InfoPrint 45 / InfoPrint 70で両面印刷をオン/オフする

ご使用のプリンターに両面印刷機能とコンソールでそれをオン/オフするオプションがある場合は、選択内容に基づいた両面印刷処理オプションの階層を理解しておく必要があります。

InfoPrint 45およびInfoPrint 70は、片面印刷または両面印刷いずれかの出力を生成できます。必要な出力のタイプに応じて、プリンターコンソールで両面オプションをオンまたはオフにできます。ただし、InfoPrint Managersides属性を使用しても、両面印刷のオン/オフができます。InfoPrint Managerを使用して両面印刷をオンまたはオフにした場合は、InfoPrint Managerの設定がプリンターでの設定を指定変更します。

sides属性は、文書、デフォルト文書、または実宛先に設定できます。duplexまたはsimplexは書式定義(formdef)にも指定できます。この属性を文書に設定した場合は、設定がformdefの値に上書きされます。formdefはデフォルト文書の設定を上書きし、デフォルト文書の設定は実宛先の設定を上書きします。すべての設定でプリンターコンソールの設定が上書きされます。

注意: 3 つのオブジェクト (文書、デフォルト文書、および実宛先) すべてについての sides 属性のデフォルト値は、[デフォルトを使用]です。InfoPrint Managerはその値を見つけると、属性が設定されていないものと見なし、優先リストの次の項目にsidesが設定されていないか確認します。InfoPrint Managerは、使用する値が見つかるまでリストの下に進みます。

この動作の例は以下のとおりです。

  • InfoPrint 45のコンソールで、両面印刷をオフにします。次に、InfoPrint Managerを使用してInfoPrint 45にジョブを実行依頼します。このジョブは、両面印刷を要求するformdefを使用します。文書、デフォルト文書、実宛先についてのsides属性は、プリンターデフォルトを使用に設定されます。

    InfoPrint Managerは、文書のsides属性を確認し、formdefを確認するように、未設定と見なします。ジョブは、両面印刷を出力します。

  • InfoPrint 70のコンソールで、両面印刷をオフにします。次に、InfoPrint Submit Expressを使用し、面数を両面に設定したジョブを送信し、formdefは使用しません。sides 属性は、デフォルト文書については[プリンターのデフォルトを使う]に設定され、実宛先については 1 に設定されます。

    InfoPrint Managerは、文書のsides属性を検索し、InfoPrint Submit Expressで2に設定されていることを確認します。InfoPrint Managerは他のすべての値を無視し、ジョブは両面印刷を行います。

sides属性については、RICOH InfoPrint Manager:リファレンスの文書およびデフォルト文書の属性のセクションを参照してください。