み表示が変更されるたびにその値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
SavedView.ModifiedBy

1.614 名前

保存されたビューの名前を指定します。

形式:

長さ
1~64文字(バイト)

データベース名
SavedView.Name

1.615 可視性

保存されたビューをすべてのユーザーが使用できるようにするか、作成したユーザーのみが使用できるようにするかを指定します。

値:

プライベート(デフォルト)
ビューを作成したユーザーのみが使用できます。
パブリック
すべてのユーザーがこの保存されたビューを使用できます。

データベース名
SavedView.Visibility

1.616 ソースファイルの削除

転送後にソースサーバーからファイルを削除するかどうかを指定します。
デフォルト
いいえ
データベース名
Job.SFTP.DeleteFromServer

1.617 SFTP RSAキーのエントリ

SFTPサーバーへの接続時に使用する公開キーエントリを指定します。

コマンドプロンプトで、次のコマンドを実行して、このフィールドの内容を取得します。

ssh-keyscan -t rsa sftp_server_hostname

sftp_server_hostnameは、SFTPサーバーのホスト名です。

このコマンドの出力には、コメントの後にホスト名、暗号化アルゴリズム、およびキーを含む行が続きます。例:

# sftp_server_hostname SSH-2.0-OpenSSH_7.4

sftp_server_hostname ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EAAAADAQABAAABAQDFWdSRwRx8k0kwC1+1QSNZFZoKLiH3/jGfifpWkPPlCB4g9bRo1UtVd20DPttOwl0Uqe5IYf1A1zUbWVOkUCC+CNvAyBCPdL1YYwclgtku0OwR6vKhCqPRgBjojOOOsR02t/CU5YXP1PaJaR+as0/5aajnw9sxf/ldx3KsSbcMhteh8fi9xZPHvyhnww4K600PdKPkToJdCH4BNdM++xq1pWNiVh9oDbytCwGyhL+TuP5u4cdP7VY9leS+pnYR7HzW4SzBpUC6fVbpiQh4OWklFmAKJrxTK9GZOOg8VrYjzSWcTEbyU1DURflxLxPbFPmaQh0BIdS6t0udbeHH6CEH

sftp_server_hostnameで始まる文字列全体をコピーし、 SFTP RSAキーのエントリーフィールドに貼り付けます。次に、sftp_server_hostnameを、SFTPサーバーのホスト名で置き換えます。

データベース名
Job.SFTP.KnownHostsRsaKeyEntry

1.618 証明書

SFTPサーバーで認証するときに使用する資格情報を指定します。
データベース名
Job.SFTP.Credential

1.619 SFTPサーバー

SFTPサーバーのIPアドレスまたはホスト名を指定します。
長さ
最大 255 文字 (バイト)
データベース名
Job.SFTP.Server

使用上の注意:接続するSFTPサーバーのIPアドレスがIPv6形式である場合は、ホスト名を使用します。

1.620 SFTPソースディレクトリー

コピーするファイルをポーリングするディレクトリーを指定します。PullFromSFTPステップでファイルを取得する場合、これはSFTPサーバー上のディレクトリーです。 PushToSFTPステップでファイルを送信する場合、これはRICOH ProcessDirectorサーバー上のディレクトリーです。
長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
次の文字は使用しないでください。* ? < > |
データベース名
Job.SFTP.SourceDir

1.621 SFTPソースファイルパターン

ソースサーバーからコピーするファイルを識別するために使用される正規表現パターンを指定します。SFTPソースディレクトリーから開始します。ファイルパターンには、括弧で囲んだ正規表現グループである取り込みグループを含めることができます。このパターンは、 SFTPターゲットファイルパターンプロパティーで使用して、取り込まれたグループを参照することができます。
長さ
最大 255 文字 (バイト)
デフォルト
値が指定されていない場合は、SFTPソースディレクトリー内のサブディレクトリーを含むすべてのファイルがコピーされます。
データベース名
Job.SFTP.SourceFilePattern

例:

ファイルパターン[a-z0-9]+\\.[a-z]+

  • abc38.pdfファイルと一致します。
  • Abc38.pdfファイルと一致しません。
  • SFTPターゲットファイルパターンプロパティーで使用できる取り込まれたグループが含まれていません。

ファイルパターン[a-zA-Z0-9]+/[a-zA-Z0-9]+/[a-zA-Z0-9_-]+\\.[a-zA-Z0-9]+

  • 次のファイルと一致します。
    • Xyz/Abc/File1.pdf
    • Xyz2/Abc2/File_1-C.pdf
    • Company1/Letters/Letter1.pdf
    • Company1/Invoices/Act027823_10-2017.pdf
  • 次のファイルと一致しません。
    • Xyz/Abc/File1
    • Company-1/Letters/Letter1.pdf
    • Company1/Invoices/Act027823.10-2017.pdf
  • SFTPターゲットファイルパターンプロパティーで使用できる取り込まれたグループが含まれていません。

ファイルパターン([a-zA-Z0-9]+)/([a-zA-Z0-9]+)/([a-zA-Z0-9_-]+)\\.([a-zA-Z0-9]+)

  • Company1/Invoices/Account027823_10-2017.pdfファイルと一致します。
  • SFTPターゲットファイルパターンプロパティーで、取り込まれたグループ1、2、3、および4を使用して、次の値を含むファイルを作成できます。
    • 1 = Company1
    • 2 = Invoices
    • 3 = Account027823_10-2017
    • 4 = pdf

1.622 SFTPターゲットディレクトリー

一致するファイルをソースサーバーからコピーするディレクトリーを指定します。PullFromSFTPステップでファイルを取得する場合、これはRICOH ProcessDirectorサーバー上のディレクトリーです。 PushToSFTPステップでファイルを送信する場合、これはSFTPサーバー上のディレクトリーです。
長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
次の文字は使用しないでください。* ? < > |
データベース名
Job.SFTP.TargetDir

1.623 SFTPターゲットファイルパターン

SFTPサーバーからのSFTPソースファイルパターンプロパティーに一致するファイルをコピーするときに使用するターゲットファイル名を指定します。 SFTPターゲットファイルパターンプロパティーの値には、$[1], $[2], $[3], ...を含めて、 SFTPソースファイルパターンプロパティーから取り込まれた1番目、2番目、3番目のグループを参照することができます。 SFTPソースファイルパターンプロパティーの取り込まれたグループは、括弧で識別されます。
長さ
最大 255 文字 (バイト)
デフォルト
値を指定しない場合は、パスが含まれない元のファイル名がターゲットファイル名として使用されます。異なるサブディレクトリーに置かれている同じ名前のファイルは、それらがターゲットファイルシステムに書き込まれるときに上書きされます。
データベース名
Job.SFTP.TargetFilePattern

例:

この例では、ソースファイルとターゲットファイルの名前は同じです。

  • SFTPソースファイルパターン: ([a-zA-Z0-9]+)\\.([a-z]+)
  • SFTPターゲットファイルパターン: $[1].$[2]

一致するファイルFile1.pdfは、同じファイル名File1.pdfを使用してローカルシステムにコピーされます。一致するファイルFile2.pdfは、同じファイル名File2.pdfを使用してローカルシステムにコピーされます。

この例では、ターゲットファイルの名前は、ソースファイル名のパスから派生した名前になります。

  • SFTPソースファイルパターン: ([a-zA-Z0-9]+)/([a-zA-Z0-9]+)/([a-zA-Z0-9_-]+)\\.([a-zA-Z0-9]+)
  • SFTPターゲットファイルパターン: $[1]@$[2]@$[3].$[4]

一致するファイルCompany1/Invoices/Account027823_10-2017.pdfは、ファイル名Company1@Invoices@Acount027823_10-2017.pdfを使用してローカルシステムにコピーされます。一致するファイルCompany1/Letters/Letter1.pdfはファイル名Company1@Letters@Letter1.pdfを使用してローカルシステムにコピーされます。

この例では、コピーされるソースファイルの名前にかかわらず、ターゲットファイル名が常に同じです(取り込まれたグループはこの例では使用されません)。

  • SFTPソースファイルパターン: [a-zA-Z0-9]+\\.[a-z]+
  • SFTPターゲットファイルパターン: NewFile

一致するファイルFile1.pdfは、ファイル名NewFileを使用してローカルシステムにコピーされます。一致するファイルFile2.pdfは、ファイル名NewFileを使用してローカルシステムにコピーされます。

1.624 SFTPアドレスまたはホスト名

SFTPサーバーのIPアドレスまたはホスト名。
長さ
最大 255 文字 (バイト)
データベース名
SftpInput.Server

使用上の注意:接続するSFTPサーバーのIPアドレスがIPv6形式である場合は、ホスト名を使用します。

1.625 証明書

SFTPサーバーの認証に使用する資格情報を指定します。
データベース名
SftpInput.Credential

1.626 SFTPユーザー

SFTPサーバーのユーザー名。
長さ
最大64文字(バイト)
データベース名
SftpInput.User

1.627 SMTPパスワード

SFTPサーバーのユーザーパスワード。
長さ
最大32文字(バイト)
データベース名
SftpInput.Password

1.628 SFTPソースディレクトリー

ファイルをポーリングするSFTPサーバー上のディレクトリー。
長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
次の文字は使用しないでください。* ? < > |
データベース名
SftpInput.SourceDir

1.629 SFTPソースファイルパターン

SFTPサーバーからコピーするファイルを識別するために使用される正規表現パターン。SFTPソースディレクトリーから開始します。ファイルパターンには、括弧で囲んだ正規表現グループである取り込みグループを含めることができます。このパターンは、 SFTPターゲットファイルパターンプロパティーで使用して、取り込まれたグループを参照することができます。

ファイルは、転送後にSFTPサーバーから自動的に削除されます。

長さ
最大 255 文字 (バイト)
デフォルト
値が指定されていない場合は、SFTPソースディレクトリー内のサブディレクトリーを含むすべてのファイルがコピーされます。
データベース名
SftpInput.SourceFilePattern

例:

ファイルパターン[a-z0-9]+\\.[a-z]+

  • abc38.pdfファイルと一致します。
  • Abc38.pdfファイルと一致しません。
  • SFTPターゲットファイルパターンプロパティーで使用できる取り込まれたグループが含まれていません。

ファイルパターン[a-zA-Z0-9]+/[a-zA-Z0-9]+/[a-zA-Z0-9_-]+\\.[a-zA-Z0-9]+

  • 次のファイルと一致します。
    • Xyz/Abc/File1.pdf
    • Xyz2/Abc2/File_1-C.pdf
    • Company1/Letters/Letter1.pdf
    • Company1/Invoices/Act027823_10-2017.pdf
  • 次のファイルと一致しません。
    • Xyz/Abc/File1
    • Company-1/Letters/Letter1.pdf
    • Company1/Invoices/Act027823.10-2017.pdf
  • SFTPターゲットファイルパターンプロパティーで使用できる取り込まれたグループが含まれていません。

ファイルパターン([a-zA-Z0-9]+)/([a-zA-Z0-9]+)/([a-zA-Z0-9_-]+)\\.([a-zA-Z0-9]+)

  • Company1/Invoices/Account027823_10-2017.pdfファイルと一致します。
  • SFTPターゲットファイルパターンプロパティーで、取り込まれたグループ1、2、3、および4を使用して、次の値を含むファイルを作成できます。
    • 1 = Company1
    • 2 = Invoices
    • 3 = Account027823_10-2017
    • 4 = pdf

1.630 SFTPターゲットファイルパターン

SFTPサーバーからのSFTPソースファイルパターンプロパティーに一致するファイルをコピーするときに使用するターゲットファイル名を指定します。 SFTPターゲットファイルパターンプロパティーの値には、$[1], $[2], $[3], ...を含めて、 SFTPソースファイルパターンプロパティーから取り込まれた1番目、2番目、3番目のグループを参照することができます。 SFTPソースファイルパターンプロパティーの取り込まれたグループは、括弧で識別されます。
長さ
最大 255 文字 (バイト)
デフォルト
値を指定しない場合は、パスが含まれない元のファイル名がターゲットファイル名として使用されます。異なるサブディレクトリーに置かれている同じ名前のファイルは、それらがローカルファイルシステムに書き込まれるときに上書きされます。
データベース名
SftpInput.TargetFilePattern

例:

この例では、ソースファイルとターゲットファイルの名前は同じです。

  • SFTPソースファイルパターン: ([a-zA-Z0-9]+)\\.([a-z]+)
  • SFTPターゲットファイルパターン: $[1].$[2]

一致するファイルFile1.pdfは、同じファイル名File1.pdfを使用してローカルシステムにコピーされます。一致するファイルFile2.pdfは、同じファイル名File2.pdfを使用してローカルシステムにコピーされます。

この例では、ターゲットファイルの名前は、ソースファイル名のパスから派生した名前になります。

  • SFTPソースファイルパターン: ([a-zA-Z0-9]+)/([a-zA-Z0-9]+)/([a-zA-Z0-9_-]+)\\.([a-zA-Z0-9]+)
  • SFTPターゲットファイルパターン: $[1]@$[2]@$[3].$[4]

一致するファイルCompany1/Invoices/Account027823_10-2017.pdfは、ファイル名Company1@Invoices@Acount027823_10-2017.pdfを使用してローカルシステムにコピーされます。一致するファイルCompany1/Letters/Letter1.pdfはファイル名Company1@Letters@Letter1.pdfを使用してローカルシステムにコピーされます。

この例では、コピーされるソースファイルの名前にかかわらず、ターゲットファイル名が常に同じです(取り込まれたグループはこの例では使用されません)。

  • SFTPソースファイルパターン: [a-zA-Z0-9]+\\.[a-z]+
  • SFTPターゲットファイルパターン: NewFile

一致するファイルFile1.pdfは、ファイル名NewFileを使用してローカルシステムにコピーされます。一致するファイルFile2.pdfは、ファイル名NewFileを使用してローカルシステムにコピーされます。

1.631 ソースファイルの削除

転送後にSFTPサーバーからファイルを削除するかどうかを指定します。
デフォルト
いいえ
データベース名
SftpInput.DeleteFromServer

1.632 完了方法

入力ファイルの送信が完了したことをSFTP入力装置がどのようにして判断するかを指定します。

値:

なし
入力装置には、ファイル完了を判別する方法が定義されていません。入力装置が入力ファイルを検出すると、その時点で送信が完了したことになります。
トリガー
入力装置は、入力ファイルのトリガーを受信したときに、送信が完了したと判断します。トリガーパターンプロパティーは、どのように入力装置がトリガーファイルを認識するかを制御します。トリガーファイルは、入力ファイルと同じ名前に異なる拡張子が付いていなければなりません。

トリガーを選択した場合、 バッチ方式プロパティー値は使用されません。

データベース名
SftpInput.FileCompletion

使用上の注意:トリガーファイルの拡張子を.*oth$と指定することで、指定変更ファイルをトリガーファイルとして使用することもできます。この場合、このファイルは最初にジョブが受信済みであると通知するトリガーとして使用され、次にプロパティー値を更新する指定変更ファイルとして使用されます。

1.633 SFTP RSAキーのエントリ

SFTPサーバーへの接続時に使用する公開キーエントリを指定します。

コマンドプロンプトで、次のコマンドを実行して、このフィールドの内容を取得します。

ssh-keyscan -t rsa sftp_server_hostname

sftp_server_hostnameは、SFTPサーバーのホスト名です。

このコマンドの出力には、コメントの後にホスト名、暗号化アルゴリズム、およびキーを含む行が続きます。例:

# sftp_server_hostname SSH-2.0-OpenSSH_7.4

sftp_server_hostname ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EAAAADAQABAAABAQDFWdSRwRx8k0kwC1+1QSNZFZoKLiH3/jGfifpWkPPlCB4g9bRo1UtVd20DPttOwl0Uqe5IYf1A1zUbWVOkUCC+CNvAyBCPdL1YYwclgtku0OwR6vKhCqPRgBjojOOOsR02t/CU5YXP1PaJaR+as0/5aajnw9sxf/ldx3KsSbcMhteh8fi9xZPHvyhnww4K600PdKPkToJdCH4BNdM++xq1pWNiVh9oDbytCwGyhL+TuP5u4cdP7VY9leS+pnYR7HzW4SzBpUC6fVbpiQh4OWklFmAKJrxTK9GZOOg8VrYjzSWcTEbyU1DURflxLxPbFPmaQh0BIdS6t0udbeHH6CEH

sftp_server_hostnameで始まる文字列全体をコピーし、 SFTP RSAキーのエントリーフィールドに貼り付けます。次に、sftp_server_hostnameを、SFTPサーバーのホスト名で置き換えます。

データベース名
SftpInput.KnownHostsRsaKeyEntry

1.634 カラー

ワークフローに表示されるステップチェーンの色を指定します。

値:

オレンジ
グレー
設定なし (デフォルト)
ステップチェーンの色は、そのフェーズの色と一致します。

データベース名
StepChain.Color

使用上の注意:ステップチェーンの ステップカラープロパティーは、ワークフローに追加した後に変更できます。

1.635 ステップチェーンの説明

ステップチェーンの機能を説明します。例えば、ステップチェーンには、会計情報を提供する一連のプログラムを呼び出すステップが含まれているため、ステップチェーンの説明として会計を入力できます。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
StepChain.Description

1.636 ステップチェーン名

ステップチェーンの名前を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし
データベース名
StepChain.ID

1.637 最終変更日時

ステップチェーンが最後に変更された日時。RICOH ProcessDirectorは、ステップチェーンが変更されるたびに値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
StepChain.LastModified

1.638 変更ユーザー

このステップチェーンを最後に変更したユーザーの名前を指定します。RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値を維持し、ステップチェーンが変更されるたびに値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
StepChain.ModifiedBy

1.639 所有者

ステップチェーンの所有者を指定します。この値は変更できます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
デフォルト値なし
データベース名
StepChain.Owner

1.640 ステップチェーンの使用

ステップチェーン内にあるステップのグループの使用目的を指定します。使用値の規則を設定する場合は、 ステップチェーンテーブルの列をソートして、 使用の値が同じステップチェーンを検索できます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし
データベース名
StepChain.Usage

1.641 ステップリソース名

ステップリソースの名前を指定します。ステップリソースは、処理の際にステップが使用するファイルを指定します。
データベース名
StepResource.Name

1.642 概要

ステップリソースの説明を指定します。
データベース名
StepResource.Description

1.643 ファイル名

ステップリソースとして使用するためにアップロードされるファイルの名前を指定します。ファイルをアップロードするには、フォルダーアイコンをクリックします。

ファイルをアップロードした後で、リンクをクリックしてファイルを開くか、ダウンロードします。ブラウザーの設定によって、表示されるアクションが決まります。

データベース名
StepResource.File

1.644 最終変更日時

このステップリソースのプロパティーのいずれかに変更が加えられた最後の日時。
データベース名
StepResource.Lastmodified

1.645 ブラックインクの使用量

RICOH TotalFlowプリンターでジョブを印刷するために使用されたブラックインクの量をミリリットル単位で表示します。
データベース名
Job.Ink.Black
使用上の注意:
  • RICOH TotalFlow プリンターは、ジョブの印刷終了時やキャンセル時に、インクの使用状況に関する情報を RICOH ProcessDirector に送信します。

    再度ジョブを印刷すると、RICOH ProcessDirectorブラックインクの使用量フィールドの値を消去します。その後、RICOH ProcessDirector はRICOH TotalFlowプリンターによって送信された新しいインク使用量の情報を表示します。

    ブラックインクの累積使用量プロパティーには、ジョブを印刷するために使用されたインク量が、すべての再印刷を含めて表示されます。RICOH ProcessDirector は、RICOH TotalFlowプリンターによって送信されるインク使用量のすべての情報を加算し、ジョブのこの値を計算します。

  • RICOH TotalFlow プリンターの一部のモデルの場合のみ、インク使用量情報が RICOH ProcessDirector に送信されます。ジョブを別のプリンターから印刷すると、このプロパティーは値を持たなくなります。

1.646 ブラックインクの累積使用量

RICOH TotalFlowプリンターでジョブの印刷および再印刷のために使用されたブラックインクの量をミリリットル単位で表示します。
データベース名
Job.Ink.CumulativeBlack
使用上の注意:
  • RICOH TotalFlow プリンターは、ジョブの印刷終了時やキャンセル時に、インクの使用状況に関する情報を RICOH ProcessDirector に送信します。ジョブを再度印刷すると、RICOH TotalFlowプリンターはインク使用量の情報をさらに送信します。 ブラックインクの累積使用量の値は、ジョブで使用されたブラックインク使用量のすべての情報の合計です。
  • RICOH TotalFlow プリンターの一部のモデルの場合のみ、インク使用量情報が RICOH ProcessDirector に送信されます。ジョブを別のプリンターから印刷すると、このプロパティーは値を持たなくなります。

1.647 シアンインクの累積使用量

RICOH TotalFlowプリンターでジョブの印刷および再印刷のために使用されたシアンインクの量をミリリットル単位で表示します。
データベース名
Job.Ink.CumulativeCyan
使用上の注意:
  • RICOH TotalFlow プリンターは、ジョブの印刷終了時やキャンセル時に、インクの使用状況に関する情報を RICOH ProcessDirector に送信します。ジョブを再度印刷すると、RICOH TotalFlowプリンターはインク使用量の情報をさらに送信します。 シアンインクの累積使用量の値は、ジョブで使用されたシアンインク使用量のすべての情報の合計です。
  • RICOH TotalFlow プリンターの一部のモデルの場合のみ、インク使用量情報が RICOH ProcessDirector に送信されます。ジョブを別のプリンターから印刷すると、このプロパティーは値を持たなくなります。

1.648 ハイライトインクの累積使用量

RICOH TotalFlowプリンターでジョブの印刷および再印刷のために使用されたハイライトインク(またはスポットカラーインク)の量をミリリットル単位で表示します。
データベース名
Job.Ink.CumulativeHighlight
使用上の注意:
  • RICOH TotalFlow プリンターは、ジョブの印刷終了時やキャンセル時に、ハイライトインクの使用状況に関する情報を RICOH ProcessDirector に送信します。ジョブを再度印刷すると、RICOH TotalFlowプリンターはハイライトインク使用量の情報をさらに送信します。 ハイライトインクの累積使用量の値は、ジョブで使用されたハイライトインク使用量のすべての情報の合計です。
  • ハイライトインクを使った印刷をサポートしているRICOH TotalFlowプリンターは、一部のモデルに限られます。

    ハイライトインクを使った印刷をサポートしているモデルの一部では、インク使用量の情報が RICOH ProcessDirector に送信されます。

    ジョブを別のプリンターから印刷すると、ハイライトインクの累積使用量プロパティーは値を持たなくなります。

1.649 マジェンタインクの累積使用量

RICOH TotalFlowプリンターでジョブの印刷および再印刷のために使用されたマジェンタインクの量をミリリットル単位で表示します。
データベース名
Job.Ink.CumulativeMagenta
使用上の注意:
  • RICOH TotalFlow プリンターは、ジョブの印刷終了時やキャンセル時に、インクの使用状況に関する情報を RICOH ProcessDirector に送信します。ジョブを再度印刷すると、RICOH TotalFlowプリンターはインク使用量の情報をさらに送信します。 マジェンタインクの累積使用量の値は、ジョブで使用されたマジェンタインク使用量のすべての情報の合計です。
  • RICOH TotalFlow プリンターの一部のモデルの場合のみ、インク使用量情報が RICOH ProcessDirector に送信されます。ジョブを別のプリンターから印刷すると、このプロパティーは値を持たなくなります。

1.650 MICRインクの累積使用量

RICOH TotalFlowプリンターでジョブの印刷および再印刷のために使用されたMICR(磁気インク文字認識)インクの量をミリリットル単位で表示します。
データベース名
Job.Ink.CumulativeMICR
使用上の注意:
  • RICOH TotalFlow プリンターは、ジョブの印刷終了時やキャンセル時に、MICR インクの使用状況に関する情報を RICOH ProcessDirector に送信します。ジョブを再度印刷すると、RICOH TotalFlowプリンターはMICRインク使用量の情報をさらに送信します。 MICRインクの累積使用量の値は、ジョブで使用されたMICRインク使用量のすべての情報の合計です。
  • MICRインクを使った印刷をサポートしているRICOH TotalFlowプリンターは、一部のモデルに限られます。

    MICR インクを使った印刷をサポートしているモデルの一部では、インク使用量の情報が RICOH ProcessDirector に送信されます。

    ジョブを別のプリンターから印刷すると、MICRインクの累積使用量プロパティーは値を持たなくなります。

1.651 プロテクターコートの累積使用量

RICOH TotalFlowプリンターでジョブの印刷および再印刷のために使用されたプロテクターコートの量をミリリットル単位で表示します。
データベース名
Job.Ink.CumulativeProtectorCoat
使用上の注意:
  • RICOH TotalFlow プリンターは、ジョブの印刷終了時やキャンセル時に、プロテクターコートの使用状況に関する情報を RICOH ProcessDirector に送信します。ジョブを再度印刷すると、RICOH TotalFlowプリンターはプロテクターコート使用量の情報をさらに送信します。 プロテクターコートの累積使用量の値は、ジョブで使用されたプロテクターコート使用量のすべての情報の合計です。
  • プロテクターコートユニットを装備しているRICOH TotalFlowプリンターは、一部のモデルに限られます。

    プロテクターコートユニットを装備しているモデルの一部では、プロテクターコート使用量の情報が RICOH ProcessDirector に送信されます。

    ジョブを別のプリンターから印刷すると、プロテクターコートの累積使用量プロパティーは値を持たなくなります。

1.652 イエローインクの累積使用量

RICOH TotalFlowプリンターでジョブの印刷および再印刷のために使用されたイエローインクの量をミリリットル単位で表示します。
データベース名
Job.Ink.CumulativeYellow
使用上の注意:
  • RICOH TotalFlow プリンターは、ジョブの印刷終了時やキャンセル時に、インクの使用状況に関する情報を RICOH ProcessDirector に送信します。ジョブを再度印刷すると、RICOH TotalFlowプリンターはインク使用量の情報をさらに送信します。 イエローインクの累積使用量の値は、ジョブで使用されたイエローインク使用量のすべての情報の合計です。
  • RICOH TotalFlow プリンターの一部のモデルの場合のみ、インク使用量情報が RICOH ProcessDirector に送信されます。ジョブを別のプリンターから印刷すると、このプロパティーは値を持たなくなります。

1.653 シアンインクの使用量

RICOH TotalFlowプリンターでジョブを印刷するために使用されたシアンインクの量をミリリットル単位で表示します。
データベース名
Job.Ink.Cyan
使用上の注意:
  • RICOH TotalFlow プリンターは、ジョブの印刷終了時やキャンセル時に、インクの使用状況に関する情報を RICOH ProcessDirector に送信します。

    再度ジョブを印刷すると、RICOH ProcessDirectorシアンインクの使用量フィールドの値を消去します。その後、RICOH ProcessDirector はRICOH TotalFlowプリンターによって送信された新しいインク使用量の情報を表示します。

    シアンインクの累積使用量プロパティーには、ジョブを印刷するために使用されたインク量が、すべての再印刷を含めて表示されます。RICOH ProcessDirector は、RICOH TotalFlowプリンターによって送信されるインク使用量のすべての情報を加算し、ジョブのこの値を計算します。

  • RICOH TotalFlow プリンターの一部のモデルの場合のみ、インク使用量情報が RICOH ProcessDirector に送信されます。ジョブを別のプリンターから印刷すると、このプロパティーは値を持たなくなります。

1.654 ハイライトインクの使用量

RICOH TotalFlowプリンターでジョブを印刷するために使用されたハイライトインク(またはスポットカラーインク)の量をミリリットル単位で表示します。
データベース名
Job.Ink.Highlight
使用上の注意:
  • RICOH TotalFlow プリンターは、ジョブの印刷終了時やキャンセル時に、インクの使用状況に関する情報を RICOH ProcessDirector に送信します。

    再度ジョブを印刷すると、RICOH ProcessDirectorハイライトインクの使用量フィールドの値を消去します。その後、RICOH ProcessDirector はRICOH TotalFlowプリンターによって送信された新しいインク使用量の情報を表示します。

    ハイライトインクの累積使用量プロパティーには、ジョブを印刷するために使用されたインク量が、すべての再印刷を含めて表示されます。RICOH ProcessDirector は、RICOH TotalFlowプリンターによって送信されるインク使用量のすべての情報を加算し、ジョブのこの値を計算します。

  • ハイライトインクを使った印刷をサポートしているRICOH TotalFlowプリンターは、一部のモデルに限られます。

    ハイライトインクを使った印刷をサポートしているモデルの一部では、インク使用量の情報が RICOH ProcessDirector に送信されます。

    ジョブを別のプリンターから印刷すると、ハイライトインクの使用量プロパティーは値を持たなくなります。

1.655 マジェンタインクの使用量

RICOH TotalFlowプリンターでジョブを印刷するために使用されたマジェンタインクの量をミリリットル単位で表示します。
データベース名
Job.Ink.Magenta
使用上の注意:
  • RICOH TotalFlow プリンターは、ジョブの印刷終了時やキャンセル時に、インクの使用状況に関する情報を RICOH ProcessDirector に送信します。

    再度ジョブを印刷すると、RICOH ProcessDirectorマゼンタインクの使用量フィールドの値を消去します。その後、RICOH ProcessDirector はRICOH TotalFlowプリンターによって送信された新しいインク使用量の情報を表示します。

    マジェンタインクの累積使用量プロパティーには、ジョブを印刷するために使用されたインク量が、すべての再印刷を含めて表示されます。RICOH ProcessDirector は、RICOH TotalFlowプリンターによって送信されるインク使用量のすべての情報を加算し、ジョブのこの値を計算します。

  • RICOH TotalFlow プリンターの一部のモデルの場合のみ、インク使用量情報が RICOH ProcessDirector に送信されます。ジョブを別のプリンターから印刷すると、このプロパティーは値を持たなくなります。

1.656 MICRインクの使用量

RICOH TotalFlowプリンターでジョブを印刷するために使用されたMICR(磁気インク文字認識)インクの量をミリリットル単位で表示します。
データベース名
Job.Ink.MICR
使用上の注意:
  • RICOH TotalFlow プリンターは、ジョブの印刷終了時やキャンセル時に、インクの使用状況に関する情報を RICOH ProcessDirector に送信します。

    再度ジョブを印刷すると、RICOH ProcessDirectorMICR インクの使用量フィールドの値を消去します。その後、RICOH ProcessDirector はRICOH TotalFlowプリンターによって送信された新しいインク使用量の情報を表示します。

    MICRインクの累積使用量プロパティーには、ジョブを印刷するために使用されたインク量が、すべての再印刷を含めて表示されます。RICOH ProcessDirector は、RICOH TotalFlowプリンターによって送信されるインク使用量のすべての情報を加算し、ジョブのこの値を計算します。

  • MICRインクを使った印刷をサポートしているRICOH TotalFlowプリンターは、一部のモデルに限られます。

    MICR インクを使った印刷をサポートしているモデルの一部では、インク使用量の情報が RICOH ProcessDirector に送信されます。

    ジョブを別のプリンターから印刷すると、MICRインクの使用量プロパティーは値を持たなくなります。

1.657 プロテクターコートの使用量

RICOH TotalFlowプリンターでジョブを印刷するために使用されたプロテクターコートの量をミリリットル単位で表示します。
データベース名
Job.Ink.ProtectorCoat
使用上の注意:
  • RICOH TotalFlow プリンターは、ジョブの印刷終了時やキャンセル時に、プロテクターコートの使用状況に関する情報を RICOH ProcessDirector に送信します。

    再度ジョブを印刷すると、RICOH ProcessDirectorプロテクターコートの使用量フィールドの値を消去します。その後、RICOH ProcessDirector はRICOH TotalFlowプリンターによって送信された新しいプロテクターコート使用量の情報を表示します。

    プロテクターコートの累積使用量プロパティーには、ジョブを印刷するために使用されたプロテクターコートの量が、すべての再印刷を含めて表示されます。RICOH ProcessDirector は、RICOH TotalFlowプリンターによって送信されるプロテクターコート使用量のすべての情報を加算し、ジョブのこの値を計算します。

  • プロテクターコートユニットを装備しているRICOH TotalFlowプリンターは、一部のモデルに限られます。

    プロテクターコートユニットを装備しているモデルの一部では、プロテクターコート使用量の情報が RICOH ProcessDirector に送信されます。

    ジョブを別のプリンターから印刷すると、プロテクターコートの使用量プロパティーは値を持たなくなります。

1.658 イエローインクの使用量

RICOH TotalFlowプリンターでジョブを印刷するために使用されたイエローインクの量をミリリットル単位で表示します。
データベース名
Job.Ink.Yellow
使用上の注意:
  • RICOH TotalFlow プリンターは、ジョブの印刷終了時やキャンセル時に、インクの使用状況に関する情報を RICOH ProcessDirector に送信します。

    再度ジョブを印刷すると、RICOH ProcessDirectorイエローインクの使用量フィールドの値を消去します。その後、RICOH ProcessDirector はRICOH TotalFlowプリンターによって送信された新しいインク使用量の情報を表示します。

    イエローインクの累積使用量プロパティーには、ジョブを印刷するために使用されたインク量が、すべての再印刷を含めて表示されます。RICOH ProcessDirector は、RICOH TotalFlowプリンターによって送信されるインク使用量のすべての情報を加算し、ジョブのこの値を計算します。

  • RICOH TotalFlow プリンターの一部のモデルの場合のみ、インク使用量情報が RICOH ProcessDirector に送信されます。ジョブを別のプリンターから印刷すると、このプロパティーは値を持たなくなります。

1.659 チェックするファイル

ファイル構文をチェックすることによって、CheckFileStructureステップに基づくステップが検証するJSONまたはXMLファイルの完全パスと名前を指定します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。
デフォルト
なし
データベース名
Job.Validate.FileTo
使用上の注意:
  • このファイルの名前に、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。例えば、このシンボルを使用してジョブのスプールディレクトリー内にあるjobID.data.jsonファイル(jobIDはジョブ番号)をチェックできます: ${getFileName(data,json,read)}

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.660 ファイル形式

CheckFileStructureステップテンプレートに基づくステップが検証するファイルの形式を指定します。

値:

設定なし (デフォルト)
JSON
XML
データベース名
Job.Validate.FileType
使用上の注意:
  • このプロパティーの値はJSONまたは XMLに変更してください。値を 設定なしのままにすると、すべてのジョブがエラー状態になります。

1.661 待機時間

次のステップに進むまでにジョブが待つ時間を指定します。

形式:

データタイプ
1 秒~ 365 日までの整数

データベース名
Job.Wait.Amount

使用上の注意: 待機は、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.662 待機時刻

ジョブが次のステップに進むまでの特定の時間を指定します。
データベース名
Job.Wait.TimeOfDay

使用上の注意:

  • 待機ステップの開始時に、値が、指定の 時間帯で現在時刻よりも後だった場合、ジョブは、翌日の指定時刻まで 待ち状態になります。
  • 待機時刻は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.663 時間帯

待ち終了時刻プロパティーで使用する時間帯を指定します。

値:

グローバル時間帯のリストです。

デフォルト
RICOH ProcessDirector がインストールされているサーバーの時間帯です。

データベース名
Job.Wait.TimeZone

使用上の注意: 時間帯は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.664 待機ステップの終了

待ち期間が終了し、ジョブが次のステップに進んだときの日付と時刻を表示します。
データベース名
Job.Wait.WaitUntil

使用上の注意:

  • 値は、ブラウザーを実行しているコンピューターの時間帯で表示されます。
  • ワークフローでジョブを複数の待機ステップで処理する場合は、 待機ステップが終了するたびに値がクリアされます。
  • 待機ステップの終了は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.665 ステップの完了

待ち終了時刻待ち期間の両方のプロパティーに値が設定されている場合、プロパティーはこの2種類の時間の前後に到達した際に 待ちステップが完了するかどうかを指定します。

ステップは、待機時間待機時刻の両方の値を使用してジョブが待機する時間を計算し、どちらが先で、どちらが後かを判断します。

値:

先 (デフォルト)
ジョブは、早いほうの時間に達したときに次のステップに進みます。
最終発生時
ジョブは、遅いほうの時間に達したときに次のステップに進みます。

データベース名
Job.Wait.WhenToMove

使用上の注意:

  • 待機プロパティーのいずれかにのみ値が指定されている場合、このプロパティーは無視されます。
  • ステップの完了は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.666 宛先ファイルのタイプ

宛先ファイルの種類を指定します。

値:

サポートされているすべてのファイルの種類の一覧。

データベース名
Job.CreateJobFromFiles.DestType

1.667 宛先ファイルの使用

宛先ファイルの役割を指定します。

値:

ソースファイルのすべての役割の一覧。

データベース名
Job.CreateJobFromFiles.DestUsage

1.668 子ジョブの名前

子ジョブの名前を指定します。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Job.CreateJobFromFiles.JobName

1.669 子ワークフロー

子ジョブに使用するワークフローを指定します。

値:

使用可能なすべてのワークフローの一覧。

データベース名
Job.CreateJobFromFiles.JobType

1.670 最初のソースファイル

ジョブの作成に使用する入力ファイルのフルパスと名前を指定します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
Job.CreateJobFromFiles.Source1

1.671 2 番目のソースファイル

ジョブの作成に使用する入力ファイルのフルパスと名前を指定します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
Job.CreateJobFromFiles.Source2

1.672 3 番目のソースファイル

ジョブの作成に使用する入力ファイルのフルパスと名前を指定します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
Job.CreateJobFromFiles.Source3

1.673 4 番目のソースファイル

ジョブの作成に使用する入力ファイルのフルパスと名前を指定します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
Job.CreateJobFromFiles.Source4

1.674 5 番目のソースファイル

ジョブの作成に使用する入力ファイルのフルパスと名前を指定します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
Job.CreateJobFromFiles.Source5

1.675 6 番目のソースファイル

ジョブの作成に使用する入力ファイルのフルパスと名前を指定します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
Job.CreateJobFromFiles.Source6

1.676 7 番目のソースファイル

ジョブの作成に使用する入力ファイルのフルパスと名前を指定します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
Job.CreateJobFromFiles.Source7

1.677 8 番目のソースファイル

ジョブの作成に使用する入力ファイルのフルパスと名前を指定します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
Job.CreateJobFromFiles.Source8

1.678 入力ファイル

入力として使用する XML などのファイルのフルパスと名前を、ApplyXSLTransform ステップテンプレートに基づくステップに指定します。このステップでは、入力を別の形式に変換します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。
デフォルト
なし
データベース名
Job.XSLT.InputFile

使用上の注意:

  • ApplyXSLTransformステップでは、XML 以外の形式の入力ファイルを処理できます。例えば、XSLT スタイルシートに unparsed-text 関数が含まれている場合は、テキストファイルを入力として使用できます。

  • このファイルの名前に、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。例えば、 ${getCurrentFile(xml)}は、ジョブのスプールディレクトリーにある XML ファイルを指定します。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.679 出力ファイル

ApplyXSLTransformステップテンプレートに基づくステップで作成される出力ファイルのフルパスと名前を指定します。
デフォルト
なし
データベース名
Job.XSLT.OutputFile
使用上の注意:
  • ApplyXSLTransformステップでは、出力ファイルを別の XML 形式、または XML 以外の形式 (テキストなど) で生成できます。例えば、このステップでは入力を、JDF ジョブチケットまたは CreateJobsFromXML ステップで使用される XML 形式に変換できます。また、入力を、RICOH ProcessDirector ジョブまたは文書プロパティーを含むテキストファイルに変換することもできます。

  • この出力ファイルの名前に、RICOH ProcessDirector シンボル表記を使用できます。例えば、 ${getFIleName(overrides,txt, write)}は、ジョブのスプールディレクトリーにある指定変更ファイルを指定します。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.680 XSLTスタイルシートファイル

XSLT (Extensible Stylesheet Language Transformations) スタイルシートを含むファイルのフルパスと名前を指定します。ApplyXSLTransformステップテンプレートに基づくステップでは、スタイルシートを使用して、1 つの形式のファイルを別の形式に変換します。例えば、XML を、RICOH ProcessDirector ジョブまたは文書プロパティーを含むテキストファイルに変換できます。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。
デフォルト
なし
データベース名
Job.XSLT.TransformFile
使用上の注意:
  • ApplyXSLTransformステップでは、XSLT バージョン 1.1 がサポートされます。

  • XSLT エディターを使用して、スタイルシートを作成します。

  • この XSLT ファイルの名前に、RICOH ProcessDirector シンボル表記を使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.681 サイクルID

実動サイクルID。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.CycleID

1.682 サイクル日付

YYYY-MM-DDの形式の実動サイクル日付。
データベース名
Doc.CycleDate

1.683 発行日

発行日または請求日。
データベース名
Doc.IssueDate

1.684 クライアントID

クライアントID。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.ClientID

1.685 アプリケーションタイプ

アプリケーションタイプ。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Doc.ApplicationType

1.686 アプリケーションサブタイプ

アプリケーションサブタイプ。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Doc.ApplicationSubType

1.687 アプリケーションID

アプリケーションID。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Doc.ApplicationID

1.688 ワークフロータイプ

ワークフロータイプ。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Doc.WorkflowType

1.689 文書タイプ

文書タイプ。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Doc.DocumentType

1.690 文書サブタイプ

文書サブタイプ。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Doc.DocumentSubType

1.691 折りタイプ

折りタイプ。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Doc.FoldType

1.692 配達方法

配達方法。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Doc.DeliveryMethod

1.693 基幹業務

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Doc.LineOfBusiness

1.694 会社名

会社名。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Doc.CompanyName

1.695 会社ID

会社ID。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Doc.CompanyID

1.696 期日

期日。
データベース名
Doc.DueDate

1.697 サイクルID

実動サイクルID。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Job.CycleID

1.698 サイクル日付

YYYY-MM-DDの形式の実動サイクル日付。
データベース名
Job.CycleDate

1.699 発行日

発行日または請求日。
データベース名
Job.IssueDate

1.700 クライアントID

クライアントID。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Job.ClientID

1.701 アプリケーションタイプ

アプリケーションタイプ。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Job.ApplicationType

1.702 アプリケーションサブタイプ

アプリケーションサブタイプ。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Job.ApplicationSubType

1.703 アプリケーションID

アプリケーションID。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Job.ApplicationID

1.704 ワークフロータイプ

ワークフロータイプ。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Job.WorkflowType

1.705 文書タイプ

文書タイプ。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Job.DocumentType

1.706 文書サブタイプ

文書サブタイプ。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Job.DocumentSubType

1.707 折りタイプ

折りタイプ。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Job.FoldType

1.708 配達方法

配達方法。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Job.DeliveryMethod

1.709 基幹業務

基幹業務。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Job.LineOfBusiness

1.710 会社名

会社名。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Job.CompanyName

1.711 会社ID

会社ID。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
Job.CompanyID

1.712 期日

期日。
データベース名
Job.DueDate

1.713 プリンターコマンド

ジョブをプリンターに実行依頼するために使用するコマンドを指定します。コマンドにシンボルを組み込むことはできませんが、ハードコーディングされた値を使用したコマンドオプションを組み込むことができます。たとえばこのコマンドは、IP アドレス printer_IP_address と印刷キュー PASS を使用して PCLOut プリンターでジョブを印刷し、そのジョブをクラス A に割り当てます。

lpr -P PASS -S printer_IP_address -C A

ここで、コマンドの末尾にファイル名が必要になります。たとえば、ファイル myfile.afp を印刷するとき、このコマンドの例は次のようになります。

lpr -P PASS -S printer_IP_address -C A myfile.afp

データベース名
AFP2PCL.Command

使用上の注意:

  • このプロパティーは、PCLOut プリンターにのみ適用されます。
  • さまざまなプリンターコマンドで、さまざまなオプションが使用されます。たとえば、Linuxのlprコマンドのプリンターフラグは大文字 -Pでフラグと印刷キューの間に任意のスペースがあります。一方、 lprafpコマンドのプリンターフラグは小文字 -pでフラグと印刷キューの間にスペースがありません
  • PCLOut プリンターでは PCLOut プリンターコマンドで使用する ${Job.Name} などの RICOH ProcessDirector 記号をサポートしていません。

1.714 プリンター出力データストリーム

AFP 入力データストリームが、プリンターに送信される前に変換されるデータストリームを指定します。有効な値:
PCL4
ビットマップフォントおよびイメージをサポートする PCL の初期バージョン。
PCL5 (デフォルト)
オフィス環境で最も一般的に使用される PCL のバージョン
PCL5C
カラーサポートを提供する、機能強化された PCL5 のバージョン
データベース名
AFP2PCL.OutputDataStream

使用上の注意:このプロパティーは、PCLOutプリンターにのみ適用されます。

1.715 アカウンティング出口を使用可能にする

ジョブアカウンティングに使用されるデータを収集するために RICOH ProcessDirector でアカウンティング出口プログラムを呼び出すかどうかを指定します。

値:

はい
RICOH ProcessDirector は、 アカウンティング出口プログラムプロパティーに指定されたアカウンティング出口プログラムを呼び出します。
いいえ (デフォルト)
RICOH ProcessDirector は、アカウンティング出口プログラムを呼び出しません。

データベース名
AFPPrinter.AccountingExit

使用上の注意:

  • ジョブがプリンターに割り当てられている場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • アカウンティング出口が使用可能または使用不可になると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.716 アカウンティング出口プログラム

ジョブアカウンティングに使用されるデータを収集するためのアカウンティング出口プログラムの名前を指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
ainuxacc。これは出力をログファイルに書き込みます。

データベース名
AFPPrinter.AccountingExitName

使用上の注意:

  • このプロパティーに指定している出口プログラムを呼び出すには、プリンターのアカウンティング出口を使用可能にするプロパティーを はいに設定する必要があります。
  • ジョブがプリンターに割り当てられている場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • アカウンティング出口名が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.717 バナーページタイプ

ジョブで印刷するヘッダー、トレーラー、およびセパレーターシートのタイプを指定します。

値:

狭い
RICOH ProcessDirector は、type.narrow.cfg 設定ファイルを使用して、バナーページをフォーマットします。RICOH ProcessDirectorは、タイプヘッダーセパレータートレーラーである狭いフォーマットのバナーページ用の3つの設定ファイルを提供しています。
設定なし
RICOH ProcessDirector は、type.cfg 構成ファイルを使用して、バナーページを形式設定します。これはデフォルト値です。RICOH ProcessDirectorは、タイプヘッダーセパレータートレーラーであるデフォルトのバナーページ用の3つの構成ファイルを提供しています。
広い
RICOH ProcessDirectorは、type.wide.cfg構成ファイルを使用して、バナーページをフォーマットします。RICOH ProcessDirectorは、タイプヘッダーセパレータートレーラーである広いフォーマットのバナーページ用の3つの構成ファイルを提供しています。
インパクト
RICOH ProcessDirectorは、type.impact.cfg 構成ファイルを使用して、バナーページをフォーマットします。RICOH ProcessDirectorは、タイプヘッダーセパレータートレーラーであるインパクトプリンターのバナーページ用の3つの構成ファイルを提供しています。

Linux では、これらの構成ファイルは /aiw/aiw1/control_files/banner_pages ディレクトリーにあります。

Windows では、これらの構成ファイルは c:\aiw\aiw1\control_files\banner_pages ディレクトリーにあります。

データベース名
AFPPrinter.BannerPageType

使用上の注意:

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • バナーページのタイプが変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.718 用紙揃えで新しい CSE シートを強制する

用紙揃えの実行時に、RICOH ProcessDirector でコピーまたはコピーグループの間にブランクシートを挿入するかどうかを指定します。このプロパティーが使用されるのは、 カットシートエミュレーションプロパティーが はいに設定されている場合だけです。

値:

はい
ブランクシートは、コピーまたはコピーグループの間に挿入されます。
いいえ (デフォルト)
ブランクシートは挿入されません。

データベース名
AFPPrinter.CSESheetEject

使用上の注意:

  • このプロパティーは、AFP プリンターにのみ適用されます。
  • このプロパティーを使用するには、プリンターがカットシートエミュレーションをサポートしており、プリンターでカットシートエミュレーション機能が有効になっている必要があります。
  • ジョブがプリンターに割り当てられている場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • このプロパティーをはいに設定した場合は、出力にブランクページを追加できます。
  • この値が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.719 ジョブの終了時に新しい CSE シートを強制する

RICOH ProcessDirector で各ジョブの終了時に最後のシートを排出して、最後のシートの印刷後に用紙経路を経由するジョブを強制するかどうかを指定します。また、このプロパティーにより、各ジョブは確実に新しいシートから開始されるようになります。このプロパティーが使用されるのは、 カットシートエミュレーションプロパティーが はいに設定されている場合だけです。

値:

はい
RICOH ProcessDirector は、各ジョブが新しい用紙シートで始まり、介在するブランクページなしで、ジョブの終了時に最後のシートが印刷されるようにします。
いいえ (デフォルト)
1 つのジョブがシートの途中で終了した場合、次のジョブは同じシートの残りの半分で開始されます。

データベース名
AFPPrinter.CSESheetEjectEOJ

使用上の注意:

  • このプロパティーは、AFP プリンターにのみ適用されます。
  • このプロパティーを使用するには、プリンターがカットシートエミュレーションをサポートしており、プリンターでカットシートエミュレーション機能が有効になっている必要があります。
  • ジョブがプリンターに割り当てられている場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • この値が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.720 Duplex

ジョブの両面印刷情報が他に受信されていない場合に、プリンターが行う両面印刷のタイプを指定します。両面ジョブは、用紙の両面に印刷します。

値:

設定なし
両面印刷モードは割り当てられていません。これはデフォルト値です。
いいえ
両面印刷はアクティブではありません。ジョブは、用紙の 1 つのサイドにのみ印刷されます。これは、片面印刷とも呼ばれます。
はい
通常両面印刷がアクティブです。ジョブは用紙の両方のサイドに印刷され、用紙の長い辺で端がつながります。これは、多くのブックで使用されている用紙の向きです。
反転
反転両面印刷がアクティブです。ジョブは用紙の両方のサイドに印刷され、用紙の短い辺で端がつながります。シートの表面の下部が、シートの裏面の上部になります。

以下の条件がいずれも満たされている場合のみ、プリンターの両面プロパティーに設定されている値がジョブに使用されます。

  • ジョブにおいて、その両面ジョブプロパティーが値 設定なしになっている
  • ジョブの書式定義で、両面印刷の値が設定されていない
データベース名
AFPPrinter.Duplex

使用上の注意:

  • このプロパティーは、AFP と PCLOut プリンターにのみ適用されます。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • 両面値が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.721 フォント欠落

ジョブが必要とするフォントを見つけられない場合に、プリンターがジョブの印刷を続行するかどうかを指定します。

値:

印刷の続行 (デフォルト)
プリンターは、見つからないフォントを置き換えてジョブの印刷を続行しようと試みます。
印刷の停止
欠落しているフォントを見つけた場合プリンターは印刷しているジョブを停止し、RICOH ProcessDirectorはジョブをエラー状態にします。
データベース名
AFPPrinter.FontFidelity

使用上の注意:

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • フォント欠落の値が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。
  • プリンターコンソールでIPDS 解像度自動に設定されている場合、このプロパティーを 印刷の続行に設定してください。

1.722 フォント解像度

プリンターが使用する AFP フォントの解像度を指定します。

値:

240 dpi
プリンターは 240 ピクセルのビットマップフォントを使用します。
1インチあたり300ドット
プリンターは300ピクセルのビットマップフォントを使用します。
アウトライン (デフォルト)
プリンターはアウトラインフォントを使用します。

RICOH ProcessDirector では、フォントのセットは /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリーに用意されています。高機能プリンターデータストリーム (IPDS) プリンターにも常駐フォントがあります。

データベース名
AFPPrinter.FontResolution

使用上の注意:

  • プリンターによっては、240 ピクセルフォントの使用はサポートされていません。サポートされているフォント、およびプリンター構成要件については、そのプリンターの資料を調べてください。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • フォント解像度が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.723 MICR 設定の指定変更

磁気インク文字認識 (MICR) 印刷が使用可能でないプリンターに、MICR フォントを要求するジョブを送るかどうかを指定します。

値:

いいえ (デフォルト)
プリンターで MICR 印刷が有効になっていない場合は、MICR ジョブを印刷しないでください。
はい
プリンターで MICR 印刷が使用可能でなくても、MICR ジョブを実行します。これらのジョブは通常のトナーで印刷されます。
データベース名
AFPPrinter.ForceMicrFontPrint

使用上の注意:

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • MICR 設定が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.724 ヘッダーページ書式定義

プリンターがジョブのヘッダーページを印刷するときに使用する AFP 書式定義の名前を指定します。この書式定義は、ヘッダーページ上のデータの配置を制御します。他の形式情報 (プリンターのビン番号など) も定義します。例えば、カットシートプリンターで、ジョブの用紙カラーとは異なるカラーの用紙にヘッダーページを印刷できます。

書式定義の値が指定されていないと、RICOH ProcessDirector は、プリンタードライバーコンポーネントによって設定されたデフォルト値の F1AIWHDRを使用します。許可ユーザーは、異なる書式定義を指定できます。

形式:

長さ
8 文字 (バイト) 以内の英数字
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @
データベース名
AFPPrinter.HeaderExitFormdef

使用上の注意:

  • 書式定義は、AFP リソースパスプリンタープロパティーに指定されているディレクトリーのいずれか、または次のディレクトリーのいずれかに置かれている必要があります。
    • Linux:
      • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
      • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
    • Windows:
      • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
      • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • ヘッダーページの書式定義が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.725 ヘッダーページ出口プログラム

ジョブのヘッダーページを生成する出口プログラムのパスと名前を指定します。許可ユーザーは、255 文字 (バイト) までの値を指定できます。デフォルト出口プログラムは jobsheetexit.header です。

Linux では、このファイルは /aiw/aiw1/exits ディレクトリーにあります。

Windows では、このファイルは c:\aiw\aiw1\exits ディレクトリーにあります。

データベース名
AFPPrinter.HeaderExitName

1.726 割り込みメッセージページ書式定義

割り込みメッセージページの書式を制御するときに使用する書式定義を識別します。

形式:

長さ
8 文字 (バイト) 以内の英数字
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @
デフォルト
F1MG0110

データベース名
AFPPrinter.IMPFormdef

使用上の注意:

  • 書式定義は、AFP リソースパスプリンタープロパティーに指定されているディレクトリーのいずれか、または次のディレクトリーのいずれかに置かれている必要があります。
    • Linux:/aiw/aiw1/resourcesまたは/usr/lpp/psf/reslib
    • Windows:C:\aiw\aiw1\resourcesまたは PSFインストールパスの reslibディレクトリー。

      Windows のデフォルトインストールパスは C:\Program Files(x86)\InfoPrint\PSF です。

  • ジョブがプリンターに割り当てられている場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • 書式定義が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.727 非アクティブタイマー (秒)

RICOH ProcessDirectorのプリンタードライバーコンポーネントがアイドルプリンターへの接続を維持する秒数を指定します。接続がアクティブである間、他のアプリケーションがそのプリンターにアクセスすることはできません。

形式:

データタイプ
1から9999までの整数で、9999は、プリンタードライバーが接続を切断しないことを意味します。
デフォルト
300

データベース名
AFPPrinter.InactivityTimer

使用上の注意:RICOH ProcessDirectorとInfoPrint Manager などの別のプリンタードライバーとの間でプリンターを共有するには、各プログラムで非アクティブタイマーを設定する必要があります。

1.728 入力データ出口を使用可能にする

RICOH ProcessDirector がジョブを印刷する前に入力データ出口プログラムを呼び出すかどうかを指定します。入力データ出口プログラムは、印刷される AFP ファイルのすべてのレコードを処理できます。

値:

はい
RICOH ProcessDirector は入力データ出口プログラムを呼び出します。
いいえ (デフォルト)
RICOH ProcessDirector は入力データ出口プログラムを呼び出しません。
データベース名
AFPPrinter.IndataExit

使用上の注意:

  • 入力データ出口プログラムプロパティーは、RICOH ProcessDirector が呼び出す出口プログラムを指定します。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • 入力データ出口が使用可能または使用不可になると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.729 入力データ出口プログラム

入力データ出口プログラムのパスと名前を指定します。入力データ出口プログラムは、AFP ファイルが印刷される前に、そのファイルのすべてのレコードを処理できます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
ainuxind 値が指定されていない場合のみ使用されます。この出口は、アクションを実行することなく戻ります。

データベース名
AFPPrinter.IndataExitName

使用上の注意:

  • デフォルト入力データ出口プログラムのソースは、/usr/lpp/psf/exits ディレクトリーにあります。実行可能ファイルは /usr/lpp/psf/bin ディレクトリーにあります。RICOH ProcessDirector は自動的に、出口プログラムを /usr/lpp/psf/bin ディレクトリーで探します。指定する出口プログラムがこのディレクトリーに存在する場合、パスを値に組み込む必要はありません。
  • このプロパティーに指定されている出口プログラムを RICOH ProcessDirector から呼び出すためには、プリンターの 入力データ出口を使用可能にするプロパティーを はいにする必要があります。
  • カスタマイズ済み出口プログラムを開発する方法について詳しくは、リコープロダクションプリントインフォメーションセンターを参照してください。

    InfoPrint Manager for AIX: Procedures などの資料には、出口プログラムの開発およびコンパイル方法が記載されています。

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • 入力データ出口プログラムが変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.730 割り込みメッセージページ

プリンターがジョブの割り込み要求を受け取ったときに、割り込みメッセージページが印刷されるかどうかを指定します。ジョブ割り込みには、ジョブの停止、取り消し、またはジャンプアクションによるジョブ内部での位置変更などのアクションがあります。プリンターを停止しても、割り込みメッセージページが印刷されるわけではありません。

値:

はい(デフォルト)
割り込まれたジョブの割り込みメッセージページを印刷します。
いいえ
割り込みメッセージページを印刷しません。
データベース名
AFPPrinter.InterruptMessagePage

使用上の注意:

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • 割り込みメッセージページが使用可能または使用不可になると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.731 ジョブ完了出口を使用可能にする

ジョブを印刷した後で、RICOH ProcessDirector がジョブ完了出口プログラムを呼び出すかどうかを指定します。ジョブ完了出口プログラムは、AFP ファイルが印刷された後、そのファイルのすべてのレコードを処理できます。

値:

はい
RICOH ProcessDirector はジョブ完了出口プログラムを呼び出します。
いいえ (デフォルト)
RICOH ProcessDirector はジョブ完了出口プログラムを呼び出しません。
データベース名
AFPPrinter.JobCompletionExit

使用上の注意:

  • ジョブ完了出口プログラムプロパティーは、RICOH ProcessDirector が呼び出す出口プログラムを指定します。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • ジョブ完了出口が使用可能または使用不可になると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.732 ジョブ完了出口プログラム

ジョブ完了出口プログラムのパスと名前を指定します。ジョブ完了出口プログラムは、AFP ファイルが印刷された後で、そのファイルのすべてのレコードを処理できます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
ainuxjobcompletion ジョブ完了出口プログラムの値が指定されていない場合のみ使用されます。この出口は、ジョブ統計をログファイルに書き込みます。

データベース名
AFPPrinter.JobCompletionExitName

使用上の注意:

  • デフォルトジョブ完了出口プログラムのソースは /usr/lpp/psf/exits ディレクトリーにあります。実行可能ファイルは /usr/lpp/psf/bin ディレクトリーにあります。RICOH ProcessDirector は自動的に、出口プログラムを /usr/lpp/psf/bin ディレクトリーで探します。指定する出口プログラムがこのディレクトリーに存在する場合、パスを値に組み込む必要はありません。
  • デフォルトのジョブ完了時ユーザー出口により、ジョブ統計が /var/psf/jobcompletion.log ファイルに書き込まれます。RICOH ProcessDirector では、プリンター名が RICOH ProcessDirector ユーザーインターフェースに表示されるとき、ログ項目のプリンター名にシステムユーザー ID (デフォルトは aiw1) が付加されます。
  • このプロパティーに指定されている出口プログラムを RICOH ProcessDirector から呼び出すためには、プリンターの ジョブ完了出口を使用可能にするプロパティーを はい にする必要があります。
  • カスタマイズ済み出口プログラムを開発する方法について詳しくは、リコープロダクションプリントインフォメーションセンターを参照してください。

    InfoPrint Manager for AIX: Procedures などの資料には、出口プログラムの開発およびコンパイル方法が記載されています。

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • ジョブ完了出口プログラムが変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.733 メッセージをログに保存する

RICOH ProcessDirector で、データストリームエラーなどのメッセージをログに保存するかどうか、またジョブでこれらを印刷するかどうかを指定します。

値:

はい
メッセージは、Linux の /var/psf/プリンター名 ディレクトリーまたは Windows の C:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF\var\psf\プリンター名 ディレクトリーにある jobmessage.log という名前のファイルに書き込まれます。プリンター名 は AFP プリンターの名前です。
いいえ (デフォルト)
メッセージはジョブで印刷され、ログには保存されません。

データベース名
AFPPrinter.JobMessageLog

使用上の注意:

  • ジョブがプリンターに割り当てられている場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • このプロパティーが変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.734 最大表示オブジェクト数

プリンターがジョブ間のメモリーに保存する必要がある AFP 表示オブジェクトコンテナーの最大数を指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

形式:

データタイプ
0から999までの整数
デフォルト
100。値が指定されていない場合に使用されます。これは、プリンタードライバーコンポーネントで設定されたデフォルト値です。
データベース名
AFPPrinter.MaxContainers

使用上の注意:

  • 表示オブジェクトについて詳しくは、AFPアーキテクチャーライブラリーのData Stream & Object Architectures: MO:DCA Referenceを参照してください。
  • パフォーマンス上の理由から、プリンターがジョブとジョブの間に保存しておく表示オブジェクトのデフォルト数よりも多くの表示オブジェクトが、ほとんどのジョブで使用されているかどうかを評価したい場合があります。例えば、すべてのジョブが同じ 300 の表示オブジェクトのセットを使用していて、最大表示オブジェクト数プロパティーが 100 であるとします。この場合、プリンターはジョブの印刷後に 200 の表示オブジェクトを削除し、削除された表示オブジェクトを次のジョブが必要としている場合は、それらを再ロードします。プリンターのパフォーマンスに影響する場合があります。
  • リソースを保管するため、プリンターが別に設定しているストレージの量は、いつプリンターがリソースを削除するかに影響する場合があります。ストレージを使い尽くすと、プリンターがこの RICOH ProcessDirector プロパティーの設定を無視し、必要に応じて 1 つ以上の表示オブジェクトを削除することがあります。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • 表示オブジェクトの最大数が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.735 フォントの最大数

プリンターがジョブ間のメモリーに保存する必要がある AFP フォントの最大数を指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

形式:

データタイプ
0から999までの整数
デフォルト
10; 値が指定されていない場合に使用されます。これは、プリンタードライバーコンポーネントで設定されたデフォルト値です。
データベース名
AFPPrinter.MaxFonts

使用上の注意:

  • パフォーマンス上の理由から、プリンターがジョブとジョブの間に保存しておく、デフォルト数だけ用意されているフォントよりも一般的なフォントが、ほとんどのジョブで使用されているかどうかを評価したい場合があります。例えば、すべてのジョブが同じ 30 のフォントのセットを使用していて、フォントの最大数プロパティーが 10 であるとします。この場合、プリンターはジョブの印刷後に 20 のフォントを削除し、削除されたフォントを次のジョブが必要としている場合は、それらを再ロードします。プリンターのパフォーマンスに影響する場合があります。
  • リソースを保管するため、プリンターが別に設定しているストレージの量は、いつプリンターがリソースを削除するかに影響する場合があります。ストレージを使い尽くすと、プリンターgこの RICOH ProcessDirector プロパティーの設定を無視し、必要に応じて 1 つ以上のフォントを削除することがあります。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • フォントの最大数が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.736 オーバーレイの最大数

プリンターがジョブ間のメモリーに保存する必要がある AFP オーバーレイの最大数を指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

形式:

データタイプ
0から999までの整数
デフォルト
0:値が指定されていない場合に使用します。これは、プリンタードライバーコンポーネントで設定されたデフォルト値です。
データベース名
AFPPrinter.MaxOverlays

使用上の注意:

  • パフォーマンス上の理由から、プリンターがジョブとジョブの間に保存しておく、デフォルト数だけ用意されているオーバーレイよりも一般的なオーバーレイが、ほとんどのジョブで使用されているかどうかを評価したい場合があります。例えば、すべてのジョブが同じ 2 つのオーバーレイのセットを使用していて、オーバーレイの最大数プロパティーが 0 であるとします。この場合、プリンターはジョブの印刷後に 2 つのオーバーレイを削除し、削除されたオーバーレイを次のジョブが必要としている場合は、それらを再ロードします。プリンターのパフォーマンスに影響する場合があります。
  • リソースを保管するため、プリンターが別に設定しているストレージの量は、いつプリンターがリソースを削除するかに影響する場合があります。ストレージを使い尽くすと、プリンターがこの RICOH ProcessDirector プロパティーの設定を無視し、必要に応じて 1 つ以上のオーバーレイを削除することがあります。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • オーバーレイの最大数が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.737 ページセグメントの最大数

プリンターがジョブとジョブの間にメモリーに保存しておく AFP ページセグメントの最大数を指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

形式:

データタイプ
0から999までの整数
デフォルト
0:値が指定されていない場合に使用します。これは、プリンタードライバーコンポーネントで設定されたデフォルト値です。
データベース名
AFPPrinter.MaxSegments

使用上の注意:

  • パフォーマンス上の理由から、プリンターがジョブとジョブの間に保存しておく、デフォルト数だけ用意されているページセグメントよりも一般的なページセグメントが、ほとんどのジョブで使用されているかどうかを評価したい場合があります。例えば、すべてのジョブが同じ 2 つのページセグメントのセットを使用していて、ページセグメントの最大数プロパティーが 0 であるとします。この場合、プリンターはジョブの印刷後に 2 つのページセグメントを削除し、削除されたページセグメントを次のジョブが必要としている場合は、それらを再ロードします。プリンターのパフォーマンスに影響する場合があります。
  • リソースを保管するため、プリンターが別に設定しているストレージの量は、いつプリンターがリソースを削除するかに影響する場合があります。ストレージを使い尽くすと、プリンターがこの RICOH ProcessDirector プロパティーの設定を無視し、必要に応じて 1 つ以上のページセグメントを削除することがあります。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • ページセグメントの最大数が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.738 メッセージページフォントタイプ

プリンターがジョブのメッセージページを印刷するときに使用するフォントを指定します。

値:

圧縮
プリンターは、より小さい (圧縮) フォントを使用してメッセージを印刷します。
標準
プリンターは、標準フォントを使用してメッセージを印刷します。これはデフォルト値です。
データベース名
AFPPrinter.MessageFontType

使用上の注意:

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • メッセージページのフォントが変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.739 メッセージページ書式定義

プリンターがジョブのメッセージページを印刷するときに使用する書式定義を指定します。この書式定義は、メッセージページ上のデータの配置を制御します。他の形式情報 (プリンターのビン番号など) も定義します。例えば、カットシートプリンターで、ジョブの用紙カラーとは異なるカラーの用紙にメッセージページを印刷できます。許可ユーザーは、必要に応じて異なる書式定義を指定できます。

形式:

長さ
8 文字 (バイト) 以内の英数字
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @
デフォルト
F1MG0110。値が指定されていない場合に使用されます。これは、プリンタードライバーコンポーネントで設定されたデフォルト値です。 /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリーにあります。
データベース名
AFPPrinter.MessageFormdef

使用上の注意:

  • 書式定義は、AFP リソースパスプリンタープロパティーに指定されているディレクトリーのいずれか、または次のディレクトリーのいずれかに置かれている必要があります。
    • Linux:
      • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
      • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
    • Windows:
      • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
      • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • メッセージページの書式定義が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.740 IPDS プリンター接続タイマー (秒)

RICOH ProcessDirectorのプリンタードライバーコンポーネントが、アイドル物理プリンターの制御を保持する秒数を指定します。プリンタードライバーが制御を保持している間、プリンターは他の入力ソースからジョブを受け取ることができません。

形式:

データタイプ
1 から 9999 までの整数。
デフォルト
15

データベース名
AFPPrinter.MIDReleaseTimer

使用上の注意:このプロパティーは、非アクティブ状態のタイマーよりも小さくする必要があります。この値が大きくなると、RICOH ProcessDirector では、プリンターが共用可能になるまで、接続がドロップされます。

1.741 プリンター接続の共用

ホットフォルダーなどの他の入力ソースからジョブを受け取れるように、プリンタードライバーが物理プリンターの制御を解放できるかを指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

値:

はい
物理プリンターは共用可能です。
いいえ (デフォルト)
物理プリンターは共用できません。
データベース名
AFPPrinter.MIDSupportEnabled

1.742 出力データ出口を使用可能にする

RICOH ProcessDirector で出力データ出口プログラムを呼び出すかどうかを指定します。出力データ出口プログラムは、サーバーから AFP プリンターに転送されるデータを監視します。

値:

はい
RICOH ProcessDirector出力データ出口プログラムプロパティーに指定されたプログラムを呼び出します。
いいえ (デフォルト)
RICOH ProcessDirector は出力データ出口プログラムを呼び出しません。

データベース名
AFPPrinter.OutDataExit

使用上の注意:

  • ジョブがプリンターに割り当てられている場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • この値が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.743 出力データ出口プログラム

サーバーから AFP プリンターに転送される出力データを監視するプログラムの名前を指定します。例えば、出力データ出口プログラムは、ジョブの終了時にレポートを印刷して、開始時刻と終了時刻、フォント数、ページセグメント、ジョブのオーバーレイを通知します。したがって、プリンターのパフォーマンスを追跡できます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
ainuxout

データベース名
AFPPrinter.OutDataExitName

使用上の注意:

  • このプロパティーに指定されている出口プログラムを RICOH ProcessDirector から呼び出すためには、プリンターの 出力データ出口を使用可能にするプロパティーが はいになっている必要があります。
  • ジョブがプリンターに割り当てられている場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • この値が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.744 デフォルトオーバーレイ

プリンターに割り当てられた AFP オーバーレイを指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。オーバーレイとは AFP リソースで、定義済みのデータも含まれます。例:
  • 陰影
  • テキスト
  • ボックス
  • ロゴ

定義済みのデータは、印刷されるページ上で変数データとマージされます。書式定義でオーバーレイを指定することもできます。このプリンタープロパティーに指定されているオーバーレイは、ジョブが書式定義およびオーバーレイプロパティーで指定しているオーバーレイとともに使用されます。

オーバーレイはAFP リソースパスプリンタープロパティーに指定されているディレクトリーのいずれか、または次のディレクトリーのいずれかに置かれている必要があります。

  • Linux:
    • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
    • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
  • Windows:
    • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
    • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF

形式:

長さ
8 文字 (バイト) 以内の英数字
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @
デフォルト
設定なし
データベース名
AFPPrinter.Overlay

使用上の注意:

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • デフォルトのオーバーレイが変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.745 表示チェックエラー

プリンターでジョブの印刷が停止する原因となる表示エラーのタイプを指定します。

値:

なし
RICOH ProcessDirector はすべてのタイプの表示エラーを無視し、プリンターは停止しません。これはデフォルト値です。
バーコード
バーコードに関する表示エラーが発生すると、プリンターは停止します。
Image
イメージまたはグラフィックスデータに関する表示エラーが発生すると、プリンターは停止します。
すべて
どのようなタイプの表示エラーが発生しても、プリンターは停止します。
データベース名
AFPPrinter.PresentationCheck

使用上の注意:

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • 表示チェックエラーの設定が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.746 カスタムトレースグループ

PSF トレースグループプロパティーで カスタムオプションが選択されている場合、システムでアクティブな PSF トレースレベルが表示されます。ソフトウェアサポートは、このフィールドに入力されている情報を提供します。
データベース名
AFPPrinter.PSFTraceCustomizedTraceGroup

1.747 PSF トレースグループ

システムでアクティブな PSF トレースのレベルを示します。各レベルで、ソフトウェアサポートが問題を診断するために使用できるさまざまな情報が収集されます。ソフトウェアサポートからのアドバイスに基づいて、トレースレベルを選択します。
デフォルト
なし
データベース名
AFPPrinter.PSFTraceGroup

1.748 最大 PSF トレースファイルサイズ

PSF トレースファイルの上限サイズ (KB 単位) を示します。

形式:

データタイプ
1024 から 1024000 (KB) までの整数
デフォルト
2400
データベース名
AFPPrinter.PSFTraceTraceFileSize

1.749 PSF トレースファイルを含める

RICOH ProcessDirector が PSFAPI トレースにより収集された情報を記録する方法を示します。

値:

はい
トレースは、ファイルが PSF トレースファイルの最大サイズに達するまで、PSF トレースファイルに項目を書き込みます。その後、トレースはファイルの先頭に戻り、既存の項目を上書きしながら情報の記録を続行します。
いいえ
トレースは、ファイルが PSF トレースファイルの最大サイズに達するまで、PSF トレースファイルに項目を書き込みます。ファイルが PSF トレースファイルの最大サイズに達すると、トレースは停止します。
データベース名
AFPPrinter.PSFTraceWrapping

1.750 AFP リソースパス

ジョブに必要な AFP リソースを RICOH ProcessDirector が検索する、1 つ以上のディレクトリーを指定します。例えば、ジョブの書式定義を検索するとき、これらのディレクトリーが対象になります。

形式:

長さ
最大 4096 文字 (バイト)
制限:
複数のディレクトリー名はコロン (:) で区切ってください。
Windows では、ディレクトリー名の末尾にバックスラッシュ (\) を追加しないでください。
デフォルト
設定なし
データベース名
AFPPrinter.ResourcePath

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector により、リソースの検出が次の順で行われます。
    1. データストリーム中のインライン
    2. AFP リソースパスジョブプロパティーに指定されているディレクトリー
    3. 印刷ステップがリソースを要求する場合は、AFP リソースパスプリンタープロパティーに指定されているディレクトリー
    4. /aiw/aiw1/resources または C:\aiw\aiw1\resourcesディレクトリー内
    5. Linux の /usr/lp p/psf/reslibディレクトリー内
    6. Windows の PSF インストールパスの\reslib ディレクトリー内

      デフォルトの PSF インストールパスはC:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF です。

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • リソースパスが変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。
  • RICOH ProcessDirector グループ (デフォルトは aiwgrp1) および RICOH ProcessDirector システムユーザー (デフォルトは aiw1) は、リソースパス内のすべてのディレクトリーに対する読み取り許可を持つ必要があります。

1.751 セパレーターページ書式定義

プリンターが複数コピージョブでコピー間のセパレーターページを印刷するときに使用する AFP 書式定義の名前を指定します。この書式定義は、セパレーターページ上のデータの配置を制御します。他の形式情報 (プリンターのビン番号など) も定義します。例えば、カットシートプリンターで、ジョブの用紙カラーとは異なるカラーの用紙にセパレーターページを印刷できます。

形式:

長さ
8 文字 (バイト) 以内の英数字
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @
デフォルト
F1AIWSEP 値が指定されていない場合のみ使用されます。これは、プリンタードライバーコンポーネントで設定されたデフォルト値です。
データベース名
AFPPrinter.SeparatorExitFormdef

使用上の注意:

  • 書式定義は、AFP リソースパスプリンタープロパティーに指定されているディレクトリーのいずれか、または次のディレクトリーのいずれかに置かれている必要があります。
    • Linux:
      • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
      • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
    • Windows:
      • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
      • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • セパレーターページの書式定義が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.752 セパレーターページ出口プログラム

