RICOH Fieryカットシートプリンター

このプリンタータイプはFieryコントローラーを介して操作されるプリンターに使用します。SNMPで限定的なジョブデータを受信するか、RICOH API for Fieryを使用して詳細なジョブ情報を受信することができます。

このプリンタータイプで収集されるデータについては、収集データを参照してください。

New Printerダイアログボックス - RICOH Fieryカットシートプリンター

Data Collectorとデータソース間の接続を確立するために、SNMP(Simple Network Management Protocol)のバージョンを選択します。この手順については、 Generic SNMP Printer を参照してください。

RICOH API for Fiery - ステータスが有効
状態有効の場合、 RICOH API for Fieryを通じてジョブデータが収集されます。Data Collectorは、ジョブID、ジョブ名、ジョブ状態、部数、ページ、シート、インプレッションなどの詳細なジョブ情報を提供できます。

プリンターにFiery APIバージョン5.2.27.01以降と RICOH Supervisor用Fieryパッチが適用されていることを確認します。 Fiery APIの更新については、Fiery Command WorkStationの使用説明書を参照してください。

RICOH API for Fieryを使用するには、RICOH Fieryカットシートプリンターに登録する際に使用した認証情報と一致するユーザー名とパスワードで認証する必要があります。デフォルトの認証情報を変更しなかった場合は、ユーザー名にadmin、パスワードにFiery.1を入力します。

テストをクリックして、接続や認証に問題がないことを確認します。 RICOH Supervisor Data Collectorは、プリンターとの接続を確認し、プリンターの時間帯を取得します。別の時間帯を設定したい場合は、 時間帯リストから別の値を選択します。

    注意:
  • この機能は、RICOH API for Fieryの機能でのみ利用可能です。この機能を購入する場合は、リコーの担当者にお問い合わせください。
  • Fiery のパッチがインストールされていることを確認します。FIT102429972(WindowsベースのFieryコントローラーの場合)またはFIT102430496(LinuxベースのFieryコントローラーの場合)がインストールされていることを確認します。
  • RICOH Pro9500プリンターの場合、RICOH API for Fieryの最小バージョン(5.2.75.00)およびFieryパッチ(SP3_FIT102693514)がインストールされていることを確認します(WindowsベースのFieryコントローラーの場合)。
  • RICOH ProC7500プリンターの場合、RICOH API for Fieryの最小バージョン(5.2.75.00)およびFieryパッチ(SP3_FIT102693519)がインストールされていることを確認します(WindowsベースのFieryコントローラーの場合)。
  • RICOH Supervisor Data Collectorに登録済みのプリンターで RICOH API for Fieryを使用する場合は、プリンターのプロパティーを編集し、 RICOH API for Fieryのオプションを有効にする必要があります。その後、手順に従って認証とプリンター接続を行い、必要に応じてプリンターの時間帯を調整します。
  • Fiery Command WorkStation、Fiery Hot Folders、またはFTPで直接実行依頼されたジョブで、印刷面の情報が正しく報告されない場合があります。この問題を解決するには、実行依頼されたジョブごとに印刷面を手動で設定します。ジョブを右クリックし、プロパティー...を選択します。 ジョブプロパティーダイアログボックスの レイアウトで、 両面オプションを選択します。正確な手順については、使用しているFiery Command WorkStationのバージョンに関する使用説明書を参照してください。
  • 部数は、印刷が終了したジョブに対してのみ利用できます。
  • ページ数が奇数の両面ジョブを外部アプリケーションからPostScriptで実行依頼した場合、印刷面情報がプリンターに正しく登録されず、片面ジョブとして報告されることがあります。
RICOH API for Fiery -ステータスが無効
状態無効の場合、SNMPを使用してデータが収集されます。Data Collectorは、ジョブ状態やエラーメッセージなど一部のジョブ情報のみを受信します。
    注意:
  • RICOH Supervisor Data CollectorがSNMP経由で情報を受信する際にジョブ名などのプリンターデータを正しく表示するには、 Printer Character Setオプションの設定値がプリンターで設定されている言語設定に一致していることを確認してください。詳しくは、プリンターの使用説明書を参照してください。
  • 正確なジョブデータを得るためには、Fiery Command WorkStationで印刷済みキューの上限を99に設定してください。サーバー デバイスセンター サーバー構成に移動し、右下にある 設定ボタンをクリックします。次に、ジョブ管理 印刷済みキューに移動し、 印刷済みキューに保存されているジョブ99を入力します。正確な手順については、使用しているFiery Command WorkStationのバージョンに関する使用説明書を参照してください。
  • 複数の短期ジョブをまとめて印刷する場合、SNMPを使用してジョブデータを収集しているときに、一部のジョブがRICOH Supervisorに報告されないことがあります。