インストール計画チェックリスト

このチェックリストには、RICOH ProcessDirector のインストールを計画する場合に役立てることができる作業が示されています。

インストール計画チェックリスト

作業を完了したら、それぞれの項目にチェックマークを付けます。
  タスク
  現在と将来のストレージ要求とバックアップ要求を見積もります。実動ボリューム、印刷リソース管理、および障害リカバリーについて検討します。

 
  充分なネットワーク容量があることを確認します。  
  RICOH ProcessDirector で使用するプリンターを決定します。プリンターを RICOH ProcessDirector に定義するとき、次の情報が必要となります。
  • プリンター名
  • TCP/IP ポート番号
  • TCP/IP アドレスまたはホスト名
  • SNMP コミュニティー名 (SNMP を使用してプリンターをモニターする場合)

プリンタードライバーコンポーネントがメッセージを RICOH ProcessDirector に返すときの言語も決定しなければなりません。

 
  ストレージ要件とバックアップ要件を満たす、構成に必要なハードウェアを入手します (「ハードウェア要件」を参照)。

 
  RICOH ProcessDirector で使用するデータベース構成を決定します。
  • RICOH ProcessDirectorで提供されるPostgreSQL
  • ローカルまたはリモートでインストールされたPostgreSQL。
  • RICOH ProcessDirectorに付属のIBM DB2
 
 

DB2のコピーを使用する場合:

  • DB2 を 1 次コンピューターとコンピューターのどちらにインストールするかを決めます。
  • 別のコンピューターに DB2 をインストールする場合は、RICOH ProcessDirector 情報のディレクトリーを決定します。

 
 

PostgreSQLのコピーを使用する場合:

  • PostgreSQLデータベースを1次コンピューターと別のコンピューターのどちらにインストールするかを決めます。
  • PostgreSQLデータベースを別のコンピューターにインストール済みの場合は、データベースクラスターのディレクトリーと、RICOH ProcessDirectorで使用するPostgreSQLのユーザー名とパスワードを決定します。
  • PostgreSQLを別のサーバーで使用する場合は、PostgreSQLまたはPostgreSQLコマンドラインツールのいずれかを1 次サーバーにインストールする必要があります。

 
  RICOH ProcessDirector コンピューター用のホスト名と IP アドレスを設定します。RICOH ProcessDirector は、IPv4 アドレスをサポートしています。

 
  RICOH ProcessDirector ユーザーインターフェースにユーザー名 aiw でログインするときに使用するパスワードを決定します。デフォルトのユーザー名 aiw とデフォルトのパスワード aiw を使用して RICOH ProcessDirector に初めてログインしたときに、パスワードを変更するよう要求されます。パスワードは 8 ~ 32 文字の英数字でなければなりません。  
  作成する RICOH ProcessDirector ユーザー ID の数、および ID それぞれに与える権限 (モニター、オペレーター、スーパーバイザー、管理者など) を決定します。作成するその他の権限グループ、およびそのグループが実行できるアクションを決定します。  
  RICOH ProcessDirector ユーザーの認証に LDAP または Active Directory のユーザー ID を使用する場合、LDAP 管理者に依頼して、RICOH ProcessDirector セキュリティーグループとして設定する各アクセスレベルに LDAP グループを作成してもらいます。  
  ジョブをRICOH ProcessDirectorに送信するために使用するジョブ実行依頼方式を検討します。
  • ホットフォルダーにファイルをコピーまたは FTP 送信したり、LPD プロトコルを使用してファイルを送信したり、pdpr コマンドを使用したりできます。
  • AFP Support機能がある場合は、Download for z/OS または AFP Download Plus を使用できます。
  • メインページの ジョブの実行依頼ポートレットを使用して手動でファイルをアップロードできます。
使用する実行依頼方式は、ジョブの送信元となるシステムによって決定されます。詳しくは、ジョブ実行依頼を参照してください。
 
  RICOH ProcessDirector で使用できるリソース (標準または非標準の AFP フォントなど) を決定します。次に、RICOH ProcessDirector がリソースを使用できるように、そのリソースを共用する方法 (NFS や Samba など) について検討します。

1 次コンピューターのC:\aiw\aiw1\resources ディレクトリーにリソースを保管する場合、2 次サーバーを含めて、すべての RICOH ProcessDirector コンポーネントは、追加で構成を行わなくてもリソースを検出できます。RICOH ProcessDirector は、更新中そのディレクトリーに変更を加えないので、更新をインストールしてもリソースを再ロードする必要がありません。

 
  構成に必要なソフトウェアをインストールします (「必須ソフトウェアをインストールする」を参照)。  
  オプションソフトウェア (Download for z/OSAFP Download Plus、または InfoPrint Transform Manager など) をインストールします (「オプションのソフトウェアについて計画する」を参照)。

 
  必要であれば、次のようにしてコンピューターの言語を変更します。
Windows
コントロール パネル 地域と言語のオプションをクリックします。
RICOH ProcessDirector では、次の言語およびロケールがサポートされています。
  • ブラジルポルトガル語 (pt_BR)
  • 英語(en_US)
  • フランス語(fr_FR)
  • ドイツ語(de_DE)
  • イタリア語(it_IT)
  • 日本語(ja_JP)
  • スペイン語 (es_ES)