ジョブのセパレーターページを生成する出口プログラムのパスと名前を指定します。

Linux では、デフォルト出口プログラムは /aiw/aiw1/exits/jobsheetexit.separator です。

Windows では、デフォルト出口プログラムは c:\aiw\aiw1\exits\jobsheetexit.separator です。

データベース名
AFPPrinter.SeparatorExitName

1.753 トレーラーページ書式定義

プリンターがジョブのトレーラーページを印刷するときに使用する AFP 書式定義の名前を指定します。この書式定義は、トレーラーページ上のデータの配置を制御します。他の形式情報 (プリンターのビン番号など) も定義します。例えば、カットシートプリンターで、ジョブの用紙カラーとは異なるカラーの用紙にトレーラーページを印刷できます。

形式:

長さ
8 文字 (バイト) 以内の英数字
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @
デフォルト
F1AIWTRL:値が指定されていない場合に使用します。これは、プリンタードライバーコンポーネントで設定されたデフォルト値です。
データベース名
AFPPrinter.TrailerExitFormdef

使用上の注意:

  • 書式定義は、AFP リソースパスプリンタープロパティーに指定されているディレクトリーのいずれか、または次のディレクトリーのいずれかに置かれている必要があります。
    • Linux:
      • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
      • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
    • Windows:
      • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
      • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • トレーラーページの書式定義が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.754 トレーラーページ出口プログラム

ジョブのトレーラーページを生成する出口プログラムのパスと名前を指定します。許可ユーザーは、255 文字 (バイト) までの値を指定できます。

Linux では、デフォルト出口プログラムは /aiw/aiw1/exits/jobsheetexit.trailer です。

Windows では、デフォルト出口プログラムは c:\aiw\aiw1\exits\jobsheetexit.trailer です。

データベース名
AFPPrinter.TrailerExitName

1.755 ジョブクラス

ジョブの出力クラスを指定します。RICOH ProcessDirectorは、この値を使用して、その プリンタークラスプロパティーに割り当てられた値と同じ値を持つプリンターにジョブをスケジュールします。ジョブクラスは、いくつかの方法で設定できます。たとえば、Download for z/OS は、CLASS JCL パラメーターと値を送信するか、ワークフローによって設定するか、またはジョブのプロパティーノートブックに設定できます。ジョブクラス値は 1 文字で、大/小文字の区別はありません。RICOH ProcessDirector は小文字を大文字に変換します。
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Class

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector は、シンボル式での Job.Classプロパティーの使用をサポートしていません。
  • RICOH ProcessDirector はこのプロパティーの値を、ジョブのヘッダーシートの クラス:フィールドに印刷します。

1.756 カラーモード

ステップでジョブにカラー CMR を挿入するか、モノクロ CMR を挿入するかを指定します。

値:

カラー (デフォルト)
モノクロ

データベース名
Job.CMR.ColorMode

使用上の注意: カラーモードは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.757 インクタイプ

ステップで正しいタイプの CMR を挿入できるように、プリンターが顔料インクと染料インクのどちらを使用するかを指定します。

値:

ピグメント (デフォルト)
染料

データベース名
Job.CMR.InkType

使用上の注意: インクタイプは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.758 監査カラー CMR

このステップでカラー印刷ジョブ用に挿入する監査 CMR を指定します。プリンターは、この CMR を使用して、ジョブを装置に固有のカラー・スペースに変換します。これは、ジョブのカラー・エレメント (ロゴやイメージなど) を作成するために使用されたカラー・プロファイルまたは CMR に対応している必要があります。

このリストには、/aiw/aiw1/resources/CMRs/[printertype]/input (Linux 1 次コンピューター) または C:\aiw\aiw1\resources\CMRs\[printertype]\input (Windows 1 次コンピューター) に保管されているすべての CMR が含まれます ([printertype] は、 プリンタータイププロパティーの値に対応します)。

データベース名
Job.CMR.InputCMYKProf

使用上の注意:

  • このプロパティーは、処理モードプロパティーが 監査に設定され、 カラーモードプロパティーが カラーに設定されている場合のみ設定可能です。
  • このプロパティーに設定可能な値は、プリンタータイププロパティーに選択した値に基づいて変化します。
  • 監査カラーCMRは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.759 監査グレースケール CMR

このステップでグレースケール印刷ジョブ用に挿入する監査 CMR を指定します。プリンターは、この CMR を使用して、ジョブを装置に固有のカラー・スペースに変換します。これは、ジョブのグレースケール・エレメント (チャートやイメージなど) を作成するために使用されたカラー・プロファイルまたは CMR に対応している必要があります。

このリストには、/aiw/aiw1/resources/CMRs/[printertype]/input/gray (Linux 1 次コンピューター) または C:\aiw\aiw1\resources\CMRs\[printertype]\input\gray (Windows 1 次コンピューター) に保管されているすべての CMR が含まれます ([printertype] は、 プリンタータイププロパティーの値に対応します)。

データベース名
Job.CMR.InputGrayProf

使用上の注意:

  • このプロパティーは、処理モードプロパティーが 監査に設定され、 カラーモードプロパティーが モノクロに設定されている場合のみ設定可能です。
  • このプロパティーに設定可能な値は、プリンタータイププロパティーに選択した値に基づいて変化します。
  • 監査グレースケールCMRは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.760 処理モード

ステップで監査または手順 CMR をジョブに挿入するかどうかを指定します。

値:

監査(デフォルト)
監査 CMR は、カラーまたはグレースケールオブジェクトを装置に固有のカラースペースに変換します。これらのオブジェクトは、入力 ICC プロファイルに関連します。
指示
手順 CMR は、カラーまたはグレースケールオブジェクトを装置に固有のカラースペース (プリンターなどの出力装置用) に変換します。これらのオブジェクトは、出力 ICC プロファイルに関連します。

データベース名
Job.CMR.Mode

使用上の注意:

  • ステップでは、同時に 1 つの CMR だけを挿入できます。監査 CMR と手順 CMR の両方を挿入するには、ワークフローに 2 つのステップを追加します。
  • 処理モードは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.761 指示カラー CMR

このステップでカラー印刷ジョブ用に挿入する手順 CMR を指定します。プリンターは、この CMR を使用して、ジョブを装置に固有のカラースペース (プリンター用) に変換します。

このリストには、/aiw/aiw1/resources/CMRs/[printertype]/output (Linux 1 次コンピューター) または C:\aiw\aiw1\resources\CMRs\[printertype]\output (Windows 1 次コンピューター) に保管されているすべての CMR が含まれます ([printertype] は、 プリンタータイププロパティーの値に対応します)。

データベース名
Job.CMR.OutputCMYKProf

使用上の注意:

  • このプロパティーは、処理モードプロパティーが 手順に設定され、 カラーモードプロパティーが カラーに設定されている場合のみ設定可能です。
  • プリンタータイプまたは インクタイププロパティーの値を変更すると、このプロパティーに設定可能な値が変化します。
  • 指示カラーCMRは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.762 指示グレースケール CMR

このステップでグレースケール印刷ジョブ用に挿入する手順 CMR を指定します。プリンターは、この CMR を使用して、ジョブを装置に固有のカラースペース (プリンター用) に変換します。

このリストには、/aiw/aiw1/resources/CMRs/[printertype]/output/gray (Linux 1 次コンピューター) または C:\aiw\aiw1\resources\CMRs\[printertype]\output\gray (Windows 1 次コンピューター) に保管されているすべての CMR が含まれます ([printertype] は、 プリンタータイププロパティーの値に対応します)。

データベース名
Job.CMR.OutputGrayProf

使用上の注意:

  • このプロパティーは、処理モードプロパティーが 手順に設定され、 カラーモードプロパティーが モノクロに設定されている場合のみ設定可能です。
  • プリンタータイプまたは インクタイププロパティーの値を変更すると、このプロパティーに設定可能な値が変化します。
  • 指示グレースケールCMRは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.763 プリンタータイプ

ジョブを印刷するプリンターのタイプを指定します。

値:

InfoPrint 5000 - 32/64 m/分(デフォルト)
InfoPrint 5000 - 128 m/分

データベース名
Job.CMR.PrinterType

使用上の注意:

  • 手順カラー CMR手順グレースケール CMR監査カラー CMR、および 監査グレースケール CMR プロパティーは、この値を使用して、使用可能な CMR の検索と印刷を行います。
  • プリンタータイプは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.764 レンダリングインテント

このステップでジョブに関連付けるレンダリングインテントを指定します。レンダリングインテントは、色を含む印刷ジョブに、プリンターの色域外の色が存在する場合に、どのようなアクションを取るかをプリンターに指示します。

値:

知覚(デフォルト)
プリンターは、すべての色がプリンターの色域内に収まり、なおかつ色同士の関係が維持されるように、イメージに含まれるすべての色を調整します。
メディア - 相対的な色域を維持
プリンターは、色域外の色については、そのプリンターで印刷できる最も近い色に置き換えます。色域内に収まっている色は、調整されません。
彩度
プリンターは、色域外の色をそのプリンターで印刷できる最も近い色に置き換え、色域内の色も、より鮮明になるように調整します。
ICC - 絶対的な色域を維持
プリンターは、色域外の色をそのプリンターで印刷できる最も近い色に置き換えたうえで、メディアのホワイトポイントに基づいてすべての色を調整します。

データベース名
Job.CMR.RenderingIntent

使用上の注意: レンダリングインテントは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.765 ジョブ宛先

ジョブ宛先名を指定します。 RICOH ProcessDirectorは、この値を使用して、その プリンター宛先プロパティーが同じ宛先の値になっているプリンターにジョブをスケジュール設定します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし

ジョブ宛先は、複数の方法で設定できます。たとえば、Download for z/OS は、DEST JCL パラメーターと値を送信するか、ワークフローによって設定するか、またはジョブのプロパティーノートブックに設定できます。

データベース名
Job.Destination

使用上の注意:RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値をジョブのヘッダーシートの 宛先:フィールドに印刷します。

1.766 ジョブ用紙

ジョブが必要とする用紙名を指定します。RICOH ProcessDirectorは、用紙の値を使用して、その プリンター用紙プロパティーが同じ用紙の値になっているプリンターにジョブをスケジュールします。用紙の値は、いくつかの方法で設定できます。たとえば、Download for z/OS は FORM パラメーターおよび値を送信することも、値をワークフローによって設定することも、ユーザーが値をジョブのプロパティーノートブックに設定することもできます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Form

使用上の注意:RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値をジョブのヘッダーシートの 用紙:フィールドに印刷します。

1.767 ホスト装置

z/OS から入力ファイルとともに渡された装置名を指定します。ダウンロード入力装置によって受信されたデータセットのJCLファイルを読み取るとき、RICOH ProcessDirector は、このプロパティーに値を設定します。装置名を JCL ファイルで受け渡すためには、z/OS システムに印刷パラメーター出口 15 APSUX15X がインストールされている必要があります。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
データベース名
Job.Host.Device

1.768 ホストグループ名

グループ名を指定します。ダウンロード入力装置によって受信されたデータセットのJCLファイルを読み取るとき、RICOH ProcessDirectorはこのプロパティーに値を設定します。GROUPID JCL パラメーターとして送信された値が使用されます。GROUPID パラメーターを JCL ファイルで受け渡すためには、z/OS システムに印刷パラメーター出口 15 APSUX15X がインストールされている必要があります。
データベース名
Job.Host.GroupName

1.769 JES ジョブ ID

z/OS でデータセットに割り当てられた JES ジョブ ID を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別
データベース名
Job.Host.JesID

1.770 ホストユーザー ID

z/OS システムでデータセットを実行依頼したz/OS ユーザーの名前を指定します。ダウンロード入力装置によって受信されたデータセットのJCLファイルを読み取るとき、RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーに値を設定します。USER JCL パラメーターとして送信された値が使用されます。許可ユーザーは、この値を変更できます。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Host.UserID

1.771 ホストライター名

z/OS 外部ライターの名前を指定します。 ダウンロード入力装置によって受信されたデータセットのJCLファイルを読み取るとき、RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーに値を設定します。WRITER JCL パラメーターとして送信された値が使用されます。許可ユーザーは、値を指定できます。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Host.Writer

1.772 アドレス行 1

ジョブのアドレス情報の最初の行を指定します。 ダウンロード入力装置によって受信されたデータセットのJCLファイルを読み取るとき、RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値を設定します。ADDRESS JCL パラメーターとして送信された値が使用されます。許可ユーザーは必要に応じて、この値を更新または追加できます。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Info.Address1

1.773 アドレス行 2

ジョブのアドレス情報の2番目の行を指定します。 ダウンロード入力装置によって受信されたデータセットのJCLファイルを読み取るとき、RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値を設定します。ADDRESS JCL パラメーターとして送信された値が使用されます。許可ユーザーは必要に応じて、この値を更新または追加できます。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Info.Address2

1.774 アドレス行 3

ジョブのアドレス情報の3番目の行を指定します。ダウンロード入力装置によって受信されたデータセットのJCLファイルを読み取るとき、RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値を設定します。ADDRESS JCL パラメーターとして送信された値が使用されます。許可ユーザーは必要に応じて、この値を更新または追加できます。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Info.Address3

1.775 アドレス行 4

ジョブのアドレス情報の4番目の行を指定します。ダウンロード入力装置によって受信されたデータセットのJCLファイルを読み取るとき、RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値を設定します。ADDRESS JCL パラメーターとして送信された値が使用されます。許可ユーザーは必要に応じて、この値を更新または追加できます。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Info.Address4

1.776 ビルディング情報

ジョブのビルディング情報を指定します。ダウンロード入力装置によって受信されたデータセットのJCLファイルを読み取るとき、RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値を設定します。BUILDING JCL パラメーターとして送信された値が使用されます。許可ユーザーは必要に応じて、この値を更新または追加できます。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Info.Building

1.777 部門情報

ジョブの部門情報を指定します。 ダウンロード入力装置によって受信されたデータセットのJCLファイルを読み取るとき、RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値を設定します。DEPT JCL パラメーターとして送信された値が使用されます。許可ユーザーは必要に応じて、この値を更新または追加できます。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Info.Department

1.778 ダウンロードファイルタイプ

ジョブファイルタイプを指定します。 RICOH ProcessDirectorは、AFP Download Plusから受信されたデータセットのJCLファイルで-ofiletypeパラメーターからこのプロパティーに値を設定します。この値は変更できません。

値:

ユーザーデータ (userdata)
ファイルはユーザー印刷ファイルです。
メッセージ (message)
このファイルにはメッセージが含まれます。
ジョブヘッダーファイル (jobhdr)
このファイルはジョブヘッダーファイルです。
データセットヘッダーファイル (dshdr)
このファイルはデータセットヘッダーファイルです。
ジョブトレーラーファイル (jobtrl)
このファイルはジョブトレーラーファイルです。
データベース名
Job.Info.DownloadFileType

使用上の注意:値が ジョブヘッダーファイルデータセットヘッダーファイル、または ジョブトレーラーファイルの場合、RICOH ProcessDirectorは、このジョブも含め、グループ内のすべてのジョブに対して、 ヘッダーコピーセパレーターコピー、および トレーラーコピーの各プロパティーを 0に設定します。

1.779 ノード ID

AFP Download Plus または Download for z/OS から RICOH ProcessDirector にデータセットを実行依頼した z/OS システムの名前を指定します。許可ユーザーは必要に応じて、この値を更新または追加できます。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Info.NodeID

1.780 プログラマー情報

データセットが Download 入力装置で受信されたとき、そのデータセットとともに受け渡されたプログラマーの名前を指定します。許可ユーザーは必要に応じて、この値を更新または追加できます。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Info.Programmer

1.781 受信ページ

このジョブ用に AFP Download Plus が作成したページの数を表示します。AFP Download Plus は、このプロパティーの値をデータセットの JCL ファイルで設定します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Job.Info.RecdTotalPages

1.782 受信シート

このジョブ用に AFP Download Plus が作成したシートの数を表示します。AFP Download Plus は、このプロパティーの値をデータセットの JCL ファイルで設定します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Job.Info.RecdTotalSheets

1.783 ルーム情報

ジョブのルーム情報を指定します。ダウンロード入力装置によって受信されたデータセットのJCLファイルを読み取るとき、RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値を設定します。ROOM JCL パラメーターとして送信された値が使用されます。許可ユーザーは必要に応じて、この値を更新または追加できます。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Info.Room

1.784 タイトル情報

ジョブのタイトル情報を指定します。ダウンロード入力装置によって受信されたデータセットのJCLファイルを読み取るとき、RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値を設定します。TITLE JCL パラメーターとして送信された値が使用されます。許可ユーザーは必要に応じて、この値を更新または追加できます。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Info.Title

1.785 紙送り制御あり

紙送り制御がジョブに存在するかどうかを指定します。紙送り制御が使用されている場合、その位置はジョブの行それぞれの先頭バイトです。RICOH ProcessDirector line2afpデータストリーム変換コンポーネントは、ジョブを AFP フォーマットに変換するとき、紙送り制御情報を使用します。許可ユーザーは、以下のいずれかの値を指定できます。
いいえ
ジョブに紙送り制御はありません。
設定なし
RICOH ProcessDirector は、このプロパティーの値を line2afpコンポーネントに渡しません。
はい
ジョブには紙送り制御があります。これはRICOH ProcessDirector ConvertLineDataJobIntoAFPステップテンプレートが使用するデフォルト値です。
データベース名
Job.Line2AFP.CC

使用上の注意:詳しくは、AFP Conversion and Indexing Facility: ユーザーガイドCCパラメーターを参照してください。

1.786 紙送り制御タイプ

ジョブに存在する紙送り制御のタイプを指定します。サポートされている紙送り制御タイプは、「マシン」または「ANSI」です。この値はさらに、ANSI 紙送り制御が ASCII エンコードを使用するか、EBCDIC エンコードを使用するかを分類できます。RICOH ProcessDirector line2afpデータストリーム変換コンポーネントがジョブをAFPフォーマットに変換するときに使用する拡張オプションを指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

値:

Z
ジョブには、ASCII エンコードを使用する ANSI 紙送り制御があります。これはRICOH ProcessDirector ConvertLineDataJobIntoAFPステップテンプレートが使用するデフォルト値です。
A
ジョブには、EBCDIC エンコードを使用する ANSI 紙送り制御があります。
M
ジョブにはマシン紙送り制御があります。
設定なし
RICOH ProcessDirector は、このプロパティーの値を line2afpコンポーネントに渡しません。
データベース名
Job.Line2AFP.CC_TYPE

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector に用意されている DownloadLineDataワークフローには、 ConvertLineDataJobIntoAFPステップがあります。このステップは RICOH ProcessDirector line2afpデータストリーム変換コンポーネントを呼び出し、紙送り制御タイプ Aを指定します。
  • 詳しくは、AFP Conversion and Indexing Facility ユーザーガイドCCTYPEパラメーターを参照してください。

1.787 CHARS

4 つまでの AFP コード化フォントのファイル名を指定します。コード化フォントは、文字セット/コードページのペアを定義します。RICOH ProcessDirector line2afpデータストリーム変換コンポーネントがジョブをAFPフォーマットに変換するときに使用する拡張オプションを指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

形式:

フォント名
4 つまでのコード化フォント名。複数のフォント名を区切るにはコンマを使用してください。フォント名には 2 文字の接頭部 (X0 から XG) を使用しないでください。たとえば、 GT10, GT12 のように指定します。
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Line2AFP.CHARS

使用上の注意:

  • このプロパティーで指定したフォントがRICOH ProcessDirectorにアクセス可能であることを確認してください。RICOH ProcessDirectorは次のリソースを探します。
    1. データストリーム中のインライン
    2. AFP リソースパスジョブプロパティーに指定されているディレクトリー
    3. 印刷ステップがリソースを要求する場合は、AFP リソースパスプリンタープロパティーに指定されているディレクトリー
    4. Linux:
      • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
      • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
    5. Windows:
      • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
      • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF です。
  • 詳しくは、AFP Conversion and Indexing Facility:ユーザーガイドCHARSパラメーターを参照してください。

1.788 コードページグローバル ID

IBM 登録商標コードページの 3 文字または 4 文字の ID を指定します。RICOH ProcessDirector line2afpデータストリーム変換コンポーネントがジョブをAFPフォーマットに変換するときに使用する拡張オプションを指定します。許可ユーザーは、1 つのコードページ値を指定できます。
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Line2AFP.CPGID

使用上の注意:

  • コードページ番号が 100 よりも小さい場合、その値に先行ゼロを追加してください。たとえば、 37 ではなく 037 と指定します。
  • RICOH ProcessDirector に用意されている DownloadLineDataワークフローには、 ConvertLineDataJobIntoAFPステップがあります。このステップは RICOH ProcessDirector line2afpデータストリーム変換コンポーネントを呼び出し、コードページグローバル ID の値 500を指定します。
  • 詳しくは、AFP Conversion and Indexing Facility: ユーザーガイドCPGIDパラメーターを参照してください。

1.789 拡張オプション

RICOH ProcessDirectorline2afpデータストリーム変換コンポーネントがジョブを AFP フォーマットに変換するときに使用する拡張オプションを指定します。拡張オプションとは、MO:DCA-P データストリームにおける拡張機能で、すべての表示装置 (たとえばプリンター) によってサポートされているわけではありません。このプロパティーに指定する値が、ジョブに割り当てられているプリンターによってサポートされていることを確認しなければなりません。

値:

ALL
RICOH ProcessDirector は、すべての拡張オプションを使用します。 すべてを指定する場合、他のオプションを指定しないでください。
BOX
RICOH ProcessDirector は、GOCA ボックス描画順序を作成します。
CELLED
RICOH ProcessDirectorは、IM1セルイメージを変換する際にGOCA Replicate and Trim機能を使用します。RICOH ProcessDirectorは、 イメージ出力形式のジョブプロパティーが IOCAの場合にのみ、この値を使用します。
FRACLINE
RICOH ProcessDirector は GOCA フラクショナル線幅描画順序を作成します。
PASSOID
RICOH ProcessDirector は、TrueType および OpenType フォントを保管するとき、OID 情報を Resource Access Table (RAT) から Begin Resource (BRS または BR) 構造化フィールドに受け渡します。
PRCOLOR
RICOH ProcessDirector は GOCA プロセスカラー描画順序を作成します。
RESORDER
インラインリソースが特定の順序で現れる必要がないことを指定します。ただし、Begin Document (BDT) 構造化フィールドの前に現れる必要があります。この値を指定しない場合、インラインリソースはジョブが使用する順序になっていなければなりません。その順序になっていなければ、エラーが発生します。RESORDER 値を指定することによって、パフォーマンスが大きく影響を受けることに注意してください。
SPCMPRS
RICOH ProcessDirector は繰り返しストリング PTOCA 順序を使用して、末尾ブランクを行データから除去し、埋め込まれたブランクを圧縮します。
PASSPF
AFP 入力ファイルに含まれている Begin Print File (BPF) および End Print File (EPF) 構造化フィールドを指定し、出力ファイルで保持する印刷データの境界を定義します。この値が指定されていない場合、BPF/EPF ペアは無視されます。これらの構造化フィールドは、IS/3 準拠の AFP データストリームで必要です。

データベース名
Job.Line2AFP.EXTENSIONS

使用上の注意:

  • このプロパティーに値を指定しない場合、line2afp データストリーム変換プログラムは値を なしにデフォルト設定します。拡張オプションは使用されません。
  • 詳しくは、AFP Conversion and Indexing Facility: ユーザーガイドEXTENSIONSパラメーターを参照してください。

1.790 行データファイル形式

ジョブのデータがレコード指向か、またはストリーム指向かを指定します。この値はさらに、レコード長または改行文字を分類できます。RICOH ProcessDirector line2afpデータストリーム変換コンポーネントがジョブをAFPフォーマットに変換するときに使用する拡張オプションを指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

値:

RECORD
ジョブは z/OS レコードフォーマットを使用します。各行の先頭 2 バイトは行の長さを指定します。
RECORD,n
ジョブの行はそれぞれ、固定長 n バイトです。
STREAM
ジョブに長さ情報はありません。改行文字で区切られているデータのストリームです。ジョブデータが ASCII であれば、改行文字は X'0A' です。ジョブデータが EBCDIC であれば、改行文字は X'25' です。これが、ファイルフォーマットのデフォルト値です。
STREAM,(NEWLINE=X'nnnn')
ジョブは、改行文字として X'nnnn' を使用するデータのストリームです。
データベース名
Job.Line2AFP.FILEFORMAT

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector に用意されている DownloadLineDataワークフローには、 ConvertLineDataJobIntoAFPステップがあります。このステップは RICOH ProcessDirector line2afpデータストリーム変換コンポーネントを呼び出し、行データファイルフォーマット値 RECORDを指定します。
  • RICOH ProcessDirector に用意されている ConvertLineDataJobIntoAFPステップテンプレートは、行データファイルフォーマット値 STREAMを指定します。
  • 詳しくは、AFP Conversion and Indexing Facility:ユーザーガイドFILEFORMATパラメーターを参照してください。

1.791 書式定義

ジョブで使用する書式定義を指定します。書式定義とは、用紙の特性を記述する AFP リソースです。それには、(存在すれば) 必要なオーバーレイ、給紙機構 (カットシートプリンターの場合)、両面印刷、テキスト抑止、および用紙上の合成テキストデータの位置が含まれます。RICOH ProcessDirector line2afpデータストリーム変換コンポーネントがジョブをAFPフォーマットに変換するときに使用する拡張オプションを指定します。 PrintJobs ステップテンプレートを使用している処理ステップも、ジョブをプリンター用にフォーマット設定するときにこの書式定義を使用します。書式定義プロパティーは、Download for z/OS または AFP Download Plus によって送信される入力ファイルの FORMDEF JCL パラメーターに対応しています。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

形式:

長さ
最大8文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @
デフォルト
F1A10111

用意されているステップテンプレート

  • BuildAFPFromZip
  • ConvertLineDataJobIntoAFP
  • CreatePageRanges
  • CountPages
  • PrintJobs

データベース名
Job.Line2AFP.FORMDEF

使用上の注意:

  • メディア両面、または 出力ビンジョブプロパティーに値が指定されている場合、RICOH ProcessDirector は書式定義の値を無視します。例えば、書式定義に反転両面印刷が指定されていて、 両面プロパティーの値が いいえの場合、RICOH ProcessDirector では いいえ値が使用され、ジョブは用紙の片面に印刷 (片面印刷) されます。
  • ジョブにインライン書式定義が含まれていない場合、許可ユーザーは、このプロパティーに値があることを確認する必要があります。UseInlineFormDefinition ステップテンプレートを基にしたステップが組み込まれているワークフローはインライン書式定義を検出し、それを使用するよう RICOH ProcessDirector に指示できます。
  • RICOH ProcessDirector には、ステップテンプレート CountPages が用意されています。これは、すべてのデフォルトワークフローにステップとして組み込まれています。このステップは、どのページがどのシートに印刷されるかを計算するため、書式定義にある両面印刷モードの設定によって影響を受けます。 CountPages ステップが実行された後で、ジョブの 書式定義プロパティーが、異なる両面印刷の値を指定するよう変更されると、RICOH ProcessDirector で計算される 合計シートプロパティーの値が、実際にプリンターでスタックされているジョブシートの総数に一致しないことがあります。 再印刷および ジャンプ機能に提供されるページ情報の正確性も、影響を受ける可能性があります。ページおよびシートカウント情報が新しい書式定義と同期するようにするため、 再処理アクションを使用して CountPages ステップを再実行できます。
  • このプロパティーが指定するフォーム定義がRICOH ProcessDirectorにアクセス可能であることを確認してください。RICOH ProcessDirectorは次のリソースを探します。
    1. データストリーム中のインライン
    2. AFP リソースパスジョブプロパティーに指定されているディレクトリー
    3. 印刷ステップがリソースを要求する場合は、AFP リソースパスプリンタープロパティーに指定されているディレクトリー
    4. Linux:
      • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
      • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
    5. Windows:
      • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
      • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSFです。
  • RICOH ProcessDirector には、使用可能できるさまざまな書式定義が用意されています。詳しくは、インフォメーションセンターを参照してください。
  • 詳しくは、AFP Conversion and Indexing Facility: ユーザーガイドFORMDEFパラメーターを参照してください。
  • 拡張Transform Featureによって処理されるジョブに関連付けられている場合、このプロパティーは、変換入力ストリームが AFP である場合のみ使用されます。

1.792 イメージ出力形式

RICOH ProcessDirectorline2afpデータストリーム変換コンポーネントが入力ファイル、オーバーレイ、およびページセグメントで IM1 フォーマットのイメージを変換する方法を指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

値:

現状のまま
RICOH ProcessDirector は、入力ファイルに指定されているものと同じフォーマットでイメージデータを作成します。
IOCA
RICOH ProcessDirector は、IM1 フォーマットイメージを圧縮されていない IOCA フォーマットに変換します。
設定なし
RICOH ProcessDirector は、このプロパティーの値をその line2afpコンポーネントに渡しません。
データベース名
Job.Line2AFP.IMAGEOUT

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector に用意されている CreatePageRangesおよび CountPagesステップテンプレートでは、 イメージ出力フォーマットプロパティーは 現状のままに設定されます。
  • RICOH ProcessDirector に用意されている ConvertLineDataJobIntoAFPステップテンプレートでは、このプロパティーは IOCAに設定されます。
  • 詳しくは、AFP Conversion and Indexing Facility: ユーザーガイドIMAGEOUTパラメーターを参照してください。

1.793 Map Coded Font Format 2 方式

Map Coded Font Format 2 (MCF-2) 構造化フィールドを作成する方法を指定します。RICOH ProcessDirector line2afpデータストリーム変換コンポーネントがジョブをAFPフォーマットに変換するときに使用する拡張オプションを指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

値:

CPCS
RICOH ProcessDirector は、コードページおよび文字セットの名前を使用して、MCF-2 構造化フィールドを作成します。印刷ファイルがコード化フォントを要求していて、 CPCSが指定されている場合、RICOH ProcessDirector はコード化フォントファイルを検索し、MCF-2 構造化フィールドに挿入するフォント文字セットおよびコードページの名前を決定することに注意してください。コード化フォントファイルが見つからないと、ジョブはエラー状態になります。
CF
RICOH ProcessDirector はコード化フォントの名前を使用して、MCF-2 構造化フィールドを作成します。これはRICOH ProcessDirector ConvertLineDataJobIntoAFPステップテンプレートが使用するデフォルト値です。
設定なし
RICOH ProcessDirector は、このプロパティーの値をその line2afpコンポーネントに渡しません。
データベース名
Job.Line2AFP.MCF2REF

使用上の注意:詳しくは、AFP Conversion and Indexing Facility: ユーザーガイドMCF2REFパラメーターを参照してください。

1.794 ページ定義

ジョブで使用する AFP ページ定義を指定します。ページ定義とは、フォーマット制御機構のセットが入っている AFP リソースです。それには、シートあたりの行数、フォント選択、印刷方向、および合成ページでの位置決めを行う個別データフィールドのマッピングが含まれます。RICOH ProcessDirectorline2afpデータストリーム変換コンポーネントがジョブをAFPフォーマットに変換するときに使用する拡張オプションを指定します。ページ定義プロパティーは、Download for z/OS または AFP Download Plus によって送信される入力ファイルの PAGEDEF JCL パラメーターに対応しています。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

形式:

長さ
最大8文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Line2AFP.PAGEDEF

使用上の注意:

  • このプロパティーが指定するページ定義がRICOH ProcessDirector にアクセス可能であることを確認してください。RICOH ProcessDirectorは次のリソースを探します。
    1. データストリーム中のインライン
    2. AFP リソースパスジョブプロパティーに指定されているディレクトリー
    3. 印刷ステップがリソースを要求する場合は、AFP リソースパスプリンタープロパティーに指定されているディレクトリー
    4. Linux:
      • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
      • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
    5. Windows:
      • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
      • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは C:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF です。
  • RICOH ProcessDirector に用意されている LineData ワークフローには、 ConvertLineDataJobIntoAFP ステップがあります。このステップは、 RICOH ProcessDirectorline2afp データストリーム変換コンポーネントを呼び出し、デフォルトページ定義 P1A08682 を指定します。このページ定義は 8.5 x 11.0 インチの用紙のためのもので、86 印刷行/ページ (8.2 行/インチ) を指定します。
  • RICOH ProcessDirectorが提供するページ定義のリストを含む詳細情報は、AFP Conversion and Indexing Facility: ユーザーガイドPAGEDEFパラメーターを参照してください。

1.795 処理モード

入力ファイルにあるデータのタイプを指定し、また RICOH ProcessDirectorline2afpデータストリーム変換コンポーネントがデータのオプション処理を実行するかどうかを指定します。

値:

SOSI1
line2afp は、シフトアウト/シフトインコードをブランクおよび「コード化フォントローカル設定」テキスト制御に変換します。
SOSI2
line2afp は、シフトアウト/シフトインコードを「コード化フォントローカル設定」テキスト制御に変換します。
SOSI3
line2afp は、シフトアウト文字を「コード化フォントローカル設定」テキスト制御に変換します。シフトイン文字は、「コード化フォントローカル設定」テキスト制御および 2 つのブランクに変換します。
SOSI4
line2afp はシフトアウト/シフトインコードをスキップし、入力ファイルのオフセットを計算するとき、これらのコードをカウントしません。ASCII から EBCDIC に変換される 2 バイト文字セット (DBCS) テキストには、この値を使用してください。
aaaaaaaa
8バイトの英数字です。RICOH ProcessDirectorは、特定のユーザー出口プログラムにこの値を渡すことができます。
データベース名
Job.Line2AFP.PRMODE

使用上の注意:詳しくは、AFP Conversion and Indexing Facility: ユーザーガイドPRMODEパラメーターを参照してください。

1.796 リソースタイプ

RICOH ProcessDirectorがジョブのAFPリソースディレクトリーから検索する必要があるAFPリソースのタイプを指定します。RICOH ProcessDirectorは、取得したリソースを別のリソースファイルに含めます。

値:

すべて
RICOH ProcessDirector は、ジョブを表示または印刷するために必要なリソースをすべてリソースファイルに入れます。
すべての CMR
RICOH ProcessDirector は、ジョブのカラー管理リソース (CMR) をすべてリソースファイルに入れます。
バーコード
RICOH ProcessDirector は、バーコードオブジェクトをリソースファイルに入れます。
フォント
RICOH ProcessDirector は、フォントをリソースファイルに入れます。
書式定義
RICOH ProcessDirector は、ジョブの書式定義をリソースファイルに入れます。
汎用 CMR
RICOH ProcessDirector は、データストリームでマップされた CMR と装置に固有ではない CMR をリソースファイルに入れます。
グラフィックス
RICOH ProcessDirector は、グラフィックス (GOCA) オブジェクトをリソースファイルに入れます。
イメージ
RICOH ProcessDirector は、イメージをリソースファイルに入れます。
インライン
RICOH ProcessDirector は、すべてのインラインリソースをリソースファイルに入れます。
インラインのみ
RICOH ProcessDirector は、元の入力ファイルに存在し、実際にジョブによって使用されたインラインリソースのみを、変換された AFP 出力に入れます。個別のリソースファイルは生成しません。
オブジェクトコンテナー
RICOH ProcessDirector はオブジェクトコンテナーファイルをリソースファイルに入れます。
オーバーレイ
RICOH ProcessDirector は、オーバーレイをリソースファイルに入れます。
ページセグメント
RICOH ProcessDirector は、ページセグメントをリソースファイルに入れます。
データベース名
Job.Line2AFP.RESTYPE

使用上の注意:

  • プロパティーに複数の値を選択するには、Ctrl キーを押したまま追加の値をクリックしてください。
  • 値の選択を解除するには、その値を Ctrl キーを押したままクリックしてください。
  • リストで選択されている値がなければ、RICOH ProcessDirector はリソースファイルをビルドしません。
  • RICOH ProcessDirector に用意されている ConvertLineDataJobIntoAFPステップテンプレートでは、 リソースタイププロパティーは インライン、書式定義に設定されます。 UseInlineFormDefinition ステップテンプレートとの組み合わせで使用されると、この値は、 line2afp データストリーム変換コンポーネントがファイルを処理するときに、インライン書式定義が保存されるようにします。
  • CountPages および PrintPageRanges ステップテンプレートでは、 リソースタイププロパティーは インラインのみに設定されます。
  • 詳しくは、AFP Conversion and Indexing Facility: ユーザーガイドRESTYPEパラメーターを参照してください。

1.797 テーブル参照文字

テーブル参照文字がジョブに存在するかどうかを指定します。テーブル参照文字は、CHARSプロパティーに指定されているフォントを選択します。また、ページ定義におけるフォーマット操作を制御することもできます。テーブル参照文字が存在する場合、その位置は、紙送り制御文字があれば、その後の行の先頭です。RICOH ProcessDirector line2afpデータストリーム変換コンポーネントは、ジョブを AFP フォーマットに変換するとき、テーブル参照文字情報を使用します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

値:

いいえ
ジョブにテーブル参照文字はありません。これはRICOH ProcessDirector ConvertLineDataJobIntoAFPステップテンプレートが使用するデフォルト値です。
設定なし
RICOH ProcessDirector は、このプロパティーの値をその line2afpコンポーネントに渡しません。
はい
ジョブにはテーブル参照文字があります。
データベース名
Job.Line2AFP.TRC

使用上の注意:詳しくは、AFP Conversion and Indexing Facility:ユーザーガイドTRCパラメーターを参照してください。

1.798 有効な戻りコード

line2afp プログラムが出すことができる戻りコード値をリストします。この値は、そのプログラムが正常に実行されたことを示します。許可ユーザーは、コンマで区切ることによって、複数の戻りコードの値を指定できます。例: 0,4

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
データベース名
Job.Line2AFP.ValidRCs

使用上の注意:

  • line2afp プログラムからこのプロパティーに指定されていない値が返されると、RICOH ProcessDirector からエラーメッセージが出され、ジョブはエラー状態になります。
  • CountPages および CreatePageRanges ステップでは、このプロパティーで、処理を停止するか続行するかが決定されます。

1.799 カラーマッピングテーブル

ジョブの印刷に使用するカラーマッピングテーブル (CMT) を指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

形式:

長さ
最大8文字(バイト)。
制限:
大/小文字の区別があります。
デフォルト
デフォルト値はありません。このプロパティーに対して値が指定されていない場合、プリンターのカラーマッピングテーブルプロパティーで指定された CMT が使用されます。
データベース名
Job.Print.CMT

使用上の注意:

  • CMT は、AFP プリンターで印刷されるジョブに対してのみ使用されます。
  • このプロパティーが指定するCMTがRICOH ProcessDirectorにアクセス可能であることを確認してください。RICOH ProcessDirectorは次のリソースを探します。
    1. データストリーム中のインライン
    2. AFP リソースパスジョブプロパティーに指定されているディレクトリー
    3. 印刷ステップがリソースを要求する場合は、AFP リソースパスプリンタープロパティーに指定されているディレクトリー
    4. Linux:
      • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
      • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
    5. Windows:
      • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
      • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF

1.800 データチェックエラー

AFP プリンターが特定のタイプのエラーをブロックするかどうかを指定します。エラーをブロックすると、プリンターのスループットに影響が及ぶ可能性があります。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

値:

すべてのエラーをブロック
プリンターは、文字エラーまたは印刷位置エラーを報告しません。これはRICOH ProcessDirector PrintJobsのステップテンプレートが使用するデフォルト値です。
文字エラーをブロック
プリンターは文字エラーを報告しません。文字に割り当てられていないコードポイントを使用しようと試みると、文字エラーになります。プリンターは印刷位置エラーを報告しません。
位置決めエラーをブロック
プリンターは印刷位置エラーを報告します。有効な印刷可能域の外側に印刷しようと試みると、印刷位置エラーになります。プリンターは文字エラーを報告します。
エラーをブロックしない
プリンターは、文字エラーおよび印刷位置エラーをすべて報告します。
設定なし
RICOH ProcessDirector は、プロパティーの値をそのプリンタードライバーコンポーネントに渡しません。
データベース名
Job.Print.DataCheck

使用上の注意:Download for z/OSまたはAFP Download Plusは、ジョブのDATACK JCLパラメータからこのプロパティーの値を送信できます。

1.801 フォント欠落

ジョブが必要とするフォントを見つけられない場合に、AFP プリンターがジョブの印刷を続行するかどうかを指定します。

値:

印刷の続行
プリンターは、見つからないフォントを置き換えてジョブの印刷を続行しようと試みます。これはRICOH ProcessDirector PrintJobsのステップテンプレートが使用するデフォルト値です。
設定なし
ジョブにはフォント欠落設定が指定されていません。RICOH ProcessDirector がジョブに割り当てる、プリンターの フォント欠落プロパティーは、フォントが見つからないときに何が行われるかを制御します。
印刷の停止
欠落しているフォントを見つけた場合プリンターは印刷しているジョブを停止し、RICOH ProcessDirectorはジョブをエラー状態にします。
データベース名
Job.Print.FontFidelity

使用上の注意:プリンターコンソールで IPDS解像度自動に設定されている場合は、このプロパティーを 設定なしに設定します。

1.802 代替フォントメッセージ

フォントの代替が行われたときに AFP プリンタードライバープログラムがメッセージを出すかどうかを指定します。

値:

いいえ
フォントの代替が行われても、プリンタードライバーコンポーネントはメッセージを出しません。これはRICOH ProcessDirector PrintJobsのステップテンプレートが使用するデフォルト値です。
設定なし
RICOH ProcessDirector は、プロパティーの値をそのプリンタードライバーコンポーネントに渡しません。
はい
プリンタードライバーコンポーネントは、代替フォントメッセージを出します。
データベース名
Job.Print.FontMessages

1.803 フォント解像度

AFP プリンターがジョブに使用するフォントの解像度を指定します。

値:

240 dpi
プリンターは 240 ピクセルのビットマップフォントを使用します。
1インチあたり300ドット
プリンターは300ピクセルのビットマップフォントを使用します。
設定なし
ジョブにはフォント解像度が指定されていません。RICOH ProcessDirector がジョブに割り当てる、プリンターの フォント解像度プロパティーは、フォント解像度を制御します。これはRICOH ProcessDirector PrintJobsステップテンプレートが使用するデフォルト値です。RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーの値をそのプリンタードライバコンポーネントに渡しません。
アウトライン
プリンターはアウトラインフォントを使用します。

RICOH ProcessDirector では、フォントは /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリーに用意されています。

データベース名
Job.Print.FontResolution

1.804 出力コピーの用紙揃え

AFP プリンターがジョブの出力コピーを用紙揃えするかどうかを指定します。

値:

いいえ
プリンターは、出力コピーを用紙揃えしません。これはRICOH ProcessDirector PrintJobsのステップテンプレートが使用するデフォルト値です。
設定なし
RICOH ProcessDirector は、このプロパティーの値をそのプリンタードライバーコンポーネントに渡しません。
はい
プリンターは、出力コピーを用紙揃えします。
データベース名
Job.Print.JogCopies

1.805 印刷するメッセージ数

AFP プリンターが印刷するジョブのメッセージ数を指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

形式:

データタイプ
0 から 9999 までの整数。0 は、プリンターでジョブに関するメッセージが印刷されないことを意味します。このプロパティーに値がない場合、または値が 9999である場合、プリンターはジョブに関するメッセージをすべて印刷します。
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Print.MessageCount

1.806 オーバーレイ

ジョブのページごとに印刷するオーバーレイの名前を指定します。オーバーレイには、定義済みのデータも含まれます。例:
  • 陰影
  • テキスト
  • ボックス
  • ロゴ

オーバーレイにおける定義済みのデータは、印刷されるページ上で、印刷ジョブにある変数データとマージされます。書式定義でオーバーレイを指定することもできます。このジョブプロパティーに指定されているオーバーレイは、書式定義に指定されているオーバーレイとともに使用されます。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

形式:

長さ
8 文字 (バイト) 以内の英数字
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Print.Overlay

使用上の注意:

  • パススループリンターで印刷されるジョブにオーバーレイは使用されません。
  • このプロパティーが指定するオーバーレイがRICOH ProcessDirectorにアクセス可能であることを確認してください。RICOH ProcessDirectorは次のリソースを探します。
    1. データストリーム中のインライン
    2. AFP リソースパスジョブプロパティーに指定されているディレクトリー
    3. 印刷ステップがリソースを要求する場合は、AFP リソースパスプリンタープロパティーに指定されているディレクトリー
    4. Linux:
      • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
      • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
    5. Windows:
      • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
      • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF

1.807 AFP セグメントサイズ (KB)

RICOH ProcessDirector が印刷のために AFP ジョブを分割するときのセグメントファイルのサイズを KB で指定します。セグメント化によって RICOH ProcessDirector は、サイズ 2 ギガバイトを超える AFP ジョブの印刷をサポートできるようになります。
最大値
102400
デフォルト
5000
データベース名
Job.Print.PSFINSegmentSize

使用上の注意:

  • セグメントサイズを選択する場合、サイズを大きくすると、最初のセグメントを処理してプリンターに送信するまでの時間が長くなることに注意してください。小さなセグメントでは、処理能力が小さくなる可能性があります。
  • AFP ジョブは、印刷に限定してセグメント化されます。ジョブは、ワークフロー内の他の処理のためにセグメント化されることはありません。
  • RICOH ProcessDirector はジョブを変換のためにデータ変換プログラムに送信できます。変換は、サイズが 2GB を超える PostScript ジョブおよび PDF ジョブをサポートしています。
  • PDF セグメントサイズプロパティーは、プリンタープロパティーノートブックの 一般タブで指定します。

1.808 AFP リソースパス

ジョブに必要な AFP リソースを RICOH ProcessDirector が検索する、1 つ以上のディレクトリーを指定します。例えば、ジョブの書式定義を検索するとき、これらのディレクトリーが対象になります。

形式:

長さ
最大 4096 文字 (バイト)
制限:
複数のディレクトリー名は、Linux の場合はコロン (:)、Windows の場合は (;) で区切ります。
Windows では、ディレクトリー名の末尾にバックスラッシュ (\) を追加しないでください。
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Print.ResourcePath

使用上の注意:

  • AFP リソースパスジョブプロパティーに値があり、ジョブに割り当てられたプリンターでも、その AFP リソースパスプリンタープロパティーにリソースパスが指定されている場合、RICOH ProcessDirector では、リソースはまずジョブプロパティーに指定されているパスで検索され、次にプリンタープロパティーに指定されているパスで検索されます。
  • RICOH ProcessDirector コンポーネント ( line2afpデータ変換コンポーネント、プリンタードライバーコンポーネント、ビューアーなど) はすべて、次の順にリソースを検索します。
    1. データストリーム中のインライン
    2. AFP リソースパスジョブプロパティーに指定されているディレクトリー
    3. 印刷ステップがリソースを要求する場合は、AFP リソースパスプリンタープロパティーに指定されているディレクトリー
    4. /aiw/aiw1/resources または C:\aiw\aiw1\resourcesディレクトリー内
    5. Linux の /usr/lp p/psf/reslibディレクトリー内
    6. Windows の PSF インストールパスの\reslib ディレクトリー内

      デフォルトの PSF インストールパスはC:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF です。

  • RICOH ProcessDirector グループ (デフォルトは aiwgrp1) および RICOH ProcessDirector システムユーザー (デフォルトは aiw1) は、リソースパス内のすべてのディレクトリーに対する読み取り許可を持つ必要があります。
  • 拡張Transform Featureによって処理されるジョブに関連付けられている場合、このプロパティーは、変換入力ストリームが AFP である場合のみ使用されます。

1.809 セパレーターページ構成ファイル

RICOH ProcessDirector が、複数の AFP ジョブのコピー間に印刷するセパレーターページの内容と形式を作成するために使用する、構成ファイルのパスと名前を指定します。許可ユーザーは、RICOH ProcessDirector に用意されているセパレーターページの構成ファイルのいずれかを指定できますが、カスタマイズした構成ファイルを指定することもできます。

パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

Linux の場合、RICOH ProcessDirector には、以下の構成ファイルが /aiw/aiw1/control_files/banner_pages ディレクトリーに用意されています。

Windows の場合、RICOH ProcessDirector には、以下の構成ファイルが c:\aiw\aiw1\control_files\banner_pages ディレクトリーに用意されています。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
円記号 (\\) を使用しないでください

データベース名
Job.Print.SeparatorConfig

使用上の注意:

  • このプロパティーは、PDF バナーページではサポートされていません。
  • ジョブのセパレーターページを使用可能にするプロパティーが値 はいになっている場合、RICOH ProcessDirector は、 セパレーターページ構成ファイルプロパティーに値があり、構成ファイルが存在することを検査します。構成ファイルを見つけられなかった場合、RICOH ProcessDirector はジョブをエラー状態にします。
  • バナーページタイププリンタープロパティーに値がある場合、RICOH ProcessDirector は対応する構成ファイルを探します。対応する構成ファイルが見つかっても、それがジョブに指定されている構成ファイルと異なっている場合、RICOH ProcessDirectorバナーページタイププリンタープロパティーに指定されている構成ファイルを使用します。たとえば、 セパレーターページ構成ファイルのジョブプロパティーの値がseparator.cfgで、プリンタープロパティーの値が Narrowの場合は、RICOH ProcessDirectorジョブによって指定された separator.narrow.cfg という名前のディレクトリーで構成ファイルを検索します。ファイルが存在していれば、RICOH ProcessDirector はそのファイルを separator.cfg ファイルの代わりに使用します。

1.810 セパレーターコピー

RICOH ProcessDirector が複数コピーの AFP ジョブのコピー間で印刷すべきセパレーターページの数を指定します。

形式:

データタイプ
0 ~ 9999 の整数。0 は、ジョブのセパレーターページが印刷されないことを意味します。
デフォルト
1

データベース名
Job.Print.SeparatorCopies

使用上の注意:

  • このプロパティーは、PDF バナーページではサポートされていません。
  • ダウンロードファイルタイププロパティーが ジョブヘッダーファイルデータセットヘッダーファイル、または ジョブトレーラーファイルの場合、RICOH ProcessDirector は、このジョブも含め、グループ内のすべてのジョブに対して、 セパレーターコピープロパティーを 0 に設定します。

1.811 ジョブを停止するメッセージの数

RICOH ProcessDirector によってジョブが終了されるまでに、AFP プリンターでジョブを印刷中に発行可能なエラーメッセージ数を指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

形式:

データタイプ
0 から 9999 の整数。プロパティーに値がない場合、または値が0または 9999の場合、エラーメッセージの数に制限はありません。
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Print.TerminateMessageCount

1.812 X オフセット

用紙の原点から論理ページの原点までの、x (水平) 方向のオフセットを指定します。このプロパティーを使用して、ページに印刷されるイメージの位置を制御できます。

値:

設定なし (デフォルト)
値の計測単位はインチまたはミリメートルです。ワークフローページでは、インチが使用されています。

データベース名
Job.Print.Xoffset

使用上の注意:

  • このプロパティーは、パススループリンターで印刷されるジョブには使用されません。
  • プロパティー値の測定単位を選択するには、プロパティー名の右側にあるトグルコントロールを使用します。RICOH ProcessDirectorは、ブラウザーのロケール設定を使用して測定単位を初期設定します。

1.813 Y オフセット

用紙の原点から論理ページの原点までの、y (垂直) 方向のオフセットを指定します。このプロパティーを使用して、ページに印刷されるイメージの位置を制御できます。

値:

設定なし (デフォルト)
値の計測単位はインチまたはミリメートルです。ワークフローページでは、インチが使用されています。

データベース名
Job.Print.Yoffset

使用上の注意:

  • このプロパティーは、パススループリンターで印刷されるジョブには使用されません。
  • プロパティー値の測定単位を選択するには、プロパティー名の右側にあるトグルコントロールを使用します。RICOH ProcessDirectorは、ブラウザーのロケール設定を使用して測定単位を初期設定します。

1.814 変換出力データストリーム

InfoPrint Transform Manager が RICOH ProcessDirector に返す印刷ジョブのフォーマットを指定します。この値を変更することはできません。この値は、ワークフローに組み込まれているステップに基づいて RICOH ProcessDirector が設定します。

値:

AFP
ワークフローに、TransformJobIntoAFP ステップテンプレートを基にしたステップが組み込まれているため、ジョブは Advanced Function Presentation (AFP) フォーマットで返されます。
PDF
ワークフローに、TransformJobIntoPDF ステップテンプレートを基にしたステップが組み込まれているため、ジョブは Adobe Portable Document Format (PDF) で返されます。
不明
ジョブタイプには、TransformJobIntoXXX ステップテンプレートのいずれかを基にしたステップが組み込まれていないため、変換されません。
データベース名
Job.Transform.Datastream

1.815 IS/3 準拠 AFP の作成

TransformJobIntoAFP ステップテンプレートによって生成された AFP が、AFP アーキテクチャーの IS/3 交換セットの要件を満たすかどうかを指定します。IS/3 交換セットは、異なるベンダーの AFP インプリメンテーション間の相互運用に寄与するように設計されています。ワークフローに入力として AFP を使用する別のステップがある場合、それらのステップ (またはプリンター) が IS/3 準拠の AFP を受け入れることを確認してからこのプロパティーに[はい]を選択してください。

値:

設定なし (デフォルト)
値は設定されていません。
はい
ファイルは IS/3 準拠の AFP ファイルに変換されます。
いいえ
ファイルは AFP に変換されますが、その AFP には、IS/3 交換セットで定義されている必須コンテンツすべては含まれていません。

データベース名
Job.Transform.GenerateIS3

1.816 ハーフトーンの変換

変換処理中にジョブに適用されるハーフトーンを指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを設定できます。

値の例:

設定なし
ジョブの変換対象であるプリンターモデルのデフォルトハーフトーンが適用されます。これは、RICOH ProcessDirector に用意されている TransformJobIntoAFPステップテンプレートのデフォルト値です。
データベース名
Job.Transform.Halftone

使用上の注意:

  • 使用可能なハーフトーンはいずれも選択可能ですが、プリンターの変換 RIPプロパティーで指定されたプリンターモデルでサポートされるハーフトーンを選択してください。サポートされないハーフトーンを使用すると、変換処理でエラーが発生します。
  • 入力データストリームが PCL の場合、選択したハーフトーンはいずれも無視されます。

1.817 変換イメージ出力フォーマット

データ変換プログラムが生成する AFP イメージのタイプを指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

値:

設定なし
変換によって生成されるイメージのタイプは、入力イメージのタイプによって異なります。これは、RICOH ProcessDirector に用意されている TransformJobIntoAFPステップテンプレートのデフォルト値です。
IO1_G4
変換によって、変更済み TSS (旧 CCITT) T.6 G4 Facsimile Coding Scheme (G4 MMR) フォーマットの圧縮イメージオブジェクトコンテンツアーキテクチャー (IOCA) イメージが生成されます。
IM1
変換によって、IM1 フォーマットの圧縮解除イメージが生成されます。
IO1
変換によって、IOCA フォーマットの圧縮解除イメージが生成されます。
IO1_MMR
変換によって、重複変更読み取り (MMR) フォーマットの圧縮 IOCA イメージが生成されます。
FS45
変換によって、FS45 フォーマットのイメージが生成されます。このフォーマットは、IOCA FS42 フォーマットのスーパーセットです。また、JPEG または LZW 圧縮アルゴリズムのいずれかで圧縮された 32 ビットバンド CMYK イメージも含まれます。
データベース名
Job.Transform.ImageOut

使用上の注意:これらのプログラムがイメージを処理する方法の詳細は、Transform機能またはInfoPrint Transform Managerの資料を参照してください。

1.818 プリンターの変換 RIP

ジョブの変換対象であるプリンターモデルを指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを設定できます。

値:

設定なし
デフォルトプリンター用にジョブを変換します。これは、RICOH ProcessDirector に用意されている TransformJobIntoAFPステップテンプレートのデフォルト値です。
要求されたプリンターと同じ
要求されたプリンタープロパティーで指定されたプリンターのプリンターモデル用にジョブを変換します。
データベース名
Job.Transform.RipFor

使用上の注意:ハーフトーンをサポートする使用可能なプリンターモデルを選択できますが、 Transform halftoneプロパティーで指定されたハーフトーンをサポートするプリンターモデルを選択する必要があります。サポートされないハーフトーンを使用すると、変換処理でエラーが発生します。

1.819 プリンタークラス

プリンターの出力クラスまたはクラスを指定します。RICOH ProcessDirectorは、プリンタークラスの値を使用して、その ジョブクラスプロパティーが同じクラスの値であるジョブをこのプリンターに割り当てることができます。例えば、プリンタークラスの値が A,B,C,Dであれば、RICOH ProcessDirector は 4 つのクラスのいずれかであるジョブ (たとえば、クラスの値が Cであるジョブ) を割り当てることができます。

形式:

長さ
16 クラス以内。A-Z、0-9、および * を使用します。アスタリスクは、プリンターがすべてのクラスを受け入れることを意味します。
制限:
クラス値はコンマまたは空白で区切ります。RICOH ProcessDirectorはスペースをコンマに変換します。
デフォルト
設定なし

データベース名
Printer.Class

使用上の注意:

  • プリンターのクラスプロパティーに値がない場合、プリンターは、どのようなクラスが指定されているジョブでも受け入れます。
  • プリンターの候補ジョブを表示するには、RICOH ProcessDirectorインタフェースのメインページのプリンターポートレットでプリンターを右クリックし、 候補ジョブの表示を選択します。RICOH ProcessDirectorは、クラスプロパティーなどのスケジュールプロパティーが選択したプリンターのスケジュールプロパティーと一致するジョブのみが含まれているジョブテーブルを開きます。

1.820 プリント出力先

プリンターの宛先名を指定します。RICOH ProcessDirectorはこの宛先の値を使用して、 ジョブ宛先プロパティーが同じ宛先の値であるジョブをプリンターにスケジュールできます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)
デフォルト
設定なし

データベース名
Printer.Destination

使用上の注意:

  • プリント出力先に値がない場合、プリンターは、どのような宛先が指定されているジョブでも受け入れます。
  • プリンターの候補ジョブを表示するには、RICOH ProcessDirectorインタフェースのメインページのプリンターポートレットでプリンタを右クリックし、 候補ジョブの表示を選択します。RICOH ProcessDirectorは、ジョブ宛先プロパティーなどのスケジュールプロパティーが選択したプリンターのスケジュールプロパティーと一致するジョブのみが含まれているジョブテーブルを開きます。

1.821 プリンター用紙

プリンターに割り当てられる用紙名を指定します。RICOH ProcessDirectorは用紙の値を使用して、その ジョブ用紙プロパティーが同じ用紙の値であるジョブをプリンターにスケジュールできます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)
デフォルト
設定なし

データベース名
Printer.Form

使用上の注意:

  • プリンター用紙プロパティーに値がない場合、プリンターは、どのような用紙が指定されているジョブでも受け入れます。
  • プリンターの候補ジョブを表示するには、RICOH ProcessDirectorインタフェースのメインページのプリンターポートレットでプリンターを右クリックし、 候補ジョブの表示を選択します。RICOH ProcessDirectorは、用紙プロパティーなどのスケジュールプロパティーが選択したプリンターのスケジュールプロパティーと一致するジョブのみが含まれているジョブテーブルを開きます。

1.822 セパレーターページを使用可能にする

プリンターがジョブの各コピーの最終ページの後にセパレーターページを印刷するかどうかを指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

値:

はい
セパレーターページを印刷します。
いいえ (デフォルト)
このプリンターに送信される複数コピージョブで、セパレーターページを印刷しません。
データベース名
Printer.SeparatorExit

使用上の注意:

  • セパレーターページ構成ファイルジョブプロパティーに指定されているファイルは、セパレーターページに印刷される情報を制御します。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • セパレーターページが使用可能または使用不可になると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.823 アカウンティングページエッジマーク

ページエッジマーク (マーク用紙とも呼ばれます) をジョブのアカウンティングページに印刷するかどうかを指定します。エッジマークとはシートの端にある黒いマークで、ソートまたは識別に使用されます。許可ユーザーは、はいを指定して、エッジマークが印刷されるよう要求できます。これはデフォルト値です。 いいえは、エッジマークが印刷されないことを意味します。
データベース名
PSFPrinter.AccountingMark

使用上の注意:実際のプリンターのハードウェアがエッジマークに対応している必要があり、プリンター側でエッジマーク機能が有効になっている必要があります。

1.824 確認通知間隔 (ページ数)

ページがスタックされているかどうかを確認するため、RICOH ProcessDirector が要求をプリンターに送信する頻度を指定します。値の計測単位はページです。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

形式:

データタイプ
1 から 9999 までの整数。値が指定されていないと、RICOH ProcessDirector は、プリンタードライバーコンポーネントによって設定されたデフォルト値 100を使用します。
データベース名
PSFPrinter.AckInterval

使用上の注意:

  • このプロパティーは、AFP プリンターにのみ適用されます。
  • このプロパティーの値を変更すると、パフォーマンスに影響することがあります。値を小さくすると要求の数が増え、プリンターのスループットに影響することがあります。値を大きくすると要求の数が減り、プリンター例外条件の正確さに影響することがあります。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • 確認通知間隔が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.825 監査ページエッジマーク

ページエッジマーク (マーク用紙とも呼ばれます) をジョブの監査ページに印刷するかどうかを指定します。エッジマークとはシートの端にある黒いマークで、ソートまたは識別に使用されます。許可ユーザーは、はいを指定して、エッジマークが印刷されるよう要求できます。これはデフォルト値です。 いいえは、エッジマークが印刷されないことを意味します。
データベース名
PSFPrinter.AuditMark

使用上の注意:実際のプリンターのハードウェアがエッジマークに対応している必要があり、プリンター側でエッジマーク機能が有効になっている必要があります。

1.826 カラーマッピングテーブル

ジョブカラーマッピングテーブルプロパティーに値がない場合にジョブの印刷に使用するカラーマッピングテーブル (CMT) を指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

形式:

長さ
最大8文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
デフォルト値なし
データベース名
PSFPrinter.CMT

使用上の注意:

  • このプロパティーは、AFP プリンターにのみ適用されます。
  • CMT は、AFP リソースパスプリンタープロパティーが指定するいずれかのディレクトリー、または次のいずれかのディレクトリーに入っていなければなりません。
    • Linux:
      • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
      • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
    • Windows:
      • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
      • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF

1.827 接続タイマー (秒)

接続を確立できないとき、RICOH ProcessDirector がプリンターとの通信の再試行を停止するまでの時間を秒数で指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

形式:

データタイプ
0~9999の整数です。0は、タイムアウトを防ぎます。接続タイマー期間の値が指定されていないと、RICOH ProcessDirector では、プリンタードライバーコンポーネントによって設定されたデフォルト値 30が使用されます。
データベース名
PSFPrinter.ConnectionTimeout

使用上の注意:

  • このプロパティーは、AFP プリンターにのみ適用されます。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • 接続タイマーが変更されると、RICOH ProcessDirector ではプリンターが自動的にシャットダウンされ、再始動されます。

1.828 カットシートエミュレーション

プリンターがカットシートエミュレーションで印刷するかどうかを指定します。

このプロパティーを使用して、カットシートエミュレーションがプリンターで有効かどうかを指定します。プリンターの設定と一致するように RICOH ProcessDirector のプリンタープロパティーを設定して、マルチアップページがプリンターに送信されるときに正しくフォーマットされることを確認します。

値:

設定なし (デフォルト)
カットシートエミュレーションが有効ではありません。
はい
カットシートエミュレーションが有効です。
いいえ
カットシートエミュレーションが有効ではありません。

データベース名
PSFPrinter.CSE

使用上の注意:

  • このプロパティーは、AFP プリンターにのみ適用されます。
  • プリンターがカットシートエミュレーションをサポートしており、プリンターでカットシートエミュレーション機能が有効になっている必要があります。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • カットシートエミュレーションが使用可能または使用不可になると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.829 ジョブエッジマーク

プリンターがジョブの各シートに印刷エッジマーク (コピーマークとも呼ばれます) を印刷するかどうかを指定します。エッジマークとはシートの端にある黒いマークで、ソートまたは識別に使用されます。

値:

いいえ (デフォルト)
エッジマークを印刷しません。
はい
プリンターはエッジマークを印刷します。
データベース名
PSFPrinter.EdgeMarks

使用上の注意:

  • このプロパティーは、AFP プリンターにのみ適用されます。
  • プリンターがエッジマークをサポートしていて、そのプリンターでエッジマーク機能が使用可能になっている必要があります。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • エッジマークが使用可能または使用不可になると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.830 ヘッダーページエッジマーク

プリンターがページエッジマーク (マーク用紙とも呼ばれます) をジョブのヘッダーページに印刷するかどうかを指定します。エッジマークとはシートの端にある黒いマークで、ソートまたは識別に使用されます。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

値:

はい(デフォルト)
エッジマークを印刷することを要求します。
いいえ
エッジマークを印刷しません。
データベース名
PSFPrinter.HeaderMark

使用上の注意:

  • このプロパティーは、AFP プリンターにのみ適用されます。
  • プリンターがエッジマークをサポートしていて、そのプリンターでエッジマーク機能が使用可能になっている必要があります。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • ヘッダーページエッジマークが使用可能または使用不可になると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.831 割り込みメッセージページエッジマーク

ページエッジマーク (マーク用紙とも呼ばれます) をジョブの割り込みメッセージページに印刷するかどうかを指定します。エッジマークとはシートの端にある黒いマークで、ソートまたは識別に使用されます。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

値:

はい(デフォルト)
エッジマークを印刷することを要求します。
いいえ
エッジマークを印刷しません。
データベース名
PSFPrinter.IMPMark

使用上の注意:

  • このプロパティーは、AFP プリンターにのみ適用されます。
  • 割り込みメッセージページプロパティーは、プリンターが割り込み要求を受け取ったときに、割り込みメッセージページが印刷されるかどうかを制御します。
  • プリンターがエッジマークをサポートしていて、そのプリンターでエッジマーク機能が使用可能になっている必要があります。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • 割り込みメッセージページのエッジマークが使用可能または使用不可になると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.832 NPRO タイマー (秒)

現行ジョブの最終ページの印刷後に、連続用紙プリンターが次のジョブの到達を待つ秒数を指定します。新しいジョブが到着しない場合、プリンターは、現行ジョブの最終ページをプリンターの転写機構からスタッカーに移動する空送り (NPRO) を実行します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

形式:

データタイプ
0~9999 の整数です。0 は、プリンターで NPRO が自動的に発生しないことを意味します。オペレーターが、プリンターで NPRO を実行する必要があります。
デフォルト
60:値が指定されていない場合に使用します。これは、プリンタードライバーコンポーネントで設定されたデフォルト値です。
データベース名
PSFPrinter.NPROTimer

使用上の注意:

  • このプロパティーは、AFP プリンターにのみ適用されます。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • NPRO タイマーが変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.833 セパレーターページエッジマーク

ページエッジマーク (マーク用紙とも呼ばれます) をジョブのセパレーターページに印刷するかどうかを指定します。エッジマークとはシートの端にある黒いマークで、ソートまたは識別に使用されます。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

値:

はい
エッジマークを印刷します。
いいえ (デフォルト)
エッジマークを印刷しません。
データベース名
PSFPrinter.SeparatorMark

使用上の注意:

  • このプロパティーは、AFP プリンターにのみ適用されます。
  • プリンターがエッジマークをサポートしていて、そのプリンターでエッジマーク機能が使用可能になっている必要があります。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • セパレーターページエッジマークが使用可能または使用不可になると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.834 プリンター TCP/IP ポート番号

プリンターの通信ポートを指定します。プリンターを作成するとき、許可ユーザーはポート番号を指定する必要があります。プリンターで設定したポート番号と一致するポート番号を指定してください。

形式:

データタイプ
1 ~ 65535 の整数
デフォルト
設定なし
データベース名
PSFPrinter.TCPIP.Port

使用上の注意:

  • このプロパティーは、AFP プリンターにのみ適用されます。
  • 他の製品との競合を避けるために、番号を割り当てる前に、他のポートの状況を確認してください。たとえば、netstat コマンドを使用するか、または /etc/services ファイルを確認すると、使用されている他のポートを調べることができます。詳しくは、オペレーティングシステムの資料を参照してください。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • ポート番号が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.835 トレーラーページエッジマーク

ジョブのトレーラーページにページエッジマーク (「マーク書式」と呼ばれることもあります) を印刷するかどうかを指定します。エッジマークとはシートの端にある黒いマークで、ソートまたは識別に使用されます。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

値:

はい
エッジマークを印刷します。
いいえ (デフォルト)
エッジマークを印刷しません。
データベース名
PSFPrinter.TrailerMark

使用上の注意:

  • このプロパティーは、AFP プリンターにのみ適用されます。
  • プリンターがエッジマークをサポートしていて、そのプリンターでエッジマーク機能が使用可能になっている必要があります。
  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • トレーラーページエッジマークが使用可能または使用不可になると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。

1.836 セキュアURLへのリダイレクト

セキュアでない接続を使用してRICOH ProcessDirectorに接続しようとしたユーザーを、自動的にセキュアな接続にリダイレクトするかどうかを指定します。

値:

いいえ
はい(デフォルト)
セキュアURLプロパティーで指定されたWebアドレスに自動的にリダイレクトされます。

データベース名
WorkflowSystem.SSL.AddRedirect

1.837 HTTPSを有効にする

Transport Layer Security (TLS)を使用したセキュアなネットワーク通信を有効にするかどうかを指定します。

値:

いいえ (デフォルト)
RICOH ProcessDirectorと送受信される全ての情報は、オープンな接続で送信されます。
はい
RICOH ProcessDirectorと送受信される全ての情報は、セキュアな接続で送信されます。

データベース名
WorkflowSystem.SSL.EnableHttps

使用上の注意:

  • セキュアな接続のために、RICOH ProcessDirectorは、ネットワーク上で通信するためにTLSv1.2プロトコルを使用します。

1.838 ホスト名

RICOH ProcessDirectorに使用するホスト名を指定します。キーストアでlocalhostを使用できない場合のみ、この値を更新してください。

値:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
デフォルト
localhost

データベース名
WorkflowSystem.SSL.Hostname

使用上の注意:

  • キーストア内の証明書がlocalhostを許可していない場合、サーバーのホスト名を指定する必要があります。Feature Managerなどのアプリケーションが1次コンピューターと通信するために必要です。

1.839 変換データの取り込み

RICOH Transform 機能(Advanced Transformsを除く)に関する情報をキャプチャーファイルに含めるかどうかを示します。

値:

はい
RICOH Transform 機能に関する情報がファイルに含まれます。
いいえ (デフォルト)
RICOH Transform 機能に関する情報はファイルには含まれません。
データベース名
WorkflowSystem.ITMCapture

1.840 キーストアファイル

セキュアな接続を確保するために、証明書と秘密鍵を含むキーストアファイルの名前を指定します。

値:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
WorkflowSystem.SSL.Keystore

1.841 キーストアパスワード

キーストアファイルへのアクセスに使用するパスワードを指定します。

値:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
WorkflowSystem.SSL.KeystorePassword

1.842 PSFAPI トレース

印刷トライバーコンポーネントのトレースを有効にするかどうかを示します。このトレースは、プリンターアクションとジョブアクションに関する情報を収集します。このトレースが有効になっている場合、特定のプリンターに関する情報ではなく、システムのすべてのプリンターに関する情報が収集されます。

値:

オン
PSFAPI トレースは使用可能です。
オフ (デフォルト)
PSFAPI トレースは使用不可です。
データベース名
WorkflowSystem.PSFAPI

1.843 PSFAPI トレースラップ

印刷ドライバーコンポーネントのトレースに対してラップが使用可能かどうかを示します。このトレースは、プリンターアクションとジョブアクションに関する情報を収集します。このトレースが有効になっている場合、特定のプリンターに関する情報ではなく、システムのすべてのプリンターに関する情報が収集されます。

値:

オフ (デフォルト)
ラップは使用不可です。トレースファイルの大きさにかかわらず、書き込みが続けられます。
オン
ラップが使用可能です。トレースファイルは、PSFAPI トレースラップサイズプロパティーの値に到達するまで書き込まれます。到達すると、トレースファイルのバックアップバージョンが保存され、新しいトレースファイルを使用してトレースが続行されます。

データベース名:
WorkflowSystem.PSFAPI.Wrap

使用上の注意: 保存されるバックアップトレースファイルは、1 つだけです。

1.844 PSFAPI トレースラップサイズ

システムが作成する psfapi.log ファイルの上限サイズ (MB 単位) を表示します。psfapi.log ファイルがこの制限に達すると、psfapi.log はバックアップされ、新しい psfapi.log ファイルが作成されてデータ収集を続行します。

形式:

データタイプ
整数
デフォルト
8

データベース名
WorkflowSystem.PSFAPI.Wrap.Size

1.845 PSF データの取り込み

印刷ドライバーコンポーネントに関する情報をキャプチャーファイルに含めるかどうかを示します。

値:

はい
プリンタードライバーに関する情報がファイルに含まれます。
いいえ (デフォルト)
印刷ドライバーに関する情報がファイルに含まれません。
データベース名
WorkflowSystem.PSFCapture

1.846 PSFIN トレース

印刷トライバーコンポーネントの追加の内部トレースを有効にするかどうかを示します。このトレースが有効になっている場合、特定のプリンターに関する情報ではなく、システムのすべてのプリンターに関する情報が収集されます。

オン
PSF 内部トレースは使用可能です。
オフ
PSF 内部トレースは使用不可です。
データベース名
WorkflowSystem.PSFIN

1.847 セグメントファイルの保存

印刷ドライバーにより作成されたセグメントドライバーをキャプチャーファイルに含めるかどうかを示します。

値:

はい(デフォルト)
セグメントファイルが含まれます。
いいえ
セグメントファイルは含まれません。
データベース名
WorkflowSystem.SaveSegmentFiles

1.848 セキュアURL

RICOH ProcessDirectorがセキュアな接続に使用するURLを指定します。
データベース名
WorkflowSystem.SSL.SecureUrl

1.849 変換サーバー IP アドレスまたはホスト名

Ricoh Transform機能がインストールされているサーバーのネットワークのIPアドレスまたはホスト名を指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
TCP/IP アドレスには数値およびピリオドを使用できます。 長さは15文字(バイト)までで、小数点付き10進数フォーマットnnn.nnn.nnn.nnnに数値とピリオド(.)を含めることができます。4 つの位置の値は、いずれも 255 を超えることはできません。IPアドレスの代わりに、サーバーの完全修飾ホスト名を指定できます。例: transform.ricoh.com
デフォルト
1 次サーバーのホスト名または IP アドレスです。

データベース名
WorkflowSystem.Transform.ServerAddress

使用上の注意:

  • コンピューターに複数のネットワークカードが取り付けられている場合、その 1 次コンピューターの IP アドレスは複数存在します。この値が、RICOH ProcessDirectorが使用するIPアドレスであることを確認してください。
  • RICOH ProcessDirectorは、TransformサーバーのIPv6接続をサポートしていません。

1.850 変換サーバーポート番号

RICOH ProcessDirector がデータ変換プログラムと通信を行うための通信ポートを指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定する必要があります。この値は、データ変換プログラムに対して構成されているポート番号と一致しなければなりません。

形式:

データタイプ
1 ~ 65535 の整数
デフォルト
6986
データベース名
WorkflowSystem.Transform.ServerPort

使用上の注意:

  • インストール済み環境のネットワークファイアウォールでデータ変換ポート (デフォルトで 6984 および 6986) へのアクセスが許可されていないければなりません。
  • 他の製品との競合を避けるため、次のポート番号を使用しないでください。50016874688982518253 番号を割り当てる前に、他のポートの状況を確認するようお勧めします。たとえば、 netstat コマンドを使用するか、または /etc/services ファイルを確認してください。詳しくは、オペレーティングシステムの資料を参照してください。

