InfoPrint Select for macOSをインストールする
InfoPrint Select client for macOSには、非LDAP InfoPrint Selectクライアントと、LDAPが使用可能なInfoPrint Selectクライアントの2つのバージョンがあります。LDAPが使用可能なInfoPrint Selectクライアントと非LDAP InfoPrint Selectクライアントは、別のrpmパッケージに含まれています。LDAPが使用可能なInfoPrint Selectクライアントがジョブを実行依頼するには、LDAP認証が必要です。InfoPrint Selectクライアントからジョブ実行依頼を実行するには、LDAPサーバーの認証が必要です。LDAPバージョンのInfoPrint Selectクライアントをインストールしてから非LDAPバージョンに切り替える場合は、LDAPバージョンに上書きインストールします。インストーラーを使用してInfoPrint Selectクライアントの1つのバージョンをインストールすると、以前のバージョンは自動的に削除されます。
/etc/cups/cups-files.conf
に追加し、CUPSサービスを再起動します。ターミナルアプリケーションを開き、次のコマンドを実行します。
sudo launchctl stop org.cups.cupsd
プロンプトが表示されたら、現在のユーザーのパスワードを入力し、Enterキーを押して実行します。
sudo sh -c 'echo "Sandboxing Relaxed" >> /etc/cups/cups-files.conf' sudo launchctl start org.cups.cupsd
InfoPrint Selectクライアントをインストールする
- macOSシステムにrootとしてログインします。
- InfoPrint Manager: Common ClientsISOファイルをマウントします。
- インストールするInfoPrint Selectクライアントのバージョンのインストーラーパッケージを一時的な場所にコピーします。例:
/tmp
- 非LDAP InfoPrint Selectクライアントをインストールするには
ipr-select-4.12.m-n.x86_64.pkg
パッケージをダブルクリックしてインストーラーを起動します。LDAPが使用可能なInfoPrint Selectクライアントをインストールするには、
ipr-select-ldap–4.12.m-n.x86_64.pkg
パッケージをダブルクリックしてインストーラーを起動します。プロンプトが表示されたら、現在のユーザーのパスワードを入力し、Enterキーを押します。
m および n は、サービス更新レベルを表します。
InfoPrint Selectクライアントをサイレントモードでインストールする場合は、以下の操作を行います。
- コマンドターミナルを開きます。
- 次のコマンドを実行します。非LDAP InfoPrint Selectクライアントの場合は、
sudo -S installer -verbose -pkg /tmp/ipr-select-4.12.m-n.x86_64.pkg -target /
を入力します。LDAPが使用可能なInfoPrint Selectクライアントの場合は、sudo -S installer -verbose -pkg /tmp/ipr-select-ldap-4.12.m-n.x86_64.pkg -target /
を入力します。m および n は、サービス更新レベルを表します。
- インストーラーの指示にしたがって、インストールを完了します。
- 環境変数は、InfoPrint Selectクライアントとともにインストールして非LDAP macOSコマンドラインクライアント用に設定してください。インストールプロセスによって、環境変数を設定するための2つのシェル構成ファイル(
ipr-cmd.csh
とipr-cmd.sh
)が/etc/profile.d
ディレクトリーに置かれます。これらのファイルを編集して、次の値を入力します。- PDHOST
- InfoPrintサーバーがあるホストの名前です。
- PD_SOCKET
- InfoPrintサーバーのポートのTCP/IPソケット番号です。デフォルトソケットは6874です。システムのセットアップ内容が特に異なっていない場合、またはホスト上で複数の InfoPrint Manager サーバーが稼働していない場合は、6874 を使用してください。
- PDPRINTER
- 使用するInfoPrint Managerサーバーのデフォルト論理宛先です。コマンド行で論理宛先(-PDestinationName フラグ)を指定しない場合、コマンドはこの値を使用します。