コマンドでジョブ属性シンボルを使用する

ジョブ属性は、パススループリンターまたは外部アプリケーションを実行アクティビティーのコマンドでシンボルとして使用できます。コマンドを実行すると、シンボルは、パススループリンターで印刷されているか、 外部アプリケーションを実行アクティビティーによって処理されているジョブの指定されたプロパティーの値に置き換えられます。

たとえば、このコマンドはジョブの印刷ファイルをc:\testフォルダーへコピーします。

copy ${getAbsoluteFileName(print,(pcl,ps,pdf),read)} c:\test\${Job.Name}
宛先ファイルの名前は、ジョブの 名前プロパティーの値になります。

コマンド内のジョブ属性シンボル

コマンド内のジョブ属性のシンボル 表示されたプロパティーの名前
${Job.Name} 名前
${Job.ID} ID
${Job.SumaryPhase} 現在のフェーズ
${Job.PhaseProgress} 進行状況
${Job.State} 状態
${Job.UserName} ユーザー名
${Job.PredictedPrinter} 予測プリンター
${Job.JobSize} 合計シート数
${Job.SubmitTime} データ送信日時
${Job.DueDate} 納期
${Job.DueDateCategory} 納期日カテゴリー
${Job.Copies} 部数
${Job.ColorPages} カラーページ
${Job.BwPages} 白黒ページ
${Job.UserCode} ユーザーコード
${Job.Duplex} 片面/両面
${Job.Media} 用紙設定
${Job.OutputBin} 排紙トレイ
${Job.Punch} パンチ
${Job.RequestedPrinter} 要求済みプリンター
${Job.Staple} ステープル
${Job.RetainUntil} 指定日時まで保存
${Job.CustomerName} お客様
${Job.OrderNumber} 注文番号
${Job.Connection} 接続
${Job.Description} 概要
${Job.InputDatastream} 入力データ形式
${Job.PDF.Format} PDF形式
${Job.InputFile.Size} 入力ファイルサイズ(バイト)
${Job.WaitReason} 待機理由
${Job.TotalPages} ページ
${Job.TotalSheets} シート
${Job.PagesStacked} 印刷済みページ
${Job.SheetsStacked} 印刷済みシート
${Job.CopiesStacked} 印刷済み部数
${Job.Print.CumulativePagesStacked} 累積印刷済みページ
${Job.Print.CumulativeSheetsStacked} 印刷済み累積シート
${Job.CurrentPrinter} 現在のプリンター
${Job.Print.AssignPrintTime} ジョブ送信日時
${Job.PageRange} ページ範囲
${Job.ReleaseToPrint} 指定日時まで保留
${Job.PrintControl} 印刷方法
${Job.FoldOptions} 折り
${Job.RetainStartTime} 保存開始時間
${Job.JobType} ワークフロー
${Job.StepAlias} 現在のアクティビティー
${Job.ColorMode} カラー/白黒
${Job.Priority} 優先度
${Job.ReprintCount} 再印刷の数