用語集

この用語集では、InfoPrint Managerで使用される専門用語と略語を定義しています。

特殊文字

.Guidefaultsファイル
InfoPrint GUIを使用している場合、InfoPrintによってユーザーのホームディレクトリーに作成されるファイルです。InfoPrintは、このファイルを使用し、モニター対象のサーバーと作業対象のウィンドウに関する情報の保存と参照を行います。

A

Access Control List(アクセス制御リスト)
コンピューターセキュリティーで、1つのオブジェクトに対するすべてのアクセス権の集合です。
ACL
Access Control List(アクセス制御リスト)の略です。
ACLエディター
コマンド行インターフェースを使用すると、ACLのアクセス可能なレコードの表示、追加、更新、削除ができます。
Action(アクション)
InfoPrint GUIでは、InfoPrintオブジェクトに対して実行できる操作を表すアイコンです。アクションをオブジェクト上でドラッグアンドドロップすると、そのオブジェクトの操作を開始できます。例えば、使用可能アクションを使って使用不可の実宛先を使用可能にできます。
実宛先
InfoPrintで、印刷または転送機能を実行する出力装置を表すオブジェクトです。「Email destination(Eメール宛先)」、「Physical printer(物理プリンター)」、「Printer device(プリンター)」も参照してください。「Logical destination(論理宛先)」と対比します。
加色混合
適切な量の赤、緑、青の光(加色混合の原色)を混合(追加)することにより、イメージを再生するシステムです。これらの3色を使用して直接光や透過光などの他のすべての色を生成します。これらの原色を互いに重ね合わせると、白色の光になります。Subtractive color system(減色混合システム)と対比します。
Administrator(管理者)
InfoPrintで、印刷システムのコンポーネント(サーバーや実宛先など)を作成および管理する人です。デフォルトでは、InfoPrintは、InfoPrintの一部の操作を実行する権限と、オペレーターやジョブの実行依頼者が使用できない特定の情報にアクセスする権限を管理者に付与します。
Adobe Acrobat
Adobe社のソフトウェアプログラムです。これを利用することで、コンピューターのプラットフォームに依存せずに、Adobe社専用形式の文書に簡単にアクセスできます。Adobe Readerを使用し、すべてのPortable Document Format (.pdf)ファイルの表示、ナビゲート、印刷、提供ができます。
Adobe PageMaker
PostScript文書を作成するデスクトップパブリッシングプログラムです。
Adobe PostScript Raster to Image Transform (RIP)
Raster image processor / RIP(ラスターイメージプロセッサー)を参照してください。
ADSM/6000
Advanced Distributed Storage Managerの略です。
Advanced Distributed Storage Manager (ADSM/6000)
アーカイブしたファイルの記憶管理を行うプログラムです。
Advanced Function Common Control Unit(AFCCU)の略です。
RISCベース制御装置で、AFCCUを使用するすべてのプリンターに共通のコードを持ちます。
Advanced Function Presentation (AFP)
ユーザーアプリケーションとともに、全点アドレス可能概念を使用して多様なプリンターでデータを印刷、または多様なディスプレイ装置上にデータを表示する1組のライセンスプログラムです。AFPには、情報の作成、形式、アーカイブ、検索、表示、配布、印刷が含まれます。
Advanced Function Presentationデータストリーム (AFPデータストリーム)
AFPデータの印刷に使用されるプリンターデータストリームです。AFPデータストリームには、オペレーティングシステムからプリンターにダウンロードされる合成テキスト、ページセグメント、電子オーバーレイ、書式定義、フォントが含まれます。
AFP環境で処理される印刷環境データストリームです。AFPデータストリームには、MO:DCA-Pベースのデータストリームがあります。
Advanced Interface Exective(拡張対話式エグゼクティブ)
pSeriesコンピューターで使用されるオペレーティングシステム。AIXオペレーティングシステムは、UNIXオペレーティングシステムをIBMが導入したものです。
AFCCU
Advanced Function Common Control Unitの略です。
AFP
Advanced Function Presentationの略です。
AFPデータストリーム
Advanced Function Presentationデータストリームです。
ainbe
プリンターにジョブを送信するためにPSF DSSが使用するプリンター入出力バックエンドプログラムです。ジョブの入力データストリームによって、バックエンドプログラムがジョブをプリンターに送信する前に、PSF DSSによってジョブのデータストリームが変換される場合があります。
AIX
Advanced Interface Exective(拡張対話式エグゼクティブ)の略です。
AIX接続プリンター
ネットワークを使用して 、またはシリアルポートかパラレルポートを使用してpSeriesコンピューターに接続されたプリンターです。AIX印刷キューからジョブを受け取ります。
InfoPrintでは、AIX接続プリンターを表すPSF物理プリンターです。「直接接続Printer(プリンター)」、「TCP/IP 接続Printer(プリンター)」、「Upload-TCP/IP-attached printer(アップロードTCP/IP接続プリンター)」も参照してください。
AIX 宛先サポートシステム
InfoPrintでは、ジョブを印刷するために、標準AIX印刷バックエンド(piobe)、またはrembak印刷バックエンドが変化したものと通信する宛先サポートシステムです。
AIX physical printer(AIX物理プリンター)
InfoPrintでは、AIX宛先サポートシステムを使用するプリンターを表すオブジェクトです。
Aliasing(エイリアシング)
デジタル化したイメージで、細かく区切った水平線と垂直線を組み合わせることにより、必要とする線に最も近い対角線を作成することです。
All-points-addressability(全点アドレス可能)
紙面または表示メディアの印刷可能域で定義された任意のポイントに、テキストや、オーバーレイ、イメージなどのアドレッシングや、参照、位置決めを行う機能です。
Alphameric(英数文字)
alpanumeric(英数字)の同義語です。
Alphanumeric(英数字)
文字や、数字、その他の記号(句読記号など)を含む文字のセットです。 Alphameric(英数文字)の同義語です。
AMPV
Average monthly print volume(1か月当たりの平均印刷ボリューム)の略です。
Analog(アナログ)
写真素材を一様で、スムーズに変換する2点間の情報の連続的な変数サンプリングです。
Analog color proof(アナログカラー校正)
分離フィルムから作成された、印刷機を使用しないカラー校正です。
Anti-aliasing(アンチエイリアシング)
輪郭のはっきりしたオブジェクトのレンダリングを実行し、背景がそれに透けて見えるようにすることです。PhotoShopには、EPSファイルのラスター化処理時にアンチエイリアシングを行う機能があります。
エイリアシングによってコンピューターの画面上に作成された対角線の、のこぎり状になった階段品質を削除することです。この削除処理は、対角線に平行して濃度の低い陰影フィールドが作成されていると影響を受けます。
APA
all-points-addressability(全点アドレス可能)の略です。
API
Application Program Interface(アプリケーションプログラムインターフェース)の略です。
Application Program Interface(アプリケーションプログラムインターフェース)
クライアントプログラムと、仕様の定義どおりに印刷システムを使用する手順との間の呼び出しインターフェースです。クライアントはAPIを使用してサーバーへアクセスします。(P)
アーキテクチャ
テキスト、イメージ、グラフィックス、フォント、カラー、オーディオ、バーコード、マルチメディアなどのデータタイプの作成と制御を規定する一連のルールと規則です。
アーカイブ
デジタル情報をオンラインシステムからフロッピーディスク、コンパクトディスク、またはオフライン記憶用のその他のメディアに転送することです。転送元のコピーは、オンラインシステムから削除されます。取得も参照してください。
Array inkjet(アレイインクジェット)
インクジェットプリンターで使用される印刷ヘッドを複数個並べた集合です。
ASCII
American National Standard Code for Information Exchange(情報交換用米国標準コード)の略です。7ビット(パリティーチェックを含めると8ビット)のコード化文字セットを使用した標準文字コードです。ASCIIコードは、データ処理システム、データ通信システム、および関連機器間の情報交換に使用されます。ASCII文字セットは、制御キャラクターとグラフィックキャラクターを組み込んでいます。
非同期
通常のタイミング信号などの特定のイベント発生に依存しない複数のプロセスがある場合は、このようなプロセスを「非同期」であると言います。(T)
InfoPrintでは、特定のアクションとの間の規則的または予測可能な時間的関係なしに発生する性質を指します。「Synchronous(同期)」と対比します。
Attachment type(接続タイプ)
プリンターがデータを受信するAIXシステムに接続される方式を定義します。AIX-attached printer(AIX接続プリンター)Direct-attached printer(直接接続プリンター)TCP/IP 接続Printer(プリンター)Upload-TCP/IP-attached printer(アップロードTCP/IP接続プリンター)も参照してください。
属性
ジョブに必要な部数や実宛先が使用できる文書形式など、1つのオブジェクトについて定義された特性です。
Attribute name(属性名)
属性を識別する文字列です。通常、InfoPrintの属性名はハイフンで区切った複数の文字から構成されます。
Attribute value(属性値)
属性と関連した特性を指定するその属性の要素です。
Authorization(認証)
コンピューターセキュリティーで、オブジェクトにアクセスするユーザーが適格かどうか確認する作業です。
Authorized user(許可ユーザー)
オブジェクトにアクセス、またはコマンドを実行する適切な許可を持っている担当者です。
Automatic recovery(自動リカバリー)
ジョブが誤植または損傷したり、コンポーネントが故障した場合に、プリンターがそのジョブを再印刷できるようにするためのプリンターのロジックの1つの機能です。
補助シート
InfoPrintでは、ジョブの前、ジョブ内の文書の間、ジョブの後に置くことができる特定の用紙(空白または空白でない)を表すオブジェクトです。
Auxiliary-sheet selections(補助シートの選択)
特定のプリンター上でジョブとともに印刷されるスタートシート、セパレーターシート、エンドシートの特定の組み合わせです。

