PSF実宛先の接続タイプについて
PSF DSS実宛先の接続タイプは、送信されるデータ形式と、装置または宛先へのPSFデータの送信方法を決定します。次の接続タイプが使用可能です。
- TCP/IP
- PSF TCP/IP接続タイプ実宛先は、ネットワークに接続されているIPDSプリンターを駆動します。IPDSをプリンターに送信するとき、PSF DSSは、PSF印刷サブシステムを使用して出力装置と通信します。このサブシステムは、プリンターに優れた双方向通信を提供するため、InfoPrint Managerには、優れた制御力とジョブに関する情報があります。詳しくは、PSF TCP/IPプリンターを参照してください。
注意: InfoPrint 1000ファミリープリンターは、ポート
9100
を使用します。その他の多くのInfoPrintプリンターは、デフォルトとしてポート5001
を使用します。ここで設定する値は、プリンターに設定されている値と同じにしてください。 - アップロードTCP/IP
- PSFアップロードTCP/IP接続タイプ実宛先は、AFPDS形式のジョブをz/OSまたはMVSにアップロードします。このDSSは、TCP/IPネットワークを使用してPSF for z/OSまたはPSF for MVSと通信します。実宛先を作成する前に、z/OSまたはMVSシステムのインターネットプロトコル(IP)アドレスとホストシステム上のAFP Upload Serverプログラムが要求を受信するポート番号を決定してください。ポート番号は、5001~65535の整数です。Linuxシステムとホストシステムの両方で使用されるコードページも決定してください。AFPアップロード機能を使用するための構成については、RICOH InfoPrint Manager for Linux:操作ガイドを参照してください。このDSSの作成については、PSFアップロードTCP/IPプリンターを参照してください。
- その他のドライバー
- PSFその他のドライバー接続タイプ実宛先は、CUPS DSSと同じ方法でPCL(またはPPDS)プリンターを駆動します。このタイプのDSSを構成して、一部の形式
(PostScriptおよびPCLなど) を装置へとパススルーしながら、一部のデータ形式をPCLに変換できます。
詳しくは、PSFその他のプリンターを参照してください。
- コマンド
- PSFコマンド接続タイプ実宛先は、stdin入力を行うコマンドを実行し、通常は、ジョブを再びPCL(またはPPDS)プリンターキューに入れます。
詳しくは、PSFコマンドプリンターを参照してください。