First Failure Data Capture (FFDC)を構成する
- AIX システムに root としてログインします。
- コマンド行で以下を入力します。
smit pd_psf_ffdc
PATH Used for Capture File
に既存のディレクトリーを指定します。このディレクトリーは、2つまでのpdcapture(使用可能な領域に依存します)を保管するために、FFDCシステムに使用されます。単一のpdcaptureは平均でおよそ8 MBであるため、このフィールドで指定されたディレクトリーは少なくとも8~10 MBが使用可能な空き領域が必要です。2つのキャプチャーが実行された後に、2つのキャプチャーのうち古いほうが新しいキャプチャーに上書きされるため、16~20 MGの空き領域を用意することを推奨します。デフォルトのディレクトリーパスは、$PDBASE/debugです。通常、この値は/var/pd/debugですが、AIXコマンド行でecho $PDBASEと入力することで$PDBASE
の値を判断できます。Notification Email Address
に有効なEメールアドレスを指定します。FFDCシステムがInfoPrintサーバーまたは実宛先で障害を検出した場合は、障害と影響を与えたサーバーの名前(または関連したサーバー)を受信者に通知するために、このアドレスに Eメールメッセージが送信されます。- FFDCシステムを使用可能にするには、
Data Capture
フィールドをon
に設定してください。FFDCシステムを使用不可にするには、Data Capture
フィールドをoff
に設定してください。 OK
をクリックしてから、ARE YOU SURE?
ダイアログボックスでOK
をクリックします。- 走っている人のアイコンが走ることを停止し、問題ないと表示された場合は、
Done
をクリックしてください。 - 元のFFDC構成画面を終了するには、
Cancel
をクリックしてください。