出力形式
RICOH ProcessDirectorは、RICOH TotalFlowプリンター、Ricoh PDFプリンター、カスタムPDFプリンター、およびLPDプロトコルを使用して実行依頼されたジョブを受け取ることのできるプリンターにジョブを送信できます。AFPサポート機能がインストールされている場合は、IPDSプリンターにジョブを送信することもできます。また、InfoPrint 5000などの一部のプリンターがIPDS以外のジョブを受け取るために使用するホットフォルダーに、印刷ジョブをコピーすることもできます。
RICOH ProcessDirectorは、次のプリンター出力形式をサポートします。
- AFP
- AFPサポート機能がインストールされている場合、RICOH ProcessDirectorはAFP印刷ジョブをIPDSプリンターに送信できます。RICOH ProcessDirectorは、これらのプリンターからジョブのステータス情報を受け取り、プリンターに要求を送信できます。これは、現在印刷中のジョブを中断する、 ジャンプアクションを使用してジョブ内の別の位置に移動して印刷を再開する要求などです。
- PCL
- RICOH ProcessDirectorは、AFPサポート機能のプリンタードライバーコンポーネントがAFPからPCLに変換したPCLOutプリンターにジョブを送信できます。RICOH ProcessDirectorは、これらのプリンターからジョブに関するステータス情報を受信できません。
- RICOH ProcessDirectorはPDFファイルをRICOH TotalFlowプリンターに送信できます。
- Ricoh PDFプリンターがデータストリームをサポートする場合、RICOH ProcessDirectorはそのプリンターにPDFファイルを送信できます。
Kodakのカットシートサポート機能がインストールされている場合、RICOH ProcessDirectorはPDFファイルをKodak PDFプリンターに送信できます。
Xeroxのカットシートサポート機能がインストールされている場合、RICOH ProcessDirectorはPDFファイルをXerox PDFプリンターに送信できます。
- PostScript
- RICOH ProcessDirectorは、PDFをPostScriptに変換することで、PDFファイルをRicoh PDFプリンターおよびカスタムPDFプリンターに送信できます。
Kodakのカットシートサポート機能がインストールされている場合、RICOH ProcessDirectorはPDFをPostScriptに変換することで、PDFファイルをKodak PostScriptプリンターに送信できます。
- その他
- RICOH ProcessDirectorは、パススループリンターに他の形式の印刷ジョブを送信できます。RICOH ProcessDirectorは、これらのプリンターからジョブに関するステータス情報を受信できません。プリンターを表すソフトウェアキューに要求を送信することはできますが、プリンターそれ自体に送信することはできません。
ホットフォルダーを備えたプリンターでジョブを印刷するときに、パススループリンターを使用できます。ジョブをプリンターのホットフォルダーにコピーするように、パススループリンターを構成します。ホットフォルダーは、ジョブをそのプリンターに実行依頼します。印刷ジョブをホットフォルダーにコピーした場合、RICOH ProcessDirectorがジョブに関する状況情報をプリンターから受け取ることはできません。
注意: RICOH ProcessDirectorが、マッピングされたドライブまたはマウントされたファイルシステムとして、プリンターのホットフォルダーにアクセスできる場合は、 CopytoFolderステップを使用できます。このステップは、ジョブをプリンターに実行依頼します。ただし、 CopyToFolderステップを使用する場合、 ジョブのスケジュールアクションを使用してジョブをプリンターに割り当てることはできません。 CopyToFolderステップは、プリンターへのジョブの割り当てに、 ジョブのスケジュールアクションに設定された 要求されたプリンタープロパティーを使用しません。