B

Backend(バックエンド)
AIXまたはLinuxにおいて、印刷ジョブまたはバッチジョブを実行するために、qdaemonプロセス(AIX)またはCUPS印刷システム(Linux)よって呼び出されるプログラムです。「Backend program(バックエンドプログラム)」の同義語です。
Backend program(バックエンドプログラム)
Backend(バックエンド)の同義語です。
Backlog(バックログ)
InfoPrintでは、現在キューに入っているすべてのジョブの印刷に必要な時間をInfoPrintが計算したものです。
Backspace(後送り)
InfoPrintでは、前に戻ってジョブにあるページを再印刷するアクションです。
バーコード
太さと間隔が多様な平行な棒の集合で文字を表すコードです。光学的方法で横断的にスキャンして読み取ります。
並列に配置された長方形のバーやスペースの配列で、これらが合わさって特定の記号論でデータ要素や文字を表現します。バーとスペースは、記号論によって定義された明確な規則に従い、あらかじめ定められたパターンに配列されます。
BCOCA
Bar Code Object Content Architecture(バーコードオブジェクトコンテンツアーキテクチャ)の略です。
ベジェ曲線
アンカーポイント、制御ハンドル、接線を使って曲線を定義する方法です。PostScriptの経路はアンカーポイントを通って移動します。アンカーポイントの進む方向は、制御ハンドルによって制御される接線に沿ったものになります。多くのPCプログラムではこの描画方式が使用されています。Type 1のPostScriptフォントはベジエを使用して定義されます。
Binding(バインディング)
本をとじる表紙と材料を指します。版とじ無線とじら旋とじ二重ら旋とじを参照してください。
製本を提供するための処理です。
InfoPrintでは、実宛先にジョブを割り当てることです。早期バインディング実行時バインディングを参照してください。
Bitmapped(ビットマップ)
ピクセルの長方形格子で形成されるイメージです。各ピクセルには、そのカラーを表示するための値が割り当てられます。1ビットイメージはモノクロ、8ビットイメージは256色(またはグレースケール)、24ビットイメージはフルカラーになります。CMYKイメージは32ビット/ピクセルとなっており、4つのチャネルのそれぞれを256階調にコード化します。ビットマップイメージはラスターイメージとも呼ばれます。
Bleed(ブリード)
印刷したイメージの断裁端からはみ出た余分の部分です。ブリードがあると、用紙の端に白いすき間が生じなくなります。
Boot(ブート)
オペレーティングシステムをロードし、コンピューター操作の準備を行うことです。
BSD
Berkeley Software Distribution(バークレーソフトウェアディストリビューション)の略です。
BSD destination support system(BSD宛先サポートシステム)
InfoPrintでは、シェルが印刷ジョブに対して実行する、印刷コマンド文字列を生成する宛先サポートシステムです。
BSD physical printer(BSD物理プリンター)
InfoPrintでは、BSD宛先サポートシステムが使用するプリンターを表すオブジェクトです。
Burn(焼き付け)
製版においては、露光または露出を意味します。「焼き付け」という用語は、フィルムから原版へのイメージ転写に使用する高輝度なランプに由来します。
写真術においては、印画の最終的な濃度を上げるために、露光時間を長くすることです。

C

CDE
Common Desktop Environment(共通デスクトップ環境)の略です。
Parent/child relationship(親子関係)を参照してください。
Choke(チョーク)
カラー印刷において、別のカラーのオーバーラップを避けるために大きさが削減された領域です。Spread(スプレッド)と対比します。
クラス
Object class(オブジェクトクラス)の同義語です。
Clean(クリーン)
InfoPrintでは、指定されたサーバー、実宛先、またはキューからすべてのジョブを削除するか、指定された論理宛先へ渡されたすべてのジョブを削除するために使用されるアクションです。
CLI
Command Line Interface(コマンド行インターフェース)の略です。
クライアント
InfoPrint において、印刷要求を作成してサーバーへ要求を実行依頼する印刷システムのコンポーネントです。クライアントは、ジョブのローカルID番号を生成してジョブをサーバーへ渡し、ユーザーのジョブが渡された場所を記録します。
CMR
Color Management Resource(カラー管理リソース)の略です。
CMY
Cyan(シアン)、Magenta(マゼンタ)、Yellow(イエロー)を指します。
CMYK
Cyan(シアン)、Magenta(マゼンタ)、Yellow(イエロー)、Black(ブラック)を指します。
Collator(コレーター)
一部のプリンターで、RIP処理済みファイルを保存し、その後でそれをイメージ用LED印刷ヘッドの変換に使用される、特殊な目的のハードディスクのディスクアレイです。
Color balance(カラーバランス)
元のイメージの正確なカラー表現をつくり出すために、イメージにおけるシアン、マゼンタ、イエローのチャネルの相対レベルを指します。
Color correction(カラー補正)
オリジナルのイメージを正確なカラーで演出するためにイメージ内でカラーバランスを調整することです。カラー補正は、2色または3色のスポットカラーによるジョブで使用します。
Color key(カラーキー)
Cromalinに類似していますがラミネート処理されておらず、色も正確である必要はない色校正です。カラーキーを使用し、切れ目がないかどうかや、色の割り当てやトラップが正しく処理されているかを確認します。
Color management resource(カラー管理リソース)
カラー管理リソース(CMR)は設計されたリソースであり、印刷ファイル、文書、ページかシートのグループ、ページ、またはカラーの正確性を持つデータオブジェクトのレンダリングに必要なカラー管理情報をすべて保持するために使用されます。
Command Line Interface(コマンド行インターフェース)
コマンドがコマンド行で指定されるタイプのユーザーインターフェースです。Graphical User Interface(グラフィカルユーザーインターフェース)と対比します。
Common Desktop Environment(共通デスクトップ環境)
UNIXオペレーティングシステムで稼働するグラフィカルユーザーインターフェースです。
Complex attribute(複合属性)
InfoPrintでは、複数の値を持つことができる属性です。各値には複数のコンポーネントが含まれます。
Constant data(定数データ)
文書のコピー間で変化せず、カスタム設定の文書を作成するために変数データと組み合わされるデータです。たとえば、定形文のレター(定数データ)をお客様の名前や住所などの変数データと組み合わせることができます。
Contextual help(コンテキストヘルプ)
オンラインヘルプの一種で、ウィンドウ内の選択可能なオブジェクト、メニュー項目、タブ、フィールド、コントロール、プッシュボタンに関する詳しい情報を提供します。
Control strip(コントロールストリップ)
印刷ジョブに追加でき、登録数と濃度の測定に使用されるストリップ情報です。
Cromalin
Dupont社の色校正システムです。4層(CMYK)の感光材を最終ハーフトーンネガフィルムに通して露光させた後、半透明バッキングのラミネート加工することで、色とトラップの制度が高い最終校正刷りを製造して実際のハーフトーンドット構造を示します。Cromalinはアナログ校正刷りとも呼ばれます。
Crop(トリミング)
画像から不要な部分を取り除くこと。通常、オリジナルにはクロップマークが表示されます。
CTS
Cutter-trimmer-stacker。
CUPS
Common Unix Printing Systemは、コンピューターを印刷サーバーとして動作させることができるUnix系コンピューターオペレーティングシステム用のモジュール式印刷システムです。CUPSが動作するコンピューターは、クライアントコンピューターから印刷ジョブを受け取り、それを処理し、適切なプリンターに送信することができるホストとなります。
CUPS destination support system(CUPS宛先サポートシステム)
InfoPrintでは、LINUX標準の印刷システム(CUPS)と通信し、InfoPrint Manager pioinfoバックエンド、Ricoh製プリンター用のInfoPrint Manager piorpdmバックエンド、またはその他の印刷バックエンドを使用してジョブを印刷する宛先サポートシステムです。
カッタートリマースタッカー (CTS)
プリンター装置に接続される後処理装置で、用紙の処理に使用されます。
Cyan, magenta, yellow(シアン、マゼンタ、イエロー)
減法原色です。
Cyan, magenta, yellow, black (シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)
光の3つの基本色(赤色、緑色、青色)に対し、オフセット印刷に使用する4つの基本色です。マゼンタ、イエロー、シアンは減色される基本色です。ブラックは濃度を高めたり、純粋な黒色を生成するために追加されます。

