複合フィルターを編集する

複合フィルターのフィルタープロパティーを編集する方法を説明します。

複合フィルターを編集するには、以下の操作を行います。

  • フィルターパネルを開くには、 展開/折りたたむボタン()をクリックします。
  • フィルターのリストから編集する複合フィルターを選択します。フィルターをダブルクリックするか、フィルターを右クリックしてプロパティーを選択します。

複合フィルターダイアログが表示されます。

フィルター名
複合フィルター名を変更できます。
概要
複合フィルターの簡単な概要を編集できます。

コンポーネントタブ

複合フィルターは2つ以上のコンポーネントから構成されます。コンポーネントを追加または削除できます。新しいコンポーネントを追加するには、コンポーネントの追加ボタン()をクリックします。リストからコンポーネントを削除するには、コンポーネントの削除ボタン()をクリックします。

編集をクリックし、コンポーネントプロパティーを設定します。 コンポーネント詳細ダイアログが表示されます。

コンポーネント名
コンポーネント名を指定します。
試し印刷ジョブ
試し印刷ジョブプロパティーが 試し印刷が必須に設定されたジョブをフィルター選択に含める場合は、チェックを付けます。デフォルトでは 試し印刷が必須のジョブを含めるのチェックが外れています。
注意: チェックを外したときは、フィルター選択は、試し印刷ジョブプロパティーが 試し印刷が必須に設定されたジョブを無視します。
集約
ジョブ集約を有効にする場合は、ジョブ集約を有効にするにチェックを付けます。チェックボックスは、 集約ウィンドウの 管理タブから集約が有効になっている場合のみ表示されます。フィルター集約が有効なとき、手動または自動で作成されるこのフィルターの全てのバッチの集約は有効になります。集約は試し印刷フィルターでは利用できません。
出力先
リストからこのコンポーネントのホットフォルダー宛先を選択します。
推定出力速度
選択した出力先で生成される推定出力速度です。出力速度を編集し、リストから測定単位を選択します。
バナーシート
このフィルターのジョブのバナーシートを印刷しない場合は、チェックを付けます。このオプションはバナーシートが選択した出力先に設定されている場合にのみ有効になります。

各コンポーネントのジョブ属性、ジョブシーケンス、ボリューム見積もりを設定できます。

ジョブ属性タブ

一致
以下のオプションから1つ選択します。
  • すべての属性("and"論理)
  • 任意の属性("or"論理)

すべての属性("and"論理)を選択する場合は、 ジョブ属性タブで設定された全ての属性と一致するジョブがコンポーネントによって選択されます。 任意の属性("or"論理)を選択する場合は、指定された属性のいずれかと一致する全てのジョブがコンポーネントによって選択されます。

新しいフィルターの条件を設定するには、以下の操作を行います。

  1. 1番目のリストから属性種類を選択します。
  2. 2番目のリストから演算子を1つ選択します。
    • 次の値と等しい
    • 次の値と等しくない
    • 次の値より大きい
    • 次の値より小さい
    • 次の値以上
    • 次の値以下
  3. 指定した属性種類の値を入力または選択して条件を完成させます。
注意: 演算子が選択されると、ジョブ属性の開始値と終了値を指定できます。

属性を選択すると、コンポーネントの条件として使用できます。新しい属性を追加するには、条件を追加ボタン()をクリックします。コンポーネント条件から属性を削除するには、 条件を削除ボタン()をクリックします。

特定の日時でジョブをフィルターに掛ける場合は、最初のリストから納期日属性を選択します。2番目のリストから演算子として 次の値と等しいまたは 次の値以下を選択します。

