注文管理サンプルワークフローを実行する

OrderJobSampleOrderSampleワークフローは、XML入力ファイルから作成された注文を処理する方法を示します。

このシミュレーションで使用されるオブジェクトとファイルは次のとおりです。

  • ワークフロー:
    • OrderJobSample
    • OrderSample
  • 注文プロパティーのマッピング:OrderXMLSample
  • 入力装置:OrderHotFolder

    あらかじめサンプル注文ファイルがロードされた入力装置。サンプルファイルは、処理のためにOrderSampleワークフローに送信されます。

注文管理サンプルワークフローを実行するには、以下の操作を行います。

  1. メインタブをクリックします。
  2. プリンターポートレットで、 サンプルプリンターを右クリックして 使用可能を選択します。
  3. 入力装置ポートレットで、 OrderHotFolder入力装置を右クリックし、 使用可能にして接続を選択します。

    order.xmlという名前のジョブがジョブポートレットに表示されます。

  4. order.xmlジョブは、1つの注文と2つのジョブを作成するために、 OrderSampleワークフローを通過します。
    このジョブには、プロパティーマッピングオブジェクトに基づいて注文とジョブを識別し、マッピングするために使用されるサンプルXMLファイルが含まれています。

    CreateOrdersFromFileステップでは、 OrderXMLSampleプロパティーマッピングオブジェクトを使用して注文とジョブを識別し、XML注文ファイル内のXMLエレメントの値を注文プロパティーとジョブプロパティーにマッピングします。

      注意:
    • このステップは 1 次サーバーでのみ実行する必要があります。ローカルの2 次サーバーで実行するように調整しないでください。

    設定されているプロパティーがテーブルに一覧表示されます。

    XML要素(XPath式) オブジェクト種類 プロパティー
    /Orders/Order/ID 注文 注文名 (Order.name)
    /Orders/Order/OrderNumber 注文 外部注文参照 (Order.Reference)
    /Orders/Order/Customer 注文 カスタマー名 (Order.Customer)
    /Orders/Order/Notes 注文 概要 (Order.Description)
    /Orders/Order/quantity 注文 部数 (Order.Copies)
    /Orders/Order/DueDate 注文 期日 (Order.DueDate)
    /Orders/Order/OrderDetails/OrderDetail/ID ジョブ ジョブ名 (Job.Name)
    /Orders/Order/OrderDetails/OrderDetail/OrderType ジョブ カスタム1 (Job.Info.Attr1)
    /Orders/Order/OrderDetails/OrderDetail/ProductName ジョブ カスタム2 (Job.Info.Attr2)
    /Orders/Order/OrderDetails/OrderDetail/PrintFile ジョブ カスタム3 (Job.Info.Attr3)
    /Orders/Order/OrderDetails/OrderDetail/PrintFile/@type ジョブ メディア (Job.Media)

    このステップでは、2つのジョブが含まれる1つの注文を識別します。これは2つのジョブを作成し、OrderJobSampleワークフローにジョブを送信します。 注文テーブルは、2つのジョブを含む1つの注文を表示します。

    ジョブはOrderJobSampleワークフローで処理を開始します。ジョブが SetJobPropsFromTextFileステップから離れる場合:

    • 品目の製品タイプが印刷物の場合、ワークフローは印刷所分岐を通じて、ジョブを送信します。
    • 品目の製品タイプが印刷物ではない場合、ワークフローはウェアハウス分岐を通じて、ジョブを送信します。

    印刷できないジョブは、ワークフローのウェアハウス分岐で、 ManualStepWithAutoStartステップを通過します。ジョブの出荷準備が整うまで、ジョブはそのステップで待機します。

    WaitForRelatedJobsステップは、注文のすべてのジョブがこのステップに到達するまで、注文に含まれる各ジョブを保留します。

  5. [ジョブ]テーブルで、手動フェーズのジョブを右クリックし、 手動完了を選択します。

    ジョブはWaitForRelatedJobsステップに進みます。

    両方のジョブがWaitForRelatedJobsステップに到達すると、ワークフローは3つのジョブすべて(元の注文ジョブ、印刷不可能ジョブ、印刷可能ジョブ)を RetainCompletedJobsステップに送信します。各ジョブの状態が、 保存に変わります。注文の状態が、 完了に変わります。

      注意:
    • 注文テーブルのジョブ状態の変更を確認するには、 メインページを更新する必要があります。
  6. [ジョブ]テーブルで、印刷可能ジョブを右クリックし、表示を選択します。
    ビューアーに、注文の一部として印刷されたPDFファイルが表示されます。