D

Daemon(デーモン)
標準サービスを実行するためにユーザーの操作なしに実行されるプログラムです。自動的に起動されてタスクを実行するデーモンと、定期的に実行されるデーモンがあります。一般に、デーモンプロセスはプリンターへのデータを送るなどの常時使用可能になっているべきサービスを複数のタスクまたはユーザーに提供する。
データストリーム
データリンクを経由で送信されるすべての情報(データと制御コマンド)です。
定義済みの形式を持つ連続したデータの流れです。
InfoPrint では、ジョブの入力形式とプリンターが必要とする出力形式に関連して使われます。InfoPrint は、必要に応じて入力形式を出力形式に変換します。文書形式も参照してください。
DB2*/6000
DataBase 2/6000の略です。
Deadline(締切)
InfoPrintでは、キューイング技法の1つです。締切が最も近いジョブがキューの先頭に割り当てられます。「FIFO(先入れ先出し)」、「Job-priority(ジョブ優先順位)」、「Longest-job-first(最大ジョブ先出し)」、「Shortest-job-first(最小ジョブ先出し)」と対比します。
Default document(デフォルト文書)
InfoPrintでは、ジョブ内の文書のデフォルト属性値を表すオブジェクトです。「Initial value document(初期値文書)」の同義語です。
デフォルトジョブ
InfoPrintでは、ジョブのデフォルト属性値を表すオブジェクトです。「Initial value job(初期値ジョブ)」の同義語です。
Default object(デフォルトオブジェクト)
InfoPrintでは、「デフォルト文書」または「デフォルトジョブ」を指す一般的な用語です。「Initial value object(初期値オブジェクト)」の同義語です。
Default value(デフォルト値)
システム内に保存されている値で、他の値が指定されなかった場合に使用されます。
削除
InfoPrintでは、デフォルトのオブジェクト、ジョブ、論理宛先、実宛先、またはキューをサーバーから削除するアクションです。
Desktop publishing(デスクトップパブリッシング)
印刷関連の作業をパーソナルコンピューターで行うことを表す一般用語です。この種の作業には、限定されるわけではありませんが、レイアウト、デザイン、写真の操作、フォントの作成、テキストの編集、色分解、スキャン、アニメーションが含まれます。
宛先
Actual destination(実宛先)Logical destination(論理宛先)を参照してください。
宛先サポートシステム (DSS)
InfoPrintでは、出力装置と通信するために実宛先が使用するプログラムです。「Device support system(装置サポートシステム)」の同義語です。「AIX destination support system(AIX宛先サポートシステム)」、「BSD destination support system(BSD宛先サポートシステム)」、「E mail destination support system(Eメール宛先サポートシステム)」、「PSF destination support system(PSF宛先サポートシステム)」を参照してください。
Device(装置)
プリンター装置など、コンピューターに接続される機器(ハードウェア)の個別の部分を指します。
Device address(装置アドレス)
チャネルと装置番号による入力または出力装置の識別に使用します。
Device driver(デバイスドライバー)
プリンター、ディスクドライブ、ディスプレイなど、特定のデバイスと通信するファイルです。デバイスへ出力を送るアプリケーションは、デバイスドライバーを使用してデバイスのアクションを制御します。Printer driver(プリンタードライバー)を参照してください。
Device support system(装置サポートシステム)
Destination support システム(宛先サポートシステム)の同義語です。
DFE
デジタルフロントエンド
DFE宛先サポートシステム
InfoPrint Managerでは、Ricohプリンターを駆動するDFEプリントサーバーと通信する宛先サポートシステムです。
DFEプリンター
InfoPrint Managerでは、Ricohプリンターを駆動するDFEプリントサーバーを表すオブジェクトです。
DFS
Distributed File Service(分散ファイルサービス)の略です。
Digital(デジタル)
数字で表されるデータで、特殊文字や空白文字を含むこともあります。
デジタルカラー試し印刷
コンピューターに接続したカラープリンターによる印刷機を使用しない色校正です。
Digital printing(デジタル印刷)
フィルムや原板を使用しない印刷処理です。この処理では、各ページのデジタルデータが感光ドラムに直接転送された後、最終イメージが用紙に転写されます。
Direct-attached printer(直接接続プリンター)
ネットワークを使用し、またはシリアルポートかパラレルポートを使用してpSeriesコンピューターに接続されたプリンターです。
InfoPrintでは、チャネル接続プリンターを表すPSF物理プリンターです。「AIX-attached printer(AIX接続プリンター)」、「TCP/IP 接続Printer(プリンター)」、「Upload-TCP/IP-attached printer(アップロードTCP/IP接続プリンター)」も参照してください。
Disable(使用不可)
InfoPrintでは、宛先、キュー、またはサーバーで印刷ジョブの受信を停止するか、ログへの情報の書き込みを停止するアクションです。
Distributed print system(分散印刷システム)
印刷要求を出したシステムから別システムでデータを印刷する目的で、異なるコンピューター環境間で印刷データとその制御を交換する機能を持つコンピューターシステムです。たとえば、ホストからLANへの分散印刷では、ホスト上にあるデータがローカルエリアネットワークに接続されたプリンターで印刷されます。
Dithering(ディザリング)
2つのピクセルの間を、その2つの平均値を持つ別のピクセルで満たしていく技法です。違いを最小化、または細部を追加して、結果の平滑化に使用されます。
Document(文書)
InfoPrintでは、ジョブのデータグループを表すオブジェクトです。1つのジョブに複数の文書を組み込むことができます。ジョブ内の文書はそれぞれ違いを持たせることができます。たとえば、文書に異なるデータを入れたり、異なる文書形式を設定できます。ジョブ内にある文書には、印刷可能データのほか、それ自体は印刷可能でないリソースを含めることができます。File-reference document(ファイル参照文書)Printable document(印刷可能文書)Resource document(リソース文書)を参照してください。
Document element(文書要素)
サイズが1ページ以上の文書の部分を指します。
Document format(文書形式)
InfoPrintでは、文書形式とは、行データやPostScriptなど、文書内のデータ文字と制御文字のタイプを記述したものです。データの形式によって、どのプリンターがその文書を印刷できるか、InfoPrintがその形式を変換する必要があるかどうかが決定されます。
Document identifier(文書ID)
ジョブの文書を識別する文字列です。ジョブIDの後にピリオド(.)と文書順序番号を続けたもので構成されます。たとえば、12.2。文書順序番号は 1 から始まる整数です。
Document Printing Application (DPA)
分散オープンシステム環境のユーザーが、地理的に分散した共用プリンターへ電子文書を送ることができるような文書処理に関するISO/IEC 10175規格です。InfoPrintはDPA規格をサポートしています。
文書転送方式
InfoPrintでは、転送方式とは、文書をサーバーとの間で送受信する方法を記述したものです。pipe-pullおよびwith-requestを参照してください。
Document type(文書タイプ)
InfoPrintでは、文書タイプとは、文書内のデータの種類を記述したものです。「Printable document(印刷可能文書)」には、印刷可能データのみを含めることができます。「Resource document(印刷リソース文書)」には、フォント定義や書式定義など、印刷可能でないデータのみを含めることができます。「File reference document(ファイル参照文書)」には別々の行に入力されたファイル名のみを含めることができます。
Dot(ドット)
ハーフトーンの個別要素です。
ドットゲイン
インクの拡散が原因で、ハーフトーンドットのサイズが印刷時に大きくなることを指します。一般に、この値は正確に知ることができるので、スキャンとフィルム作成の工程で、補正するための調整が行われます。Cromalin色校正システムはこの影響をシミュレートします。
Dots per inch(ドット/インチ)
距離単体あたりのデータ密度の単位です。デスクトップパブリッシング用の代表的な値の範囲は、200~300 dpiです。
DPA
文書印刷アプリケーション。
DPF
分散型プリント設備。
dpi
Dots per inch(ドット/インチ)の略です。
Drag and drop(ドラッグアンドドロップ)
グラフィカルユーザーインターフェースでは、アクションとタスクを実行する手順の1つです。マウスを使用し、アクションアイコンまたはオブジェクトアイコンをそのアクションまたはタスクを実行する新しい位置までドラッグ(移動)することです。
DSS
Destination support system(宛先サポートシステム)の略です。
Dummy(ダミー)
予想される最終印刷物を大まかな貼り込み紙や手書きで表現したものです。ダミーは、基本デザインやページ編集に使用されます。
Duplex printing(両面印刷)
用紙の両面に印刷することです。Simplex printing(片面印刷)(1)と対比します。
用紙の両面に印刷し、先頭と先頭が合うように出力イメージを配置します。このためイメージの先頭の位置は、どのページでも同じになります。Tumble duplex printing(反転両面印刷)とも対比します。Simplex printing(片面印刷)(2)も参照してください。

E

Early binding(早期バインディング)
InfoPrintでは、ジョブを受け取るとすぐに実宛先にジョブを割り当てることです。早期バインディングにより、InfoPrintがジョブ完了の時刻を予測できます。「Late binding(実行時バインディング)」と対比します。
Edition binding(版とじ)
印刷された用紙が16ページまたは32ページの折り込まれる製本のタイプです。最初と最後の折り丁の外側に、4ページの見返しが貼り付けられます。折り丁はその後、マシンでソートされ、特殊なミシンを使用して綴じられます。Perfect binding(無線とじ)Spiral binding(ら旋とじ)Wire-o binding(二重ら旋とじ)と対比します。
Electronic document(電子文書)
紙に印刷される代わりに、コンピューター上に保存される文書です。
Electronic mail(電子メール)
ネットワーク上のワークステーション間で送信されるメッセージ形態での通信です。Email(Eメール)の同義語です。
Electrophotographic(電子写真)
紙にイメージを作成する印刷技法の一種です。この方法では、光伝導体を均等に帯電させ、光伝導体上に電気的なイメージを作成し、マイナス帯電したトナーを光伝導体の放電された部分に引き寄せ、そのトナーを用紙に転写して融着させます。
em
組版において、設定されたフォントのポイントサイズと幅、高さが一致する単位です。この名前は、初期の活字書体における「M」という文字が一般に正方形に鋳造されていた事実に由来しています。
E メール
Electronic mail(電子メール/Eメール)の略です。
Email destination(Eメール宛先)
InfoPrintでは、Eメールシステムを表す実宛先です。
Email destination support system(Eメール宛先サポートシステム)
InfoPrintでは、Eメール宛先をサポートする宛先サポートシステムです。
embellishments(装飾データ)
集められたすべてのページに追加する変数データのことで、その単位が全体としてまとまって見えるようにします。たとえば、ヘッダー、フッター、目次、章の区切りページなどがあります。
en
組版において、emのちょうど半分を指します。
Enable(使用可能)
InfoPrintでは、宛先、キューまたはサーバーがジョブを受け入れ可能となるか、ログが情報の受け入れ可能となるアクションを指します。
End sheet(エンドシート)
ジョブの直後に配置できる用紙 (白紙の場合もそうでない場合もあります)です。Auxiliary sheet(補助シート)も参照してください。
Enhanced X-Windows(拡張X Windowシステム)
仮想端末上に表示された複数のウィンドウ内で複数のアプリケーションプロセスを実行できるように設計されたツールです。X-Windowsを参照してください。
環境変数
オペレーティングシステムの実行方法と、オペレーティングシステムが認識するデバイスを記述した任意の数の変数です。
Error log(エラーログ)
後でアクセスするためにエラー情報が保存される製品またはシステム内のデータセットまたはデータファイルです。
Estimate(見積もり)
印刷ジョブに対するお客様の価格見積もり要求に答えて、印刷ショップによって行われる専門的なコスト分析です。
event(イベント)
InfoPrintでは、たとえば、コマンドの完了など、操作中に印刷システム内で発生することを指します。
event log(イベントログ)
InfoPrintでは、発生したイベントに関するメッセージの集合です。
Event notification(イベント通知)
イベントに関してInfoPrintによって送信される通知です。

F

フェデレーション認証
外部のIDプロバイダー (IdP) に依存して、InfoPrint Managerへの安全なアクセスをユーザーに付与する技術。InfoPrint Managerシステム内でユーザー認証情報を個別に管理する代わりに、フェデレーション認証を使用すると、ユーザーは信頼できるサードパーティーサービスの既存のアカウントを使ってログインできます。
FIFO(先入れ先出し法)
InfoPrint におけるキューイング技法の 1 つ。最も長い時間キューの先頭に割り当てられ、次に取り出される。InfoPrint は、受け取った順にジョブを処理します。締切ジョブ優先順位最大ジョブ先出し、および最小ジョブ先出しと対比します。
File-reference document(ファイル参照文書)
InfoPrintでは、その他のファイル名が入っているファイルを指します。ファイル名は別々の行に入力する必要があります。このファイルは、ジョブ実行依頼者がfile-referenceの文書タイプを指定したときに印刷用に渡されます。InfoPrintは、参照文書の中に記載されたファイルを印刷します。
File Transfer Protocol(FTP)(ファイル転送プロトコル)
TCP/IPで、ホストコンピューターとの間のデータ転送と、間接的な外部ホストの使用を可能にするアプリケーションプロトコルです。
Finisher(フィニッシャー)
プリンターに接続されたハードウェアです。印刷されたページを折りたたむ、またはステープルなどを行います。
フィニッシング
印刷ショップにおける印刷物への最終的な作業です。「ステープル」、「トリミング」、「パンチ」、「折り」、「エンボス加工」、「ワニス仕上げ」、「背固め」、「収縮包装」、「ミシン目」、「ラミネート処理」、「丁合」などがあります。
flag(フラグ)
コマンドの修飾子です。コマンドのアクションを指定します。通常は、フラグの前にハイフンが入れられます。「option(オプション)」と同義語です。「Keyword(キーワード)」も参照してください。
FOCA
Font object content architecture(フォントオブジェクトコンテンツアーキテクチャー)の略です。
Folder(フォルダー)
InfoPrint GUIでは、類似した一連のオブジェクトを入れるコンテナーを表すオブジェクトです。たとえば、「保持ジョブ」フォルダーには保持するジョブを保存します。
Font(フォント)
提供されたサイズとスタイルを備えた文字のセットです。たとえば、9ポイントのHelveticaがあります。
特定のタイプセットにおける1つのサイズ、または1つの書体(文字、数字、句読点、特殊文字、合字など)です。
文字セットとコードページを組み合わせて、テキスト文字列の印刷で一緒に使用できるようにしたものです。2バイトフォントは、文字セットとコードページの複数のペアから構成できます。
書式定義
用紙または印刷メディアの特性を定義した、InfoPrintが使用するリソースオブジェクトです。使用するオーバーレイ、給紙ユニット(カット紙プリンターの場合)、両面印刷、テキスト抑止、合成テキストデータの用紙上の位置などがあります。
Forward space(前送り)
InfoPrintでは、ジョブの印刷を指定されたページ数分スキップするアクションです。
FPO
最終イメージを表すためにダミーに配置される、低品質のイメージ(ときに写真)です。デスクトップパブリッシングソフトウェアは、イメージを表示画面の解像度のFPOとして配置します。
Front panel(フロントパネル)
CDEでは、実行可能な様々なタスクを表すコントロールとワークスペーススイッチを含むワークスペース領域を指します。
FST
Files and Sockets Transport(ファイルとソケットトランスポート)は、InfoPrint Managerのローカルセキュリティー実装です。ユーザー資格情報にローカルな名前空間を使用しており、ライトウェイトセキュリティープロトコルです。
FTP
File Transfer Protocol(ファイル転送プロトコル)の略です。

