正規表現

TotalFlow Production Managerでファイル識別パターンを指定するには、正規表現を使用します。

正規表現は、以下のとおりです。

リテラル文字 検索時に特別な意味を持たない文字です。リテラル文字は大文字と小文字が区別されます。たとえば、Aaは一致しません。
を参照してください。 ドットはすべての文字を意味します。たとえば、.atcatratbatと一致します。
( ) 括弧は文字グループを識別します。たとえば、(ABC)ABCと一致します。
- ハイフンは文字の範囲を定義します。たとえば、0-9は一桁の数字と一致します。
* アスタリスクは前の文字が0以上あることを意味します。たとえば、N* は、なし(Nがない)、NNNNNNなどに一致します。.*は、1文字または複数文字の文字列に一致します。
+ プラス記号は直前の文字があることを意味します。たとえば、N+は、NNNNNNなどに一致します。.+は、1文字または複数文字の文字列に一致します。
{ } 中括弧内の数字は前の文字が繰り返される回数を意味します。たとえば、x{3}xxxと一致します。
? 疑問符は前の文字がオプションであることを意味します。たとえば、jpe?gjpegまたはjpgと一致します。
[] 大括弧は文字セットを囲みます。文字セットの文字のうち1つと一致します。たとえば、[ABC]ABCと一致します。
[^ ] 大括弧内の先頭にあるキャレットは文字セットを排除します。たとえば、[^ABC]ABC以外の文字と一致します。
| バーティカルバーは選択できる値を区切ります。たとえば、A|aAまたはaと一致します。
^ 正規表現の先頭のキャレットは文字列の先頭を意味します。たとえば、^A.*\.psABC.psと一致します。
$ 正規表現の最後ドル記号は文字列の末尾を意味します。たとえば、.*ps$psの拡張子があるファイル名と一致します。
円記号は次の文字がリテラル文字になることを意味します。たとえば、¥(ABC¥)(ABC)と一致します。

これらの例のいずれも、次の拡張子を持つファイルに一致します。PDFPDfPdFPdfpDFpDfpdF、または pdf

.*PDF$)|(.*PDf$)|(.*PdF$)|(.*Pdf$)|(.*pDF$)|(.*pDf$)|(.*pdF$)
(.*pdf$)
.*(PDF|PDf|PdF|Pdf|pDF|pDf|pdF|pdf)$
.*[(PDF)(PDf)(PdF)(Pdf)(pDF)(pDf)(pdF)(pdf)]$
.*(P|p)(D|d)(F|f)$
.*(P|p)(D|d)(F|f)
.*[Pp][Dd][Ff]$
.*[Pp][Dd][Ff]