LogCollectorを使用してログを収集する

LogCollectorを使用してログファイルを収集する場合に、本セクションを使用します。LogCollectorはRICOH Auto Color Adjusterの一部です。

デスクトップアプリケーションの使用中に何らかの問題が発生した場合は、LogCollectorを使用してファイルを収集することをお勧めします。ただし、以下のいずれかの状況が発生した場合は、LogCollectorを使用してログファイルを収集する必要があります。

  • RICOH Auto Color Adjusterを起動することができない。
  • かんたん色調整色見本合わせカスタム測色のいずれかのダイアログを使用中に、デスクトップアプリケーションでエラーが発生した。
      重要:
    • エラーの発生後にRICOH Auto Color Adjusterを再起動したり、アプリケーションで他のアクションを実行したりすると、ログファイルが関連しなくなることがあります。

LogCollectorを使用してログを収集するには、以下の操作を行います。

  1. ログファイルをデフォルトの場所に保存する場合は、LogCollector.exeファイルを使用します。
    1. ローカルドライブで、C:\RicohAutoColorAdjuster\inst\LogCollectorに移動します。
    2. LogCollector.exeをダブルクリックします。
      ログファイルはPACKフォーマットでC:\RicohAutoColorAdjuster\Tempに保存されます。
  2. ログファイルを保存する場所を選択したり、一度収集したログファイルを削除したい場合は、コマンドプロンプトを使用します。
    1. ファイルエクスプローラーを開きます。
    2. ファイルエクスプローラーのアドレスバーに、C:\RicohAutoColorAdjuster\inst\LogCollectorと入力して Enterキーを押します。
    3. ファイルエクスプローラーのアドレスバーで、現在のフォルダーパスをcmdに置き換えます。 Enterキーを押します。
      コマンドプロンプトダイアログが開きます。
    4. コマンドプロンプトダイアログで、LogCollector.exe [--output 出力フォルダーのパス] [--move]と入力します。--output--moveはどちらもオプションパラメーターで、以下のようになります。
      • --outputはオプションパラメーターで、出力先を指定できます。パラメーターの直後にフォルダーパスを追加します。フォルダーパスに空白が含まれる場合は、パス全体を引用符で囲みます。
      • --moveは、ログの収集の完了後にディスクからトレースを削除するようにアプリケーションをトリガーするオプションパラメーターです。
    5. PACKフォーマットのログファイルは、選択された出力フォルダーパスに保存されます。