用意されている入力装置を使用する

RICOH ProcessDirector には、いくつかの定義済み入力装置が用意されています。印刷環境が単純で、多くの入力装置を必要としない場合は、定義済み入力装置のプロパティーを変更し、お客様の環境で使用できます。

用意されている入力装置を変更して使用するには、次の手順に従います。

  1. 管理タブをクリックします。
  2. 左のペインで装置 入力装置をクリックします。
  3. 変更する入力装置を選択します。
  4. プロパティーをクリックします。
  5. すべてのタブで、ご使用の環境に適合するように調整する必要のある、必須およびオプションプロパティーを変更します。各入力装置のフォルダー位置および ステージング位置プロパティーには、固有のパスが必要です。
      注意:
    • AFP サポート機能がインストールされており、Download 入力装置にジョブを実行依頼する場合:
      • 複数の Download 入力装置で同じポート番号を使用できますが、一時点で使用可能にできるのは、共通のポート番号を持つ入力装置のいずれか 1 つだけです。
      • Download for z/OSを、複数データセットモードでExit 15とともに実行するときは、Download入力装置はそれぞれ1つのDownload for z/OS FSA(機能サブシステムアプリケーション)からのジョブだけを受け取ることができます。
  6. どのようにして入力装置でジョブごとにワークフローを割り当てるかを決定します。
    入力装置の実行依頼ステップとして SubmitInputFiles を使用する場合は、次のいずれかを選択できます。
    • 子ワークフロー初期化ステッププロパティーを 設定なしに設定し、 子ワークフロープロパティーを既存のワークフローの名前に設定して、この入力装置が処理するすべてのジョブに同じワークフローを割り当てます。
    • 子ワークフロー初期化ステッププロパティーを SetJobTypeFromRulesに設定し、 子ワークフロー構文解析規則プロパティーを使用して、印刷コマンドのオプションの値からワークフローを設定できる制御ファイルの名前を指定します。

      RICOH ProcessDirectorには、ワークフローを設定するために使用されるサンプル制御ファイルが用意されています。receive_lpd_pdf_jobtype.cfg。AFPサポート機能には、ワークフローの設定用に以下のサンプル制御ファイルがあります。receive_jcl_jobtype.cfg and receive_lpd_jobtype.cfg。サンプル制御ファイルは、C:\aiw\aiw1\samples\rules\ ディレクトリーにインストールされています。サンプル制御ファイルを C:\aiw\aiw1\control_files\rules\ ディレクトリーにコピーして、要件に合うように変更してから、ごのファイルを指すように 子ワークフロー構文解析規則プロパティーの値を更新できます。

    • 子ワークフロー初期化ステッププロパティーを SetJobTypeFromFileNameに設定し、 子ワークフローパターンプロパティーを使用して、RICOH ProcessDirectorが入力ファイル名の中で検索し、ワークフロー名として使用する必要がある文字列を指定します。この方法を使用する場合、対応する名前を持つワークフローが存在することを確認してください。
  7. OKをクリックします。
  8. 変更した入力装置を使用するには、その入力装置を選択して、使用可能をクリックします。次に、入力装置を再度選択して、 接続をクリックします。