エラーと警告メッセージ

かんたん色調整機能の使用中に表示される可能性のあるエラーメッセージと警告メッセージ、および問題を解決するための対処方法を示します。

メッセージ 原因 対処方法と参照先
Command WorkStation (TM) または TotalFlow でのプロファイルの登録に失敗しました。初めからやり直してください。このエラーメッセージが何度も表示される場合は、サービスへ連絡してください。 画面にCommand WorkStation (TM) または TotalFlow が動作中です。マウス、キーボードに触らないでください。のメッセージが表示されている間に、コンピューターを操作した。 画面にCommand WorkStation (TM) または TotalFlow が動作中です。マウス、キーボードに触らないでください。のメッセージが表示されている間は、コンピューターを操作しないでください。
プリンターの電源が切れている。 プリンターの電源が入っていることを確認します。
プリンターのDFEがネットワーク上で接続を確立できなかったか、ネットワークが混雑している。
  • 本機とプリンターのDFEがネットワークに接続されていることを確認してください。ネットワーク環境について詳しくは、管理者に連絡してください。
  • DFEとネットワークルーターを再起動します。
プリンターのDFEを別のコンピューターから操作している。 かんたん色調整を使用するときは、プリンターのDFEを操作しないでください。
本機を複数台で操作しているときに、クライアントコンピューターからサーバーにアクセスできない。
  • コンピューターがネットワークに接続されていることを確認してください。
  • コンピューターとサーバーのWindowsを再起動してください。
Fieryを使用しているときに、 キャリブレーションセット名初期設定 用紙追加に正しく登録されていない。 DFEに登録されているキャリブレーションセット名を確認し、初期設定 用紙追加に登録されている キャリブレーションセット名と一致していることを確認します。

DFEに登録されているキャリブレーションセット名を確認します。

  1. スタートメニューで、Fiery Fiery Command Workstationを選択します。
  2. サーバー デバイスセンターの順に選択します。
  3. 一般 ツール キャリブレーターを選択します。
  4. 再キャリブレートを指定して、 次へを選択します。
  5. キャリブレーション名プルダウンメニューに表示される名前を確認します。

また、デバイスセンターダイアログでリソース プロファイル インポート 出力 キャリブレーションを選択してから、未登録の新しいICCプロファイルを指定することでも、DFEに登録されているキャリブレーションセット名を確認できます。

Fieryを使用しているときに、 DFEサーバー名初期設定 チャートの追加/変更で正しく登録されていない。 初期設定で登録した DFE サーバー名が正しいか確認するには、次の手順を実行します。
  1. 初期設定ページで、 機器名称用紙名の組み合わせを指定し、 チャート編集を選択します。
  2. DFE サーバー名を確認します。
正常な動作が保証されていないDFEシステムを使用している。
  • Fieryを使用しているとき:Fieryの正常な動作が保証されるシステムを使用していることを確認してください。
  • TotalFlow プリントサーバーを使用しているとき:TotalFlow プリントサーバーの正常な動作が保証されるシステムを使用していることを確認してください。
Fieryを使用しているときに、使用しているプリンターに正常な動作が保証されないバージョンのシステムがインストールされている。 コンピューターにインストールされているFiery Command Workstation のバージョンを確認してください。
DFE上のパスワードがデータベースに登録されているパスワードと一致しない。 DFE上のパスワードがデータベースに登録されているパスワードと一致するか確認してください。エラーが解決しない場合は、サービス担当者に連絡してください。
初期設定で入力されたIPアドレスが間違っている可能性があります。確認してください。 Fieryを使用しているときに、初期設定 チャートの追加/編集に登録した DFE IPアドレスが正しく指定されていない。 初期設定で登録した DFE IPアドレスが正しいか確認するには、次の手順を実行します。
  • 初期設定ページで、 プリンター名用紙名の組み合わせを指定し、 チャート編集を選択します。
  • DFE IPアドレスが正しく指定されていることを確認します。
初期設定で入力されたキャリブレーションセット名が間違っている可能性があります。確認してください。 Fieryを使用しているときに、 キャリブレーションセット名初期設定 用紙追加に正しく登録されていない。 DFEに登録されているキャリブレーションセット名を確認し、初期設定 用紙追加に登録されている キャリブレーションセット名と一致していることを確認します。

DFEに登録されているキャリブレーションセット名を確認します。

  1. スタートメニューで、Fiery Fiery Command Workstationを選択します。
  2. サーバー デバイスセンターの順に選択します。
  3. 一般 ツール キャリブレーターを選択します。
  4. 再キャリブレートを指定して、 次へを選択します。
  5. キャリブレーション名プルダウンメニューに表示される名前を確認します。

また、デバイスセンターダイアログでリソース プロファイル インポート 出力 キャリブレーションを選択してから、未登録の新しいICCプロファイルを指定することでも、DFEに登録されているキャリブレーションセット名を確認できます。