G

GCR
Gray component replacement(グレーコンポーネントの置き換え)の略です。
GIF
Graphics Interchange Format(グラフィック交換形式)の略です。
Global change(一括変更)
InfoPrint GUIでは、いくつかのオブジェクトに入っている複数の属性に一度に変更を加えるアクションです。同じオブジェクトクラスの複数のオブジェクトに対し、同時に同じアクションを実行することもできます。同じオブジェクトクラスの複数のオブジェクトに、同じアクションを実行することもできます。たとえば、複数の宛先を同時に使用不可にします。
Global character(グローバル文字)
検索文字列内にある未知の数の文字セットを指定するために使用される文字です。InfoPrintでは、グローバル文字はアスタリスク(*)で表されます。
Global ID(グローバルID)
Global job identifier(グローバルジョブID)の略です。
Global job identifier(グローバルジョブID)
固有のジョブIDです。InfoPrintでは、ジョブを管理するサーバーの名前の後に、コロン(:)と生成された整数を付けて表示されます。このIDによって、InfoPrintサーバー内のジョブが固有のものとして識別されます。
Glyph(絵文字)
イメージフォント(通常は文字)です。
GOCA
Graphics object content architecture(グラフィックスオブジェクトコンテンツアーキテクチャー)の略です。
Graphic character(図形文字)
制御文字以外の文字の視覚的表現です。通常は書き込み、印刷、表示を行うことによって作成されます。
Graphical User Interface(グラフィカルユーザーインターフェース)
高解像度モニターを利用したり、図形を組み合わせたりすることでオブジェクト操作の共通パターンを実行し、ポインティングデバイス、メニューバー、重複できるウィンドウ、アイコンを使用するタイプのユーザーインターフェースです。Command Line Interface (コマンド行インターフェース)と対比します。
Graphics Interchange Format(グラフィック交換形式)
インターネット上で広く使われている圧縮グラフィックス形式です。
Gray component replacement(グレーコンポーネントの置き換え)
Under color removal(下色除去)の同義語です。
Gray scale(グレースケール)
白色から黒色までの範囲の、標準グレーの色調を示すストリップです。原稿コピーの横に配置され、取得した色合いの範囲とコントラストを測るのに使用されます。
GUI
Graphical User Interface(グラフィカルユーザーインターフェース)の略です。
Gutter(ノド)
印刷区域から縁までの空白域または内側の余白です。

H

ハーフトーン
長方形の格子に展開されたさまざまなサイズのドットを使用し、連続した色調のシェーディングをシミュレートする印刷技法です。大きなドットは暗いトーンをシミュレートし、小さなドットは明るいトーンをシミュレートします。通常の格子前送りと後送りは、85行/inch (lpi)(新聞と同等の品質)、133 lpi(低品質)、150 lpi(中間品質)、175以上lpi(高品質)となります。
Help(ヘルプ)
InfoPrint GUIでは、特定のテンプレート、オブジェクト、アクション、ボタン、コントロール、アプリケーションウィンドウ内のエリアに関するオンラインヘルプを表示するために使用されるオプションです。
オンラインヘルプへアクセスするために使用されるボタンの名前です。
保留
job-hold属性によって決定される指示項目です。ジョブをキューに保持し、InfoPrintがそのジョブをスケジュールしないようにします。
Hostname
AIXシステムに与えられた名前です。
ホットフォルダー
ユーザーがジョブをコピーし、印刷するために実行依頼するワークステーションディレクトリーです。
Hypertext(ハイパーテキスト)
ある情報と別の情報間の接続をオンラインで表示する方法です。それらの接続はハイパーテキストリンクと呼ばれます。Hypertext link(ハイパーテキストリンク)も参照してください。
Hypertext link(ハイパーテキストリンク)
ある情報と別の情報間の接続です。リンクを選択すると、対象情報が表示されます。

I

Icon(アイコン)
画面上に表示されるグラフィック記号です。ユーザーがクリックし、機能やソフトウェアアプリケーションを呼び出すことができます。
イメージ
1つのパターンで配列された、色調の有無が指定されたピクセルです。
Image data(メージデータ)
イメージを定義するラスター情報の長方形配列です。
イメージセッター
アルゴン (緑色) レーザーを利用してディジタル入力によりフィルムに書き込みを行う、高解像度 (1270 dpi ~ 3600+ dpi) のプリンターです。イメージセッティングは、クロマリンのプルーフと製版の前の段階です。
Imposition(面付け)
最終的な断裁、折り、製本が正しい順序で行われるように、版下のページを配置する処理です。電子組版では、版下は RIP 時に自動的に組まれ、製版ですぐに使用できるよう形式設定されたフィルムが出力されます。
InfoPrint
印刷ショップのオフセット印刷機やコピー機を、高品質で非衝撃式の、モノクロまたはプロセスカラーのプリンターで補ったり代用することができるようにする、ソフトウェアおよびハードウェアプロダクトのソリューション。InfoPrint は、文書を作成して、それを製品としての発行、製本、発送までを行います。
InfoPrint ソフトウェアの資料において、InfoPrint Manager for AIX またはそのコンポーネントのすべてを指します。
InfoPrint Manager for AIX
InfoPrint のソフトウェアコンポーネントです。InfoPrint Manager for AIX は、印刷ジョブおよびその関連リソースファイルのスケジューリングや、アーカイブ、検索、組み立てを実施します。印刷された製品の仕上げおよび梱包の追跡も行います。

InfoPrint Manager for AIXは、MITのAthenaプロジェクトで開発されたPalladiumテクノロジーに基づきます。ISO DPA 規格および POSIX 規格に準拠しています。

InfoPrint Network(InfoPrintネットワーク)
TCP/IPプロトコルで稼働するローカルエリアネットワークで、InfoPrintがサーバーや、クライアント、出力装置間で通信するために使用されます。
InfoPrint Select
InfoPrint Manager for AIXのコンポーネントです。このコンポーネントによりWindowsワークステーションからジョブを実行依頼できるようになります。
InfoPrint Submit Express
InfoPrint Managerのコンポーネントで、ジョブチケット付きのジョブをWindowsまたはMacintoshワークステーションから実行依頼できます。
InfoPrint 20
モノクロ、大きな形式、カット紙印刷のワークグループ用レーザープリンターで、オプションとして両面印刷と600 dpiの解像度があります。
InfoPrint 60
両面印刷、モノクロ、カット紙印刷のプリンターで、600 dpiの解像度があります。
InfoPrint 62
非衝撃式、連続用紙のプリンター。最大 62 衝撃/分 (用紙サイズにより異なる) で稼動する。工場出荷時の設定では、370.8 mm の最大用紙サイズで 240 または 300 DPI で稼動します。
InfoPrint 4000
両面印刷、モノクロ、連続紙のプリンターで、600 dpiの解像度があります。
Initial value document(初期値文書)
Default document(デフォルト文書)の同義語です。
Initial value job(初期値ジョブ)
Default job(デフォルトジョブ)の同義語です。
Initial value object(初期値オブジェクト)
Default object(デフォルトオブジェクト)の同義語です。
Initially settable attribute(初期設定可能属性)
オブジェクトを作成するときには値を設定できても、その後で再設定や変更はできない属性です。Resettable attribute(設定可能属性)も参照してください。Non-settable attribute(設定不能属性)と対比します。
input focus(入力フォーカス)
キーボードまたはマウスからユーザーが対話できるウィンドウ区域です。
Input tray(給紙トレイ)
プリンターの場合、印刷出力先となるメディアを保留するコンテナーです。
Intelligent Printer Data Stream (IPDS)
ユーザーがテキスト、イメージ、グラフィックスを印刷対象ページの定義済みの地点に配置することを可能にする、全点アドレス可能のデータストリームです。
ホストがIPDSプリンターに送信する情報です。通常、この情報には、基本形式設定、エラーリカバリー、文字データが入っており、プリンターでそれらを判断できます。
データ(テキスト、イメージ、グラフィックス、バーコードなど)とそのデータの表示方法を定義するデータと制御の両方が含まれている、ホスト/プリンター間の設計されたデータストリームです。IPDSは、全点アドレス可能(APA)プリンターを制御/管理するための装置独立のインターフェースを提供します。
International Organization for Standardization(国際標準化機構)
さまざまな国の国内規格制定団体からなる組織です。商品とサービスの国際的な交換を容易にする規格の開発を促進し、知的、科学、技術、経済の各活動における協力を進めるために設立されました。
インターネット
産業、教育、行政、研究における数千もの分散したネットワークを接続した広域ネットワークです。インターネットのネットワークでは、情報送信のプロトコルとしてTCP/IPが使用されます。
インターネットプロトコル
インターネット環境で、データを、発信元から宛先へ経路指定する方法を設定した規則のセットです。
Intervening jobs(ジョブ介入)
InfoPrintでは、キュー内にあり、対象のジョブの前に印刷がスケジュールされキューに入っているジョブの数です。
IOCA
Image object content architecture(イメージオブジェクトコンテンツアーキテクチャー)の略です。
IP アドレス
IPv4またはIPv6のアドレスです。
IPDS
Intelligent Printer Data Stream(インテリジェントデータストリーム)の略です。
ISO
International Organization for Standardization(国際標準化機構)の略です。

