領域と向きを指定する

面付けされた原稿データがページごとに印刷されているときに色合わせする場合は、すべてのページで同じ領域と向きを指定すると、色再現性の品質が向上します。また、位置合わせエラーが表示されたときは、領域を指定して位置を合わせます。

領域と向きを指定するには、次の手順を実行します。

  1. 原稿データ(PDF)を印刷します。
    1. 色合わせを実行するプリンターを選択します。
    2. 印刷設定に必要な指定をして原稿データを印刷します。印刷設定については、 Fiery を使用して色合わせ用PDFファイルを印刷するまたは TotalFlow プリントサーバー を使用して色合わせ用PDFファイルを印刷するを参照してください。
        重要:
      • 印刷時は原稿データの拡大や縮小はしないでください。
  2. コンピューターで色見本合わせをクリックします。RICOH Auto Color Adjuster画面
    色見本合わせ画面が表示されます。
      注意:
    • 画面に表示されている項目を左から右に操作します。
  3. 保存された原稿データと色見本があれば、それらを読み込みます。
    1. 指定された領域の保存された原稿データと色見本を読み込むには、選択を選択します。
    2. フォルダー選択ダイアログで、原稿データと読み取った色見本データを含むファイルを選択します。
    3. フォルダーの選択をクリックします。
      原稿ファイルと色見本の指定された領域が色見本合わせダイアログに表示されます。
  4. 指定された領域の保存した色見本がない場合は、読み取ってください。
    1. 原稿データセクションで ファイル選択をクリックします。
    2. 原稿データを選択ダイアログで、原稿データを含むファイルを選択します。
      選択したファイルの画像が原稿データセクションに表示されます。
    3. 原稿データセクションで 領域選択をクリックします。
    4. 画像の向きを変更するには、左に90度回転 または 右に90度回転 をクリックします。
    5. 領域を指定するには、指定する領域の角をクリックし、対角にドラッグします。領域を指定する
      指定した領域が青枠で示されます。
    6. OKをクリックします。
      原稿データで指定した領域と向きの画像が表示されます。
    7. 色見本の読み取り面を上にして本機の給紙トレイにセットします。詳しくは、給紙トレイに原稿/チャートをセットするを参照してください。トレイに色見本をセットする
    8. 色見本セクションで、色見本の用紙サイズを選択します。 不定形を選択した場合は、 副走査 に副走査方向の用紙の長さを入力します。色見本の用紙サイズを指定する
        重要:
      • 読み取る色見本の用紙サイズと異なる選択をすると、紙詰まりが発生することがあります。
    9. 色見本セクションで、 読み込みを選択します。
      読み取りが完了すると、原稿データで選択した領域に合わせた画像が色見本に表示されます。
    10. 画像の選択した領域の指定を変更するには、色見本セクションの 領域選択をクリックし、再度領域を指定します。手順の4.4~4.6と同じ手順を使用します。
  5. 印刷された原稿の読み取り面を上にして本機にセットします。
  6. 色合わせ前セクションで、印刷した原稿のサイズを選択します。 不定形を選択した場合は、 副走査 に副走査方向の用紙の長さを入力します。
      重要:
    • 読み取る原稿の用紙サイズと異なる選択をすると、紙詰まりが発生することがあります。
  7. 色合わせ前セクションで 読み込みをクリックします。
    読み取りが完了すると、原稿データで選択した領域に合わせた画像が色合わせ前に表示されます。
  8. 画像の選択した領域の指定を変更するには、色合わせ前領域選択をクリックし、再度領域を指定します。手順の4.4~4.6と同じ手順を使用します。
  9. プロファイルの作成に進みます。詳しくは、色合わせをしてプロファイルを作成するを参照してください。