プリセットでホットフォルダーを使用する

ホットフォルダーとプリセットを使用すると、ジョブを自動処理できます。ホットフォルダーに対応文書ファイルを置くたびに、アプリケーションを起動せずに、ジョブが作成され、関連付けられたプリセットが適用され、文書が出力されます。
重要: ホットフォルダー機能は、ブラウザー版TotalFlowPrepでは、使用できません。
ジョブの自動処理用のホットフォルダーを使用するには、以下の操作を行います。
  1. プリセットを作成し、入力ホットフォルダーに関連付けます。
    プリセットを作成するを参照してください。

    プリセットを保存画面で、ホットフォルダー経由で処理されるジョブの出力方法を選択してください。

    • プリセットで指定されたプリンターにジョブを送信するには、処理後にプリンターでジョブを印刷を有効にします。

      ジョブの手動編集を待機する場合は、手動で編集するまで待機にチェックを付けてください。

    • ジョブを出力フォルダーに保存して送信するには、印刷ジョブとして保存または PDFとして保存を有効にします。

    ジョブを作成したときに保存したプリセットではなくジョブチケットの設定を使用する場合は、プリセット設定ではなく受信チケット(JDF、RJF)値を使用にチェックを付けてください。

      注意:
    • 部数とお客様情報はジョブチケットから取得します。

    • 受信チケットにユーザーコードが入力されていない場合は、プリセットのユーザーコードを使用します。

  2. 設定したホットフォルダーに処理するファイルを入れます。
    重要:
    • ホットフォルダーにファイルを置く前に、本製品で処理できることを確認してください。対応ファイル形式を参照してください。

    • ホットフォルダーにパスワード保護されたファイルを置く場合は、エラーが発生します。ホットフォルダーにファイルを置く前には、パスワード保護を解除してください。

    • ホットフォルダーに複数のファイルを置くと、別のジョブがファイルごとに作成されます。複数ファイルを単一ジョブにするには、アプリケーションを起動して新しいジョブを作成または ジョブを構築機能を使用してください。ホットフォルダーを使用すると、ファイルを結合できません。

    • ホットフォルダーのJDFファイルにリンクされたJDFファイルとPDFファイルを同時に置く場合は、JDFファイルを先に置きます。JDFファイルの前にPDFファイルをホットフォルダーに入れた場合は、PDFファイルだけで処理が開始することがあります。

    • ホットフォルダーにJDFファイルを置く場合は、JDFファイルにリンクされたPDFファイルが、クライアントコンピューターによってアクセス可能なフォルダーに保存されているか確認してください。

    • 環境設定画面で 印刷ジョブにユーザーコードが必須にチェックを付け、ユーザーコードを指定せずにホットフォルダーにジョブを送信した場合は、ジョブはエラー状態になります。

    • ホットフォルダーに置くファイルは、アプリケーションが処理した後に削除されます。ホットフォルダーに置く前に保存するファイルのコピーを作成します。

    • ホットフォルダーとして定義されたフォルダーを削除する場合は、最初に関連付けられたプリセットからホットフォルダー設定を削除してください。削除しない場合は、次回ジョブを確認するときに、フォルダーが再作成されます。

    • ホットフォルダーに関連付けたプリセットにジョブに無効なページ/ページ範囲/章/章範囲が設定されている場合は、ジョブ内で使用可能なページと章に基づき、設定が部分的に適用されます。

  3. オプション: 必要に応じてジョブの進行状況を検証し、ジョブ状況を変更します。
    詳しくは、ジョブの進行状況と結果を確認するを参照してください。