WSDL ファイルをインポートする
Web Service Description Language (WSDL) ファイルには、受信するパラメーター、返すデータ構造を含めて、SOAP Web サービスを呼び出す方法が記述されています。アプリケーションと通信するために呼び出すすべてのSOAP
WebサービスのWSDLファイルをインポートします。RICOH ProcessDirectorは、各WSDLファイルのSOAP操作からSOAP要求オブジェクトを作成します。
- 注意:
- SOAP Webサービス入力装置と通知は、Web Services Enablement機能に含まれています。
WSDL ファイルをインポートするには、以下の手順に従ってください。
- アプリケーションで提供される SOAP Web サービスの呼び出しに必要なすべての WSDL ファイルをコンピューターにダウンロードします。
- RICOH ProcessDirectorユーザーインターフェースで、 管理タブをクリックします。
- 左のペインで、 をクリックします。
- 左のペインで、 をクリックします。
- WSDL 接頭部プロパティーに値を入力します。
RICOH ProcessDirectorは、作成する各SOAP要求オブジェクトの名前の先頭に、この値とハイフンを追加します。
たとえば、WSDLファイルには、次の2つのSOAPリクエストが含まれています。GetOrdersByDateとGetOrdersByOrderNumber。 WSDL 接頭部フィールドにDigitalStoreと入力します。WSDL ファイルをインポートすると、2 つの SOAP 要求オブジェクトの名前は、 DigitalStore-GetOrdersByDateと DigitalStore-GetOrdersByOrderNumberになります。 - 参照()をクリックして、コンピューターにダウンロードしたWSDLファイルを選択します。参照ボタン()に続いて、WSDLファイルの名前(Orders.xmlなど)が表示されます。
- インポートをクリックします。通知メッセージには、RICOH ProcessDirectorが作成したSOAP要求オブジェクトの名前が表示されます。
RICOH ProcessDirectorは、WSDLファイルの名前として WSDL接頭部プロパティーの値を使用します。拡張子は
wsdl-number
であり、number は次のような 13 桁の数字になります。例:DigitalStore.wsdl-1234567890123。RICOH ProcessDirectorは、WSDLファイルを/aiw/aiw1/wsdl
ディレクトリー(Linux)またはC:\aiw\aiw1\wsdl
ディレクトリー(Windows)に配置します。 - 別の WSDL ファイルをインポートするには、これらのステップを繰り返します。
- WSDL ファイルのインポートが完了したら、閉じるをクリックします。
SOAP 要求オブジェクトは、編集も削除もできません。