1.851 エラーの報告

入力装置が問題判別のために内部処理エラーを AFP Download Plus に報告するかどうかを指定します。

値:

はい
入力装置はジョブに関連する内部エラーを、そのジョブを実行依頼したホストシステムに報告します。
いいえ (デフォルト)
入力装置は内部エラーをホストシステムに報告しません。
データベース名
zOSDownload.EParm

使用上の注意:ホストシステムは、RICOH ProcessDirectorからのこのデータを受け入れるように構成されている必要があります。構成情報については、AFP Download Plus の資料を参照してください。

1.852 ホストコードページ

JCL やリストファイルなど、印刷ファイルを伴うファイルの内容を読み取るために入力装置が使用するコードページを指定します。入力装置は、これらの添付ファイルを UTF-8 フォーマットに変換します。印刷ファイルは UTF-8 には変換されません。ホストコードページは、添付ファイルの作成に使用されたコードページに一致していなければなりません。

値:

ibm-500 (デフォルト)
EBCDIC
ibm-290
EBCDIC (日本語)
データベース名
zOSDownload.HostCodePage

1.853 装置言語

入力装置と対話するプログラムがメッセージを返すときに使用する言語を指定します。

値:

  • 設定なしプログラムは、RICOH ProcessDirector サーバーのロケール設定に指定されている言語を使用します。
  • 英語(en_US)
  • フランス語(fr_FR)
  • ドイツ語(de_DE)
  • イタリア語(it_IT)
  • 日本語 (ja_JP)
  • ポルトガル語 (pt_BR)
  • スペイン語 (es_ES)
データベース名
zOSDownload.Language

使用上の注意:この値を変更した場合、更新を有効にするために、入力装置を切断してから再度接続する必要があります。

1.854 宛先制御ファイル

各データセットのリソースを検索するために使用するAFPリソースパスを設定するためにDownload入力装置で読み取るファイルのフルパスと名前を指定します。Download for z/OSからの複数のデータセットジョブをシステムで単一のジョブにマージする場合に、このプロパティーを使用できます。

形式:

デフォルト
なし

データベース名
zOSDownload.MDFile

使用上の注意:

  • MVS Download宛先制御ファイル(DCF)は、制御ステートメント、ブランク行、およびコメントで構成されるフラットテキストファイルです。各行の最大長は1023バイトです。タブは空白として扱われます。
  • このプロパティーが使用されるのは、データセットのマージプロパティーを はいに設定し、Download for z/OSに接続している入力装置で複数行のデータまたは混合モードのジョブを受信する場合のみです。
  • このプロパティーは、RICOH ProcessDirector for Windows でのみ使用可能です。
  • デフォルトでは、サンプルファイルはC:\Program Files\Ricoh\ProcessDirector\PSF\bin\mvsdmap_rpd.txtに保存されています。GLOBALエントリーを探し、AFPリソースを検索するディレクトリーを追加します。例:
    • GLOBAL :: resource-context=c:\res_temp_prod;c:\res_temp_dev
  • このファイルに他の変更を加える場合は、事前にリコーのサポート担当者にお問い合わせください。

1.855 データセットのマージ

複数のデータセットジョブを Download for z/OS または AFP Download Plus から単一のジョブにマージするかを指定します。

値:

はい
RICOH ProcessDirector は複数のデータセットジョブを単一のジョブにマージします。
いいえ (デフォルト)
RICOH ProcessDirector は、複数のデータセットジョブをシングルジョブにマージしません。RICOH ProcessDirector は、複数のデータセットジョブを子ジョブのセットを持つ親ジョブとして処理します。

データベース名
zOSDownload.MergeDataset

使用上の注意:Download for z/OS を使用している場合、このプロパティーは AFP、混合モード、および行データジョブに適用されます。 データセットのマージプロパティーを はいに設定して、複数のデータセットの行データまたは混合モードのジョブを実行依頼する場合、RICOH ProcessDirector は最初に各データセットを AFP に変換してから、個々のデータセットを単一の AFP ジョブに結合します。行データの変換に必要なリソースは、デフォルトのAFPリソースディレクトリーと、 宛先制御ファイルプロパティーで指定したディレクトリーに配置されている必要があります。混合モードの変換のリソースは、データセットのインラインにあるか、またはデフォルトのAFPリソースディレクトリーと 宛先制御ファイルプロパティーに配置されている必要があります。

1.856 ポート番号

Download 入力装置が新しい入力ファイルの listen に使用するポートを指定します。同じポート番号を複数の入力装置に割り当てることができます。ただし、RICOH ProcessDirector で同時に接続および使用可能にできる入力装置は 1 つだけです。

形式:

データタイプ
5002から65535までの整数
デフォルト
設定なし

データベース名
zOSDownload.PortNumber

使用上の注意:

  • 他の製品との競合を避けるために、番号を割り当てる前に、他のポートの状況を確認してください。たとえば、netstat コマンドを使用するか、または /etc/services ファイルを確認すると、使用されている他のポートを調べることができます。詳しくは、オペレーティングシステムの資料を参照してください。
  • Download for z/OS では、ポート 8251、8253、または 64001 から 65535 がサポートされません。これらのポートは AFP Download Plus からデータを受信できます。

1.857 戻りコードをホストに送信

RICOH ProcessDirector と、ジョブを AFP Download Plus でこの入力装置に実行依頼するホストシステムとの間の通信に、いくつかの規則を指定します。

値:

はい
出口プログラムまたはスクリプトが報告した戻りコードを検査した後でないかぎり、入力装置はホストシステムとの間の伝送を完了しません。戻りコードがゼロであれば、入力装置は成功したことをホストシステムに報告し、伝送を終了します。戻りコードが他のいずれかの値であれば、入力装置は失敗したことをホストシステムに報告し、伝送を終了します。
いいえ (デフォルト)
戻りコードの検査も報告も行わずに、RICOH ProcessDirector はホストシステムとの間の伝送を終了します。
データベース名
zOSDownload.WParm

1.858 最初に編集

空白を作成する前に、RICOH ProcessDirector でジョブを編集するかどうかを指定します。制御ファイルの空白領域の配置はバーコードと非表示領域によって異なるため、AFP Editor を使用して制御ファイルにバーコードや非表示領域を作成した場合は はいを選択してください。

値:

はい(デフォルト)
他の機能拡張で行う前に、RICOH ProcessDirector でジョブを編集します。
いいえ
RICOH ProcessDirector ではジョブを編集しません。
データベース名
Job.EditFirst

使用上の注意:

  • このプロパティーは、AFP Editor 機能がインストールされている場合にのみ適用されます。はいを選択しても、AFP Editor がインストールされていない場合、RICOH ProcessDirector によるジョブの編集は行われません。
  • パフォーマンスを向上させるためには、はいを選択してこのステップでジョブの編集を行い、EditAFP ステップテンプレートに基づいた別個のステップをこのワークフローに組み込まないように指定してください。

1.859 先に索引付けを行う

バーコードまたは非表示領域を作成する前に、RICOH ProcessDirector でジョブに索引付けをするかどうかを指定します。制御ファイル内のバーコードまたは非表示領域に関する情報はページグループと索引タグによって異なるため、AFP Indexer を使用して制御ファイルにページグループまたは索引タグを作成する場合は、 はいを選択してください。

値:

はい(デフォルト)
他の機能拡張で行う前に、RICOH ProcessDirector でジョブに索引付けを行います。
いいえ
RICOH ProcessDirector でジョブに索引付けを行いません。
データベース名
Job.IndexerFirst

使用上の注意:パフォーマンス向上のため、このステップでジョブをインデックスするには はいを選択し、このワークフローには IndexAFPステップテンプレートに基づく別のステップを含まないようにします。

1.860 Visual WorkbenchAFP Visual Environment制御ファイル

このワークフローのすべてのジョブ用にRICOH ProcessDirectorで使用される制御ファイルのパスとファイル名を指定します。たとえば、制御ファイルを使用して、ページグループ、索引タグ、バーコード、非表示領域、空白の作成方法をRICOH ProcessDirectorに指示することができます。また、索引タグ値から文書プロパティーの値を計算する方法をRICOH ProcessDirectorに指示することもできます。この制御ファイルはRICOH Visual WorkbenchAFP Visual Environmentを使用して作成します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

長さ
1 文字から 255 文字
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
なし

データベース名
Job.IndexerControlFile

使用上の注意:異なる制御ファイルを必要とする入力ファイルにこのワークフローを使用する場合は、制御ファイルの名前のシンボル表記を使用できます。例えば、制御ファイル名に ${Job.InputFile}.ctl を使用すると、Visual WorkbenchAFP Visual Environment制御ファイルの値が入力ファイル名に .ctl 拡張子を加えた名前に設定されます。

1.861 先に索引付けを行う

空白を作成する前に、RICOH ProcessDirector でジョブに索引付けをするかどうかを指定します。制御ファイル内の空白領域に関する情報はページグループと索引タグによって異なるため、AFP Indexer を使用して制御ファイルにページグループまたは索引タグを作成する場合は はいを選択してください。

値:

はい(デフォルト)
他の機能拡張で行う前に、RICOH ProcessDirector でジョブに索引付けを行います。
いいえ
RICOH ProcessDirector でジョブに索引付けを行いません。
データベース名
Job.IndexerFirstWSM

使用上の注意:パフォーマンス向上のため、このステップでジョブをインデックスするには はいを選択し、このワークフローには IndexAFPステップテンプレートに基づく別のステップを含まないようにします。

1.862 新規ジョブタイプ

このジョブの転送先となる新規ワークフローを指定します。
データベース名
Job.Conditions.ChangeJobType

1.863 文書プロパティーテンプレート

システムが使用できる文書プロパティーが入っている文書プロパティーテンプレートファイルのパスおよび名前を指定します。文書ファイルが指定されていない場合は、システムのすべての文書プロパティーを使用できます。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Doc.DocumentPropertyTemplate

1.864 第 1 グループ

文書の第 1 グループ化基準を指定します。6 つのグループ化プロパティーの値の明確な組み合わせごとに子ジョブが作成されます。

GroupDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのグループ化プロパティーを使用します。

このプロパティーの値は、カスタマー名、同封タイプ (封筒タイプまたは折りタイプ)、または発送タイプ (USPS、Fed Ex、UPS など) といった文書プロパティーファイルの任意のフィールドの名前にできます。6 つのグループ化プロパティーのいずれにも値が指定されていない場合は、残りのプロパティーに従ってグループ化が行われます。値を持つプロパティーがない場合、グループ化は行われません。

作成されたグループまたは子ジョブの数は、各グループプロパティーの値の組み合わせの数によって異なります。追加のグループの指定 (例えば、第 1 グループが既に指定されている場合は 第 2 グループなど) をしても、追加のグループが作成されない可能性があります。これは、 第 1 グループによって作成されたグループのすべての文書で、 第 2 グループに対して設定されたプロパティーと同じ値が設定されている場合に発生することがあります。

ジョブは設定なしを指定して、ワークフローで設定された値を無効にできます。

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Doc.GroupFirst

使用上の注意: 第 1 グループは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.865 第 2 グループ

文書の第 2 グループ化基準を指定します。6 つのグループ化プロパティーの値の明確な組み合わせごとに子ジョブが作成されます。

GroupDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのグループ化プロパティーを使用します。

このプロパティーの値は、カスタマー名、同封タイプ (封筒タイプまたは折りタイプ)、または発送タイプ (USPS、Fed Ex、UPS など) といった文書プロパティーファイルの任意のフィールドの名前にできます。6 つのグループ化プロパティーのいずれにも値が指定されていない場合は、残りのプロパティーに従ってグループ化が行われます。値を持つプロパティーがない場合、グループ化は行われません。

作成されたグループまたは子ジョブの数は、各グループプロパティーの値の組み合わせの数によって異なります。追加のグループの指定 (例えば、第 1 グループが既に指定されている場合は 第 2 グループなど) をしても、追加のグループが作成されない可能性があります。これは、 第 1 グループによって作成されたグループのすべての文書で、 第 2 グループに対して設定されたプロパティーと同じ値が設定されている場合に発生することがあります。

ジョブは設定なしを指定して、ワークフローで設定された値を無効にできます。

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Doc.GroupSecond

使用上の注意: 第 2 グループは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.866 第 3 グループ

文書の第 3 グループ化基準を指定します。6 つのグループ化プロパティーの値の明確な組み合わせごとに子ジョブが作成されます。

GroupDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのグループ化プロパティーを使用します。

このプロパティーの値は、カスタマー名、同封タイプ (封筒タイプまたは折りタイプ)、または発送タイプ (USPS、Fed Ex、UPS など) といった文書プロパティーファイルの任意のフィールドの名前にできます。6 つのグループ化プロパティーのいずれにも値が指定されていない場合は、残りのプロパティーに従ってグループ化が行われます。値を持つプロパティーがない場合、グループ化は行われません。

作成されたグループまたは子ジョブの数は、各グループプロパティーの値の組み合わせの数によって異なります。追加のグループの指定 (例えば、第 1 グループが既に指定されている場合は 第 2 グループなど) をしても、追加のグループが作成されない可能性があります。これは、 第 1 グループによって作成されたグループのすべての文書で、 第 2 グループに対して設定されたプロパティーと同じ値が設定されている場合に発生することがあります。

ジョブは設定なしを指定して、ワークフローで設定された値を無効にできます。

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Doc.GroupThird

使用上の注意: 第 3 グループは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.867 第 4 グループ

文書の第 4 グループ化基準を指定します。6 つのグループ化プロパティーの値の明確な組み合わせごとに子ジョブが作成されます。

GroupDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのグループ化プロパティーを使用します。

このプロパティーの値は、カスタマー名、同封タイプ (封筒タイプまたは折りタイプ)、または発送タイプ (USPS、Fed Ex、UPS など) といった文書プロパティーファイルの任意のフィールドの名前にできます。6 つのグループ化プロパティーのいずれにも値が指定されていない場合は、残りのプロパティーに従ってグループ化が行われます。値を持つプロパティーがない場合、グループ化は行われません。

作成されたグループまたは子ジョブの数は、各グループプロパティーの値の組み合わせの数によって異なります。追加のグループの指定 (例えば、第 1 グループが既に指定されている場合は 第 2 グループなど) をしても、追加のグループが作成されない可能性があります。これは、 第 1 グループによって作成されたグループのすべての文書で、 第 2 グループに対して設定されたプロパティーと同じ値が設定されている場合に発生することがあります。

ジョブは設定なしを指定して、ワークフローで設定された値を無効にできます。

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Doc.GroupFourth

使用上の注意: 第 4 グループは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.868 第 5 グループ

文書の第 5 グループ化基準を指定します。6 つのグループ化プロパティーの値の明確な組み合わせごとに子ジョブが作成されます。

GroupDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのグループ化プロパティーを使用します。

このプロパティーの値は、カスタマー名、同封タイプ (封筒タイプまたは折りタイプ)、または発送タイプ (USPS、Fed Ex、UPS など) といった文書プロパティーファイルの任意のフィールドの名前にできます。6 つのグループ化プロパティーのいずれにも値が指定されていない場合は、残りのプロパティーに従ってグループ化が行われます。値を持つプロパティーがない場合、グループ化は行われません。

作成されたグループまたは子ジョブの数は、各グループプロパティーの値の組み合わせの数によって異なります。追加のグループの指定 (例えば、第 1 グループが既に指定されている場合は 第 2 グループなど) をしても、追加のグループが作成されない可能性があります。これは、 第 1 グループによって作成されたグループのすべての文書で、 第 2 グループに対して設定されたプロパティーと同じ値が設定されている場合に発生することがあります。

ジョブは設定なしを指定して、ワークフローで設定された値を無効にできます。

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Doc.GroupFifth

使用上の注意: 第5グループは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.869 第 6 グループ

文書の第 6 グループ化基準を指定します。6 つのグループ化プロパティーの値の明確な組み合わせごとに子ジョブが作成されます。

GroupDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのグループ化プロパティーを使用します。

このプロパティーの値は、カスタマー名、同封タイプ (封筒タイプまたは折りタイプ)、または発送タイプ (USPS、Fed Ex、UPS など) といった文書プロパティーファイルの任意のフィールドの名前にできます。6 つのグループ化プロパティーのいずれにも値が指定されていない場合は、残りのプロパティーに従ってグループ化が行われます。値を持つプロパティーがない場合、グループ化は行われません。

作成されたグループまたは子ジョブの数は、各グループプロパティーの値の組み合わせの数によって異なります。追加のグループの指定 (例えば、第 1 グループが既に指定されている場合は 第 2 グループなど) をしても、追加のグループが作成されない可能性があります。これは、 第 1 グループによって作成されたグループのすべての文書で、 第 2 グループに対して設定されたプロパティーと同じ値が設定されている場合に発生することがあります。

ジョブは設定なしを指定して、ワークフローで設定された値を無効にできます。

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Doc.GroupSixth

使用上の注意: 第 6 グループは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.870 第 1 ソート

第 1 ソート基準を指定します。

SortDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのプロパティーを使用します。

文書は、GroupDocuments ステップテンプレートに基づくステップによって作成されたグループ内でソートされます。 第 1 グループ第 2 グループ第 3 グループ第 4 グループ第 5 グループ、および 第 6 グループが指定されている場合は、 第 1 ソート基準になります。

6 つのソートプロパティーのいずれにも値が指定されていない場合は、残りのプロパティーに従ってソートが行われます。値を持つプロパティーがない場合、ソートは行われません。

デフォルト
文書 ID
データベース名
Job.Doc.SortFirst

使用上の注意: 第 1 ソートは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.871 第 2 ソート

第 2 ソート基準を指定します。

SortDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのプロパティーを使用します。

文書は、GroupDocuments ステップテンプレートに基づくステップによって作成されたグループ内でソートされます。 第 1 グループ第 2 グループ第 3 グループ第 4 グループ第 5 グループ、および 第 6 グループが指定されている場合は、 第 1 ソート基準になります。

6 つのソートプロパティーのいずれにも値が指定されていない場合は、残りのプロパティーに従ってソートが行われます。値を持つプロパティーがない場合、ソートは行われません。

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Doc.SortSecond

使用上の注意: 第 2 ソートは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.872 第 3 ソート

第 3 ソート基準を指定します。

SortDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのプロパティーを使用します。

文書は、GroupDocuments ステップテンプレートに基づくステップによって作成されたグループ内でソートされます。 第 1 グループ第 2 グループ第 3 グループ第 4 グループ第 5 グループ、および 第 6 グループが指定されている場合は、 第 1 ソート基準になります。

6 つのソートプロパティーのいずれにも値が指定されていない場合は、残りのプロパティーに従ってソートが行われます。値を持つプロパティーがない場合、ソートは行われません。

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Doc.SortThird

使用上の注意: 第 3 ソートは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.873 第 4 ソート

第 4 ソート基準を指定します。

SortDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのプロパティーを使用します。

文書は、GroupDocuments ステップテンプレートに基づくステップによって作成されたグループ内でソートされます。 第 1 グループ第 2 グループ第 3 グループ第 4 グループ第 5 グループ、および 第 6 グループが指定されている場合は、 第 1 ソート基準になります。

6 つのソートプロパティーのいずれにも値が指定されていない場合は、残りのプロパティーに従ってソートが行われます。値を持つプロパティーがない場合、ソートは行われません。

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Doc.SortFourth

使用上の注意: 第 4 ソートは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.874 第 5 ソート

第 5 ソート基準を指定します。

SortDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのプロパティーを使用します。

文書は、GroupDocuments ステップテンプレートに基づくステップによって作成されたグループ内でソートされます。 第 1 グループ第 2 グループ第 3 グループ第 4 グループ第 5 グループ、および 第 6 グループが指定されている場合は、 第 1 ソート基準になります。

6 つのソートプロパティーのいずれにも値が指定されていない場合は、残りのプロパティーに従ってソートが行われます。値を持つプロパティーがない場合、ソートは行われません。

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Doc.SortFifth

使用上の注意: 第 5 ソートは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.875 第 6 ソート

第 6 ソート基準を指定します。

SortDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのプロパティーを使用します。

文書は、GroupDocuments ステップテンプレートに基づくステップによって作成されたグループ内でソートされます。 第 1 グループ第 2 グループ第 3 グループ第 4 グループ第 5 グループ、および 第 6 グループが指定されている場合は、 第 1 ソート基準になります。

6 つのソートプロパティーのいずれにも値が指定されていない場合は、残りのプロパティーに従ってソートが行われます。値を持つプロパティーがない場合、ソートは行われません。

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Doc.SortSixth

使用上の注意: 第 6 ソートは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.876 第 1 ソート方向

第 1 ソート方向を指定します。

SortDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのプロパティーを使用して、ジョブの文書が文書データベースから取得されるときにその文書をシーケンス化します。

値:

昇順
文書は英数字の昇順に並べ替えられます。
降順
文書は英数字の降順に並べ替えられます。
設定なし
文書は英数字の昇順に並べ替えられます。

データベース名
Job.Doc.SortDirectionFirst

使用上の注意: 第 1 ソート方向は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.877 第 2 ソート方向

第 2 ソート方向を指定します。

SortDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのプロパティーを使用して、ジョブの文書が文書データベースから取得されるときにその文書をシーケンス化します。

値:

昇順
文書は英数字の昇順に並べ替えられます。
降順
文書は英数字の降順に並べ替えられます。
設定なし
文書は英数字の昇順に並べ替えられます。

データベース名
Job.Doc.SortDirectionSecond

使用上の注意: 第 2 ソート方向は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.878 第 3 ソート方向

第 3 ソート方向を指定します。

SortDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのプロパティーを使用して、ジョブの文書が文書データベースから取得されるときにその文書をシーケンス化します。

値:

昇順
文書は英数字の昇順に並べ替えられます。
降順
文書は英数字の降順に並べ替えられます。
設定なし
文書は英数字の昇順に並べ替えられます。

データベース名
Job.Doc.SortDirectionThird

使用上の注意: 第 3 ソート方向は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.879 第 4 ソート方向

第 4 ソート方向を指定します。

SortDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのプロパティーを使用して、ジョブの文書が文書データベースから取得されるときにその文書をシーケンス化します。

値:

昇順
文書は英数字の昇順に並べ替えられます。
降順
文書は英数字の降順に並べ替えられます。
設定なし
文書は英数字の昇順に並べ替えられます。

データベース名
Job.Doc.SortDirectionFourth

使用上の注意: 第 4 ソート方向は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.880 第 5 ソート方向

第 5 ソート方向を指定します。

SortDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのプロパティーを使用して、ジョブの文書が文書データベースから取得されるときにその文書をシーケンス化します。

値:

昇順
文書は英数字の昇順に並べ替えられます。
降順
文書は英数字の降順に並べ替えられます。
設定なし
文書は英数字の昇順に並べ替えられます。

データベース名
Job.Doc.SortDirectionFifth

使用上の注意: 第 5 ソート方向は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.881 第 6 ソート方向

第 6 ソート方向を指定します。

SortDocuments ステップテンプレートに基づくステップはこのプロパティーを使用して、ジョブの文書が文書データベースから取得されるときにその文書をシーケンス化します。

値:

昇順
文書は英数字の昇順に並べ替えられます。
降順
文書は英数字の降順に並べ替えられます。
設定なし
文書は英数字の昇順に並べ替えられます。

データベース名
Job.Doc.SortDirectionSixth

使用上の注意: 第 6 ソート方向は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.882 子ジョブ当たりの最大シート数

子ジョブ内の物理シートの最大数を指定します。

SplitDocumentsステップテンプレートに基づくステップはこのプロパティーを使用します。

子ジョブのシート数がこの数値を超えると、別の子ジョブが作成され、各子ジョブのシート数がこの数値を超えないようになります。プリンターの入力 (ロールサイズ) または出力装置 (スタッカー) の容量に合った値を指定できます。

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Doc.MaxSheetsPerChildJob

1.883 子ジョブ当たりの最大文書数

子ジョブ内の文書の最大数を指定します。

SplitDocumentsステップテンプレートに基づくステップはこのプロパティーを使用します。

子ジョブの文書数がこの数値を超えると、別の子ジョブが作成され、各子ジョブの文書数がこの数値を超えないようになります。

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Doc.MaxDocsPerChildJob

1.884 子ジョブタイプ

CreateAFPJobsFromDocuments または CreateJobsFromDocuments ステップテンプレートを基にしたステップで作成される子ジョブのワークフローを指定します。

あるいは、文書プロパティーファイルで子ジョブタイプを指定できます。

文書プロパティーファイルに値が存在する場合は、文書プロパティーファイルの値が優先されます。文書プロパティーファイルもこの子ジョブタイププロパティーも値を指定していない場合は、エラーが発生します。同じ子ジョブの文書のジョブタイプ値が異なる場合は、エラーが発生します。

ステップが作成する各子ジョブに対して異なるワークフローを指定する場合は、このプロパティーを空にし、プロパティー条件ファイルを使用して SetDocPropsFromConditions ステップで子ジョブタイプを設定します。プロパティ条件ファイルの Job.Doc.ChildJobType プロパティーが、子ジョブのすべての文書に対して同じ値に設定されます。

データベース名
Job.Doc.ChildJobType

使用上の注意:

  • 場合によっては、ジョブタイプリストの特定のワークフローが有効な選択肢ではないことがあります。例えば、ErrorMessage、DownloadLineData、LineData、および LineDataWithOverrides ワークフローはすべて、行データを処理するために使用されます。行データは印刷ファイルのタイプとしてサポートされていません。(行データを処理する必要がある場合は、まず AFP に変換する必要があります。)
  • 上記のワークフローに加えて、子ジョブタイプとして作成したワークフローを選択できます。

1.885 文書カウント

ジョブに関連付けられた文書の合計数を指定します。

WriteDocumentsToDatabase または UpdateDocumentsInDatabase ステップテンプレートに基づくステップが実行された後にのみ、プロパティー値が表示されます。レポートを使用した文書レポートの印刷など、このプロパティーに依存するタスクを実行するには、これらのステップテンプレートのいずれかに基づくステップが最初にワークフローで発生することを確認してください。

データベース名
Job.Doc.DocumentCount

1.886 作成済み文書カウント

WriteDocumentsToDatabase ステップで作成された文書数。
データベース名
Job.Doc.CreatedDocumentCount

1.887 オリジナル文書カウント

文書を結合する前に、ジョブに関連付けられている文書の合計数を指定します。この値はシステムで割り当てられます。変更はできません。
データベース名
Job.Doc.OriginalDocumentCount

1.888 プロパティー条件ファイル

プロパティー条件のカンマ区切りファイルへの完全修飾パスを指定します。これは、既存のプロパティー設定に基づいた文書プロパティーの更新に使用されます。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

制御ファイルエディター拡張を使用している場合、データ入力フィールドの上にアイコンが表示されます。エディターを使用して条件ファイルを編集するには、このアイコンをクリックします。

データベース名
Job.Doc.PropertyCSV

1.889 分割境界

子ジョブ分割境界として使用される文書プロパティーの名前を指定します。

ソースジョブの文書のシーケンスは、このプロパティーの値が文書間で変更される場合にのみ分割できます。ドロップダウンリストに表示される値は、インストールした機能によって異なります。

データベース名
Job.Doc.SplitBoundaryProperty

使用上の注意: 分割境界は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.890 境界に達するまで最大分割を超過

分割境界プロパティーと 境界に達するまで最大分割を超過プロパティーを使用してジョブを分割するポイントを変更できます。例えば、ご使用の各メールトレイの容量にしたがって、確実に子ジョブが分割されるようにしたい場合があります。通常、SplitDocuments では、新規トレイ ID を持たない文書の 子ジョブ ID に対して新規の値が設定されることがあります (子ジョブはトレイの中間で分割されます)。ただし、 分割境界プロパティーの値として「トレイ ID」を入力した場合、SplitDocuments では、トレイ ID の値が異なる場合にのみ子ジョブが分割されます。 境界に達するまで最大分割を超過はいの場合、ステップでは、次のトレイ境界に達するまで、さらに文書が現在の子ジョブに追加されます。 境界に達するまで最大分割を超過いいえの場合、ステップでは、前のトレイ境界に達するまで、文書が現在の子ジョブから除去されます。

値:

はい(デフォルト)
最大値を超える数の文書またはシートをジョブに含め、分割境界プロパティーを使用して指定した境界まで達できます。
いいえ
ジョブは常に最大文書値または最大シート値に基づいて分割されます。

データベース名
Job.Doc.SplitBoundaryExceedMax

使用上の注意: 境界に達するまで最大分割を超過は、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.891 ソートでグループを優先

GroupDocuments は、グループ化基準を適用する前に既存のグループをマージできます。通常、GroupDocuments では、子ジョブ ID値で指定した既存のグループを保持し、既存のグループをさらに分割することでグループ化規則を適用します。ただし、 ソートでグループを優先いいえの場合、ステップは既存のグループをさらに分割しません。その代わりに、文書プロパティーファイル全体を 1 つのグループと見なします。各子ジョブの 子ジョブ ID子ジョブ内シーケンスの値の順序に従って定義された文書シーケンス順序が使用されます。次に、ステップはグループ化基準を適用して、 子ジョブID子ジョブ内シーケンスの値をリセットするため、グループはこのステップで指定された基準にだけ基づくようになります。
データベース名
Job.Doc.HonorGroups

使用状の注意: ソートでグループを優先は、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.892 文書と子ジョブの関連付け

文書が子ジョブに関連付けられるか、親に属したままであるかどうかを指定します。設定しないか[はい]を選択した場合は、ステップの完了後に、文書のアクティブな関連付けが子ジョブに転送されます。[いいえ]の場合、すべての関連付けが現在のジョブに残ります。
データベース名
Job.Doc.AssociateDocsToChildren

1.893 アセンブルフェーズ

ジョブタイプのアセンブルフェーズに 1 つ以上のステップがあるかどうかを指定します。ジョブタイプのアセンブルフェーズに 1 つ以上のステップがある場合は、ジョブタイプテーブルのこの行にアイコンが表示されます。
データベース名
JobType.PhaseUsage.Assemble

1.894 文書番号

システムでの文書の固有番号を表示します。この値は変更できません。
データベース名
Doc.ID

1.895 データオフセット

AFP ファイル内の開始位置からの文書の距離 (バイト単位) を表示します。この値は索引付け中に決定されます。この値は変更できません。
データベース名
Doc.DataOffset

1.896 データ長

AFP ファイル内の文書のサイズ (バイト単位) を表示します。この値は索引付け中に決定されます。この値は変更できません。
データベース名
Doc.DataLen

1.897 子ジョブ ID

この文書を含む子ジョブの ID を示します。この値は変更できません。
データベース名
Doc.ChildJobID

1.898 子ジョブ内シーケンス

子ジョブにおけるこの文書の相対位置を表示します。。この値は変更できません。
データベース名
Doc.SequenceInChild

1.899 オリジナルジョブ番号

システムに実行依頼されたジョブの番号を表示します。この値は変更できません。
データベース名
Doc.OriginalJobID

1.900 オリジナルジョブ内シーケンス

オリジナルジョブ内の文書の位置を表示します。例えば、ジョブ内の最初の文書では値 1、2 番目の文書では値 2 が表示され、以下同様に続きます。この値は変更できません。自動確認機能では、このプロパティーを使用して文書を追跡します。この機能で使用するために文書に追加するバーコードにこのプロパティーを含めてください。
データベース名
Doc.OriginalSequence

1.901 シート

文書のシート数を表示します。この値は変更できません。
データベース名
Doc.OriginalSheets

使用上の注意:

  • PDF ジョブでは、IdentifyPDFDocumentsステップテンプレートに基づくステップの前に、 CountPagesステップテンプレートに基づくステップがワークフローに含まれる場合にのみ、このプロパティーが設定されます。 CountPagesステップではこの値が計算されます。
  • 索引付けされた AFP ジョブでは、IdentifyDocumentsステップテンプレートに基づくステップの前に、 EnableRepositioningステップテンプレートに基づくステップがワークフローに含まれる場合にのみ、このプロパティーが設定されます。 EnableRepositioningステップではこの値が計算されます。この情報は RICOH ProcessDirector にのみ適用されます。

1.902 オリジナルページ

文書のページ数を表示します。この値は変更できません。
データベース名
Doc.OriginalPages

使用上の注意:該当する場合、このプロパティーは元のジョブ内の文書のページ数を表します。

1.903 関連ジョブ番号

文書の現在のステータスを表すジョブの番号を示します。複数のアクティブなジョブが文書に関連付けられている場合、番号は最も早いフェーズのジョブのものです。
データベース名
Doc.CurrentJobID

使用上の注意:文書に関連するすべてのジョブが完了フェーズにある場合、現在のジョブ番号は完了以前の最新フェーズにステップがあるジョブです。例えば、2 つのジョブが 1 つの文書に関連付けられることがあります。オリジナルジョブには準備フェーズのステップと完了フェーズのステップがあります。別のジョブには印刷フェーズのステップと完了フェーズのステップがあります。両方のジョブが完了フェーズの場合、現在のジョブ番号は印刷フェーズを完了したジョブを表します。印刷フェーズは準備フェーズの後に発生するためです。

1.904 ジョブ内シーケンス

ジョブ内の文書の位置を示します。例えば、ジョブ内の最初の文書では値 1、2 番目の文書では値 2 が表示され、以下同様に続きます。この値は変更できません。
データベース名
Doc.CurrentSequence

1.905 現在のシート数

文書の現在のシート数を表示します。この値は変更できません。
データベース名
Doc.CurrentSheets

1.906 状態

文書の状態を表示します。この値は自動的に更新されます。

値:

活動中
現在、文書は 1 つ以上のジョブによって処理中です。
使用可能
文書を選択できます。
完了
文書の処理が完了しました。
プル済み
文書がワークフローからプルされました。文書を再度アクティブ化するには、[使用可能化]アクションを使用します。
データベース名
Doc.State

使用上の注意: 使用可能状態と[使用可能化]アクションは、高度な文書プール拡張機能がインストールされている場合にのみ適用されます。

1.907 文書カウント

グループの文書数を表示します。文書が 1 つの文書の場合は、値は 1 です。プロパティーが文書グループ用の場合、値はグループの文書数です。
データベース名
Doc.Count

1.908 オリジナル先頭ページ

オリジナルジョブの文書の最初のページの番号を示します。例えば、文書にオリジナルジョブの 10 ~ 20 ページが含まれる場合、表示される値は 10 です。この値は文書の印刷ページのページ番号から取得されないため、印刷ページ番号またはビューアーで表示されるページ番号と一致しないことがあります。
データベース名
Doc.OriginalFirstPage

1.909 結合文書

文書が結合文書の一部であるかどうかを示します。
データベース名
Doc.CombinedDocument

1.910 次の文書 ID

使用する次の文書 ID を指定します。
データベース名
WorkflowSystem.Doc.NextDocID

1.911 検索

以前に保存した検索を選んで、検索を開始するか、新しい検索条件を定義することができます。

保存された検索をロードすると、その検索条件が表示されます。検索を開始するには、OKをクリックします。

値:

保存した検索のリスト。

新しい検索(デフォルト)
保存された検索のリストから選択する代わりに、検索条件の新しいリストを作成できます。

使用上の注意:

  • 保存された検索を取得し、変更を加えて検索を保存すると、同じ名前の2番目の検索が保存されます。
  • 新しい検索を保存するには、新規検索を選択し、検索条件を設定して 検索の保存をクリックします。検索の名前を入力し、 Enterを押します。
  • 検索は、ユーザー別に保存されます。
  • 保存した検索を削除するには、検索リストを開き、検索の名前の上にポインターを置きます。検索名の右側に表示されている Xをクリックします。 Xが赤に変わります。検索を削除するには、赤い Xをクリックします。

1.912 子ジョブとして作成

CreateJobsFromDocumentsステップで作成されたジョブが、親ジョブの子ジョブまたは新規ジョブであるかどうかを指定します。

値:

はい (デフォルト)
子ジョブが作成されます。
いいえ
新規ジョブが作成されます。

データベース名
Job.Doc.CreateChildJobs

1.913 親ジョブID

現在のジョブを作成した親ジョブを、文書のサブセットで指定します。
データベース名
Job.Doc.ParentJobID

1.914 分割バランス

実行するジョブサイズバランシングのタイプを指定します。バランシング分割の目的は同じサイズのジョブを作成することですが、ソースジョブの文書数、各文書のシート数、および分割境界プロパティーの値によっては、結果が異なる場合があります。

値:

なし (デフォルト)
バランシングは実行されません。
文書カウント(デフォルト)
子ジョブ間で均等に文書数を分割するためにバランシングを実行します。
シートカウント
子ジョブ間で均等にシート数を分割するためにバランシングを実行します。

データベース名
Job.Doc.SplitBalance

使用上の注意: 分割バランスは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.915 拡張 AFP 制御ファイル

ジョブ内の文書の追加の処理を定義する制御ファイルを指定します。例えば、制御ファイルによって、バーコードを文書に追加できます。通常は、リコーのサポート担当者が拡張 AFP 制御ファイルを作成します。制御ファイルが指定されていない場合は、追加処理が実行されません。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Doc.EnhanceAFPControlFile

1.916 文書が見つからない場合に停止する

文書が見つからない場合、IdentifyDocumentsステップがエラー状態に入るかどうかを指定します。

値:

設定なし
文書が見つからない場合、ステップはエラー状態に入ります。
いいえ
文書が見つからない場合でも、ジョブは処理を続行します。
はい (デフォルト)
文書が見つからない場合、ステップはエラー状態に入ります。

データベース名
Job.Doc.FailWhenNoDocsFound

1.917 オリジナルの書式定義

IdentifyDocuments ステップの実行時に実際に書式定義を指定します。この書式定義は、印刷ファイルの作成時に、 BuildAFPFromDocuments ステップで使用されます。
データベース名
Job.Doc.OriginalFormdef

1.918 Job.External.Command

ZIP ファイル内の各ファイルでコマンドを起動するコマンド文字列を指定します。このコマンドは、単一の AFP ファイルに結合される前に ZIP ファイル内の AFP ファイルごとに実行されます。

形式:

長さ
1 から 3072 文字 (バイト)。特殊文字を使用できます
制限:
大/小文字の区別

データベース名
Job.AfpZip.ExternalCommand

使用上の注意:

  • 指定するプログラムには最後の引数として必ず AFP ファイルが必要です。例えば、myscript というプログラムにジョブ番号を渡すには、外部コマンドプロパティーに /aiw/aiw1/bin/myscript ${Job.ID} と入力します。ジョブ 10000045 のステップが実行されると、コマンドは /aiw/aiw1/bin/myscript 10000045/aiw/aiw1/spool/default/10000045/eachAFPfileinthezip.afp に解決されます。
  • 外部コマンドは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.919 バナーページ書式定義

BuildAFPFromZip ステップがヘッダーまたはトレーラーページを作成するジョブに追加するときに使用する AFP 書式定義の名前を指定します。この書式定義は、バナーページ上のデータの配置を制御します。他の形式情報 (プリンターのビン番号など) も定義します。例えば、カットシートプリンターで、ジョブの用紙カラーとは異なるカラーの用紙にヘッダーページを印刷できます。

形式:

長さ
8 文字 (バイト) 以内の英数字
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @

データベース名
Job.BannerFormDef

使用上の注意:

  • 書式定義は、AFP リソースパスプリンタープロパティーに指定されているディレクトリーのいずれか、または次のディレクトリーのいずれかに置かれている必要があります。
    • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
    • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
  • バナーページは、RICOH ProcessDirector for Windows ではサポートされていません。

1.920 ヘッダーページを含める

BuildAFPFromZipステップで、ジョブに追加する各ファイルの前にヘッダーページを追加するかどうかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
ヘッダーページが追加されます。
いいえ
このステップで処理するジョブにヘッダーページは追加されません。

データベース名
Job.EnableHeader

使用上の注意:

  • ヘッダーページ構成ファイルジョブプロパティーに指定されているファイルが、ヘッダーページに含める情報を制御します。
  • ヘッダーページは、RICOH ProcessDirector for Windows ではサポートされていません。

1.921 トレーラーページを含める

BuildAFPFromZipステップで、ジョブに追加する各ファイルの後にトレーラーページを追加するかどうかを指定します。

値:

はい
トレーラーページが追加されます。
いいえ (デフォルト)
このステップで処理するジョブにトレーラーページは追加されません。

データベース名
Job.EnableTrailer

使用上の注意:

  • トレーラーページ構成ファイルジョブプロパティーに指定されているファイルが、トレーラーページに含める情報を制御します。
  • トレーラーページは、RICOH ProcessDirector for Windows ではサポートされていません。

1.922 ヘッダーページ構成ファイル

RICOH ProcessDirector が、ZIP ファイルに含まれる各ファイルの前に配置されるヘッダーページの内容と形式を作成するために使用する、構成ファイルのパスと名前を指定します。許可ユーザーは、RICOH ProcessDirector に用意されているヘッダーページの構成ファイルのいずれかを指定できますが、カスタマイズした構成ファイルを指定することもできます。

パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集しなくても、特定のファイルを変更できます。RICOH ProcessDirectorは、これらの構成ファイルを /aiw/aiw1/control_files/banner_pagesディレクトリーに提供します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
円記号 (\) を使用しないでください

データベース名
Job.HeaderConfig

使用上の注意:ヘッダーページは、RICOH ProcessDirector for Windowsではサポートされていません。

1.923 トレーラーページ構成ファイル

RICOH ProcessDirector が、ZIP ファイルに含まれる各ファイルの後に配置されるトレーラーページの内容と形式を作成するために使用する、構成ファイルのパスと名前を指定します。許可ユーザーは、RICOH ProcessDirector に用意されているトレーラーページの構成ファイルのいずれかを指定できますが、カスタマイズした構成ファイルを指定することもできます。

パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集しなくても、特定のファイルを変更できます。RICOH ProcessDirectorは、これらの構成ファイルを /aiw/aiw1/control_files/banner_pagesディレクトリーに提供します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
円記号 (\) を使用しないでください

データベース名
Job.TrailerConfig

使用上の注意:トレーラーページは、RICOH ProcessDirector for Windowsではサポートされていません。

1.924 ファイル本文

BuildFileFromPropertiesステップテンプレートに基づくステップで作成される出力ファイルの本文情報を指定します。このプロパティーを使用して、出力ファイルに含める文書プロパティーの値を指定します。また、このプロパティーを使用して、出力ファイルに含めるジョブプロパティーの値も指定できます。

ジョブプロパティーへの参照を指定する場合、出力ファイルのそれらのジョブプロパティーに対する値は、各文書で同じです。

ジョブのスプールディレクトリー内の文書プロパティーファイルによって、BuildFileFromPropertiesステップの入力が提供されます。出力ファイルでは、文書プロパティーファイルの各文書に対して、このプロパティーの値が繰り返されます。

ステップは、次の条件がどちらも適用される場合にのみ、このプロパティーの値を出力ファイルに書き込みます。

  • ファイル本文プロパティーに値 (一般的には 1 つ以上の有効な文書プロパティー) が指定されている。
  • ジョブのスプールディレクトリーに文書プロパティーファイルが含まれている。

デフォルト
なし
データベース名
Job.FileBody
使用上の注意:
  • 出力ファイルは、XML、JSON、CSVなど任意の形式で作成できます。
  • 出力に文書およびジョブの値を含めるには、ファイル本文でシンボル表記を使用して文書プロパティーおよびジョブプロパティーを指定します。シンボルは、文書プロパティーおよびジョブプロパティーのプレースホルダーになります。

    このXML出力の作成例では、4つのシンボルを使用して文書番号(データベース名 Doc.ID)、 現在のページDoc.CurrentPages)、 カスタマー名Doc.Custom.CustomerName)および カスタマーアカウント番号Doc.Custom.AccountNumber)という文書プロパティーをファイル本文で指定しています。

    <Document> <DocNumber>${Doc.ID}</DocNumber> <PageCount>${Doc.CurrentPages}</PageCount> <Customer Custname="${Doc.Custom.CustomerName}" CustAccount="${Doc.Custom.AccountNumber}" /></Document>

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • このプロパティー、ファイルヘッダーおよび ファイルフッターに値を定義して作成されたXML出力の例は、ヘルプシステムの BuildFileFromPropertiesステップテンプレートのトピックを参照してください。

1.925 ファイルフッター

BuildFileFromPropertiesステップテンプレートに基づくステップで作成される出力ファイルのフッター情報を指定します。このプロパティーを使用して、ファイルの下部に必要とされる静的情報を指定します。また、このプロパティーを使用して、出力に含めるジョブプロパティーの値も指定できます。
デフォルト
なし
データベース名
Job.FileFooter
使用上の注意:
  • 出力ファイルは、XML、JSON、CSVなど任意の形式で作成できます。
  • 出力にジョブの値を含めるには、ファイルフッターでシンボル表記を使用してジョブプロパティーを指定します。シンボルは、ジョブプロパティーのプレースホルダーになります。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。
  • このプロパティー、ファイルヘッダーおよび ファイル本文に値を定義して作成されたXML出力の例は、ヘルプシステムの BuildFileFromPropertiesステップテンプレートのトピックを参照してください。

1.926 ファイルヘッダー

BuildFileFromPropertiesステップテンプレートに基づくステップで作成される出力ファイルのフッターヘッダー情報を指定します。このプロパティーを使用して、ファイルの上部に必要とされる静的情報を指定し、出力にジョブプロパティーの値を含めることができます。
デフォルト
なし
データベース名
Job.FileHeader
使用上の注意:
  • 出力ファイルは、XML、JSON、CSVなど任意の形式で作成できます。
  • 出力にジョブの値を含めるには、ファイルヘッダーでシンボル表記を使用してジョブプロパティーを指定します。シンボルは、ジョブプロパティーのプレースホルダーになります。

    このXML出力の作成例では、2つのシンボルを使用してジョブ名(データベース名 Job.Name)および 合計ページ数Job.TotalPages)というジョブプロパティーをファイルヘッダーで指定しています。

    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?><InputFile> <PDF>${Job.Name}</PDF> <TotalPages>${Job.TotalPages}</TotalPages>

    この例には、開始タグである<InputFile>が含まれています。終了タグの</InputFile>は、 ファイルフッタープロパティーに含まれています。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • このプロパティー、ファイル本文および ファイルフッターに値を定義して作成されたXML出力の例は、ヘルプシステムの BuildFileFromPropertiesステップテンプレートのトピックを参照してください。

1.927 出力ファイル

BuildFileFromPropertiesステップテンプレートに基づくステップで作成される出力ファイルのフルパスと名前を指定します。このファイルは、XML、JSON、CSV など任意の形式で作成できます。
デフォルト
なし
データベース名
Job.OutputFile
使用上の注意:
  • このファイルの名前に、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • ワークフローの他のステップでその出力ファイルを処理できるように、ジョブのスプールディレクトリーに保存します。例えば、次のシンボルを使用して、ジョブのスプールディレクトリーに格納されたXMLデータファイルに出力を書き込みます: ${getFileName(data,xml,write)}

    このステップはファイル名をjobID.data.xmlにします。jobIDはジョブ番号です。

  • スプールディレクトリー以外のディレクトリーを指定する場合は、そのディレクトリーに出力を書き込む許可をシステムユーザーが持っていることを確認します。

  • このプロパティーに値を設定しなくてもBuildFileFromPropertiesステップのプロパティーを保存できますが、このステップがジョブを処理するときには出力ファイルが必要になります。ワークフロー内で 出力ファイルプロパティーを設定するには、ジョブプロパティーを設定するステップ( SetJobPropsFromTextFileAssignJobValuesなど)を使用します。

1.928 2 次サーバーの宛先ディレクトリー

ファイルを 2 次サーバーにコピープロパティーが はいに設定されている場合に、印刷ファイルをコピーするディレクトリーのパスを指定します。

形式:

デフォルト
なし
データベース名
Printer.CTS.DownloadDirectory

使用上の注意:

  • このプロパティーは、AFP プリンターにのみ適用されます。
  • ディレクトリーは 1 つだけ指定できます。
  • ディレクトリーの完全パスを使用する必要があります。相対パスは使用できません。
  • パフォーマンスを最大化するには、ディレクトリーを2次サーバー自体に配置し、ネットワーク上でマウントまたは共有しないようにします。
  • RICOH ProcessDirector グループ (デフォルトは aiwgrp1) およびシステムユーザー (デフォルトは aiw1) に、ディレクトリーに対する読み取り/書き込み権限が必要です。
  • プリンターサーバープロパティーに表示されているサーバーからこのディレクトリーにアクセスできる必要があります。
  • ディレクトリーには、コピーされる印刷ファイルを保持するために充分な容量が必要です。複数のファイルをサーバーにコピーする場合は、ディレクトリーにコピーできるファイルの最大数に充分な容量を確保します。

1.929 ファイルを 2 次サーバーにコピー

印刷ジョブをプリンターに送信する前に 2 次サーバーにコピーするかどうかを指定します。

例えば、1 次サーバーのスプールディレクトリーから 2 次サーバーのディレクトリーに印刷ファイルをコピーできます。印刷ファイルが 2 次サーバーにあると、特にネットワークの速度や信頼性が低い場合に、プリンタードライバーがファイルを処理し、プリンターに送信する効率を向上できます。

値:

はい
このプリンターに送信されるすべてのジョブが、このプリンターのプリンターサーバー上の 2 次サーバーの宛先ディレクトリーにコピーされます。
いいえ
このプリンターに送信されるすべてのジョブが、通常どおりスプールディレクトリーから印刷されます。
設定なし (デフォルト)
このプリンターに送信されるすべてのジョブが、通常どおりスプールディレクトリーから印刷されます。

データベース名
Printer.CTS.DownloadFile

使用上の注意:

  • このプロパティーは、AFP プリンターにのみ適用されます。
  • 2 次サーバーの宛先ディレクトリープロパティーが設定されていない場合、このプロパティーは無視され、ファイルは 2 次サーバーにコピーされません。
  • RICOH ProcessDirector が印刷ファイルのコピーを開始すると、ジョブの状況が 割り当てに変わります。ジョブの印刷前にプリンターがシャットダウンした場合、印刷ファイルはサーバーから削除され、ジョブの状況が 未割り当てに戻ります。ジョブの印刷前にプリンターが停止した場合、印刷ファイルは削除されず、ジョブの状況は 割り当てのまま変わりません。
  • 2 次サーバーには複数の印刷ファイルをコピーできます。最大並行ジョブ数プロパティーが、2 次サーバーで印刷または印刷待機できる印刷ファイル数を制御します。最大数に達すると、1 つのジョブが印刷を完了するまで、別のジョブをサーバーにコピーできません。
  • ジョブは、受信した順序で印刷されます。

1.930 文書の添付

文書を添付のソースファイルプロパティーで指定されたファイルから抽出し、 EmailDocuments ステップによって送信される個別の E メールに添付するかどうかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
このステップで送信するメールに、指定ファイルから抽出された文書の添付が含まれます。
いいえ
このステップで送信するメールに文書は添付されません。

データベース名
Job.Document.AttachDocToEmail

使用上の注意: 文書の添付は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.931 添付ファイルの名前

EmailDocumentsステップで作成され、SMTP サーバーに送信される添付ファイルの名前を指定します。この値を使用して、添付ファイルの名前をメールの受信者にわかりやすいものにします。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)
デフォルト
${Job.Name}

データベース名
Job.Document.AttachmentName

使用上の注意:

  • 記号式を使用して、添付ファイル名を指定するジョブプロパティーや文書プロパティーを含めることができます。例えば、この値で ${Job.Name} を使用してジョブ名を添付ファイル名として使用するか、 Statement for ${Doc.Custom.PolicyOwner}.pdf のようにテキストとカスタム文書プロパティーを組み合わせて、ポリシー所有者の名前を添付ファイル名に含めることができます。
  • 文書の添付プロパティーが はいに設定されている場合は、このフィールドに値を指定する必要があります。
  • 添付名は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.932 添付するソースファイル

文書を抽出する PDF ファイルの完全パス名またはシンボリック名を指定します。文書は、The documents are attached to each email sent by the EmailDocuments ステップによって送信される各 E メールに添付されます。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

ジョブのスプールディレクトリーにある現在のPDFファイルから文書を添付するには、次のように指定します: ${getFileName(print,pdf,read)}

ジョブのスプールディレクトリーにある PDF ファイルの別のバージョン、例えば jobID.original.pdf というファイルから文書を添付するには、次のように指定します: ${getFileName(original,pdf,read)}

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
${getFileName(print,pdf,read)}

データベース名
Job.Document.EmailAttachment

使用上の注意:

  • メールにファイルを添付するには、文書の添付プロパティーを はいに設定する必要があります。
  • メールには PDF ファイルだけを添付できます。
  • 添付するソースファイルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.933 BCCアドレス

文書の BCC の送信先となる 1 つまたは複数のアドレス。この値は、E メールのBCC:フィールドで使用されます。

形式:

長さ
最大 4096 文字 (バイト)
制限:
特定のメールアドレスを入力する場合は、次の有効なメールアドレス形式になっている必要があります: username@mycompany.com ジョブプロパティーまたは文書プロパティーのシンボルを入力する場合は、ステップでシンボルが解釈されるときに使用されるメールアドレスが、有効なメールアドレス形式になっている必要があります。

データベース名
Job.Document.EmailBCC

使用上の注意:

  • 複数のメールアドレスに文書を送信する場合は、アドレスをコンマ (,) またはセミコロン ( ;) で区切ります。
  • 記号式を使用して、この値にジョブプロパティーや文書プロパティーを含めることができます。例えば、この値に ${Doc.EmailAddress} を使用すると、BCC のメールアドレス行に文書の所有者を含めるように指定できます。
  • BCCアドレスは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.934 CCアドレス

文書の CC の送信先となる 1 つまたは複数のアドレス。この値は、E メールのCC:フィールドで使用されます。

形式:

長さ
最大 4096 文字 (バイト)
制限:
特定のメールアドレスを入力する場合は、次の有効なメールアドレス形式になっている必要があります: username@mycompany.com ジョブプロパティーまたは文書プロパティーのシンボルを入力する場合は、ステップでシンボルが解釈されるときに使用されるメールアドレスが、有効なメールアドレス形式になっている必要があります。

データベース名
Job.Document.EmailCC

使用上の注意:

  • 複数のメールアドレスに文書を送信する場合は、アドレスをコンマ (,) またはセミコロン ( ;) で区切ります。
  • 記号式を使用して、この値にジョブプロパティーや文書プロパティーを含めることができます。例えば、この値に ${Doc.EmailAddress} を使用すると、CC のメールアドレス行に文書の所有者を含めるように指定できます。
  • CCアドレスは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.935 メッセージ

E メールの本文に記入するメッセージを指定します。メッセージでは、プレーンテキスト、HTML、および画像を使用できます。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)

データベース名
Job.Document.EmailMessage

使用上の注意:

  • 記号式を使用して、メールメッセージにジョブプロパティーや文書プロパティーを含めることができます。例えば、この値で ${Job.InputFile} を使用して入力ファイル名を含めるか、 ${Doc.Custom.AccountNumber} のようなカスタム文書プロパティーを使用してアカウント番号を含めることができます。
  • このステップでは、HTML 4.01 仕様のタグがサポートされています。サポートされている個々のタグは、E メールおよびブラウザによって異なります。
  • 完全修飾ファイル名を指定することで、ローカルに保存された画像を埋め込むことができます。完全修飾した URL を指定することで、インターネットまたは企業イントラネット上の画像を埋め込むことができます。
  • プレーンテキストおよび HTML を混在させることができます。
  • 無効な HTML を書き込んでも、ステップは失敗にはなりません。 RICOH ProcessDirector によって、HTML は検証されずに送信されます。
  • メッセージは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.936 件名

メールの件名に挿入するテキストを指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
Job.Document.EmailSubject

使用上の注意:

  • 記号式を使用して、メールの件名にジョブプロパティーや文書プロパティーを含めることができます。例えば、この値で ${Job.InputFile} を使用して入力ファイル名を含めるか、 ${Doc.Custom.AccountNumber} のようなカスタム文書プロパティーを使用してアカウント番号を含めることができます。
  • 件名は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.937 宛先アドレス

文書の送信先となる 1 つまたは複数のメールアドレス。この値は、E メールのTo:フィールドで使用されます。

文書ごとに異なるメールアドレスを指定するには、${Doc.Custom.EmailAddress} のようなカスタム文書プロパティーを作成して使用します。

形式:

長さ
最大 4096 文字 (バイト)
制限:
特定のメールアドレスを入力する場合は、次の有効なメールアドレス形式になっている必要があります: username@mycompany.com ジョブプロパティーまたは文書プロパティーのシンボルを入力する場合は、ステップでシンボルが解釈されるときに使用されるメールアドレスが、有効なメールアドレス形式になっている必要があります。

データベース名
Job.Document.EmailTo

使用上の注意:

  • 複数のメールアドレスに文書を送信する場合は、アドレスをコンマ (,) またはセミコロン ( ;) で区切ります。
  • 記号式を使用して、この値にジョブプロパティーや文書プロパティーを含めることができます。例えば、この値に ${Doc.EmailAddress} を使用すると、メールアドレスの行に文書の所有者を含めるように指定できます。
  • 宛先アドレスは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.938 スキャンされたバーコード

スキャンされたバーコードのリストを表示します。このリストには、バーコード自体は表示されませんが、バーコード形式で指定され、バーコードに格納されたデータが表示されます。

検索する最初の文書にあるバーコードをスキャンする前に、このフィールドの内側をクリックします。

スキャンするたびに新規行シグナルに送信されるようにバーコードスキャナーが設定されている場合は、カーソルがScanned barcodesフィールドの新規行に移動します。各バーコードがスキャンされるたびに、このフィールドに新規行が表示されます。

1.939 値リスト

文書を見つける際に検索するプロパティー値を指定します。

それぞれのプロパティー値は、行の最後に余分な空白を入れずに別の行にしなければなりません。

データベース名
Job.StyleFilter

1.940 文書プロパティー

文書の検索に使用するプロパティーを選択できます。
データベース名
Job.StyleFormat

1.941 バーコードフォーマット名

バーコードフォーマットの名前を指定します。バーコードフォーマットは、バーコード内のジョブおよび文書プロパティーと、バーコード内のプロパティーのレイアウトを指定します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大文字小文字を区別し、ブランクとピリオドを含むことができますが、次の文字を含めません:! # $ % & ( ) * + , / : ? @ [ ] ^ { }
データベース名
BarcodeFormat.ID

使用上の注意:システム内の文書を見つけるために、オペレーターはバーコードフォーマット名を選択し、文書に印刷されているバーコードをスキャンできます。

1.942 バーコードフォーマットの説明

バーコードフォーマットについて説明します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
データベース名
BarcodeFormat.Description

1.943 プロパティー

ジョブまたは文書プロパティーの名前を指定します。ドロップダウンリストでは、ジョブプロパティーはプロパティー名の後に「(Job)」が付いていることで見分けます。このフィールドは、プロパティーをバーコードフォーマットに追加する場合に指定する必要があります。
デフォルト
なし
データベース名
BarcodeFormatProperty.Field.Name

1.944 プロパティーの長さ

バーコード内のプロパティー値の長さ (文字数) を指定します。このフィールドは、プロパティーをバーコードフォーマットに追加する場合に指定する必要があります。

形式:

データタイプ
1から2147483647までの整数
デフォルト
なし
データベース名
BarcodeFormatProperty.Field.Length

1.945 プロパティーの開始

バーコード内のプロパティー値の開始位置を指定します。1は、プロパティーが、先頭から開始することを示します。このフィールドは、プロパティーをバーコードフォーマットに追加する場合に指定する必要があります。

形式:

データタイプ
1から2147483647までの整数
デフォルト
なし
データベース名
BarcodeFormatProperty.Field.Start

使用上の注意:バーコードスキャナーがバーコード内のこのプロパティー値のみを読み取るように設定されている場合は、位置 1を指定します。

1.946 比較タイプ

フィールドの内容がどのように文書の検索に使用されるのかを指定します。

値:

次の値を含む
バーコード形式値は、プロパティーの部分的な値に基づく条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
例えば、バーコードのデコード結果がBillsで、フィールドが[ジョブ名]の場合、Joジョブ名に文字列Billsが含まれるジョブを検索します。
次の値と等しい (デフォルト)
バーコード形式値は、選択されたプロパティーの値が値フィールドのテキストと完全に一致する場合に条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
例えば、バーコードのデコード結果が05で、フィールドが挿入状況コードである場合、挿入状況コードが値05に等しい文書に対して検索が実行されます。
プレフィックス
バーコード形式値は、選択されたプロパティーの最初の 1 文字以上が値フィールドのテキストと一致する場合に条件を満たします。この比較には大/小文字の区別があります。
例えば、バーコードのデコード結果が1で、フィールドが挿入状況コードである場合、挿入状況コードが文字1で始まる文書に対して検索が実行されます。

データベース名
BarcodeFormatProperty.Field.ComparisonType

1.947 表示する文書の最大数

検索用に[メイン]ページの[文書]テーブル内に表示する文書の最大数を指定します。

形式:

データタイプ
0から2147483647までの整数
デフォルト
検索基準と一致するすべての文書。
データベース名
WorkflowSystem.Docsearch.MaxDocuments

1.948 裏面の事前印刷フォームオーバーレイ

ジョブが両面印刷ではない場合、シートの裏面に指定されている事前印刷フォームオーバーレイを片面印刷用のシートに印刷するかどうかを指定します。このプロパティーは、ジョブまたは AFP プリンターオブジェクトに指定されているすべての事前印刷フォームオーバーレイに適用されます。

値:

設定なし
値は設定されていません。ジョブレベルまたはプリンターレベルのその他の両面印刷プロパティーが、事前印刷フォームオーバーレイの印刷を制御します。
いいえ (デフォルト)
ジョブに片面印刷が指定されているか、プリンターが両面印刷をサポートしていないため自動的に片面印刷になった場合、シートの裏面に指定されている事前印刷フォームオーバーレイをすべて無視します。
はい
ジョブに片面印刷が指定されているか、プリンターが両面印刷をサポートしていないため自動的に片面印刷になった場合、シートの裏面に指定されている事前印刷フォームオーバーレイをすべて表面に印刷します。
データベース名
Job.PFO.Duplex

使用上の注意:

  • ジョブと AFP プリンターのどちらにも裏面のメディア事前印刷オーバーレイまたは 裏面のパーティション事前印刷オーバーレイが定義されていない場合、このプロパティーは無視されます。

1.949 表面のメディア事前印刷オーバーレイ

ジョブにあるフルページの表面に対して AFP 事前印刷フォームオーバーレイを指定します。事前印刷フォームオーバーレイは、フォーム用の定義済みデータを含む AFP リソースです。事前印刷フォームオーバーレイは、メディアやページのオーバーレイとは異なり、変数データに陰影やその他のデータが重ならないように、常に最初にページに配置されます。

オーバーレイは、ジョブプロパティーまたはプリンタープロパティーAFP リソースパスに指定されているディレクトリーのいずれか、または次のディレクトリーのいずれかに置かれている必要があります。

  • Linux の場合:
    • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
    • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
  • Windows の場合:
    • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
    • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF です。

形式:

長さ
8 文字 (バイト) 以内の英数字
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.MPFOFRONT

使用上の注意:

  • このプロパティーで指定するオーバーレイは、ジョブのフォーム定義で指定されている事前印刷フォームオーバーレイ、ジョブの表面のパーティション事前印刷オーバーレイで指定されているオーバーレイ、または AFP プリンターに指定されているその他の表面の事前印刷フォームオーバーレイの代わりに使用されます。

1.950 裏面のメディア事前印刷オーバーレイ

ジョブにあるフルページの裏面に対して AFP 事前印刷フォームオーバーレイを指定します。事前印刷フォームオーバーレイは、フォーム用の定義済みデータを含む AFP リソースです。事前印刷フォームオーバーレイは、メディアやページのオーバーレイとは異なり、変数データに陰影やその他のデータが重ならないように、常に最初にページに配置されます。

オーバーレイは、ジョブプロパティーまたはプリンタープロパティーAFP リソースパスに指定されているディレクトリーのいずれか、または次のディレクトリーのいずれかに置かれている必要があります。

  • Linux の場合:
    • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
    • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
  • Windows の場合:
    • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
    • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF です。

形式:

長さ
8 文字 (バイト) 以内の英数字
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.MPFOBACK

使用上の注意:

  • このプロパティーで指定するオーバーレイは、ジョブのフォーム定義で指定されている事前印刷フォームオーバーレイ、ジョブの裏面のパーティション事前印刷オーバーレイで指定されているオーバーレイ、または AFP プリンターに指定されているその他の裏面の事前印刷フォームオーバーレイの代わりに使用されます。

1.951 表面のパーティション事前印刷オーバーレイ

ジョブにあるマルチアップページの表面のパーティションに対して AFP 事前印刷フォームオーバーレイを指定します。事前印刷フォームオーバーレイは、フォーム用の定義済みデータを含む AFP リソースです。事前印刷フォームオーバーレイは、メディアやページのオーバーレイとは異なり、変数データに陰影やその他のデータが重ならないように、常に最初にページに配置されます。

オーバーレイは、ジョブプロパティーまたはプリンタープロパティーAFP リソースパスに指定されているディレクトリーのいずれか、または次のディレクトリーのいずれかに置かれている必要があります。

  • Linux の場合:
    • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
    • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
  • Windows の場合:
    • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
    • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF です。

形式:

長さ
8 文字 (バイト) 以内の英数字
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.PPFOFRONT

使用上の注意:

  • このプロパティーで指定するオーバーレイは、ジョブの表面のメディア事前印刷オーバーレイで指定されているオーバーレイがほかにない場合に使用されます。
  • このプロパティーで指定するオーバーレイは、ジョブのフォーム定義で指定されている事前印刷フォームオーバーレイ、または AFP プリンターに指定されている表面の事前印刷フォームオーバーレイの代わりに使用されます。

1.952 裏面のパーティション事前印刷オーバーレイ

ジョブにあるマルチアップページの裏面のパーティションに対して AFP 事前印刷フォームオーバーレイを指定します。事前印刷フォームオーバーレイは、フォーム用の定義済みデータを含む AFP リソースです。事前印刷フォームオーバーレイは、メディアやページのオーバーレイとは異なり、変数データに陰影やその他のデータが重ならないように、常に最初にページに配置されます。

オーバーレイは、ジョブプロパティーまたはプリンタープロパティーAFP リソースパスに指定されているディレクトリーのいずれか、または次のディレクトリーのいずれかに置かれている必要があります。

  • Linux の場合:
    • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
    • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
  • Windows の場合:
    • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
    • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF です。

形式:

長さ
8 文字 (バイト) 以内の英数字
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.PPFOBACK

使用上の注意:

  • このプロパティーで指定するオーバーレイは、ジョブの裏面のメディア事前印刷オーバーレイで指定されているオーバーレイがほかにない場合に使用されます。
  • このプロパティーで指定するオーバーレイは、ジョブのフォーム定義で指定されている事前印刷フォームオーバーレイ、または AFP プリンターに指定されている裏面の事前印刷フォームオーバーレイの代わりに使用されます。

1.953 表面のメディア事前印刷オーバーレイ

プリンターに割り当てられている各ジョブでフルページの表面に対して AFP 事前印刷フォームオーバーレイを指定します。事前印刷フォームオーバーレイは、フォーム用の定義済みデータを含む AFP リソースです。事前印刷フォームオーバーレイは、メディアやページのオーバーレイとは異なり、変数データに陰影やその他のデータが重ならないように、常に最初にページに配置されます。

オーバーレイは、ジョブプロパティーまたはプリンタープロパティーAFP リソースパスに指定されているディレクトリーのいずれか、または次のディレクトリーのいずれかに置かれている必要があります。

  • Linux の場合:
    • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
    • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
  • Windows の場合:
    • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
    • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF です。

形式:

長さ
8 文字 (バイト) 以内の英数字
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @
デフォルト
設定なし
データベース名
AFPPrinter.MPFOFRONT

使用上の注意:

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • デフォルトのオーバーレイが変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。
  • このプロパティーで指定するオーバーレイは、対応するジョブプロパティーで、指定されている事前印刷フォームオーバーレイがほかになく、かつジョブに指定されているフォーム定義で事前印刷フォームオーバーレイが指定されていない場合にのみ使用されます。
  • このプロパティーで指定するオーバーレイは、プリンターの表面のパーティション事前印刷オーバーレイプロパティーで指定されているオーバーレイの代わりに使用されます。

1.954 裏面のメディア事前印刷オーバーレイ

プリンターに割り当てられている各ジョブでフルページの裏面に対して AFP 事前印刷フォームオーバーレイを指定します。事前印刷フォームオーバーレイは、フォーム用の定義済みデータを含む AFP リソースです。事前印刷フォームオーバーレイは、メディアやページのオーバーレイとは異なり、変数データに陰影やその他のデータが重ならないように、常に最初にページに配置されます。

オーバーレイは、ジョブプロパティーまたはプリンタープロパティーAFP リソースパスに指定されているディレクトリーのいずれか、または次のディレクトリーのいずれかに置かれている必要があります。

  • Linux の場合:
    • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
    • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
  • Windows の場合:
    • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
    • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF です。

形式:

長さ
8 文字 (バイト) 以内の英数字
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @
デフォルト
設定なし
データベース名
AFPPrinter.MPFOBACK

使用上の注意:

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • デフォルトのオーバーレイが変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。
  • このプロパティーで指定するオーバーレイは、対応するジョブプロパティーで指定されている事前印刷フォームオーバーレイがほかになく、ジョブの裏面のパーティション事前印刷オーバーレイで指定されている事前印刷フォームオーバーレイがなく、かつジョブに指定されているフォーム定義で事前印刷フォームオーバーレイが指定されていない場合にのみ使用されます。
  • このプロパティーで指定するオーバーレイは、プリンターの裏面のパーティション事前印刷オーバーレイプロパティーで指定されている事前印刷フォームオーバーレイの代わりに使用されます。

1.955 表面のパーティション事前印刷オーバーレイ

プリンターに割り当てられている各ジョブでマルチアップページの表面のパーティションに対して AFP 事前印刷フォームオーバーレイを指定します。事前印刷フォームオーバーレイは、フォーム用の定義済みデータを含む AFP リソースです。事前印刷フォームオーバーレイは、メディアやページのオーバーレイとは異なり、変数データに陰影やその他のデータが重ならないように、常に最初にページに配置されます。

オーバーレイは、ジョブプロパティーまたはプリンタープロパティーAFP リソースパスに指定されているディレクトリーのいずれか、または次のディレクトリーのいずれかに置かれている必要があります。

  • Linux の場合:
    • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
    • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
  • Windows の場合:
    • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
    • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF です。

形式:

長さ
8 文字 (バイト) 以内の英数字
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @
デフォルト
設定なし
データベース名
AFPPrinter.PPFOFRONT

使用上の注意:

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • デフォルトのオーバーレイが変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。
  • このプロパティーで指定するオーバーレイは、対応するジョブプロパティーで指定されている事前印刷フォームオーバーレイがほかになく、ジョブに指定されているフォーム定義で指定されている事前印刷フォームオーバーレイがなく、ジョブの表面のメディア事前印刷オーバーレイで指定されているオーバーレイがなく、かつプリンターの 表面のメディア事前印刷オーバーレイで指定されているオーバーレイがない場合にのみ使用されます。

1.956 裏面のパーティション事前印刷オーバーレイ

プリンターに割り当てられている各ジョブでマルチアップページの裏面のパーティションに対して AFP 事前印刷フォームオーバーレイを指定します。事前印刷フォームオーバーレイは、フォーム用の定義済みデータを含む AFP リソースです。事前印刷フォームオーバーレイは、メディアやページのオーバーレイとは異なり、変数データにオーバーレイの陰影やその他のデータが重ならないように、常に最初にページに配置されます。

オーバーレイは、ジョブプロパティーまたはプリンタープロパティーAFP リソースパスに指定されているディレクトリーのいずれか、または次のディレクトリーのいずれかに置かれている必要があります。

  • Linux の場合:
    • /aiw/aiw1/resources ディレクトリー
    • /usr/lpp/psf/reslib ディレクトリー
  • Windows の場合:
    • c:\aiw\aiw1\resources ディレクトリー
    • PSF インストールパスの \reslib ディレクトリー。デフォルトインストールパスは c:\Program Files (x86)\InfoPrint\PSF です。

形式:

長さ
8 文字 (バイト) 以内の英数字
制限:
大/小文字の区別。次の特殊文字を使用することができます。# $ @
デフォルト
設定なし
データベース名
AFPPrinter.PPFOBACK

使用上の注意:

  • プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
  • デフォルトのオーバーレイが変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。
  • このプロパティーで指定するオーバーレイは、対応するジョブプロパティーで指定されている事前印刷フォームオーバーレイがほかになく、ジョブに指定されているフォーム定義で指定されている事前印刷フォームオーバーレイがなく、ジョブの裏面のメディア事前印刷オーバーレイで指定されているオーバーレイがなく、かつプリンターの 裏面のメディア事前印刷オーバーレイで指定されているオーバーレイがない場合にのみ使用されます。

1.957 ページ例外ファイル

ExtractPageExceptionsステップで生成されたファイルのフルパスまたはシンボル名を指定します。
デフォルト
${getFileName(pletotab,del,read)}
データベース名
Job.PleIntoAFP.Filename

使用上の注意: ページ例外ファイルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.958 区切り文字

SetDocPropsFromListステップが処理するリストファイルの各行に含まれる値を区切るために使用されている区切り文字を指定します。

値:

タブ
リストファイル内の値はタブで区切られています。
セミコロン
リストファイル内の値はセミコロンで区切られています。
コンマ
リストファイル内の値はコンマで区切られています。
前送りおよび後送り
リストファイル内の値はスペースで区切られています。
改行 (デフォルト)
リストファイル内の値ごとに改行されています。
チルダ
リストファイル内の値はチルダで区切られています。

データベース名
Job.DocDelimiter

使用上の注意:

  • リストファイルに1つのプロパティーの値だけが含まれる場合は、値を改行に設定します。
  • リストファイルに複数のプロパティーの値が含まれる場合は、同じ行で値を区切るために使用されている区切り文字を選択します。
  • 改行を選択した場合、リストファイルには 1 つのプロパティーの値だけを含めることができます。 リストファイル内の列プロパティーで複数のプロパティーを指定し、ファイルに 1 つのプロパティーの値だけが含まれる場合、ステップの実行時にジョブがエラー状態に移行します。
  • 区切り文字は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.959 リストファイルディレクトリー

SetDocPropsFromListステップに使用する 1 つまたは複数のリストファイルが含まれるディレクトリーの完全パス名を指定します。ステップが実行されると、RICOH ProcessDirector によって、このディレクトリーのすべてのファイルが処理されます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
Job.DocPathToPullList

使用上の注意:

  • 指定するディレクトリーに、ファイル権限の問題で読み取れないファイルがあった場合は、エラーが生成されます。ファイルの処理を妨げるその他の問題は無視され、ジョブは次のステップに進みます。
  • ステップの実行時に、ディレクトリー内でファイルが見つからなかった場合、ジョブは次のステップに進みます。
  • リストファイルディレクトリーは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.960 設定する文書プロパティー

SetDocPropsFromListステップでジョブを処理するときに、各文書に追加または設定する文書プロパティーを 1 つ指定します。

値:

システム内のすべての文書プロパティーのリストです。

データベース名
Job.DocPropToSet

使用上の注意:

  • 文書プロパティーファイルでリストファイル内の列プロパティーと一致し、ステップの実行時に、指定した文書プロパティーを含むドキュメントについては、 一致する文書の値プロパティーの値に合わせて値が変更されます。
  • 文書プロパティーファイルでリストファイル内の列プロパティーと一致し、ステップの実行時に、指定した文書プロパティーを含まないドキュメントについては、プロパティーが追加され、 一致する文書の値プロパティーの値に合わせて値が設定されます。
  • 文書プロパティーファイル内の文書が、リストファイル内のリストファイル内の列プロパティーと一致しなかった場合、値が その他の文書の値プロパティーで指定されている値に設定されます。
  • 設定する文書プロパティーは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.961 その他の文書の値

