Print and Hold用にAIX/PSF他のプリンターを構成する

以下のプリンターモデルをAIXまたはPSF Otherの実宛先として定義した場合は、プリンターのスループットを強化させるPrint and Hold機能を利用できます。

データストリームを変換なしでInfoPrint Manager経由でプリンターに渡すには、以下の操作を行います。

  1. InfoPrint ManagerアドミニストレーションGUIのメインウィンドウで、プリンター→作成→AIXまたはPSF他宛先を選択します。
  2. プリンターの作成ウィザードの必要なフィールドを入力し、プリンターの実宛先を作成します。詳しい手順については、RICOH InfoPrint Manager for AIX:スタートガイド の「実宛先を作成/管理する」を参照してください。プリンターの作成ウィザードでプリンターコマンドを入力するときは、InfoPrintワークグループプリンターに、以下と同様のコマンドを指定できます。

    使用するホスト名(推奨):

    /usr/lib/lpd/pio/etc/pioinfo printer-name.domain.com
    ここで、printer-name.domain.comはプリンターのホスト名です。pioinfoバックエンドのデフォルトポートは9100です。指定する必要はありません。

    使用するIPv4:

    /usr/lib/lpd/pio/etc/pioinfo 9.99.99.51
    ここで、9.99.99.51はプリンターのIPアドレスです。pioinfoバックエンドのデフォルトポートは9100です。指定する必要はありません。

    使用するIPv6:

    /usr/lib/lpd/pio/etc/pioinfo 2001:0ce8:58a3:0000:0000:6a2e:0370:3734
    ここで、2001:0ce8:58a3:0000:0000:6a2e:0370:3734はプリンターのIPアドレスです。pioinfoバックエンドのデフォルトポートは9100です。指定する必要はありません。

  3. [PSF その他]実宛先が作成されている場合は、[プリンター]→[プロパティー]を選択します。文書タブを選択し、宛先でRIP処理するフォーマットフィールドがPostScriptまたはPCLデータストリームを渡すように設定します。