システムオブジェクト
注文
注文は、TotalFlow BatchBuilderシステムにジョブを投入するために使用します。注文は入力ホットフォルダー経由で受信でき、複数のジョブを含めることができます。また、注文はTotalFlow BatchBuilder操作画面の 注文を送信から送信することもできます。
システム内の全ての注文の表示、注文プロパティーの編集、注文に含まれるジョブのプロパティーの編集、注文へのジョブの追加などができます。
ジョブ
ジョブには、TotalFlow BatchBuilderで受信および処理するコンテンツファイルが含まれています。ジョブは入力ホットフォルダー経由または注文送信によってTotalFlow BatchBuilderシステムに導入されます。ジョブはフィルター処理されてから、バッチでグループ化され、出力先に送信されます。ジョブのプロパティーの表示または編集、ジョブ状態の変更、システムからジョブの削除などができます。
バッチ
バッチは、類似するプロパティーを持つジョブファイルをグループ化するために使用します。バッチは手動で作成するか、定義済みフィルターに基づいて自動的に作成されます。バッチが作成されると、処理する出力デバイスに自動的に割り当てられます。バッチには、受信した注文に含まれているジョブファイルが含まれています。バッチプロパティーの編集、バッチに含まれているジョブの並べ替え、削除、追加などができます。
フィルター
フィルターは、特定のジョブ属性に基づいてシステム内の全てのバッチされていないジョブを選択します。TotalFlow BatchBuilderシステムには5つの定義済みフィルターがあります。カスタムフィルターを作成してジョブプロパティーの条件を設定すると、バッチするジョブを選択できます。バッチはフィルターから手動で作成できます。自動機能を使用するとバッチはフィルターから自動的に作成されます。フィルターには、簡易、複合、試し印刷の3種類があります。
ユーザー
全てのTotalFlow BatchBuilderユーザーには、固有のユーザー名とパスワードが必要です。デフォルトユーザーのアカウント種類は、管理者です。管理者は、新しいユーザーの作成、編集、削除ができます。自分のアカウントは削除できません。
アラート
TotalFlow BatchBuilderシステムでは、重要なイベントが発生したときにアラートが表示されるように設定できます。アラートトリガーを作成して使用すると、特定種類のアラートが発行されたときの条件を設定できます。TotalFlow BatchBuilderシステムにはデフォルトアラートトリガーのセットがあります。
入力
TotalFlow BatchBuilderシステムは入力ソースとしてホットフォルダーを使用します。システムは入力ホットフォルダー経由でジョブを受信します。入力ホットフォルダーには、ファイル形式によって PDF/Postscript、 XML/制御ファイル、 HTTP経由JMF、 TotalFlow HTTP経由JMF、 CSVなどがあります。
出力
出力は、指定したフォルダー先にバッチを送信するために使用します。出力ホットフォルダーには、ファイル形式によってPDF/Postscript、 PDF/PostscriptおよびXML、 PDF/PostScriptおよびCSV、 TotalFlow MIME、 PDF/PostscriptおよびRPDリストファイル、 HTTP経由JMF、 TotalFlow HTTP経由JMFなどがあります。バッチを作成して送信するには、最低1つの出力フォルダーを定義する必要があります。