J

ジョブ
InfoPrintでは、1つまたは複数の文書を単一セッションでまとめて印刷または送信するための要求を表すオブジェクトです。ジョブには、印刷または送信されるデータとリソース(フォント、イメージ、オーバーレイなど)があります。ジョブの実行依頼方法によって、ジョブチケットが含まれる場合もあります。Job bundle(ジョブバンドル)Print job(印刷ジョブ)の同義語です。
Job bundle(ジョブバンドル)
Job(ジョブ)の同義語です。
Job data(ジョブデータ)
直接、または参照によってジョブ内の文書を構成する、ページ記述、組み合わせデータ、装飾データです。
Job ID(ジョブID)
ジョブ実行依頼者、管理者、オペレーター、InfoPrintにジョブを識別する、ローカルまたはグローバルなIDです。「Local job identifier(ローカルジョブID)」と「Global job identifier(グローバルジョブID)」を参照してください。
ジョブ優先順位
InfoPrintにおけるキューイング技法の1つです。優先順位が最も高いジョブがキューの先頭に次のジョブとして割り当てられます。「Deadline(締切)」、「FIFO(先入れ先出し)」、「Longest-job-first(最大ジョブ先出し)」、「Shortest-job-first(最小ジョブ先出し)」と対比します。
Job submitter(ジョブ実行依頼者)
InfoPrintでは、印刷のためのジョブの実行依頼をする人です。印刷データを生成するアプリケーションの保守担当者であるアプリケーションプログラマーが、ジョブの実行依頼者となることが多くあります。
ジョブチケット
直接、または参照によって印刷ジョブを記述しているすべての変数を列挙している、ハードコピーまたは電子的なお客様の指示です。印刷ショップでは、ジョブチケットに仕様を追加することや、ハードコピーが必要な場合はチケットを印刷することもできます。
Joint Photographic Experts Group (JPEG)
インターネット上で広く使われている圧縮グラフィックス形式です。
JPEG
Joint Photographic Experts Groupの略です。

K

Kerning(カーニング)
植字において、2つの文字の相対的な間隔を調整することで、外観や読みやすさを改善することです。カーニングのペアは、相対的な間隔が組み込まれている特定の文字セットになります。活字書体の中には100のカーニングのペアを持つものもあります。
Keyword(キーワード)
パラメーターを識別する名前または記号です。
特定の文字ストリング(DSNAME=など)から成るコマンドオペランドの一部です。
Kitting(製本)
印刷ショップの環境では、完成した発行物に付いているバインダーや、タブ、ディスケット、その他の備品や情報などをパッケージすることです。仕上がった製品を出荷する前に行います。

L

LAN
Local Area Network(ローカルエリアネットワーク)の略です。
Laser, light amplification by stimulated emission of radiation(レーザー、誘導放出を用いた光の増幅)
InfoPrintプリンターでは、コヒーレント光のビームを放射して光伝導体上にイメージを形成する装置のことで、このイメージが後で用紙に転写されます。
Late binding(実行時バインディング)
InfoPrintでは、ジョブを処理するまで、実宛先へのジョブの割り当てを待つことです。実行時バインディングを使用すると、InfoPrintが使用可能になった最初の適切な実宛先にジョブをルーティングできます。「Early binding(早期バインディング)」と対比します。
LDAP
Lightweight Directory Access Protocolは、InfoPrint Managerのネットワークセキュリティー実装です。ユーザー資格情報にLDAPやActive Directoryサーバーを使用し、お客様の環境で統一されたセキュリティーを実現しています。
LED
Light-emitting diode(発光ダイオード)の略です。
Light-emitting diode(発光ダイオード)
電子写真用印刷単位の画像処理デバイスエレメントです。
lines per inch(行/inch)
スペースハーフトーンドットに対して使用される格子の密度の尺度です。通常の格子前送りと後送りは、85行/lpi(新聞と同等の品質)、133 lpi(低品質)、150 lpi(中間品質)、175以上lpi(高品質)となります。
Linux
Linuxは、UNIX系オープンソースオペレーティングシステムです。複数のディストリビューションがありますが、InfoPrint ManagerはRed Hat Enterprise Linux(RHEL)およびSUSE Linux Enterprise Server(SLES)のみでサポートされています。
ローカルエリアネットワーク(LAN)
地理的に範囲が限定されたコンピューターネットワークで、互いに接続して通信する装置から構成されます。このネットワークをより大きなネットワークへ接続することもできます。
Local ID(ローカルID)
ローカルジョブIDです。
local job identifier(ローカルジョブ ID)
InfoPrintでは、サーバーによって自動的に生成されるジョブIDで、ジョブ実行依頼者がジョブを識別できます。InfoPrintは、ローカルジョブIDをグローバルジョブIDにマッピングします。
locale(ロケール)
ユーザーに提示される情報の言語と文字セットです。
InfoPrintでは、InfoPrintInfoPrintを通知およびエラーメッセージを送信するときまたは表示するときにグラフィカルユーザーインターフェースが使用する言語です。
locale(ログ)
アカウンティングまたはデータ収集の目的でファイルへ追加されるメッセージまたはメッセージセグメントの集合です。
ファイルにメッセージを記録することを指します。
論理宛先
InfoPrint における、ユーザーが実行依頼対象とするオブジェクトです。論理宛先は、ジョブを出力装置(プリンターや電子メールシステムなど)を表す実宛先にルーティングします。論理的プリンター実宛先との対比も参照してください。
logical printer(論理プリンター)
InfoPrintでは、論理宛先のタイプです。論理プリンターは、プリンターを表す物理プリンターにジョブをルーティングします。
Logical unit(論理装置)
ネットワークアクセス可能なユニットのタイプの1つです。エンドユーザーがネットワークリソースにアクセスして互いに通信できます。
Logical unit 6.2(論理装置6.2)
論理装置のタイプの1つです。分散処理環境でプログラム間の一般通信をサポートします。LU 6.2は(a)セッション相手側との対等な関係、(b)複数処理用セッションの使用効率、(c)包括的な端末互間のエラー処理、(d)製品の機能に関連付けられた広範囲の構造化されたverbにより構成された汎用アプリケーションプログラムインターフェース(API)を特徴とします。
longest-job-first
InfoPrintでは、キューイング技法の1つです。キュー中の最大のジョブがキューの先頭に次のジョブとして割り当てられます。「Deadline(締切)」、「FIFO(先入れ先出し)」、「Job-priority(ジョブ優先順位)」、「Shortest-job-first(最小ジョブ先出し)」と対比します。
lpi
Lines per inch(行/inch)の略です。
LU
Logical unit(論理装置)の略です。

M

Magnetic Ink Character Recognition(磁気インク文字認識 )
磁気物質の粒子を含むインクで印刷された文字を識別することです。
Mainframe processor(メインフレームプロセッサー)
複数のコンピューターが接続された大型コンピューター内で、接続されたコンピューターがメインフレームの提供する機能を共用できるように命令を解釈し、実行する機能単位です。
Makeready(最終的準備)
印刷を実行できるよう印刷物を準備することに関係したすべてのセットアップ作業を指します。
Manage(管理)
InfoPrint GUIでは、対象オブジェクトのアイコンに状況の変化を反映させるために使用するアクションです。
Mechanical(貼り込み紙)
製版可能なレイアウトを指します。貼り込み紙は、使用されるスポットまたはプロセスカラーごとに複数の用紙やオーバーレイによって構成できます。仕上がりイメージに後で貼り込みを行わない場合は、仕上がりサイズにし、正確な行頻度で切り抜いて網掛けされます。
メディア
InfoPrintでは、ジョブを印刷する物理的素材を表すオブジェクトです。
merge data(マージデータ)
文書の各部数に固有で、その文書をカスタマイズするデータです。たとえば、シリアル番号や郵便情報があります。マージデータは通常、文書のデータ全体に占めるパーセント数としては小さいです。
Message catalog(メッセージカタログ)
アプリケーションの処理中に表示される可能性があるすべてのメッセージが入ったファイルを指します。
MICR
Magnetic ink character recognition(磁気インク文字認識)の略です。
Mixed Object Document Content Architecture (MO:DCA)
文書を交換するための、装置独立の設計済みデータストリームです。
MO:DCA-P
Mixed Object Document Content Architecture Presentationの略です.
Modify(変更)
InfoPrintでは、オブジェクト属性の値を変更するアクションです。
Moire(モアレ)
ハーフトーンのドットアングルが不正確に上重ね印刷された2つのハーフトーン画面によって生じる、望ましくない干渉パターンです。
Monospaced(モノスペース)
植字において、すべての文字の幅が等しくなる書体です。モノスペースは作図に役立ちます。
Multiple Virtual Storage(多重仮想記憶)
IBMが開発したオペレーティングシステムの1つです。MVSの設計には、システムの個別のジョブへ固有なアドレススペースを提供するアドレッシングアーキテクチャーが組み込まれています。
MVS
Multiple Virtual Storage(多重仮想記憶)の略です。

N

N_UP(Nアップ)
1つのレイアウトに同時に配置する用紙の数です。代表的なレイアウトは2アップ、4アップ、8アップ、16アップなどです。Nアップ印刷では、印刷用紙を最大限に使用します。
Namespace(ネームスペース)
すべてのユーティリティーとAPI手順から使用できるグローバルなネームリポジトリーです。ネームスペースには、オブジェクト名から他の関連オブジェクトへのマッピングが含まれています。たとえば、ネームスペースは論理宛先からそのプリンターがあるサーバーへのマッピングを提供します。
Network File System(ネットワークファイルシステム)
Sun Microsystemsが開発したプロトコルです。インターネットプロトコルを使用し、連携する1組のコンピューターがお互いのファイルシステムへローカルファイルシステムとまったく同じようにアクセスできます。
Newline options(改行オプション)
プリンターが文書データストリーム内でどのように行がを区切られるかを決定するさまざまな方法です。
NFS
Network File System(ネットワークファイルシステム)の略です。
Non-process-runout(空送り)
最後に印刷された用紙をプリンター装置のスタッカーに移動するプリンター機能です。
Non-settable attribute(設定不可属性)
初期設定も再設定もできない属性です。これらの属性の値は、InfoPrintによって制御されます。「Initially settable attribute(初期設定可能属性)」と「Resettable attribute(再設定可能属性)」と対比します。
通知
イベントの発生を報告する動作です。
InfoPrintでは、イベントの通知はイベントログ内のメッセージか、管理者、オペレーター、ジョブ実行依頼者へ送信されるメッセージとして表現されます。InfoPrintGUIでは、イベントの通知はアイコンの外観の変化としても表現されます。
notification-profile
InfoPrintでは、オブジェクトに関連付けられた属性の1つです。この中には、InfoPrintによるそのオブジェクトのイベントに関する通知の送信先、送信するイベント情報、情報の送信方法について指定した情報が入っています。
NPRO
Non-process-runout(空送り)の略です。