初期設定で入力されたパスワード、またはサーバー名が間違っている可能性があります。確認してください。 Fieryを使用しているときに、初期設定 チャートの追加/編集で登録した DFE サーバー名または DFEパスワードの指定が正しくない。 初期設定で登録した DFE サーバー名DFEパスワードが正しいか確認するには、次の手順を実行します。
  • 初期設定ページで、 プリンター名用紙名の組み合わせを指定し、 チャート編集を選択します。
  • DFE サーバー名DFEパスワードが正しく指定されていることを確認します。
判定に失敗しました。初めからやり直してください。このエラーメッセージが何度も表示される場合は、サービスへ連絡してください。 誤ったチャートを使用している。 正しいチャートが印刷されているか確認してください。正しいチャート番号を確認するには、次の手順を実行します。
  1. 初期設定ページで、 機器名称用紙名の組み合わせを指定し、 詳細情報を選択します。
  2. プロファイル作成用チャートを確認します。
チャートが正しく読み取られていない。 チャートを本機に正しくセットしてください。
一時的に不具合が発生し、チャートが正しく読み取られなかった。
  • 本機の電源を切り、再度入れ直してください。
  • かんたん色調整色見本合わせカスタム測色、および設定ダイアログが実行中の場合は終了し、アプリケーションメニューから再起動してください。アプリケーションメニューだけが表示される場合は、RICOH Auto Color Adjusterを再起動してください。
判定に失敗しました。初めからやり直してください。このエラーメッセージが何度も表示される場合は、サービスへ連絡してください。 本機を複数台で操作しているときに、クライアントコンピューターからサーバーにアクセスできない。
  • コンピューターがネットワークに接続されていることを確認してください。
  • コンピューターとサーバーのWindowsを再起動してください。

エラーが解決しない場合は、サービス担当者に連絡してください。

プロファイルの作成に失敗しました。初めからやり直してください。このエラーメッセージが何度も表示される場合は、サービスへ連絡してください。 プロファイルが作成される前に接続がタイムアウトした。 Windowsを再起動してください。クライアントコンピューターを使用している場合は、サーバー上のWindowsも再起動してください。
プロファイルの作成に使用する「it8」や「icc」の拡張子のファイルを別のアプリケーションが使用している。 かんたん色調整を使用しているときは、他のアプリケーションをすべて終了してください。

エラーが解決しない場合は、サービス担当者に連絡してください。

カラーチャートの読み取りに失敗した。 以下のエラーメッセージに関するトラブルシューティング情報を参照してください: 読み取りに失敗しました。
ページ間偏差が警告基準値を超えていますが、このまま調整を実行します。 色調整が必要なプリンターでチャートが印刷された。 プリンターの色調整設定を行います。プリンター設定の調整については、プリンターの取扱説明書を参照してください。
しきい値が適切に指定されていない。 初期設定ページで、 閾値設定を選択し、ページ間偏差の警告基準で定義されたしきい値を上げます。

エラーが解決しない場合は、サービス担当者に連絡してください。

ページ間の色偏差がエラー基準で定義された閾値を超えているため、プロファイルを作成できませんでした。 画質を調整するには、プリンター本体の調整機能で設定してください。 RICOHプリンターを使用している場合は、以下の調整を実行してください:[02 本体:画質調整]>[0201 画質調整実行]> [01:画像濃度調整] RICOH以外のプリンターを使用する場合は、ページ間の印刷濃度ムラが軽減するように、プリンター本体の機能で調整してください。 それでも、ページ間色偏差が閾値を超える場合は、閾値の設定ページを使用して、エラー基準で定義されたページの色偏差の値を変更してください。その後、操作をやり直してください。 色調整が必要なプリンターでチャートが印刷された。 メッセージの指示に従って、プリンターの色調整設定を行います。プリンター設定については、プリンターの取扱説明書を参照してください。
しきい値が適切に指定されていない。 初期設定ページで、 閾値設定を選択し、ページ間偏差のエラー基準で定義されたしきい値を上げます。

エラーが解決しない場合は、サービス担当者に連絡してください。

ページ内偏差が警告基準値を超えていますが、このまま調整を実行します。 色調整が必要なプリンターでチャートが印刷された。 プリンターの色調整設定を行います。プリンター設定の調整については、プリンターの取扱説明書を参照してください。
しきい値が適切に指定されていない。 初期設定ページで、 閾値設定を選択し、ページ内偏差の警告基準で定義されたしきい値を上げます。

