InfoPrint Managerサーバーでメモリー/スペースを監視する
InfoPrint Managerでは、InfoPrint Managerサーバー上でのメモリー使用状況を監視するメソッドが提供されています。このサポートにより、カスタマイズおよびシステムへの追加が可能な出口プログラムまたはシェルスクリプトを使用してリカバリーオプションを定義および設定する機会も提供されます。
システムは、InfoPrint環境で必要なすべての印刷タスクおよびモニタータスク用の十分なスペースを別のファイルシステムで割り振ります。ファイルシステムとは、親ディレクトリー、サブディレクトリー、およびファイルからなる構造のことです。ディレクトリーとは、ファイルや他のディレクトリーにアクセスするのに必要な情報だけがある、固有のタイプのファイルのことです。ディレクトリーには、ファイル、サブディレクトリー、 またはその両方の組み合わせが含まれています。サブディレクトリーがあるディレクトリーは、親ディレクトリーとなります。
場合によっては、印刷ジョブで使用する作業ファイルのためにファイルシステムのスペースを消費しすぎないよう注意する必要が生じることがあります。たとえば、印刷用にRIP処理が行われるPostScriptジョブチケットまたはTIFFジョブチケットは、作業ファイルを/var/psfファイルシステムに残しておく場合があります。時間が経過すると、これらのファイルがシステムのパフォーマンスを低下させ、最終的にシステムを停止させる可能性があります。サービス技術員と一緒に、保守の方針を作成してください。