注文を受信するワークフローを設定する

注文システムによって生成された注文XMLファイルを処理するには、CreateOrdersFromFileステップテンプレートに基づくステップを含むワークフローを設定します。このステップでは、注文プロパティーマッピングを使用して、1つまたは複数の注文と、それらが含むジョブを定義します。このステップも、別のワークフローにこれらのジョブを実行依頼して処理します。

    注意:
  • 始める前に、必ず以下を作成してください。
    • このワークフローが受信する注文XMLファイルを解釈することができる、注文プロパティーマッピングオブジェクト。
    • XMLファイルを受信する入力装置。OrderHotFolderサンプルをコピーするか、新しい入力装置を追加することができます。
    • 各注文に含まれるジョブを処理するワークフロー。

注文を受信するワークフローを設定するには、以下の操作を行います。

  1. ワークフロータブをクリックします。
  2. ワークフローをコピーまたは作成し、ワークフローエディターで開きます。
  3. 既存のワークフローを編集している場合は、それを使用不可にします。
  4. OrderSampleワークフローのコピーを使用していない場合は、CreateOrdersFromFileステ ップテンプレートに基づいたステップをワークフローの 受信フェーズに追加します。
  5. CreateOrdersFromFileステップのプロパティーの値を設定します。
    1. 注文入力ファイルプロパティーには、注文XMLファイルの名前を指定します。ファイル名、スプールファイル名を解決する記号を入力するか、ステップリソースを使用することができます。追加情報については、をクリックしてヘルプを参照してください。デフォルト値は記号:${getFileName(print,xml,read)}です。
    2. 注文プロパティーマッピングプロパティーには、このワークフロー用に作成したプロパティーマッピングオブジェクトを選択します。
    3. 子ジョブとして作成では、各注文のジョブを独立したジョブとして作成するか、注文XMLを処理するジョブの子ジョブとして作成するかを決定します。
      オプションの主な違いは、これらのジョブのジョブ番号プロパティーにあります。子ジョブのジョブ番号は、親のジョブ番号から始まり、その後に小数点以下の数字が続きます。例えば、親ジョブ番号が1020の場合、子ジョブ番号は、1020.1、1020.2、1020.3のようになります。独立したジョブには、まったく異なるジョブ番号が割り当てられます。いずれの場合も、ジョブは注文にリンクされたままです。
    4. ジョブのワークフローでは、各注文でジョブを処理するワークフローを選択します。まだワークフローを作成していない場合は、 設定なしに設定します。ワークフローを作成したら、必ずワークフローを更新してください。
      注意:
    • このステップは 1 次サーバーでのみ実行する必要があります。ローカルの2 次サーバーで実行するように調整しないでください。
  6. 必要な場合は、その他の処理のステップとコネクターを追加します。
  7. ワークフローを保存します。
  8. 作成した入力装置を更新し、作成したワークフローにジョブを送信するようにします。
  9. 次の手順に従い、ワークフローをテストします。
    1. ワークフローを使用可能にします。
    2. ワークフローに注文を送信する入力装置を有効にし、接続します。
    3. 注文XMLファイルを入力装置に実行依頼します。