/etc/profile.d/ipm_environment.shファイルを編集する

/etc/profile.d/ipm_environment.shファイルに環境変数を設定するには、このファイルをLinuxエディターで編集してください。詳しくは、環境変数の設定方法適用される制約事項を参照してください。

この例では、Linuxエディターを使用し、/etc/profile.d/ipm_environment.shファイルにPDPRINTER環境変数を設定する方法を示します。

  1. 次のコマンドを入力して/etc/profile.d/ディレクトリーに移動します。
    cd /etc/profile.d/
  2. 次のコマンドを入力します。
    vi ipm_environment.sh

    通常の/etc/profile.d/ipm_environment.shファイルには、次のような行があります。

    # /etc/profile.d/ipm_environment
    
    #only set PATH if it does not exist(add pd)
    if ! echo ${PATH} | /bin/grep -q /usr/lpp/pd/bin ; then
       export PATH=/usr/lpp/pd/bin:${PATH}
    fi
    
    #only set PATH if it does not exist(add psf)
    if ! echo ${PATH} | /bin/grep -q /usr/lpp/psf/bin ; then
       export PATH=/usr/lpp/psf/bin:${PATH}
    fi
    
    
    if ! echo ${PDBASE} | /bin/grep -q /var/pd ; then
       export PDBASE=/var/pd
    fi
    
    if ! echo ${NLSPATH} | /bin/grep -q /usr/lib/locale/%L/LC_MESSAGES/%N ; then
       export NLSPATH=/usr/lib/locale/%L/LC_MESSAGES/%N:$NLSPATH
    fi

  3. /etc/profile.d/ipm_environment.shファイルで次の行を挿入するか、次の行に変更します。
    export
    PDPRINTER=LogicalDestinationName
    ここで、LogicalDestinationNameは、すべてのユーザー用のデフォルト論理プリンターとして設定する論理プリンターの名前です。
  4. 変更内容をプレーンテキスト形式で保管し、エディターを終了します。
  5. 次のコマンドを入力し、変更内容を有効にします。
    . ./ipm_environment.sh
  6. 次のコマンドを入力して変更内容を確認します。
    echo $PDPRINTER
    入力した論理宛先名が表示されます。