用紙を使用するためにプリンターを設定する
ジョブで指定された用紙に印刷されるように、TotalFlow Production Managerのプリンターと用紙を設定する方法を説明します。リコーとEFI Fieryのコントローラーオプションを使用するプリンターでは同じ手順になります。
以下の手順はTotalFlow Prepまたは他の外部アプリケーションから送信したジョブに適用されます。デフォルトでは、ホットフォルダーやlpr
コマンドを使用して送信したジョブには用紙プロパティーが指定されないので、受信とスケジューリングが自動的に実行されます。
TotalFlow Production Managerプリンターを設定してジョブを印刷するには、以下の操作を行います。
- TotalFlow Production Managerの用紙を正しく定義します。詳しくは、 TotalFlow Production Manager と他のプログラムの用紙を参照してください。
- 各ジョブチケットプリンターまたはパススループリンターの給紙トレイをマッピングしてプリンター機器にセットした用紙を表示します。
- 可能なときはデフォルト用紙を使用します。デフォルト用紙の名前はプリンターの用紙リストに一致させる必要はありません。たとえば、プリンター機器のトレイ1にセットした用紙が用紙リストで 標準になるとします。TotalFlow Production Managerには 標準というデフォルト用紙はありませんが、 A4という用紙があります。 標準と A4は両方ともホワイト、A4サイズ、坪量80g/m2で、印刷済み紙、パンチ済み紙、凹凸紙、コート紙ではありません。この場合は、TotalFlow Production Managerプリンターの トレイ1で A4用紙を指定します。
- デフォルト用紙を使用できない場合は、ユーザー設定紙を作成します。
- デフォルト用紙に最も近い用紙をコピーしてから、プロパティーを変更します。TotalFlow Prepまたは他の外部アプリケーションから送信したジョブと一致するすべてのプロパティーの値が確保されます。
- ユーザー設定紙に対応している用紙リストを使用する場合は、各プリンターの用紙種類のリストに用紙を追加します。
- 可能なときはデフォルト用紙を使用します。
- TotalFlow Production Managerにジョブを送信する前に、外部アプリケーションのジョブチケットで要求された用紙プロパティーとTotalFlow Production Managerの用紙ライブラリーのプロパティーを比較します。ジョブチケットが要求するすべての用紙には、等しいプロパティー値があるTotalFlow Production Managerの用紙が必要です。ユーザー設定紙を使用するジョブを送信する場合は、ジョブチケットの用紙プロパティーにユーザー設定紙を指定したことを確認してください。
- TotalFlow Production Managerプリンターにジョブを送信するように設定するには、ジョブチケットで要求された各用紙名がプリンターの給紙トレイにマッピングした用紙名または用紙交換で指定した用紙名と一致することを確認します。
- プリンターにジョブの印刷を送信できない場合は、以下の操作を行います。
- ジョブを選択し、さらに表示をクリックし、 移動...を選択します。 ジョブを移動ダイアログで、対象プリンターにジョブを設定できない原因のプロパティーを確認します。
- 用紙プロパティーに問題がある場合は、ジョブによって要求された各用紙名がプリンターの給紙トレイのリストに表示されていることを確認します。