注意: 演算子で次の値と等しいを選択した場合は、指定した値の日付のみを設定できます。

特定の日時を設定するには、以下の操作を行います。

  1. カレンダーボタン()をクリックします。 納期ダイアログボックスが表示されます。使用可能なオプションを1つ選択または入力し、ジョブの期限の日時を設定します。

  2. OKをクリックします。

ジョブ シーケンスタブ

このコンポーネントのジョブのシーケンスを設定できます。2次属性で1次並び替え内のジョブのリストを並び替えます。

ボタンを使用し、並び替えの属性を追加または削除します。手動で属性を並び替えると、コンポーネントが実行しません。

注意: 自動化タブで 自動化レベル自動化なしに設定したときは、 ジョブ シーケンスタブは無効です。

ボリューム見積もりタブ

最大3つまでボリューム見積もりを選択すると、コンポーネント情報に表示できます。各メニューに表示される値は、以下のとおりです。

  • なし
  • ジョブ
  • シート数
  • フィート
  • メートル
  • 実行(時間:分)
  • 総ページ数
  • ファイルサイズ

プレビュー

コンポーネントのプレビューが表示されます。この情報はフィルターパネルのフィルターリストに表示されます。

注意: プレビューにボリューム見積もりが表示されない場合は、こんなときにはを参照してください。

OKをクリックして変更を保存し、 コンポーネント詳細ダイアログを閉じます。

自動化タブ

自動化レベル
自動化レベルを選択できます。以下のオプションから1つ選択します。
  • 自動化なし:ジョブは自動的にバッチされません。
  • 自動バッチ:対象範囲に達したときは、ジョブのバッチが自動的に作成されます。
  • 自動バッチと送信:対象範囲に達したときは、一致する全てのジョブのバッチが自動的に作成され、関連付けられている出力先に送信されます。
自動化トリガー
2つのオプションから1つ選択します。
  • すべての条件(“AND”論理):
  • 任意の条件(“OR”論理):

すべての条件(“AND”論理):を選択した場合は、全ての指定した対象に達したときにのみバッチが作成されます。 任意の条件(“OR”論理):を選択した場合は、指定した対象のいずれかに達したときにバッチが作成されます。

リストから条件を追加または削除できます。新しい条件を追加するには、条件の追加ボタン()をクリックします。属性を削除するには、条件の削除ボタン()をクリックします。行の位置を変更するには、移動ボタン()をクリックし、選択項目をドラッグします。

トリガー状況を設定するときは、各ボリュームに基づくトリガーにコンポーネント を指定してください。条件を設定するには、以下の操作を行います。

  1. リストから対象種類を選択します。
  2. リストからコンポーネントを選択します。
  3. 行の位置を変更するには、最初のテキストフィールドに値を入力し、対象を設定します。
  4. 2番目のフィールドでしきい値を指定します。
選択した対象種類のしきい値範囲がシステムで計算され、表示されます。

注意: 対象種類として曜日/時刻を選択する場合は、バッチが作成されるときの特定の曜日(日曜日から土曜日)と時刻を設定できます。

曜日リストから値を選択します。

時刻リストから値を選択します。

フィルターが 曜日/時刻 自動化に設定され、TotalFlow BatchBuilderサーバーが 指定した日時に停止したときは、サーバーが開始したときにフィルターはトリガーされません。

スケジュールタブ

フィルターの自動化に適用されるスケジュールを作成し、フィルターを実行できる期間を制限する方法を説明します。

注意: 自動化レベル自動化なしに設定したときは、 スケジュールタブが使用できません。

有効にするまたは 無効にするボタンをクリックすると、 自動スケジュールを有効または無効にできます。

注意: 最大バッチ数は、選択したコンポーネントによって、このフィルターが期間ごとに自動化される回数を制限します。

曜日メニューから曜日を選択します。 開始リストから自動化を開始する対象の時間と分を選択します。 停止リストから自動化を停止する時間と分を選択できます。送信する 最大バッチ数を指定します。

    注意:
  • スケジュールされた期間の最大バッチ数を設定すると、バッチ数に監視されたコンポーネントフィルターを選択できます。

  • スケジュールされた期間に最大バッチ数が指定されている場合は、最大バッチ数コンポーネントのフィルター選択項目が有効になります。

  • 1つのアクティブ期間でコンポーネントの最大バッチ数を達成していても、他の期間で 最大バッチ数を満たしていない場合は、バッチは送信され続けます。

ボタンを使用して複数のスケジュールを追加または削除します。

自動化トリガーコンポーネント

最大バッチ数が設定されている場合は、リストから コンポーネントを選択します。 自動化トリガーコンポーネント選択です。

新しい複合フィルターを作成するには、OKをクリックします。

新しい複合フィルターウィンドウダイアログを閉じ、入力した情報を破棄するには、 キャンセルをクリックします。

変更したプロパティーを保存するには、OKをクリックします。フィルター編集ダイアログを閉じて変更を破棄する場合は、 キャンセルをクリックします。

フィルターを削除するには、削除をクリックします。詳しくは、フィルターを削除するを参照してください。