製品の概要

RICOH TotalFlow Production Managerを使用すると、単一のブラウザー操作画面から個別のIPアドレスやホスト名を持つ最大15台のプリンターで印刷処理を管理できます。TotalFlow Production Managerはサーバーとしてインストールされ、操作画面はクライアントとして動作します。
主な製品の機能

TotalFlow Production Managerでは、プリンターに割り当てたジョブや印刷ジョブを一元管理できます。ユーザーは受信中、処理中、完了済みジョブを追跡して印刷直前になるまでジョブチケットを編集できます。TotalFlow Production Managerを使用すると、簡単にジョブの印刷順序や出力プリンターを変更または再印刷できます。

TotalFlow Prepを使用すると、編集、面付け、ページ配置変更などの前処理タスクを実行できます。TotalFlow PrepTotalFlow Production Managerにジョブチケット付きのジョブを送信します。TotalFlow PrepTotalFlow Production Managerでシームレスに作業を行い、ジョブを作成し、前処理設定を適用して、最適なプリンターに送信します。

TotalFlow Production Managerは、ホットフォルダーを使用したジョブ送信にも対応しています。ファイル転送用LPDプロトコルを使用すると、別のシステムからジョブを送信できます。

プリンターへのネットワーク通信を使用すると、簡単にプリンターとジョブの状態を確認できます。

以下の図では、TotalFlow Production Managerを通過するジョブフローを説明しています。ジョブはジョブ属性を割り当てるワークフローに送信されます。たとえば、ワークフロー1でボンド紙、ワークフロー2で再生紙を指定してジョブを印刷するとします。ワークフローにプリンターを関連付けている場合は、TotalFlow Production Managerは自動的にそのプリンターにジョブを割り当てます。ワークフロー4にはプリンターを関連付けていないため、ジョブチケットプリンターまたはパススループリンターにオペレーターが手動でジョブを移動します。

ジョブフロー