エラーが解決しない場合は、サービス担当者に連絡してください。

ページの色偏差がエラー基準で定義された閾値を超えているため、プロファイルを作成できませんでした。 画質を調整するには、プリンター本体の調整機能で設定してください。 RICOHプリンターを使用している場合は、以下の調整を実行してください:[02 本体:画質調整] >[0201 画質調整実行] > [02:画像濃度調整:搬送方向]色偏差を軽減するには、[10 濃度差調整印刷:直角方向]オプションを使用してください。 RICOH以外のプリンターを使用する場合は、ページ内の印刷濃度ムラを軽減するように、プリンター本体の機能で調整してください。 それでも、ページの色偏差が閾値を超える場合は、閾値の設定ページを使用して、エラー基準で定義されたページの色偏差の値を変更してください。その後、操作をやり直してください。 色調整が必要なプリンターでチャートが印刷された。 メッセージの指示に従って、プリンターの色調整設定を行います。プリンター設定については、プリンターの取扱説明書を参照してください。
しきい値が適切に指定されていない。 初期設定ページで、 閾値設定を選択し、ページ内偏差のエラー基準で定義されたしきい値を上げます。

エラーが解決しない場合は、サービス担当者に連絡してください。

C/M/Y/Kの1つ、または複数の最大濃度が警告基準値を満たしていません。 色調整が必要なプリンターでチャートが印刷された。 プリンターの調整機能を使用して、警告基準を満たさない色のトナー濃度を調整します。警告基準は閾値設定ページで定義されています。RICOH製プリンターを使用している場合は、最大画像濃度を調整してください。RICOH製以外のプリンターを使用している場合は、印刷濃度を調整してください。

プリンター設定の調整については、プリンターの取扱説明書を参照してください。

しきい値が適切に指定されていない。 初期設定ページで 閾値設定を選択し、警告基準を満たさない色のしきい値を下げます。

エラーが解決しない場合は、サービス担当者に連絡してください。

以下の値(C、M、Y、K)の濃度がエラー基準で定義された閾値を下回っているため、プロファイルを作成できませんでした。 適切な印刷濃度に設定するには、プリンター本体の調整機能を設定してください。 RICOHプリンターを使用している場合は、以下の調整を実行してください:[02 本体:画像品質調整]>[0201 画質調整実行]>[01:画像濃度調整]この調整を実行しても、印刷濃度が低い場合は、[02 本体:画像品質調整]>[0202 最大画像濃度調整]へ移動し、閾値以下の値の濃度を上げてください。 RICOH以外のプリンターを使用する場合は、すべての値の濃度が閾値を超えるようにプリンターの調整設定を実行してください。 調整を実行しても、印刷濃度が低い場合は、閾値設定ページを使って、閾値以下の値の濃度を上げてください。その後、操作をやり直してください。 色調整が必要なプリンターでチャートが印刷された。
    注意:
  • このエラーが発生した場合、エラーメッセージには、エラー基準で定義されたしきい値を下回る値のみが一覧表示されます。C、M、Y、Kの4つの値がすべてしきい値を下回っている場合、そのすべてがエラーメッセージに記載されます。
プリンターの調整機能を使用して、エラー基準を満たさない色のトナー濃度を調整します。エラー基準は閾値設定ページで定義されています。RICOH製プリンターを使用している場合、メッセージの指示に従って、プリンターの色調整設定を行います。RICOH製以外のプリンターを使用している場合は、印刷濃度を調整してください。

プリンター設定の調整については、プリンターの取扱説明書を参照してください。

しきい値が適切に指定されていない。 初期設定ページで 閾値設定を選択し、エラーメッセージに従ってエラー基準を満たさない色のしきい値を下げます。

エラーが解決しない場合は、サービス担当者に連絡してください。

読み取りに失敗しました。 誤ったチャートを使用している。 正しいチャートが印刷されているか確認してください。正しいチャート番号を確認するには、次の手順を実行します。
  1. 初期設定ページで、 機器名称用紙名の組み合わせを指定し、 詳細情報を選択します。
  2. プロファイル作成用チャートを確認します。
チャートが正しく読み取られていない。 チャートを本機のトレイに正しくセットしてください。
一時的に不具合が発生し、チャートが正しく読み取られなかった。
  • 本機の電源を切り、再度入れ直してください。
  • かんたん色調整色見本合わせカスタム測色、および設定ダイアログが実行中の場合は終了し、アプリケーションメニューから再起動してください。アプリケーションメニューだけが表示される場合は、RICOH Auto Color Adjusterを再起動してください。
用紙ガイドが正しい位置にセットされていない。 用紙ガイドを用紙の左右の端に合わせ、用紙ガイドと用紙の間に隙間ができないようにします。
パッチがページの中央に印刷されていないため、左、上、右、下の余白が均等ではない。
  • パッチをページの中央に印刷します。左、上、右、下の余白の差は2 mm(0.08 inch)以下とします。左、上、右、下の余白全体に同じ差が保たれるようにします。
  • カラーチャートを給紙トレイ上で180度回転させ、再度読み取ります。
    注意:
  • その他のメッセージが表示された場合は、メッセージの指示に従ってください。