SetDocPropsFromListステップで、 設定する文書プロパティーに指定されているプロパティーに適用する値を指定します。文書プロパティーファイル内で、リストファイル内の リストファイル内の列プロパティーと一致しない文書はすべてこの値に設定されます。

形式:

データタイプ
最大128文字(バイト)

データベース名
Job.DocPropToSetDefValue

使用上の注意:

  • このフィールドが空白の場合、文書プロパティーは変更されません。 設定する文書プロパティープロパティーに空白の値を入力するには、フィールドに次のテキストを入力します (大/小文字を区別します): ##NULL##
  • その他の文書の値は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.962 一致する文書の値

SetDocPropsFromListステップで、 設定する文書プロパティーに指定されているプロパティーに適用する値を指定します。文書プロパティーファイル内で、リストファイル内の リストファイル内の列プロパティーと一致する文書はすべてこの値に設定されます。

形式:

データタイプ
最大128文字(バイト)

データベース名
Job.DocPropToSetValue

使用上の注意:

  • このフィールドは、値を入力する必要があり、空白にすることはできません。設定する文書プロパティープロパティーの文書プロパティーファイルに空白の値を入力するには、フィールドに次のテキストを入力します (大/小文字を区別します): ##NULL##
  • 一致する文書の値は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.963 見つかった一致文書

ジョブ内の 1 つまたは複数の文書が、処理されたリストファイルプロパティーに記録されているファイル内の項目と一致しているかどうかを示します。

値:

はい
ジョブ内で、少なくとも1つの文書が、ワークフローでSetDocPropsFromListステップテンプレートに基づく任意のステップによって処理されたリストファイル内の項目と一致しました。
いいえ
ジョブ内で、ワークフローで処理されたリストファイル内の項目と一致した文書はありませんでした。

データベース名
Job.DocPropToSet.DocMatch

使用上の注意: SetDocPropsFromListステップテンプレートに基づくステップがワークフローに複数ある場合、この値は各ステップで設定され、その都度、値が上書きされます。

1.964 処理されたリストファイル

SetDocPropsFromListステップによって処理されたリストファイルディレクトリーで見つかったファイルの名前を示します。ファイル名はセミコロン (;) で区切られています。
データベース名
Job.DocPropToSet.FilesRead

使用上の注意: 処理されたリストファイルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.965 列が多い場合に停止

リストファイル内の列数が、リストファイル内の列プロパティーの 選択されている列で指定されているプロパティー数よりも多かった場合に、 SetDocPropsFromListステップテンプレートに基づくステップを停止するかどうかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
リストファイル内の列数が、リストファイル内の列プロパティーで選択されているプロパティー数よりも多かった場合、ステップは、ジョブを エラー状態に移行します。
いいえ
リストファイル内の列数が、リストファイル内の列プロパティーで選択されているプロパティー数よりも多かった場合も、ステップは、リストファイルの処理を続けます。

データベース名
Job.DocPropToSet.OptFail

使用上の注意:

  • ステップは、リストファイル内の列プロパティーで選択されているプロパティーと、リストファイル内の列が、同じ順序になっているとみなします。例えば、 選択中リストの一番上にあるプロパティーは、リストファイルの最初の列に対応し、 選択中リストの 2 番目のプロパティーは、リストファイルの 2 番目の列に対応します。
  • この値をいいえに設定した場合、ステップは、 選択中リスト内の項目にマップされていない列を無視します。例えば、リストファイルに 25 列が含まれ、 選択中リストに 5 つのプロパティーが含まれる場合、ステップは、最初の 5 列の情報を読み取り、残りの 20 列を無視します。
  • 余分な列で停止は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.966 リストファイル内の列

リストファイル内の列に対応する 1 つまたは複数の文書プロパティーを指定します。

SetDocPropsFromListステップは、文書プロパティーファイル内にある各文書の文書プロパティーの値と、リストファイル内の値を比較します。文書プロパティーの値が、リストファイル内の値と一致する場合、 SetDocPropsFromListステップは、 設定する文書プロパティープロパティーで指定されている文書プロパティーを、 一致する文書の値プロパティーで指定されている値に更新します。

文書プロパティーの 1 つまたは複数の値が、リストファイル内の値と一致しなかった場合、ステップは、設定する文書プロパティープロパティーで指定されている文書プロパティーを、 その他の文書の値プロパティーで指定されている値に更新します。

データベース名
Job.DocPullIdentifier

使用上の注意:

  • 少なくとも 1 つの文書プロパティーを選択する必要があります。
  • 文書プロパティー (上から下) は、リストファイル内での順序 (左から右) で指定する必要があります。
  • リストファイル内の列に対応するために必要最低限の文書プロパティー数を使用します。
  • 例:
    • リストファイルには 2 つの列が含まれます。1 列目はアカウントタイプ、2 列目は郵便番号です:
      Individual,80301
      Individual,80302
      Corporate,80301
    • リストファイル内の列プロパティーの値は Doc.Custom.AccountTypeDoc.Custom.PostalCodeです。
    • 文書のDoc.Custom.AccountTypeDoc.Custom.PostalCodeの各文書プロパティーの値が Individual80301Individual80302、または Corporate80301 の場合、文書は一致します。
    • 文書のDoc.Custom.AccountTypeDoc.Custom.PostalCodeの各文書プロパティーの値が Corporate80302、その他の任意のアカウントタイプ (Partnership など)、またはその他の任意の郵便番号 (80303 など) の場合、文書は一致しません。
  • リストファイルの列は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.967 PDF を ZIP ファイルから直接マージ

マージプロセスで、個々の PDF ファイルをメモリーから処理するか、ジョブのスプールディレクトリーに書き込み、そこから処理するかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
ZIP ファイル内の個々の PDF は、マージプロセスでシステムメモリーにのみ保存されます。
いいえ
ZIP ファイル内の個々の PDF は、マージプロセスで、ジョブのスプールディレクトリーに書き込まれ、そこから処理されます。

データベース名
Job.Merge.From.ZipStream

使用上の注意

  • マージプロセス中に PDF をメモリーに保持した場合、PDF をジョブのスプールディレクトリーに書き込む場合よりもメモリーの使用量が多くなる可能性があります。

1.968 PDF 制御ファイル 1 の作成

このステップに使用される制御ファイルのパスとファイル名を指定します。例えば、制御ファイルは、バーコード、非表示領域、およびテキストの作成方法をシステムに伝えます。この制御ファイルはRICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobatを使用して作成します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.BuildPDFControlFile1

使用上の注意:異なる制御ファイルを必要とする入力ファイルにこのワークフローを使用する場合は、制御ファイルの名前のシンボル表記を使用できます。たとえば、制御ファイル名に ${Job.InputFile}.ctl を使用すると、 「PDF 制御ファイル 1 の作成」の値が入力ファイル名に .ctl 拡張子を加えた名前に設定されます。

1.969 PDF 制御ファイル 2 の作成

このステップに使用される制御ファイルのパスとファイル名を指定します。例えば、制御ファイルは、バーコード、非表示領域、およびテキストの作成方法をシステムに伝えます。この制御ファイルはRICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobatを使用して作成します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.BuildPDFControlFile2

使用上の注意:異なる制御ファイルを必要とする入力ファイルにこのワークフローを使用する場合は、制御ファイルの名前のシンボル表記を使用できます。たとえば、制御ファイル名に ${Job.InputFile}.ctlを使用すると、 .ctl拡張子を加えて、 PDF制御ファイル2の作成の値が入力ファイル名として設定されます。

1.970 PDF 制御ファイル 3 の作成

このステップに使用される制御ファイルのパスとファイル名を指定します。例えば、制御ファイルは、バーコード、非表示領域、およびテキストの作成方法をシステムに伝えます。この制御ファイルはRICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobatを使用して作成します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.BuildPDFControlFile3

使用上の注意:異なる制御ファイルを必要とする入力ファイルにこのワークフローを使用する場合は、制御ファイルの名前のシンボル表記を使用できます。たとえば、制御ファイル名に ${Job.InputFile}.ctlを使用すると、 PDF制御ファイル3の作成の値に .ctl拡張子がついて入力ファイル名として設定されます。

1.971 PDF 制御ファイル 4 の作成

このステップに使用される制御ファイルのパスとファイル名を指定します。例えば、制御ファイルは、バーコード、非表示領域、およびテキストの作成方法をシステムに伝えます。この制御ファイルはRICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobatを使用して作成します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.BuildPDFControlFile4

使用上の注意:異なる制御ファイルを必要とする入力ファイルにこのワークフローを使用する場合は、制御ファイルの名前のシンボル表記を使用できます。たとえば、制御ファイル名に ${Job.InputFile}.ctlを使用すると、 PDF制御ファイル4の作成の値に .ctl拡張子がついて入力ファイル名として設定されます。

1.972 PDF制御ファイル5の作成

このステップに使用される制御ファイルのパスとファイル名を指定します。例えば、制御ファイルは、バーコード、非表示領域、およびテキストの作成方法をシステムに伝えます。この制御ファイルはRICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobatを使用して作成します。

形式:

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.BuildPDFControlFile5

使用上の注意:異なる制御ファイルを必要とする入力ファイルにこのワークフローを使用する場合は、制御ファイルの名前のシンボル表記を使用できます。たとえば、制御ファイル名に ${Job.InputFile}.ctlを使用すると、 .ctl拡張子を加えて、 PDF制御ファイル5の作成の値が入力ファイル名として設定されます。

1.973 補助入力ファイルの拡張子

ジョブのスプールディレクトリーにあるファイルのファイル拡張子を補助入力ファイルとして処理するように指定します。補助入力ファイルの行は、ジョブ内の各 PDF 文書の文書プロパティー値を設定するために使用できます。補助入力ファイルの内容はコンマで区切る必要がありますが、ファイル拡張子は .csv にする必要はありません。

値:

補助入力ファイルのファイル拡張子。

デフォルト
設定なし
制限:
大/小文字の区別
データベース名
Job.Doc.AdditionalFileExt

使用上の注意:

  • 補助入力ファイルには、ヘッダー行とその関連付けられた PDF ファイル内の各文書の行を含める必要があります。

1.974 ヘッダーファイル

補助入力ファイルから文書プロパティーファイル (DPF) にコピーする値をリストするファイルに、パスとファイル名を指定します。ヘッダーファイルの内容が、ジョブの文書プロパティーファイルのヘッダーに追加されます。次にヘッダーファイルで名前が付けられたプロパティーの値が補助入力ファイルから DPF にコピーされます。

パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

デフォルト
設定なし
制限:
大/小文字の区別
データベース名
Job.Doc.AdditionalPropertiesFile

使用上の注意:

  • ヘッダーは、文書プロパティーとして RICOH ProcessDirector に定義されるプロパティーにする必要があります。
  • ヘッダーファイルの各行は、別々の行として書き込まれる必要があります。

    例えば、補助入力ファイルにDocument.Name、Document.Account、Document.Level、Document.Region、Document.Zip、Document.Agent などのヘッダーがあり、ジョブの処理に 3 つのヘッダーと値が必要とされます。ヘッダーファイルには、次の内容が含まれます。Document.LevelDocument.RegionDocument.Agent

    これらのヘッダーは、ジョブの DPF にコピーされ、ヘッダー行の末尾に貼り付けられます。

  • IdentifyPDFDocuments ステップの実行時にヘッダーファイルのエントリーが補助入力ファイル内で見つからない場合、ジョブはエラー状態になります。

1.975 PDF 識別制御ファイル

このステップに使用される制御ファイルのパスとファイル名を指定します。例えば、制御ファイルは、ページグループと文書プロパティーの作成方法をシステムに伝えます。さらに、文書プロパティーの値の作成方法もシステムに伝えます。この制御ファイルはRICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobatを使用して作成します。

形式:

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.IdentifyPDFControlFile

使用上の注意:異なる制御ファイルを必要とする入力ファイルにこのワークフローを使用する場合は、制御ファイルの名前のシンボル表記を使用できます。例えば、制御ファイル名に ${Job.InputFile}.ctl を使用すると、 PDF 制御ファイルの識別の値が入力ファイル名に .ctl 拡張子を加えた名前に設定されます。

1.976 ライブラリ―をビルド

制御ファイルテンプレートが使用されない場合、BuildPDFFromDocumentsステップが実行するライブラリーを指定します。

値:

Apache PDFBox
PDF Java Toolkit
デフォルトまたは制御ファイルを使用する(デフォルト)

データベース名
Job.PDF.BuildLibrary

使用上の注意:

  • この値は、リコーのサポート担当者の指示がない限り、変更しないでください。

1.977 メモリー内の最大文書数

BuildPDFFromDocumentsステップが文書をPDFファイルに追加するとき、メモリー内の文書の最大数を指定します。

例えば、IdentifyPDFDocumentsステップが500個の文書を識別し、このプロパティーが200に設定されているとします。この場合、 BuildPDFFromDocumentsステップは最初の200個の文書をメモリーに入れてから、PDFファイルに追加します。次に、ステップは次の200個の文書をメモリーに入れて追加します。最後に、ステップは最後の100個の文書をメモリーに入れて追加します。

形式:

データタイプ
1から9999までの整数
デフォルト
200
データベース名
Job.PDF.BuildPDFMergeDocValue

使用上の注意:

  • 複数のIdentifyPDFDocumentsステップおよび BuildPDFFromDocumentsステップが同時に実行されているときにメモリーエラーが発生する場合は、同時に実行されるステップ数が少なくなるように、ステップを調節することをお勧めします。

    BuildPDFFromDocumentsステップがジョブを処理しているときに、他の IdentifyPDFDocumentsステップや BuildPDFFromDocumentsステップが実行されていないにも関わらずメモリーの問題が発生する場合は、このプロパティーの値を小さくしてください。

  • このプロパティーが処理に影響するのは、BuildPDFFromDocumentsステップの制御ファイルが改善されたPDF処理ライブラリーを使用している場合に限られます。改善されたPDF処理ライブラリーの詳細については、ヘルプシステムにある制御ファイルの操作に関するトピックを参照してください。

1.978 面のページ例外

ジョブのJDFファイルに含まれている面のページ例外を処理する方法を指定します。このプロパティーは、ジョブに片面ページと両面ページがともに含まれている場合に使用します。

値:

ジョブ値に置き換え(デフォルト)
すべての面は、文書の境界に応じて、両面ジョブプロパティーを使用して処理されます。JDF内の既存のすべての 面数ページ例外が削除されます。両面ジョブに片面ページが含まれている場合は、空白のPDFページが出力PDFに挿入されます。
JDFからの値を保持
JDF内のすべての面数ページ例外が、ステップで作成されるJDFに含められます。JDF内のジョブレベルの 面数値も使用されます。
設定なし
ジョブ値に置き換え設定と同じ処理を実行します。

データベース名
Job.PDFW.PickPlex

使用上の注意:

  • JDFからの値を保持を選択しても、JDFファイルで面数のジョブ例外またはページ例外が指定されていない場合は、 両面ジョブプロパティー値が使用されます。
  • RICOH ProcessDirectorの古いバージョンから移行する場合、デフォルト値は 設定なしです。

1.979 エンコード

インサーター制御ファイル内のレコードの文字エンコードを指定します。2番目の制御ファイルを使用している場合、このエンコードはその制御ファイルにも適用されます。

値:

ASCII
各レコードのフィールドはASCII文字エンコードを使用します。固定長レコード形式の1つまたは複数のフィールドにマルチバイト文字がある場合、この値はバイトが欠落する可能性があります。
UTF-8(デフォルト)
各レコードのフィールドはUTF-8文字エンコードを使用します。これは、文書プロパティーファイルの値と同じエンコードです。固定長レコードフォーマットを持つファイルの場合、このエンコーディングではマルチバイト文字がサポートされます。これは、各フィールドの固定長を計算するときにバイト長ではなく文字長が使用されるためです。
設定なし
デフォルトはASCIIです。
データベース名
InserterSystem.Control.Encoding

1.980 書式

インサーター制御ファイル内のレコードの形式を指定します。

値:

コンマ区切りファイル (DEL)
各レコードのフィールドはコンマで区切られています。
固定長レコード (FLR) (デフォルト)
各レコードのフィールドは固定長になっていて、各フィールドの間に区切り文字はありません。エンコードプロパティーを使用して、長さ制限を文字長(UTF-8)またはバイト長(ASCII)のどちらにするかを指定します。
Extensible Markup Language (XML)
ファイルの形式は XML です。
データベース名
InserterSystem.Control.Format

1.981 Header

インサーター制御ファイルにヘッダーレコードが含まれているかどうかを示します。ヘッダーレコードは最初のレコードで、インサーター制御ファイル内の他のレコードとは形式が異なります。

値:

はい
インサーター制御ファイルにはヘッダーレコードが含まれています。
いいえ (デフォルト)
インサーター制御ファイルにはヘッダーレコードが含まれていません。
データベース名
InserterSystem.Control.Header.Indicator

使用上の注意:このプロパティーが はいの場合、 ヘッダー規則ファイルプロパティーに値が含まれている必要があります。

1.982 ヘッダー規則ファイル

システムがインサーター制御ファイルのヘッダーレコードを作成するために使用する、規則ファイルのパスおよびファイル名を指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし
データベース名
InserterSystem.Control.Header.Rules

使用上の注意:

  • インサーターコントローラーで制御ファイルが使用されない場合は、このプロパティーを指定しないでください。
  • RICOH ProcessDirector では、数種のインサーター用のサンプルヘッダー規則ファイルが inserter ディレクトリー内に提供されています。

    • /aiw/aiw1/samples/control_files/inserter (Linux)

    • C:\aiw\aiw1\samples\control_files\inserter (Windows)

    ファイル名は、次の形式です。

    inserter.icf.xxx.header.dsc

    inserter および xxx は、インサーターの製造元ごとに異なります。

  • ヘッダープロパティーの値が はいの場合、このプロパティーに値が含まれていることを確認します。
  • インサーター規則ファイルの構文については、RICOH ProcessDirector のインフォメーションセンターを参照してください。

1.983 規則ファイル

システムがインサーター制御ファイルを作成するために使用する、規則ファイルのパスとファイル名を指定します。システムは、各ジョブの挿入開始前にインサーターコントローラーにそのインサーター制御ファイルを送信します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし
データベース名
InserterSystem.Control.Rules

使用上の注意:

  • インサーターコントローラーで制御ファイルが使用されない場合は、このプロパティーを指定しないでください。
  • RICOH ProcessDirector では、数種のインサーター用のサンプル規則ファイルが inserter ディレクトリー内に提供されています。

    • /aiw/aiw1/samples/control_files/inserter (Linux)

    • C:\aiw\aiw1\samples\control_files\inserter (Windows)

    ファイル名は、次の形式です。

    inserter.icf.xxx.dsc

    inserter および xxx は、インサーターの製造元ごとに異なります。

  • インサーター制御ファイルをインサーターコントローラーに送るには、WriteInserterControlFileおよび SendInserterControlFileステップテンプレートに基づくステップを含めます。
  • 送信コマンドプロパティーを指定する場合や、 WriteInserterControlFileステップテンプレートに基づくステップがワークフロー内にある場合は、このプロパティーに値が含まれていることを確認します。
  • インサーター規則ファイルの構文については、RICOH ProcessDirector のインフォメーションセンターを参照してください。

1.984 送信コマンド

システムがインサーターコントローラーにインサーター制御ファイルを送るために使用する、コマンドまたはスクリプトを指定します。コマンドには、コマンドでジョブプロパティーの値を渡すためのシンボルを含めることができます。例えば、${Job.Inserter.JobID} シンボルを インサータージョブ名プロパティーの値を指定するために使用できます。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
デフォルト
copy_file.sh -p 644 -d /aiw/aiw1/System/icf/inserter_in/${Job.Inserter.JobID}.icf
データベース名
InserterSystem.Control.TransferCommand

使用上の注意:

  • インサーターコントローラーで制御ファイルが使用されない場合は、このプロパティーを指定しないでください。
  • RICOH ProcessDirector には、インサーターコントローラーがアクセス可能なディレクトリーにジョブのインサーター制御ファイルを送信するためのスクリプトが用意されています。

    • Linux の場合、スクリプトには copy_file.sh、move_file.sh、ftp_file.sh、sftp_file.sh、scp_file.sh が含まれています。

    • Windows の場合、copy_file.pl と move_file.pl を使用します。

  • -d オプションは必須です。このオプションは、インサーター制御ファイルの宛先ディレクトリーおよびファイル名を指定します。
  • -p オプションは任意指定です。このオプションは、宛先ディレクトリーのインサーター制御ファイルに割り当てる許可を指定します。
  • PATH 環境変数で指定されたディレクトリーにないコマンドやスクリプトを指定する場合は、そのコマンドまたはスクリプトの絶対パス名を指定してください。
  • シンボルおよびスクリプトについては、RICOH ProcessDirector のインフォメーションセンターを参照してください。

1.985 形式 (2):

2 番目のインサーター制御ファイル内のレコードの形式を指定します。

値:

コンマ区切りファイル (DEL)
各レコードのフィールドはコンマで区切られています。
固定長レコード (FLR) (デフォルト)
各レコードのフィールドは固定長になっていて、各フィールドの間に区切り文字はありません。エンコードプロパティーを使用して、長さ制限を文字長(UTF-8)またはバイト長(ASCII)のどちらにするかを指定します。
Extensible Markup Language (XML)
ファイルの形式は XML です。
データベース名
InserterSystem.Control2.Format

1.986 ヘッダー (2)

2 番目のインサーター制御ファイルにヘッダーレコードが含まれているかどうかを示します。ヘッダーレコードは最初のレコードで、インサーター制御ファイル内の他のレコードとは形式が異なります。

値:

はい
2 番目のインサーター制御ファイルにヘッダーレコードが含まれています。
いいえ (デフォルト)
2 番目のインサーター制御ファイルにはヘッダーレコードが含まれていません。
データベース名
InserterSystem.Control2.Header.Indicator

使用上の注意:このプロパティーを はいに設定した場合、 ヘッダー規則ファイル(2)プロパティーに値が含まれていることを確認してください。

1.987 ヘッダー規則ファイル (2):

システムが 2 番目のインサーター制御ファイルのヘッダーレコードを作成するために使用する、規則ファイルのパスおよびファイル名を指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし
データベース名
InserterSystem.Control2.Header.Rules

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector では、数種のインサーター用のサンプルヘッダー規則ファイルが inserter ディレクトリー内に提供されています。

    • /aiw/aiw1/samples/control_files/inserter (Linux)

    • C:\aiw\aiw1\samples\control_files\inserter (Windows)

    ファイル名は、次の形式です。

    inserter.icf.xxx.header.dsc

    inserter および xxx は、インサーターの製造元ごとに異なります。

  • インサーター規則ファイルの構文については、RICOH ProcessDirector のインフォメーションセンターを参照してください。
  • ヘッダー (2)プロパティーの値が はいの場合、このプロパティーに値が含まれていることを確認します。

1.988 規則ファイル (2):

システムが各ジョブの 2 番目のインサーター制御ファイルを作成するために使用する規則ファイルのパスとファイル名を指定します。システムは、最初のインサーター制御ファイルを送った後で、2 番目のインサーター制御ファイルをインサーターコントローラーに送ります。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし
データベース名
InserterSystem.Control2.Rules

使用上の注意:

  • インサーターコントローラーで制御ファイルが使用されない場合は、このプロパティーを指定しないでください。
  • RICOH ProcessDirector では、数種のインサーター用のサンプル規則ファイルが inserter ディレクトリー内に提供されています。

    • /aiw/aiw1/samples/control_files/inserter (Linux)

    • C:\aiw\aiw1\samples\control_files\inserter (Windows)

    ファイル名は、次の形式です。

    inserter.icf.xxx.dsc

    inserter および xxx は、インサーターの製造元ごとに異なります。

  • 2 番目のインサーター制御ファイルをインサーターコントローラーに送るには、WriteInserterControlFileおよび SendInserterControlFileステップテンプレートに基づくステップを含めます。
  • インサーターコントローラーがジョブごとにインサーター制御ファイルを 1 つしか使用しない場合、このプロパティーを指定しないでください。
  • インサーター規則ファイルの構文については、RICOH ProcessDirector のインフォメーションセンターを参照してください。

1.989 送信コマンド (2)

システムがインサーターコントローラーに 2 番目インサーター制御ファイルを送るために使用する、コマンドまたはスクリプトを指定します。コマンドには、コマンドでジョブプロパティーの値を渡すためのシンボルを含めることができます。例えば、${Job.Inserter.JobID} シンボルを使用して、 インサータージョブ名プロパティーの値を指定できます。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
InserterSystem.Control2.TransferCommand

使用上の注意:

  • インサーターコントローラーで制御ファイルが使用されない場合は、このプロパティーを指定しないでください。
  • RICOH ProcessDirector には、インサーターコントローラーがアクセス可能なディレクトリーにジョブのインサーター制御ファイルを送信するためのスクリプトが用意されています。

    • Linux の場合、スクリプトには copy_file.sh、move_file.sh、ftp_file.sh、sftp_file.sh、scp_file.sh が含まれています。

    • Windows の場合、copy_file.pl と move_file.pl を使用します。

  • -d オプションは必須です。このオプションは、インサーター制御ファイルの宛先ディレクトリーおよびファイル名を指定します。
  • -p オプションは任意指定です。このオプションは、宛先ディレクトリーのインサーター制御ファイルに割り当てる許可を指定します。
  • PATH 環境変数に指定されたディレクトリーにないコマンドやスクリプトを指定する場合は、そのコマンドやスクリプトの絶対パス名を指定します。
  • インサーターコントローラーがジョブごとにインサーター制御ファイルを 1 つしか使用しない場合、このプロパティーを指定しないでください。
  • シンボルおよびスクリプトについては、RICOH ProcessDirector のインフォメーションセンターを参照してください。

1.990 挿入: ビントリガー

この文書の挿入データを供給するインサータービンを指定します。例えば、YYYYYNNNNN または 1111100000 は、ビン 1 ~ 5 では挿入データが供給されるが、ビン 6 ~ 10 では供給されないことを意味します。
データベース名
Doc.Insert.BinTriggers

使用上の注意:

  • AFP ジョブの場合、Document Property Designer を使用してこのプロパティーを文書内の索引付けされたデータにリンクします。プロパティーの値は、索引付けされたデータと同じです。それ以外の場合は、この値が空白になります。

  • PDF ジョブの場合、RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat文書プロパティーの定義機能を使用して、文書内のデータをこのプロパティーにマップします。それ以外の場合は、この値が空白になります。

  • WriteInserterControlFileステップテンプレートに基づくステップがワークフロー内にある場合、RICOH ProcessDirector は、このプロパティーの値を使用して、挿入データを含むビンをインサーターに指示できます。
  • インサーター制御ファイルの規則ファイルは、このプロパティーの値の解釈方法を RICOH ProcessDirector に指示します。

1.991 インサーターコントローラー名

インサーターコントローラーオブジェクトの名前を指定します。インサーターコントローラーオブジェクトは、インストール済み環境にあるインサーターコントローラーを表します。インサーターコントローラーは、別のサーバーで実行しているソフトウェアであり、1 台以上のインサーターデバイスを管理できます。インサーターコントローラーオブジェクトの名前は、インサーターの製造元の名前などにできます。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大文字小文字を区別し、ブランクとピリオドを含むことができますが、次の文字を含めません:! # $ % & ( ) * + , / : ? @ [ ] ^ { }
データベース名
InserterSystem.ID

1.992 使用可能状況

システムがこのインサーターコントローラーと通信できるかを示します。使用不可および 使用可能アクションを使用して、このプロパティーの値を変更できます。

値:

はい
RICOH ProcessDirector はこのインサーターコントローラーと通信できます。
いいえ
RICOH ProcessDirector は、このインサーターコントローラーと通信できません。RICOH ProcessDirector は、このインサーターコントローラーにインサーター制御ファイルを送信することも、このインサーターコントローラーから結果ファイルを受信することもありません。このインサーターコントローラーを使用するジョブはエラー状態になるか、許可ユーザーがインサーターを使用可能にするまで InsertJobs ステップテンプレートに基づくステップで待ち状態になります。
データベース名
InserterSystem.Enabled

1.993 インサーターコントローラーの説明

インサーターコントローラーを説明します。例えば、このインサーターコントローラーが管理するインサーターデバイスの名前を指定できます。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
データベース名
InserterSystem.Description

1.994 完了方法

インサーターコントローラーでジョブの挿入が完了したと判断するときにシステムが使用する方法を指定します。

値:

自動 (デフォルト)
ジョブが挿入されたことを示すインサーターコントローラーからの結果ファイルを RICOH ProcessDirector で受け取ったとき、ジョブは自動的に次のステップ (通常は、 Reconcileステップテンプレートを基にしたステップ) に移動します。インサーターコントローラーでジョブごとに挿入が完了した後で結果ファイルを作成する場合は、この方法を使用してください。 受信コマンドプロパティーには、RICOH ProcessDirector が結果ファイルを受信するために使用できるスクリプトまたはコマンドが含まれる必要があります。
手動
RICOH ProcessDirector は、許可ユーザーがジョブに対して 挿入の完了アクションを選択するまで待ちます。その後で、RICOH ProcessDirector は、ジョブを次のステップ (通常は Reconcile ステップテンプレートに基づくステップ) に移動します。このメソッドは、インサーターコントローラーがジョブごとに個別の結果ファイルを作成しない場合、またはインサーターコントローラーがジョブの挿入完了前にジョブごとに結果ファイルを作成する場合に使用します。
データベース名
InserterSystem.InsertCompletionMethod

1.995 再印刷方法

システムが文書を挿入後にどのように再印刷するのかを指定します。

値:

閉じたループ
RICOH ProcessDirector は、変更なしに文書を再印刷します。ジョブが[印刷]フェーズに移動します。
開いたループ (デフォルト)
RICOH ProcessDirector は、文書を再処理して子ジョブで再印刷します。子ジョブは、元のジョブと同じジョブ番号に数値の接尾部が付いたもの(例えば、10000023.1)になります。元のジョブは[完了」フェーズに移動できますが、子ジョブは現行ワークフローの最初のステップに移動します(現行ワークフローには、 CreateInserterReprintsステップテンプレートに基づくステップが含まれています)。
データベース名
InserterSystem.ReprintMethod

1.996 デフォルトの挿入状況

インサーターコントローラーから文書の状況が報告されない場合や、インサーターコントローラーから結果ファイルが返されない場合に、システムが文書に設定する挿入状況を指定します。デフォルトの挿入状況は、自動調整中にシステムで実行されるアクションと、手動調整のアクションプロパティーに設定される初期アクションを決定します。

値:

要介入
文書にオペレーターの介入が必要です。要介入文書の再印刷はいの場合は、自動調整中に文書が再印刷されます。 要介入文書の再印刷いいえの場合は、手動調整中にオペレーターが文書のアクションを選択する必要があります。
損傷
文書が挿入の際に損傷しました。文書は自動調整中に再印刷されます。手動調整中にアクション再印刷に設定されます。
OK
文書は正常に挿入されました。文書は自動調整中に再印刷されません。手動調整中にアクションOKに設定されます。
設定なし (デフォルト)
状況が設定されていません。オペレーターは、文書のアクションを選択するためにジョブを手動で調整する必要があります。
プル済み
文書は挿入時にプルされました。文書は、自動調整中に再印刷されず、Pulled とマークされます。手動調整中に アクションプルに設定されます。
データベース名
InserterSystem.Default.Status

使用上の注意:

  • 正常に挿入された文書についてインサーターコントローラーから結果ファイルに状況が報告されない場合は、このプロパティーをOKに設定します。
  • インサーターコントローラーから RICOH ProcessDirector に結果ファイルが返されなかった場合は、 OKを選択して、オペレーターが簡単に手動調整ができるようにします。手動調整中は、オペレーターは挿入中に損傷した文書に対してのみアクションを選択する必要があります。

1.997 場所

インサーターコントローラーの位置を指定します。
データベース名
InserterSystem.Location

1.998 構文解析規則ファイル

システムがインサーター結果ファイル内のレコードを解析 (分析) するために使用する、規則ファイルのパスとファイル名を指定します。ほとんどのインサーターコントローラーが、ジョブの挿入完了後に結果ファイルを作成します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし
データベース名
InserterSystem.Completion.Rules

使用上の注意:

  • このプロパティーは必須です。
  • RICOH ProcessDirector では、数種のインサーター用のサンプル規則ファイルが inserter ディレクトリー内に提供されています。

    • /aiw/aiw1/samples/control_files/inserter (Linux)

    • C:\aiw\aiw1\samples\control_files\inserter (Windows)

    ファイル名は、次の形式です。

    inserter.icf_results.xxx.dsc

    inserter および xxx は、インサーターの製造元ごとに異なります。

  • 送信コマンドまたは ポーリングコマンドプロパティーを指定する場合は、このプロパティーに値が含まれている必要があります。
  • インサーター規則ファイルの構文については、RICOH ProcessDirector のインフォメーションセンターを参照してください。

1.999 受信コマンド

システムがインサーターコントローラーからジョブのインサーター結果ファイルを受け取るために使用する、コマンドまたはスクリプトを指定します。コマンドには、コマンドでジョブプロパティーの値を渡すためのシンボルを含めることができます。例えば、${Job.Inserter.JobID} シンボルを使用して、 インサータージョブ名プロパティーの値を指定できます。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
デフォルト
copy_file.sh -s /aiw/aiw1/System/icf/inserter_out/${Job.Inserter.JobID}.icf
データベース名
InserterSystem.Completion.TransferCommand

使用上の注意:

  • インサーターコントローラーが結果ファイルを返さない場合は、このプロパティーを指定しないでください。
  • 受信コマンドプロパティーを指定する場合、 ポーリングコマンドプロパティーは指定しないでください。
  • RICOH ProcessDirector には、インサーター結果ファイルの受信に使用できるスクリプトが用意されています。

    • Linux の場合、スクリプトには copy_file.sh、ftp_file.sh、sftp_file.sh、scp_file.sh が含まれています。

    • Windows の場合、copy_file.pl と move_file.pl を使用します。

  • -s オプションは必須です。このオプションは、各ジョブのインサーター結果ファイルのソースディレクトリーおよびファイル名を指定します。
  • PATH 環境変数で指定されたディレクトリーにないコマンドやスクリプトを指定する場合は、そのコマンドまたはスクリプトの絶対パス名を指定してください。
  • スクリプトおよびシンボルについては、RICOH ProcessDirector のインフォメーションセンターを参照してください。

1.1000 書式

インサーター結果ファイル内のレコードの形式を指定します。

値:

コンマ区切りファイル (DEL)
各レコードのフィールドはコンマで区切られています。
固定長レコード (FLR) (デフォルト)
各レコードのフィールドは固定長になっていて、各フィールドの間に区切り文字はありません。
Extensible Markup Language (XML)
ファイルの形式は XML です。
データベース名
InserterSystem.Completion.Format

1.1001 文書プロパティー規則ファイル

システムがインサーター結果ファイルの情報から文書プロパティー値を設定するために使用する、規則ファイルのパスとファイル名を指定します。この規則ファイルは、結果ファイルの挿入状況コードの解釈方法をシステムに指示します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし
データベース名
InserterSystem.Completion.ProcessDocRules

使用上の注意:

  • このプロパティーは必須です。
  • RICOH ProcessDirector では、数種のインサーター用のサンプル規則ファイルが inserter ディレクトリー内に提供されています。

    • /aiw/aiw1/samples/control_files/inserter (Linux)

    • C:\aiw\aiw1\samples\control_files\inserter (Windows)

    ファイル名は、次の形式です。

    inserter.icf_results.xxx.process.doc.dsc

    inserter および xxx は、インサーターの製造元ごとに異なります。

  • 送信コマンドまたは ポーリングコマンドプロパティーを指定する場合は、このプロパティーに値が含まれている必要があります。
  • インサーター規則ファイルの構文については、RICOH ProcessDirector のインフォメーションセンターを参照してください。

1.1002 ジョブプロパティー規則ファイル

システムがインサーター結果ファイルの情報からジョブプロパティー値を設定するために使用する、規則ファイルのパスとファイル名を指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし
データベース名
InserterSystem.Completion.ProcessJobRules

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector では、数種のインサーター用のサンプル規則ファイルが inserter ディレクトリー内に提供されています。

    • /aiw/aiw1/samples/control_files/inserter (Linux)

    • C:\aiw\aiw1\samples\control_files\inserter (Windows)

    ファイル名は、次の形式です。

    inserter.icf_results.xxx.process.job.dsc

    inserter および xxx は、インサーターの製造元ごとに異なります。

  • ポーリングコマンドプロパティーを指定する場合は、このプロパティー値に値を指定しないでください。ただし、 送信コマンドプロパティーを指定する場合は、このプロパティーに値が含まれている必要があります。
  • ジョブプロパティーの値を設定する必要がない場合は、空のファイルを指定できます。
  • インサーター規則ファイルの構文については、RICOH ProcessDirector のインフォメーションセンターを参照してください。

1.1003 ポーリング間隔

インサーターコントローラーから結果ファイルが送られたかどうかをシステムが検査する頻度を指定します。この値の時間単位はミリ秒、秒、または分です。時間の単位を選択するには、プロパティ名の右側にあるトグルコントロールを使用します。0は、システムが結果ファイルを確認しないことを意味します。
デフォルト
30 秒
データベース名
InserterSystem.Polling.Interval

使用上の注意:

  • 完了方法手動の場合、RICOH ProcessDirector はポーリングを行わないので、このプロパティーは無視されます。
  • 0 を指定するのは、 完了方法手動の場合のみにしてください。

1.1004 ポーリングコマンド

1 つのジョブに固有ではないインサーター結果ファイルを受信するためにシステムが使用する、コマンドやスクリプトを指定します。例えば、Gunther インサーターコントローラーは、複数のジョブの結果を含むことができる結果ファイルを作成します。このコマンドでは、*などのワイルドカード文字を使用できます。ただし、コメントに記号を使用することはできません。

例えば、このコマンドは /aiw/aiw1/System/icf/Gun_out ディレクトリー (Linux) または C:\aiw\aiw1\System\icf\Gun_out ディレクトリー (Windows) 内のすべてのファイルをRICOH ProcessDirector ステージングディレクトリーにコピーします。

  • Linux の場合:copy_file.sh -s "/aiw/aiw1/System/icf/Gun_out/*"

  • Windowsの場合:copy_file.pl -s "C:\aiw\aiw1\System\icf\Gun_out\*"

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
InserterSystem.Polling.TransferCommand

使用上の注意:

  • インサーターコントローラーが結果ファイルを返さない場合は、このプロパティーを指定しないでください。
  • ポーリングコマンドプロパティーを指定する場合は、 受信コマンドプロパティーは指定しないでください。
  • RICOH ProcessDirector には、インサーターコントローラーのディレクトリーから内部の RICOH ProcessDirector ディレクトリーにインサーター結果ファイルを転送するためのスクリプトが用意されています。

    • Linux の場合、スクリプトには copy_file.sh、ftp_file.sh、sftp_file.sh、scp_file.sh が含まれています。

    • Windows の場合、copy_file.pl と move_file.pl を使用します。

  • -s オプションは必須です。このオプションは、インサーター結果ファイルのソースディレクトリーおよびファイル名を指定します。ソースディレクトリーにあるすべてのファイルを指定するには、 * を使用します。
  • PATH 環境変数で指定されたディレクトリーにないコマンドやスクリプトを指定する場合は、そのコマンドまたはスクリプトの絶対パス名を指定してください。
  • スクリプトについては、RICOH ProcessDirector のインフォメーションセンターを参照してください。

1.1005 削除間隔 (日数)

正常に完了した後にインサーター結果ファイルおよびログファイルが削除されるまでの日数。このプロパティーに値がない場合、ファイルは削除されず保持されます。
データベース名
InserterSystem.Delete.Interval

使用上の注意:

  • 削除される結果ファイルとログファイルのポーリングコマンドプロパティーの値を指定する必要があります。
  • 正常に処理されたファイルが削除される前にポーリングコマンドの-sフラグで指定されたソースディレクトリー内のファイルが削除されていない場合は、完了したファイルが再度処理されます。

1.1006 アクティブジョブ

このインストーラーコントローラーに関連付けられているジョブのうち、挿入の準備ができているジョブ、挿入中のジョブ、調整を待っているジョブ、または調整中のジョブの数を表示します。これらのジョブは、InsertJobs または Reconcile ステップテンプレートに基づくステップにあります。
データベース名
InserterSystem.ActiveJobCount

1.1007 インサーターコントローラー状態

RICOH ProcessDirectorとインサーターコントローラーの接続状態を指定します。このプロパティーの値は変更できません。

値:

OK(デフォルト)
RICOH ProcessDirectorとインサーターコントローラー間の通信に問題はありません。
要注意
RICOH ProcessDirectorとインサーターコントローラー間の通信が確立できません。

データベース名
InserterSystem.State

1.1008 結果ハンドラーコマンド

システムが着信する結果ファイルからインサータージョブ名を判断するために使用する、コマンドまたはスクリプトを指定します。システムは、インサーターコントローラーから取得する各結果ファイルに対して指定されたコマンドを呼び出します。システムは、指定されたコマンドに対する唯一のパラメーターとして結果ファイルの完全なパスを提供します。

RICOH ProcessDirector には、サンプルコマンドが用意されています。

  • /aiw/aiw1/bin/getInsertJobId (Linux)

  • C:\aiw\aiw1\bin\getInsertJobId (Windows)

コマンドは、提供された結果ファイルを調べ、インサータージョブ名の値 (Job.Inserter.JobID) を stdout に出力する必要があります。ほとんどの場合、この値は、インサーターの結果を待機しているジョブの RICOH ProcessDirector ジョブ番号です。コマンドは、他の出力を書き込まないようにする必要があります。

コマンドがインサータージョブ名の値を出力した場合、RICOH ProcessDirector は対応する待機中の RICOH ProcessDirector ジョブを見つけて、インサーター制御ファイルをそのジョブのスプールに直接コピーします。

コマンドがインサータージョブ名の値を出力しない場合、結果ファイルがジョブに関連付けられないため、インサーターコントローラーオブジェクトはエラーメッセージを発行します。RICOH ProcessDirectorは、コマンドがstderrを書き込んだメッセージを受け取り、インサーターコントローラーオブジェクトのメッセージログに記録します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
データベース名
InserterSystem.Results.HandlerCommand

1.1009 結果ディレクトリー

システムが結果ファイルを検索するディレクトリー。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
制限:
複数のディレクトリー名はコロン (:) で区切ってください。
データベース名
InserterSystem.Results.Directories

1.1010 結果ファイルパターン

結果ハンドラーコマンドが実行されたときに探すファイルパターン。値が指定されていない場合は、*が使用されます。有効なパターンには、 * および ? が含まれます。アスタリスク (*) は、ゼロ個以上の文字と一致します。疑問符 (?) は、単一の文字として一致します。

形式:

長さ
最大100文字 (バイト)
制限:
データベース名
InserterSystem.Results.FilePattern

1.1011 最終変更日時

インサーターコントローラーが最後に変更された日時です。インサーターコントローラーが変更されるたびに RICOH ProcessDirector はこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
InserterSystem.LastModified

1.1012 インサーターコントローラー

システムがジョブに割り当てるインサーターコントローラーオブジェクトの名前を指定します。インサーターコントローラーオブジェクトは、1 つ以上のインサーターを管理するインサーターコントローラーを表します。

値:

システム内のすべてのインサーターコントローラーオブジェクトのリストです。

デフォルト
設定なし

データベース名
Job.InserterSystem.ID

使用上の注意:システム内のジョブに割り当てられたインサーターコントローラーを変更した場合、 WriteInserterControlFileステップテンプレート(ワークフロー内にある場合)または InsertJobsステップテンプレートに基づいたステップを再実行するために、 再処理アクションを使用します。

1.1013 インサーター名

ジョブをロードするインサーターの名前、またはジョブを実際に処理したインサーターの名前を指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを設定して、ジョブを手動でロードするインサーターをインサーターオペレーターに指定できます。ジョブの挿入完了後は、ジョブを実際に処理したインサーターの名前がこのプロパティーに含まれている可能性があります。1 つ以上のインサーターがジョブを処理した場合、このプロパティーには最初のインサーターの名前が含まれています。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
設定なし
データベース名
Job.Inserter.ID

使用上の注意:インサーターコントローラーのジョブプロパティー規則ファイルは、ジョブのインサーター結果ファイルの情報からこのプロパティーを設定できます。

1.1014 インサータージョブ名

インサーターコントローラーがジョブの識別に使用するジョブ名を指定します。数式およびシンボルを指定できます。例えば、${Job.ID} シンボルを指定して、 ジョブ番号プロパティーの値を使用できます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
${Job.ID}
データベース名
Job.Inserter.JobID

使用上の注意:

  • インサータージョブ名は、システム内のすべてのアクティブジョブで固有である必要があります。
  • RICOH ProcessDirector がインサーターコントローラーに送信するインサーター制御ファイルの名前に、このプロパティーの値を使用できます。
  • シンボルおよび数式については、RICOH ProcessDirector のインフォメーションセンターを参照してください。

1.1015 自動調整

挿入中またはReadBarcodeDataステップ中にシステムが、再印刷のマークが付けられた文書を自動で(オペレーターの介入なしに)調整して再印刷するかどうかを示します。

インサーター機能やAutomated Verification機能をお持ちでない場合は、このプロパティーを いいえに設定してください。

値:

いいえ (デフォルト)
システムはジョブを自動調整しません。ジョブを調整して、再印刷する文書を選択するには、ジョブに対して調整アクションを選択します。
はい
システムはジョブを自動調整し、文書を再印刷します。再印刷される文書の割合が再印刷する最大文書数プロパティーの値を超えている場合、ジョブがエラー状態になります。インサーターの場合、介入が必要な文書があるとジョブがエラー状態になります。
データベース名
Job.Insert.AutomaticReconcile

使用上の注意:

  • インサーターの場合、インサーターのインターフェースを使用してジョブを調整するときは、自動調整プロパティーを はいに設定できます。RICOH ProcessDirectorユーザーインターフェースのジョブの調整ページを使用してジョブを調整するには、 自動調整プロパティーを いいえに設定します。

1.1016 要介入文書の再印刷

自動調整中に、システムが要介入の挿入状況にある文書を再印刷するかどうかを示します。

値:

いいえ (デフォルト)
RICOH ProcessDirector は、 要介入の挿入状況にある文書を再印刷しません。代わりにジョブをエラー状態にします。
はい
RICOH ProcessDirector は、 要介入の挿入状況にある文書を自動的に再印刷します。
データベース名
Job.Insert.ReconcileAttentionAsDamaged

使用上の注意: 自動調整いいえ の場合、このプロパティーは無視されます。

1.1017 再印刷する最大文書数 (%)

自動調整中に再印刷をスケジュールできる、1つのジョブ内の文書の最大パーセンテージを指定します。パーセンテージが最大値を超えると、ジョブが調整待ち状態になり、手動調整が必要になります。

例えば、25を指定するとします。その場合、バーコードリーダーまたはインサーターコントローラーから25%を超える文書を再印刷する必要があると報告されると、そのジョブが 調整待ち状況になります。

形式:

データタイプ
0から100までの整数

値が 0 の場合に、再印刷する必要のある文書があると、ジョブは 調整待ち状態になります。値が 100 の場合、またはこのフィールドが空白のままの場合は、すべての文書が再印刷の必要がある場合でも、このジョブは 調整待ち状況になりません。代わりに、システムがジョブ全体を再印刷します。

データベース名
Job.Insert.AutoReconcileThreshhold

使用上の注意:

  • インサーターでは、要介入文書の再印刷はいの場合に、[要介入]状況にある文書は、再印刷が必要な文書のパーセンテージを計算する場合にカウントされます。
  • 自動調整いいえの場合は、このプロパティーは無視されます。

1.1018 ロードプラン

システムがジョブに割り当てるロードプランの名前を指定します。ロードプランは、ジョブの各ビンでロードする素材を説明します。ただし、システムがインサーターのスケジュール作業のため、またはロードプランで指定されたメディアをロードするためのプロンプトをオペレーターに表示するために、ロードプランを使用することはありません。
データベース名
Job.Insert.LoadPlan.ID

1.1019 ロードプランコメント

インサータービンの数、それに続いてコンマ、およびインサーターの各ビンにセットされた素材のコンマ区切りリストです。たとえば、これは10個のビンを持つインサーターのロードプランで、ビン4、6、7、9が空になっています。10,Material1,Material2,Material3,,Material5,,,Material8,,Material10.
データベース名
Job.LoadPlan.Comment

使用上の注意:システム内のジョブのロードプランを変更し、インサーター制御ファイルの規則ファイルがロードプランの情報を使用している場合、 WriteInserterControlFileステップテンプレートに基づいてステップを再実行するために 再処理アクションを使用します。

1.1020 調整ユーザー

ジョブを調整しているユーザーのユーザー名を表示します。同じユーザーがこのジョブに調整アクションを使用して、調整を完了できます。調整を完了するのが新規のユーザーで、調整中に前のユーザーが行った変更が保持されるようにする場合は、このプロパティーに新規ユーザーのユーザー名を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別
データベース名
Job.Insert.ReconcileUser.ID

1.1021 再印刷ジョブ ID

再印刷ジョブの場合、このプロパティーは、ジョブを作成した親ジョブ ID を表示します。プロパティーに値が設定されている場合は、ジョブが再印刷ジョブであることを示します。
データベース名
Job.Insert.ReprintJobID

1.1022 要求された再印刷プリンター

挿入、ReadBarcodeDataステップ、または手動調整中に、再印刷のマークが付けられた文書を再印刷するプリンター名を指定します。 Reconcileステップテンプレートに基づくステップでプリンター名を指定します。

値:

システム内のすべてのプリンターのリストです。このリストには、次の値も含まれています。

任意のプリンター
スケジューリングプロパティーの値が一致する最初の使用可能なプリンターが使用されます。
設定なし
このプロパティーを別の値に設定するまで、システムはどの文書も再印刷できません。
要求されたプリンターと同じ
ジョブの要求されたプリンタープロパティーで指定された値が使用されます。

データベース名
Job.Insert.ReprintPrinter

使用上の注意:

  • このプリンターは、オリジナルのジョブを印刷したプリンターと同じデータフォーマットを受け入れる必要があります。文書を再印刷する前に文書を別のデータフォーマットに変換することはできません。
  • このプロパティーのプリンターは、文書を再印刷するプリンターではない場合があります。例:
    • オペレーターが、ジョブを手動調整した後で、別のプリンターを要求するとします。
    • 要求されたプリンターで問題が発生したため、オペレーターはジョブをさらに別のプリンターに移動します。

    ジョブを印刷するプリンターを識別するのは、割り当てられたプリンタープロパティーです。

  • ここで、要求されたプリンターと同じを選択し、かつオリジナルジョブが 任意のプリンターを要求している場合、再印刷する文書を含むジョブは、ジョブサイズが異なることから別のプリンターで印刷できます。例えば、大きいジョブを印刷するように構成されたプリンターでオリジナルジョブが印刷されるとします。すると、再印刷する文書を含むジョブは、小さいジョブを印刷するように構成されたプリンターで印刷されます。

1.1023 再印刷ワークフロー

再印刷用に作成された子ジョブの指定されたワークフロー。値が設定なしの場合は、親ワークフローが使用されます。
データベース名
Job.Insert.ReprintJobType

1.1024 挿入反復

印刷ジョブについて挿入または処理の反復を表示します。

インサーター機能があり、閉じたループ処理を使用している場合、InsertJobsステップがジョブを実行した回数が 挿入反復になります。

インサーター機能があり、開いたループ処理を使用している場合、ジョブ内の文書の最も大きい挿入カウント挿入反復になります。 挿入カウントは、システムによって文書が処理された回数です。例えば、1つのジョブに100個の文書が含まれているとします。印刷された文書は封筒に挿入されます。挿入処理の最中、10個の文書が損傷したとします。この10個の文書は再印刷され、再度封筒に挿入されます。この挿入の最中、10個の文書のうち1個の文書が損傷したとします。その文書は二度目の再印刷が行われ、問題なく封筒に挿入されました。最後の1個の文書は3回処理されたことになるので、その文書の 挿入カウント3になり、ジョブの 挿入反復3になります。

インサーター機能がない場合、ジョブ内の文書の最も大きい挿入カウント挿入反復になります。 挿入カウントは、システムによって文書が処理された回数です。たとえば、1つのジョブには50枚の文書が含まれています。ここで、文書の1つが再印刷されました。その文書は2回印刷されたことになるので、 挿入カウント2になり、ジョブの 挿入反復2になります。

データベース名
Job.Insert.Iteration
使用上の注意:
  • インサーター機能がある場合、挿入反復が設定されていないと、 SetInsertPropertiesステップによってその値が 1に設定されます。
  • インサーター機能がない場合、挿入反復が設定されていないと、 SetPropertiesForReconcileステップによってその値が 1に設定されます。

1.1025 調整更新プロパティー 1

手動調整プロセス中に更新するプロパティーを指定します。

このドロップダウンリストでプロパティーを選択した場合、手動調整中にユーザーインターフェースの[ジョブの調整]ページでOKをクリックすると、追加のウインドウが表示されます。そのページでは、プロパティーの値を入力できます。

例えば、あるインサーターは、挿入中に損傷を受けた郵便物に対して自動的に送料値 0 を割り当てますが、郵便物を再印刷するときに、ジョブのインボイス情報に戻って送料を追加する必要があります。そのためには、ここでジョブの送料のプロパティーを選択し、調整を終了する前に修正値を入力します。

データベース名
Job.Reconcile.UpdateProp1

1.1026 調整更新プロパティー2

手動調整プロセス中に更新するプロパティーを指定します。

このドロップダウンリストでプロパティーを選択した場合、手動調整中にユーザーインターフェースの[ジョブの調整]ページでOKをクリックすると、追加のウインドウが表示されます。そのページでは、プロパティーの値を入力できます。

例えば、あるインサーターは、挿入中に損傷を受けた郵便物に対して自動的に送料値 0 を割り当てますが、郵便物を再印刷するときに、ジョブのインボイス情報に戻って送料を追加する必要があります。そのためには、ここでジョブの送料のプロパティーを選択し、調整を終了する前に修正値を入力します。

データベース名
Job.Reconcile.UpdateProp2

1.1027 調整更新プロパティー3

手動調整プロセス中に更新するプロパティーを指定します。

このドロップダウンリストでプロパティーを選択した場合、手動調整中にユーザーインターフェースの[ジョブの調整]ページでOKをクリックすると、追加のウインドウが表示されます。そのページでは、プロパティーの値を入力できます。

例えば、あるインサーターは、挿入中に損傷を受けた郵便物に対して自動的に送料値 0 を割り当てますが、郵便物を再印刷するときに、ジョブのインボイス情報に戻って送料を追加する必要があります。そのためには、ここでジョブの送料のプロパティーを選択し、調整を終了する前に修正値を入力します。

データベース名
Job.Reconcile.UpdateProp3

1.1028 調整更新プロパティー4

手動調整プロセス中に更新するプロパティーを指定します。

このドロップダウンリストでプロパティーを選択した場合、手動調整中にユーザーインターフェースの[ジョブの調整]ページでOKをクリックすると、追加のウインドウが表示されます。そのページでは、プロパティーの値を入力できます。

例えば、あるインサーターは、挿入中に損傷を受けた郵便物に対して自動的に送料値 0 を割り当てますが、郵便物を再印刷するときに、ジョブのインボイス情報に戻って送料を追加する必要があります。そのためには、ここでジョブの送料のプロパティーを選択し、調整を終了する前に修正値を入力します。

データベース名
Job.Reconcile.UpdateProp4

1.1029 調整更新プロパティー5

手動調整プロセス中に更新するプロパティーを指定します。

このドロップダウンリストでプロパティーを選択した場合、手動調整中にユーザーインターフェースの[ジョブの調整]ページでOKをクリックすると、追加のウインドウが表示されます。そのページでは、プロパティーの値を入力できます。

例えば、あるインサーターは、挿入中に損傷を受けた郵便物に対して自動的に送料値 0 を割り当てますが、郵便物を再印刷するときに、ジョブのインボイス情報に戻って送料を追加する必要があります。そのためには、ここでジョブの送料のプロパティーを選択し、調整を終了する前に修正値を入力します。

データベース名
Job.Reconcile.UpdateProp5

1.1030 調整更新プロパティー6

手動調整プロセス中に更新するプロパティーを指定します。

このドロップダウンリストでプロパティーを選択した場合、手動調整中にユーザーインターフェースの[ジョブの調整]ページでOKをクリックすると、追加のウインドウが表示されます。そのページでは、プロパティーの値を入力できます。

例えば、あるインサーターは、挿入中に損傷を受けた郵便物に対して自動的に送料値 0 を割り当てますが、郵便物を再印刷するときに、ジョブのインボイス情報に戻って送料を追加する必要があります。そのためには、ここでジョブの送料のプロパティーを選択し、調整を終了する前に修正値を入力します。

データベース名
Job.Reconcile.UpdateProp6

1.1031 スケジュール設定者

ジョブをスケジュールした最後のユーザーのユーザー名が表示されます。

データベース名
Job.ScheduleUserId

1.1032 挿入: 状況

この文書の状態を示します。この値は、インサーターコントローラーが文書について報告する状況コードに基づいています。インサーターコントローラーから文書の状況コードが報告されない場合、この値は設定されないか、管理者が指定したデフォルトの状況の値になります。バーコードリーダーの場合は、この値は管理者が指定したデフォルトの状況の値になります。

値:

要介入
文書にオペレーターの介入が必要です。
損傷 (インサーターの場合のみ)
文書が挿入の際に損傷しました。
設定なし (デフォルト)
バーコードリーダーまたはインサーターコントローラーからジョブの結果ファイルが提供されなかったか、文書の状況が提供されなかった、またはバーコードリーダーまたはインサーターコントローラーから提供された状況コードをシステムで解釈できませんでした。
OK
文書のバーコードが正常に読み込まれたか、文書が正常に挿入されました。
プル済み
調整アクション中またはインサーターの処理中に文書がプルされました。
データベース名
Doc.Insert.Status

使用上の注意:結果ファイルの文書プロパティー規則ファイルは、インサーターコントローラーからのステータスコードをどのように解釈するかをシステムに伝えます。 状況コードには、インサーターコントローラーからの状況コードが含まれます。

1.1033 アクション

調整の後で文書が処理されるときに行われるアクションを表示します。調整中にオペレーターが新しいアクションを要求すると、このアクションでこのプロパティーの初期アクションが上書きされます(要求されたアクションプロパティーを参照)。システムは、文書の状態に応じて初期値を設定します。

値:

設定なし (または空白)
アクションは設定されていません。インサーターの場合、結果ファイルが返されなかったか、システムが文書の状況コードを解釈できなかったかのいずれかです。Automated Verificationの場合、空白の値は、文書上のバーコードがまだ読み取られていないことを意味します。インサーター機能やAutomated Verification機能をお持ちでない場合、すべての文書に対するアクションは空白の値になります。
OK
文書を再印刷しません。
プル
文書を再印刷せず、プル済み (ジョブから削除済み) としてマークします。文書の状況がプル済みになっている場合は、 プルがデフォルトのアクションになります。
再印刷
文書を再印刷します。インサーターの場合は、インサーターコントローラーの再印刷方法を使用します。文書の状況が 損傷または 要介入の場合は、 再印刷がデフォルトのアクションになります。
データベース名
Doc.Insert.Disposition

1.1034 挿入: 状況コード

インサーターコントローラーが結果ファイルでこの文書について報告した状態コードを示します。
データベース名
Doc.Inserter.StatusCode

1.1035 挿入: 拡張状況コード

インサーターコントローラーが結果ファイルでこの文書について報告した拡張状態コードを示します。
データベース名
Doc.Inserter.StatusCodeExtended

1.1036 挿入: オペレーター名

この文書の処理時にインサーターにログインしたオペレーターの名前またはユーザー ID を示します。この値はインサーターコントローラーによって結果ファイルに記入されています。
データベース名
Doc.Insert.OperatorID

1.1037 挿入日時

この文書が挿入された日時を示します。この値はインサーターコントローラーによって結果ファイルに記入されています。
データベース名
Doc.Insert.TimeStamp

1.1038 インサーター名

この文書を処理したインサーターの名前を示します。この値はインサーターコントローラーによって結果ファイルに記入されています。
データベース名
Doc.Insert.InserterID

1.1039 挿入: ビン結果

この文書の挿入データを供給したインサータービンを示します。ビン位置の Y または 1 は、そのビンが挿入データを供給したことを意味している可能性があります。 N または 0 は、そのビンが挿入データを供給しなかったことを意味している可能性があります。例えば、 YYYYYNNNNN または 1111100000 は、ビン 1 ~ 5 では挿入データが供給されたが、ビン 6 ~ 10 では供給されていないことを意味します。この値はインサーターコントローラーによって結果ファイルに記入されています。
データベース名
Doc.Insert.BinResults

1.1040 要求されたアクション

オペレーターが調整時に要求したアクションを表示します。このアクションで、アクションプロパティーのアクションが上書きされます。

値:

設定なし (デフォルト)
要求したアクションはありません。
OK
文書を再印刷しません。
プル
文書を再印刷せず、プル済み (ジョブから削除済み) としてマークします。
再印刷
文書を再印刷します。インサーターの場合は、インサーターコントローラーの再印刷方法を使用します。
データベース名
Doc.Insert.PendingDisposition

1.1041 挿入: メール宛先

この文書のメール転送先の人物の名前を示します
データベース名
Doc.Insert.RecipientName

使用上の注意:

  • このプロパティーに AFP ファイル内の文書の値がない場合、このプロパティーは各文書の索引タグにリンクされていません。Document Property Designer を使用して、索引タグにプロパティーをリンクしてください。

  • このプロパティーに PDF ファイル内の文書の値がない場合、文書内のデータはプロパティーにマップされていません。データをマップするには、RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat文書プロパティーの定義機能を使用します。

1.1042 挿入: 迂回インジケーター

この文書の挿入後の迂回先インサーター出力ビンの番号を指定します。オペレーターは、文書を特別な出力ビンに方向転換することにより、その文書を手動で品質検査したり、特別な方法で処理したりできます。
データベース名
Doc.Insert.DivertBin

使用上の注意:

  • インサーター制御ファイル用の規則ファイルでこのプロパティーを使用すれば、文書を方向転換するかどうかを制御できます。
  • Document Property Designer を使用して文書内の索引付きデータにプロパティーをリンクした場合は、このプロパティーの値が索引付きデータと同じになることがあります。
  • WriteInserterControlFile ステップテンプレートに基づくステップがワークフロー内にある場合、インサーター制御ファイルの規則ファイルで、このプロパティーを使用して、挿入後にこの文書を迂回するようにインサーターに指示できます。

1.1043 挿入シーケンス

ジョブ内の文書の位置を示します。例えば、ジョブ内の最初の文書では 1、2 番目の文書では 2 が表示され、以下同様に続きます。
データベース名
Doc.Insert.Sequence

使用上の注意:

  • SetInsertPropertiesまたは SetPropertiesForReconcileステップテンプレートに基づくステップがワークフローにある場合は、このプロパティーに値が含まれます。

1.1044 挿入: オリジナルバーコードデータ

挿入を制御するバーコードのデータを表示します。
データベース名
Doc.Insert.OriginalBarCode

使用上の注意:

  • AFP ジョブの場合、Document Property Designer を使用してこのプロパティーを文書内の索引付けされたデータにリンクします。プロパティーの値は、索引付けされたデータと同じです。それ以外の場合は、この値が空白になります。

  • PDF ジョブの場合、RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat文書プロパティーの定義機能を使用して、文書内のデータをこのプロパティーにマップします。それ以外の場合は、この値が空白になります。

1.1045 挿入カウント

文書が処理された回数を表示します。このカウントは、調整 (自動調整または手動調整) 中に文書が再印刷にマークされるたびに増加します。例えば、文書が再印刷に 1 回マークされた場合は、このカウントが 2 になります。
データベース名
Doc.Insert.Iteration

使用上の注意:この文書を含むジョブを再印刷するために 再印刷または 再処理アクションを使用した場合、このカウントは引き上げられません。

1.1046 結合AFPファイル

CombineAFPWithFormステップテンプレートに基づくステップで作成される出力ファイルのフルパスと名前を指定します。
デフォルト
${getFileName(print,afp,write)}
データベース名
Job.AFPPreForm.OutputAFP
使用上の注意:
  • このファイルを作成するために、ステップは、RICOH ProcessDirectorメディア名に指定された電子フォームをジョブのAFPファイルのデータと組み合わせます。

    RICOH ProcessDirectorメディア名は、AFPメディアマップで定義されます。メディアマップでトレイ番号を指定する場合は、 トレイマッピングファイルプロパティーで設定したファイルを使用してトレイ番号をメディア名に置換します。

    このステップは、メディアPLE メディアジョブプロパティーに設定された値を無視します。

  • メディア名の一致では、大文字と小文字が区別されます。メディアマップで指定するメディア名がすべて大文字(LETTER BLUE など)の場合、RICOH ProcessDirector には LETTER BLUE という名前のメディアが必要です。 Letter Blueは一致しません。
  • ワークフロー内の他のステップで確実にこのAFPファイルを処理するには、デフォルト値を使用します。別の値を指定すると、RICOH ProcessDirectorはそのジョブではAFPファイルを処理しません。

  • デフォルト値を変更する場合は、指定したディレクトリーに出力ファイルを書き込む許可をシステムユーザーが持っていることを確認します。

  • このファイルの名前に、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。例えば、デフォルト値は、ジョブのスプールディレクトリーに格納されたAFP印刷ファイルの名前です。

    jobID.print.afp

    jobIDはジョブ番号を意味します。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • このステップは、インラインフォーム定義または外部のフォーム定義を使用するAFPジョブを処理できます。このステップは、インラインフォーム定義を使用する結合 AFP ファイルを作成します。AFP ジョブが外部書式定義を使用する場合、このステップは変更後の書式定義と新しいメディアマップを結合 AFP ファイルにインラインで埋め込みます。

1.1047 トレイマッピングファイル

AFP メディアマップのトレイを RICOH ProcessDirector メディア名にマッピングするファイルのフルパスと名前を指定します。メディアマップは、AFPフォーム定義で指定されます。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。
デフォルト
なし
データベース名
Job.AFPPreForm.TrayToMedia
使用上の注意
  • ファイルを作成するには、次の手順に従います。

    • 各トレイを RICOH ProcessDirector メディア名に (別々の行で) マッピングします。
    • 各行の形式はtraytomedia、空白、トレイ番号、コロン (:) となり、
    • コロンに続いて RICOH ProcessDirector メディア名を引用符で囲んで指定します。

    コロンの両側には空白を置くこともできます。

    そのマッピングをテキストファイルとして保存します。

    この例では、2 つのトレイを RICOH ProcessDirector メディア名にマッピングします。

    • traytomedia 1 : "Letter Preprinted"
    • traytomedia 2 : "A3"

  • RICOH ProcessDirector メディア名にユニコード文字が含まれている場合は、エディターでトレイマッピングファイルを編集してテキストを UTF-8 形式で保存します。
  • このファイルの名前に、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。例えば、ジョブで要求される可能性がある各プリンターに対して、異なるトレイマッピングファイルがあるとします。各ファイルの名前は、プリンター名です。 次のシンボルを使用します。次の記号を使用します。 ${Job.RequestedPrinter}

    各ファイルの拡張子が CFG で、control_files ディレクトリーの tray_mapping サブディレクトリーに格納した場合は、 トレイマッピングファイルプロパティーに次の値を設定します。

    • /aiw/aiw1/control_files/tray_mapping/${Job.RequestedPrinter}.cfg (Linux の場合)
    • C:\aiw\aiw1\control_files\tray_mapping\${Job.RequestedPrinter}.cfg (Windows の場合)

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • RICOH ProcessDirector メディアオブジェクトではないメディア名を指定すると、ステップはそのメディア名を無視します。トレイ番号がメディアマップに指定されたままになります。

1.1048 印刷用のメディア名

CombinePDFWithForm または CombineAFPWithForm ステップがジョブを処理した後でこのメディアを必要とするジョブを印刷するために RICOH ProcessDirector が使用するメディアの名前を指定します。

値:

現在の名前 (デフォルト)

CombinePDFWithForm または CombineAFPWithForm ステップがジョブを処理しても、ジョブ全体またはページ例外でこのメディア名の出現位置は変更されません。

このメディア名を必要とする各ページにこのメディアの電子フォームが追加されます。RICOH ProcessDirector は、プリンターにロードされているこの名前のメディアに、ジョブデータと電子フォームを印刷します。

なし

CombinePDFWithForm または CombineAFPWithForm ステップがジョブを処理すると、ジョブ全体またはページ例外からこのメディア名のすべての出現位置が削除されます。この値は、その他のメディア名の出現位置に影響しません。

メディア名を削除する前に、このメディア名を必要とする各ページにこのメディアの電子フォームが追加されます。RICOH ProcessDirector は、プリンターにデフォルトで指定されているメディアに、ジョブデータと電子フォームを印刷します。

選択

CombinePDFWithForm または CombineAFPWithForm ステップがジョブを処理すると、ジョブ全体またはページ例外でこのメディア名のすべての出現位置が置換されます。置換内容は、すべてのメディアオブジェクトの名前のリストから選択されたメディア名です。この値は、その他のメディア名の出現位置に影響しません。

メディア名を置き換える前に、このメディア名を必要とする各ページにこのメディアの電子フォームが追加されます。RICOH ProcessDirector は、プリンターにロードされている選択済みの名前のメディアに、ジョブデータと電子フォームを印刷します。

データベース名
Media.ElectronicFormMedia

使用上の注意:

  • AFPジョブでは、メディア名が書式定義で変更されます。ジョブメディアプロパティーは更新されません。
  • これらの値がジョブの印刷に使用するメディアに与える影響の例については、インフォメーションセンターで Preprinted Forms Replacement の使用シナリオを参照してください。電子フォームを使用するサンプルのワークフローの実行を説明するトピックでは、 印刷用のメディア名の値がジョブの印刷に使用されるメディアに与える影響も示されています。

1.1049 フォームの裏

CombinePDFWithFormステップまたは CombineAFPWithFormステップでメディアのうら面に使用する電子フォームを指定します。

電子フォームが含まれるファイルを選択するには、[フォルダー]ボタンをクリックし、コンピューター上のPDFファイルに移動し、開くをクリックします。 ページの使用フィールドに番号を入力して、ファイル内のページを指定します。次に、 フォームの作成をクリックします。

RICOH ProcessDirector でフォームが作成されたら、表示できます。[フォルダー]ボタンの横にあるフィールドでフォームの名前をクリックします。

データベース名
Media.TemplateBack

使用上の注意:

  • CombinePDFWithForm または CombineAFPWithForm ステップテンプレートに基づくステップでは、この値を使用して電子フォームの裏面を作成します。

  • CombinePDFWithFormステップによって処理されるジョブのデータファイルは、PDFファイルでなければなりません。

  • CombineAFPWithFormステップによって処理されるジョブのデータファイルは、AFPファイルでなければなりません。

  • メディアの寸法と同じページサイズのPDFページを指定することをお勧めします。

  • メディアオブジェクトにメディアのうら面用のフォームが含まれる場合は、片面印刷シートの処理プロパティーが空白のうらページを挿入するように設定されているときに、CombinePDFWithFormステップがこのメディアを必要とする片面ジョブを両面に変更します。

1.1050 フォームの表

CombinePDFWithFormステップまたは CombineAFPWithFormステップでメディアのおもて面に使用する電子フォームを指定します。

電子フォームが含まれるファイルを選択するには、[フォルダー]ボタンをクリックし、コンピューター上のPDFファイルに移動し、開くをクリックします。 ページの使用フィールドに番号を入力して、ファイル内のページを指定します。次に、 フォームの作成をクリックします。

RICOH ProcessDirector でフォームが作成されたら、表示できます。[フォルダー]ボタンの横にあるフィールドでフォームの名前をクリックします。

データベース名
Media.TemplateFront

使用上の注意:

  • CombinePDFWithForm または CombineAFPWithForm ステップテンプレートに基づくステップでは、この値を使用して電子フォームの表面を作成します。

  • CombinePDFWithFormステップによって処理されるジョブのデータファイルは、PDFファイルでなければなりません。

  • CombineAFPWithFormステップによって処理されるジョブのデータファイルは、AFPファイルでなければなりません。

  • メディアの寸法と同じページサイズのPDFページを指定することをお勧めします。

1.1051 片面印刷シートの処理

片面印刷するようにセットアップされたいくつかのシートがいくつかのうら面で電子フォームを指定するメディアを使用するようになったジョブをステップで処理する方法を指定します。

値:

空白のうらページを挿入する(デフォルト)
このステップでジョブの両面印刷プロパティーを 両面に変更し、うら面に電子フォームがない各おもて面の後に空白ページを追加します。この値は、プリンターがJDFジョブチケットの ページ例外をサポートしていない場合に使用します。
JDFにページ例外を追加する
ステップは、電子フォームを持たないシートのうら面がスキップされるように、JDFジョブチケットにページ例外を追加します。一部のプリンターでは、このタイプのジョブチケットを処理できません。 ジョブの両面印刷プロパティーが変更されていない可能性があります。

データベース名
Job.PDFLayer.MixPlex

使用上の注意: 空白のうらページを挿入するを選択し、ジョブが片面印刷で、空白のページまたは電子フォームページが追加されない場合、 ジョブの両面印刷プロパティーは 両面に変わりません。

1.1052 JDF出力ファイル

CombinePDFWithForm ステップテンプレートに基づくステップで作成される JDF 出力ファイルのフルパスと名前を指定します。
デフォルト
${getFileName(overrides,jdf,write)}
データベース名
Job.PDFLayer.OutputJDFFile

使用上の注意:

  • ファイルを作成するため、このステップではジョブの名前およびジョブのページの例外メディアの名前を削除または変更します。変更は、ジョブで指定された各メディア名に関する印刷用のメディア名プロパティーの設定に基づきます。

    ステップへのジョブ入力にJDFファイルが含まれる場合、ステップはJDFファイル内のメディアの名前も削除または変更します。

  • ファイルを作成するために、ステップは、片面印刷シートの処理プロパティーの設定に基づいて、JDFジョブチケットに ページ例外を追加します。
  • システムユーザーがそのJDFファイルに出力するための書き込み許可を持っていることを確認します。
  • ワークフロー内の他のステップで確実にこのJDFファイルを処理するには、デフォルト値を使用します。別の値を指定すると、RICOH ProcessDirector はジョブで JDF ファイルを処理しません。
  • このファイルの名前に、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。例えば、デフォルト値は、ジョブのスプールディレクトリーに格納されたジョブチケットの名前です。

    jobID.overrides.jdf

    jobIDはジョブ番号を意味します。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1053 結合PDFファイル

CombinePDFWithForm ステップテンプレートに基づくステップで作成される PDF 出力ファイルのフルパスと名前を指定します。
デフォルト
${getFileName(print,pdf,write)}
データベース名
Job.PDFLayer.OutputPDFFile
使用上の注意:
  • ファイルを作成するため、ステップではジョブおよびページの例外メディアに指定された電子フォームと、ジョブのPDFファイル内のデータを結合します。

  • システムユーザーがそのPDFファイルに出力するための書き込み許可を持っていることを確認します。

  • ワークフロー内の他のステップで確実にこのPDFファイルを処理するには、デフォルト値を使用します。別の値を指定すると、RICOH ProcessDirector はジョブで PDF ファイルを処理しません。