O

オブジェクト
印刷システム内の物理または論理エンティティーを表す属性の集まりです。たとえば、ある特定のプリンターは実宛先(物理プリンター)オブジェクトによって表されます。オブジェクトは、そのオブジェクト名によって識別されます。オブジェクトは、クラスにグループ化されています。Object class(オブジェクトクラス)も参照してください。
Object class(オブジェクトクラス)
共通の定義を共有するので、共通のプロパティー、操作、属性として定義された動作を共有するオブジェクトグループです。たとえば、InfoPrintのキューオブジェクトはすべて同じオブジェクトクラスに属し、各キューは同じキュー属性を持ちます。ただし、属性の値は、キューオブジェクトクラスの中のキューごとに異なる場合があります。
Object Identifier(オブジェクトID)
アーキテクチャーにおいて、オブジェクトまたは文書コンポーネントへグローバルに固有のIDを割り当てる表記です。この表記は、国際標準ISO.IEC 8824(E)に定義されています。
Object name(オブジェクト名)
オブジェクトを識別する英数字の用語です。
Object state(オブジェクトの状態)
オブジェクトの状態は、そのオブジェクトの機能を実行するためにオブジェクトが使用可能であるか、または使用する準備ができているかどうかを示します。オブジェクトは、準備完了、使用中、不明などの状態のうちのいずれかにあります。
OCR
Optical character recognition(光学式文字認識)の略です。
Octet(オクテット)
8桁(ビット)の2進数からなる1バイトです。
offset stacking(オフセットスタッキング)
特定のプリンターで、印刷ジョブを分割しやすくするために印刷出力ページをオフセットできる機能です。
OID
Object Identifier(オブジェクトID)の略です。
Open destinations window(宛先ウィンドウを開く)
InfoPrint GUIでは、1つのキューへ関連付けられている論理宛先と実宛先を表示する新しいアプリケーションウィンドウを開くアクションです。
Open Prepress Interface (OPI)
レビュー用文書の低解像度のイメージを高品質な最終出力に必要な高解像度イメージに置き換えるための業界規格です。
オープンソフトウェアファウンデーション (OSF)
オープンシステム市場でソフトウェアを開発するために協力している各社のコンソーシアムによって設立された非営利の研究開発機関です。
OpenType フォント (OTF)
以下の機能が追加された拡張TrueTypeフォントです。
  • PostScriptアウトラインのサポート
  • 国際文字セットのよりよいサポート
  • 拡張書体制御のより広範囲なサポート
Open window(ウィンドウを開く)
InfoPrint GUIでは、現在開いているアプリケーションウィンドウ内に表示されているオブジェクトを表す新しいアプリケーションウィンドウを開くアクションです。
操作
1つまたは複数のデータ項目に対して実行されるアクションです。
operator(オペレーター)
InfoPrintでは、プリンターの操作を担当する人です。オペレーターは、InfoPrintのキューと実宛先に関連するタスクのサブセットと、一部のジョブ関連タスクも実行します。
OPI
Open Prepress Interfaceの略です。
Optical character recognition(光学式文字認識)
スキャンされたテキストを編集可能なASCII文字に変換することです。
option(オプション)
コマンドの修飾子です。コマンドのアクションを指定します。通常は、オプションの前にダッシュが入れられます。「flag(フラグ)」と同義語です。「Keyword(キーワード)」も参照してください。
Orphan logical destination(孤立論理宛先)
InfoPrint GUIでは、既存のキューに関連付けられていない論理宛先を表すオブジェクトです。
Orphan logical printer(孤立論理プリンター)
InfoPrint GUIでは、既存のキューに関連付けられていない論理プリンターを表すオブジェクトです。
OSF
Open Software Foundation(オープンソフトウェアファウンデーション)の略です。
overlay
行、シェーディング、テキスト、枠、ロゴなどの固定データの集まりです。これはホストプロセッサー内で電子的に構成されてライブラリー内に保存され、印刷するときに変数データと組み合わせることができます。
OTF
OpenType font(OpenTypeフォント)の略です。

P

PAC
Privilege Attribute Certificate(特権属性認証)の略です。
ページ定義
行データ用の形式設定制御文字が含まれるリソースです。
InfoPrintでは、行データを合成ページとテキスト制御に変換する規則を定義したリソースです。
Page segment(ページセグメント)
合成したテキストとイメージが入っており、形式の前に準備されて印刷時に組み込まれるリソースです。
Palladium
Digital Equipment Corporation (DEC)、International Business Machines (IBM)、Hewlett-Packard (HP)が参加し、MITのAthenaプロジェクトで開発された分散印刷システムです。OSI Document Printing Architecture (DPA)規格ISO/IEC 10175の参考用の実装です。
Pane(ペイン)
InfoPrint Manager アドミニストレーション GUIの作業領域で、特定のタイプのオブジェクトのグループが入っている領域です。たとえば、実宛先ペインなどがあります。
Parent/child relationship(親子関係)
InfoPrintでは、サーバー、キュー、宛先は互いに親子の関係で関連付けられます。たとえば、サーバーはそのサーバー内にあるすべてのキューの親であり、それらのキューはその子になります。
Pass through(パススルー)
InfoPrint において、ジョブと一緒に渡され、InfoPrint でなくデバイスドライバーによって使用されるオプションを指します。InfoPrint は、この情報の処理や妥当性検査を行わず、この情報をデバイスドライバーへ引き渡します。Printer driver(プリンタードライバー)を参照してください。
Path(パス)
ファイルを見つけるために使用される経路、またはファイルの保存場所も指します。完全修飾パスは、ドライブIDや、ディレクトリー名、サブディレクトリー名、ファイル名とそれに関連した拡張子で構成されます。
一時停止
InfoPrintでは、実宛先上のジョブの印刷または転送や、サーバーまたはキューからのジョブの送信を一時的に停止するアクションです。
pdcreate
InfoPrintでは、新しいオブジェクトを作成し、その属性を指定された値に設定するコマンドです。
PDF
Portable Document Format(ポータブルドキュメント形式)の略です。
プリンター記述ファイルです。
pdmsg
InfoPrintでは、メッセージに関する情報を表示するユーティリティーです。
pdpr
InfoPrintでは、1つまたは複数の文書からなるジョブを作成し、そのジョブを印刷または転送用サーバーに実行依頼するコマンドです。
Perfect binding(無線とじ)
ページを接着のりでとじ合わせる製本のタイプです。Edition binding(版とじ)Spiral binding(ら旋とじ)Wire-o binding(二重ら旋とじ)と対比します。
許可
AIXでは、ファイルにアクセスできるユーザーと、そのファイルに対して実行できる操作を決定するコードです。
Physical printer(物理プリンター)
InfoPrintでは、プリンターを表す実宛先です。「Printer device(プリンター)」も参照してください。
piobe
AIXが印刷に使用する標準プリンター入出力バックエンドプログラムです。ainbeも参照してください。
pipe-pull
InfoPrintでは、文書転送方式の1つです。InfoPrintは文書をファイルに保管し、そのファイルのアドレスをサーバーへ転送します。サーバーから要求があったときに、InfoPrintはそのファイルをサーバーへ転送します。これは大型ジョブにとって効率的な転送方式であり、ジョブ実行依頼時のデフォルトの転送方式です。With-request(要求時)と対比します。
Plex(プレックス)
文書または実宛先の属性で、ページ上の出力イメージの配置を定義するために使用されます。プレックス値のSimplex(片面)Tumble(反転)を参照してください。
Portable Document Format (PDF)
表示や印刷が可能なAdobe PostScriptのデータ形式です。
Portable Operating System Interface for Computer Environments (POSIX)
コンピューターオペレーティングシステムに関する米国電気電子学会(IEEE)規格の1つです。
POSIX(ポシックス)
Portable Operating System Interface for Computer Environmentsの略です。
PostScript
Adobeのページ記述言語です。PostScriptはグラフィックデザインやレイアウトのソフトウェアで標準となっています。PostScriptファイルには、ベクトルデータとラスターデータの両方を含めることができます。フォントはPostScriptのコーディングにより記述されます。デスクトップパブリッシングシステムの多くは、出力データストリームとしてPostScriptデータを生成します。
PostScript printer description(PostScriptプリンター記述)
各種のプリンターにPostScriptデータを印刷するためにオプションを組み込んだファイルです。
PPD
PostScript printer description(PostScriptプリンター記述)の略です。
プレフィックス長
同じネットワーク上にあるIPv6アドレスの範囲を特定します。
Preflight(プリフライト)
実際の印刷が行われる前に、ジョブに対するすべてのリソースを確認することです。
Prepress(プリプレス)
データや、アートの作成、ページの組版、色の修正、電子編集、ページのレイアウトなど、ジョブの印刷前に印刷ショップで行われる作業です。
Print database(印刷データベース)
論理宛先、キュー、実宛先など、すべての印刷オブジェクトの属性用に永続的なリポジトリーを提供するディスクにあるファイルセットです。
印刷ジョブ
Job(ジョブ)の同義語です。
Print Quality Enhancement(印刷品質改善機能)
対角線に沿ったエッジの平滑化、高精度の保護、独立した太さ制御などを備えているプリンターの機能です。
Print Services Facility (PSF)
PSF for AIXPSF/MVS、PSF/VM、PSF/VSEを含むいくつかのプログラムのいずれかを指します。このプログラムに送信されたデータからプリンターコマンドを作成します。
Print system(印刷システム)
プリントサーバーとプリンターからなるグループです。これは、地理的に同じ場所にある場合もそうでない場合もあります。印刷システムのコンポーネントはいずれかの方法で相互に接続されており、印刷クライアントにネットワークインターフェースを提供し、コンポーネントが相互に連携して定義された文書印刷サービスを提供します。(D)
Printable document(印刷可能文書)
InfoPrintでは、ジョブが印刷するテキストまたはデータを表すオブジェクトです。「Resource document(印刷リソース文書)」と対比します。
Printer description file(プリンター記述ファイル)
特定のプリンターにPostScriptデータを印刷するためのオプションを含んだファイルです。
Printer device(プリンター)
印刷機能を実行する物理出力装置です。Physical printer(物理プリンター)も参照してください。
プリンタードライバー
プリンターなどの周辺装置の物理的特性を記述するファイルです。印刷時または作図時にグラフィックスとテキストを装置固有のデータへ変換するために使用されます。Device driver(デバイスドライバー)の同義語です。
優先順位
InfoPrintでは、ジョブに割り当てられ、印刷の優先順位を決定する番号です。優先順位番号が高いジョブは、優先順位番号の低いジョブより前に処理されます。
Process color(プロセスカラー)
指定色をシミュレートするCMYKインクを構成する色です。これは、連続した色調のカラーイメージを再現する従来からの方法です(色分解)。カラーインクの性質上、ある種のインクではあまりよく再現されません。
Processor(プロセッサー)
コンピューターにおいて、命令を解釈して実行する機能単位です。プロセッサーは、命令制御装置と演算/論理装置で構成されます。(T)
プロモート
InfoPrintでは、1つのジョブをキューの先頭まで移動し、ジョブを処理できる、次に使用可能なプリンターで印刷できるアクションです。
Protocol(プロトコル)
通信を実行するときに、機能単位の動作を決定する意味を持つ一連の構文規則です。
pSeries
IBMのPOWERアーキテクチャーを基礎としたワークステーションとサーバーのグループです。主にAIXオペレーティングシステムを使用したマルチユーザー数値計算アプリケーションを実行するために設計されています。
PSF
Print Services Facilityの略です。
PSF destination support system(PSF宛先サポートシステム)
InfoPrintでは、PSF for AIXと通信してジョブを印刷する宛先サポートシステムです。
PSF physical printer(PSF物理プリンター)
InfoPrintでは、PSF宛先サポートシステムを使用するプリンターを表すオブジェクトです。

