インストーラーでサーバーソフトウェアと機能をローカルにインストールする
InfoPrint インストーラーを実行する前に、ワークステーションに X Server がインストールされていることを確認します。インストールを実行するには、X Windowのディスプレイに対応している必要があります。
ここでは、InfoPrint Manager for AIXインストーラーGUIを使用したInfoPrint基本ソフトウェアと機能のローカルインストールの手順を示します。
- InfoPrint ManagerサーバーソフトウェアまたはInfoPrint Manager for AIXのオプション機能をInfoPrint Manager for AIXインストーラーを使用してローカルのAIXサーバーにインストールするには、以下のコマンドを入力します。
/cdrom/setup
InfoPrint Managerインストーラーによって構成が検査され、システム検査に関するメッセージが表示されます。
- 最初にインストーラーの言語選択画面が表示されます。InfoPrint Managerインストーラーで使用する言語を選択します。言語を追加する方法について詳しくは、言語を追加または削除するを参照してください。
OK
をクリックして続行します。 - 概要画面が表示されます。インストールを続行する前に、他のプログラムをすべて終了するように忠告されます。
次へボタンをクリックし、次の画面に進みます。前の画面で変更を行う場合は、戻るボタンをクリックします。
キャンセルボタンをクリックすると、今すぐにインストールをキャンセルできます。
- ライセンス契約ダイアログで、使用許諾契約書の条項に同意しますを選択し、次へをクリックします。
- ソフトウェア保守契約ダイアログで、使用許諾契約書の条項に同意しますを選択し、次へをクリックします。
- インストールタイプの選択画面が表示されます。
InfoPrint Manager
を選択します。- InfoPrint Manager: InfoPrint Managerを選択すると、基本のInfoPrint Managerソフトウェアがインストールまたは更新され、機能をインストールできます。
- 機能の追加:
機能の追加
を選択すると、1つまたは複数の機能をInfoPrint Managerシステムに追加できます。異なる機能DVD-ROMが必要です。詳しくは、RICOH InfoPrint Manager for AIX: スタートガイド ガイドを参照してください。 - サービスの適用:
サービスの適用
を選択すると、最新のサービス更新をインストールできます。詳しくは、サービスを適用するを参照してください。
[次へ]
をクリックして先に進みます。InfoPrint Managerを再インストールする場合は、再インストール画面にInfoPrint Managerの基本サーバーがすでにインストールされていることが示されます。以前にインストールしたすべての機能の再インストールが必要です。次へをクリックしてInfoPrint Managerを再インストールします。
- インストーラーに機能ダイアログ画面が表示されます。これで、InfoPrint Managerに追加機能を追加します。異なる機能DVD-ROMが必要な場合があります。
これらの機能は基本 DVD-ROM で入手でき、試用ライセンスまたは製品ライセンスでインストールできます。
- InfoPrint Manager AFP2PDF機能
- InfoPrint Manager SAP Print機能
- InfoPrint Manager Pull印刷機能
これらの機能は別のDVD-ROMで入手でき、次の製品ライセンスでのみインストールできます。
- InfoPrint Manager PPFA 機能
- InfoPrint Manager日本語PostScriptフォント機能
機能を選択し、
次へ
をクリックします。 -
言語選択画面で、InfoPrint Managerサーバーと機能の言語を選択し、
次へ
をクリックします。 - インストーラーにサーバータイプ画面が表示されます。InfoPrint Manager1次サーバーを作成するには、
はい
をクリックします。InfoPrint Manager2次サーバーを作成するには、いいえ
を選択します。1次サーバーを作成してから、2次サーバーを作成してください。2次サーバーは追加のInfoPrint Managerサーバーで、1次サーバーと相互運用されます。また、2次サーバーを使用するときは、追加の構成タスクも実行してください。また、2次サーバーを使用するときは、追加の構成タスクも実行し、2次InfoPrint サーバーをインストールするを参照してください。相互運用性については、RICOH InfoPrint Manager for AIX: 操作ガイドを参照してください。[次へ]
をクリックして先に進みます。いいえ
を選択した場合は、1次サーバーのホスト名またはIPアドレスを入力するよう求められます。重要: InfoPrint Manager for AIX4.13の2次サーバーをそれ以前のバージョンのInfoPrint Managerシステムに対して作成することはできません。互換性を保つために、すべてのシステムを4.13レベルにしてください。
- InfoPrint Managerを再インストールまたはアップグレードしている場合は、InfoPrint Managerの以前のインストールが検出されます。画面に
InfoPrint Managerサーバーに現在定義されているオブジェクトを保持しますか?
というメッセージが表示されます。InfoPrint Managerで使用するために構成された既存のオブジェクト(プリンターなど)があります。それらのオブジェクトや関連する構成を保持する場合は、はい
をクリックします。 - InfoPrint Managerディレクトリー構造の場所とサイズを手動で制御できることを示すメッセージが表示されます。詳しくは、RICOH InfoPrint Manager:Referenceの
allocatefs
ユーティリティーを参照してください。次へ
をクリックします。 - ファイルシステムの割り振り画面が表示されます。ボリュームグループを選択し、ファイルシステムのサイズを割り振ります。注意: InfoPrintディレクトリーをデフォルトの
rootvg
以外のボリュームグループに作成するには、まずボリュームグループを選択してください。次に、スペース
フィールドでサイズを指定できます。ボリュームグループについては、AIX論理ボリュームマネージャーを参照してください。古いバージョンからInfoPrint Manager4.13へアップグレードしていて、ラージファイルを使用できるようにする場合(まだ行っていない場合)は、ラージファイルサポートを可能にするを参照してください。また、ファイルシステムは、サイズが2.14 GBを超えるファイルを使用できるよう、充分な大きさにしてください。ファイルシステムがすでにラージファイルに対応している場合でも、確実にラージファイルを使用できるように、ファイルシステムのサイズは2.14 GBよりも大きくしてください。ボリュームグループと領域の選択画面に示されているように、少なくともデフォルトディレクトリーの3倍のサイズを割り振ってください。たとえば、
/var/pd
ディレクトリーは、ラージファイルに対応するには少なくとも3,072 MGが必要です。ボリュームグループを選択したら、
次へ
をクリックして続行します。 - インストール選択項目の要約が表示されます。間違った情報がある場合は、
戻る
ボタンをクリックして該当する画面まで戻り、問題を訂正できます。インストール
ボタンをクリックすると、InfoPrint Managerをインストールしています。お待ちください...
というメッセージと進行状況バーが表示されます。 - インストールを完了するには、システムを再起動する必要があります。
はい、コンピューターを再起動します。
をクリックすると、AIXシステムは、シャットダウンされる他のユーザーにその旨を伝えるメッセージを出すことなく、すぐにシャットダウンされます。いいえ、後でコンピューターを再起動します。
をクリックすると、次へをクリックして次の画面に進むことができます。インストール完了
画面で、完了をクリックします。選択したオプションにかかわらず、InfoPrintインストーラーによってDVD-ROMがアンマウントされるため、DVD-ROMドライブからそのまま取り出すことができます。
/var/log/pd/install/*.wlog
ファイルを参照してください。