OpenTypeフォントを使用する行データでのバイトオーダーマーク (BOM) とリトルエンディアンデータの使用のサポート
InfoPrint Managerは、OpenTypeフォントで行データを印刷するときに、ユニコードのバイトオーダーマーク(BOM)を処理できます。(UTF8 または UTF16-BE データの場合、BOM はスキップされて印刷されません。UTF16-LEの場合は、データは印刷される前にBEに変換され、BOMは印刷されません。 )また、InfoPrint Managerは、ユニコードの行データを構文解析するときに、複数バイトの復帰および改行文字を認識できるようになりました。
このサポートにより、UTF8 および UTF16 の行データを、従来の行データまたはレコードフォーマットのページ定義を使用して、リトルエンディアンオーダーまたはビッグエンディアンオーダーのいずれかで処理できます。多くのエディターは、デフォルトでUTF8またはUTF16LEエンコードに設定され、ファイルの先頭に自動的にBOMを挿入するので、ユニコード対応のOpenTypeフォントを使用するこれらのエディターで作成された文書を印刷できるようになりました。
混合モードデータは、MODCA構造化フィールドを使用して混合された行データです。BOM がデータの先頭の行の最初のバイト (cc または trc バイトがある場合は、その後) にある限り、BOM を使用する UTF8、UTF16LE、UTF16BE で混合モードデータを使用できます。
UTF8またはUTF16BEデータを他のデータエンコードとの混用は、BOMがない場合は可能です。この場合は、データ用として選択されたフォントでのデータエンコードが InfoPrint Manager に指示されます。UTF16LE データの場合は、常に BOM が必要なので、これは使用できません。
このサポートには、-o フラグに対する -o newlineencoding フラグ、line2afp 変換の fileformat パラメーターに対する stream,(newline=characters,encoding) 値、および new-line-option-data-encoding 文書/デフォルト文書属性が含まれます。このサポートについては、RICOH InfoPrint Manager:Referenceを参照してください。