Q

QuarkXpress
Quark, Incorporatedが開発したデスクトップパブリッシングシステムです。
キュー
InfoPrintでは、印刷を待っているジョブの集まりを管理するオブジェクトです。キューは論理宛先からジョブを受け取り、実宛先にジョブを送信します。
処理を待機している項目で形成される行またはリストです。

R

Raster(ラスター)
変化するデータの奥行きで構成されるドットのパターンです。モノクロイメージは1ビット(オン/オフ)、グレースケールイメージは8ビット(256レベル)、RGBイメージは24ビット、CMYKイメージは32ビットで表されます。
Raster image processor(ラスターイメージプロセッサー)
PostScriptデータストリームがドットパターンに変換されるプロセッサーです。変換されたドットパターンは最終印刷メディアに転送されます。InfoPrintはAdobe RIPを使用し、InfoPrint 4000InfoPrint 60などのプリンター用のIPDSに、PostScriptを変換します。
rc.pd
InfoPrint において、/etc/pd.servers ファイルに表示されている InfoPrint サーバーを起動するユーティリティーです。
読み取り専用
InfoPrintでは、ユーザーが設定できず、他の活動に基づいて変更される場合がある属性値を説明する用語です。
ready(準備完了)
タスクを実行する準備ができており、実行する能力をもつオブジェクトの状態を指します。
media-ready属性値のような使用可能なリソースです。Supported(サポート済み)と対比します。
Red, Green, Blue(赤、緑、青)
CRTディスプレイ蛍光体の色です。RGBイメージはスクリーン表示専用です。印刷する前にCMYKイメージに変換する必要があります。
Registration(位置決め)
用紙の端に相対する用紙上の印刷正確度です。
ブラックに相対する単一色(シアン、マゼンタ、またはイエロー)の印刷正確度です。
ページの反対面への印刷に相対するページの片面に印刷する正確度です。
Reprographics(複写)
文書や情報のコピーまたは複製を作成する処理です。
Requested(要求済み)
InfoPrintでは、ジョブが実行依頼されたときに、そのジョブが要求した特定の属性値に関する表現です。ジョブの要求済み属性値は、実宛先用のサポート済み属性値と照合して妥当性が検査され、そのプリンターがそのジョブを処理できるかどうかが判別されます。Supported(サポート済み)と対比します。
Resettable attribute(再設定可能属性)
オブジェクトを作成した後に、値を設定するか変更できる属性。そのオブジェクトが変更するのに適切な状態にあることが前提となります。Initially settable attribute(初期設定可能属性)も参照してください。Non-settable attribute(設定不能属性)と対比します。
Resource(リソース)
AFPにおいて、ジョブの印刷時に使用される印刷指示の集まりが入っているファイルです。リソースには、フォント、オーバーレイ、書式定義、ページ定義、ページセグメントが含まれます。
Resource context(リソースコンテキスト)
InfoPrintでは、ディレクトリーパス情報が入っているオブジェクトです。この情報は、プリンターでのジョブの印刷に必要なリソースを印刷システムが見つけるのに役立ちます。リソースには、フォント、オーバーレイ、書式定義、ページ定義、ページセグメントが含まれます。
Resource document (リソース文書)
InfoPrintでは、印刷可能文書の印刷にジョブが使用するリソース(グラフィックスやフォントなど)を表すオブジェクトです。「Printable document(印刷可能文書)」と対比します。
Resubmit(再実行依頼)
InfoPrintでは、保留中のジョブまたは保持されたジョブを、そのジョブを最初に実行依頼した論理宛先とは別の論理宛先に再転送するアクションです。
Resume(再開)
InfoPrintでは、一時停止したジョブの印刷、または休止したサーバーやキューに入っているジョブの配布を再開するアクションです。
Retained job(保持ジョブ)
InfoPrintでは、通常は印刷が完了した後で、指定された時間の間、印刷システムに保存されているジョブを表すオブジェクトです。保持ジョブは、キュー内にはありません。
Retention(保持)
プロセスの完了後にデータを一定の期間保存するプロセスです。
Retrieval(取得)
保存されたデジタルデータを記憶装置から取り出し、再使用のためにオンラインメモリーに持ってくるプロセスです。Archiving(アーカイブ)も参照してください。
RGB
Red, Green, Blue(赤、緑、青)の略です。
RIP
Raster image processor(ラスターイメージプロセッサー)の略です。
ラスターイメージプロセッサーを使って、データをドットパターンに変換することです。
rootユーザー
AIX 環境において、最大の権限を持つシステムユーザー。システムユーザーは、ログイン、制限付きコマンドの実行、システムのシャットダウン、保護ファイルの編集や削除を行えます。Superuser(スーパーユーザー)の同義語です。
RPC
Remote Procedure Call(リモートプロシージャコール)の略です。
RPM
Red Hat Package Management は、Linux Standard Base ディストリビューションのベースラインパッケージ形式です。

S

Scanner(スキャナー)
データの再入力を避けるため、ハードコピーのソースデータをデジタル形式(ハーフトーンドット)に変換する装置です。
Scheduler(スケジューラー)
InfoPrintでは、ジョブを実宛先へ割り当てるときに、キューが使用するスケジューリング方法です。
Separator sheet(セパレーターシート)
ジョブにある文書を区切る用紙(空白の場合もそうでない場合もあります)です。Auxiliary sheet(補助シート)も参照してください。
サーバー
InfoPrintでは、構成、管理、印刷要求を受け入れ、要求された操作を実行し、操作結果として応答を返します。
Settable attribute(設定可能属性)
Initially settable attribute(初期設定可能属性)Resettable attribute(再設定可能属性)を参照してください。
Severity(重大度)
エラー状態がどの程度重大であるかを示したものです。
Shell(シェル)
AIXオペレーティングシステムにおいて、ユーザーとオペレーティングシステムの間のインターフェースとして活動するコマンドインタープリターです。InfoPrint文書では、すべてのシェル例はKornシェルを使用します。
Shift-out, shift-in code(シフトアウト、シフトインコード)
2バイトの表意文字で構成された文字列の始めと終わりを示す制御文字です。
Shortest-job-first(最小ジョブ先出し)
InfoPrintでは、キューイング技法の1つです。キュー内の最小のジョブがキューの先頭に次のジョブとして割り当てられます。「Deadline(締切)」、「FIFO(先入れ先出し)」、「Job-priority (ジョブ優先順位)」、「Longest-job-first(最大ジョブ先出し)」と対比します。
Shut down(シャットダウン)
InfoPrintでは、サーバーまたは実宛先のすべてのプロセスを、サーバーまたは実宛先を削除せずに停止するアクションです。
Signature(折り丁)
印刷、折り、断裁、製本が全体として行われるページのグループです。折り丁のページを手動で配置する場合は、折り用のダミーを使用して位置を決定します。
Simplex(片面)
InfoPrint において、文書または実宛先の plex 属性値。その出力イメージがメディア上に先頭と先頭が合うように配置されることを示す。このためイメージの先頭の位置は、どのページでも同じになります。文書または実宛先の sides 属性値によって、文書は用紙の一方の面または両面に印刷することができます。「Tumble(反転印刷)」と対比します。「Simplex printing(片面印刷)」と「Duplex printing(両面印刷)」も参照してください。
Simplex printing(片面印刷)
用紙の片面だけに印刷することです。Duplex printing(両面印刷)(1)と対比します。
用紙の片面または両面に印刷し、先頭と先頭が合った形式でメディア上で出力イメージを配置します。このためイメージの先頭の位置は、どのページでも同じになります。Tumble duplex printing(反転両面印刷)と対比します。Duplex printing(両面印刷)(2)も参照してください。
SMIT
System Management Interface Tool(システム管理インターフェースツール)の略です。
SNA
Systems Network Architecture(システムネットワークアーキテクチャー)の略です。
Spiral binding(ら旋とじ)
ワイヤーまたはプラスチックの巻線が、とじしろの一連の穴(丸穴または角穴)に通されるタイプの製本です。Edition binding(版とじ)Perfect binding(無線とじ)Wire-o binding(二重ら旋とじ)と対比します。
Spot color(スポットカラー)
指定色と正確に一致するよう個別に調合されたカラーインクです。スポットカラーは、CMYKプロセスカラーでは良好な複製を作成できない、または鮮明な色が必要な場合に使用されます。さらに、スポットカラーは蛍光色やメタル色が必要な場合にも使用されます。
Spread(スプレッド)
カラー印刷において、それと他のカラーとの間の空白を削除するために寸法を拡大したエリアです。Choke(チョーク)と対比します。
Start sheet(スタートシート)
ジョブの前に配置できる用紙(空白の場合もそうでない場合もあります)です。Auxiliary sheet(補助シート)も参照してください。
State(状態)
Object state(オブジェクトの状態)の同義語です。
Stripping(ストリッピング)
原板のレイアウトへフィルムを機械的に組み込んでいく処理です。ページの組版は、ストリッピング時に行われます。
Subnet mask(サブネットマスク)
同じネットワーク上にあるIPv4アドレスの範囲を特定します。
サブネットワーク
ノードの任意のグループです。同一ネットワークIDなど共通特性があります。
AIXオペレーティングシステムでは、TCP/IPで作成可能なネットワークなど、別ネットワークの複数論理部のグループの1つです。
Subtractive color system(減法混色システム)
白い用紙に適切な量のシアン、マゼンタ、イエローのペイントを混合(追加)することで、イメージを再現するシステムです。これらのペイントは他の色を反映、つまり、吸収し、減色します。Additive color system(加算混色システム)と対比します。
Superuser(スーパーユーザー)
rootユーザーの同義語です。
サポート済み
InfoPrint において、実宛先がジョブの妥当性検査時に受け入れることのできる特定のジョブ属性値に関する表現です。InfoPrint は、実宛先のサポート済み属性値と照合してジョブの要求済み属性値の妥当性を検査し、その実宛先がそのジョブを処理できるかを判別します。要求済みと対比します。
Synchronous(同期)
特定のアクションとの間に規則的または予測可能な時間的関係を伴って発生する性質を指します。Asynchronous(非同期)と対比します。
System administrator(システム管理者)
Administrator(管理者)の同義語です。
System Management Interface Tool (SMIT)
AIXオペレーティングシステムにおいて、インストール、保守、構成、診断の作業のためのインターフェースツールです。SMITによって、コマンドを入力しないでタスクを実行できます。
Systems Network Architecture(システムネットワークアーキテクチャー)
IBMが作成した、ネットワークを使用した送信単位とネットワークの構成と操作に対する、論理構造、形式、プロトコル、操作シーケンスに関する記述です。

