pjlprtrs.cfgファイルにプリンターモデルを追加する

pjlprtrs.cfgテキストファイルは、wait-for-job-completiontrueへの設定をサポートするプリンターモデルを一覧表示していますが、これらのプリンターは、SNMPをサポートしていない、SNMPを使用するようには構成されていない、InfoPrint Linuxサーバーが起動したときにオンになっていないかのいずれかです。一部のシステムは、pjlprtrs.cfgファイルを使用します。これは、それらが、プリンターがPJLをサポートしていることをSNMPを使用して検証する必要がなく、wait-for-job-completion属性をtrueに設定した状態でプリンターを作成できるためです。この機能がない場合は、オンにされていないプリンターは、SNMP/PJLテストに失敗し、InfoPrintは、wait-for-job-completion属性を自動的にfalseに設定します。これにより、管理者はプリンターをオンにした後、この属性を true にリセットしなければなりません。

プリンターがジョブの正確な完了はサポートしていても、SNMPはサポートしていないことが判明した場合、/usr/lpp/pd/bin/pjlprtrs.cfgファイルにそのプリンターモデルを追加できます。PJL をサポートすることが分かっているプリンターのみをこのファイルに追加する必要があります。Linux CUPS プリンタードライバーは、/usr/share/cups/modelディレクトリーにあります。pjlprtrs.cfgファイルの中のモデル名は、CUPS DSS用のdestination-model実宛先属性に対して指定されているモデル名と一致させてください。

Ricoh Imagio MP 5000とRicoh Pro 907EXプリンターをリストするサンプルのpjlprtrs.cfgファイルは、次のようになります。

Ricoh-Imagio_MP_5000_PS.ppd
Ricoh-Pro_907EX_PS.ppd
注意: Ricoh Imagio MP 5000とRicoh Pro 907EXはSNMPをサポートするため、該当する実宛先でuse-snmpfalseに設定していたか、InfoPrint Manager for Linuxサーバーが起動するときにプリンターがオフにされていた場合は、これらのモデルをpjlprtrs.cfgファイルに追加します。