サーバーソフトウェアと機能の試用版をローカルにインストールする(無人)
次の手順を使用して、InfoPrint Managerソフトウェアを無人でインストールします。
- InfoPrint Manager ISOファイルをローカルにコピーします。
- ISOファイルをマウントするには、次のコマンドを入力します。
mount /<iso_file_location>/media/<mount_point>
- すべてのユーザー入力を含む応答ファイルを作成します。
ipin_response
という名前の応答ファイルテンプレートは、InfoPrint Manager for AIX ISOのmedia/<mount_point>/templates
ディレクトリーに含まれています。応答ファイルには、応答に関する説明が記載されています。ユーザー入力については、InfoPrint Managerインストーラーを使用するために準備するを参照してください。 - 次のコマンドを使用して、
/media/<mount point>/templates/ipin_response
ファイルを別のディレクトリー(/tmp
など)にコピーします。cp/media/<mount point>templates/ipin_response/tmp/ipin_response
/media/<mount point>templates/ipin_response
ファイルには、すべての潜在的な入力変数が含まれています。ipin_response
ファイルの例については、サンプルipin_responseファイルを参照してください。 - AIXエディターを使用し、必要なインストールオプションを
/tmp/ipin_response
ファイルに指定します。インストールを成功させるための最小要件として、acceptLicenseを受け入れ、psfVolumeGroup、pdVolumeGroup、segmentsVolumeGroupをvg_<hostname>
に設定します。ipin_response
ファイルを保存し、終了します。 - 次のコマンドを指定して、リモートプルインストールを開始します。
/media/<mount_point>/remote_install -a /tmp/ipin_response -s /media/<mount_point>
- 重要:
- この手順では、基本のInfoPrint Manager ISOから機能のインストールのみができます。個別のメディアを必要とする機能は、個別にインストールする必要があります。
- プリンシパルパスワードなどの機密情報が応答ファイルに含まれている可能性があります。潜在的なセキュリティー侵害を回避するには、機密情報を保存する前に、応答ファイルに対するアクセスを制限してください。最初に、他のシステムにNFSエクスポートされていないアクセスが制限されたディレクトリーに応答ファイルを保存します。応答ファイルの許可と所有権を変更し、その内容を確認できるユーザーを限定します。
/tmp
はNFSエクスポートではないとみなされるため、次のコマンドではサンプルの応答ファイルが保護されます。chmod 600 /tmp/ipin_response chown root:sys /tmp/ipin_response
注意: インストールプロセスのトラブルシューティング情報については、
/var/log/pd/install/*.wlog
ファイルを参照してください。