RICOH ProcessDirector の Web サービス
RICOH ProcessDirector は、REST (Representational State Transfer) ソフトウェアアーキテクチャー原理を使用する Web サービスを提供するので、他のアプリケーションからその機能を使用できます。
RESTful な Web サービスは、要求の送信と結果の受信に HTTP (Hypertext Transfer Protocol) を使用します。各 Web サービスには、それぞれに関連付けられた URI (Universal Resource Indicator) があります。要求を作成する際、URIを変更して、対象のオブジェクトまたは行うアクションに関する具体的な情報を持たせます。URI の変更は、プリンターオブジェクトの名称をURIに挿入するなどの簡単な場合もあれば、Extensible markup language (xml) を使用して、オブジェクトを検索する際の基準と返ってきたときのソート法を記述するなどの非常に複雑な場合もあります。XML エレメントをコーディングして要求に含める場合、URI に追加する前に URL (Universal Resource Locator) でエンコードする必要があります。
RICOH ProcessDirector を使用すれば、Web サービスを使用して印刷ジョブやシステムの他のオブジェクトについての情報を要求できます。また、Web サービスを使用してプロパティーを設定し、オブジェクトの使用可能化と使用不可化、プロパティーの変更、プリンターの開始と停止などのアクションを実行することもできます。