注文管理
Order Management機能では、個々のジョブをグループ化して効率的にまとめて処理できるようにする関数とオブジェクトが導入されています。この機能は、手動による注文の作成と、注文をXMLファイルとして出力またはエクスポートできる注文システムからの注文の提出の両方に対応しています。
この機能は、ステップテンプレート、注文オブジェクト、 注文プロパティーマッピングオブジェクトを追加します。また、使用シナリオの一部としてサンプルオブジェクトが含まれており、インストールで使用するために必要に応じて調べたり、コピーしたりすることができます。
オブジェクト
- 注文
- 注文はジョブの入れ物です。注文は、(ジョブの実行依頼ポートレットを通して)手動で作成することも、注文システムによって生成され、XMLファイルとして入力装置に送信することもできます。XMLファイルは解釈され、各注文に1つ以上のジョブが含まれる1つ以上の注文に変換されます。注文にプロパティーを設定することができ、その一部は注文内のすべてのジョブに渡されます。
- 注文プロパティーマッピング
- 注文プロパティーマッピングは、注文システムによって作成されたファイル内のどのXMLエレメントが注文とジョブを識別するために使用され、どのXMLエレメントがプロパティーを設定するために使用されるかを定義します。
ステップテンプレート
- CreateOrdersFromFile
- このステップテンプレートに基づくステップは、注文プロパティーマッピングオブジェクトを使用して、XML入力ファイルの内容から、その中にジョブを含む注文を作成します。このステップは、指定したワークフローにジョブを実行依頼して処理します。
- OrderSample
- 機能の動作を理解するために確認および実行できるサンプルワークフロー。これは、OrderHotFolderからXMLファイルを受信し、 OrderJobSampleワークフローによって処理されるジョブを送信します。
- OrderJobSample
- 機能の動作を理解するために確認および実行できるサンプルワークフロー。OrderSampleワークフローから子ジョブを受け取り、処理します。
- OrderHotFolder
- あらかじめサンプル注文ファイルがロードされたサンプル入力装置。サンプルファイルは、処理のためにOrderSampleワークフローに送信されます。
- OrderXMLSample
- サンプルOrder.xmlファイルを処理し、1つの注文と2つのジョブを作成するように設定されたサンプル注文プロパティーマッピングオブジェクト。