  • このファイルの名前に、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。例えば、デフォルト値は、ジョブのスプールディレクトリーに格納されたPDF印刷ファイルの名前です。

    jobID.print.pdf

    jobIDはジョブ番号を意味します。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1054 ファイル形式

このプロパティーマッピングオブジェクトを使用して、ApplyPreferencesステップテンプレートに基づくステップによって処理されるプリファレンスファイルで使用されている区切り文字のタイプを指定します。

値:

CSV (デフォルト)
プリファレンスファイルはコンマ区切り (CSV) ファイルです。
タブ
プリファレンスファイルはタブ区切りのファイルです。

データベース名
CsvTabMapping.FileType

1.1055 プロパティーマッピング

システムで、プリファレンスファイル内の見出しを文書プロパティーにマップできます。ここでマップする文書プロパティーは、[使用]タブの設定する文書プロパティーリストに追加されます。
見出し
プリファレンスファイル内で、使用する見出しを指定します。
文書プロパティー
プリファレンスファイル内の見出しと対応する文書プロパティーを指定します。
データベース名
CsvTabMapping.HeadingMap

使用上の注意:

  • このプロパティーは、従来のユーザーインターフェースの場合にのみ使用可能です。
  • 文書プロパティーには少なくとも 2 つの見出しをマップする必要があります。1 つは文書 ID、もう 1 つは 設定する文書プロパティーです。
  • マッピングを追加するには、任意のマッピングの右側の+をクリックします。マッピングを削除するには、削除するマッピングの右側の -をクリックします。
  • 要約フィールドに、選択した結果がデータベースの照会形式で示されます。
  • マッピングの順序が、プリファレンスファイル内の見出しの順序と同じである必要はありません。
  • すべての見出しを文書プロパティーにマップする必要はありません。
  • マッピングを削除すると、[使用]タブの文書 IDまたは 設定する文書プロパティーのリストから文書プロパティーが削除されます。

1.1056 プロパティーマッピング

システムで、プリファレンスファイル内の見出しを文書プロパティーにマップできます。プロパティーマッピングは、ジョブの文書プロパティーファイル(DPF)内の値を追加または変更するために、ワークフローのApplyPreferencesステップで使用されます。
見出し
文書プロパティーにマップする、プリファレンスファイル内の見出しを指定します。
文書プロパティー
プリファレンスファイル内の見出しと対応する文書プロパティーを指定します。
使用法
文書の識別
DPFの値を更新できるように、DPF内の各文書を検索するために組み合わせて使用する、見出しと文書プロパティーのペアを指定します。理想的には、お客様IDや注文番号などの、ジョブ内の各文書で固有の値を持っている少なくとも1つのペアを、この値に設定します。RICOH ProcessDirector は、プリファレンスファイル内のそれらの見出しにある値を、DPF内の文書プロパティー値と比較して、すべての値が一致する行を検索します。
プロパティーの更新
文書プロパティーファイル内の値を更新するときに使用する、見出しと文書プロパティーのペアを指定します。RICOH ProcessDirector で文書の識別のペアに対して一致が検索されると、プリファレンスファイル内のこの見出しにある値を使用して、DPF内の対応する文書プロパティー値が更新されます。
データベース名
CsvTabMapping.PropertyMapping

使用上の注意:

  • 文書プロパティーには少なくとも2つの見出し(文書の識別プロパティーの更新のそれぞれの 使用法タイプについて1つずつ)をマップする必要があります。
  • マッピングを追加するには、任意のマッピングの右側の+をクリックします。マッピングを削除するには、削除するマッピングの右側の -をクリックします。
  • マッピングの順序が、プリファレンスファイル内の見出しの順序と同じである必要はありません。
  • すべての見出しを文書プロパティーにマップする必要はありません。
  • プリファレンスファイル内の行と一致する文書がデータベースになかった場合、行は無視されます。
  • DPFファイル内の行に、プリファレンスファイル内の値がマッピングされているプロパティーが含まれていない場合は、そのプロパティーと値が各行の最後に追加されます。

1.1057 プロパティーの使用

更新する文書の識別に使用する文書プロパティーと、値を更新するプロパティーを指定します。
文書 ID
ApplyPreferencesステップが、ジョブで値を更新する文書を判断するために使用するプロパティーです。このステップは、文書プロパティーファイル (DPF) 内の文書 ID プロパティーの値を、プリファレンスファイル内の各行の対応する見出しの値と比較して、一致する文書と行を見つけます。
設定する文書プロパティー
ApplyPreferencesステップが、DPF 内でプリファレンスファイルの値に更新する文書プロパティーです。DPF 内の文書とプリファレンスファイル内の行の文書 ID の値が一致した場合、ステップが、DPF 内でこれらのプロパティーをプリファレンスファイルの値に更新します。
このリストには、最初は、プロパティーマッピングプロパティーでマップされているすべての文書プロパティーが含まれます。少なくとも 1 つのプロパティーを 文書 IDリストに移動する必要があります。
データベース名
CsvTabMapping.UniqueIdentifier

使用上の注意:

  • プロパティーマッピングプロパティーでマッピングを削除すると、対応する文書プロパティーが[使用]タブのリストからも削除されます。
  • プリファレンスファイル内の行と一致する文書がデータベースになかった場合、行は無視されます。
  • このプロパティーは、従来のユーザーインターフェースの場合にのみ使用可能です。

1.1058 プリファレンスファイル

ApplyPreferencesステップが、ジョブ内の各文書の文書プロパティーファイル (DPF) で、プロパティー値の追加または変更に使用するプリファレンスファイルの完全パスまたはシンボル名を指定します。このステップは、プロパティーマッピングオブジェクトを使用して、プリファレンスファイルの内容を解釈します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
Job.Pref.ExternalFile

使用上の注意:

  • リストバッチ方式で、ジョブとともにプリファレンスファイルを実行依頼する場合、シンボル名の UsageKeywordDatatypeKeyword が、プリファレンスファイルの名前と拡張子と一致している必要があります。例えば、プリファレンスファイルがpref.csvで、getFileName メソッドを使用するとします。プリファレンスファイルのシンボル名は ${getFileName(pref,csv,read)} である必要があります。

  • パターンバッチ方式で、ジョブとともにプリファレンスファイルを実行依頼する場合、シンボル名の UsageKeywordDatatypeKeyword が、 バッチタブにあるプリファレンスファイルの スプールファイル使用法プロパティーと スプールファイルタイププロパティーの値と一致している必要があります。例えば、 スプールファイル使用法プロパティーの値がprefスプールファイルタイププロパティーの値がcsv で、getFileName メソッドを使用するとします。プリファレンスファイルのシンボル名は ${getFileName(pref,csv,read)} である必要があります。

1.1059 プロパティーマッピング

ApplyPreferencesステップが、 プリファレンスファイルプロパティーで指定されているプリファレンスファイルの解釈に使用するプロパティーマッピングオブジェクトを指定します。

値:

システム内のすべてのプロパティーマッピングオブジェクトのリストです。

デフォルト
設定なし

データベース名
Job.Pref.PropMapping

1.1060 プロパティーマッピングの説明

説明には、ファイルから、ジョブプロパティーまたは文書プロパティーに適用する値に関する情報を含めることができます。
データベース名
PropertyMapping.Description

1.1061 プロパティーマッピング名

プロパティーマッピングオブジェクトの名前を指定します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
PropertyMapping.ID

使用上の注意:RICOH ProcessDirector がプロパティーマッピングオブジェクトを作成した後に、名前を変更することはできません。プロパティーマッピングオブジェクトの名前を変更する場合は、コピーを作成して、それに新しい名前を指定するようにします。そのあとに、元のプロパティーマッピングオブジェクトを削除するようにしてください。

1.1062 最終変更日時

プロパティーマッピングが最後に変更された日時。RICOH ProcessDirectorは、プロパティーのマッピングが変更されるたびに値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
PropertyMapping.LastModified

1.1063 認証応答属性

セッションの資格情報を含む認証要求への応答で、エレメントに XPath または JSONPath を指定します。この値は、セッションのWebService.Credentialプロパティーとして保存されます。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)

データベース名
WebService.AuthResponseAttribute
使用上の注意:
  • 正しい Xpath 表現または JSONPath 表現については、接続するアプリケーションの会社にお問い合わせください。この表現は、必要な資格情報を認証 Web サービス応答から抽出します。
  • 他の Web サービス要求でもWebService.Credentialプロパティーをシンボルとして使用できますが、プロパティーノートブックには表示されません。

1.1064 認証応答コンテンツタイプ

アプリケーションが入力装置からの認証要求に応答する際の形式を指定します。

値:

JSON (デフォルト)
アプリケーションは、認証要求への応答を JSON ストリングとして送信します。
XML
アプリケーションは、認証要求への応答を XML ストリングとして送信します。

データベース名
RESTWebService.AuthResponseContentType

使用上の注意: 正しい認証タイプについては、接続先アプリケーションの会社にお問い合わせください。

1.1065 認証要求ヘッダー

アプリケーションでの認証のために入力装置が Web サービス要求に含める、HTTP ヘッダーフィールドを指定します。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
データベース名
RESTWebService.AuthRequestHeader
使用上の注意:
  • アプリケーションで必要なヘッダーについては、接続先アプリケーションの会社にお問い合わせください。

  • 認証要求ヘッダーは、キーワードと値の 1 つ以上のペアで構成されます。各ペアは別個の行に記述されている必要があり、コロン (:) または等号 (=) を使用して区切られている必要があります。

  • 認証要求ヘッダープロパティーでRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、入力装置がジョブをポーリングするときに解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1066 認証要求パラメーター

外部アプリケーションでの認証のために入力装置が Web サービス要求に含めるパラメーターを指定します。これらのパラメーターの例として、ユーザー ID とパスワードがあります。必須パラメーター、オプションパラメーター、および構文については、アプリケーションの資料を参照してください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
データベース名
RESTWebService.AuthRequestParams
使用上の注意:
  • 認証要求パラメーターは、キーワードと値の 1 つ以上のペアで構成されます。各ペアは別個の行に記述されている必要があり、コロン (:) または等号 (=) を使用して区切られている必要があります。

  • 認証要求パラメータープロパティーでRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1067 認証要求パスワード

入力装置が資格情報の取得に使用するパスワードです。Web サービス要求内に含めることができます。他のプロパティーにパスワードをシンボルとして含めます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
WebService.AuthRequestPwd
使用上の注意:
  • 入力装置が Web サービスにより提供されたトークンを一度使用すると、そのトークンは再使用できません。入力装置を実行するたびに、入力装置は認証を受けて新しいトークンを受信します。

  • プロパティーノートブックを開いても、認証要求パスワードの値は表示されません。この値は、シンボル表記を使用する 認証要求ヘッダー認証要求パラメーター認証要求ペイロードなどの認証プロパティーで使用されます。プロパティーで使用されていない場合、この値はアプリケーションに送信されません。

  • このパスワードは、RICOH ProcessDirector への保存時に暗号化されます。

1.1068 認証要求ペイロード

入力装置が認証のためにアプリケーションに送信する、Web サービス要求の本文を指定します。構文と要件については、アプリケーションの資料を参照してください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
制限:
有効な JSON または XML にする必要があります。

データベース名
WebService.AuthRequestPayload
使用上の注意:

  • ログオンのたびにアプリケーションで異なる認証トークンが必要な場合に、認証要求プロパティーを提供します。Web サービス要求を長期間送信する場合は、トークンを再利用できるように、静的な資格情報を設定します。例えば、90 日間有効な会社資格情報を社員に割り当てている会社もあります。
  • 認証要求ペイロードRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、入力装置がジョブをポーリングするときに解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1069 認証要求メソッド

アプリケーションに認証要求を送信する際に入力装置が使用するメソッドを指定します。当該アプリケーションの資料を参照して、使用するメソッドを判断してください。

値:

DELETE
GET(デフォルト)
PATCH
POST
PUT

データベース名
WebService.AuthRequestMethod

使用上の注意:別の申請方法が必要な場合は、リコーのサポート担当者に連絡してください。

1.1070 認証要求 URL

アプリケーションに認証要求を送信する際に入力装置が使用する URL を指定します。使用する URL を決定する方法については、アプリケーションの資料を参照するか、またはアプリケーションをホストする企業にお問い合わせください。

形式:

制限:
有効な URL である必要があります。
データベース名
WebService.AuthRequestURL
使用上の注意:
  • URL は、HTTP または HTTPS プロトコルを使用できます。

  • ログオンのたびにアプリケーションで異なる認証トークンが必要な場合に、認証要求プロパティーを提供します。Web サービス要求を長期間送信する場合は、トークンを再利用できるように、静的な資格情報を設定します。例えば、90 日間有効な会社資格情報を社員に割り当てている会社もあります。

  • URLにRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、入力装置がジョブをポーリングするときに解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1071 認証 SOAP 要求

SOAP Web サービスでの認証の際に入力装置が使用する、SOAP 要求オブジェクトの名前を指定します。

値:

SOAP 要求オブジェクトのリストです。

データベース名
WebService.AuthSOAPRequest

使用上の注意:

  • SOAP Web サービスで認証するには、SOAP 要求オブジェクトを選択する必要があります。RICOH ProcessDirector は、SOAP 要求オブジェクトに基づいて、Web サービスとの通信に必要な SOAP バージョンおよびその他の情報を判定できます。Web Service Description Language (WSDL) ファイルをインポートすると、RICOH ProcessDirector は、ファイル内の SOAP 操作から SOAP 要求オブジェクトを作成します。

  • SOAP要求オブジェクトをリストに追加するには、WSDLファイルをインポートします。RICOH ProcessDirectorは、WSDLファイル内の各SOAP操作の名前の先頭に、 WSDL接頭部プロパティーの値とハイフンを付加します。

    例えば、WSDL ファイルには次の 2 つの操作が含まれます: authenticateByPassword および authenticateByCredential. WSDL接頭部認証と入力します。RICOH ProcessDirectorは、Authentication-authenticateByPasswordAuthentication-authenticateByCredentialという2つのSOAP要求オブジェクトを作成します。

    詳しくは、RICOH ProcessDirector インフォメーションセンターで WSDL ファイルのインポートに関するトピックを参照してください。

  • SOAP 要求オブジェクトを編集または削除することはできません。また、オブジェクトのプロパティーはユーザーインターフェースに表示されません。

1.1072 子ジョブを作成

一致する XML エレメントまたは JSON オブジェクトが 2 つ以上検出された場合に、RICOH ProcessDirector で子ジョブと独立したジョブのどちらを作成するかを指定します。RICOH ProcessDirector は、一致するエレメントまたはオブジェクトを 1 つ検出すると、独立したジョブを作成します。

値:

いいえ (デフォルト)
RICOH ProcessDirector は、一致する XML エレメントまたは JSON オブジェクトを 2 つ以上検出すると、独立したジョブを作成します。
はい
RICOH ProcessDirector は、一致する XML エレメントまたは JSON オブジェクトを 2 つ以上検出すると、子ジョブを作成します。また、データを一切含まない親ジョブを作成します。

データベース名
WebService.CreateChildJobs

使用上の注意:

  • 一致する応答パターンプロパティーには、一致するエレメントまたはオブジェクトを確認するために RICOH ProcessDirector で使用する表現を指定します。

  • SOAP Web サービスの入力装置は、XML をサポートします。REST Web サービスの入力装置は、XML と JSON の両方をサポートします。

  • 応答からジョブを作成プロパティーが 常時に設定されている場合、 子ジョブを作成プロパティーは使用されません。

1.1073 応答からジョブを作成

RICOH ProcessDirector がすべての応答からジョブを作成するのか、表現に一致する XML エレメントまたは JSON オブジェクトからのみ作成するのかを指定します。

値:

常時 (デフォルト)
RICOH ProcessDirector は、すべての応答からジョブを作成します。各ジョブには、応答全体が含まれます。 一致する応答パターンプロパティーに表現が含まれている場合、RICOH ProcessDirector はその表現を無視します。
応答パターンが一致する場合のみ
一致する応答パターンプロパティーの表現に一致する XML エレメントまたは JSON オブジェクトを検出するたびに、RICOH ProcessDirector はジョブを作成します。例えば、RICOH ProcessDirector は、一致する 3 つのエレメントを検出すると、3 つのジョブを作成します。各ジョブには、一致したエレメントまたはオブジェクトが含まれます。また、すべてのエレメントまたはオブジェクトが、ジョブの中にネストされます。一致するエレメントまたはオブジェクトが応答に含まれていなければ、RICOH ProcessDirector はジョブを作成しません。

データベース名
WebService.CreateJobFromResponse

使用上の注意: SOAP Web サービスの入力装置は、XML をサポートします。REST Web サービスの入力装置は、XML と JSON の両方をサポートします。

1.1074 要求メソッド

アプリケーションに要求を送信する際に入力装置が使用するメソッドを指定します。当該アプリケーションの資料を参照して、使用するメソッドを判断してください。

値:

DELETE
GET(デフォルト)
PATCH
POST
PUT

データベース名
WebService.RequestMethod

使用上の注意:別の申請方法が必要な場合は、リコーのサポート担当者に連絡してください。

1.1075 要求 URL

アプリケーションに要求を送信する際に入力装置が使用する URL を指定します。使用する URL を決定する方法については、アプリケーションの資料を参照するか、またはアプリケーションをホストする企業にお問い合わせください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
制限:
有効な URL である必要があります。
データベース名
WebService.RequestURL
使用上の注意:
  • URL は、HTTP または HTTPS プロトコルを使用できます。
  • URLにRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、入力装置がジョブをポーリングするときに解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1076 一致する応答パターン

XML エレメントまたは JSON オブジェクトを識別する XPath または JSONPath 表現を指定します。

例:

  • XPath 表現は /customer/order/item です。RICOH ProcessDirectoritem エレメントの応答を解析します。item は order の子で、order は customer の子になっています。

    <customer name="John Smith">
        <order ordernumber=12345>
            <item description="brochure" file="brochure.pdf"/>
            <item description="calendar" file="calendar.pdf"/>
        </order>
    </customer>

  • JSONPath 表現は $.customer.order[*].ite です。RICOH ProcessDirectoritem エレメントの応答を解析します。item は order の子で、order は customer の子になっています。

    {
      "customer": {
        "order": [
           { "item": "Book" },
           { "item": "Mug" }
       ]
      }
     }
    

これらの例では、パターンとの一致が 2 つ検出され、結果的に 2 つのジョブが作成されます。

データベース名
WebService.ResponsePatternToMatch

使用上の注意:

  • すべての有効な XPath または JSONPath 表現を使用できます。

  • 応答からジョブを作成プロパティーが 応答パターンが一致する場合のみに設定されている場合、RICOH ProcessDirector はこの表現を使用して Web サービスから返された応答を解析します。RICOH ProcessDirector は、一致するエレメントまたはオブジェクトを検出するたびにジョブを作成します。例えば、RICOH ProcessDirector は、一致する 3 つのエレメントを検出すると、3 つのジョブを作成します。各ジョブには、一致したエレメントまたはオブジェクトが含まれます。また、すべてのエレメントまたはオブジェクトが、ジョブの中にネストされます。

    応答からジョブを作成プロパティーが 常時に設定されている場合、RICOH ProcessDirector は応答を解析しません。代わりに、独立したジョブをすべての応答から作成します。

  • SOAP Web サービスの入力装置は、XML をサポートします。REST Web サービスの入力装置は、XML と JSON の両方をサポートします。

1.1077 静的な資格情報

アプリケーションへの接続で RICOH ProcessDirector が使用する認証コードです。このコードにより、ユーザーまたはアプリケーションは、同じ資格情報を繰り返し使用できます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)

データベース名
WebService.StaticCredential

使用上の注意:

  • ログオンのたびにアプリケーションで異なる認証トークンが必要な場合に、認証要求プロパティーを提供します。Web サービス要求を長期間送信する場合は、トークンを再利用できるように、静的な資格情報を設定します。例えば、90 日間有効な会社資格情報を社員に割り当てている会社もあります。
  • 資格情報に有効期限がある場合は、この資格情報を必要に応じて更新します。例えば、90 日ごとにアプリケーションで資格情報のリセットが求められる場合は、期限切れになる前に、この資格情報を更新する必要があります。

  • 要求属性でシンボル表記を使用して参照される場合は、この属性がアプリケーションに送信されます。参照されない場合は、この値はアプリケーションに送信されません。

1.1078 要求ヘッダー

アプリケーションに要求を送信する際に入力装置が Web サービス要求に含める、HTTP ヘッダーフィールドを指定します。要件と構文については、アプリケーションの資料を参照してください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)

データベース名
RESTWebService.RequestHeader
使用上の注意:
  • 要求ヘッダーは、1 つまたは複数のキーワードと値のペアで構成されます。各ペアは別個の行に記述されている必要があり、コロン (:) または等号 (=) を使用して区切られている必要があります。

  • 要求ヘッダープロパティーで、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、入力装置がジョブをポーリングするときに解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1079 要求ペイロード

入力装置がアプリケーションに実行依頼する Web サービス要求の本文を指定します。構文と要件については、アプリケーションの資料を参照してください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
制限:
有効な JSON または XML にする必要があります。

データベース名
WebService.RequestPayload
使用上の注意:
  • ペイロードプロパティーでRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、入力装置がジョブをポーリングするときに解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1080 要求パラメーター

外部アプリケーションへの Web サービス要求に入力装置が含めるパラメーターを指定します。必須パラメーター、オプションパラメーター、および構文については、アプリケーションの資料を参照してください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)

データベース名
RESTWebService.RequestParams
使用上の注意:
  • 要求パラメーターは、1 つまたは複数のキーワードと値のペアで構成されます。各ペアは別個の行に記述されている必要があり、コロン (:) または等号 (=) を使用して区切られている必要があります。

  • 要求パラメータープロパティーでRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、入力装置がジョブをポーリングするときに解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1081 応答コンテンツタイプ

アプリケーションが入力装置からの要求に応答する際の形式を指定します。

値:

JSON (デフォルト)
アプリケーションは、要求への応答を JSON ストリングとして送信します。
XML
アプリケーションは、要求への応答を XML ストリングとして送信します。

データベース名
RESTWebService.ResponseContentType

使用上の注意: 正しい応答形式については、接続先アプリケーションの会社にお問い合わせください。

1.1082 SOAP 要求

SOAP Web サービスを使用して入力を取得する際に入力装置が使用する、SOAP 要求オブジェクトの名前を指定します。

値:

SOAP 要求オブジェクトのリストです。

データベース名
WebService.SOAPRequest

使用上の注意:

  • SOAP Web サービスを使用するには、SOAP 要求オブジェクトを選択する必要があります。RICOH ProcessDirector は、SOAP 要求オブジェクトに基づいて、Web サービスとの通信に必要な SOAP バージョンおよびその他の情報を判定できます。Web Service Description Language (WSDL) ファイルをインポートすると、RICOH ProcessDirector は、ファイル内の SOAP 操作から SOAP 要求オブジェクトを作成します。

  • SOAP要求オブジェクトをリストに追加するには、WSDLファイルをインポートします。RICOH ProcessDirectorは、各SOAP操作の名前の先頭に WSDL接頭部プロパティーの値とハイフンを付加します。

    例えば、WSDL ファイルには次の 2 つの操作が含まれます: getOrdersByDate1 および getOrdersByDate2. WSDL接頭部WebOrdersと入力します。RICOH ProcessDirectorは、WebOrders-getOrdersByDate1WebOrders-getOrdersByDate2をという2つのSOAP要求オブジェクトを作成します。

    詳しくは、RICOH ProcessDirector インフォメーションセンターで WSDL ファイルのインポートに関するトピックを参照してください。

  • SOAP 要求オブジェクトを編集または削除することはできません。また、オブジェクトのプロパティーはユーザーインターフェースに表示されません。

1.1083 成功した最終要求時刻

入力装置がアプリケーションの Web サービスへの応答要求に成功した最後の日時を示します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
WebService.LastSuccessRequestTime
使用上の注意:
  • Web サービスの入力装置が応答要求に成功すると、RICOH ProcessDirector はこのプロパティーの値を、 WebService.CurrentRequestTimeプロパティーの値と一致するように設定します。

    RICOH ProcessDirector は、 ポーリング間隔プロパティーに指定された間隔の開始時に、 WebService.CurrentRequestTimeプロパティーの値を設定します。この値は、ユーザーインターフェースには表示されません。

  • 要求が成功すると、アプリケーションからの応答コードは 200 になります。
  • 要求ペイロードプロパティーにポーリング間隔と一致する時間範囲を指定するには、このプロパティーと WebService.CurrentRequestTimeプロパティーにシンボルを使用します。この例は、アプリケーションが最後に要求に成功してからの期間を要求します。アプリケーションの呼び出し時にエラーが発生する場合、ジョブは以前のポーリングループから外れていません。この例では次の XML を使用します。

    <TimeRange> <Start>${WebService.LastSuccessRequestTime}</Start> <End>${WebService.CurrentRequestTime}</End></TimeRange>

1.1084 タイムゾーンオフセット

協定世界時(UTC)とタイムゾーンの間のオフセットを時間数で指定します。このオフセットは、Webサービスが現在の時刻と日付を算出する際に使用されます。

Webサービスが協定世界時で現在の時刻と日付を算出する場合は、値を入力しないでください。

Webサービスが別のタイムゾーンを使用する場合は、-12~14の範囲で値を入力します。

例えば、Webサービスは次のタイムゾーンで現在の時刻と日付を算出します。

  • 山岳部標準時(MST)。入力:-7

  • 中央ヨーロッパ時間(CET)。入力:1

  • オーストラリア中部標準時(ACST)。入力:9.5

データベース名
WebService.HourOffset

使用上の注意:RICOH ProcessDirectorは、webサービスを呼び出す際、 WebService.LastSuccessRequestTimeプロパティーと WebService.CurrentRequestTimeプロパティーの値に タイムゾーンオフセット値を適用します。

1.1085 プロキシを使用

プロキシサーバー経由で入力装置が通信するかどうかを指定します。経由して通信する場合は、通信に使用するプロキシサーバーを指定します。

値:

設定なし (デフォルト)

入力装置は、通信にプロキシサーバーを使用しません。

プロキシサーバー1

入力装置は、プロキシサーバー 1経由で通信します。

プロキシサーバー2
入力装置は、プロキシサーバー 2経由で通信します。
データベース名
WebService.UseProxy
使用上の注意:
  • プロキシサーバーを使用するには、[システム設定]ページのプロキシサーバータブの プロキシサーバー 1または プロキシサーバー 2プロパティーの値を指定します。

  • プロキシを使用プロキシサーバー 1または プロキシサーバー 2に設定されていても、プロキシサーバープロパティーの値が設定されていない場合、入力装置は要求を送信できません。入力装置は、エラーメッセージをログに書き込みます。

1.1086 認証要求ヘッダー

アプリケーションでの認証のために通知が Web サービス要求に含める HTTP ヘッダーフィールドを指定します。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
データベース名
WSNotification.WebService.AuthRequestHeader
使用上の注意:
  • アプリケーションで必要なヘッダーについては、接続先アプリケーションの会社にお問い合わせください。

  • 認証要求ヘッダーは、キーワードと値の 1 つ以上のペアで構成されます。各ペアは別個の行に記述されている必要があり、コロン (:) または等号 (=) を使用して区切られている必要があります。
  • 認証要求ヘッダープロパティーでRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、通知の実行時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1087 認証要求メソッド

アプリケーションに認証要求を送信する際に、通知が使用するメソッドを指定します。当該アプリケーションの資料を参照して、使用するメソッドを判断してください。

値:

DELETE
GET(デフォルト)
PATCH
POST
PUT

データベース名
WSNotification.WebService.AuthRequestMethod

使用上の注意:別の申請方法が必要な場合は、リコーのサポート担当者に連絡してください。

1.1088 認証要求パラメーター

外部アプリケーションでの認証のために通知が Web サービス要求に含めるパラメーターを指定します。これらのパラメーターの例として、ユーザー ID とパスワードがあります。必須パラメーター、オプションパラメーター、および構文については、アプリケーションの資料を参照してください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
データベース名
WSNotification.WebService.AuthRequestParams
使用上の注意:
  • 認証要求パラメーターは、キーワードと値の 1 つ以上のペアで構成されます。各ペアは別個の行に記述されている必要があり、コロン (:) または等号 (=) を使用して区切られている必要があります。

  • 認証要求パラメータープロパティーでRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1089 認証要求パスワード

通知が資格情報の取得に使用するパスワードです。Web サービス要求内に含めることができます。他のプロパティーにパスワードをシンボルとして含めます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
データベース名
WSNotification.WebService.AuthRequestPwd
使用上の注意:
  • 通知オブジェクトは、Web サービスから提供されたトークンを 1 回使用します。このトークンは再使用できません。通知オブジェクトを実行するたびに、入力装置は認証を受けて新しいトークンを受信します。

  • プロパティーノートブックを開いても、認証要求パスワードの値は表示されません。この値は、シンボル表記を使用する 認証要求ヘッダー認証要求パラメーター認証要求ペイロードなどの認証プロパティーで使用されます。プロパティーで使用されていない場合、この値はアプリケーションに送信されません。

  • このパスワードは、RICOH ProcessDirector への保存時に暗号化されます。

1.1090 認証要求ペイロード

通知が認証のためにアプリケーションに送信する、Web サービス要求の本文を指定します。構文と要件については、アプリケーションの資料を参照してください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
制限:
有効な JSON または XML にする必要があります。
データベース名
WSNotification.WebService.AuthRequestPayload
使用上の注意:

  • ログオンのたびにアプリケーションで異なる認証トークンが必要な場合に、認証要求プロパティーを提供します。Web サービス要求を長期間送信する場合は、トークンを再利用できるように、静的な資格情報を設定します。例えば、90 日間有効な会社資格情報を社員に割り当てている会社もあります。
  • 認証要求ペイロードRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、通知の実行時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1091 認証要求 URL

アプリケーションに認証要求を送信する際に通知が使用する URL を指定します。使用する URL を決定する方法については、アプリケーションの資料を参照するか、またはアプリケーションをホストする企業にお問い合わせください。

形式:

制限:
有効な URL である必要があります。
データベース名
WSNotification.WebService.AuthRequestURL
使用上の注意:
  • URL は、HTTP または HTTPS プロトコルを使用できます。

  • ログオンのたびにアプリケーションで異なる認証トークンが必要な場合に、認証要求プロパティーを提供します。Web サービス要求を長期間送信する場合は、トークンを再利用できるように、静的な資格情報を設定します。例えば、90 日間有効な会社資格情報を社員に割り当てている会社もあります。
  • URLにRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、通知の実行時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1092 認証応答属性

セッションの資格情報を含む認証要求への応答で、エレメントに XPath または JSONPath を指定します。この値は、セッションのWSNotification.WebService.Credentialプロパティーとして保存されます。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
データベース名
WSNotification.WebService.AuthResponseAttribute
使用上の注意:
  • 正しい Xpath 表現または JSONPath 表現については、接続するアプリケーションの会社にお問い合わせください。この表現は、必要な資格情報を認証 Web サービス応答から抽出します。
  • WSNotification.WebService.Credentialプロパティーはシンボル表記に使用できますが、プロパティーノートブックでは使用できません。

1.1093 認証応答コンテンツタイプ

アプリケーションが通知からの認証要求に応答する際の形式を指定します。

値:

JSON (デフォルト)
アプリケーションは、認証要求への応答を JSON ストリングとして送信します。
XML
アプリケーションは、認証要求への応答を XML ストリングとして送信します。

データベース名
WSNotification.WebService.AuthContentType

使用上の注意: 正しい認証タイプについては、接続先アプリケーションの会社にお問い合わせください。

1.1094 認証 SOAP 要求

SOAP Web サービスでの認証の際に通知が使用する、SOAP 要求オブジェクトの名前を指定します。

値:

SOAP 要求オブジェクトのリストです。

データベース名
WSNotification.WebService.AuthSOAPRequest

使用上の注意:

  • SOAP Web サービスで認証するには、SOAP 要求オブジェクトを選択する必要があります。RICOH ProcessDirector は、SOAP 要求オブジェクトに基づいて、Web サービスとの通信に必要な SOAP バージョンおよびその他の情報を判定できます。Web Service Description Language (WSDL) ファイルをインポートすると、RICOH ProcessDirector は、ファイル内の SOAP 操作から SOAP 要求オブジェクトを作成します。

  • SOAP要求オブジェクトをリストに追加するには、WSDLファイルをインポートします。RICOH ProcessDirectorは、WSDLファイル内の各SOAP操作の名前の先頭に、 WSDL接頭部プロパティーの値とハイフンを付加します。

    例えば、WSDL ファイルには次の 2 つの操作が含まれます: authenticateByPassword および authenticateByCredential. WSDL接頭部認証と入力します。RICOH ProcessDirectorは、Authentication-authenticateByPasswordAuthentication-authenticateByCredentialという2つのSOAP要求オブジェクトを作成します。

    詳しくは、RICOH ProcessDirector インフォメーションセンターで WSDL ファイルのインポートに関するトピックを参照してください。

  • SOAP 要求オブジェクトを編集または削除することはできません。また、オブジェクトのプロパティーはユーザーインターフェースに表示されません。

1.1095 静的な資格情報

アプリケーションへの接続で RICOH ProcessDirector が使用する認証コードです。このコードにより、ユーザーまたはアプリケーションは、同じ資格情報を繰り返し使用できます。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)

データベース名
WSNotification.WebService.StaticCredential
使用上の注意:
  • ログオンのたびにアプリケーションで異なる認証トークンが必要な場合に、認証要求プロパティーを提供します。Web サービス要求を長期間送信する場合は、トークンを再利用できるように、静的な資格情報を設定します。例えば、90 日間有効な会社資格情報を社員に割り当てている会社もあります。
  • 資格情報に有効期限がある場合は、この資格情報を必要に応じて更新します。例えば、90 日ごとにアプリケーションで資格情報のリセットが求められる場合は、期限切れになる前に、この資格情報を更新する必要があります。

  • 要求属性でシンボル表記を使用して参照される場合は、この属性がアプリケーションに送信されます。参照されない場合は、この値はアプリケーションに送信されません。

1.1096 要求ヘッダー

アプリケーションに要求を送信する際に通知が Web サービス要求に含める、HTTP ヘッダーフィールドを指定します。要件と構文については、アプリケーションの資料を参照してください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)

データベース名
WSNotification.WebService.RequestHeader
使用上の注意:
  • 要求ヘッダーは、1 つまたは複数のキーワードと値のペアで構成されます。各ペアは別個の行に記述されている必要があり、コロン (:) または等号 (=) を使用して区切られている必要があります。

  • 要求ヘッダープロパティーで、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、通知の実行時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1097 要求メソッド

アプリケーションに要求を送信する際に通知が使用するメソッドを指定します。当該アプリケーションの資料を参照して、使用するメソッドを判断してください。

値:

DELETE
GET(デフォルト)
PATCH
POST
PUT

データベース名
WSNotification.WebService.RequestMethod

使用上の注意:別の申請方法が必要な場合は、リコーのサポート担当者に連絡してください。

1.1098 要求パラメーター

外部アプリケーションへの Web サービス要求に通知が含めるパラメーターを指定します。必須パラメーター、オプションパラメーター、および構文については、アプリケーションの資料を参照してください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)

データベース名
WSNotification.WebService.RequestParams
使用上の注意:
  • 要求パラメーターは、1 つまたは複数のキーワードと値のペアで構成されます。各ペアは別個の行に記述されている必要があり、コロン (:) または等号 (=) を使用して区切られている必要があります。

  • 要求パラメータープロパティーでRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、通知の実行時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1099 要求ペイロード

通知がアプリケーションに送信する、Web サービス要求の本文を指定します。構文と要件については、アプリケーションの資料を参照してください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
制限:
有効な JSON または XML にする必要があります。
データベース名
WSNotification.WebService.RequestPayload
使用上の注意:
  • ペイロードプロパティーでRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、通知の実行時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1100 要求 URL

アプリケーションに要求を送信する際に通知が使用する URL を指定します。使用する URL を決定する方法については、アプリケーションの資料を参照するか、またはアプリケーションをホストする企業にお問い合わせください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
制限:
有効な URL である必要があります。

データベース名
WSNotification.WebService.RequestURL
使用上の注意:
  • URL は、HTTP または HTTPS プロトコルを使用できます。
  • URLにRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、通知の実行時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1101 SOAP 要求

SOAP Web サービスに情報を送信する際に通知が使用する、SOAP 要求オブジェクトの名前を指定します。

値:

SOAP 要求オブジェクトのリストです。

データベース名
WSNotification.WebService.SOAPRequest

使用上の注意:

  • SOAP Web サービスに情報を送信するには、SOAP 要求オブジェクトを選択する必要があります。RICOH ProcessDirector は、SOAP 要求オブジェクトに基づいて、Web サービスとの通信に必要な SOAP バージョンおよびその他の情報を判定できます。Web Service Description Language (WSDL) ファイルをインポートすると、RICOH ProcessDirector は、ファイル内の SOAP 操作から SOAP 要求オブジェクトを作成します。

  • SOAP要求オブジェクトをリストに追加するには、WSDLファイルをインポートします。RICOH ProcessDirectorは、WSDLファイル内の各SOAP操作の名前の先頭に、 WSDL接頭部プロパティーの値とハイフンを付加します。

    例えば、WSDL ファイルには次の 2 つの操作が含まれます: closeOrder および sendStatus. WSDL接頭部WebStatusと入力します。RICOH ProcessDirectorは、WebStatus-closeOrderWebStatus-sendStatusという2つのSOAP要求オブジェクトを作成します。

    詳しくは、RICOH ProcessDirector インフォメーションセンターで WSDL ファイルのインポートに関するトピックを参照してください。

  • SOAP 要求オブジェクトを編集または削除することはできません。また、オブジェクトのプロパティーはユーザーインターフェースに表示されません。

1.1102 プロキシを使用

プロキシサーバー経由で通知が通信するかどうかを指定します。経由して通信する場合は、通信に使用するプロキシサーバーを指定します。

値:

設定なし (デフォルト)

通知は、通信にプロキシサーバーを使用しません。

プロキシサーバー1

通知は、プロキシサーバー 1経由で通信します。

プロキシサーバー2
通知はプロキシサーバー2を介して伝えられます。
データベース名
WSNotification.WebService.Proxy
使用上の注意:
  • プロキシサーバーを使用するには、[システム設定]ページのプロキシサーバータブで、 プロキシサーバー 1または プロキシサーバー 2プロパティーに値を指定します。

  • プロキシを使用プロキシサーバー 1または プロキシサーバー 2に設定されていても、プロキシサーバープロパティーの値が設定されていない場合、通知は要求を送信できません。通知は、エラーメッセージをログに書き込みます。

1.1103 要求ヘッダー

ステップが要求をアプリケーションに送信するために Web サービス要求に含める HTTP ヘッダーフィールドを指定します。

要件と構文については、アプリケーションの資料を参照してください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)

データベース名
Job.WebService.Header

使用上の注意:

  • 要求ヘッダーは、1 つまたは複数のキーワードと値のペアで構成されます。各ペアは別個の行に記述されている必要があり、コロン (:) または等号 (=) を使用して区切られている必要があります。
  • 要求ヘッダープロパティーで、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、ステップの実行時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、インフォメーションセンターを参照してください。

  • 要求ヘッダーは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1104 要求パラメーター

ステップが外部アプリケーションへの Web サービス要求に含めるパラメーターを指定します。必須パラメーター、オプションパラメーター、および構文については、アプリケーションの資料を参照してください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)

データベース名
Job.WebService.Parameter

使用上の注意:

  • 要求パラメーターは、1 つまたは複数のキーワードと値のペアで構成されます。各ペアは別個の行に記述されている必要があり、コロン (:) または等号 (=) を使用して区切られている必要があります。
  • 要求パラメータープロパティーでRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、ステップの実行時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、インフォメーションセンターを参照してください。

  • 要求パラメーターは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1105 要求ペイロード

ステップがアプリケーションに実行依頼する Web サービス要求の本文を指定します。構文と要件については、アプリケーションの資料を参照してください。

ペイロードは、直接このフィールドに入力することも、ジョブの処理中にこのステップがアクセスできるテキストファイルに保存することもできます。

  • このフィールドにテキストを入力する場合は、要求ペイロードタイププロパティーの値を テキストに変更します。
  • ペイロードをファイルに保存する場合は、そのファイルの完全パスとファイル名をここに入力し、要求ペイロードタイププロパティーの値を ファイルに変更します。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)

データベース名
Job.WebService.Payload

使用上の注意:

  • 要求ペイロードプロパティーでRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、ステップの実行時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、インフォメーションセンターを参照してください。

  • ペイロードファイルを使用する場合、ファイルがファイル拡張子を持ち、ファイルパスにペイロードファイルの拡張子が含まれている必要があります。
  • 要求ペイロードは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1106 要求ペイロードタイプ

要求ペイロードプロパティーの値がファイルのパスであるか、ストリングであるかを指定します。

値:

テキスト (デフォルト)
要求ペイロードプロパティーに、Web サービス要求の本文が含まれます。
ファイル
要求ペイロードプロパティーに、Web サービス要求の本文を含むファイルの完全ファイルパスが含まれます。ペイロードファイルがファイル拡張子を持ち、ファイルパスにペイロードファイルの拡張子が含まれている必要があります。

データベース名
Job.WebService.PayloadType

使用上の注意: 要求ペイロードタイプは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1107 パスワード

ステップが Web サービスでの認証に使用するパスワードを指定します。

形式:

長さ
Web サービスによって指定されます。
制限:
大/小文字の区別
データベース名
Job.WebService.PosPassword
使用上の注意:
000
  • このプロパティーは、CallRESTServiceおよび CallSOAPServiceステップテンプレートに基づいて異なるステップに異なるパスワードを指定するために使用できる、定位置ジョブプロパティーです。

  • CallRESTServiceステップに対しては、${Job.WebService.Password} シンボルを 要求ヘッダーまたは 要求パラメータープロパティーの値の一部として指定できます。

  • このプロパティーを要求ヘッダーまたは要求ペイロードに含める必要がある場合は、シンボルをこのプロパティーに直接使用しないでください。代わりに、次のシンボルを使用します: ${Job.WebService.Password}

    このフィールドは、プロパティーノートブックを開いたときに [Job.WebService.Password] として表示されます。実際のパスワード値は表示されません。

1.1108 プロキシを使用

ステップがプロキシサーバーを介して通信するかどうかと、プロキシサーバーを介して通信する場合に使用するプロキシサーバーを指定します。

値:

設定なし (デフォルト)

このステップではプロキシサーバーを介して通信しません。

プロキシサーバー1

このステップではプロキシサーバー1を介して通信します。

プロキシサーバー2
このステップではプロキシサーバー2を介して通信します。

データベース名
Job.WebService.Proxy

使用上の注意:

  • プロキシサーバーを使用するには、[システム設定]ページの適切なプロキシサーバーセクションの プロキシサーバー1または プロキシサーバー2プロパティーの値を指定します。
  • プロキシを使用プロキシサーバー 1または プロキシサーバー 2に設定する一方でプロキシサーバープロパティーの値を設定しない場合、ステップは要求を送信できません。ステップは、エラーメッセージをジョブログに書き込みます。
  • プロキシを使用は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1109 要求メソッド

ステップが要求をアプリケーションに送信するために使用するメソッドを指定します。どのメソッドを使用するかについては、アプリケーションの資料を参照してください。

値:

DELETE
GET(デフォルト)
PATCH
POST
PUT

データベース名
Job.WebService.RequestMethod

使用上の注意:

  • アプリケーションが他の要求メソッドを必要とする場合は、Ricoh のサポート担当者にお問い合わせください。
  • 要求メソッドは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1110 要求 URL

ステップが要求をアプリケーションに実行依頼するために使用する URL を指定します。使用する URL を決定する方法については、アプリケーションの資料を参照するか、またはアプリケーションをホストする企業にお問い合わせください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
制限:
有効な URL である必要があります。

データベース名
Job.WebService.RequestURL

使用上の注意:

  • URL は、HTTP または HTTPS プロトコルを使用できます。
  • URLにRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、ステップの実行時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、インフォメーションセンターを参照してください。

  • 要求URLは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1111 応答ファイル

RICOH ProcessDirector がアプリケーションからの応答を保存するために使用するファイルの完全パスと名前を指定します。通常、この値は、アプリケーションから返される応答ファイルのタイプによって${getFileName(print,json,write)}または${getFileName(print,xml,write)}になります。応答ファイルを保存すると、ワークフロー内の他のステップで応答ファイルを処理できます。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)

データベース名
Job.WebService.ResponseFile

使用上の注意:

  • 応答ファイルRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、ステップの実行時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • 応答ファイルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1112 SOAP 要求

SOAP Web サービスを使用してジョブ情報を取得するために使用する SOAP 要求オブジェクトの名前を指定します。

SOAP 要求オブジェクトのリストです。

データベース名
Job.WebService.SOAPRequest

使用上の注意:

  • SOAP Web サービスを使用するには、SOAP 要求オブジェクトを選択する必要があります。RICOH ProcessDirector は、SOAP 要求オブジェクトに基づいて、Web サービスとの通信に必要な SOAP バージョンおよびその他の情報を判定できます。Web Service Description Language (WSDL) ファイルをインポートすると、RICOH ProcessDirector は、ファイル内の SOAP 操作から SOAP 要求オブジェクトを作成します。

  • SOAP要求オブジェクトをリストに追加するには、WSDLファイルをインポートします。RICOH ProcessDirectorは、各SOAP操作の名前の先頭に WSDL接頭部プロパティーの値とハイフンを付加します。

    例えば、WSDL ファイルには次の 2 つの操作が含まれます: getOrdersByDate1 および getOrdersByDate2. WSDL接頭部WebOrdersと入力します。RICOH ProcessDirectorは、WebOrders-getOrdersByDate1WebOrders-getOrdersByDate2をという2つのSOAP要求オブジェクトを作成します。

    詳しくは、RICOH ProcessDirector インフォメーションセンターで WSDL ファイルのインポートに関するトピックを参照してください。

  • SOAP 要求オブジェクトを編集または削除することはできません。また、オブジェクトのプロパティーはユーザーインターフェースに表示されません。

1.1113 WSDLファイル

インポートするWebサービス記述言語(WSDL)ファイルのフルパスと名前を指定します。WSDLファイルには、受け取るパラメーターと返すデータ構造を含む、SOAP Webサービスを呼び出す方法が記述されています。アプリケーションと通信するために呼び出すすべてのSOAP WebサービスのWSDLファイルをインポートします。 RICOH ProcessDirector は、各WSDLファイルのSOAP操作からSOAP要求オブジェクトを作成します。
データベース名
SoapRequest.WSDLfile

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector は、WSDLファイルを/aiw/aiw1/wsdlディレクトリー(Linux)またはC:\aiw\aiw1\wsdlディレクトリー(Windows)に配置します。
  • インポートするSOAP要求オブジェクトは、 SOAP要求プロパティーの選択肢になります。SOAP Webサービスの入力装置、SOAP Webサービスの通知、または CallSOAPService ステップを定義するときに、このプロパティーに値を設定します。

1.1114 WSDL接頭部

RICOH ProcessDirector が作成するSOAP操作の名前に追加する接頭部を指定します。
データベース名
SoapRequest.WSDLPrefix

インポートするSOAP要求オブジェクトは、SOAP要求プロパティーの選択肢になります。SOAP Webサービスの入力装置、SOAP Webサービスの通知、またはCallSOAPServiceステップを定義するときに、このプロパティーに値を設定します。

1.1115 住所ブロック行 1

文書内のアドレスブロックの最初の行を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.Address.1

使用上の注意:

  • 提供ツールを RICOH ProcessDirector とともに使用して、この文書プロパティーの値に使用する文書内テキストを識別します。
  • PDF ジョブの場合、RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat を使用して、Doc.Address.1 という文書プロパティーを定義します。
  • RICOH ProcessDirector ワークフローの AFP ジョブの場合、RICOH Visual WorkbenchAFP Visual Environment の Document Property Designer を使用して、入力ファイルの索引タグ内の値を住所ブロック行 1 という文書プロパティーにリンクします。
  • 郵便有効化機能に用意されているサンプルワークフローでは、このプロパティーは郵便ソフトウェアに送信される Zip コード情報の指定に使用されます。

1.1116 郵便番号

文書内の郵便番号を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.Address.Postalcode

使用上の注意:

  • 郵便有効化機能に用意されているサンプルワークフローでは、このプロパティーは郵便ソフトウェアから返される Zip コード情報の受信に使用されます。このプロパティーはそのように使用することも、文書データ内で識別され郵便ソフトウェアに送信される郵便番号の格納にも使用できます。
  • PDF ジョブの場合、 RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat を使用して、Doc.Address.Postalcode という文書プロパティーを定義します。
  • RICOH ProcessDirector ワークフローの AFP ジョブの場合、RICOH Visual WorkbenchAFP Visual Environment の Document Property Designer を使用して、入力ファイルの索引タグ内の値を郵便番号という文書プロパティーにリンクします。

1.1117 処理カテゴリ

文書の郵便ソフトウェアによって決定された郵便処理のグループ化を指定します。例えば、郵便ソフトウェアは、文書の住所情報が無効であると判断し、この値を Undeliverable (配達不可) に設定することがあります。有効な値は、郵便システムや郵便ソフトウェアによって異なります。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.Postal.Category

1.1118 郵便会社名

文書内の会社名を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.Address.Company

使用上の注意:

  • 一部の郵便処理ソフトウェアでは、ソフトウェアが返す住所情報の最初の行を含めるため、会社情報を含むプロパティーをラベルで使用します。
  • Postal Enablement フィーチャーに用意されているサンプルワークフローでは、このプロパティーは郵便ソフトウェアに送信される名前情報の指定に使用されます。

1.1119 Zip コード

文書内の郵便番号を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.Address.ZipCode

使用上の注意:

  • 提供ツールを RICOH ProcessDirector とともに使用して、この文書プロパティーの値に使用する文書内テキストを識別します。
  • PDF ジョブの場合、RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat を使用して、Doc.Address.ZipCode という文書プロパティーを定義します。
  • RICOH ProcessDirector ワークフローの AFP ジョブの場合、RICOH Visual WorkbenchAFP Visual Environment の Document Property Designer を使用して、入力ファイルの索引タグ内の値を Zip コードという文書プロパティーにリンクします。
  • 郵便有効化機能に用意されているサンプルワークフローでは、このプロパティーは郵便ソフトウェアに送信される Zip コード情報の指定に使用されます。

1.1120 住所処理戻りコード

郵便住所修正ソフトウェアから返される値で、処理の結果を示します。この値を使用することで、住所修正の成功/失敗に基づいて、郵便割引に適格のジョブと不適格のジョブに文書をグループ化できます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.Postal.AddressProcessingRC

1.1121 住所変更戻りコード

郵便住所修正ソフトウェアから返される値の 1 つで、文書の住所が変更されているかどうかを示します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.Postal.ChangeAddressRC

1.1122 パレット仕分けマーク

文書のパレット仕分けマークを示します。この値は郵便分類ソフトウェアから返される値で、郵便物の事前分類割引を最大限活用できるようジョブ内の文書のパレット境界を決定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.Postal.ContainerBreakMark

1.1123 パレット番号

文書のパレット番号を指定します。この値は郵便分類ソフトウェアから返される値で、郵便物の事前分類割引を最大限活用できるようジョブ内の各文書をパレットに割り当てます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.Postal.ContainerNumber

1.1124 コンテナ仕分けマーク

文書のコンテナ仕分けマークを指定します。この値は郵便分類ソフトウェアから返される値で、郵便物の事前分類割引を最大限活用できるようジョブ内の文書のコンテナ境界を決定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.Postal.HandlingUnitBreakMark

1.1125 コンテナ番号

文書のコンテナ番号を指定します。この値は郵便分類ソフトウェアから返される値で、郵便物の事前分類割引を最大限活用できるようジョブ内の各文書をコンテナに割り当てます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.Postal.HandlingUnitNumber

1.1126 パッケージ仕分けマーク

文書のパッケージ仕分けマークを指定します。この値は郵便分類ソフトウェアから返される値で、郵便物の事前分類割引を最大限活用できるようジョブ内の文書のパッケージ境界を決定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.Postal.PackageBreakMark

1.1127 パッケージ番号

文書のパッケージ番号を指定します。この値は郵便分類ソフトウェアから返される値で、郵便物の事前分類割引を最大限活用できるようジョブ内の各文書をパッケージに割り当てます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.Postal.PackageNumber

1.1128 郵便料金

文書の郵便料金を指定します。この値は郵便ソフトウェアから返される値で、郵便物の重量や郵便番号のタイプなどいくつかの要因に基づいて郵便料金を決定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.Postal.PostageRate

1.1129 郵便料金コード

文書の郵便料金コードを指定します。この値は郵便ソフトウェアから返される値で、郵便料金コードのタイプなどいくつかの要因に基づいて郵便料金を決定します。米国郵政公社の料金では、ZIP と ZIP+4 の 2 つの値が用いられます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.Postal.PostageRateCode

1.1130 事前分類シーケンス番号

文書の事前分類のシーケンス番号を指定します。この値は、郵便分類ソフトウェアから返される値で、郵便物の事前分類割引を最大限活用できるようジョブ内の文書を並べ替えます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.Postal.SequenceNumber

1.1131 事前分類処理戻りコード

郵便ソートソフトウェアから返される値で、処理の結果を示します。この値を使用することで、分類の成功/失敗に基づいて、郵便割引に適格のジョブと不適格のジョブに文書をグループ化できます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.Postal.SequencingProcessingRC

1.1132 郵便物の厚さ (可変)

ジョブに含まれる郵便物の厚さが異なる場合に郵便物の厚さを指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.DocSize.PieceThickness

使用上の注意:

  • お使いの郵便ソフトウェアで要求される形式で値を入力します。例えば、郵便物の厚さが 0.15 インチの場合、正しい入力は 0.15、15、.15i などになります。単位の入力については、郵便ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
  • このプロパティーを使用するには、可変尺度を使用プロパティーの値を はいに設定します。

1.1133 郵便物の重量 (可変)

ジョブに含まれる郵便物の重量が異なる場合に郵便物の重量を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Doc.DocSize.PieceWeight

使用上の注意:

  • お使いの郵便ソフトウェアで要求される形式で値を入力します。例えば、郵便物の重量が 0.8 オンスだった場合、ソフトウェアプログラムの正しい入力は、0.8、8、8oz などになります。単位の入力については、郵便ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
  • このプロパティーを使用するには、可変尺度を使用プロパティーの値を はいに設定します。

1.1134 郵便の高さ

郵便物の高さを指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Job.DocSize.DefaultPieceHeight

使用上の注意:

  • お使いの郵便ソフトウェアで要求される形式で値を入力します。例えば、郵便物の高さが 5 インチの場合、あるソフトウェアプログラムの正しい入力は 5 になります。別のプログラムでは 5.0 など、さまざまな形式があります。
  • 単位はお使いのソフトウェアプログラムによって指定されます。単位の入力については、郵便ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

1.1135 郵便の長さ

郵便物の長さを指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Job.DocSize.DefaultPieceLength

使用上の注意:

  • お使いの郵便ソフトウェアで要求される形式で値を入力します。例えば、郵便物の長さが 9 インチだとします。あるソフトウェアプログラムの正しい入力は 9、別のプログラムでは 9.0 など、さまざまな形式があります。
  • 単位はお使いのソフトウェアプログラムによって指定されます。単位の入力については、郵便ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

1.1136 郵便物の厚さ (同一)

ジョブに含まれるすべての郵便物の厚さが同一の場合に郵便物の厚さを指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Job.DocSize.DefaultPieceThickness

使用上の注意:

  • お使いの郵便ソフトウェアで要求される形式で値を入力します。例えば、郵便物の厚さが 0.15 インチだとします。あるソフトウェアプログラムの正しい入力は 0.15、別のプログラムでは 15 または .15i など、さまざまな形式があります。
  • 単位はお使いのソフトウェアプログラムによって指定されます。単位の入力については、郵便ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
  • このプロパティーを使用するには、可変尺度を使用プロパティーの値を いいえに設定します。
  • 郵便ソフトウェアで可変の厚さを使用できない場合は、代表値を算出できます。例えば、30 通の郵便物があったとします。厚さの合計は 3 インチです。厚さの合計を郵便物の数で割り、その値をこのプロパティーに入力します。

1.1137 郵便物の重量 (同一)

ジョブに含まれるすべての郵便物の重量が同一の場合に郵便物の重量を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Job.DocSize.DefaultPieceWeight

使用上の注意:

  • お使いの郵便ソフトウェアで要求される形式で値を入力します。例えば、郵便物の厚さが 0.8 オンスだとします。あるソフトウェアプログラムの正しい入力は 0.8、別のプログラムでは 80 など、さまざまな形式があります。
  • 単位はお使いのソフトウェアプログラムによって指定されます。単位の入力については、郵便ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
  • このプロパティーを使用するには、可変尺度を使用プロパティーの値を いいえに設定します。
  • 郵便ソフトウェアで可変の重量を使用できない場合は、代表値を算出できます。例えば、30 通の郵便物の重量を計測します。重量の合計は 60 オンスです。重量の合計を郵便物の数で割り、その値をこのプロパティーに入力します。

1.1138 可変尺度を使用

ジョブ内の郵便物の重量と厚さがすべて同一か異なるかを指定します。

値:

はい
すべての郵便物の重量と厚さは同一です。
いいえ
郵便物の重量と厚さはさまざまです。
データベース名
Job.DocSize.VaryingWeightAndThickness

使用上の注意: 値が いいえの場合、 郵便物の重量 (同一)および 郵便物の厚さ (同一)プロパティーの値を指定します。値が はいの場合、 郵便物の重量 (可変)および 郵便物の厚さ (可変)プロパティーの値を指定します。

1.1139 処理カテゴリ

郵便ソフトウェアによって決定可能な郵便処理のグループ化を表します。

郵便物をさまざまなワークフローに振り分けるために会社で使用する値を入力します。例えば、国際郵便は、他の郵便に適用される分類や自動郵便料金計算など追加の処理の対象とならないなどです。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Job.Postal.Category

使用上の注意:

  • 郵便サービスで使用される処理カテゴリの値を定義できます。
  • サンプルワークフローでは、文書プロパティーの値に応じて文書が複数の子ジョブにグループ化されます。子ジョブのプロパティーに基づいて、異なるワークフロープロシージャーが用いられます。
  • この値ではシンボル式を使用できます。

1.1140 郵便物クラス

ジョブの郵便物のクラスを指定します。例えば、米国郵政公社の郵便物のクラスには、First Class、Standard、Parcel などがあります。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Job.Postal.Class

使用上の注意:

  • 郵便サービスで使用される郵便クラスの値を定義できます。
  • この値ではシンボル式を使用できます。

1.1141 パレットの最大重量

郵便用パレットの最大重量を指定します。個々の文書の重量が判明している場合は、このプロパティーを使用して、最大重量を超過しないように文書をジョブにグループ化できます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Job.Postal.ContainerMaxWeight

使用上の注意:この値ではシンボル式を使用できます。

1.1142 パレットの最小重量

郵便用パレットの最小重量を指定します。個々の文書の重量が判明している場合は、このプロパティーを使用して、最小重量を常に満たすように文書をジョブにグループ化できます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Job.Postal.ContainerMinWeight

使用上の注意:この値ではシンボル式を使用できます。

1.1143 パレットサイズ

個々のパレットのサイズを示します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Job.Postal.ContainerSize

使用上の注意:この値ではシンボル式を使用できます。

1.1144 コンテナサイズ

コンテナのサイズを指定します。コンテナのサイズは、例えば、2 フィート (2 フィートの標準レタートレイ)、EMM (Extended Managed Mail トレイ) のように指定できます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Job.Postal.HandlingUnit

使用上の注意:

  • 郵便ソフトウェアで使用されるコンテナサイズの値を定義できます。
  • この値ではシンボル式を使用できます。

1.1145 コンテナの最小重量

郵便サービスで許容されているコンテナの最小重量を指定します。個々の文書の重量が判明している場合は、このプロパティーを使用して、最小重量を常に満たすように文書をジョブにグループ化できます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Job.Postal.HandlingUnitMinWeight

使用上の注意:この値ではシンボル式を使用できます。

1.1146 コンテナの最大重量

郵便サービスで許容されているコンテナの最大重量を指定します。個々の文書の重量が判明している場合は、このプロパティーを使用して、最大重量を超過しないように文書をジョブにグループ化できます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Job.Postal.HandlingUnitMaxWeight

使用上の注意:この値ではシンボル式を使用できます。

1.1147 メーラー ID

郵便物を送付する会社の ID 番号を指定します。メーラー ID は郵便サービスによって割り当てられます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Job.Postal.MailerID

使用上の注意:この値ではシンボル式を使用できます。

1.1148 事前分類処理

郵便サービスによって設定された要件に基づき、ジョブが適格な分類のタイプを指定します。例えば、郵便物が機械処理可能と機械処理不可に分類されるなどです。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Job.Postal.MailStream

使用上の注意:

  • 郵便サービスで使用される事前分類処理の値を定義できます。
  • この値ではシンボル式を使用できます。

1.1149 郵便タイプ

ジョブ内の郵便物の形状を指定します。例えば、米国郵政公社の郵便物のクラスには、Postcard、Letter、Flat などがあります。

形式:

長さ
最大 32 文字 (バイト)

データベース名
Job.Postal.PieceType

使用上の注意:

  • 郵便サービスで使用される郵便タイプの値を定義できます。
  • この値ではシンボル式を使用できます。

1.1150 郵便ステートメント日

ジョブが郵便サービスに引き渡され、郵便サービスがジョブの料金を領収する日付を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)

データベース名
Job.Postal.PostageStatementDate

使用上の注意:この値ではシンボル式を使用できます。

1.1151 郵便料金タイプ

ジョブの郵便料金のタイプを指定します。例えば、米国郵政公社の郵便料金タイプには、Regular、Non-profit、Classroom があります。

形式:

長さ
最大 32 文字 (バイト)

データベース名
Job.Postal.Type

使用上の注意:

  • 郵便サービスで使用される郵便料金タイプの値を定義できます。
  • この値ではシンボル式を使用できます。

1.1152 維持する列

外部結果ファイルの列見出しの名前のコンマ区切りのリストを指定します。変更済み結果ファイルが作成されるときに、これらの列は、MapExternalResultsFiletoDocProps ステップを基にしたステップによって維持されます。その他すべての列は、変更済み結果ファイルには含まれません。

形式:

長さ
最大1028文字(バイト)

データベース名
Job.Doc.ColumnsToKeep

使用上の注意:

  • 外部結果ファイルに列見出しが含まれる場合、どの列を維持するかを指定できます。外部結果に列見出しを含めるプロパティーの値を はいに設定します。
  • 外部結果ファイルに列見出しが含まれている場合は、維持する列プロパティーに、郵便ソフトウェアによって返された外部結果ファイル内のプロパティーと同じ順序で、値を入力する必要はありません。
  • 指定した列見出しが外部結果ファイルに存在しない場合、このステップはエラーになります。
  • 維持する列プロパティー内の列見出しの順序が 選択した文書プロパティーリスト内の文書プロパティーの順序と一致し、各リストの文書プロパティーの数が一致している必要があります。文書プロパティーの順序が一致しない場合、ジョブの処理が予期しない結果に終わることがあります。文書プロパティーの数が一致しない場合、ジョブはエラー状態になります。

1.1153 外部結果に列見出しを含める

外部プログラムから返される外部結果ファイルに文書プロパティー列の見出しを含めるかどうかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
外部結果ファイルに列見出しが含まれます。
いいえ
外部結果ファイルに列見出しは含まれません。

データベース名
Job.Doc.ContainsHeader

使用上の注意:

  • このプロパティーの値がいいえの場合、 維持する列プロパティーを使用して、外部結果ファイルで維持する列の見出しを指定できなくなります。 MapExternalResultsFiletoDocProps ステップを実行する前に、維持したくない列を手動で削除する必要があります。
  • 外部結果に列見出しを含めるは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1154 選択された文書プロパティー

変更済み結果ファイルの列見出しとして追加される順番で文書プロパティーを指定します。

値:

使用可能リストには、システム内のすべての文書プロパティーの名前が表示されます。 選択済みリストには、列見出しとして選択した文書プロパティーの名前が表示されます。リストの一番上の文書プロパティーは最初の列見出し、上から 2 番目の文書プロパティーは 2 番目の列見出しです。以下同様です。

データベース名
Job.Doc.DocPropForHeading

1.1155 選択した文書プロパティー

BuildExternalDocPropsFile を基にしたステップに基づいて生成される外部文書プロパティーファイルに書き込まれる文書プロパティーを指定します。

使用可能リストには、システム内のすべての文書プロパティーの名前が表示されます。 選択済みリストには、列見出しとして選択した文書プロパティーの名前が表示されます。リストの一番上の文書プロパティーは最初の列見出し、上から 2 番目の文書プロパティーは 2 番目の列見出しです。以下同様です。

デフォルト
なし
データベース名
Job.Doc.DocPropToOutput

1.1156 列見出し

外部文書プロパティーファイルで使用する列見出しを指定します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)

データベース名
Job.Doc.ExternalHeadings

使用上の注意:

  • 列見出しの順序は、[選択した文書プロパティー]リストの順序と一致している必要があります。
  • 文書番号またはこのリスト内の 子ジョブ内シーケンスプロパティーに対応するプロパティーが必要です。

1.1157 外部結果ファイル

外部プログラムから返され、文書プロパティーその他の情報を含む、コンマ区切りまたはタブ区切りのファイルの名前を指定します。このファイルは、MapExternalResultsFiletoDocProps ステップテンプレートに基づくステップへの入力になります。

形式:

デフォルト
${getFileName(data,csv,read)}
データベース名
Job.Doc.InputFileName

使用上の注意:

  • 外部結果ファイル内の列には、文書番号または 子ジョブ内シーケンス文書プロパティーにマッピングできるプロパティーが含まれている必要があります。
  • この値ではシンボル式を使用できます。
  • デフォルト値では、ジョブのスプールディレクトリー内の拡張子.csvのファイルを指定します(例:/aiw/aiw1/spool/default/10000012/10000012.data.csv(UNIXベースのオペレーティングシステムの場合)、C:\aiw\aiw1\spool\default\10000012\10000012.data.csv(Windowsの場合))。
  • 外部結果ファイルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1158 ファイル形式

外部結果ファイルのタイプを指定します。このファイルは、MapExternalResultsFiletoDocPropsステップテンプレートを基にしたステップへの入力になります。

値:

CSV (デフォルト)
コンマ区切り値 (CSV) ファイル
タブ区切り
タブ区切りのテキストファイル

データベース名
Job.Doc.InputFileType

使用上の注意: ファイルタイプは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1159 変更済み結果ファイル

外部結果ファイル内の文書プロパティーから選択した文書プロパティーを含むタブ区切りのファイルの名前を指定します。このファイルは、MapExternalResultsFiletoDocPropsステップテンプレートに基づくステップの出力として作成されます。

形式:

デフォルト
${getFileName(data,opf,write)}
データベース名
Job.Doc.OutputFileDPFName

使用上の注意:

  • 変更済み結果ファイルには、文書番号または 子ジョブ内シーケンスプロパティーが列の 1 つとして含まれている必要があります。
  • 変更済み結果ファイルは、UpdateDocPropsFromExtResultsFile ステップに基づくステップの入力になります。
  • この値ではシンボル式を使用できます。
  • 変更済み結果ファイルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1160 外部文書プロパティーファイル

外部文書プロパティーファイルの完全修飾出力ファイル名を指定します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)

デフォルト
${getFileName(data, csv,write)} (for example a file named Job.ID .data.csv がジョブのスプールディレクトリー (/aiw/aiw1/spool/default/JobID) に書き込まれます。例えば、ジョブ 10000000 の場合、これは /aiw/aiw1/spool/default/10000000/10000000.data.csv になります。
データベース名
Job.Doc.OutputFileName

使用上の注意:

  • 外部文書プロパティーファイルが書き込まれるディレクトリーは、ステップの実行前に存在している必要があります。
  • このフィールドではシンボル式を使用できます。

1.1161 ファイル形式

外部文書プロパティーファイルの出力ファイルタイプを指定します。

[ファイルタイプ]プロパティーは、ファイルがタブ区切りかコンマ区切り (CSV) かを決定します。

デフォルト
CSV
データベース名
Job.Doc.OutputFileType

使用上の注意: ファイルタイプが CSV の場合、コンマ文字を含む値は引用符で囲む必要があります。

1.1162 変更済み結果ファイル

外部結果ファイルから選択したプロパティーを含むタブ区切りのファイルの名前。変更済み結果ファイル内のプロパティーは、ステップによってジョブの文書プロパティーファイルにマージされます。

形式:

デフォルト
${getFileName(read, opf)}
データベース名
Job.DPF.MergeFile

使用上の注意:

  • 変更済み結果ファイルには、文書 IDプロパティーが列の 1 つとして含まれている必要があります。
  • この値ではシンボル式を使用できます。

1.1163 バナーページ給紙トレイ

ヘッダーページとトレーラーページの用紙を保持するプリンターの給紙トレイを指定します。

値:

デフォルト
設定なし
データベース名
KodakPDFPrinter.BannerPage.Tray

使用上の注意

  • このプロパティーは、Kodak PDF プリンターにのみ適用されます。
  • バナーページ給紙トレイが設定されていない場合、RICOH ProcessDirector はトレイ情報がないデフォルトの JDF ジョブチケットを作成します。プリンターは、バナーページ用のデフォルトのトレイの用紙を使用します。
  • プリンターが追加されると、RICOH ProcessDirector は全部のトレイのリストを表示します。プリンターでサポートされるトレイのリストを表示するには、プリンターの追加を終了する必要があります。次に、プリンターのプロパティーノートブックを再び開き、正しいトレイを選択します。

1.1164 バナーページを PDF 印刷ファイルにマージ

ヘッダーおよびトレーラーバナーファイルをPDF印刷ファイルにマージするか、別のファイルとしてプリンターに送信するかを指定します。

値:

はい
ヘッダーページまたはトレーラーページが使用可能な場合、印刷ファイルと連結されて1つのファイルとしてプリンターに送信されます。
いいえ
ヘッダーページまたはトレーラーページが使用可能な場合、バナーページのための独立したファイルと印刷ファイルがプリンターに送信されます。
デフォルト
はい

データベース名
KodakPDFPrinter.MergeBanner

使用上の注意:

  • 場合によっては、バナーファイルをマージしないようにする必要があります。例えば、各ジョブの複数のコピーを印刷する際に、コピーの間にバナーページを印刷しない場合です。
  • Postscript ファイルをプリンターに送信している場合は、このプロパティーをいいえに設定します。

1.1165 Kodak プリンターキュー

Kodak PDF プリンターで使用する LPR 印刷キューの名前を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
デフォルト値なし
データベース名
KodakPDFPrinter.PrinterQueue

使用上の注意:

  • Kodak PDF プリンターが追加されるときに、LPR 印刷キューはサーバー上に自動的に作成されません。システム管理者がオペレーティングシステムの手順を使用して LPR 印刷キューを作成する必要があります。このフィールドに入力した値は、システムに定義されている LPR 印刷キューの名前と一致している必要があります。

1.1166 PitStop アクションリストまたは PDF プロファイル

RICOH ProcessDirector によって PitStop Server に送信される PitStop アクションリスト (.eal) または PDF プロファイル (.ppp) ファイルのフルパスとファイル名を指定します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

PitStop ではこのファイルを使用して、印刷ジョブに対して次のようなアクションを実行します。

  • テキストまたはオブジェクトの追加
  • プロパティー、カラー、フォントの確認と変更
  • フォントとカラーの変更
  • 異なる ICC プロファイルの設定
  • ジョブの内容に関する情報の収集

これらのファイルの作成については、PitStop の資料を参照してください。

データベース名
Job.Pitstop.ActionListOrProfile

使用上の注意:

  • このステップでジョブを処理する前に、PitStop を使用してこのファイルを作成する必要があります。
  • PitStopアクションリストまたはPDFプロファイルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1167 保存する文書プロパティー

ファイルと共に保存できる文書プロパティーです。
データベース名
Job.Repository.DocPropToArchive

使用上の注意:

  • ユーザーがこの文書を検索したときの結果を絞り込むために、最小数の文書プロパティーを使用します。
  • プロパティーは注意して選択してください。リポジトリーに保存された文書のプロパティーは変更できません。RemoveDataFromRepositoryステップテンプレートに基づくステップを使用すると、リポジトリーから文書を削除したり、文書を含むジョブを削除したりできます。
  • 次の文書プロパティーが自動的に保存されます。
    • 現在の最初のページ (Doc.CurrentFirstPage)
    • 現在のページ (Doc.CurrentPages)
    • 現在のシート (Doc.CurrentSheets)
    • オリジナル先頭ページ (Doc.OriginalFirstPage)
    • オリジナルページ (Doc.OriginalPages)
    • 子ジョブ内シーケンス (Doc.SequenceInChild)
    • オリジナルジョブ内シーケンス (Doc.OriginalSequence)
  • 保存する文書プロパティーは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1168 エントリのタイプのアーカイブ

オリジナルジョブファイルプリフライト印刷後履歴のみなど、このステップによってリポジトリーに保存される情報にカスタムラベルを追加します。

このプロパティーを使用して、取得するジョブ、文書、または履歴情報を検索できます。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
Job.Repository.EntryType

使用上の注意:

  • 同じワークフローに StoreInRepository ステップを複数組み込むと、 エントリのタイプのアーカイブ値を指定するたびに、システムのジョブの履歴とその文書の中にある特定のデータポイントを取得できます。

    例えば、[印刷]ステップと、[挿入]ステップの後の挿入のもう 1 つの エントリのタイプのアーカイブの直後で、 StoreInRepository印刷エントリ タイプのアーカイブを使用します。

    ジョブが再印刷され、再印刷後に StoreInRepository ステップによって処理されると、2 番目のエントリがリポジトリーに追加されます。このジョブのリポジトリーを検索すると、タイムスタンプが異なる 2 つの 印刷エントリが見つかります。

1.1169 保存するファイル

リポジトリーに保存するファイルを指定します。

デフォルト
${getCurrentFile(${Job.InputDatastream})}

データベース名
Job.Repository.FileToArchive

使用上の注意:

  • デフォルト値では、入力データストリームプロパティーで設定されるデータストリーム形式内の現在のファイル名が返されます。
  • ファイルの種類はどれでも選択可能ですが、リポジトリーから取得された場合、表示できるのは AFP ファイルおよび PDF ファイルのみです。
  • 式を使用して、リポジトリーに保存するファイルをジョブのスプールディレクトリーで識別します。例えば、AFP ファイルを受信して PDF ファイルに変換してから、印刷します。AFP ファイルをリポジトリーに保存するには、${getCurrentFile(afp)} を指定します。
  • プロパティーまたは履歴情報のみを保存する場合は、この値をクリアできます。
  • 保存するファイルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1170 保存するジョブプロパティー

ファイルまたは履歴情報を取得する際に使用するために保存するジョブプロパティー。
データベース名
Job.Repository.JobPropToArchive

使用上の注意:

  • ユーザーがこのジョブまたはジョブの履歴情報を検索したときの結果を絞り込むために、最小数のジョブプロパティーを使用します。
  • プロパティーは注意して選択してください。ジョブまたはその履歴情報がリポジトリーに文書が保存された後は、プロパティーは変更できません。リポジトリーのジョブまたはその履歴情報は削除できません。
  • 定位置ジョブプロパティーは、保存するジョブプロパティープロパティーの値として選択できません。定位置ジョブプロパティーを保存するには、関連プロパティーファイルを作成します。定位置ジョブプロパティーの値は、ワークフローの異なるステップに応じて異なる場合があります。
  • 次のジョブプロパティーが自動的に保存されます。
    • AFP リソースパス (Job.Print.ResourcePath) (AFP サポートがインストールされている場合)
    • データタイプ (Job.Repository.DataType)
    • 書式定義 (Job.Line2AFP.FORMDEF) (AFP サポートがインストールされている場合)
    • リポジトリー ID (Job.Repository.Identifier)
    • 合計ページ数 (Job.TotalPages)
  • 保存するジョブプロパティーは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1171 文書プロパティーファイル

リポジトリーを保存するプロパティー値を含む、タブ区切りのファイルの名前を指定します。ファイルには、文書プロパティーの値、RICOH ProcessDirector 文書プロパティーとして定義されていないフィールド、またはその両方の組み合わせを含めることができます。指定するファイルに、RICOH ProcessDirector に対して定義された文書プロパティでないフィールドが 1 つでもあれば、 保存する文書プロパティープロパティーで [すべて]を選択します。

StoreInRepository ステップでは、このファイルを使用して、アーカイブの文書レベルのプロパティーを保存します。ファイルのすべてのプロパティーが文書プロパティーとして定義されている場合は、それらを 保存する文書プロパティー プロパティーで選択できます。

このプロパティーが空白の場合、デフォルトの文書プロパティーファイルが、保存するプロパティー値の決定に使用されます。

形式:

デフォルト
${getFileName(document,dpf,read)}

データベース名
Job.Repository.DocFileToArchive

使用上の注意:

  • 指定したファイルは、タブ区切りである必要があります。この機能は、コンマ区切りの値では動作しません。
  • ファイルを指定するためにシンボル式を使用できます。
  • 保存する文書プロパティープロパティーで表示されるプロパティーのリストは、指定するファイルによって変わりません。
  • 文書プロパティーファイルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1172 指定変更プロパティーファイルへのパス

ジョブプロパティーのリストを保存するテキストファイルのためにパスと名前を指定します。 このテキストファイルには、ジョブまたは文書をワークフローに実行依頼するときに使用する値が保存されます。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

指定変更プロパティーファイルを指定すると、リポジトリーに保存される各ジョブに対して、arch.overrides.txt ファイルが作成されます。arch.overrides.txt ファイルには、指定変更プロパティーファイル内の各ジョブプロパティーのための値が含まれます。ジョブまたは文書をもう一度実行依頼する場合、arch.overrides.txt ファイルがこれらの値で再び実行依頼されます。

形式:

デフォルト
なし

データベース名
Job.Repository.Overrides

使用上の注意:

  • テキストファイルの内容を定義するには、各ジョブプロパティーのデータベース名を別々の行に指定します。例えば、このファイルは次の 3 つのジョブプロパティー (カスタマー名メディアが必要、および 両面) を指定しています。
    Job.CustomerNameJob.MediaRequiredJob.Duplex
  • ファイルにはコメントを追加できます。各コメントは、以下のようにポンド記号 (#) を先頭に指定して、それぞれ別の行に入力します。例:
    Job.CustomerName# This is a comment.
  • 指定変更プロパティーファイルに指定されたプロパティーは、保存するジョブプロパティープロパティー値として設定されたプロパティーとは異なる機能を実行します。プロパティー値を使用してリポジトリーからジョブを取得する場合、または[結果]テーブルの 詳細を表示をクリックしてそのプロパティー値を表示する場合は、そのプロパティーを 保存するジョブプロパティープロパティーの値として設定します。ワークフローにジョブまたはその文書をもう一度実行依頼するときにプロパティー値を適用するには、指定変更プロパティーファイルにそのプロパティーを指定します。すべての機能にプロパティーを使用するには、両方の場所にプロパティーを指定します。
  • パスとファイル名を指定するためにシンボル式を使用できます。例えば、1 つのワークフローで実行する全ジョブに同じ指定変更を使用する場合です。例えば、1 つのワークフローで実行する全ジョブに同じ指定変更を使用する場合です。
    • /aiw/aiw1/control_files/${Job.JobType}.txt (Linux)
    • C:\aiw\aiw1\control_files\${Job.JobType}.txt (Windows)

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • 同じジョブプロパティーの値を異なるリポジトリーに保存されたジョブで保存する場合は、複数のStoreInRepositoryステップに同じ指定変更プロパティーファイルを指定できます。異なるジョブプロパティーの値を異なるリポジトリーに保存されたジョブで保存する場合は、指定変更プロパティーファイルに異なる名前を指定します。
  • ジョブまたは文書をもう一度実行依頼するワークフローでは、最初のステップをSetJobPropsFromTextFileにする必要があります。別のステップが最初のステップになっている場合、RICOH ProcessDirector は指定変更プロパティーファイルで取得するプロパティーを設定しません。
  • 指定変更プロパティーファイルへのパスは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1173 関連プロパティーファイル

StoreInRepository ステップで、ジョブに関連付けられているが、他のオブジェクトのプロパティーである 1 つまたは複数のプロパティーの保存に使用可能なファイルの完全パスまたはシンボル表記を指定します。例えば、プリンターのモデルや場所など、ジョブの印刷に使用されたプリンターのプロパティーを保存できます。

パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
Job.Repository.RefAttributes

使用上の注意:

  • 関連プロパティーファイルを使用して、定位置のジョブプロパティーを保存することもできます。
  • 関連プロパティーファイルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1174 リポジトリー

ファイルを保存するリポジトリーを指定します。

このステップで指定するリポジトリーは、後でジョブデータまたは文書を取得するために使用されます。

値:

デフォルト
設定なし

データベース名
Job.Repository.Repository

使用上の注意:

  • リポジトリーのリポジトリーの位置プロパティーの値を指定する場合は、ファイルを取得する必要があるユーザーがアクセスを許可されている リポジトリーの位置の値が設定されているリポジトリーを選択してください。
  • StoreInRepository ステップが実行されたにジョブの値を変更しても、アーカイブされたデータが自動的に新しいリポジトリーに移動されることはありません。
  • リポジトリーは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1175 新しいジョブのファイル名

新しいジョブの[ジョブ名]プロパティーに使用する名前を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
Job.Repository.ResubmitFileName

1.1176 履歴記録の保存

ステップで、1 つまたは複数の履歴記録通知オブジェクトによって収集された実動履歴を保存するかどうかを指定します。

値:

はい
履歴記録はリポジトリーに保存されます。
いいえ
履歴記録は保存されません。

データベース名
Job.Repository.StoreHistory

使用上の注意:

  • ジョブの履歴を複数回保存すると、新しい履歴記録が履歴リストに追加されます。ただし、最初の StoreInRepository ステップで保存された履歴にアクセスしても、ワークフローの最初の部分の履歴記録しか表示されません。
  • 履歴記録の保存は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1177 概要

リポジトリーを説明します。このプロパティーは、例えば、ここで保存されるデータのタイプを説明します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)

データベース名
Repository.Description

1.1178 使用されるディスクスペース (GB)

リポジトリー内のエントリが使用するディスクスペースを表示します。
データベース名
Repository.DiskSpace

1.1179 フォルダー位置

リポジトリーがデータを保存するディレクトリーを指定します。プロパティーは、フォルダー位置の変更アクションを使用して変更できます。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
  • Linux: /aiw/aiw1/archive

  • Windows: C:\aiw\aiw1\archive

データベース名
Repository.FileLocation

使用上の注意:

  • リポジトリーを追加する場合には、フォルダー位置にオリジナル値を設定します。値を変更するには、 リポジトリーページの フォルダー位置の変更を使用します。
  • データの保存後にフォルダー位置を変更しても、ファイルは自動的に新しい位置に移動されません。ファイルは新しい位置に手動で移動する必要があります。
  • フォルダー位置に指定されるディレクトリーが存在しない場合は、 StoreInRepository ステップがここでファイルを作成する際に RICOH ProcessDirector がディレクトリーを作成します。
  • それぞれのリポジトリーに固有のディレクトリーが必要となります。
  • 完全なパスを指定しない場合、Linux のディレクトリーは /var/aiw ディレクトリーに作成されます。Windows ではドライブ\Program Files\Ricoh\ProcessDirector パスに作成されます (ドライブRICOH ProcessDirector がインストールされている場合)。

1.1180 保存するファイル

リポジトリーに保存されるデータファイルの合計数を表示します。履歴情報のみを含むアーカイブのエントリは、合計の一部にカウントされません。
データベース名
Repository.FilesStored

1.1181 名前

プロパティーの名前を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
Repository.ID

1.1182 最終変更日時

リポジトリーが最後に変更された日時。 リポジトリーが変更されるたびに RICOH ProcessDirector はこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Repository.LastModified

1.1183 レポジトリーの位置

リポジトリーに関連付けられる位置を指定します。

値:

位置のリストはシステムで使用可能です。

デフォルト
設定なし
データベース名
Repository.Location

使用上の注意:

  • ユーザーがリポジトリー内のジョブまたは文書を検索する場合、ユーザーが検索できるのは、リポジトリーの位置値に一致する 位置値を含むリポジトリーのみになります。
  • ジョブがリポジトリーに保存されている場合、ジョブプロパティーノートブックにジョブが保存されているリポジトリー名が表示されます (表示を確認しているユーザーがリポジトリーのリポジトリーの位置にアクセスできない場合を除く)。その場合には、 リポジトリープロパティーに 設定なしが表示されます。

1.1184 次に有効期限が切れるファイルの削除

保存期間の有効期限が次に切れるファイルが削除される日時が表示されます。
データベース名
Repository.NextDelete

使用上の注意:

  • その値は、ユーザーインターフェースにアクセスするために使用するコンピュータのタイムゾーンに基づいて表示されます。
  • 有効期限が切れたファイルは、14日ごとに削除され、RICOH ProcessDirectorが再起動されるたびにタイマーがリセットされます。RICOH ProcessDirectorを再起動すると、再起動から24時間後に、有効期限切れファイルの最初のチェックが行われます。

1.1185 新しいジョブにワークフローを選択する

ファイルが新しいジョブとして実行依頼される場合に、選択された結果ファイルを処理するために使用するワークフローを指定します。

値:

ユーザーがアクセス権を持つ位置の値があるシステムの使用可能なワークフローのリスト。

データベース名
Repository.ResubmitFile

使用上の注意: リポジトリーにファイルを保存するために使用されるワークフローとは異なるワークフローを選択する場合があります。例えば、文書を再印刷するために使用するワークフローは、最初に文書を印刷した際に使用したワークフローとは異なる場合があります。

1.1186 保存期間

このリポジトリーにファイルを保存する期間を指定します。選択できる値の時間単位は日、週、月、年です。プロパティーは、保存期間の変更アクションを使用して変更できます。

形式:

コンテンツ
値は、1 日から 100 年までです。値の時間単位を選択するには、プロパティーの右にあるドロップダウンリストを使用します。
デフォルト
3 か月

データベース名
Repository.RetainDuration

使用上の注意:

  • リポジトリーを追加する場合には、保存期間にオリジナル値を設定します。値を変更するには、 リポジトリーページの 保存期間の変更を使用します。

  • 保存期間を短縮すると、アーカイブのエントリは、次にスケジュールされた削除時刻に削除されます。

1.1187 結果数

検索で返される結果の最大数を指定します。

結果数が指定された値に達すると、RICOH ProcessDirector は選択されたリポジトリーでの検索を停止します。

形式:

データタイプ
1 から 999 までの整数
デフォルト
10
データベース名
Repository.ReturnResults

1.1188 検索

以前に保存した検索を選んで、新しい検索を開始できます。

保存された検索をロードすると、すべての定義された検索オプション、それらの組み合わせ、検索するリポジトリーが、 検索の概要に表示されます。

値:

保存した検索のリスト。
新しい検索(デフォルト)
現在使用する検索を指定できます。

データベース名
Repository.SavedSearches

使用上の注意:

  • 保存された検索を取得した後に、変更を加えて新しい名前で保存できます。
  • 新しい検索を保存するには、新しい検索を選択し、 検索を保存ボタンをクリックして、検索の名前を入力します。
  • 検索は、ユーザー別に保存されます。
  • 保存された検索を削除するには、保存された検索リストで検索の上にポインターを置きます。検索名の右側に表示されている Xをクリックして、赤にします。検索を削除するには、赤い Xをクリックします。

1.1189 検索基準

検索オプションの組み合わせ方法を指定します。

値:

すべて(デフォルト)
すべての検索オプションがジョブプロパティまたは文書プロパティーと一致する必要があります。検索オプションには、AND 関係があります。
任意
検索オプションのいずれかがジョブプロパティまたは文書プロパティーと一致する必要があります。検索オプションには、OR 関係があります。
カスタム
検索オプションのどの組み合わせがジョブプロパティまたは文書プロパティーと一致するのかを指定する必要があります。検索オプションを組み合わせるために、ANDOR の両方を使用できます。

データベース名
Repository.SearchAnyAll

使用上の注意:

  • カスタムを選択する場合は、右にあるテキストフィールドを使用してカスタムの組み合わせを定義します。

1.1190 検索オプション

使用する 1 つ以上のプロパティーを定義して、取得するジョブ、文書または履歴譲情報を検索します。各検索オプションは、プロパティー、比較、および値で構成されます。

検索オプションを組み合わせる規則は、検索基準プロパティーによって決定されます。

プロパティー
検索で使用するプロパティーを指定します。リストには、StoreInRepository ステップによって保存できる保存できるシステム内のすべてのジョブプロパティおよび文書プロパティーが含まれます。
比較
RICOH ProcessDirector が取得したいジョブまたは文書を検索するために、プロパティー値を フィールドの内容と比較する方法を指定します。次のいずれかを選択します。
= (等しい) (デフォルト)
プロパティー値がフィールドのテキストと正確に一致する場合に、そのジョブまたは文書データが検索結果に返されます。この比較には大/小文字の区別があります。
!= (等しくない)
プロパティーに値が含まれ、その値がフィールドの値でない場合に、そのジョブまたは文書データが検索結果に返されます。この比較には大/小文字の区別があります。
> (より大)
プロパティー値がフィールドの数値よりも大きい場合に、そのジョブまたは文書データが検索結果に返されます。
< (より小)
プロパティー値がフィールドの数値よりも小さい、またはプロパティーに値が含まれない場合に、そのジョブまたは文書データが検索結果に返されます。
>= (より大か等しい)
プロパティー値がフィールドの数値と等しいまたはそれよりも大きい場合に、そのジョブまたは文書データが検索結果に返されます。
<= (より小か等しい)
プロパティー値がフィールドの数値と等しいまたはそれよりも小さい場合、あるいはプロパティーに値が含まれない場合に、そのジョブまたは文書データが検索結果に返されます。
Like *(演算子)
フィールドに含まれるワイルドカード文字を考慮し、プロパティー値が フィールドの値と一致する場合には、そのジョブまたは文書のデータが検索結果に返されます。例えば、ジョブ名プロパティーの フィールドの値が CUST1* とします。あるカスタマーからのすべてのジョブのジョブ名に、接頭部 CUST1 が追加されています。ジョブ名が CUST1 で始まるとき、そのジョブはこの検索オプションに適合します。この比較には大/小文字の区別があります。
Not Like
フィールドに含まれるワイルドカード文字を考慮し、プロパティー値が フィールドの値と一致しない場合には、そのジョブまたは文書データが検索結果に返されます。例えば、 ジョブ名プロパティーの フィールドの値が *.pdf とします。ジョブ名の拡張子が .pdf でないとき、そのジョブはこの検索オプションに適合します。この比較には大/小文字の区別があります。
取得したいジョブまたは文書を検索するために RICOH ProcessDirector が使用する値を指定します。プロパティーに応じて、リストから選択するか、または英数値を入力できます。プロパティーに単位がある場合でも、それは選択できません。測定値はインチ単位で指定する必要があります。時間の値も、そのプロパティーがサポートする最小単位を使用して指定する必要があります。例えば、 保存期間は分単位です。
データベース名
Repository.SearchConditions

使用上の注意:

  • is likeまたは is not like比較を使用するときは、 フィールドでワイルドカード文字を使用できます。0 文字以上を表すには、* または % を使用してください。1 文字だけを表すには、_ または ? を使用してください。 Like 比較を使用してワイルドカード文字だけを フィールドに入力すると、そのプロパティー値が設定されているジョブすべてが検索結果に返されます。ただし、その値が 設定なしになっているジョブを除きます。
  • isis notis likeis not like、または contains比較を使用するときは、 フィールドでアポストロフィー( ' )を使用できません。
  • 特定のプロパティーを、シンボル式を含んでいる値に設定できます。例えば、顧客のジョブのワークフローにカスタマー名プロパティーと同じ名前を付けます。シンボル式を使用する検索オプションを定義して、ワークフロー名がカスタマー名と一致するジョブまたは文書を検索できます。 Workflow = ${Job.CustomerName}
  • 追加条件を定義するには、任意の検索条件の右側の + をクリックします。検索条件を削除するには、削除する検索条件の右側の - をクリックします。
  • が日付またはタイムスタンプの場合は、 比較未満 (<)、 より大きい (>) であることを確認します。

1.1191 検索するリポジトリー

検索したいリポジトリーを指定します。リポジトリーの選択後、取得するデータを検索するために使用するプロパティーを選択できます。選択したリポジトリーにより、選択できるプロパティーのリストが、そのリポジトリーに保存されているプロパティーに制限されます。
データベース名
Repository.SearchRepository

使用上の注意: すべてを選択した場合、RICOH ProcessDirector はアクセスできるすべてのリポジトリーを検索します。

1.1192 検索基準

ExportFromRepository ステップでエクスポートするデータのリポジトリーの検索に使用するプロパティーと値を指定します。

基準のタイプファイルの場合は、検索引数が含まれるファイルの完全パスを入力します。 基準のタイプテキストの場合はストリングを入力します。ストリングの形式またはファイルの内容は、[アーカイブ]タブの結果ポートレットに表示される検索クエリーと同じです。 ファイルを使用する場合は、複数の検索クエリーを指定できます。それぞれのクエリーは、別の行で指定する必要があります。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
Job.Exportrep.ExportInput

使用上の注意:テキストまたはファイルの内容の正しい形式は、[アーカイブ]タブの結果ポートレット内の検索クエリーを、見つかった結果数を示す括弧の後からコピーできます。

1.1193 基準タイプ

検索基準プロパティーの値がファイルであるか、ストリングであるかを指定します。

値:

テキスト
検索基準を含むテキストストリングです。
ファイル
検索基準を含むファイルの完全パスです。

データベース名
Job.Exportrep.ExportInputType

使用上の注意: 検索基準プロパティーのテキストまたはファイルの内容の正しい形式は、アーカイブタブの結果ポートレット内の検索クエリーを、見つかった結果数を示す括弧の後からコピーできます。

1.1194 エクスポート結果ファイル

ステップがエクスポートするプロパティーを書き込むコンマ区切り (CSV) ファイルの完全パスまたはシンボル名を指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
Job.Exportrep.ExportOutputFile

使用上の注意: エクスポート結果ファイルは、プロパティーだけが含まれ、ヒストリーレコードは含まれません。両方をエクスポートするには、[アーカイブ]タブの結果ポートレットにある エクスポートを使用します。

1.1195 結果ファイルの記述子

ExportFromRepositoryステップがリポジトリーから取得してエクスポート結果ファイルに含めるプロパティー値がリストされているファイルのパスとファイル名を指定します。パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

デフォルト
設定なし
制限:
大/小文字の区別

データベース名
Job.Exportrep.HeaderFile

使用上の注意:

  • 結果ファイルの記述子を設定しない場合、検索基準に一致する各リポジトリーエントリのすべてのプロパティー値が返されます。
  • 結果ファイルの記述子ファイルの各行は、別個の行に記述されている必要があります。

    例えば、リポジトリーエントリーにプロパティーがある場合、次のようになります。Document.Name, Document.Account, Document.Level, Document.Region, Document.Zip, Document.Agentプロパティーとその値のうち 3 つをエクスポート結果ファイルに含めます。結果ファイルの記述子ファイルには、次の内容が含まれます。Document.LevelDocument.RegionDocument.Agent

1.1196 リポジトリー

エクスポートする情報を検索するリポジトリーを指定します。

値:

デフォルト
設定なし

データベース名
Job.Exportrep.Repository

1.1197 エクスポートされた記録の最終番号

ExportFromRepository ステップが最後に実行された時にエクスポートされた記録数を指定します。この値は編集できません。

形式:

データタイプ
1 から 9999 までの整数。

データベース名
Job.Repository.LastNumOfRecordsExported

1.1198 入力ZIPファイル

CreateJobsFromRepositorySearchステップテンプレートに基づくステップで作成されるZIPファイルのフルパスとシンボル名を指定します。

形式:

データベース名
Job.RepResult.ZipFileToUse

使用上の注意:

  • ZIPファイルは、CreateJobsFromRepositorySearchステップテンプレートに基づくステップで作成されている必要があります。

1.1199 子ジョブとして作成

CreateJobsFromRepositorySearchステップテンプレートに基づくステップで作成されるジョブを、子ジョブにするか独立したジョブにするかを指定します。新規ジョブが子ジョブの場合、 CreateJobsFromRepositorySearchステップで処理されるジョブが親ジョブになります。

値:

はい(デフォルト)
ジョブは子ジョブになります。ステップで処理されるジョブが、新規子ジョブの親になります。
いいえ
ジョブは独立したジョブになります。ステップで処理されるジョブは新規ジョブの親ではありません。

データベース名
Job.RepSearch.CreateAsChild

使用上の注意:

  • 子ジョブを作成するときは、次の点に注意してください。
    • 親ジョブのワークフローにWaitForRelatedJobsステップを追加すると、すべての子ジョブが完了するまで、親ジョブはシステム内に留まります。
    • 親ジョブを処理したワークフローの別の分岐を使って子ジョブを送信するコネクターに、規則を割り当てることができます。
  • 子ジョブとして作成は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1200 指定変更プロパティーファイルへのパス

ジョブプロパティーのリストを保存するテキストファイルのフルパスと名前を指定します。 このプロパティーの値は、新規ジョブが作成されたときに使用されます。指定変更プロパティーファイルを指定すると、RICOH ProcessDirector が指定変更ファイルを作成します。この指定変更ファイルは、 CreateJobsFromRepositorySearchステップで作成されるすべてのジョブに渡されます。

パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

デフォルト
なし

データベース名
Job.RepSearch.PathToOverrides

使用上の注意:

  • テキストファイルの内容を定義するには、各ジョブプロパティーのデータベース名を別々の行に指定します。例えば、このファイルは次の 3 つのジョブプロパティー (カスタマー名メディアが必要、および 両面) を指定しています。
    • Job.CustomerName
    • Job.MediaRequired
    • Job.Duplex
  • ファイルにはコメントを追加できます。各コメントは、以下のようにポンド記号 (#) を先頭に指定して、それぞれ別の行に入力します。例:
    • Job.CustomerName
    • # This is a comment.
  • 指定変更プロパティーファイルを作成しない限り、メディア要求されたジョブコピーなどのプロパティー値は、 CreateJobsFromRepositorySearchステップ内のジョブからステップで作成されたジョブには渡されません。指定変更プロパティーファイルにジョブプロパティーのデータベース名が指定されていると、RICOH ProcessDirector がプロパティーの値を使って指定変更ファイルを作成します。この指定変更ファイルは、ステップで作成されたすべてのジョブに渡されます。指定変更ファイルについては、インフォメーションセンターを参照してください。
  • パスとファイル名を指定するためにシンボル式を使用できます。例えば、特定のワークフローに渡されるすべての新規ジョブに同じ指定変更を使用する場合です。例えば、1 つのワークフローで実行する全ジョブに同じ指定変更を使用する場合です。
    • /aiw/aiw1/control_files/${Job.JobType}.txt (Linux)
    • C:\aiw\aiw1\control_files\${Job.JobType}.txt (Windows)

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • 同じジョブプロパティーの値を、異なるワークフローに渡される新規ジョブに使用する場合は、複数のCreateJobsFromRepositorySearchステップに同じ指定変更プロパティーファイルを指定できます。異なるジョブプロパティーの値を、異なるワークフローに渡される新規ジョブで使用する場合は、指定変更プロパティーファイルに異なる名前を指定します。
  • 指定変更プロパティーファイルへのパスは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1201 リポジトリー

新規ジョブに含める情報を検索するためのリポジトリーを指定します。

形式:

デフォルト
設定なし

データベース名
Job.RepSearch.RepToSearch

1.1202 検索基準

CreateJobsFromRepositorySearch ステップで新規ジョブに含めるデータのリポジトリーの検索に使用するプロパティーと値を指定します。

検索基準がファイル内にある場合は、ファイルの完全パスを入力します。検索基準がテキストの場合は、フィールドにテキストを直接入力します。テキストの形式またはファイルの内容は、[アーカイブ]タブの結果ポートレットに表示される検索クエリーと同じです。

形式:

長さ
最大 4096 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
Job.RepSearch.SearchCriteria

使用上の注意:

  • テキストまたはファイルの内容の正しい形式は、[アーカイブ]タブの結果ポートレット内の検索クエリーを、見つかった結果数を示す括弧の後からコピーできます。
  • 検索基準には、複数のアーカイブ検索のエントリーを含めることができます。各エントリーがキャリッジリターンで区切られた別々の行になるようにしてください。
  • 検索基準フィールドでは、ジョブプロパティーのシンボル表記を使用できます。検索基準をファイルに入れると、ジョブと文書の両方のプロパティーのシンボル表記を使用できます。例:${Doc.Custom.AccountNumber}=20035564 シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1203 結果が見つからない場合に停止する

結果が見つからない場合に、CreateJobsFromRepositorySearchステップがジョブをエラー状態にするかどうかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
結果が見つからない場合、ジョブはエラー状態になります。
いいえ
結果が見つからない場合、ジョブの処理が継続されます。
データベース名
Job.RepSearch.Require

1.1204 新規ジョブ用のワークフロー

CreateJobsFromRepositorySearchステップテンプレートに基づくステップが、作成する新規ジョブに使用するワークフローを指定します。
データベース名
Job.RepSearch.WorkflowResult

使用上の注意:

  • このワークフローの名前に、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。例えば、BusinessCards${Job.JobType}は新しいワークフローの名前として現行ワークフローの名前にプレフィックスBusinessCardsを追加して設定します。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。
  • 指定したワークフローがCreateJobsFromRepositorySearchステップの実行時に使用可能でない場合や存在しない場合、ジョブはエラー状態になります。

1.1205 リポジトリー

データを検索して削除するリポジトリーを指定します。

デフォルト
設定なし
データベース名
Job.RepToTrash.RepToSearch

1.1206 検索基準

RemoveDataFromRepository ステップでデータのリポジトリーの検索に使用するプロパティーと値を指定します。検索の結果として削除された項目の総数は、 削除された結果の数に表示されます。

検索基準はフィールドに直接入力することも、ファイルに格納することもできます。検索基準をファイルに格納する場合は、ここにファイルの完全パスを入力します。検索基準の形式は、[アーカイブ]タブの結果ポートレットに表示される検索クエリーと同じです。

形式:

長さ
最大 4096 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
Job.RepToTrash.SearchCriteria

使用上の注意:

  • テキストまたはファイルの内容の正しい形式は、[アーカイブ]タブの結果ポートレット内の検索クエリーを、見つかった結果数を示す括弧の後からコピーできます。
  • このプロパティーの値には、複数のアーカイブ検索のエントリーを含めることができます。各エントリーがキャリッジリターンで区切られた別々の行になるようにしてください。

1.1207 削除された結果の数

RemoveDataFromRepositoryステップテンプレートに基づくステップによって削除された結果の総数を表示します。このプロパティーの値は変更できません。

形式:

データタイプ
0~64000の整数
データベース名
Job.RepToTrash.TotalResultsDeleted

使用上の注意:

  • ジョブでRemoveDataFromRepositoryステップテンプレートに基づくステップが実行されるたびに、 削除された結果の数の値が新しい値で上書きされます。ステップが実行されるたびに削除された項目の数を確認するには、ジョブのログを調べます。ジョブのログには、ステップが実行されるたびに各リポジトリーから削除された項目の数のリストが含まれています。

1.1208 現在の期限ステップ

現在の締め切りを満たすためにジョブが完了する必要があるステップの名前を指定します。
ワークフロー内のすべてのステップのリスト。ステップはフェーズ別にグループ化されます。
データベース名
Job.DT.CurrentDeadlineStep

使用上の注意:

  • ジョブの締め切りステップは、SetDeadlineステップが実行されたとき、または 締め切りの変更アクションを実行したときに設定されます。ジョブのワークフロー内で複数の[締め切りステップ]を定義できますが、一度にアクティブになるのは 1 つの[締め切りステップ]のみです。ジョブがワークフロー内を移動すると、異なる締め切りステップがアクティブになるたびに、この値の変更を確認できます。
  • ジョブのプロパティーノートブックでこのプロパティーの値を変更することはできません。

1.1209 月の日

締め切りの日付の月の日を指定します。

このフィールドは、締め切りの日付プロパティーの 月の日を選択した場合のみ使用できます。

データベース名
Job.DT.DayOfMonth

1.1210 曜日

締め切りの日付の曜日を指定します。

このフィールドは、締め切りの日付プロパティーの 曜日を選択した場合のみ使用できます。

データベース名
Job.DT.DayOfWeek

1.1211 締め切りステップ

締め切りを満たすためにジョブが完了する必要があるステップの名前を指定します。

値:

ワークフロー内のすべてのステップのリスト。ステップはフェーズ別にグループ化されます。

データベース名
Job.DT.DeadlineStep

使用上の注意:

  • SetDeadline ステップテンプレートの 締め切りステップを選択することはできません。ステップのリストは、ステップテンプレートがワークフローに追加された後にのみ使用できます。
  • ジョブのワークフロー内で複数の締め切りステップを定義できますが、一度にアクティブになるのは 1 つの[締め切りステップ]のみです。例えば、条件付きワークフロー内の異なる分岐で異なる[締め切りステップ]を定義できます。ジョブはワークフロー内で 1 つの分岐のみを通ることができるため、その分岐の[締め切りステップ]が 締め切りの結果を決定します。ジョブがワークフロー内を移動すると、締め切りに関連する値の変更を確認できます。
  • ジョブが複数の SetDeadline ステップを通過する場合、 既存の締め切りを指定変更するプロパティーの値によって、ステップが実行されるときにこのプロパティーを変更する必要があるかどうかが決まります。
  • SetDeadline ステップの前に 締め切りステップとして実行されるワークフロー内のステップを選択した場合、 SetDeadline ステップで 締め切りの結果が常に 未達成に変更されないように、 前後の値を慎重に指定してください。
  • 締め切りステップは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1212 締め切り

ジョブが締め切りステップを完了する必要がある日時を表示します。ジョブがこのプロパティーに表示される日付の前に締め切りステップを完了しない場合、そのジョブの 締め切りの結果未達成に設定されます。

このプロパティーがブランクの場合、次のいずれかの状態が存在します。

  • ワークフローにSetDeadlineステップがありません。

  • ジョブがSetDeadlineステップに達していません。

  • 締め切りの変更アクションを使用してジョブの締め切りを割り当てたユーザーはいません。

データベース名
Job.DT.DeadlineTime

使用上の注意:

  • 時間は、使用しているブラウザーのタイムゾーンで表示されます。
  • ジョブの締め切りは、SetDeadlineステップが実行されたとき、または締め切りの変更アクションを実行したときに設定されます。
  • このプロパティーの値を変更するには、[ジョブ]テーブルで締め切りの変更アクションを使用します。

1.1213 親ジョブから締め切りを継承する

子ジョブが親ジョブから締め切りを継承するかどうかを指定します。

値:

いいえ (デフォルト)
子ジョブは親ジョブから締め切りを継承しませんが、この SetDeadline ステップで設定されたプロパティーから締め切りを計算します。
はい
親ジョブで既に締め切りが設定され、現在の締め切りステップが有効である場合、子ジョブは親ジョブから締め切りを継承します。親ジョブに含まれる 締め切りステップと同じステップが子ジョブタイプに含まれている場合、その締め切りは継承できません。

データベース名
Job.DT.InheritDeadline

使用上の注意:

  • 親ジョブから締め切りを継承するの値が はいで、 既存の締め切りを指定変更するの値が はいであり、親ジョブに締め切りがある場合、ジョブは親ジョブから締め切りを継承します。
  • 親ジョブから締め切りを継承するの値が はいで、 既存の締め切りを指定変更するの値が いいえであり、親ジョブに締め切りがある場合、親ジョブから締め切りを継承しません。
  • 親ジョブから締め切りを継承するは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1214 プロパティー

締め切りの計算に使用されるジョブのプロパティーを指定します。

このフィールドは、締め切りの日付プロパティ―の プロパティー値に対して相対的を選択した場合のみ使用できます。

データベース名
Job.DT.JobTimestampAttr

1.1215 締め切りの結果

ジョブの締め切りに間に合ったかどうかを示します。

値:

適合
締め切りステップが締め切りの前に完了しました。
不適合
締め切りステップが締め切りの前に完了しませんでした。
判断不可能
締め切りに達しておらず、締め切りステップは完了していません。

このプロパティーがブランクの場合、次のいずれかの状態が存在します。

  • ワークフローにSetDeadlineステップがありません。

  • ジョブがSetDeadlineステップに達していません。

  • 締め切りの変更アクションを使用してジョブの締め切りを割り当てたユーザーはいません。

データベース名
Job.DT.OutcomeStatus

使用上の注意:

  • このプロパティーの値は変更できません。
  • SetDeadlineステップの後の各ステップが完了したときに、RICOH ProcessDirectorが締め切りの結果を評価します。
  • ジョブの締め切りの結果が未達成の場合、RICOH ProcessDirectorによって、ジョブテーブルの 締め切りポートレットおよび スケジュールリスク列に赤色のドットが追加されます。 スケジュールリスク列の見出しは空白です。列の名前を表示するには、見出し領域にポインターを置きます。締め切りの時間またはステップを変更するアクションを実行した場合、締め切りの結果が 未達成から 達成に変わることがあります。

1.1216 既存の締め切りを指定変更する

このSetDeadlineステップで指定された締め切りが、ジョブの既存の締め切りを指定変更するかどうかを指定します。

ジョブが複数のSetDeadlineステップで処理される場合は、 いいえを選択して、すでに設定されている締め切りがこのステップによって変更されないようにします。このステップで常に締め切りを設定する必要がある場合は、 はいに設定します。

値:

はい(デフォルト)
このステップによって設定される締め切りは、現在のジョブ内の既存の締め切りを指定変更します。
いいえ
このジョブによって設定される締め切りは、現在のジョブないの締め切りを指定変更しません。

データベース名
Job.DT.OverrideDeadline

使用上の注意:

  • 親ジョブから締め切りを継承するの値が はいで、 既存の締め切りを指定変更するの値が いいえであり、親ジョブに締め切りがある場合、親ジョブから締め切りを継承しません。
  • 既存の締め切りを指定変更するは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1217 パーセント完了

ジョブの予想されるワークフロー内のステップで指定された推定時間の完了した割合を指定します。

RICOH ProcessDirector は、現在のワークフロー内の処理済みステップの推定時間の合計をジョブの予想されるパス内のすべてのステップの推定時間の合計で割ってこの割合を計算します。

ワークフローウィンドウのジョブを表示の下部にある青いバーにポインターを置くと、予想されるワークフローの推定処理時間に対して、予想されるワークフローの推定処理時間に対する経過時間をパーセント単位で表示されます。

データベース名
Job.DT.PercentComplete

使用上の注意:

  • ジョブの推定時間に含まれるの値が いいえに設定されている場合、RICOH ProcessDirector は、 パーセント完了プロパティーを計算するときにそのステップを無視します。
  • 予想されるパス内のいずれかのステップの推定時間が変更された場合、パーセント完了プロパティーで新しい値が使用されます。
  • ジョブが再び処理される、ワークフローの前のステップに戻る、またはワークフローが変更される場合、RICOH ProcessDirectorパーセント完了を再計算します。
  • ジョブの処理中にワークフローを編集する場合、パーセント完了プロパティーは 0%にリセットされます。ジョブの パーセント完了を追跡するには、再度ジョブを処理する必要があります。
  • 完了済みのステップがもう一度実行される場合は、そのステップの推定時間は再カウントされません。

1.1218 締め切りの日付

締め切りの日付を設定するために使用する設定を指定します。ジョブが、締め切りの日付プロパティーから計算される日付の前に、 締め切りステップを完了しない場合、そのジョブの 締め切りの結果未達成に設定されます。

値:

今日 (デフォルト)
明日
曜日
締め切りの日付の曜日を選択します。
月の日
次の最初の日または最後の日を選択し、前後フィールドを使用して、月の 10 日目などの値を設定します。
プロパティー値に対して相対的
この値を選択すると、値のタイムスタンプが設定された任意のプロパティーに対して相対的に締め切りの日付を設定できます。その後で、 前後フィールドを使用して、タイムスタンプからのオフセットを指定して、締め切りの時刻を設定します。例えば、プロパティーとして 実行依頼時刻を選択し、 +12時間を選択すると、 締め切りの時刻がシステム内でジョブが到着してから 12 時間後になります。

データベース名
Job.DT.Period

使用上の注意: 締め切りの日付は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1219 前後

ユーザーが締め切りの時刻および 締め切りの日付プロパティーで設定した日付または時刻に加えるか差し引く分数、時間数、または日数を指定します。

例えば、締め切りの日付の値が 月の最初の日で、 前後の値が +5 日である場合、月の最初の日に 5 日を加えた月の 6 日目が締め切りになります。

または、締め切りの日付の値が 月の最後の日で、 前後の値が –2 日である場合、月の最後の日の 2 日前が締め切りになります。1 月の場合は、締め切りは 29 日目になります。

形式:

データタイプ
–365 ~ +365 の整数

デフォルト
0 日
データベース名
Job.DT.PlusMinus

使用上の注意:

  • 締め切りの日付の値が プロパティー値に対して相対的である場合、締め切りは、選択されたプロパティーに設定された時刻にこの値を加えることで決定されます。
  • 前後は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1220 予想完了時間

推定時間に含まれるワークフローの最後のステップの処理をジョブが完了するとRICOH ProcessDirectorが予想する日時を指定します。

この値は、ジョブの予想されるパス内の各ステップに指定された推定時間を合計することによって計算されます。

データベース名
Job.DT.PredictedCompletion

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirector が 1 つ以上のステップの推定時間を特定できない場合、 予想完了時間はブランクになります。
  • ステップの推定時間に含まれるの値が いいえに設定されている場合、RICOH ProcessDirector は、 予想完了時間プロパティーを計算するときにそのステップを無視します。
  • 予想されるパス内のいずれかのステップの推定時間が変更された場合、予想完了時間で新しい値が使用されます。
  • ジョブが再び処理される、ワークフローの前のステップに戻る、またはワークフローが変更される場合、予想完了時間は、ワークフロー内で残っている未処理のステップの推定時間が含まれるように調整されます。

1.1221 予想される結果

ワークフロー内のジョブの予想されるパスと、締め切りステップを介して、予想されるパス内に残っているステップの推定時間を使用して、締め切り時間までに残りのステップを実行するための十分な時間があるかどうかを判断します。

RICOH ProcessDirectorは、ワークフロー内の各ステップに指定された推定時間、現在の日付と時刻およびジョブの締め切りを使用して 予想される結果を計算します。

値:

未達成の可能性あり
締め切りステップを含む残っているステップの推定時間の合計が、ジョブの締め切り時間までの残り時間より長くなっています。ジョブが締め切りの前に処理を完了しない可能性があります。
判断不可能
条件付きワークフローの予想されるパスを選択するため、または1つ以上のステップの時間を見積もるために必要な情報がありません。例えば、ジョブ内のページ数に基づいて時間を見積もる場合にジョブのページ数がまだ利用できません。不足している情報が利用できるようになると、予想される結果が更新されます。
OK
現在のジョブは、締め切りの時刻の前に締め切りステップを完了すると予想されます。

データベース名
Job.DT.PredictedOutcome

使用上の注意:

  • 予想される結果は、ジョブに 締め切りステップが定義されている場合のみ設定されます。
  • ジョブの予想される結果未達成の可能性ありの場合、RICOH ProcessDirectorによって、ジョブテーブルの 締め切りポートレットおよび スケジュールリスク列にオレンジ色のドットが追加されます。 スケジュールリスク列の見出しは空白です。列の名前を表示するには、見出し領域にポインターを置きます。
  • [ジョブ]テーブルに黄色いドットが表示される場合は、そのジョブの予想される結果OKであっても、サービスレベルアグリーメント(SLA)のチェックポイントから遅延していることを示します。この場合は、ワークフローにはSLAのチェックポイントと締め切りステップの両方が定義されています。
  • RICOH ProcessDirectorは、 締め切りの結果達成または 未達成に設定されている場合、 予想される結果を計算しません。

1.1222 追跡状況

ワークフロー内のジョブの進行状況が、現在のステップおよびこの時点までに実行されたすべてのステップを完了するための推定時間に対して進んでいるか、遅れているかを示します。

値:

スケジュールどおり
ジョブの処理にかかっている時間の合計が、現在のステップおよびこの時点までに実行されたすべてのステップの推定時間より短くなっています。
スケジュール遅れ
ジョブの処理にかかっている時間の合計が、現在のステップおよびこの時点までに実行されたすべてのステップの推定時間より長くなっています。

データベース名
Job.DT.PredictedStatus

使用上の注意:

  • このプロパティーの値は変更できません。
  • 追跡状況で使用される見積もりにステップを含めるには、ステップの推定時間に含まれるプロパティーで はいを選択し、 推定時間プロパティーの値を指定します。
  • 締め切りステップまたは締め切りの時刻がなくても、ジョブの状況を追跡することができます。 RICOH ProcessDirectorは、追跡状況を判断する際にそれらを使用しません。
  • ジョブの追跡状況がスケジュール遅れの場合、RICOH ProcessDirectorではジョブテーブルの 締め切りポートレットおよび スケジュールリスク列にさまざまな色のドットが追加されます。
    • ジョブの締め切りの結果が判断不可能または 達成である場合は、黄色いドットが表示されます。
    • ジョブの締め切りの結果が未達成である場合は、赤色のドットが表示されます。

    スケジュールリスク列の見出しは空白です。列の名前を表示するには、見出し領域にポインターを置きます。

  • [ジョブ]テーブルに黄色いドットが表示される場合は、そのジョブの追跡状況スケジュールどおりであっても、サービスレベルアグリーメント(SLA)のチェックポイントから遅延していることを示します。この場合は、ワークフローにはSLAのチェックポイントと締め切りステップの両方が定義されています。
  • 追跡状況は、推定時間がある最初のステップが実行された後にのみ計算されます。ジョブの開始時に追跡状況を計算するには、SetJobPropsFromTextFileステップを推定時間に含めます。
  • 追跡状況は、ステップ内で処理されているジョブが推定時間に含まれている場合のみ更新されます。推定時間に含まれていないステップ内でジョブにエラーが発生した場合、追跡状況は更新されません。

1.1223 締め切りの時刻

締め切りの時刻を指定します。締め切りの日付プロパティーで指定されたこの時刻の前にジョブの 締め切りステップが完了しない場合、ジョブの 締め切りの結果未達成になります。

値:

時間
0~23
時、午前 (AM) または午後 (PM)
1 - 12
00 - 59

デフォルト
午前12:00
データベース名
Job.DT.Time

使用上の注意:

  • 締め切りの時刻の値は、 環境設定タブでユーザーによって指定された 時刻形式になります。
  • 締め切りの日付プロパティーに対して相対的を選択した場合、時刻は選択したプロパティーに指定された時刻に対して相対的に設定されるので、時刻の値を選択することはできません。
  • 締め切りの時刻は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1224 時間帯

現在のワークフローでジョブの締め切りを設定する際に使用するタイムゾーンを指定します。

値:

デフォルト
RICOH ProcessDirector が実行されているサーバーのタイムゾーン。

データベース名
Job.DT.TimeZone

使用上の注意:

  • 締め切りの日付プロパティーで プロパティー値に対して相対的を選択した場合、SetDeadline ステップまたはステップテンプレートのプロパティーにこのプロパティーは表示されません。
  • ジョブの締め切りは、使用しているブラウザーのタイムゾーンで表示されます。

1.1225 時間帯

現在のワークフローでジョブの締め切りを設定する際に使用するタイムゾーンを指定します。

値:

デフォルト
RICOH ProcessDirector が実行されているサーバーのタイムゾーン。

データベース名
Job.DT.TimeZoneStep

使用上の注意:

  • 締め切りの日付プロパティーで プロパティー値に対して相対的を選択した場合、SetDeadline ステップまたはステップテンプレートのプロパティーにこのプロパティーは表示されません。
  • ジョブの締め切りは、使用しているブラウザーのタイムゾーンで表示されます。

1.1226 推定時間に含まれる

ステップの推定時間および実際の処理時間が、ジョブの 追跡状況の計算に使用されるかどうかを指定します。

値:

はい
ステップの推定時間は、ジョブの推定処理時間を計算するために使用され、ステップ内でジョブに費やされた実際の時間はジョブの経過時間を計算するために使用されます。処理されたステップの実際の時間が、それらのステップの推定時間の合計よりも長い場合、 追跡状況スケジュール遅れに設定されます。
いいえ (デフォルト)
ステップの推定時間と実際の処理時間は、ジョブの 追跡状況の計算には使用されません。

データベース名
Step.DT.IncludeStepTime
使用上の注意
  • このプロパティーがいいえに設定されているときにそれを はいに変更する場合、ステップの 推定時間が正しいことを確認してください。すべてのステップテンプレートのデフォルトの時間は、すべてのジョブで 1 分です。ステップにかかる時間が 1 分よりも長い場合、ジョブの 追跡状況スケジュール遅れに変更されます。

  • 追跡状況は、推定時間がある最初のステップが実行された後にのみ計算されます。ジョブの開始時に追跡状況を計算するには、SetJobPropsFromTextFileステップを推定時間に含めます。

  • 追跡状況は、ステップ内で処理されているジョブが推定時間に含まれている場合のみ更新されます。推定時間に含まれていないステップ内でジョブにエラーが発生した場合、追跡状況は更新されません。

1.1227 推定時間

ステップでジョブの処理を完了するためにかかる推定時間を指定します。

この値は、作業のボリュームと時間の長さから成ります。

例えば、次のいずれかの値を推定時間として設定することができます。

  • 40 ごとに1つジョブ
  • 2 時間ごとに50,000 ページ
  • 1 ごとに1000 ページ

デフォルト
1 ごとに1つジョブ
データベース名
Step.DT.Weight

使用上の注意:

  • この値は、推定時間に含まれるプロパティーが はいに設定されている場合のみ、 追跡状況の計算に使用されます。
  • ステップのボリュームの単位としてページを選択した場合、そのステップの前に CountPagesステップテンプレートに基づいてステップを実行していることを確認してください。
  • ワークフローの複数のステップで 推定時間 を同時に設定する場合は、ワークフローを開き、ワークフローエディターで右クリックし、 推定時間を選択します。

1.1228 推定時間に含まれる

ステップの推定時間および実際の処理時間が、ジョブの 追跡状況の計算に使用されるかどうかを指定します。

値:

はい
ステップの推定時間は、ジョブの推定処理時間を計算するために使用され、ステップ内でジョブに費やされた実際の時間はジョブの経過時間を計算するために使用されます。処理されたステップの実際の時間が、それらのステップの推定時間の合計よりも長い場合、 追跡状況スケジュール遅れに設定されます。
いいえ (デフォルト)
ステップの推定時間と実際の処理時間は、ジョブの 追跡状況の計算には使用されません。

データベース名
StepTemplate.DT.IncludeStepTime
使用上の注意
  • このプロパティーがいいえに設定されているときにそれを はいに変更する場合、ステップの 推定時間が正しいことを確認してください。すべてのステップテンプレートのデフォルトの時間は、すべてのジョブで 1 分です。ステップにかかる時間が 1 分よりも長い場合、ジョブの 追跡状況スケジュール遅れに変更されます。

  • 追跡状況は、推定時間がある最初のステップが実行された後にのみ計算されます。ジョブの開始時に追跡状況を計算するには、SetJobPropsFromTextFileステップを推定時間に含めます。

  • 追跡状況は、ステップ内で処理されているジョブが推定時間に含まれている場合のみ更新されます。推定時間に含まれていないステップ内でジョブにエラーが発生した場合、追跡状況は更新されません。

1.1229 推定時間

ステップでジョブの処理を完了するためにかかる推定時間を指定します。

この値は、作業のボリュームと時間の長さから成ります。

例えば、次のいずれかの値を推定時間として設定することができます。

  • 40 ごとに1つジョブ
  • 2 時間ごとに50,000 ページ
  • 1 ごとに1000 ページ

デフォルト
1 ごとに1つジョブ
データベース名
StepTemplate.DT.Weight

使用上の注意:

  • この値は、推定時間に含まれるプロパティーが はいに設定されている場合のみ、 追跡状況の計算に使用されます。
  • ステップのボリュームの単位としてページを選択した場合、そのステップの前に CountPagesステップテンプレートに基づいてステップを実行していることを確認してください。
  • ワークフローの複数のステップで 推定時間 を同時に設定する場合は、ワークフローを開き、ワークフローエディターで右クリックし、 推定時間を選択します。

1.1230 予定作業名

予定作業オブジェクトの名前を指定します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
データベース名
ExpectedWork.ID

1.1231 作成元

グループを作成した RICOH ProcessDirector 機能の ID を指定します。グループが許可ユーザーによって作成され、機能のアクションによって作成されなかった場合、このプロパティーに値はありません。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
データベース名
ExpectedWork.SLA.CreatedBy

1.1232 概要

予定作業オブジェクトの説明です。この説明は、予想作業ページの予想作業オブジェクトを一覧表示する表に表示されます。
データベース名
ExpectedWork.SLA.Description

1.1233 使用可能状況

予想作業に関連付けられた入力装置でその予想作業が有効かどうかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
予想作業オブジェクトは使用可能です。この予想作業オブジェクトに関連付けられた入力装置は、予想作業オブジェクトを使用して予想ジョブの到着の監視および状況の報告を行います。
いいえ
予想作業オブジェクトは使用不可です。この予想作業オブジェクトに関連付けられた入力装置は、到着する予想ジョブの監視や状況の報告を行いません。
データベース名
ExpectedWork.SLA.Enabled

使用上の注意:予定作業オブジェクトが入力装置に関連付けられている場合でも、無効化されているときは、その予定作業オブジェクトを修正できます。

1.1234 ファイルパターン

ファイル名に基づいてジョブを識別するために使用できる1つ以上のパターンマッチング文字列を指定します。このプロパティーを予想されるジョブの数プロパティーと組み合わせて使用して、特定の印刷ジョブを監視できます。ジョブ名がファイルパターンのいずれかと一致すると、1 つの予想作業としてカウントされます。

この値には次の正規表現構文が使用されます。

  • ピリオド (.) は、1 つの文字 (英字または数字) に一致します。
  • アスタリスク (*) は、0 文字以上で最大ファイル名長までの直前の文字に一致します。
  • バックスラッシュ (\) はエスケープ文字で、その次の文字が文字どおりに解釈されます。
  • ドル記号 ($) は、一致が表現の終わりを示すことを意味します。

値の文字には大/小文字の区別があります。例えば、.*PDF$ は、 .*pdf$ とは異なるパターンを表します。複数のパターンはコンマで区切ります。 スペースを入れてはいけません。

データベース名
ExpectedWork.SLA.FilePaterns

使用上の注意: lprafpコマンドまたは lprコマンドを使用してジョブを実行依頼する場合、このコマンドはジョブファイルの名前を認識できない形式に変更します。その結果、ファイル名が作成したどのパターンとも一致しない可能性があります。 lprafp コマンドまたは lpr コマンドを使用してジョブを実行依頼する場合は、このプロパティーをブランクにしておくことをお勧めします。

1.1235 予定作業の間隔

システムに到着することが予定されている作業の監視に使用される時間間隔を示します。

値:

  • 時間
  • 暦日

    特定の日を監視期間の終了日として設定できます。

データベース名
ExpectedWork.SLA.Frequency.Description

使用上の注意:このプロパティーを適切な 頻度プロパティーで使用して、予定作業の状況を報告する頻度を決定します。

1.1236 最終変更日時

予定作業の最終変更日時。RICOH ProcessDirectorは、予定作業が変更されるたびにこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
ExpectedWork.SLA.LastModified

1.1237 変更ユーザー

この予定作業に最終変更を加えたユーザーの名前を指定します。RICOH ProcessDirectorはこのプロパティーの値を保持し、予定作業が変更されるたびにその値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
ExpectedWork.SLA.ModifiedBy

1.1238 予定ジョブ数

指定した時間内に処理することが予定されているジョブの数を示します。
データベース名
ExpectedWork.SLA.NumberOfJobsExpected.

1.1239 終了日

予定作業間隔が終了する日付を指定します。このプロパティーは、予想作業間隔プロパティーが カレンダー日付に設定されている場合にのみ使用されます。
データベース名
ExpectedWork.SLA.ScheduleCalendarData

1.1240 頻度(日)

予定作業オブジェクトが予定作業の状況を報告する頻度を指定します。期間の終了時に、到着していない予想作業は[遅延]として報告されます。このスケジュールは、入力装置のプロパティーを更新して予想作業プロパティーを変更するまで繰り返されます。

値:

毎月 1 日
月の 1 日に到着するジョブを監視する場合に、このオプションを選択します。
毎月最終日
月の最終日に到着するジョブを監視する場合に、このオプションを選択します。
毎日
毎日到着するジョブを監視する場合に、このオプションを選択します。
x日ごと
予想作業の状況報告を受ける頻度に基づいて繰り返し到着するジョブを監視する場合に、このオプションのいずれかを選択します。
データベース名
ExpectedWork.SLA.ScheduleDaily

1.1241 頻度 (時間)

予定作業オブジェクトが予定作業の状況を報告する頻度を指定します。期間の終了時に、到着していない予想作業は[遅延]として報告されます。このスケジュールは、入力装置のプロパティーを更新して予想作業プロパティーを変更するまで繰り返されます。

値:

1 時間ごと
1 時間ごとに到着するジョブを監視する場合に、このオプションを選択します。
x時間ごと
予想作業の状況報告を受ける頻度に基づいて繰り返し到着するジョブを監視する場合に、このオプションのいずれかを選択します。
データベース名
ExpectedWork.SLA.ScheduleHourly

1.1242 頻度 (月)

予定作業オブジェクトが予定作業の状況を報告する頻度を指定します。期間の終了時に、到着していない予想作業は[遅延]として報告されます。このスケジュールは、入力装置のプロパティーを更新して予想作業プロパティーを変更するまで繰り返されます。

値:

毎月
毎月到着するジョブを監視する場合に、このオプションを選択します。
xヶ月ごと
予想作業の状況報告を受ける頻度に基づいて繰り返し到着するジョブを監視する場合に、このオプションのいずれかを選択します。
データベース名
ExpectedWork.SLA.ScheduleMonthly

1.1243 頻度 (週)

予定作業オブジェクトが予定作業の状況を報告する頻度を指定します。期間の終了時に、到着していない予想作業は[遅延]として報告されます。このスケジュールは、入力装置のプロパティーを更新して予想作業プロパティーを変更するまで繰り返されます。

値:

毎週
毎週到着するジョブを監視する場合に、このオプションを選択します。
x週間ごと
予想作業の状況報告を受ける頻度に基づいて繰り返し到着するジョブを監視する場合に、このオプションのいずれかを選択します。
データベース名
ExpectedWork.SLA.ScheduleWeekly

1.1244 頻度 (年)

予定作業オブジェクトが予定作業の状況を報告する頻度を指定します。期間の終了時に、到着していない予想作業は[遅延]として報告されます。このスケジュールは、入力装置のプロパティーを更新して予想作業プロパティーを変更するまで繰り返されます。

値:

毎年
毎年到着するジョブを監視する場合に、このオプションを選択します。
x年ごと
予想作業の状況報告を受ける頻度に基づいて繰り返し到着するジョブを監視する場合に、このオプションのいずれかを選択します。
データベース名
ExpectedWork.SLA.ScheduleYearly

1.1245 予定作業開始日

予定作業が有効になる日付を指定します。この時刻に基づいて予想作業の状況が報告されます。
データベース名
ExpectedWork.SLA.StartDate

1.1246 予定作業開始時刻

予定作業が有効になる時刻を指定します。この時刻に基づいて予想作業の状況が報告されます。

時刻を hours:minutes の形式で指定できます。値の横にドロップダウンリストが表示される場合は、それを使用して午前 (AM) または午後 (PM) を選択します。

値:

時間
023
時、午前 (AM) または午後 (PM)
112
0059

デフォルトはありません。

データベース名
ExpectedWork.SLA.StartTime

1.1247 開始日時

予定作業が有効になる日時を指定します。この日時に基づいて予想作業の状況が報告されます。
データベース名
ExpectedWork.SLA.StartDateAndTime
使用上の注意:
  • 時刻を時刻フィールドに入力することも、リストから30分単位の時刻を選択することもできます。

    時刻を入力する場合は、[設定]ダイアログで設定した形式を使用します。

  • [設定]ダイアログの時刻形式プロパティーは、時刻値を12時間(01:00~12:59 AM/PM)形式と24時間(00:00~23:59)形式のどちらで表示されるのかを制御します。

1.1248 関連付けられた予定作業

この入力装置に関連付けられた予定作業オブジェクトの名前を指定します。入力装置に複数の予想作業オブジェクトを関連付けることができます。
データベース名
InputDevice.SLA.ExpectedWork

1.1249 予定作業の状況

入力装置のすべての予想作業が時間どおりに到着したかどうかを示します。

値:

OK
入力装置はすべての予想作業を受信しました。
遅延
入力装置はすべての予想作業を受信しませんでした。
データベース名
InputDevice.SLA.LateWork

使用上の注意:

  • 値が遅延の場合、赤い警告アイコンが入力装置の右に表示されます。
  • 状況をOKにリセットして警告をクリアするには、 解決アクションを使用します。

1.1250 SLA 目標ステップ時刻

ジョブがSLA目標ステップを完了した日時が入っています。このプロパティーがブランクの場合、ワークフローに SLA ターゲットステップが含まれていないか、ジョブでそのステップが完了していません。
データベース名
Job.SLA.ActualOutcome

使用上の注意:ジョブを再処理するために 再印刷アクションまたは 再処理アクションを使用していて、 再処理時にリセットいいえになっている場合、これはジョブが最初にこのステップを完了した時間です。

1.1251 実際

ジョブのこの処理フェーズが完了した日時が入っています。このプロパティーがブランクの場合、ジョブではこのフェーズがまだ完了していません。
データベース名
Job.SLA.ActualTime

使用上の注意:ジョブを再処理するために 再印刷アクションまたは 再処理アクションを使用していて、 再処理時にリセットいいえになっている場合、これはジョブが最初にこのフェーズを完了した時間です。

1.1252 チェックポイント開始時刻

ジョブの計画チェックポイントを計算するための開始時刻として RICOH ProcessDirector で使用された日時が含まれています。

ジョブのサービスポリシーでその RICOH ProcessDirector が要求されない限り、チェックポイント開始時刻は 調整済み到着時刻です (最も近い分に端数が切り捨てられます)。

  • サービスポリシーで指定された、修正されたチェックポイント開始時刻を使用してください (調整方法開始または カットオフです)。
  • 非サービス期間のチェックポイント開始時刻を調整します (非サービス期間の調整はいです)。

データベース名
Job.SLA.AnchorStartTime

1.1253 SLA の結果

SLA 期限前に、ジョブで SLA ターゲットステップが完了したかどうかを示します。この値は、SLA 期限プロパティーと SLA ターゲットステップ時刻プロパティーを比較して計算されます。

値:

適合
SLA 期限前に、ジョブで SLA ターゲットステップが完了しました。
不適合
SLA 期限前に、ジョブで SLA ターゲットステップが完了しませんでした。

このプロパティーがブランクの場合、次のいずれかの状態が存在します。

  • サービスポリシーはジョブに関連付けられていません。
  • 期限計算方法がサービスポリシーに設定されていません。
  • ワークフローに SLA ターゲットステップが選択されていません。
  • ジョブが SLA ターゲットステップに達していません。

データベース名
Job.SLA.Outcome
使用上の注意:
  • ジョブのSLA の結果不適合の場合、RICOH ProcessDirectorではジョブテーブルの スケジュールリスク列に黒のドットが追加されます。 スケジュールリスク列の見出しは空白です。列の名前を表示するには、見出し領域にポインターを置きます。

1.1254 計画完了

ジョブの最後のチェックポイントである処理フェーズが完了すると予想される日時が含まれます。
データベース名
Job.SLA.PlannedCompletionTime

1.1255 SLA 締め切り

ジョブがSLA目標ステップを完了する必要がある日時が入っています。この値は、ジョブに使用されるサービスポリシーの SLA ターゲット値に基づいて計算されます。ジョブがこの時刻を過ぎて到着した場合、SLA 期限に間に合わなかったため、[遅延]のマークが付けられます。このプロパティーがブランクの場合、ワークフローに SLA ターゲットステップが含まれていないか、ジョブでそのステップが完了していません。
データベース名
Job.SLA.PlannedOutcome

使用上の注意:ジョブを再処理するために 再印刷アクションまたは 再処理アクションを使用していて、 再処理時にリセットいいえになっている場合、これはジョブが最初にこのフェーズを完了した時間です。

1.1256 計画

サービスポリシーに従って、ジョブがこのフェーズを完了すると予想される日時が含まれています。RICOH ProcessDirectorは、計画チェックポイント時刻を計算します。

このプロパティーが空白の場合は、サービスポリシーがジョブに関連付けられていないか、サービスポリシーでこのフェーズのチェックポイントが定義されていません。

データベース名
Job.SLA.PlannedTime

1.1257 サービスポリシー

ジョブの計画チェックポイントを計算するために RICOH ProcessDirector で使用されるサービスポリシーの名前を指定します。サービスポリシーに定義されたチェックポイントがジョブにない場合は、 遅延のマークが付けられます。

値の例:

24 時間
到着後24時間以内に印刷する必要があるジョブに対してこのサービスポリシーを使用します。RICOH ProcessDirectorは、このサービスポリシーを提供しています。
3 日のカットオフ
このサービスポリシーは、09:00 までに到着した場合は 3 日以内に印刷しなければならないジョブに使用します。それ以外の場合は、4日以内に印刷する必要があります。RICOH ProcessDirectorはこのサービスポリシーを提供しています。
設定なし
サービスポリシーはジョブに関連付けられていません。

上記の値に加えて、作成したサービスポリシーを選択できます。デフォルトは、ワークフローに関連付けられたサービスポリシーです。

データベース名
Job.SLA.Policy

使用上の注意:異なるサービスポリシーを選択した場合、RICOH ProcessDirectorは、ジョブの新しい計画チェックポイントを計算します。

1.1258 推定印刷時間

要求された現在のプリンターがジョブの印刷に必要とする推定時間を示します。時間は、秒、分、時間、または日単位で示すことができます。時間の単位を変更するには、フィールド名の横にあるクロックボタンをクリックします。

この値は、ジョブのページ数およびプリンターの1 分当たりのページ数プロパティーの値に基づいて計算されます。

データベース名
Job.SLA.PrintDuration

使用上の注意:

  • 要求プリンタープロパティーが 設定なしまたは 任意のプリンターに設定されている場合、このプロパティーを計算することはできません。
  • 要求プリンターを変更すると、このプロパティーは再計算されます。
  • ジョブの総ページ数が判断できないか、プリンターの1 分当たりのページ数プロパティーがブランクの場合、このプロパティーを計算することはできません。
  • [メイン]ページのジョブ表に推定印刷時間プロパティーを追加すると、時間は常に秒単位で表示されます。

1.1259 再処理時にリセット

ジョブを再処理するために再印刷または 再処理アクションを選択した場合に、RICOH ProcessDirector でジョブの新しい実チェックポイント時刻を記録するかどうかを指定します。

値:

はい
ジョブが再度完了したすべてのフェーズの新しい実チェックポイント時刻が RICOH ProcessDirector によって記録されます。
いいえ
ジョブが既に完了したフェーズの新しい実チェックポイント時刻は RICOH ProcessDirector によって記録されません。
設定なし
なしと同じです。

デフォルトは、ジョブに関連付けられたサービスポリシーで選択された値です。サービスポリシーがジョブに関連付けられていない場合、デフォルトは設定なしです。

データベース名
Job.SLA.ResetOnReprocess

使用上の注意:このプロパティーは計画チェックポイント時刻に影響を与えません。RICOH ProcessDirectorは、最初のステップからジョブを再処理するために 再処理アクションを使用した場合にのみ、新しい計画チェックポイント時刻を計算します。

1.1260 調整済み到着時刻

チェックポイントの計算で使用する開始時刻。ユーザーまたはワークフローは、この値を変更して、実際の受信時間を変更せずにSLAの開始時間を調整できます。

データベース名
Job.SLA.StartTime

1.1261 チェックポイント状況

ジョブがその計画チェックポイントに遅れて到達しているかどうかを示します。

値:

遅延
ジョブは次のチェックポイントを逃したか、最終チェックポイントを逃しました。
OK
ジョブは、次のチェックポイントに達するためにスケジュールどおり進行しています。ただし、前のチェックポイントを逃した可能性があります。

このプロパティーが空白の場合は、サービスポリシーがジョブに関連付けられていないために、RICOH ProcessDirectorによるチェックポイント状態の判別ができませんでした。

データベース名
Job.SLA.Status

使用上の注意:

  • 状況が遅延の場合は、 プロモートアクションを使用して、残りのフェーズ全体でジョブの進行速度を上げることができます。また、 スケジュールアクションを使用して、ビジーではない別のプリンターにジョブを移動することも可能です。
  • 再印刷または 再処理アクションを使用した場合、ジョブを最初のステップから再処理しない限り、ジョブの計画チェックポイントは変更されないため、状態が 遅延になることがあります。
  • ジョブのチェックポイント状況遅延の場合、RICOH ProcessDirectorではジョブテーブルの 締め切りポートレットおよび スケジュールリスク列に黄色のドットが追加されます。 スケジュールリスク列の見出しは空白です。列の名前を表示するには、見出し領域にポインターを置きます。
  • ワークフロー内のステップに締め切りステップと推定時間が設定されている場合、ジョブのサービスポリシーでドットの色が制御されません。追跡状況予想される結果および 締め切りの結果プロパティーを使用してドットの色を制御します。
    • 追跡状況スケジュール遅れの場合、ドットの色は黄色です。
    • 予想される結果未達成の可能性ありの場合、ドットの色はオレンジです。
    • 締め切りの結果不適合の場合、ドットの色は赤です。

1.1262 サービスポリシー

このワークフローのすべてのジョブの計画チェックポイントを計算するために RICOH ProcessDirector で使用されるサービスポリシーの名前を指定します。サービスポリシーに定義された計画チェックポイントがジョブにない場合は、 遅延のマークが付けられます。

値の例:

24 時間
到着後24時間以内に印刷する必要があるジョブに対してこのサービスポリシーを使用します。RICOH ProcessDirectorは、このサービスポリシーを提供しています。
3 日のカットオフ
このサービスポリシーは、09:00 までに到着した場合は 3 日以内に印刷しなければならないジョブに使用します。それ以外の場合は、4日以内に印刷する必要があります。RICOH ProcessDirectorはこのサービスポリシーを提供しています。
設定なし (デフォルト)
サービスポリシーはワークフローに関連付けられていません。

上記の値に加えて、作成したサービスポリシーを選択できます。

データベース名
JobType.SLA.Policy

使用上の注意:

  • サービスポリシーを選択するためには、ワークフローを使用不可にする必要があります。サービスポリシーを選択した後で、ワークフローを使用可能にしてください。
  • 別のサービスポリシーを選択すると、ワークフローを使用する、システム内のすべてのジョブの新しい計画チェックポイントが RICOH ProcessDirector によって計算されます。

1.1263 SLA目標ステップ

SLAの実際の目標を表すステップの名前を指定します。SLA 期限前にジョブでこのステップが完了すると、SLA 結果に[達成]のマークが付けられます。SLA 期限前にジョブでこのステップが完了しなかった場合、SLA 結果に[未達成]のマークが付けられます。
データベース名
JobType.SLA.Measurement.Step

使用上の注意:

  • SLA ターゲットステップを選択するためには、ワークフローを使用不可にする必要があります。SLA ターゲットステップを選択した後で、ワークフローを使用可能にしてください。
  • ステップのリストには、ワークフローに追加されたステップだけが含まれます。

1.1264 非サービス期間名

非サービス期間の名前を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)
制限:
大文字小文字を区別し、ブランクとピリオドを含むことができますが、次の文字を含めません:! # $ & ( ) * + , / : ?
データベース名
NonProduction.ID

1.1265 非サービス期間の説明

非サービス期間を説明します。例えば、このプロパティーは休日について説明します。説明には、ブランクと特殊文字を使用できます。デフォルトはありません。
データベース名
NonProduction.SLA.Description

1.1266 終了時刻(HH:MM)

非サービス期間が終了する時刻を指定します。

時刻形式の環境設定に従ってhours:minutes形式で時刻を指定します。

値:

時刻形式 = 24時間
023
時刻形式 = 12時間
112
0059

AM | PM(存在する場合)

AMまたは PMを指定しない場合、デフォルトは AMです。

データベース名
NonProduction.SLA.EndTime

使用上の注意:

  • 非サービス期間には終了時刻が含まれます。例えば、非サービス期間が 09:00 に始まり、長さが 1 時間の場合、開始時刻には 09:00、終了時刻には 09:59 を指定します。
  • ジョブを印刷する場所の地方時で時刻を指定します。サービスポリシーの時間帯プロパティーで、時間帯を指定します。
  • すべての場合は、終了時刻を指定する必要があります。
  • 開始時刻終了時刻の両方が空白の場合、非サービス期間は全日になります。
  • 終了時刻を指定せずに開始時刻を指定すると、RICOH ProcessDirector によって終了時刻がその日の終わりに設定されます。
  • 終了時刻を変更した場合、再処理アクションを使用して最初のステップから既存のジョブを再処理しない限り、変更は既存のジョブの計画チェックポイントには影響しません。

1.1267 最終変更日時

非サービス期間が最後に変更された日時。非サービス期間が変更されるたびに RICOH ProcessDirector はこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
NonProduction.SLA.LastModified

1.1268

非サービス期間の日を指定します。

値:

131
月の 1 日から 31 日まで。
すべて
月のすべての日。
日曜から 土曜
指定した曜日。
デフォルト
1

プロパティーと プロパティーは次のように連携して機能します。

  • 土曜1 月を選択した場合、非サービス期間は 1 月のすべての土曜日になります。
  • 日曜を選択し、月を選択しない場合、非サービス期間はすべての月のすべての日曜になります。
  • 31を選択し、月を選択しない場合、非サービス期間は、31 日まであるすべての月の 31 日になります。
データベース名
NonProduction.SLA.SlaDay

使用上の注意:

  • すべてを選択する場合は、 開始時刻プロパティーと 終了時刻プロパティーを指定する必要があります。
  • 日を変更した場合、再処理アクションを使用して最初のステップから既存のジョブを再処理しない限り、変更は既存のジョブの計画チェックポイントには影響しません。

1.1269

非サービス期間の月を指定します。

値:

1 月から 12 月
非サービス期間は指定した月です。
設定なし (デフォルト)
設定なし非サービス期間はすべての月です。

プロパティーと プロパティーは次のように連携して機能します。

  • 土曜1 月を選択した場合、非サービス期間は 1 月のすべての土曜日になります。
  • 日曜を選択し、月を選択しない場合、非サービス期間はすべての月のすべての日曜になります。
  • 31を選択し、月を選択しない場合、非サービス期間は、31 日まであるすべての月の 31 日になります。
データベース名
NonProduction.SLA.SlaMonth

使用上の注意:月を変更した場合、 再処理アクションを使用して最初のステップから既存のジョブを再処理しない限り、その変更は既存のジョブの計画チェックポイントには影響しません。

1.1270

非サービス期間の年を指定します。許可ユーザーは、4 桁の年を指定できます。このプロパティーがブランクの場合、非サービス期間はすべての年に適用されます。
データベース名
NonProduction.SLA.SlaYear

使用上の注意:年を変更した場合、 再処理アクションを使用して最初のステップから既存のジョブを再処理しない限り、その変更は既存のジョブの計画チェックポイントには影響しません。

1.1271 開始時刻(HH:MM)

非サービス期間が始まる時刻を指定します。

時刻形式の環境設定に従ってhours:minutes形式で時刻を指定します。

値:

時刻形式 = 24時間
023
時刻形式 = 12時間
112
0059

AM | PM(存在する場合)

AMまたは PMを指定しない場合、デフォルトは AMです。

データベース名
NonProduction.SLA.StartTime

使用上の注意:

  • ジョブを印刷する場所の地方時で時刻を指定します。サービスポリシーの時間帯プロパティーで、時間帯を指定します。
  • すべての場合は、開始時刻を指定する必要があります。
  • 開始時刻終了時刻の両方が空白の場合、非サービス期間は全日になります。
  • 開始時刻を指定せずに終了時刻を指定すると、RICOH ProcessDirector によって開始時刻がその日の始まりに設定されます。
  • 開始時刻を変更した場合、再処理アクションを使用して最初のステップから既存のジョブを再処理しない限り、変更は既存のジョブの計画チェックポイントには影響しません。

1.1272 サービスポリシー名

サービスポリシーの名前を指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)
制限:
大文字小文字を区別し、ブランクとピリオドを含むことができますが、次の文字を含めません:! # $ % & ( ) * + , / : ? @ [ ] ^ { }
データベース名
Policy.ID

1.1273 調整方法

チェックポイント開始時刻を調整するためにRICOH ProcessDirectorで使用される方法を指定します。チェックポイント開始時刻は、サービスポリシーで指定されたチェックポイント間隔の開始時刻です。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。

値:

カットオフ
チェックポイント開始時刻は、サービスポリシーで指定された開始時刻です。ただし、ジョブがシステムに到着した時刻が
  • 開始時刻の前に到着した場合、チェックポイント開始時刻はジョブ到着日の開始時刻です。
  • 開始時刻より後の場合、チェックポイント開始時刻は、ジョブが到着した翌日の開始時刻です。
なし (デフォルト)
チェックポイント開始時刻は、ジョブの最後のファイルがシステムに到着した時刻です。
Start
チェックポイント開始時刻は、ジョブがシステムに到着した日の、サービスポリシーで指定された開始時刻です。
データベース名
Policy.SLA.AdjMethod

使用上の注意:

  • カットオフまたは 開始を選択する場合は、 開始時刻プロパティーで開始時刻を指定してください。
  • なしを選択する場合は、開始時刻を指定しないでください。指定した場合は無視されます。
  • 調整方法を変更した場合、再処理アクションを使用して最初のステップから既存のジョブを再処理しない限り、変更は既存のジョブの計画チェックポイントには影響しません。

1.1274 非サービス期間の調整

休日などの非サービス期間をスキップするように、RICOH ProcessDirectorでチェックポイント開始時刻と計画チェックポイント時刻が調整されるかどうかを指定します。例えば、ジョブが休日にシステムに到着した場合は、そのジョブのチェックポイント開始時刻と計画チェックポイントが休日後に発生するように RICOH ProcessDirector によって調整が行われます。計画結果に対しても調整が行われますが、[経過時間]の測定方法に対してのみ許可ユーザーがこのプロパティーを指定できます。