T

Table reference character(テーブル参照文字)
印刷データセット内のオプションの制御文字です。TRCはレコードの印刷に使用するフォントを識別し、印刷中のフォントを選択できます。
Tagged Image File Format (TIFF)
スキャンしたイメージを保存するためのデジタル形式です。TIFFファイルはラスター形式ファイルとも呼ばれます(ベクトル形式ファイルに対して)。TIFFファイルをデスクトップパブリッシングで使用する場合は、TIFFファイルには低解像度のFPOイメージのみが入れられており、高解像度のデータはハードディスク上に置かれています。
Tast help(タスクヘルプ)
選択したオブジェクトを使用して実行できるタスクのリストを提供するオンラインヘルプです。タスクを選択すると、そのタスクの実行方法に関して手順を追った説明が表示されます。
TCP/IP
Transmission Control Protocol/Internet Protocol(伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル)の略です。
TCP/IP 接続プリンター
TCP/IPプロトコルを使用した通信回線を通してpSeriesコンピューターに接続されたプリンターです。
InfoPrintでは、TCP/IP 接続プリンターを表すPSF物理プリンターです。「AIX-attached printer(AIX接続プリンター)」、「Direct-attached printer(直接接続プリンター)」、「Upload-TCP/IP-attached printer(アップロードTCP/IP接続プリンター)」も参照してください。
Template(テンプレート)
InfoPrint Manager アドミニストレーション GUIでは、実宛先などの特定のタイプのオブジェクトを作成するために定義された1組のデフォルト属性値を表すオブジェクトです。
Ticket(チケット)
ジョブチケット を参照してください。
TIFF
Tagged Image File Format(タグイメージファイル形式)の略です。
Transmission Control Protocol/Internet Protocol(伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル)
インターネットや、米国国防総省のインターネットワークプロトコル用の規格に従ったネットワークで使用される一連の通信規則です。TCPはパケット交換通信ネットワーク内の、またネットワークの相互接続システム内のホスト間で、信頼性のあるホスト間プロトコルを提供します。インターネットプロトコル(IP)が基礎のプロトコルとなっていることを想定しています。Internet Protocol(インターネットプロトコル)も参照してください。
Trapping(トラッピング)
デスクトップパブリッシングで、重ね印刷するカラーを重ねさせる部分の大きさです。トラッピングは、位置決めで通常の誤差のために生じるすき間から白紙部分が見えるのを防ぎます。枚葉給紙の印刷機の場合は、トラッピングは通常0.25ポイントにします。Choke(チョーク)Spread(スプレッド)も参照してください。
TRC
Table Reference Character(テーブル参照文字)の略です。
TrueType font(TrueTypeフォント)
柔軟な指示で拡大/縮小しやすいアウトラインテクノロジーに基づくフォント形式です。絵文字の形状は2次曲線に基づきます。このフォントは、TrueTypeフォントファイルに含まれるテーブルのセットで表されます。
TTF
TrueType font(TrueTypeフォント)の略です。
Tumble(反転印刷)
InfoPrintでは、文書または実宛先のplex属性値で、その出力イメージがメディア上に先頭と末尾が合うように配置されます。このためイメージの先頭の位置は、次のイメージの末尾と同じ端になります。用紙の両面に印刷する必要があります。Simplex(片面印刷)と対比します。
Tumble duplex printing(反転両面印刷)
用紙の両面に印刷し、先頭と末尾が合うように出力イメージを配置します。このためイメージの先頭の位置は、次のイメージの端と同じになります。Simplex printing(片面印刷)(2)Duplex printing(両面印刷)(2)と対比します。

U

UCR
Under color removal(下色除去)の略です。
Under color removal(下色除去)
CMYインクの使用の削減、トラッピングの改善、セットアップ時間の削減を目的とし、無色の区域を黒色に変換することです。UCRは一般にイメージスキャンの時点で行われますが、処理中にUCRを実行するものもあります。Gray component replacement(グレーコンポーネントの置き換え)の同義語です。
Unmanage(非管理)
InfoPrint Manager アドミニストレーション GUIでは、対象オブジェクトのアイコンに状況の変化を反映させないように使用するアクションです。
Upload printer(アップロードプリンター)
Upload-TCP/IP-attached printer(アップロードTCP/IP接続プリンター)を参照してください。
upload-TCP/IP-attached printer(アップロード TCP/IP 接続プリンター)
InfoPrint では、MVS システムを介して接続されたプリンターを表す PSF 物理プリンターで、PSF/MVS により管理されます。InfoPrint は TCP/IP ネットワークを介して、MVS システムと通信します。AIX 接続プリンター直接接続プリンターTCP/IP 接続 プリンターも参照してください。

V

Validate(検証)
InfoPrintでは、ジョブが要求した属性値を、システムにある実宛先のサポート済み属性値と比較し、そのジョブを印刷または送信できる実宛先があるかどうかを判別することです。
Value(値)
属性の特性です。
Variable(変数)
プログラムの実行中に値を変更できるデータ項目を表す名前です。
Variable data(変数データ)
文書のコピー間で変更が可能なデータです。たとえば、定形文のレター(定数データ)をお客様の名前や住所などの変数データと組み合わせて、個人宛ての文書のコピーを作成できます。
Varnish(ワニス)
完成した用紙に塗布される保護層です。通常は写真に使用しますが、反射する特質をもっているためデザイン要素に使用することもあります。ワニスには着色することもできます。
Vector(ベクトル)
空間上の絶対座標の点と線です。PostScriptファイルには、ベクトルのアートワークを含めることができます。ベクトルファイルはRIP処理時にラスターに変換されます。
Velox
ハーフトーンのネガから作ったモノクロの写真です。校正刷りとして使用されます。
Vignette(ビネット)
輪郭をぼかしたイメージです。
Virtual Machine(仮想マシン)
単一のコンピューターのリソースを管理し、複数のコンピューターシステムが存在するかのように見せるIBMライセンス製品です。
特定のユーザーのための排他的処理であるかに見えますが、その実データ処理システムのリソースを共用することによって機能が実現されている仮想データ処理システムです。(T)
Virtual Storage Extended(仮想マシン拡張)
IBMライセンスプログラムで、正式名称はVirtual Storage Extended/Advanced Functionです。プログラムの実行を制御するソフトウェアオペレーティングシステムです。
Visual Systems Management(仮想システム管理)
AIXにおけるグラフィカルユーザーインターフェースのタイプの1つです。オブジェクトの直接操作によりシステムを管理できます。
VM
Virtual Machine(仮想マシン)の略です。
VSE
Virtual Storage Extended(仮想マシン拡張)の略です。
VSM
Visual Systems Management(仮想システム管理)の略です。

W

Web(ウェブ、用紙、ロール紙)
輪転機による印刷で使用するロール紙です。
Well(ウェル)
InfoPrint Manager アドミニストレーション GUIでは、ペイン内のオブジェクトに関連したオブジェクトのグループが入っている、ペイン中の領域です(たとえば、サーバーペインの中にあるキューウェルなど)。
what you see is what you get(ウィジウィグ/WYSISYG)
コンピューターワークステーションの画面に表示された複合イメージが、最終的な印刷イメージと見た目が同じになるようにすることです。
Window(ウィンドウ)
画面の長方形区域です。移動したり、他のウィンドウの上や下に重ねて置いたり、アイコンに最小化できます。
Wire-o binding(二重ら旋とじ)
冊子のとじ部分に沿って開いている溝の部分に、連続したワイヤーの二重ループを通すことです。Edition binding(版とじ)Perfect binding(無線とじ)Spiral binding(ら旋とじ)と対比します。
With-request(要求時)
InfoPrintでは、クライアントがサーバーへ文書を直接転送する転送方式です。「Pipe-pull(パイププル)」と対比します。
Workstation(ワークステーション)
通常は、メインフレームかネットワークへ接続されている端末またはマイクロコンピューターを指します。ユーザーはここからアプリケーションを使用できます。
Write access(書き込みアクセス)
データを変更する能力を付与する認証レベルです。
WYSIWYG(ウィジウィグ)
What you see is what you get(見たままが得られる)の略です。

X

X-Windows
MITによって開発されたネットワーク透過型のウィンドウ操作システムです。これはAIXオペレーティングシステムで実行される拡張X Windowシステムの基礎となっています。
Xerography(ゼログラフィー)
潜像を保持するためにコロナ帯電された光伝導体面を使用する乾式印刷プロセスです。潜像は乾式トナーを使用して現像され、紙に転写された後、熱で融着させられます。
Xstation(Xステーション)
ネットワークを使用してpSeriesコンピューターに接続された端末です。このターミナルでは、ユーザーはコマンド行関数を実行したり、X Windowシステムベースのアプリケーションを実行したりできます。