値:

はい
チェックポイント開始時刻と計画チェックポイント時刻が RICOH ProcessDirector によって調整されます。[経過時間]の測定方法の計画結果も調整されます。
いいえ
チェックポイント開始時刻、計画チェックポイント時刻、および計画結果は RICOH ProcessDirector によって調整されません。これがデフォルトです。
データベース名
Policy.SLA.AdjNonProd

使用上の注意:

  • はいを選択する場合は、[管理]タブを使用して非サービス期間を定義してください。
  • 非サービス期間は、印刷サービスを提供しない時間 (休日や週末など) です。
  • 値を変更した場合、再処理アクションを使用して最初のステップから既存のジョブを再処理しない限り、変更は既存のジョブの計画チェックポイントには影響しません。

1.1275 間隔

チェックポイント開始時刻と、ジョブのこのフェーズの完了が予想される時刻の間の時間間隔を指定します。

チェックポイント開始時刻は、各フェーズで同一です。デフォルトのチェックポイント開始時刻は、ジョブがシステムに到着した時刻です。ただし、調整方法プロパティーが カットオフまたは 開始になっているか、 非サービス期間の調整プロパティーが はいになっている場合、ジョブのチェックポイント開始時刻は RICOH ProcessDirector によって調整されます。

フェーズの間隔には、このフェーズのほかに、先行するすべてのフェーズの完了に要する時間が含まれていなければなりません。例えば、[準備]の間隔が 4 時間の場合、[印刷]の間隔は、4 時間に、[印刷]フェーズの完了にかかると予測される時間を加えたものになります。

ジョブがチェックポイント開始時刻後 8 時間以内で印刷を完了しなければならない場合は、間隔を次のように指定できます。

  • 受信:1時間
  • 準備:4時間
  • 印刷:8時間

計画チェックポイント時刻を計算するために、RICOH ProcessDirector によって各フェーズの間隔がチェックポイント開始時刻に追加されます。例えば、チェックポイント開始時刻が 09:00 の場合は、上にリストした間隔で計画チェックポイント時刻は次のようになります。

  • 受信:10:00
  • 準備:13:00
  • 印刷:17:00

時間の単位は、日、時、または分です。値の時間単位を選択するには、プロパティー名の横にあるコントロールを使用します。

値:

日数
1100
時間
12400
1144000
データベース名
Policy.SLA.Checkpoints

使用上の注意:

  • 時間の単位を変更しても、値は変わりません。
  • フェーズの間隔を指定しない場合、RICOH ProcessDirector では、そのフェーズの計画チェックポイントは設定されません。
  • 間隔を変更した場合、再処理アクションを使用して最初のステップから既存のジョブを再処理しない限り、変更は既存のジョブの計画チェックポイントには影響しません。

1.1276 サービスポリシーの説明

サービスポリシーについて説明します。例えば、このプロパティーは、サービスポリシーが適用されるクライアントについて説明します。説明には、ブランクと特殊文字を使用できます。デフォルトはありません。
データベース名
Policy.SLA.Description

1.1277 間隔

チェックポイント開始時刻と、ジョブのこのフェーズの完了が予想される時刻の間の時間間隔を指定します。

チェックポイント開始時刻は、各フェーズで同一です。デフォルトのチェックポイント開始時刻は、ジョブがシステムに到着した時刻です。ただし、調整方法プロパティーが カットオフまたは 開始になっているか、 非サービス期間の調整プロパティーが はいになっている場合、ジョブのチェックポイント開始時刻は RICOH ProcessDirector によって調整されます。

フェーズの間隔には、このフェーズのほかに、先行するすべてのフェーズの完了に要する時間が含まれていなければなりません。例えば、[準備]の間隔が 4 時間の場合、[印刷]の間隔は、4 時間に、[印刷]フェーズの完了にかかると予測される時間を加えたものになります。

ジョブがチェックポイント開始時刻後 8 時間以内で印刷を完了しなければならない場合は、間隔を次のように指定できます。

  • 受信:1時間
  • 準備:4時間
  • 印刷:8時間

計画チェックポイント時刻を計算するために、RICOH ProcessDirector によって各フェーズの間隔がチェックポイント開始時刻に追加されます。例えば、チェックポイント開始時刻が 09:00 の場合は、上にリストした間隔で計画チェックポイント時刻は次のようになります。

  • 受信:10:00
  • 準備:13:00
  • 印刷:17:00

時間の単位は、日、時、または分です。値の時間単位を選択するには、プロパティー名の横にあるコントロールを使用します。

値:

日数
1100
時間
12400
1144000
データベース名
Policy.SLA.Interval

使用上の注意:

  • 時間の単位を変更しても、値は変わりません。
  • フェーズの間隔を指定しない場合、RICOH ProcessDirector では、そのフェーズの計画チェックポイントは設定されません。
  • 間隔を変更した場合、再処理アクションを使用して最初のステップから既存のジョブを再処理しない限り、変更は既存のジョブの計画チェックポイントには影響しません。

1.1278 最終変更日時

サービスポリシーが最後に変更された日時。 サービスポリシーが変更されるたびに RICOH ProcessDirector はこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Policy.SLA.LastModified

1.1279 SLA 継続時間

締め切り計算方法が経過時間の場合、ジョブのチェックポイント開始時間から SLA 締め切りまでに許容される時間の長さを分、時間、または日単位で指定します。
データベース名
Policy.SLA.Measurement

使用上の注意:

  • 期限計算方法が経過時間に設定されている場合、時間を指定しないと、このサービスポリシーを使用するワークフローに SLA ターゲットステップが選択されていても、SLA 期限は確認できません。
  • 所要時間を変更した場合、再処理アクションを使用して最初のステップから既存のジョブを再処理しない限り、変更は既存のジョブの SLA 期限には影響しません。

1.1280 日数

締め切り計算方法が特定の時間の場合、チェックポイント開始時間からジョブの SLA 締め切りまでの日数を指定します。この値は、SLA 期限日の特定の時刻に SLA 期限を設定するために SLA ターゲット時刻プロパティーで使用されます。
値:
0から999までの整数
データベース名
Policy.SLA.MeasurementDays

使用上の注意:

  • 期限計算方法が特定時刻に設定されている場合、日数を指定しないと、このサービスポリシーを使用するワークフローに SLA ターゲットステップが選択されていても、SLA 期限を計算することはできません。
  • 値を変更した場合、再処理アクションを使用して最初のステップから既存のジョブを再処理しない限り、変更は既存のジョブの計画結果には影響しません。

1.1281 締め切り計算方法

このサービスポリシーを使用するジョブのSLA締め切りを計算するためにRICOH ProcessDirectorが使用する方法を指定します。

値:

経過時間
SLA 所要時間プロパティーの値を調整到着時刻に追加して期限を計算します。調整方法が なしの場合は、[経過時間]を使用することをお勧めします。
特定の時間
日数プロパティーと SLA 目標時刻プロパティーを使用して締め切りを計算します。調整方法が 開始または カットオフの場合は、[特定時刻]を使用することをお勧めします。
データベース名
Policy.SLA.MeasurementMethod

1.1282 SLA 目標時刻

締め切り計算方法が特定の時間の場合、SLA締め切りの時刻を指定します。この値は、特定の日の特定の時刻にSLA締め切りを設定するために 日数プロパティーとともに使用されます。

時刻はhours:minutesの形式で指定します。値の横にリストが表示される場合は、それを使用して午前(AM)または午後(PM)を選択します。

値:

時刻形式 = 24時間
023
時刻形式 = 12時間
112
0059

AM | PM(存在する場合)

AMまたは PMを指定しない場合、デフォルトは AMです。

データベース名
Policy.SLA.MeasurementTime

使用上の注意:

  • 期限計算方法が特定時刻に設定されている場合、時刻を指定しないと、このサービスポリシーを使用するワークフローに SLA ターゲットステップが選択されていても、SLA 期限を計算することはできません。
  • 値を変更した場合、再処理アクションを使用して最初のステップから既存のジョブを再処理しない限り、変更は既存のジョブの計画結果には影響しません。

1.1283 再処理時にリセット

ジョブを再処理するために再印刷または 再処理アクションを使用した場合に、RICOH ProcessDirector でジョブの新しい実チェックポイント時刻を記録するかどうかを指定します。

値:

はい
ジョブが再度完了したすべてのフェーズの新しい実チェックポイント時刻が RICOH ProcessDirector によって記録されます。
いいえ (デフォルト)
ジョブが既に完了したフェーズの新しい実チェックポイント時刻は RICOH ProcessDirector によって記録されません。

データベース名
Policy.SLA.ResetOnReprocess

使用上の注意:

  • ジョブのプロパティーノートブックのチェックポイントタブでこのプロパティーを変更できます。
  • このプロパティーはジョブの計画チェックポイント時刻に影響を与えません。RICOH ProcessDirectorは、最初のステップから再度ジョブを再処理するために 再処理アクションを使用した場合にのみ、ジョブの新しい計画チェックポイント時刻を計算します。
  • 値を変更した場合、再処理アクションを使用して最初のステップから既存のジョブを再処理しない限り、変更は既存のジョブには影響しません。

1.1284 開始時刻(HH:MM)

調整方法カットオフまたは 開始の場合にチェックポイント開始時刻を指定します。チェックポイント開始時刻は、サービスポリシーで指定されたチェックポイント間隔の開始時刻です。

時刻を hours:minutes の形式で指定できます。値の横にリストが表示される場合は、それを使用して午前(AM)または午後(PM)を選択します。

値:

時刻形式 = 24時間
023
時刻形式 = 12時間
112
0059

AM | PM(存在する場合)

AMまたは PMを指定しない場合、デフォルトは AMです。

ジョブを印刷する場所の地方時で開始時刻を指定します。印刷場所の時間帯は時間帯プロパティーで指定します。

データベース名
Policy.SLA.StartTime

使用上の注意:

  • 調整方法カットオフまたは 開始の場合は、開始時刻を指定する必要があります。
  • 調整方法なしの場合は、開始時刻を指定しないでください。この場合、開始時刻は無視されます。
  • 開始時刻を変更した場合、再処理アクションを使用して最初のステップから既存のジョブを再処理しない限り、変更は既存のジョブの計画チェックポイントには影響しません。

1.1285 時間帯

ジョブが印刷される場所の時間帯を指定します。

許可ユーザーは、リストにある任意の時間帯を選択できます。デフォルトの時間帯は、RICOH ProcessDirector の 1 次サーバーの時間帯です。

データベース名
Policy.SLA.TimeZone

使用上の注意:

  • ジョブをさまざまな時間帯で印刷する場合は、時間帯ごとに別のサービスポリシーを作成してください。例えば、米国東部の時間帯用にサービスポリシーを 1 つ作成し、米国山岳地域の時間帯用に別のサービスポリシーを作成します。
  • チェックポイント時刻は、適用される時間帯での夏時間調整の時刻に合わせて、RICOH ProcessDirector によって自動的に調整されます。
  • 時間帯を変更した場合、再処理アクションを使用して最初のステップから既存のジョブを再処理しない限り、変更は既存のジョブの計画チェックポイントには影響しません。

1.1286 1 分あたりのページ

プリンターが 1 分間に印刷できるページ数を示します。この値は必ず入力してください。入力しないと、プリンターからこの情報は報告されません。これまでにそのプリンターを使用した経験やプリンターが処理するジョブに基づいて、現実的なスループット値を入力します。

RICOH ProcessDirector では、この値を使用して印刷ジョブの 推定印刷所要時間プロパティーが計算されます。このプロパティーが空白の場合、推定印刷所要時間は計算されません。 合計ページ数の値とこの値が結合されて、ジョブがプリンターに割り当てられてからの印刷の所要時間が推定されます。この推定では、両面印刷やページサイズなどの要素は考慮されません。

データベース名
Printer.SLA.PPM

使用上の注意:

  • この値は、プリンターの印刷速度を設定するものではありません。
  • 1 分当たりのページ数の値を変更すると、現在のジョブすべてに対して、このプリンターが要求プリンタープロパティーで設定されている推定印刷所要時間が変更されます。

1.1287 バーコード形式

バーコード形式は、カメラまたはバーコードスキャナーによって返されるデータのセットでジョブ番号子ジョブ内シーケンスというプロパティーの値が見つかる場所をバーコードリーダーで特定するために使用されます。

各バーコードリーダーには少なくとも1つのバーコード形式が必要です。読み取ったデータを報告するには、バーコード形式がカメラまたはバーコードスキャナーの構成と一致している必要があります。このバーコードリーダーでスキャンする可能性が高い文書に含まれるすべてのバーコード形式を選択できます。

例えば、1つのジョブのセットで最初の8文字にジョブ番号が含まれるDatamatrixバーコードを使用します。別のジョブのセットで最初の8文字にジョブ番号が含まれるPDF417バーコードを使用します。これらの違いを定義するには2つのバーコード形式オブジェクトが必要です。両方のタイプのバーコードを同じカメラまたはバーコードスキャナーで読み取る場合は、両方のバーコード形式を同じバーコードリーダーに対して指定する必要があります。

データベース名
BarcodeReader.BarcodeFormat

使用上の注意:

  • 文書のシーケンス番号とジョブ番号がバーコード形式に含まれている必要があります。

  • 複数のバーコード形式を選択する場合は、ジョブ番号子ジョブ内シーケンスというプロパティーが、バーコード形式内の同じ文字の位置にある必要があります。

1.1288 概要

バーコードリーダーオブジェクトについて説明します。例えば、説明には、インサーターの出口やプリンターの出力ビンなど、カメラまたはバーコードスキャナーが設置されている場所の詳細が含まれることがあります。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)

データベース名
BarcodeReader.Description

1.1289 名前

バーコードリーダーの名前。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
BarcodeReader.ID

1.1290 IP アドレス

このバーコードリーダーオブジェクトで使用するために必要なカメラまたはバーコードスキャナーに接続するために RICOH ProcessDirector で使用する IP アドレスまたはホスト名を指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
TCP/IPアドレスには数値およびピリオドを使用できます。長さは15文字(バイト)までで、小数点付き10進数形式、nnn.nnn.nnn.nnn。4つの位置の値は、いずれも255を超えることはできません。IPアドレスの代わりに、サーバーの完全修飾ホスト名を指定できます。

データベース名
BarcodeReader.IpAddress

使用上の注意:

  • IPアドレスポート番号の組み合わせは、バーコードリーダーオブジェクトごとに固有でなければなりません。
  • RICOH ProcessDirector では、バーコードリーダーの IPv6 接続はサポートされていません。

1.1291 最終変更日時

バーコードリーダーが最後に変更された日時です。バーコードリーダーが変更されるたびに RICOH ProcessDirector はこの値を更新します。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
BarcodeReader.LastModified

1.1292 バーコードリーダーの位置

バーコードリーダーに関連付けられている位置を指定します。

値:

設定なし (デフォルト)
RICOH ProcessDirector に定義されている 位置のリストから値を選択できます。

データベース名
BarcodeReader.Locations

使用上の注意:

  • システムで定義されている位置へのユーザーのアクセスが制限されている場合、ユーザーの位置の値と一致する位置の値を持つバーコードリーダーのみが表示されます。
  • 1 つのバーコードリーダーに対して 1 つの位置のみを選択できます。

1.1293 ポート

このバーコードリーダーオブジェクトで使用するために必要なカメラまたはバーコードスキャナーに接続するために RICOH ProcessDirector で使用するポートを指定します。

形式:

データタイプ
0 ~ 99999 の整数。

データベース名
BarcodeReader.Port

使用上の注意: IPアドレスポート番号の組み合わせは、バーコードリーダーオブジェクトごとに固有でなければなりません。

1.1294 バーコードリーダーの状態

バーコードリーダーが無効なデータを検出したかどうかを指定します。

値:

OK (デフォルト)
バーコードリーダーは有効な値だけスキャンしました。
要介入
バーコードリーダーのスキャン結果には、認識可能なバーコード形式が含まれていませんでした。

データベース名
BarcodeReader.State

使用上の注意:

  • バーコードリーダーポートレットは、 バーコードリーダーの状態の表示を自動更新しません。 バーコードリーダーの状態の変化を確認するには、メインページを最新表示する必要があります。
  • バーコードを読み取れない原因が明らかになったら、バーコードリーダーポートレットで 警告の消去アクションを使用してバーコードリーダーの状態を 要介入から OKに変更します。

1.1295 接続状況

バーコードリーダーの現在の状況を指定します。

値:

接続
バーコードリーダーはカメラまたはバーコードスキャナーから情報を受信できます。
切断
バーコードリーダーはカメラまたはバーコードスキャナーから情報を受信することができません。バーコードリーダーがこの状態になっているときには、装置が正常に機能している場合でも、カメラまたはバーコードリーダーの前を通過するバーコードは記録されません。

データベース名
BarcodeReader.Status

使用上の注意:

  • この値をプロパティーノートブックで変更することはできません。このプロパティーの値を変更するには、バーコードリーダーポートレットの切断および 接続アクションを使用してください。
  • カメラまたはバーコードスキャナーがオフになっている場合やネットワーク接続が使用できない場合は、バーコードリーダーが切断状態になることがあります。

1.1296 スキャン回数

文書上のバーコードがスキャンされた回数の合計を表示します。

このプロパティーを使用すると、同じ文書を複数回スキャンしたかどうかがわかります。

データベース名
Doc.AV.ScanCount

使用上の注意:

  • バーコードを複数回スキャンすると、調整ダイアログのそのバーコードの[状況]列には 重複とマークされます。
  • 文書のバーコードがスキャンされていない場合、このプロパティーはブランクです。

1.1297 文書のスキャン1

ReadBarcodeData ステップに関連付けられているカメラまたはバーコードスキャナーによって、文書のバーコードが読み取られた日時を示します。このプロパティーの値は変更できません。

この文書プロパティーがブランクの場合、次のいずれかの状態が存在します。

  • 文書を処理したすべての ReadBarcodeData ステップで、文書のスキャン時刻プロパティージョブプロパティーの値にこのプロパティーが設定されていない。

  • 文書のスキャン時刻プロパティージョブプロパティーの値にこのプロパティーが設定されている ReadBarcodeData ステップが 1 つある。しかし、その ReadBarcodeData ステップに関連付けられたカメラまたはバーコードスキャナーは、その文書のバーコードを読み取っていない。

データベース名
Doc.TT.BarcodeScanTime1

使用上の注意: 2 つ以上の ReadBarcodeData ステップが文書を処理する場合、その文書では、それぞれのカメラまたはバーコードスキャナーがバーコードを読み取った日時を表示できます。それぞれの日時を表示するには、それぞれのステップの 文書のスキャン時刻プロパティージョブプロパティーの値として異なる 文書のスキャン文書プロパティーを設定します。例えば、文書がプリンターから出るときに 1 つのカメラがバーコードを読み取ります。そのカメラによるバーコード読み取りのステップによって、 文書のスキャン 1プロパティーに日時が設定されます。2 つ目のカメラが、インサーターから出てくる封筒のバーコードを読み取ります。それらのバーコード読み取りのステップによって、 文書のスキャン 2プロパティーに日時が設定されます。

1.1298 文書のスキャン2

ReadBarcodeData ステップに関連付けられているカメラまたはバーコードスキャナーによって、文書のバーコードが読み取られた日時を示します。このプロパティーの値は変更できません。

この文書プロパティーがブランクの場合、次のいずれかの状態が存在します。

  • 文書を処理したすべての ReadBarcodeData ステップで、文書のスキャン時刻プロパティージョブプロパティーの値にこのプロパティーが設定されていない。

  • 文書のスキャン時刻プロパティージョブプロパティーの値にこのプロパティーが設定されている ReadBarcodeData ステップが 1 つある。しかし、その ReadBarcodeData ステップに関連付けられたカメラまたはバーコードスキャナーは、その文書のバーコードを読み取っていない。

データベース名
Doc.TT.BarcodeScanTime2

使用上の注意: 2 つ以上の ReadBarcodeData ステップが文書を処理する場合、その文書では、それぞれのカメラまたはバーコードスキャナーがバーコードを読み取った日時を表示できます。それぞれの日時を表示するには、それぞれのステップの 文書のスキャン時刻プロパティージョブプロパティーの値として異なる 文書のスキャン文書プロパティーを設定します。例えば、文書がプリンターから出るときに 1 つのカメラがバーコードを読み取ります。そのカメラによるバーコード読み取りのステップによって、 文書のスキャン 1プロパティーに日時が設定されます。2 つ目のカメラが、インサーターから出てくる封筒のバーコードを読み取ります。それらのバーコード読み取りのステップによって、 文書のスキャン 2プロパティーに日時が設定されます。

1.1299 文書のスキャン3

ReadBarcodeData ステップに関連付けられているカメラまたはバーコードスキャナーによって、文書のバーコードが読み取られた日時を示します。このプロパティーの値は変更できません。

この文書プロパティーがブランクの場合、次のいずれかの状態が存在します。

  • 文書を処理したすべての ReadBarcodeData ステップで、文書のスキャン時刻プロパティージョブプロパティーの値にこのプロパティーが設定されていない。

  • 文書のスキャン時刻プロパティージョブプロパティーの値にこのプロパティーが設定されている ReadBarcodeData ステップが 1 つある。しかし、その ReadBarcodeData ステップに関連付けられたカメラまたはバーコードスキャナーは、その文書のバーコードを読み取っていない。

データベース名
Doc.TT.BarcodeScanTime3

使用上の注意: 2 つ以上の ReadBarcodeData ステップが文書を処理する場合、その文書では、それぞれのカメラまたはバーコードスキャナーがバーコードを読み取った日時を表示できます。それぞれの日時を表示するには、それぞれのステップの 文書のスキャン時刻プロパティージョブプロパティーの値として異なる 文書のスキャン文書プロパティーを設定します。例えば、文書がプリンターから出るときに 1 つのカメラがバーコードを読み取ります。そのカメラによるバーコード読み取りのステップによって、 文書のスキャン 1プロパティーに日時が設定されます。2 つ目のカメラが、インサーターから出てくる封筒のバーコードを読み取ります。それらのバーコード読み取りのステップによって、 文書のスキャン 2プロパティーに日時が設定されます。

1.1300 文書のスキャン4

ReadBarcodeData ステップに関連付けられているカメラまたはバーコードスキャナーによって、文書のバーコードが読み取られた日時を示します。このプロパティーの値は変更できません。

この文書プロパティーがブランクの場合、次のいずれかの状態が存在します。

  • 文書を処理したすべての ReadBarcodeData ステップで、文書のスキャン時刻プロパティージョブプロパティーの値にこのプロパティーが設定されていない。

  • 文書のスキャン時刻プロパティージョブプロパティーの値にこのプロパティーが設定されている ReadBarcodeData ステップが 1 つある。しかし、その ReadBarcodeData ステップに関連付けられたカメラまたはバーコードスキャナーは、その文書のバーコードを読み取っていない。

データベース名
Doc.TT.BarcodeScanTime4

使用上の注意: 2 つ以上の ReadBarcodeData ステップが文書を処理する場合、その文書では、それぞれのカメラまたはバーコードスキャナーがバーコードを読み取った日時を表示できます。それぞれの日時を表示するには、それぞれのステップの 文書のスキャン時刻プロパティージョブプロパティーの値として異なる 文書のスキャン文書プロパティーを設定します。例えば、文書がプリンターから出るときに 1 つのカメラがバーコードを読み取ります。そのカメラによるバーコード読み取りのステップによって、 文書のスキャン 1プロパティーに日時が設定されます。2 つ目のカメラが、インサーターから出てくる封筒のバーコードを読み取ります。それらのバーコード読み取りのステップによって、 文書のスキャン 2プロパティーに日時が設定されます。

1.1301 文書のスキャン5

ReadBarcodeData ステップに関連付けられているカメラまたはバーコードスキャナーによって、文書のバーコードが読み取られた日時を示します。このプロパティーの値は変更できません。

この文書プロパティーがブランクの場合、次のいずれかの状態が存在します。

  • 文書を処理したすべての ReadBarcodeData ステップで、文書のスキャン時刻プロパティージョブプロパティーの値にこのプロパティーが設定されていない。

  • 文書のスキャン時刻プロパティージョブプロパティーの値にこのプロパティーが設定されている ReadBarcodeData ステップが 1 つある。しかし、その ReadBarcodeData ステップに関連付けられたカメラまたはバーコードスキャナーは、その文書のバーコードを読み取っていない。

データベース名
Doc.TT.BarcodeScanTime5

使用上の注意: 2 つ以上の ReadBarcodeData ステップが文書を処理する場合、その文書では、それぞれのカメラまたはバーコードスキャナーがバーコードを読み取った日時を表示できます。それぞれの日時を表示するには、それぞれのステップの 文書のスキャン時刻プロパティージョブプロパティーの値として異なる 文書のスキャン文書プロパティーを設定します。例えば、文書がプリンターから出るときに 1 つのカメラがバーコードを読み取ります。そのカメラによるバーコード読み取りのステップによって、 文書のスキャン 1プロパティーに日時が設定されます。2 つ目のカメラが、インサーターから出てくる封筒のバーコードを読み取ります。それらのバーコード読み取りのステップによって、 文書のスキャン 2プロパティーに日時が設定されます。

1.1302 文書状況 1

文書上のバーコードが、ReadBarcodeData ステップに関連付けられているカメラまたはバーコードスキャナーによって正しく読み取られたかどうかを示します。このプロパティーの値は変更できません。

値:

OK
この文書のバーコードはステップによって正常に読み取られました。
要介入
バーコードはステップによって読み取られませんでした。
重複
同じバーコードがステップによって複数回読み取られています。スキャン回数プロパティーには、同じバーコードが読み取られた回数が示されます。

データベース名
Doc.TT.BarcodeStatus1

使用上の注意:文書がReadBarcodeDataステップテンプレートに基づく複数のステップを持つワークフローによって処理された場合、文書には複数のDocument statusプロパティーが設定されている場合があります。

この場合、各ステップで異なる文書状況プロパティーを設定できます。例えば、文書がプリンターから出るときに 1 つのカメラがバーコードを読み取り、そのカメラからバーコードを読み取るステップによって文書状況 1 のプロパティーが設定されます。2 つ目のカメラがインサーターから出てくる封筒のバーコードを読み取り、それらのバーコードを読み取るステップによって文書状況 2 のプロパティーが設定されます。

プリンター上のカメラがバーコードを読み取る場合、文書状況 1 のプロパティーはOKになります。インサーター上のカメラがバーコードを読み取らない場合、文書状況 2 のプロパティーの値は 要介入になります。

1.1303 文書状況 2

文書上のバーコードが、ReadBarcodeData ステップに関連付けられているカメラまたはバーコードスキャナーによって正しく読み取られたかどうかを示します。このプロパティーの値は変更できません。

値:

OK
この文書のバーコードはステップによって正常に読み取られました。
要介入
バーコードはステップによって読み取られませんでした。
重複
同じバーコードがステップによって複数回読み取られています。スキャン回数プロパティーには、同じバーコードが読み取られた回数が示されます。

データベース名
Doc.TT.BarcodeStatus2

使用上の注意:文書がReadBarcodeDataステップテンプレートに基づく複数のステップを持つワークフローによって処理された場合、文書には複数のDocument statusプロパティーが設定されている場合があります。

この場合、各ステップで異なる文書状況プロパティーを設定できます。例えば、文書がプリンターから出るときに 1 つのカメラがバーコードを読み取り、そのカメラからバーコードを読み取るステップによって文書状況 1 のプロパティーが設定されます。2 つ目のカメラがインサーターから出てくる封筒のバーコードを読み取り、それらのバーコードを読み取るステップによって文書状況 2 のプロパティーが設定されます。

プリンター上のカメラがバーコードを読み取る場合、文書状況 1 のプロパティーはOKになります。インサーター上のカメラがバーコードを読み取らない場合、文書状況 2 のプロパティーの値は 要介入になります。

1.1304 文書状況 3

文書上のバーコードが、ReadBarcodeData ステップに関連付けられているカメラまたはバーコードスキャナーによって正しく読み取られたかどうかを示します。このプロパティーの値は変更できません。

値:

OK
この文書のバーコードはステップによって正常に読み取られました。
要介入
バーコードはステップによって読み取られませんでした。
重複
同じバーコードがステップによって複数回読み取られています。スキャン回数プロパティーには、同じバーコードが読み取られた回数が示されます。

データベース名
Doc.TT.BarcodeStatus3

使用上の注意:文書がReadBarcodeDataステップテンプレートに基づく複数のステップを持つワークフローによって処理された場合、文書には複数のDocument statusプロパティーが設定されている場合があります。

この場合、各ステップで異なる文書状況プロパティーを設定できます。例えば、文書がプリンターから出るときに 1 つのカメラがバーコードを読み取り、そのカメラからバーコードを読み取るステップによって文書状況 1 のプロパティーが設定されます。2 つ目のカメラがインサーターから出てくる封筒のバーコードを読み取り、それらのバーコードを読み取るステップによって文書状況 2 のプロパティーが設定されます。

プリンター上のカメラがバーコードを読み取る場合、文書状況 1 のプロパティーはOKになります。インサーター上のカメラがバーコードを読み取らない場合、文書状況 2 のプロパティーの値は 要介入になります。

1.1305 文書状況 4

文書上のバーコードが、ReadBarcodeData ステップに関連付けられているカメラまたはバーコードスキャナーによって正しく読み取られたかどうかを示します。このプロパティーの値は変更できません。

値:

OK
この文書のバーコードはステップによって正常に読み取られました。
要介入
バーコードはステップによって読み取られませんでした。
重複
同じバーコードがステップによって複数回読み取られています。スキャン回数プロパティーには、同じバーコードが読み取られた回数が示されます。

データベース名
Doc.TT.BarcodeStatus4

使用上の注意:文書がReadBarcodeDataステップテンプレートに基づく複数のステップを持つワークフローによって処理された場合、文書には複数のDocument statusプロパティーが設定されている場合があります。

この場合、各ステップで異なる文書状況プロパティーを設定できます。例えば、文書がプリンターから出るときに 1 つのカメラがバーコードを読み取り、そのカメラからバーコードを読み取るステップによって文書状況 1 のプロパティーが設定されます。2 つ目のカメラがインサーターから出てくる封筒のバーコードを読み取り、それらのバーコードを読み取るステップによって文書状況 2 のプロパティーが設定されます。

プリンター上のカメラがバーコードを読み取る場合、文書状況 1 のプロパティーはOKになります。インサーター上のカメラがバーコードを読み取らない場合、文書状況 2 のプロパティーの値は 要介入になります。

1.1306 文書状況 5

文書上のバーコードが、ReadBarcodeData ステップに関連付けられているカメラまたはバーコードスキャナーによって正しく読み取られたかどうかを示します。このプロパティーの値は変更できません。

値:

OK
この文書のバーコードはステップによって正常に読み取られました。
要介入
バーコードはステップによって読み取られませんでした。
重複
同じバーコードがステップによって複数回読み取られています。スキャン回数プロパティーには、同じバーコードが読み取られた回数が示されます。

データベース名
Doc.TT.BarcodeStatus5

使用上の注意:文書がReadBarcodeDataステップテンプレートに基づく複数のステップを持つワークフローによって処理された場合、文書には複数のDocument statusプロパティーが設定されている場合があります。

この場合、各ステップで異なる文書状況プロパティーを設定できます。例えば、文書がプリンターから出るときに 1 つのカメラがバーコードを読み取り、そのカメラからバーコードを読み取るステップによって文書状況 1 のプロパティーが設定されます。2 つ目のカメラがインサーターから出てくる封筒のバーコードを読み取り、それらのバーコードを読み取るステップによって文書状況 2 のプロパティーが設定されます。

プリンター上のカメラがバーコードを読み取る場合、文書状況 1 のプロパティーはOKになります。インサーター上のカメラがバーコードを読み取らない場合、文書状況 2 のプロパティーの値は 要介入になります。

1.1307 確認受信者

文書を識別するための情報 (アカウント名など) を指定します。メインページで受信者列を文書ポートレットに追加して、確認受信者プロパティー値を表示し、文書テーブルの確認受信者プロパティーをソートしてフィルターを適用できます。

形式:

データタイプ
テキスト
長さ
1 ~ 1024 文字 (バイト)

データベース名
Doc.Verification.Recipient

使用上の注意:

  • 確認受信者プロパティーは、調整ダイアログの 受信者という名前の表の列です。

  • PDF ジョブの場合、RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat を使用して、Doc.Verification.Recipient という文書プロパティーを定義します。文書プロパティーを制御ファイルに保存し、ワークフローの IdentifyPDFDocuments ステップおよび BuildPDFFromDocuments ステップで制御ファイルを指定します。

  • RICOH ProcessDirector ワークフローの AFP ジョブの場合、RICOH Visual WorkbenchAFP Visual Environment の Document Property Designer を使用して、入力ファイルの索引タグ内の値を Verification recipient という文書プロパティーにリンクします。文書プロパティーを Visual WorkbenchAFP Visual Environment制御ファイル に保存し、ワークフローの IdentifyDocuments ステップで制御ファイルを指定します。

1.1308 すべてのバーコードが読み取られたときにステップを完了する

ジョブのすべての文書が検出されたときに、RICOH ProcessDirector でジョブを次のステップに移動するかどうかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
バーコードの読み取りによってジョブのすべての文書が検出された後、ジョブが次のステップに移動します。
いいえ
結果ファイル非アクティブタイマーで値が設定されていない場合、ジョブのすべての文書が検出されても、ジョブは ReadBarcodeData ステップのままになり、次のステップに移動しません。ジョブを次のステップに移動するには、オペレーターがバーコードステップ完了アクションを使用する必要があります。

結果ファイル非アクティブタイマーに値が設定されている場合、ジョブの一部の文書が検出されていなくても、タイマーが期限切れになった後にジョブは次のステップに移動します。

データベース名
Job.TrackAndTrace.AutoComplete

使用上の注意: すべてのバーコードが読み取られたときにステップを完了するは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1309 バーコードリーダー

このステップで読み取ったバーコードを記録するために使用するバーコードリーダーを指定します。
データベース名
Job.TrackAndTrace.BarcodeReader

使用上の注意:

  • 複数のバーコードリーダーを使用して同じステップの結果を提供できます。
  • 同じステップに複数のバーコードリーダーを使用する場合、バーコードリーダーのバーコード形式で、ジョブ番号と子ジョブ内シーケンスの両方が同じ文字の位置にある必要があります。
  • バーコードリーダーは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1310 文書のスキャン時刻プロパティー

文書のバーコードがカメラまたはバーコードスキャナーによって読み取られたときに、その日時によって更新する文書のスキャンプロパティーを指定します。ワークフローの ReadBarcodeDataステップは、カメラまたはバーコードスキャナーと、 文書のスキャンプロパティーの両方に値を設定します。

1つのジョブを2つ以上のReadBarcodeDataステップが処理する場合、それぞれの 文書のスキャン時刻プロパティーに異なる値を設定することをお勧めします。そのようにすることで、カメラまたはバーコードスキャナーがバーコードを読み取るたびに、日時を記録できます。

値:

文書のスキャン 1 (デフォルト)
文書のスキャン2
文書のスキャン3
文書のスキャン4
文書のスキャン5

データベース名
Job.TT.DocScanned

使用上の注意: 文書スキャン時間プロパティーは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1311 文書状況プロパティー

文書のバーコードがワークフローのReadBarcodeDataステップに関連付けられているカメラまたはバーコードリーダーによって読み取られたときに、OKの状態に更新する文書状態プロパティーを指定します。ジョブが複数の ReadBarcodeDataステップによって処理される場合、ワークフロー内で文書が見つからない場所を識別する必要がある場合には、各ステップに異なる文書状態プロパティー値を指定することをお勧めします。

値:

文書状況 1
文書状況 2
文書状況 3
文書状況 4
文書状況 5

データベース名
Job.TT.Status

使用上の注意:

  • インサーター機能がインストールされている場合、挿入状態に別の値が表示されます。
  • 文書状態プロパティーは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1312 結果ファイル非アクティブタイマー

ジョブの結果ファイルでバーコードが記録された後に RICOH ProcessDirector がジョブを次のステップに移動する前に待機する時間を指定します。この時間はバーコードが読み取られるたびにリセットされます。 結果ファイル非アクティブタイマーが選択した値に達した場合、ジョブは次のステップに移動します。読み取られなかったバーコードが含まれるジョブの文書は、 要介入状況としてマークされます。

形式:

データタイプ
1 から 9999 までの整数。
デフォルト (分)
デフォルト値なし

データベース名
Job.TT.WaitTime

使用上の注意:

  • タイマーは、少なくとも 1 つのバーコードが結果ファイルに記録されるまで開始されません。記録されたバーコードがない場合、ジョブはReadBarcodeDataステップに残ります。
  • 結果ファイル非アクティブタイマープロパティーの値を設定すると、ジョブの一部の文書が検出されなかった場合でも (例えば、 すべてのバーコードが読み取られたときにステップを完了するプロパティーを[はい]に設定した場合でも) 、タイマーが期限切れになった後にジョブが次のステップに移動します。
  • 結果ファイル非アクティブタイマーは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1313 Ultimate Impostrip®入力ホットフォルダー

ジョブを正しく面付けするように構成されたUltimate Impostrip®ホットフォルダーの名前を指定します。
データベース名
Job.ULT.ImpostripQueue

使用上の注意:

  • このステップでジョブを処理する前に、Ultimate Impostrip®を使用して、入力ホットフォルダーを作成、構成する必要があります。
  • 2 バイト文字または国際文字が含まれているパスは、使用できません。
  • Ultimate Impostrip® 入力ホットフォルダーは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1314 Ultimate Impostrip®ジョブ名

ジョブをUltimate Impostrip®サーバーに送信するときにRICOH ProcessDirectorがジョブに割り当てる名前を指定します。
データベース名
Job.ULT.JobName

使用上の注意:

  • この値は、${Job.InputFile} などの RICOH ProcessDirector シンボルを使用して設定できます。
  • ジョブ名にマルチバイト文字セット(MBCS)文字を使用すると、正しく処理されないため、使用しないことを推奨します。
  • この値が空白の場合、RICOH ProcessDirectorJobID.ultという名前を使用します。
  • Ultimate Impostrip® ジョブ名は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1315 Ultimate Impostrip® 構成

印刷ジョブを受け取ることができるUltimate Impostrip®ホットフォルダーのリストの取得するために、RICOH ProcessDirectorが使用するメソッドを指定します。この値が正しい場合は、 Ultimate Impostrip®ホットフォルダーテーブルの 更新をクリックして、使用可能なホットフォルダーのリストを表示します。

値:

.iniファイルを使用する
Ultimate Impostrip®サーバー上の初期化ファイルへのフルパスを指定します。デフォルトでは、このファイル名は IMPressJM.ini です。この方法は Ultimate Impostrip® 10以前(レガシーバージョン)で使用します。

このパスは、WorkflowSystem.ULT.INIFileLocationプロパティーの値として格納されます。

URLを使用する
Ultimate Impostrip®サーバーのURLを次の形式で指定します。http://hostname:port_numberデフォルトのポート番号は38444です。この方法はUltimate Impostrip® 2019 1.0以降(新世代)で使用します。

このURLは、WorkflowSystem.ULT.URLプロパティーの値として格納されます。

データベース名
WorkflowSystem.ULT.ConfigSource

使用上の注意:

  • .iniファイルを使用するを選択し、1次コンピューターがUNIXベースのオペレーティングシステムを実行している場合は、マウントされたドライブを使用してこのファイルにRICOH ProcessDirectorがアクセスできることを確認してください。

1.1316 マッピングする

これらのフィールドを使用して、 RICOH ProcessDirectorおよびUltimate Impostrip®が処理のためにファイルを交換するために使用するディレクトリーを表示します。

左側の列には、 Ultimate Impostrip®ホストシステム上のディレクトリーへのパスが含まれています。左側の列には、 RICOH ProcessDirectorサーバー上のディレクトリーへのパスが含まれています。

XMLチケット入力フォルダー
Ultimate Impostrip®ホストシステム上の XML チケット入力フォルダーへのパスと 、 RICOH ProcessDirectorがホストシステムにファイルを配置するために使用するディレクトリーが表示されます。RICOH ProcessDirectorがジョブをUltimate Impostrip®に送信すると、このディレクトリーに XMLファイルが処理命令と一緒にコピーされます。処理命令には、入力ファイルの格納場所、ファイルを処理するホットフォルダー、出力ファイルの書き込み先が含まれます。
印刷スプールディレクトリー
RICOH ProcessDirector印刷スプールへのパスと、すでにマップされているUltimate Impostrip®サーバー上のディレクトリーが表示されます。RICOH ProcessDirector印刷スプールの値は常に/aiw/aiw1/spoolです。

使用上の注意:

  • これらの値は、 RICOH ProcessDirector1次サーバーまたはアプリケーションサーバーではないWindowsシステムにUltimate Impostrip®がインストールされている場合にのみ必要です。
  • これらのフィールドに値を入力すると、ファイル交換に使用するディレクトリーのRICOH ProcessDirectorが指示されます。ディレクトリーの共有、ネットワークドライブのマッピング、ファイルシステムのマウントは行いません。これらのディレクトリーをマウントし、ファイル交換のためネットワークドライブを正しくマッピングする方法の詳細については、インフォメーションセンターのトピックを参照してください。

1.1317 Ultimate Impostrip®ホストシステム

RICOH ProcessDirectorサーバーも実行しているWindowsコンピューターにUltimate Impostrip®をインストールするかどうかを指定します。

値:

Windows 1次サーバーまたはアプリケーションサーバー
Ultimate Impostrip®は、RICOH ProcessDirector 1次サーバーを実行しているWindowsシステム、またはアプリケーションサーバーとして設定されているWindowsシステムにインストールされています。
他のWindowsシステム
Ultimate Impostrip®は、RICOH ProcessDirectorがインストールされていないWindowsシステムにインストールされています。

データベース名
WorkflowSystem.ULT.Remote

1.1318 バナーページ給紙トレイ

ヘッダーページとトレーラーページの用紙を保持するプリンターの給紙トレイを指定します。

値:

デフォルト
設定なし
データベース名
XeroxPDFPrinter.BannerPage.Tray

使用上の注意

  • このプロパティーは、Xerox PDF プリンターにのみ適用されます。
  • バナーページ給紙トレイが設定されていない場合、RICOH ProcessDirector はトレイ情報がないデフォルトの JDF ジョブチケットを作成します。プリンターは、バナーページ用のデフォルトのトレイの用紙を使用します。
  • プリンターが追加されると、RICOH ProcessDirector は全部のトレイのリストを表示します。プリンターでサポートされるトレイのリストを表示するには、プリンターの追加を終了する必要があります。次に、プリンターのプロパティーノートブックを再び開き、正しいトレイを選択します。

1.1319 バナーページを PDF 印刷ファイルにマージ

ヘッダーおよびトレーラーバナーファイルをPDF印刷ファイルにマージするか、別のファイルとしてプリンターに送信するかを指定します。

値:

はい
ヘッダーページまたはトレーラーページが使用可能な場合、印刷ファイルと連結されて1つのファイルとしてプリンターに送信されます。
いいえ
ヘッダーページまたはトレーラーページが使用可能な場合、バナーページのための独立したファイルと印刷ファイルがプリンターに送信されます。
デフォルト
はい
データベース名
XeroxPDFPrinter.MergeBanner

使用上の注意:

  • 場合によっては、バナーファイルをマージしないようにする必要があります。例えば、各ジョブの複数のコピーを印刷する際に、コピーの間にバナーページを印刷しない場合です。

1.1320 Xerox プリンタードライバー

Xerox PDF プリンターにジョブを実行依頼するために使用できるプリンタードライバーとそのバージョン。

値:

  • DocuSP V1.0

  • DocuSP V3.8

  • DocuSP V4.2

  • DocuSP V5.0

データベース名
XeroxPDFPrinter.PrinterDriver

使用上の注意:

  • このフィールドは必須です。Xerox PDF プリンターを作成するには、このプロパティーとXerox プリンタータイププロパティーの両方が必要です。
  • この属性は、Xerox プリンタータイプとともに Xerox プリンター用の正しい出力コマンドを作成するために使用されます。
  • RICOH ProcessDirector にはこれらのドライバーは付属していません。システム上にある互換性のあるドライバーから、使用するドライバーを選択してください。

1.1321 Xerox プリンターキュー

Xerox プリンターで使用する LPR 印刷キューの名前を指定します。

形式:

長さ
最大32文字(バイト)
制限:
大/小文字の区別
デフォルト
デフォルト値なし
データベース名
XeroxPDFPrinter.PrinterQueue

使用上の注意:

  • Xerox PDF プリンターが追加されるときに、LPR 印刷キューはサーバー上に自動的に作成されません。システム管理者がオペレーティングシステムの手順を使用して LPR 印刷キューを作成する必要があります。このフィールドに入力した値は、システムに定義されている LPR 印刷キューの名前と一致している必要があります。

1.1322 Xerox プリンタータイプ

これは、印刷するプリンターをプリンタータイプです。

値:

RICOH ProcessDirector によってサポートされている Xerox プリンターのリストです。

データベース名
XeroxPDFPrinter.PrinterType

使用上の注意:

  • このフィールドは必須です。Xerox PDF プリンターを作成するには、このプロパティーとXerox プリンタードライバープロパティーの両方が必要です。
  • この属性は、Xerox プリンタードライバーとともに Xerox プリンター用の正しい出力コマンドを作成するために使用されます。

1.1323 ブラックインク

このRICOH TotalFlow プリンターの印刷ジョブおよび再印刷に使用されたブラックインクに対応するAvanti名が表示されます。
データベース名
Printer.Avanti.BlackMapping
使用上の注意:
  • インク名を見つけるには、Avanti Slingshotにログインし、Avanti 在庫 項目を開きます。 説明1列の値をこのプロパティにコピーします。
  • ジョブが印刷を終了すると、RICOH ProcessDirector が、このプロパティと 黒インク使用ジョブプロパティーの値をJMFジョブチケットに記録し、Avanti Slingshotに送り返すことができるようにします。

1.1324 シアンインク

このRICOH TotalFlow プリンターの印刷ジョブおよび再印刷に使用されたシアンインクに対応するAvanti名が表示されます。
データベース名
Printer.Avanti.CyanMapping
使用上の注意:
  • インク名を見つけるには、Avanti Slingshotにログインし、Avanti 在庫 項目を開きます。 説明1列の値をこのプロパティにコピーします。
  • ジョブが印刷を終了すると、RICOH ProcessDirector が、このプロパティと シアンインク使用ジョブプロパティーの値をJMFジョブチケットに記録し、Avanti Slingshotに送り返すことができるようにします。

1.1325 ハイライトインク

このRICOH TotalFlow プリンターの印刷ジョブおよび再印刷に使用されたハイライトインクに対応するAvanti名が表示されます。
データベース名
Printer.Avanti.HighlightMapping
使用上の注意:
  • インク名を見つけるには、Avanti Slingshotにログインし、Avanti 在庫 項目を開きます。 説明1列の値をこのプロパティにコピーします。
  • ジョブが印刷を終了すると、RICOH ProcessDirector が、このプロパティと 強調表示インク使用ジョブプロパティーの値をJMFジョブチケットに記録し、Avanti Slingshotに送り返すことができるようにします。

1.1326 マゼンタインク

このRICOH TotalFlow プリンターの印刷ジョブおよび再印刷に使用されたマゼンタインクに対応するAvanti名が表示されます。
データベース名
Printer.Avanti.MagentaMapping
使用上の注意:
  • インク名を見つけるには、Avanti Slingshotにログインし、Avanti 在庫 項目を開きます。 説明1列の値をこのプロパティにコピーします。
  • ジョブが印刷を終了すると、RICOH ProcessDirector が、このプロパティと マゼンタインク使用ジョブプロパティーの値をJMFジョブチケットに記録し、Avanti Slingshotに送り返すことができるようにします。

1.1327 MICRインク

このRICOH TotalFlow プリンターの印刷ジョブおよび再印刷に使用されたMICR (磁気インク文字認識) インクに対応するAvanti名が表示されます。
データベース名
Printer.Avanti.MICRMapping
使用上の注意:
  • インク名を見つけるには、Avanti Slingshotにログインし、Avanti 在庫 項目を開きます。 説明1列の値をこのプロパティにコピーします。
  • ジョブが印刷を終了すると、RICOH ProcessDirector が、このプロパティと MICR インク使用ジョブプロパティーの値をJMFジョブチケットに記録し、Avanti Slingshotに送り返すことができるようにします。

1.1328 プロテクターコート

このRICOH TotalFlow プリンターの印刷ジョブおよび再印刷に使用されたプロテクターコートに対応するAvanti名が表示されます。
データベース名
Printer.Avanti.ProtectorCoatMapping
使用上の注意:
  • インク名を見つけるには、Avanti Slingshotにログインし、Avanti 在庫 項目を開きます。 説明1列の値をこのプロパティにコピーします。
  • ジョブが印刷を終了すると、RICOH ProcessDirector が、このプロパティと プロテクターコート使用ジョブプロパティーの値をJMFジョブチケットに記録し、Avanti Slingshotに送り返すことができるようにします。

1.1329 イエローインク

このRICOH TotalFlow プリンターの印刷ジョブおよび再印刷に使用されたイエローインクに対応するAvanti名が表示されます。
データベース名
Printer.Avanti.YellowMapping
使用上の注意:
  • インク名を見つけるには、Avanti Slingshotにログインし、Avanti 在庫 項目を開きます。 説明1列の値をこのプロパティにコピーします。
  • ジョブが印刷を終了すると、RICOH ProcessDirector が、このプロパティと 黄インク使用ジョブプロパティーの値をJMFジョブチケットに記録し、Avanti Slingshotに送り返すことができるようにします。

1.1330 報告する印刷単位

RICOH ProcessDirectorが印刷量をAvanti Slingshotに報告する方法を指定します。

値:

ページ数
合計ページ数が報告されます。
シート
合計シート数が報告されます。
設定なし (デフォルト)
合計ページ数が報告されます。

データベース名
Printer.Avanti.StackedValueToReport

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirectorは、メディアのボリュームをSlingshotに報告するためにこのプロパティーを使用しています。
  • このプロパティーは、報告するジョブカラープロパティーと連動し、Avantiに送信される情報を決定します。
    • 報告するジョブカラーのプロパティーが ブラックまたは カラーに設定されている場合、 報告する印刷単位が送信されます。
    • 報告するジョブの色プロパティーが ジョブからに設定されている場合は、TotalFlow Print Serverから取得したインプレッション数が送信されます。通常、その値は印刷されるページ数と同じです。

1.1331 Slingshot コストセンター

プリンターと関連付けられた Slingshot コストセンターを指定します。

値:

設定なし (デフォルト)
プリンターはコストセンターと関連付けられていません。

Avanti Slingshot の[設定]ページに表示される Slingshot コストセンターのリスト。

データベース名
Printer.AvantiCostCenter

使用上の注意:

  • プリンターがSlingshot コストセンターと関連付けられている場合、RICOH ProcessDirector は、プリンターが各ジョブを開始した時刻と完了した時刻を Avanti Slingshot に送信します。Slingshot はこの情報に基づいて、コストセンターと関連付けられたアクティビティーにかかった時間を計算します。
  • コストセンターを追加または削除するには、Slingshot 構成ファイルを編集します。Linux の場合は /aiw/aiw1/config/avanti.cfg です。Windows の場合は C:\aiw\aiw1\config\avanti.cfg です。

1.1332 Slingshot コストセンター

ステップと関連付けられた Slingshot コストセンターを指定します。

値:

設定なし (デフォルト)
ステップはコストセンターと関連付けられていません。

Avanti Slingshot の[設定]ページに表示される Slingshot コストセンターのリスト。

データベース名
Step.AvantiCostCenter

使用上の注意:

  • ステップがSlingshot コストセンターと関連付けられている場合、RICOH ProcessDirector は、ステップが各ジョブを処理したときに、状況情報を Avanti Slingshot に送信します。
  • ステップにSlingshot コストセンターが指定されている場合、Slingshot に状況を報告するために、ステップには Slingshot マイルストーン状況値が必要になります。ステップの実行時に、2 つの Slingshot プロパティーの一方に値があり、もう一方に値がない場合、RICOH ProcessDirector は警告メッセージをジョブログに書き込みます。
  • コストセンターを追加または削除するには、Slingshot 構成ファイルを編集します。Linux の場合は /aiw/aiw1/config/avanti.cfg です。Windows の場合は \aiw\aiw1\config\avanti.cfg です。

1.1333 Slingshot マイルストーン状況

このステップによるジョブの処理時にシステムから Avanti Slingshot に送信される状況を指定します。状況は、Slingshot コストセンタープロパティーに定義されたコストセンターと関連付けられています。

値:

設定なし (デフォルト)
ステップには状況が返されません。
実行中
ステップは、指定されたコストセンターのために、Avanti Slingshot に実行中の状況を返します。
完了
ステップは、指定されたコストセンターのために、Avanti Slingshot に完了の状況を返します。

データベース名
Step.AvantiType

使用上の注意:

  • ステップにSlingshot コストセンターが指定されている場合、Slingshot に状況を報告するために、ステップには Slingshot マイルストーン状況値が必要になります。ステップの実行時に、2 つの Slingshot プロパティーの一方に値があり、もう一方に値がない場合、RICOH ProcessDirector は警告メッセージをジョブログに書き込みます。

  • 特定のコストセンターに対して、このプロパティーを実行中に設定した場合、同じコストセンターのそれ以降のステップで、このプロパティーを 完了に設定する必要があります。RICOH ProcessDirector は、両方のステップでかかった時間と、その間の全ステップでかかった時間を Slingshot に報告します。Slingshot はこの情報に基づいて、コストセンターと関連付けられたアクティビティーにかかった時間を計算します。

  • コストセンターに対してこのプロパティーを完了に設定した一方で、同じコストセンターのそれ以前のステップでこのプロパティーを 実行中に設定していない場合、RICOH ProcessDirector は、コストセンターに対して、該当のステップでかかった時間のみを Slingshot に報告することになります。

1.1334 Slingshot プロダクション数量

印刷されたものを表すためにAvanti Slingshotに送信するジョブプロパティーを指定します。Avanti Slingshotは、この値を生産数量として表示します。

形式:

値:
整数値を含むジョブプロパティー。
デフォルト値:
要求されたジョブコピー。

データベース名
Step.AvantiProductionQuantity

1.1335 Slingshot コストセンター

ステップと関連付けられた Slingshot コストセンターを指定します。

値:

設定なし (デフォルト)
ステップはコストセンターと関連付けられていません。

Avanti Slingshot の[設定]ページに表示される Slingshot コストセンターのリスト。

データベース名
StepTemplate.AvantiCostCenter

使用上の注意:

  • ステップがSlingshot コストセンターと関連付けられている場合、RICOH ProcessDirector は、ステップが各ジョブを処理したときに、状況情報を Avanti Slingshot に送信します。
  • ステップにSlingshot コストセンターが指定されている場合、Slingshot に状況を報告するために、ステップには Slingshot マイルストーン状況値が必要になります。ステップの実行時に、2 つの Slingshot プロパティーの一方に値があり、もう一方に値がない場合、RICOH ProcessDirector は警告メッセージをジョブログに書き込みます。
  • コストセンターを追加または削除するには、Slingshot 構成ファイルを編集します。Linux の場合は /aiw/aiw1/config/avanti.cfg です。Windows の場合は \aiw\aiw1\config\avanti.cfg です。

1.1336 Slingshot プロダクション数量

印刷されたものを表すためにAvanti Slingshotに送信するジョブプロパティーを指定します。Avanti Slingshotは、この値を生産数量として表示します。

形式:

値:
整数値を含むジョブプロパティー。
デフォルト値:
要求されたジョブコピー。

データベース名
StepTemplate.AvantiProductionQuantity

1.1337 Slingshot マイルストーン状況

このステップによるジョブの処理時にシステムから Avanti Slingshot に送信される状況を指定します。状況は、Slingshot コストセンタープロパティーに定義されたコストセンターと関連付けられています。

値:

設定なし (デフォルト)
ステップには状況が返されません。
実行中
ステップは、指定されたコストセンターのために、Avanti Slingshot に実行中の状況を返します。
完了
ステップは、指定されたコストセンターのために、Avanti Slingshot に完了の状況を返します。

データベース名
StepTemplate.AvantiType

使用上の注意:

  • ステップにSlingshot コストセンターが指定されている場合、Slingshot に状況を報告するために、ステップには Slingshot マイルストーン状況値が必要になります。ステップの実行時に、2 つの Slingshot プロパティーの一方に値があり、もう一方に値がない場合、RICOH ProcessDirector は警告メッセージをジョブログに書き込みます。

  • 特定のコストセンターに対して、このプロパティーを実行中に設定した場合、同じコストセンターのそれ以降のステップで、このプロパティーを 完了に設定する必要があります。RICOH ProcessDirector は、両方のステップでかかった時間と、その間の全ステップでかかった時間を Slingshot に報告します。Slingshot はこの情報に基づいて、コストセンターと関連付けられたアクティビティーにかかった時間を計算します。

  • コストセンターに対してこのプロパティーを完了に設定した一方で、同じコストセンターのそれ以前のステップでこのプロパティーを 実行中に設定していない場合、RICOH ProcessDirector は、コストセンターに対して、該当のステップでかかった時間のみを Slingshot に報告することになります。

1.1338 コストセンターのリスト

Avanti Slingshot Connect 構成ファイルに定義された Slingshot コストセンターのリストを表示します。
データベース名
WorkflowSystem.AvantiCostCenters

使用上の注意: コストセンターを追加または削除するには、Avanti Slingshot Connect 構成ファイルを編集します。Linux の場合は/aiw/aiw1/config/avanti.cfgです。Windowsの場合はC:\aiw\aiw1\config\avanti.cfgです。

1.1339 Avanti の URL

RICOH ProcessDirector が通信する Avanti Slingshot サーバーの URL を指定します。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)

データベース名
WorkflowSystem.AvantiURL

1.1340 報告するジョブの色

ジョブ内のページがフルカラーまたは単色で印刷されたことをRICOH ProcessDirectorがAvanti Slingshotに報告するかどうかを指定します。Slingshotが割り当てる印刷したジョブの料金がフルカラーと黒のみでは異なる場合、このプロパティーを使用してインクやトラーの情報を報告します。

値:

RICOH ProcessDirectorは、すべてのページまたはシートが黒で印刷されていたと報告します。黒のインクまたはトナーのみを使用して印刷するように設定された白黒プリンターまたはカラープリンターにこの値を使用します。
カラー
RICOH ProcessDirectorは、すべてのページまたはシートがCMYKインクまたはトナーで印刷されていたと報告します。フルカラーで印刷するように設定されたカラープリンターにこの値を使用します。
ジョブから
RICOH ProcessDirectorは、RICOH TotalFlow プリントサーバーからカラーページと単色ページの印刷数の値を取得します。特に単色とフルカラーの組み合わせでジョブを印刷する場合は、RICOH TotalFlow プリンターでこの値を使用します。
設定なし (デフォルト)
RICOH ProcessDirectorは、ジョブ内のすべてのページまたはシートがブラックインクまたはトナーのみで印刷されていたと報告します。

データベース名
Printer.JobColorType

使用上の注意:

  • RICOH ProcessDirectorは、このプロパティーを使用してプリンターにジョブのスケジュール設定をしません。

  • このプロパティーは、プリンターがフルカラーまたは黒のみのどちらで印刷するかを制御しません。このプロパティーは、ジョブがフルカラーまたは黒のみのどちらで印刷されたかをSlingshotに報告するためにのみ使用されます。

  • このプロパティーがまたは カラーに設定されている場合、 報告する印刷単位プロパティーの値でRICOH ProcessDirectorがページとシートの印刷数を報告するかどうかが決まります。このプロパティーを ジョブからに設定すると、RICOH ProcessDirectorは常にページ数を報告します。
  • または カラーの値を使用した場合、ジョブの一部のページがフルカラーで印刷され、他のページが黒のみで印刷されたことを報告することはできません。例えば、100ページのPDFファイルがあるとします。そのうちの3ページがカラーです。 報告するジョブの色の値を に設定した状態でファイルをプリンターに送信します。RICOH ProcessDirectorは、100ページすべてが黒のみで印刷されたことをSlingshotに報告します。

  • ジョブからの値を使用すると、TotalFlow プリントサーバーによって報告されるカウントはインプレッション数であり、通常はページ数と一致します。LetterとA4の両方のように、異なるページサイズのページが含まれているジョブの場合、違いが生じることがあります。

1.1341 イベントタイプ

ステップがデータベースに保存する情報にカスタムラベルを追加します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
Job.Reports.EventType

使用上の注意:

  • 同じワークフローにWritePropsToReportsDatabaseステップを複数組み込んだ場合は、それぞれのステップで イベントタイプ値を指定して、ジョブ履歴中の特定のデータポイントとシステム内の文書を記録できます。

    例えば、印刷ステップの直後のWritePropsToReportsDatabaseステップでは 印刷イベントタイプを使用し、挿入ステップの後では 挿入イベントタイプを使用します。

    ジョブが再印刷され、再印刷後にWritePropsToReportsDatabaseステップによってジョブが処理されると、2番目のエントリーがデータベースに追加されます。

  • イベントタイプは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1342 書き込むジョブプロパティー

データベースに書き込むジョブプロパティーを指定します。

値:

データベースに書き込める、システム内のすべてのジョブプロパティーのリストです。

データベース名
Job.Reports.JobPropToStore

使用上の注意:

  • 最小限のジョブプロパティーを使用してください。プロパティーの数を制限することにより、パフォーマンスが向上し、必要なストレージスペースを削減できます。
  • 定位置ジョブプロパティーはデータベースに書き込めません。
  • 次のジョブプロパティーが自動的に保存されます。
    • 現行フェーズ(Job.Phase)
    • 現在の状態(Job.State)
    • 現行ステップ(Job.Step)
    • 現在の時刻(Job.CurrentTime)
    • 現在のワークフロー(Job.Process)
    • イベントタイプ(Job.Reports.EventType)
    • ジョブ番号(Job.ID)
  • ステップを実行した後に、書き込むプロパティーのリストからジョブプロパティーを削除した場合、次回のステップの実行ではそれらのプロパティーは記録されませんが、それらの列はテーブルから削除されません。
  • 書き込むジョブプロパティーは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1343 書き込む文書プロパティー

データベースに書き込む文書プロパティーを指定します。

値:

システム内のすべての文書プロパティーのリストです。
すべて
この値を使用して、文書プロパティーファイル内のすべての値をデータベースに書き込みます。

データベース名
Job.Reports.DocPropToStore

使用上の注意:

  • 最小限の文書プロパティーを使用してください。プロパティーの数を制限することにより、パフォーマンスが向上し、必要なストレージスペースを削減できます。
  • ステップを実行した後に、書き込むプロパティーのリストから文書プロパティーを削除した場合、次回のステップの実行ではそれらのプロパティーは記録されませんが、それらの列はテーブルから削除されません。
  • 書き込む文書プロパティーは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1344 文書プロパティーファイル

データベースに書き込むプロパティー値を含むタブ区切りのファイルの名前を指定します。ファイルには、文書プロパティーの値、RICOH ProcessDirector文書プロパティーとして定義されていないフィールドの値、またはそれらの組み合わせが含まれます。RICOH ProcessDirector文書プロパティーとして定義されているプロパティーのみがデータベースに書き込まれます。

パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

形式:

デフォルト
${getFileName(document,dpf,read)}

データベース名
Job.Reports.DocFileToStore

使用上の注意:

  • 指定したファイルは、タブ区切りである必要があります。この機能は、コンマ区切りの値では動作しません。
  • ファイルを指定するためにシンボル式を使用できます。
  • 文書プロパティーファイルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1345 文書プロパティーテーブル

選択した文書プロパティーがレポートデータベース内で保存されているテーブルの名前を指定します。

形式:

長さ
1 ~ 128 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
Job.Reports.DocumentTableName

使用上の注意:

  • ステップの実行時に、文書プロパティーテーブルで指定されたテーブルがレポートデータベースに存在しない場合は、テーブルが作成されます。
  • 文書プロパティーテーブルジョブプロパティーテーブルの両方の値として同じテーブルを使用することはできません。ジョブプロパティーと文書プロパティーには、異なるテーブルを使用する必要があります。
  • 文書プロパティーテーブルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1346 ジョブプロパティーテーブル

選択したジョブプロパティーがレポートデータベース内で保存されているテーブルの名前を指定します。

形式:

長さ
1 ~ 128 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別

データベース名
Job.Reports.JobTableName

使用上の注意:

  • ステップの実行時に、ジョブプロパティーテーブルで指定されたテーブルがレポートデータベースに存在しない場合は、テーブルが作成されます。
  • 文書プロパティーテーブルジョブプロパティーテーブルの両方の値として同じテーブルを使用することはできません。ジョブプロパティーと文書プロパティーには、異なるテーブルを使用する必要があります。
  • ジョブプロパティーテーブルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1347 期限切れエントリーを削除

データコレクターが、指定された保存時間後にデータベースエントリーを期限切れとしてマークするかどうかを指定し ます。期限切れのエントリーのみが削除スケジュールに従ってデータベースから削除されます。

値:

オン
保存期間が終了すると、データベースエントリーは期限切れとしてマークされます。期限切れのデータベースエントリーは、次回の削除スケジュールが開始されるまで削除されません。
オフ (デフォルト)
データベースのエントリーには期限切れのマークが付けられていないので、データベースから削除されることはありません。
データベース名
Collector.Cleanup

1.1348 エラーログディレクトリー

プロパティー値をデータベーステーブルに入れられない場合に、RICOH ProcessDirector がファイルを書き込むディレクトリーのフルパスと名前を指定します。ファイルには、プロパティー値がコンマ区切り値(CSV)形式で含まれています。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
データベース名
Collector.FailureDirectory

1.1349 最終変更日時

データコレクターが最後に変更された日時を指定します。
データベース名
Collector.LastModified

使用上の注意:

  • データコレクターが変更されるたびにRICOH ProcessDirectorは、この値を更新します。
  • このプロパティーの値は変更できません。

1.1350 データベーステーブル名

データコレクターがキャプチャーするプロパティー値を保存するデータベーステーブルの名前を指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
データベース名
Collector.Table

使用上の注意:

  • テーブル名を変更した場合でも、テーブルは、名前が変更される前に収集されたすべてのデータとともにデータベース内に残ります。変更された名前で新しいテーブルが作成されます。
  • テーブル名には、英数字またはアンダースコア(_)のみを使用します。ピリオド(.)などの特殊文字は使用できません。
  • データコレクターごとにデータベーステーブルを使い分けることをお勧めします。

1.1351 対象データベーステーブル

WritePropsToReportsDatabase ステップテンプレートに基づくステップがデータを書き込むデータベーステーブルの名前を指定します。
データベース名
StepCollector.DatabaseTables

使用上の注意:

  • リストにテーブルを追加したりリストからテーブルを削除したりできません。
  • リストには、すべてのワークフローのステップによって追加されたテーブルがすべて含まれています。

1.1352 データベース

報告用に収集した情報を格納するために作成するPostgreSQLデータベースの名前を指定します。作成後、このデータベースはドキュメントではレポートデータベースと呼ばれます。

形式:

長さ
最大63文字(バイト)
デフォルト
履歴
データベース名
WorkflowSystem.Capture.Database

使用上の注意:

  • データ収集を有効にしてデータベースを作成した後、この値を変更してもデータベースは更新されません。
  • すでに新しい名前でPostgreSQLデータベースを作成している場合のみ、この値を更新してください。

1.1353 頻度(日)

RICOH ProcessDirectorがレポートデータベースから期限切れのエントリーを削除する頻度を指定します。

値:

毎日(デフォルト)
データベースに期限切れのエントリーがないか毎日チェックします。
x日ごと
データベースに期限切れのエントリーがないかを、設定された日数に基づいて定期的にチェックします。
毎月 1 日
毎月1日に期限切れのエントリーがないかチェックします。
毎月最終日
毎月最終日に期限切れのエントリーがないかチェックします。
データベース名
WorkflowSystem.Capture.FrequencyDaily

使用上の注意:

  • 頻度フィールドは、 開始日時フィールドに直接関連しています。例:毎日午後10時に期限切れのエントリーを削除したい場合は、 開始日時の時間値を午後10時に設定します。次に、 頻度(日)の値を 毎日に設定します。

1.1354 頻度 (時間)

RICOH ProcessDirectorがレポートデータベースから期限切れのエントリーを削除する頻度を指定します。

値:

毎時間(デフォルト)
データベースに期限切れのエントリーがないか、1時間ごとにチェックします。
x時間ごと
設定された時間数に基づいて、期限切れのエントリーがないかを、データベースで定期的にチェックします。
データベース名
WorkflowSystem.Capture.FrequencyHourly

使用上の注意:

  • 頻度フィールドは、 開始日時フィールドに直接関連しています。例:毎日午後10時に期限切れのエントリーを削除したい場合は、 開始日時の時間値を午後10時に設定します。次に、 頻度(時間)の値を 24時間ごとに設定します。

1.1355 頻度 (月)

RICOH ProcessDirectorがレポートデータベースから期限切れのエントリーを削除する頻度を指定します。

値:

毎月(デフォルト)
データベースに期限切れのエントリーがないか、毎月チェックします。
xヶ月ごと
これらのオプションのいずれかを選択して、設定された月数に基づいて定期的にクリーンアップを実行します。
データベース名
WorkflowSystem.Capture.FrequencyMonthly

使用上の注意:

  • 頻度フィールドは、 開始日時フィールドに直接関連しています。例:月に一度、10日に期限切れのエントリーを削除したい場合は、 開始日時の日付値を<month>/10/<year>に設定します。次に、 頻度(月)の値を 毎月に設定します。

1.1356 頻度 (週)

RICOH ProcessDirectorがレポートデータベースから期限切れのエントリーを削除する頻度を指定します。

値:

毎週(デフォルト)
データベースに期限切れのエントリーがないか毎週チェックします。
x日ごと
設定された週数に基づいて、期限切れのエントリーがないかを、データベースで定期的にチェックします。
データベース名
WorkflowSystem.Capture.FrequencyWeekly

使用上の注意:

  • 頻度フィールドは、 開始日時フィールドに直接関連しています。例:週に一度、日曜日に期限切れのエントリーを削除したい場合は、 開始日時の日付の値を月の第一日曜日に設定します。次に、 頻度(週)の値を 毎週に設定します。

1.1357 頻度 (年)

RICOH ProcessDirectorがレポートデータベースから期限切れのエントリーを削除する頻度を指定します。

値:

毎年(デフォルト)
データベースに期限切れのエントリーがないか、毎年チェックしてください。
x年ごと
設定された年数に基づいて、期限切れのエントリーがないかを、データベースで定期的にチェックします。
データベース名
WorkflowSystem.Capture.FrequencyYearly

使用上の注意:

  • 頻度フィールドは、 開始日時フィールドに直接関連しています。例:1年に1度、期限切れのエントリーを削除したい場合は、最初に 開始日時に日付の値を設定します。次に、 頻度(年)の値を 毎年に設定します。

1.1358 PostgreSQLサーバーのIPアドレスまたはホスト名

ジョブデータおよびプリンターデータを格納するレポートPostgreSQLデータベースが格納されているコンピューターのネットワークIPアドレスまたはホスト名を指定します。RICOH ProcessDirectorの1次コンピューターでPostgreSQLデータベースを使用するには、localhostと入力します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
デフォルト
localhost
データベース名
WorkflowSystem.Capture.Hostname

使用上の注意:

  • Linux用RICOH ProcessDirectorがある場合は、異なるサーバー上にレポートPostgreSQLデータベースを作成できます。その他のサーバーの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
  • データ収集を有効にしてデータベースを作成した後、この値を変更してもデータベースは更新されません。
  • すでに別のサーバーにPostgreSQLデータベースを作成している場合や、既存のデータベースを保持しているサーバーのIPアドレスまたはホスト名を変更した場合にのみ、この値を更新してください。

1.1359 間隔

RICOH ProcessDirectorがレポートデータベース内の保存期間をすぎたエントリーを検索する際に使用する時間間隔を指定します。

値:

  • 時間
  • 月(デフォルト)
データベース名
WorkflowSystem.Capture.Interval

使用上の注意:

  • このプロパティーを適切な頻度値と一緒に使用して、データベースから期限切れのエントリーを削除する頻度を決定します。

1.1360 パスワード

レポートデータベースにログインするためにRICOH ProcessDirectorにPostgreSQLで使用させるユーザーパスワードを指定します。RICOH ProcessDirectorは、このパスワードをユーザー名と一緒に使用してレポートデータベースにログインします。

形式:

長さ
最大63文字(バイト)
デフォルト
testpassword
データベース名
WorkflowSystem.Capture.Password

使用上の注意:

  • パスワードはRICOH ProcessDirectorへの保存時に暗号化されます。
  • データ収集を有効にしてデータベースを作成した後、この値を変更してもデータベースは更新されません。
  • すでにレポートデータベースでパスワードを変更している場合のみ、この値を更新してください。

1.1361 PostgreSQLサーバーのポート

レポートデータベースとの通信に使用するポート番号を指定します。

形式:

データタイプ
1から65535までの整数
デフォルト
5432
データベース名
WorkflowSystem.Capture.Port

使用上の注意:

  • このポート番号が、RICOH ProcessDirectorの1次サーバーと PostgreSQLサーバー IP アドレスまたはホスト名プロパティーで名前が付けられたサーバー間のファイアーウォールによってブロックされていないことを確認してください。
  • データ収集を有効にしてデータベースを作成した後、この値を変更してもデータベースは更新されません。
  • すでにPostgreSQLデータベースのポート番号を変更している場合のみ、この値を更新してください。

1.1362 開始日時

RICOH ProcessDirectorがレポートLデータベース内のエントリーの保存期間が過ぎていないか監視を開始するタイミングを指定します。この日時を過ぎると、期限切れのエントリーは構成されたスケジュールに従ってデータベースから削除されます。
データベース名
WorkflowSystem.Capture.StartDateAndTime

使用上の注意:

  • 時刻を時刻フィールドに入力することも、リストから30分単位の時刻を選択することもできます。
  • 過去の日時を設定すると、現在の日時を考慮してスケジュールが開始されます。将来の日時を変更している場合は、期限切れエントリーの削除が停止し、将来に設定されたその時刻から開始されます。

1.1363 ユーザー名

レポートデータベースにログインするためにRICOH ProcessDirectorにPostgreSQLで使用させるユーザー名を指定します。

値:

長さ
最大63文字(バイト)
デフォルト
rpdreports
データベース名
WorkflowSystem.Capture.Username

使用上の注意:

  • 任意のユーザー名を指定できます。RICOH ProcessDirectorのユーザーIDである必要はありません。
  • RICOH ProcessDirectorは、このユーザー名を使用してレポートデータベースにログインします。このユーザー名は、ビジネスインテリジェンスツールなどの別のアプリケーションからデータベースにログインするためにも使用できます。
  • データ収集を有効にしてデータベースを作成した後、この値を変更してもデータベースは更新されません。
  • すでにレポートデータベースでユーザーを作成している場合のみ、この値を更新してください。

1.1364 Advanced Transformファイルをキャプチャーする

ジョブがAdvanced Transform機能で処理されたときに生成されるログファイルと*trcファイルをキャプチャーファイルに含めるかどうかを示します。

値:

はい
Advanced Transformによって生成されたファイルは、キャプチャーファイルに含まれます。
いいえ (デフォルト)
Advanced Transformによって生成されたファイルは、キャプチャーファイルに含まれません。

データベース名
WorkflowSystem.Transform.CaptureFiles

使用上の注意:

  • これらのファイルを含めるのは、変換ステップに関する問題が疑われる場合に限ります。

1.1365 エラー時に継続

ジョブステップ進行状況データコレクターが情報のキャプチャーに失敗した場合に、ジョブがワークフローで処理を継続するかどうかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
エラーを無視して、次のワークフローステップにジョブを送信します。
いいえ
ジョブの処理を停止し、エラー状態にします。
データベース名
JobStepCollector.ContinueOnFailure

使用上の注意:

  • エラーの詳細は、エラーログディレクトリーフォルダーに保存されます。

1.1366 キャプチャーするジョブプロパティー

このデータコレクターが各ワークフローステップの最初と最後にキャプチャーするジョブプロパティーを指定します。

値:

データベースに保存可能なシステム内のすべてのジョブプロパティーのリストです。

データベース名
JobStepCollector.JobProps

使用上の注意:

  • 一部のジョブプロパティーはデフォルトで選択されています。ジョブのプロパティーをリストに追加するには、えんぴつのアイコンをクリックしてチェックボックスを選択します。リストからプロパティーを削除するには、チェックボックスを外します。
  • リスト内のプロパティーを検索するには、フィルターフィールドを使用します。

1.1367 キャプチャーするジョブプロパティー

ジョブの印刷を開始するとき、およびジョブが正常に印刷を停止するときに、このデータコレクターがキャプチャーするジョブのプロパティーを指定します。これらのプロパティーは、エラーが原因でジョブが印刷を停止したときにもキャプチャーされます。

値:

データベースに保存可能なシステム内のすべてのジョブプロパティーのリストです。

データベース名
JobPrintCollector.JobProps

使用上の注意:

  • 一部のジョブプロパティーはデフォルトで選択されています。ジョブのプロパティーをリストに追加するには、えんぴつのアイコンをクリックしてチェックボックスを選択します。リストからプロパティーを削除するには、チェックボックスを外します。
  • リスト内のプロパティーを検索するには、フィルターフィールドを使用します。

1.1368 キャプチャーするプリンタープロパティー

ジョブの印刷を開始するときと、ジョブが正常に印刷を停止するときに、このデータコレクタ ーがキャプチャーするプリンターのプロパティーを指定しますこれらのプロパティーは、エラーが原因でジョブが印刷を停止したときにもキャプチャーされます。

値:

データベースに保存可能なシステム内のすべてのプリンタープロパティーのリストです。

データベース名
JobPrintCollector.PrinterProps

使用上の注意:

  • 一部のプリンタープロパティーはデフォルトで選択されています。プリンターのプロパティーをリストに追加するには、えんぴつのアイコンをクリックしてチェックボックスを選択します。リストからプロパティーを削除するには、チェックボックスを外します。
  • リスト内のプロパティーを検索するには、フィルターフィールドを使用します。

1.1369 キャプチャーするプリンタープロパティー

プリンターの 使用可能状況またはプリンター状況のプロパティーが変更されたときに、このデータコレクターがキャプチャーするプリンタープロパティーを指定します。

値:

データベースに保存可能なシステム内のすべてのプリンタープロパティーのリストです。

データベース名
PrinterStatusCollector.PrinterProps

使用上の注意:

  • 一部のプリンタープロパティーはデフォルトで選択されています。プリンターのプロパティーをリストに追加するには、えんぴつのアイコンをクリックしてチェックボックスを選択します。リストからプロパティーを削除するには、チェックボックスを外します。
  • リスト内のプロパティーを検索するには、フィルターフィールドを使用します。

1.1370 キャプチャーするジョブプロパティー

ジョブがワークフローの各ステップを完了したときに、このData Collectorが取得するプロパティーと時間間隔の情報を指定します。

値:

データベースに保存可能なシステム内のすべてのジョブプロパティーのリストです。

データベース名
StepDurationCollector.JobProps

使用上の注意:

  • 一部のプロパティーはデフォルトで選択されています。リストにプロパティーを追加するには、えんぴつアイコンをクリックしてチェックボックスを選択します。リストからプロパティーを削除するには、チェックボックスを外します。
  • リスト内のプロパティーを検索するには、フィルターフィールドを使用します。

1.1371 キャプチャーするバーコードリーダープロパティー

ユーザーがバーコードリーダーでアクションを実行したときに、このデータコレクターがそのバーコードリーダーについてキャプチャーするプロパティーを指定します。

値:

データベースに格納することができるシステム内のすべてのバーコードリーダーのプロパティーのリストです。

データベース名
BarcodeReaderActionsCollector.BarcodeReaderProps

使用上の注意:

  • プロパティー値は、ユーザーが次のいずれかのアクションを実行したときに保存されます。追加、アラートのクリア、接続、コピー、削除、切断。
  • 一部のプロパティーはデフォルトで選択されています。リストにプロパティーを追加するには、えんぴつアイコンをクリックしてチェックボックスを選択します。リストからプロパティーを削除するには、チェックボックスを外します。
  • リスト内のプロパティーを検索するには、フィルターフィールドを使用します。

1.1372 キャプチャーするユーザープロパティー

ユーザーがバーコードリーダーでアクションを実行したときに、このデータコレクターがそのユーザーについてキャプチャーするプロパティーを指定します。

値:

データベースに保存可能なシステム内のすべてのユーザープロパティーのリストです。

データベース名
BarcodeReaderActionsCollector.UserProps

使用上の注意:

  • 一部のプロパティーはデフォルトで選択されています。リストにプロパティーを追加するには、えんぴつアイコンをクリックしてチェックボックスを選択します。リストからプロパティーを削除するには、チェックボックスを外します。
  • リスト内のプロパティーを検索するには、フィルターフィールドを使用します。

1.1373 キャプチャーする入力装置プロパティー

ユーザーが入力装置でアクションを実行したときに、このデータコレクターがその入力装置についてキャプチャーするプロパティーを指定します。

値:

データベースに保存可能なシステム内のすべての入力装置のプロパティーのリストです。

データベース名
InputDeviceActionsCollector.InputDeviceProps

使用上の注意:

  • プロパティー値は、ユーザーが次のいずれかのアクションを実行したときに保存されます:追加、すべてバッチ化、接続、削除、使用可能、使用可能にして接続、使用不可、使用不可にして切断、ファイルの表示、ジョブの実行依頼。
  • 一部のプロパティーはデフォルトで選択されています。リストにプロパティーを追加するには、えんぴつアイコンをクリックしてチェックボックスを選択します。リストからプロパティーを削除するには、チェックボックスを外します。
  • リスト内のプロパティーを検索するには、フィルターフィールドを使用します。

1.1374 キャプチャーするユーザープロパティー

ユーザーが入力装置でアクションを実行したときに、このデータコレクターがそのユーザーについてキャプチャーするプロパティーを指定します。

値:

データベースに保存可能なシステム内のすべてのユーザープロパティーのリストです。

データベース名
InputDeviceActionsCollector.UserProps

使用上の注意:

  • 一部のプロパティーはデフォルトで選択されています。リストにプロパティーを追加するには、えんぴつアイコンをクリックしてチェックボックスを選択します。リストからプロパティーを削除するには、チェックボックスを外します。
  • リスト内のプロパティーを検索するには、フィルターフィールドを使用します。

1.1375 キャプチャーするジョブプロパティー

ユーザーがジョブにアクションを実行したときに、このデータコレクターがそのジョブについてキャプチャーするプロパティーを指定します。

値:

データベースに保存可能なシステム内のすべてのジョブプロパティーのリストです。

データベース名
JobActionsCollector.JobProps

使用上の注意:

  • プロパティー値は、ユーザーがこれらのアクションのいずれかを実行したときに保存されます:承認、締め切りの変更、バーコードステップの完了、挿入の完了、手動ステップの完了、続行、メディアの修正、削除、次のステップに進む、ジャンプ、エラーの無視、再印刷、再処理、プロモート、調整、拒否、締め切りの削除、ステップ再起動、スケジュール、優先順位の設定、手動ステップの開始、停止、ジョブの実行依頼、複数の更新、表示。
  • 一部のプロパティーはデフォルトで選択されています。リストにプロパティーを追加するには、えんぴつアイコンをクリックしてチェックボックスを選択します。リストからプロパティーを削除するには、チェックボックスを外します。
  • リスト内のプロパティーを検索するには、フィルターフィールドを使用します。

1.1376 キャプチャーするユーザープロパティー

ユーザーがジョブにアクションを実行したときに、このデータコレクターがそのユーザーについてキャプチャーするプロパティーを指定します。

値:

データベースに保存可能なシステム内のすべてのユーザープロパティーのリストです。

データベース名
JobActionsCollector.UserProps

使用上の注意:

  • 一部のプロパティーはデフォルトで選択されています。リストにプロパティーを追加するには、えんぴつアイコンをクリックしてチェックボックスを選択します。リストからプロパティーを削除するには、チェックボックスを外します。
  • リスト内のプロパティーを検索するには、フィルターフィールドを使用します。

1.1377 キャプチャーするプリンタープロパティー

ユーザーがプリンターでアクションを実行したときに、このデータコレクターがそのプリンターについてキャプチャーするプロパティーを指定します。

値:

データベースに保存可能なシステム内のすべてのプリンタープロパティーのリストです。

データベース名
PrinterActionsCollector.PrinterProps

使用上の注意:

  • プロパティー値は、ユーザーが次のいずれかのアクションを実行したときに保存されます。追加、コピー、作成、削除、使用不可、使用可能、トレイの表示、シャットダウン、メディアの更新。
  • 一部のプロパティーはデフォルトで選択されています。リストにプロパティーを追加するには、えんぴつアイコンをクリックしてチェックボックスを選択します。リストからプロパティーを削除するには、チェックボックスを外します。
  • リスト内のプロパティーを検索するには、フィルターフィールドを使用します。

1.1378 キャプチャーするユーザープロパティー

ユーザーがプリンターでアクションを実行したときに、このデータコレクターがそのユーザーについてキャプチャーするプロパティーを指定します。

値:

データベースに保存可能なシステム内のすべてのユーザープロパティーのリストです。

データベース名
PrinterActionsCollector.UserProps

使用上の注意:

  • 一部のプロパティーはデフォルトで選択されています。リストにプロパティーを追加するには、えんぴつアイコンをクリックしてチェックボックスを選択します。リストからプロパティーを削除するには、チェックボックスを外します。
  • リスト内のプロパティーを検索するには、フィルターフィールドを使用します。

1.1379 キャプチャーする対象ユーザープロパティー

ユーザーが対象ユーザーにアクションを実行したときに、このデータコレクターがその対象ユーザーについてキャプチャーするプロパティーを指定します。

値:

このデータコレクターがキャプチャーするユーザープロパティーのリストです。

データベース名
UserActionsCollector.TargetUserProps

使用上の注意:

  • プロパティー値は、ユーザーが次のいずれかのアクションを実行したときに保存されます。追加、コピー、削除、パスワードのリセット、ログイン成功、ログアウト、ログインの失敗。ログインの失敗は、セキュア拡張機能がインストールされている場合にのみ保存されます
  • 一部のプロパティーはデフォルトで選択されています。リストにプロパティーを追加するには、えんぴつアイコンをクリックしてチェックボックスを選択します。リストからプロパティーを削除するには、チェックボックスを外します。
  • リスト内のプロパティーを検索するには、フィルターフィールドを使用します。

1.1380 キャプチャーするユーザープロパティー

ユーザーが対象ユーザーにアクションを実行したときに、このデータコレクターがそのユーザーについてキャプチャーするプロパティーを指定します。

値:

このデータコレクターがキャプチャーするユーザープロパティーのリストです。

データベース名
UserActionsCollector.UserProps

使用上の注意:

  • 一部のプロパティーはデフォルトで選択されています。リストにプロパティーを追加するには、えんぴつアイコンをクリックしてチェックボックスを選択します。リストからプロパティーを削除するには、チェックボックスを外します。
  • リスト内のプロパティーを検索するには、フィルターフィールドを使用します。

1.1381 キャプチャーするインサータープロパティー

ユーザーがインサーターコントローラーでアクションを実行したときに、このデータコレクターがそのインサーターコントローラーについてキャプチャーするプロパティーを指定します。

値:

データベースに保存可能なシステム内のすべてのインサーターコントローラーのプロパティーのリストです。

データベース名
InserterActionsCollector.InserterProps

使用上の注意:

  • プロパティー値は、ユーザーが次のいずれかのアクションを実行したときに保存されます。追加、コピー、削除、使用不可、使用可能。
  • 一部のプロパティーはデフォルトで選択されています。リストにプロパティーを追加するには、えんぴつアイコンをクリックしてチェックボックスを選択します。リストからプロパティーを削除するには、チェックボックスを外します。
  • リスト内のプロパティーを検索するには、フィルターフィールドを使用します。

1.1382 キャプチャーするユーザープロパティー

ユーザーがインサーターコントローラーでアクションを実行したときに、このデータコレクターがそのユーザーについてキャプチャーするプロパティーを指定します。

値:

データベースに保存可能なシステム内のすべてのユーザープロパティーのリストです。

データベース名
InserterActionsCollector.UserProps

使用上の注意:

  • 一部のプロパティーはデフォルトで選択されています。リストにプロパティーを追加するには、えんぴつアイコンをクリックしてチェックボックスを選択します。リストからプロパティーを削除するには、チェックボックスを外します。
  • リスト内のプロパティーを検索するには、フィルターフィールドを使用します。

1.1383 タイムゾーンオフセット

協定世界時(UTC)とタイムゾーンの間のオフセットを時間数で指定します。このオフセットは、Webサービスが現在の時刻と日付を算出する際に使用されます。

Webサービスが協定世界時で現在の時刻と日付を算出する場合は、値を入力しないでください。

Webサービスが別のタイムゾーンを使用する場合は、-12~14の範囲で値を入力します。

例えば、Webサービスは次のタイムゾーンで現在の時刻と日付を算出します。

  • 山岳部標準時(MST)。入力:-7

  • 中央ヨーロッパ時間(CET)。入力:1

  • オーストラリア中部標準時(ACST)。入力:9.5

データベース名
RestTransmitter.HourOffset

使用上の注意:RICOH ProcessDirectorは、webサービスを呼び出す際、 WebService.LastSuccessRequestTimeプロパティーと WebService.CurrentRequestTimeプロパティーの値に タイムゾーンオフセット値を適用します。

1.1384 ファイルアップロード名

このデータ送信機がPostgreSQLデータベースから抽出したデータを格納するファイルの完全パスと名前を指定します。ファイルには、プロパティー値がコンマ区切り値(CSV)形式で含まれています。
データベース名
RestTransmitter.MultiFormFileName

1.1385 要求ヘッダー

アプリケーションに要求を送信するために、データ送信機がWebサービスリクエストに含めるHTTPヘッダーフィールドを指定します。

要件と構文については、アプリケーションの資料を参照してください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)

データベース名
RestTransmitter.RequestHeader

使用上の注意:

  • 要求ヘッダーは、1 つまたは複数のキーワードと値のペアで構成されます。各ペアは別個の行に記述されている必要があり、コロン (:) または等号 (=) を使用して区切られている必要があります。
  • 要求ヘッダープロパティーで、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、データ送信機の動作時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1386 要求メソッド

データ送信機がアプリケーションに要求を送信するために使用するメソッドを指定します。当該アプリケーションの資料を参照して、使用するメソッドを判断してください。

値:

POST (デフォルト)
PUT

データベース名
RestTransmitter.RequestMethod

使用上の注意:

  • アプリケーションが他の要求メソッドを必要とする場合は、Ricoh のサポート担当者にお問い合わせください。

1.1387 要求パラメーター

データ送信機が外部アプリケーションへのWebサービス要求に含めるパラメーターを指定します。必須パラメーター、オプションパラメーター、および構文については、アプリケーションの資料を参照してください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)

データベース名
RestTransmitter.RequestParams

使用上の注意:

  • 要求パラメーターは、1 つまたは複数のキーワードと値のペアで構成されます。各ペアは別個の行に記述されている必要があり、コロン (:) または等号 (=) を使用して区切られている必要があります。
  • 要求パラメータープロパティーでRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、データ送信機の動作時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1388 要求ペイロード

データ送信者がアプリケーションに実行依頼するWebサービス要求の本文を指定します。構文と要件については、アプリケーションの資料を参照してください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
制限:
有効な JSON または XML にする必要があります。

データベース名
RestTransmitter.RequestPayload

使用上の注意:

  • 要求ペイロードプロパティーでRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、データ送信機の動作時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1389 要求 URL

データ送信機がアプリケーションに要求を実行依頼するために使用するURLを指定します。使用する URL を決定する方法については、アプリケーションの資料を参照するか、またはアプリケーションをホストする企業にお問い合わせください。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
制限:
有効な URL である必要があります。
データベース名
RestTransmitter.RequestURL

使用上の注意:

  • URL は、HTTP または HTTPS プロトコルを使用できます。
  • URLにはRICOH ProcessDirectorのシンボル表記を使用できます。シンボルは、ステップの実行時に解決されます。シンボル表記とその使用法については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1390 プロキシを使用

データ送信機がプロキシサーバーを介して通信するかどうか、プロキシサーバーを介して通信する場合に使用するプロキシサーバーを指定します。

値:

設定なし (デフォルト)

データ送信機はプロキシサーバを介して通信しません。

プロキシサーバー1

データ送信機は、プロキシサーバー1を介して通信します。

プロキシサーバー2
データ送信機は、プロキシサーバー2を介して通信します。

データベース名
RestTransmitter.UseProxy

使用上の注意:

  • プロキシサーバーを使用するには、[システム設定]ページの適切なプロキシサーバーセクションの プロキシサーバー1または プロキシサーバー2プロパティーの値を指定します。
  • プロキシを使用プロキシサーバー1または プロキシサーバー2に設定する一方でプロキシサーバープロパティーの値を設定しない場合、ステップは要求を送信できません。データ送信機は、ジョブログにエラーメッセージを書き込みます。

1.1391 証明書

データトランスミッターがアプリケーションとの認証に使用する資格情報を指定します。
データベース名
Transmitter.Credential

使用上の注意:

  • 管理画面で作成した 静的な資格情報オブジェクトまたは セッション資格情報オブジェクトが、このリストに表示されます。
  • RICOH Supervisorトランスミッターの場合、このリストには リコークラウド認証情報オブジェクトのみが表示されます。

1.1392 概要

データ送信機について説明します。たとえば、どのような情報が送られてくるのか、どこに行くのかを説明することができます。
データベース名
Transmitter.Description

1.1393 開始日時

データ送信機が PostgreSQL データベースの情報の送受信を開始する日時を指定します。

カレンダーから日付を選択するか、フィールドに日付を入力します。リストから時刻を選択するか、フィールドに時刻を入力します。

データベース名
Transmitter.StartDateAndTime
使用上の注意:
  • 時刻を時刻フィールドに入力することも、リストから30分単位の時刻を選択することもできます。

    時刻を入力する場合は、[設定]ダイアログで設定した形式を使用します。

  • [設定]ダイアログの時刻形式プロパティーは、時刻値を12時間(01:00~12:59 AM/PM)形式と24時間(00:00~23:59)形式のどちらで表示されるのかを制御します。
  • 選択した開始日がデータ送信機の使用可能日の前になる場合、PostgreSQL データベースの情報は、選択した 開始日から送信機の使用可能日までの間、遡ってエクスポートされます。後で、指定の頻度で保存情報のエクスポートが選択した 終了日まで行われます。
  • 選択した開始日がデータ送信機の使用可能日の後になる場合、PostgreSQL データベースの情報は、選択した 開始日から選択した 終了日まで指定の頻度でエクスポートされます。

1.1394 終了日

データ送信機がPostgreSQLデータベースから情報を取得し、別のアプリケーションに送信することを停止する日を指定します。

カレンダーから日付を選択するか、フィールドに日付を入力します。デフォルト値はNever です。

データベース名
Transmitter.EndDate

1.1395 間隔

データ送信機の実行タイミングを決定する際に使用する時間間隔を指定します。

値:

  • 日(デフォルト)
  • 時間
データベース名
Transmitter.RepeatInterval

使用上の注意:

  • このプロパティーを適切な頻度値と一緒に使用して、データ送信機を実行する頻度を決定します。
  • PostgreSQL データベースの情報の転送中にエラーが発生した場合、データ送信機は、2 度目の再試行まで、データ送信機ログに再試行の記録を残します。3 度目の試行後、データ送信機は、再試行を中止して最終状態を失敗に更新します。

1.1396 頻度(日)

データ送信機の動作頻度を指定します。

値:

毎日(デフォルト)
データ送信機を毎日動作させます。
x日ごと
設定された日数に基づいて、一定の間隔でデータ送信機を動作させます。
毎月 1 日
毎月1日にデータ送信機を動作させます。
毎月最終日
毎月最終日にデータ送信機を動作させます。
データベース名
Transmitter.FrequencyDaily

使用上の注意:

  • 頻度フィールドは、 開始日時フィールドに直接関連しています。データ送信機を毎日午後10時に実行するには、 開始日時プロパティーの時間値を午後10時に設定します。次に、 頻度(日)の値を 毎日に設定します。

1.1397 頻度 (時間)

データ送信機の動作頻度を指定します。

値:

毎時間(デフォルト)
データ送信機を1時間ごとに動作させます。
x時間ごと
設定された時間数に基づいて、データ送信機を繰り返し動作させます。
データベース名
Transmitter.FrequencyHourly

使用上の注意:

  • 頻度フィールドは、 開始日時フィールドに直接関連しています。データ送信機を毎時5分過ぎに動作させるには、 開始日時プロパティーのの時間値を、:05を分値とした時間、例えば2:05 AMのような時間に設定します。次に、 頻度(時間)の値を 毎日に設定します。

1.1398 頻度 (月)

データ送信機の動作頻度を指定します。

値:

毎月(デフォルト)
データ送信機を毎月動作させます。
xヶ月ごと
設定された月数に基づいて、データ送信機を繰り返し動作させます。
データベース名
Transmitter.FrequencyMonthly

使用上の注意:

  • 頻度フィールドは、 開始日時フィールドに直接関連しています。データ送信機を月に一度、10日に動作させるには、 開始日時プロパティーの日付値を<month>/10/<year>に設定します。次に、 頻度(月)の値を 毎月に設定します。

1.1399 頻度 (週)

データ送信機の動作頻度を指定します。

値:

毎週(デフォルト)
データ送信機を毎週動作させます。
x週間ごと
設定された週数に基づいて、データ送信機を繰り返し動作させます。
データベース名
Transmitter.FrequencyWeekly

使用上の注意:

  • 頻度フィールドは、 開始日時フィールドに直接関連しています。データ送信機を週に一度、日曜日に動作させるには、 開始日時プロパティーの日付値を月の最初の日曜日に設定します。次に、 頻度(週)の値を 毎週に設定します。

1.1400 名前

データ送信機の名前を指定します。

形式:

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
データベース名
Transmitter.ID

1.1401 最終変更日時

データ送信機が最後に変更された日時です。RICOH ProcessDirector通知が変更されるたびに値が更新されます。このプロパティーの値は変更できません。
データベース名
Transmitter.LastModified

1.1402 サーバー上でコードを実行

このデータ送信機のコードを実行する RICOH ProcessDirector サーバーの名前を指定します。

サーバーのデフォルト値は、1次サーバーの名前であるSystemです。リストには、使用可能なすべての1次サーバーおよび2次サーバーが含まれています。

データベース名
Transmitter.ParentServer

1.1403 データベーステーブル

データ送信機が情報を収集するために問い合わせを行うPostgreSQLデータベース内のテーブル名を指定します。返された情報は、コンマ区切りの値(CSV)形式でファイルにエクスポートされます。
データベース名
Transmitter.Tables

使用上の注意:

  • データコレクターまたはWritePropsToReportsDatabaseステップを使用して、これらのデータベーステーブルに情報を格納します。
  • 指定データ転送のために選択したテーブルは、ワンタイム転送を行う際に自動的にインポートされます。ただし、指定転送とは無関係にワンタイム転送を送信する場合、選択したテーブルを変更できます。こうした変更は、指定転送のために選択したテーブルの選択に影響を及ぼしません。

1.1404 タイプ

データトランスミッターの種類を指定します。

値:

RESトランスミッター
RESTプロトコルを使用して、1つ以上のPostgreSQLデータベースに保存されている情報を別のアプリケーションに送信します。いつ、どのくらいの頻度で送信するかを指定できます。
RICOH Supervisorトランスミッター
RICOH Supervisorにのみデータを送信します。RICOH Supervisorトランスミッターは、1次サーバーごとに1つだけ作成できます。
データベース名
Transmitter.Type

1.1405 転送タイプ

この転送の対象となるデータの量を指定します。

値:

前回の転送以降のすべてのデータを送信
前回の正常な指定転送または前回のこのタイプの転送以降に、選択したデータベーステーブルに保存されたデータを送信します。このオプションでは、時間枠内に保存したデータを送信を使用した転送を無視します。
時間枠内に保存したデータを送信
指定した開始・終了時刻の間にデータベースに保存されたデータのみを送信します。
データベース名
Transmitter.TransmissionType

使用上の注意:

  • 各データベーステーブルには、転送状況を示すログメッセージが表示されます。

1.1406 要求ヘッダー

アプリケーションでの認証のために Web サービス要求に含める HTTP ヘッダーフィールドを指定します。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)

データベース名
SessionCredential.RequestHeader

使用上の注意:

  • 要件と構文については、要求を受信するアプリケーションの資料を参照してください。
  • 要求ヘッダーは、1 つまたは複数のキーワードと値のペアで構成されます。各ペアは別個の行に記述されている必要があり、コロン (:) または等号 (=) を使用して区切られている必要があります。
  • 要求ヘッダープロパティーで、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、データ送信機の動作時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1407 要求メソッド

アプリケーションに認証要求を送信する際に使用するメソッドを指定します。

値:

DELETE
GET(デフォルト)
PATCH
POST
PUT

データベース名
SessionCredential.RequestMethod

使用上の注意:

  • 要求を受信するアプリケーションの資料を参照して、使用するメソッドを判断してください。
  • アプリケーションが他の要求メソッドを必要とする場合は、Ricoh のサポート担当者にお問い合わせください。

1.1408 要求パラメーター

アプリケーションでの認証のために Web サービス要求に含めるパラメーターを指定します。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)

データベース名
SessionCredential.RequestParams

使用上の注意:

  • 必須および任意のオプションパラメーターおよび構文についての詳細については、要求を受信するアプリケーションの資料を参照してください。
  • 要求パラメーターは、1 つまたは複数のキーワードと値のペアで構成されます。各ペアは別個の行に記述されている必要があり、コロン (:) または等号 (=) を使用して区切られている必要があります。
  • 要求パラメータープロパティーでRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、データ送信機の動作時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1409 要求パスワード

Web サービス要求で使用する資格情報を得るためのパスワード。他のプロパティーにパスワードをシンボルとして含めます。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
データベース名
SessionCredential.RequestPassword

1.1410 要求ペイロード

アプリケーションに送信する認証要求の内容を指定します。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
制限:
有効な JSON または XML にする必要があります。

データベース名
SessionCredential.RequestPayload

使用上の注意:

  • 構文と要件については、要求を受信するアプリケーションの資料を参照してください。
  • 要求ペイロードプロパティーでRICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。シンボルは、データ送信機の動作時に解決されます。

    シンボル表記とその使用法については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1411 応答属性

セッションの資格情報を含む認証要求への応答で、エレメントに XPath または JSONPath を指定します。

この値は、セッションの SessionCredential.Credential プロパティーとして保存されます。

形式:

形式:
最大 32700 文字 (バイト)
データベース名
SessionCredential.RequestResponseAttribute

使用上の注意:

  • XPath または JSONPath の正しい表現については、要求を受信するアプリケーションの資料を参照してください。この表現は、必要な資格情報を認証 Web サービス応答から抽出します。

1.1412 応答コンテンツタイプ

アプリケーションが応答属性データを返信するファイルフォーマットを指定します。

値:

JSON
XML
データベース名
SessionCredential.ContentType

1.1413 要求 URL

アプリケーションに認証要求を送信する際に使用する URL を指定します。

形式:

長さ
最大 32700 文字 (バイト)
制限:
有効な URL である必要があります。
データベース名
SessionCredential.RequestURL

使用上の注意:

  • 要求を受信するアプリケーションの資料を参照して、使用する URL を判断してください。
  • URL は、HTTP または HTTPS プロトコルを使用できます。
  • URLにはRICOH ProcessDirectorのシンボル表記を使用できます。シンボルは、ステップの実行時に解決されます。シンボル表記とその使用法については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1414 静的な資格情報

アプリケーションへの接続で RICOH ProcessDirector が使用する認証コードです。このコードにより、ユーザーまたはアプリケーションは、同じ資格情報を繰り返し使用できます。

書式

長さ
最大 255 文字 (バイト)
データベース名
StaticCredential.Credential

使用上の注意:

  • ログオンのたびにアプリケーションで異なる認証トークンが必要な場合に、認証要求プロパティーを提供します。Web サービス要求を長期間送信する場合は、トークンを再利用できるように、静的な資格情報を設定します。例えば、90 日間有効な会社資格情報を社員に割り当てている会社もあります。
  • 資格情報に有効期限がある場合は、この資格情報を必要に応じて更新します。例えば、90 日ごとにアプリケーションで資格情報のリセットが求められる場合は、期限切れになる前に、この資格情報を更新する必要があります。
  • 要求属性でシンボル表記を使用して参照される場合は、この属性がアプリケーションに送信されます。参照されない場合は、この値はアプリケーションに送信されません。

1.1415 画像

コンテナー2次サーバーを作成するためにDockerが必要とするすべてのものを含むコードパッケージを指定します。

値:

標準2次
オペレーティングシステム、必要なRICOH ProcessDirectorコード、2次サーバーの実行に必要なすべての依存関係が含まれています。
データベース名
Instance.Container

1.1416 インライン書式定義の作成

変換で AFP ファイルの書式定義を生成するかどうかを指定します。書式定義は次の、トレイ、部数、片面/両面、および用紙揃えといった情報によって生成されます。Job.Transform.Duplex プロパティーで指定された両面の値は、書式定義にも追加されます。

値:

はい (デフォルト)
変換によって書式定義が生成されます。
いいえ
変換によって書式定義が生成されません。

データベース名
Job.Transform.AutoFormdef

使用上の注意:

  • このプロパティーは、出力データストリームが AFP であるときのみ使用できます。
  • インライン書式定義の作成は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1417 出力でカラーを維持

生成される出力でカラー情報を維持するかどうかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
変換によって出力にカラー情報が保持されます。
いいえ
変換によって出力にカラー情報が保持されません。
設定なし
変換によって出力にカラー情報が保持されません。

データベース名
Job.Transform.ColorOutput

使用上の注意:

  • このプロパティーは、出力データストリームが AFP または PCL であるときのみ使用できます。
  • 出力でカラーを維持は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1418 PostScript のデフォルト用紙サイズ

入力ファイルに用紙サイズ情報が含まれていない場合に使用する用紙サイズを指定します。

値:

レター(デフォルト)
レタータブ
手動
リーガルタブ
リーガル
レジャー
A4
A4Tab
A3

データベース名
Job.Transform.DefaultPaperSize

使用上の注意:

  • このプロパティーは、出力データストリームが PostScript であるときのみ使用できます。
  • PostScriptのデフォルト用紙サイズは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1419 Duplex

変換で両面出力と片面出力のどちらを作成するかを指定します。

値:

はい
変換によって両面出力が作成されます。
いいえ
変換によって片面出力が作成されます。
設定なし(デフォルト)
変換によって片面出力が作成されます。

データベース名
Job.Transform.Duplex

使用上の注意: 両面は、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1420 出力にフォントを含める

変換でフォントを PDF 出力ファイルに埋め込むかどうかを指定します。

値:

はい
変換によって PDF 出力ファイルにフォントが埋め込まれます。
いいえ
変換によって PDF 出力ファイルにフォントが埋め込まれません。
設定なし(デフォルト)
変換によって PDF 出力ファイルにフォントが埋め込まれません。

データベース名
Job.Transform.EmbedFonts

使用上の注意:

  • このプロパティーは、出力データストリームが PDF であるときのみ使用できます。
  • 出力にフォントを含めるは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1421 フォント欠落

要求されたフォントが見つからない場合に、変換で出力のフォントを置き換えることができるかを指定します。

値:

設定なし
デフォルトプロファイルに設定された値を出力に使用します。
許容する
入力フォントのフォント特性に一致するフォントが見つからなかった場合、出力では代替フォントをが使用されます。文字の位置合わせとフォントサイズは、入力データストリームでの表示と一致しない場合があります。
許容しない (デフォルト)
入力フォントのフォント特性に一致するフォントが見つからなかった場合、ジョブはエラー状態になります。

データベース名:
Job.Transform.FontFidelity

1.1422 PDF TOC の生成

変換で、入力ファイルに含まれている AFP インデックスタグに基づいて PDF の目次を生成するかどうかを指定します。

値:

はい
変換によって PDF の目次が作成されます。
いいえ
変換によって PDF の目次が作成されません。
設定なし(デフォルト)
変換によって PDF の目次が作成されません。

データベース名
Job.Transform.GeneratePDFTOC

使用上の注意:

  • このプロパティーは、変換によって AFP が PDF に変換されるときのみ使用できます。
  • PDF TOCの生成は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1423 ICC プロファイルのパス

変換で出力ファイルの生成時に使用される ICC プロファイルの完全修飾パスを指定します。
データベース名
Job.Transform.ICCProfile

使用上の注意: ICCプロファイルのパスは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1424 IOCA 変換解像度 (dpi)

Advanced Transform フィーチャーの AFP 出力用に、IOCA イメージを生成する解像度を指定します。ラスターフォントの解像度は、変換解像度プロパティーで設定します。

形式:

長さ
100 ~ 999 までの数値

例:

240
解像度は 240 dpi (ドット/インチ) です。この解像度は、IBM 3900 などのプリンターに使用します。
300 (デフォルト)
解像度は 300 dpi (ドット/インチ) です。この解像度は、一部のモデルの InfoPrint 4000 などのプリンターに使用します。
360
解像度は 360 dpi (ドット/インチ) です。この解像度は、InfoPrint 5000 などのプリンターに使用します。
600
解像度は 600 dpi (ドット/インチ) です。この解像度は、InfoPrint 4100 などのプリンターに使用します。

データベース名
Job.Transform.ImageResolution

使用上の注意:このプロパティーは、IOCAオブジェクトの イメージ入力記述子(IID)または イメージデータ記述子(IDD)構造化フィールドに表示するAFPイメージデータの解像度を指定します。

1.1425 変換入力ストリーム

変換ステップへの入力のファイルフォーマットを指定します。このリストには、インストール済みの拡張変換入力に対応する入力ファイルフォーマットが含まれます。

値:

AFP
入力ファイルは Advanced Function Presentation (AFP) 形式です。
BMP
入力ファイルはBitmap形式です。
GIF
入力ファイルはグラフィック交換形式です。
JPEG
入力ファイルは JPEG 形式です。
PCL
入力ファイルは Printer Control Language (PCL) 形式です。
PDF
入力ファイルは Portable Document Format (PDF) 形式です。
PNG
入力ファイルはPortable Graphics形式です。
PS
入力ファイルは PostScript 形式です。
TIFF
入力ファイルは Tagged Image File Format です。
現在の値を使用
入力ファイルは入力データストリームプロパティーで指定した形式です。

データベース名
Job.Transform.InputStream

使用上の注意:

  • 変換入力ストリームは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。
  • InputImage変換がインストールされている場合、AFP入力ファイルに含まれるイメージは自動的に変換されます。

1.1426 アウトラインフォントを使用

変換で AFP 出力ファイルのアウトラインフォントを生成するかどうかを指定します。

値:

はい
変換によってアウトラインフォントが作成されます。
いいえ (デフォルト)
変換によってアウトラインフォントが作成されません。

データベース名
Job.Transform.OutlineFonts

使用上の注意:

  • このプロパティーは、出力データストリームが AFP であるときのみ使用できます。
  • アウトラインフォントを使用は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1427 変換出力ストリーム

変換ステップで生成される出力フォーマットを指定します。このリストには、インストール済みの拡張変換出力に対応する出力ファイルフォーマットが含まれます。

値:

AFP
変換ステップは Advanced Function Presentation (AFP) フォーマットのファイルを作成します。
PCL
変換ステップは Printer Control Language (PCL) フォーマットのファイルを作成します。
PDF
変換ステップは Portable Document Format (PDF) フォーマットのファイルを作成します。
PS
変換ステップは PostScript フォーマットのファイルを作成します。

データベース名
Job.Transform.OutputStream

使用上の注意: 変換出力ストリームは、定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1428 変換するページ範囲

変換で抽出して出力データストリームに変換するページまたはページ範囲を指定します。
データベース名
Job.Transform.PageRange

使用上の注意:

  • 単一のページを変換するには、ページ番号を入力します。
  • ページの範囲を変換するには、先頭ページ番号-最終ページ番号を入力します。例: 45-75
  • 特定のページからジョブの終わりまでを変換するには、先頭ページ番号-n を入力します。例: 100-n
  • 変換するページ範囲は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1429 PCL 出力の印刷可能域全体を使用

PCL 出力で、PCL 標準領域の代わりにページの印刷可能域全体を使用するかどうかを指定します。

値:

はい
PCL 出力は全印刷可能域を使用します。
いいえ
PCL 出力は PCL 標準領域を使用します。
設定なし(デフォルト)
PCL 出力は PCL 標準領域を使用します。

データベース名
Job.Transform.PCLFullPrintableArea

使用上の注意:

  • このプロパティーは、出力データストリームが PCL であるときのみ使用できます。
  • PCL出力の印刷可能域全体を使用は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1430 PDF ページのスケーリング係数

変換で、出力ファイルの論理ページをスケーリングするために使用される乗数を指定します。

例えば、次の値を設定します。

  • .5 を指定すると、元のサイズの半分に論理ページがを縮小されます。
  • 1 を指定すると、論理ページは元のページと同じサイズに維持されます。
  • 2 を指定すると、論理ページは元のページの 2 倍のサイズに拡大されます。
データベース名
Job.Transform.PDFPageScalingFactor

使用上の注意

  • このプロパティーは、出力データストリームが PDF であるときのみ使用できます。
  • 許可ユーザーは、TransformWithAdvancedFeature ステップテンプレートを基にした 1 つ以上のステップを、それぞれ異なるプロパティー値を使用してワークフローに追加できます。ジョブの実行時に、フェーズおよびステップ名でラベル付けされたジョブプロパティーノートブックの、それぞれのプロパティーを表示できます。例:PDF のページ拡大倍率 [Prepare] [TransformWithAdvancedFeature]

1.1431 カスタムプロファイルへのパス

ジョブの変換プロファイルファイルが格納されているパス。

デフォルトでは、ステップは、WindowsのC:\aiw\aiw1\cpt\profilesディレクトリーとLinuxの/aiw/aiw1/cpt/profilesディレクトリーにある変換プロファイルファイルを使用します。デフォルトのパスを変更してカスタムパスを入力すると、ステップでは指定したフォルダーにあるファイルが使用されます。このフィールドにデフォルトまたはカスタムのいずれのパスも含まれていない場合、カスタムプロファイルへのパスは設定されません。各データストリームは、入力パラメーターと出力パラメーターの両方を含む専用のプロファイルを持っています。プロファイル名の形式は、mffafp.pro です。ここで、afp はそれが AFP 入出力用プロファイルであることを示しています。

Advanced Transform Featureでは、WindowsのC:\aiw\aiw1\samples\cpt\profilesディレクトリーとLinuxの/aiw/aiw1/samples/cpt/profiles ディレクトリーにサンプルプロファイルが用意されています。一部のアプリケーションでは、このプロファイルをカスタマイズできます。特定のワークフローに適用したいプロファイルがある場合は、サンプルを編集して保存し、このプロパティーに保存先パス名を指定します。

デフォルトパス:
WindowsではC:\aiw\aiw1\cpt\profiles、Linuxでは/aiw/aiw1/cpt/profilesとなります。
データベース名:
Job.Transform.ProfilePath

1.1432 レンダリングの出力形式

変換により生成される出力の形式を決定します。

値:

設定なし
デフォルトプロファイルに設定された値を出力に使用します。
すべてのイメージ
入力データはすべて、出力にイメージデータとしてレンダリングされます。この出力は印刷には便利ですが、テキストは識別できなくなっているため、テキスト情報の抽出には使用できません。
テキスト (デフォルト)
入力データ内のテキストは、出力にテキストデータとしてレンダリングされます。フォントが作成され、文書の先頭に挿入されます。ステップの出力が AFP の場合、この形式は、AFP Indexer への入力として、文書の境界と索引タグ情報の決定に使用できます。
テキストをイメージとして
入力データ内のテキストは、出力にイメージデータとしてレンダリングされます。印刷などの処理に発生している問題の原因がテキスト値である場合は、この値を使用します。

データベース名:
Job.Transform.Render

1.1433 リソースをインラインに配置

変換により生成される AFP ファイルにフォーム定義、メディアマップ、オーバーレイ、コードページ、およびジョブとともにインラインで使用する文字セットリソースを含めるかどうかを指定します。

値:

はい(デフォルト)
変換によってリソースがジョブのインラインに含まれます。
いいえ
変換によってリソースがジョブのインラインに含まれません。
設定なし
変換によってリソースがジョブのインラインに含まれません。

データベース名
Job.Transform.SelfContained

使用上の注意:

  • このプロパティーは、出力データストリームが AFP であるときのみ使用できます。
  • リソースをインラインに配置は定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1434 システムフォントのパス

システムフォントディレクトリへの完全修飾パスを指定します。
データベース名
Job.Transform.SystemFontPath

1.1435 TrueType フォントのパス

TrueType フォントディレクトリへの完全修飾パスを指定します。
データベース名
Job.Transform.TrueTypePath

1.1436 メディア情報コマンド

TransformToPDFWithMediaInfoステップテンプレートを基にしたステップへの入力になる、AFPまたはPostScriptデータストリームからメディア情報を取得するコマンドを指定します。
デフォルト
perl ${AIWDATA}/bin/callxform.pl -C ${getControlFileName()} -i ${getCurrentFile(${Job.Transform.InputStream})} -type xif -loglevel I -logdate -logtime -logdir ${Job.SpoolFileStem}tmp -logfile ${Job.ID}.xif.log -verbose -relaxed -msg.add PSI3002 -remove abcefhilnoprst01234
データベース名
Job.XIF.Command
使用上の注意:
  • PostScriptデータストリームからメディア情報を取得する場合、コマンドは編集しなくても機能します。
  • AFPデータストリームからメディア情報を取得する場合、コマンドを1回編集する必要があります。入力引数-iと型引数-typeの間に-enablefdpの引数を追加します。編集したコマンドの例を次に示します。

    perl ${AIWDATA}/bin/callxform.pl -C ${getControlFileName()} -i ${getCurrentFile(${Job.Transform.InputStream})} -enablefdp -type xif -loglevel I -logdate -logtime -logdir ${Job.SpoolFileStem}tmp -logfile ${Job.ID}.xif.log -verbose -relaxed -msg.add PSI3002 -remove abcefhilnoprst01234

  • コマンド入力に精通している場合を除き、上記以外の方法でコマンドを編集しないでください。コマンド入力に精通している場合でも、編集案についてリコーのサポート担当者に事前にご相談ください。コマンドを誤って編集すると、予期しない結果が生じる可能性があります。
  • メディア情報コマンドは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1437 メディアマッピングファイルのパス

TransformToPDFWithMediaInfoステップへのAFPまたはPostScript入力内のメディア名を RICOH ProcessDirector メディア名にマッピングするファイルのフルパスと名前を指定します。マッピングファイルが用意されていない場合、ステップが生成するJDFジョブチケット内のメディア名は、AFPまたはPostScript入力内のメディア名と同じになります。

パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

デフォルト
なし
データベース名
Job.Transform.MapOfJDFToRPDMedia

使用上の注意:

  • 次の例のファイルでは、4つのAFPまたはPostScriptメディア名(A4、レター、TRAY1およびTRAY2)を4つの RICOH ProcessDirector メディア名にマッピングしています。
    • # AFPorPSmedia=RPDmedia
    • A4=A4 Plain
    • Letter=Letter Color
    • TRAY1=Letter Preprinted
    • TRAY2=A3 Plain

    AFPまたはPostScript入力内のメディア名を RICOH ProcessDirector メディア名にマッピングするファイルの作成については、インフォメーションセンターを参照してください。

  • RICOH ProcessDirector メディア名にユニコード文字が含まれている場合は、テキストをUTF-8形式で保存できるエディターでメディアマッピングファイルを編集します。
  • RICOH ProcessDirector メディアオブジェクトと一致しない RICOH ProcessDirector メディア名があると、ジョブはエラー状態になります。 待ち状況の理由の値は 一致するメディアなしです。
  • このファイルが同じAFPまたはPostScriptメディア名を異なる RICOH ProcessDirector メディア名にマッピングする場合、システムはAFPまたはPostScriptメディア名の最後のマッピングを使用します。最後のマッピングの RICOH ProcessDirector メディア名は、JDFファイル内のAFPまたはPostScriptメディア名に置き換わります。

  • このファイルの名前に、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。例えば、ジョブで要求される可能性がある各プリンターに対して、メディアマッピングファイルがあるとします。各ファイルの名前は、プリンター名です。 次のシンボルを使用します。次の記号を使用します。 ${Job.RequestedPrinter}

    各ファイルの拡張子がCFGで、control_filesディレクトリーのmedia_mappingサブディレクトリーに格納した場合は、 メディアマッピングファイルのパスプロパティーに次の値を設定します。

    • /aiw/aiw1/control_files/media_mapping/${Job.RequestedPrinter}.cfg(Linuxの場合)
    • C:\aiw\aiw1\control_files\media_mapping\${Job.RequestedPrinter}.cfg(Windowsの場合)

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • メディアマッピングファイルのパスは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1438 出力JDFファイル

GetTransformPageExceptionsステップテンプレートに基づくステップによって生成されたページ例外を含む JDF ファイルの名前を指定します。
デフォルト
${getFileName(overrides,jdf,write)}
データベース名
Job.PER.OutputJDFFile

使用上の注意:

  • システムユーザーがそのJDFファイルに出力するための書き込み許可を持っていることを確認します。

  • ワークフロー内の他のステップで確実にこのJDFファイルを処理するには、デフォルト値を使用します。別の値を指定した場合、RICOH ProcessDirector では、ジョブでそのページ例外を処理したり、ジョブプロパティーノートブックに表示したりされません。

  • このファイルの名前に、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。例えば、デフォルト値は、ジョブのスプールディレクトリーに格納されたジョブチケットの名前です。

    jobID.overrides.jdf

    jobIDはジョブ番号を意味します。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1439 変換ステップ名

TransformWithAdvancedFeatureステップテンプレートに基づくステップの名前を指定します。ワークフローでは、そのステップによって、 GetTransformPageExceptionsステップテンプレートに基づくステップへの AFP 入力が提供されます。
デフォルト
TransformWithAdvancedFeature
データベース名
Job.PER.TransformStepName

使用上の注意:

  • TransformWithAdvancedFeatureステップは、Advanced Transform 機能を呼び出して、AFP データストリームから PDF または PostScript データストリームにジョブを変換します。

  • GetTransformPageExceptionsステップテンプレートに基づくステップがワークフローに複数ある場合は、このプロパティーに別々の値を指定します。これを行うには、次のいずれかの方法を使用します。

    • TransformWithAdvancedFeatureステップテンプレートに基づく複数のステップに、それぞれ別の名前を指定する。

    • それぞれのステップのステップ名の代わりに、ステップ IDプロパティーの値を使用する。

  • ステップの名前には、RICOH ProcessDirector シンボル表記を使用できます。例:

    • ワークフローに 2 つの分岐があり、それぞれにTransformWithAdvancedFeatureステップがあるとします。

    • それらの分岐は、GetTransformPageExceptionsステップの前で合流します。

    • 変換ステップ名プロパティーの値として${Job.Info.Attr1}を指定します。

    • ワークフローのそれぞれの分岐に、AssignJobValuesステップを配置します。それぞれのステップの 設定する値プロパティーで、 プロパティーCustom 1ジョブプロパティーを設定し、 には分岐の TransformWithAdvancedFeatureステップの名前を設定します。

    • ジョブがGetTransformPageExceptionsステップに到達すると、 変換ステップ名にそのジョブを処理した TransformWithAdvancedFeatureステップの名前が設定されます。

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1440 データファイル

新規印刷ジョブに含めるためにQuadient Inspire Designerに送信される変数データを含むファイル(複数の場合もあり)。

形式:

データタイプ
ジョブの一部として入力装置へ実行依頼する場合はシンボル式、データファイル (複数の場合もあり) が他の場所に保管されている場合はコンマ区切りリスト。
デフォルト
${getFileName(overrides, text, read)}

データベース名
Job.GMC.DataFilesLocation

使用上の注意:

  • ジョブの一部として、データファイルのみ実行依頼できます。複数のデータファイルがある場合、他の場所に保管しておく必要があります。
  • ジョブとともにデータファイルを実行依頼する場合、指定変更ファイルとして処理されます。
  • ファイル名は、ジョブを処理するデータモジュールで参照されるファイル名と一致していることを確認してください。
  • データファイルは Quadient Inspire Designerが対応する次のいずれかのフォーマットを使用できます。
    • CSV
    • DBF
    • SAP
    • SRT
    • XML
  • データファイルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1441 データモジュール

変数データファイルを処理するQuadient Inspire Designerのデータモジュール名を示します。

形式:

データタイプ
ストリング
デフォルト
なし

データベース名
Job.GMC.DataFilesModule

使用上の注意:

  • データファイルおよびモジュールのリストは、相互に対応している必要があります。例えば、データファイルプロパティーの最初のデータファイルはデータモジュールプロパティーの最初のモジュールで処理される必要があり、2 番目のデータファイルは 2 番目のモジュールに処理される必要があります。
  • モジュール名は WFD ファイル内の名前と一致する必要があります。
  • モジュール名にスペースが含まれていてはなりません。
  • モジュール名の先頭に-difを追加し、モジュール名をコンマで区切ります。例えば、一方のモジュール名が SortDataそしてもう一方が BuildNamesの場合、このフィールドの値は difSortData,-difBuildNamesとなります。
  • データモジュールは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1442 固定データファイル

このステップで処理されるすべてのジョブで共通のデータが含まれるファイル。このファイルは新規 AFP印刷ジョブに含めるためにQuadient Inspire Designerに送信されます。

形式:

データタイプ
ファイルへのパス
デフォルト
なし

データベース名
Job.GMC.FixedDataFilesLocation

使用上の注意:

  • 1 つのジョブは、1 つの固定データファイルのみを使用できます。
  • 固定データファイルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1443 固定データモジュール

固定データファイルを処理するQuadient Inspire Designerのデータモジュール名のリストを示します。

形式:

データタイプ
ストリング
デフォルト
なし

データベース名
Job.GMC.FixedDataFilesModule

使用上の注意:

  • モジュール名は WFD ファイル内の名前と一致する必要があります。
  • モジュール名にスペースを含めることはできません。
  • 1 つのジョブは、1 つの固定データモジュールのみを使用できます。
  • 固定データモジュールは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1444 Quadient JOBファイル

Quadient Inspire Designerが生成する実動構成ファイル。このファイルには、ジョブを正しく印刷するためのプリンターの設定情報が含まれます。

形式:

データタイプ
ファイルへのパス
デフォルト
なし

データベース名
Job.GMC.JobFile

使用上の注意:

  • JOB ファイルを含める場合は、次のテキストを外部コマンドプロパティーの値にも追加する必要があります: -c ${Job.GMC.JobFile}
  • JOB ファイルを含めない場合、デフォルトのプリンター設定が使用されます。
  • Quadient JOBファイルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1445 WFD ファイル

Quadient Inspire Designerを使用して印刷レイアウトを設計する場合に生成される定様式ファイル。このファイルには、Quadient Inspire Designerが印刷ジョブを生成するために使用するアプリケーションのレイアウトおよび入力データが含まれます。

形式:

データタイプ
ジョブの一部として入力装置へ実行依頼する場合はシンボル式、他の場所に保管されている場合はファイルへのパス。
デフォルト
${getFileName(other, wfd, read)}

データベース名
Job.GMC.WFDFileLocation

使用上の注意:

  • このファイルは、Quadient Inspire Designerを使用して作成する必要があります。
  • 1 つのジョブに対して使用できる WFD ファイルは 1 つだけです。
  • Quadient Inspire DesignerでWFDファイルを保存するときは、含まれるすべてのリソースとともに保存する必要があります。
  • WFDファイルは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。

1.1446 MarcomCentral ジョブチケット

MarcomCentral Web サイトにあるストアから取得した注文のジョブチケット ID を表します。
データベース名
Job.Marcom.JobTicketId

使用上の注意:

  • ApplyXSLTransformステップで XSLT スタイルシートを使用して、MarcomCentral ジョブチケットの XML エレメントをこのジョブプロパティーに変換できます。

  • このプロパティーは、シンボルとして、CallSOAPServiceステップの 要求ペイロードプロパティーまたは SOAP Web サービスの通知で使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1447 MarcomCentral 注文 ID

MarcomCentral Web サイトにあるストアから取得した注文の ID を表します。
データベース名
Job.Marcom.OrderId

使用上の注意:

  • ApplyXSLTransformステップで XSLT スタイルシートを使用して、MarcomCentral 注文 ID の XML エレメントをこのジョブプロパティーに変換できます。

  • このプロパティーは、シンボルとして、CallSOAPServiceステップの 要求ペイロードプロパティーまたは SOAP Web サービスの通知で使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1448 MarcomCentral 注文番号

MarcomCentral Web サイトにあるストアから取得した注文の番号を表します。
データベース名
Job.Marcom.OrderNumber

使用上の注意:

  • ApplyXSLTransformステップで XSLT スタイルシートを使用して、MarcomCentral 注文番号の XML エレメントをこのジョブプロパティーに変換できます。

  • このプロパティーは、シンボルとして、CallSOAPServiceステップの 要求ペイロードプロパティーまたは SOAP Web サービスの通知で使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1449 MarcomCentral 製品タイプ

MarcomCentral Web サイトにあるストアから取得した注文の製品タイプを表します。
データベース名
Job.Marcom.ProductType

使用上の注意:

  • ApplyXSLTransformステップで XSLT スタイルシートを使用して、MarcomCentral 製品タイプの XML エレメントをこのジョブプロパティーに変換できます。

  • このプロパティーは、シンボルとして、CallSOAPServiceステップの 要求ペイロードプロパティーまたは SOAP Web サービスの通知で使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • MarcomCentral では、注文の品目が印刷物かどうかを示すために、ProductType XML エレメントの値が使用されます。現在、印刷物を表す値は、VersionedVariable、および JobDirect の 3 つです。その他の値 (Static など) は非印刷物を表しています。

    ワークフローの別の分岐に印刷物や非印刷物を送信するには、コネクターの規則でMarcomCentral product typeプロパティーの値を指定します。

1.1450 ACRISID

e-フォームドキュメントの ACRIS キーと宛先コード。

形式:

長さ
最大46文字(バイト)
制限:
この値には シングルバイト文字のみ使用できます。
データベース名
Job.WPM.AcrisId

使用上の注意:このプロパティーの値にRICOH ProcessDirectorシンボルを使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1451 CELL_DEF_FILE

セル定義ファイルの名前を指定します。

形式:

長さ
最大16文字(バイト)
制限:
この値には シングルバイト文字のみ使用できます。
データベース名
Job.WPM.CellDefFile

使用上の注意:このプロパティーの値にRICOH ProcessDirectorシンボルを使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1452 DBCS_FONTHEIGHT_RATIO

DBCS フォントの高さ調整率をパーセントで指定します。

例えば、ダブルバイトフォントの高さを減らすには、この値に 100 未満の数値を設定します。フォントの高さを増やすには、この値に 100 以上の数値を設定します。

形式:

データタイプ
1 から 150 までの整数
データベース名
Job.WPM.DbcsFontheightRatio

使用上の注意:このプロパティーの値にRICOH ProcessDirectorシンボルを使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1453 DELDATE

e-フォームドキュメントの有効期限。有効期限が切れると、ドキュメントは WPM Web Server によって削除されます。この値には、特定の日付、相対的な日付、または日付を示す n RICOH ProcessDirector シンボルを指定できます。

相対的に日付を指定するには、このステップが印刷ジョブを処理する日付を基準にして、その前後の日数を指定します。シンボルで指定するには、RICOH ProcessDirector が特定のプロパティー値を取得して使用するように指示する表記を指定します。

形式:

特定の日付
4桁の年、2桁の月、2桁の日を使って、YYYYMMDDという形式で日付を入力します。たとえば、 20110617
相対的な日付
Todayという語と、 + (プラス) または - (マイナス) 記号、日数を入力します。例:
  • Today+3
  • Today-1
RICOH ProcessDirector シンボル
日付として挿入する値のプロパティーをシンボル表記で入力します。例:
  • ${Job.SubmitTime}
  • ${Job.FileReceiptTime}
データベース名
Job.WPM.DelDate

使用上の注意:シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1454 ユーザー情報ページ DBCS コード化フォント

WPM UIP を生成するのに使用するダブルバイトのコード化フォント。

形式:

長さ
最大8文字(バイト)
制限:
この値には シングルバイト文字のみ使用できます。
データベース名
Job.WPM.DoubleByteCodedFont

使用上の注意:

  • この値のマッピングを banner_page_code_page_mapping.cfg ファイルに追加してください。このファイルは、 /aiw/aiw1/control_files/banner_pages/ (Linux の場合) または C:\aiw\aiw1\control_files\banner_pages\ (Windows の場合) に保管されています。
  • このプロパティーの値には RICOH ProcessDirector シンボルを使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1455 FORMDATE

e-フォームドキュメントが生成される日付。この値には、特定の日付、相対的な日付、または日付を示す RICOH ProcessDirector シンボルを指定できます。

相対的に日付を指定するには、このステップが印刷ジョブを処理する日付を基準にして、その前後の日数を指定します。シンボルで指定するには、RICOH ProcessDirector が特定のプロパティー値を取得して使用するように指示する表記を指定します。

形式:

特定の日付
4桁の年、2桁の月、2桁の日を使って、YYYYMMDDという形式で日付を入力します。たとえば、 20110617
相対的な日付
Todayという語と、 + (プラス) または - (マイナス) 記号、日数を入力します。例:
  • Today+3
  • Today-1
RICOH ProcessDirector シンボル
日付として挿入する値のプロパティーをシンボル表記で入力します。例:
  • ${Job.SubmitTime}
  • ${Job.FileReceiptTime}
データベース名
Job.WPM.FormDate

使用上の注意:シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1456 FORMID

WPM がジョブに使用するフォームの ID。

形式:

長さ
16 バイト以内
制限:
この値には シングルバイト文字のみ使用できます。
データベース名
Job.WPM.FormId

使用上の注意:このプロパティーの値にRICOH ProcessDirectorシンボルを使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1457 FORMNAME

WPM がジョブに使用するフォームの名前。

形式:

長さ
最大8バイト
制限:
この値には シングルバイト文字のみ使用できます。
データベース名
Job.WPM.FormName

使用上の注意:このプロパティーの値にRICOH ProcessDirectorシンボルを使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1458 FORMNO

WPM がジョブに使用するフォームの番号。

形式:

長さ
最大8文字(バイト)
制限:
この値には シングルバイト文字のみ使用できます。
データベース名
Job.WPM.FormNo

使用上の注意:このプロパティーの値にRICOH ProcessDirectorシンボルを使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1459 FORMSIZE

使用するフォームサイズの名前を指定します。この名前は、RICOH ProcessDirector がこのステップを実行する前に、WPM クライアントで定義しておく必要があります。

形式:

長さ
最大8文字(バイト)
制限:
この値には シングルバイト文字のみ使用できます。
データベース名
Job.WPM.FormSize

使用上の注意:このプロパティーの値にRICOH ProcessDirectorシンボルを使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1460 FORMTYPE

WPM がジョブに使用するフォームのタイプ。

形式:

長さ
最大256文字(バイト)
制限:
この値には シングルバイト文字のみ使用できます。
データベース名
Job.WPM.FormType

使用上の注意:

  • 複数のフォームタイプを指定するには、値をセミコロンで区切ります。
  • このプロパティーの値には RICOH ProcessDirector シンボルを使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1461 MOVE_DATE

e-フォームドキュメントが別の場所に移動される日付。この値には、特定の日付、相対的な日付、または日付を示す RICOH ProcessDirector シンボルを指定できます。

相対的に日付を指定するには、このステップが印刷ジョブを処理する日付を基準にして、その前後の日数を指定します。シンボルで指定するには、RICOH ProcessDirector が特定のプロパティー値を取得して使用するように指示する表記を指定します。

形式:

特定の日付
4桁の年、2桁の月、2桁の日を使って、YYYYMMDDという形式で日付を入力します。たとえば、 20110617
相対的な日付
Todayという語と、 + (プラス) または - (マイナス) 記号、日数を入力します。例:
  • Today+3
  • Today-1
RICOH ProcessDirector シンボル
日付として挿入する値のプロパティーをシンボル表記で入力します。例:
  • ${Job.SubmitTime}
  • ${Job.FileReceiptTime}
データベース名
Job.WPM.MoveDate

使用上の注意:シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1462 MOVE_DIR

e-フォームドキュメントの移動先ディレクトリーを指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
この値には シングルバイト文字のみ使用できます。
データベース名
Job.WPM.MoveDir

使用上の注意:このプロパティーの値にRICOH ProcessDirectorシンボルを使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1463 OUTPUT_DIR

WPM が e-フォームドキュメントを作成および保管するディレクトリーを指定します。

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
制限:
この値には シングルバイト文字のみ使用できます。
データベース名
Job.WPM.OutputDir

使用上の注意:このプロパティーの値にRICOH ProcessDirectorシンボルを使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1464 SBCS_FONTHEIGHT_RATIO

SBCS フォントの高さ調整率をパーセントで指定します。

例えば、シングルバイトフォントの元のサイズの半分にするには、この値を 50 に設定します。元のサイズの倍にするには、この値を 200 に設定します。

形式:

データタイプ
1 から 999 までの整数
データベース名
Job.WPM.SbcsFontheightRatio

使用上の注意:このプロパティーの値にRICOH ProcessDirectorシンボルを使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1465 SECCLASS

e-フォームドキュメントへのアクセスを制御するのに使用するセキュリティークラス。

値:

  • 1文字:A~Z、0~9
データベース名
Job.WPM.SecClass

使用上の注意:このプロパティーの値にRICOH ProcessDirectorシンボルを使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1466 SENDDATE

e-フォームドキュメントが WPM に送信される日付。この値には、特定の日付、相対的な日付、または日付を示す RICOH ProcessDirector シンボルを指定できます。

相対的に日付を指定するには、このステップが印刷ジョブを処理する日付を基準にして、その前後の日数を指定します。シンボルで指定するには、RICOH ProcessDirector が特定のプロパティー値を取得して使用するように指示する表記を指定します。

形式:

特定の日付
4桁の年、2桁の月、2桁の日を使って、YYYYMMDDという形式で日付を入力します。たとえば、 20110617
相対的な日付
Todayという語と、 + (プラス) または - (マイナス) 記号、日数を入力します。例:
  • Today+3
  • Today-1
RICOH ProcessDirector シンボル
日付として挿入する値のプロパティーをシンボル表記で入力します。例:
  • ${Job.SubmitTime}
  • ${Job.FileReceiptTime}
データベース名
Job.WPM.SendDate

使用上の注意:シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1467 SHIFT_CHARS_RATIO

テキスト文字の位置調整率を文字の幅の割合 (パーセント) で指定します。すべての文字が右にシフトされます。

形式:

データタイプ
0 から 100 までの整数
制限:
この値には シングルバイト文字のみ使用できます。
データベース名
Job.WPM.ShiftCharsRatio

使用上の注意:このプロパティーの値にRICOH ProcessDirectorシンボルを使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1468 ユーザー情報ページ SBCS コード化フォント

WPM UIP を生成するのに使用するシングルバイトのコード化フォント。

形式:

長さ
最大8文字(バイト)
制限:
この値には シングルバイト文字のみ使用できます。
データベース名
Job.WPM.SingleByteCodedFont

使用上の注意:

  • この値のマッピングを banner_page_code_page_mapping.cfg ファイルに追加してください。このファイルは、 /aiw/aiw1/control_files/banner_pages/ (Linux の場合) または C:\aiw\aiw1\control_files\banner_pages\ (Windows の場合) に保管されています。
  • このプロパティーの値には RICOH ProcessDirector シンボルを使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1469 SYSTEM_FLAG

WPM システムの動作を制御するフラグを指定します。
データタイプ
1 から 99999999 までの整数
データベース名
Job.WPM.SystemFlag

使用上の注意:このプロパティーの値にRICOH ProcessDirectorシンボルを使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1470 TITLE

e-フォームドキュメントのタイトルを指定します。ジョブが WPM に送信されると、このタイトルが WPM クライアントユーザーインターフェースに表示されます。

形式:

長さ
最大108バイト
データベース名
Job.WPM.Title

使用上の注意:

  • タイトルにスペースを含めた場合、ジョブが WPM に送信されたときにスペースは下線 (_) に変換されます。
  • このプロパティーの値には RICOH ProcessDirector シンボルを使用できます。シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

1.1471 ユーザー情報ページの作成

このプリンターオブジェクトがこのジョブのユーザー情報ページ (UIP) を作成して、それをジョブとともにプリンターに送信するかどうかを指定します。このプリンターオブジェクトの TCP/IP アドレスまたはホスト名が WPM AFP エミュレーターを示す場合、WPM Web では UIP 内の情報を使用してジョブを処理します。UIP は印刷されません。

値:

設定なし (デフォルト)
このプリンターオブジェクトはジョブの UIP を作成しません。
はい
このプリンターオブジェクトは UIP を作成し、ジョブとともにプリンターに送信します。
いいえ
このプリンターオブジェクトはジョブの UIP を作成しません。

データベース名
Printer.WPM.SendToWPM

使用上の注意:

  • UIP の作成に必要な値は、SetWPMProperties ステップテンプレートを基にしたステップで指定されます。WPM Web に送信されたジョブは、プリンターに割り当てられる前に SetWPMProperties を基にしたステップで処理する必要があります。
  • このプロパティーがはいで、ジョブが SetWPMProperties ステップテンプレートを基にしたステップで処理されていない場合、UIP を作成できないため、ジョブはエラー状態になります。
  • このプロパティーがはいで、このプリンターオブジェクトの TCP/IP またはホスト名が WPM AFP エミュレーターを示していない場合、UIP はプリンターに送信され、ジョブの前に印刷されます。

1.1472 証明書の状態

リコークラウドでの認証に使用される証明書の現在の状態を表示します。

値:

有効
証明書は有効で、認証に使用できます。
無効
証明書は有効ではありません。リコークラウドへの接続を確立することはできません。
設定なし
証明書は作成されませんでした。

データベース名
RicohCloudCredential.CertificateStatus

1.1473 ワンタイムコード

RICOH Account Administrationで生成され、認証証明書の作成に使用されるワンタイムコードの入力フィールド。

形式:

長さ
最大128文字(バイト)

データベース名
RicohCloudCredential.OneTimeCode

使用上の注意:

  • 受け取ったコードはすぐに期限切れになります。コードの有効期限が切れる前に証明書を生成するプロセスを完了しない場合は、新しいコードを生成する必要があります。
  • コードは証明書の作成に使用されたのち、削除されます。これはRICOH ProcessDirectorには保存されません。

1.1474 システム表示名

RICOH Supervisorに表示されるRICOH ProcessDirectorシステム名を指定します。

RICOH SupervisorRICOH ProcessDirectorシステムを識別するには、現在のシステムに名前を割り当てる必要があります。

データベース名
WorkflowSystem.CloudDisplayName

1.1475 プロキシを使用

リコークラウドとの通信をプロキシサーバー経由で送信するかどうかを指定します。この値は、使用するプロキシサーバーも指定します。

値:

設定なし (デフォルト)

RICOH ProcessDirector は、リコークラウドとの通信にプロキシサーバーを使用しません。

プロキシサーバー1
RICOH ProcessDirectorは、リコークラウドとの通信に プロキシサーバー1を使用します。
プロキシサーバー2
RICOH ProcessDirectorは、リコークラウドとの通信に プロキシサーバー2を使用します。
データベース名
WorkflowSystem.CloudProxy

使用上の注意:

  • プロキシサーバーを使用するには、[システム設定]ページのプロキシサーバータブの プロキシサーバー 1または プロキシサーバー 2プロパティーの値を指定します。

  • プロキシを使用プロキシサーバー1または プロキシサーバー2に設定する一方でプロキシサーバープロパティーの値を設定しない場合、RICOH ProcessDirectorはリコークラウドと接続できません。

1.1476 時間を時間帯に変換

RICOH Supervisorにデータを送信する前に、RICOH ProcessDirectorがデータを変換する時間を指定します。

RICOH ProcessDirectorは協定世界時(UTC)でデータを保存しますが、RICOH Supervisorに送信されるデータのタイムスタンプに異なる時間帯を選択できます。

データベース名
WorkflowSystem.CloudTimezoneOffset

使用上の注意:

  • デフォルト値は、RICOH ProcessDirector1次サーバーの時間帯です。
  • RICOH Supervisorにデータを送信し、時間帯が違うために全てのタイムスタンプが正しくない場合、この値を変更するとタイムスタンプが修正されます。たとえば、あなたが東部標準時(EST)にいて、RICOH ProcessDirector1次サーバーが別の時間帯にある場合、この値を東部標準時(EST)に変更すると、送信される新しいデータが確認されます。

1.1477 証明書

RICOH Supervisorトランスミッターで使用するリコークラウド認証情報を指定します。

RICOH Account Administration Webページにアクセスして、証明書を作成するためのワンタイムコードを取得します。証明書はリコークラウドへの接続に使用されます。

使用上の注意:

  • 1つのRICOH ProcessDirectorサーバーに対して作成できるリコークラウド認証情報は1つだけです。
  • リコークラウド認証情報を削除するには、 まずRICOH Supervisorトランスミッターを削除する必要があります。

1.1478 トランスミッター

RICOH Supervisorへデータを送信するために使用するRICOH Supervisorトランスミッターを指定します。

使用上の注意:

  • 1つのRICOH ProcessDirectorサーバーに対して作成できるRICOH Supervisorトランスミッターは1つだけです。設定を変更する場合は、トランスミッターは後で編集できます。
  • RICOH Supervisorトランスミッターを有効にして、 RICOH Supervisor設定の設定を完了し、データの送信を開始します。

1.1479 インストール表示名

リストアポイントを簡単に特定するためのインストール名を指定します。

長さ
1 ~ 32 文字 (バイト)
制限:
大/小文字の区別
データベース名:
WorkflowSystem.Nickname

1.1480 保存するインストール

保存するインストール数を指定します。
指定できる値は次のとおりです。
0–99
デフォルト値:
10
データベース名:
WorkflowSystem.NumberOfInstalls

1.1481 インポートするオブジェクト

移行アシスタントの実行時に、あるシステムから別のシステムへコピーするオブジェクトを指定します。

値:

すべてのオブジェクト
ソースシステム上のすべてのオブジェクトがターゲットシステムに移行されます。
選択されたオブジェクト(デフォルト)
ソースシステムから選択されたオブジェクトのみがターゲットシステムに移行されます。
なし

データベース名
Migration.ObjectSelection

使用上の注意:

  • この機能を使用すると、手動でオブジェクトを作成したり、管理タブでエクスポートやインポートの操作を行ったりする代わりに、新しいシステム上にオブジェクトを複製することができます。

1.1482 上書きオプション

移行中に同一の名前を持つオブジェクトをどのように扱うかを指定します。

値:

既存のオブジェクトを上書き
同じ名前のオブジェクトが両方のシステムに存在する場合、このオプションを選択すると、ターゲットシステムのオブジェクトがインポートされたオブジェクトに置き換えられます。
このオプションの選択を解除すると、両システムで同一の名前を持つオブジェクトは無視されます。ターゲットシステム上の既存のオブジェクトは変更されません。

データベース名
Migration.ObjectOptions

1.1483 インポートする設定

ターゲットシステムにインポートするシステム設定のグループを指定します。設定のグループは、管理ページのタブまたはタブのセクションに対応しています。

すべての設定をインポートするには、リストの一番上にある全てを選択/クリアを選択します。使用しない設定グループのボックスをクリアします。

利用可能なオプション:

Avanti Slingshot
Avanti Slingshot の URL や定義されたコストセンターのリストなど、管理 設定 Avanti Slingshotから設定をインポートします。
Avanti Slingshot Connect 機能がインストールされている場合のみ表示されます。
LDAP
管理 設定 LDAPからLDAP構成の設定をインポートします。RICOH ProcessDirector へのログインにLDAPユーザーIDを使用しない場合は、このオプションをクリアします。
メディアの設定
メディアマッチングと作成に関する設定を 管理 メディア メディアの設定からインポートします。
RICOH Supervisor
管理 設定 RICOH Supervisorのセクション1から設定をインポートします。移行後、セクション2と3を手動で設定する必要があります。
RICOH Supervisor Connect機能がインストールされている場合のみ表示されます。
セキュリティー - 全般
パスワードの長さと複雑さ、アカウントのロックアウト、ユーザー無操作に関する設定を、 全般セクションの管理 設定 セキュリティーからインポートします。 セキュリティータブの HTTPS の有効化セクションの設定は移行完了後に構成する必要があります。
システム - Eメール/SMTP
管理 設定 システムから1次および代替のEメールおよびSMTPの設定をインポートします。
システム - 全般
管理 設定 システムから、全般のシステム設定をインポートします。
システム - ジョブ
管理 設定 システムから、最大および最小のジョブ番号や最大ステップ数など、システム全体のジョブ設定をインポートします。
システム - プロキシサーバー
管理 設定 システムから、プロキシサーバー設定をインポートします。プロキシサーバーを使用しない場合は、このオプションをクリアします。
システム - ユーザー
管理 設定 システムユーザーセクションから ログイン非アクティブタイマーおよび パスワードの最大有効期間の設定をインポートします。
Ultimate Impostrip®
管理 設定 Ultimate Impostrip®からUltimate Impostrip®との情報交換に使用する設定をインポートします。
Ultimate Impostrip® Connect機能がインストールされている場合のみ表示されます。

データベース名
Migration.SettingSelection

1.1484 オペレーティングシステム

RICOH ProcessDirector ソースシステムのオペレーティングシステムを指定します。
データベース名
Migration.Source.OS

1.1485 RICOH ProcessDirectorのバージョン

ソースマシンにインストールされているRICOH ProcessDirector のバージョンを指定します。
データベース名
Migration.Source.Version

1.1486 ソースシステムURL

RICOH ProcessDirector ソースシステムのURLを指定します。

ソースシステムとは、オブジェクト、設定、構成の詳細を新しいRICOH ProcessDirector システム(RICOH ProcessDirector ターゲットシステム)に移行する、古いRICOH ProcessDirector システムです。

データベース名
Migration.Source.URL

1.1487 オペレーティングシステム

RICOH ProcessDirector ターゲットシステムのオペレーティングシステムを指定します。
データベース名
Migration.Target.OS

1.1488 ターゲットシステムのURL

RICOH ProcessDirector ターゲットシステムのURLを指定します。

ターゲットシステムとは、ログインしている現在の RICOH ProcessDirector のシステムであり、ソースシステムからオブジェクト、設定、構成の詳細を移行する場所です。

データベース名
Migration.Target.URL

1.1489 RICOH ProcessDirectorのバージョン

ターゲットマシンにインストールされるRICOH ProcessDirectorのバージョンを指定します。
データベース名
Migration.Target.Version