環境変数の設定方法

環境変数の値を設定または変更するには、次の方法を使用します。

• 管理者は、AIXエディターを使用し、/etc/environmentファイルまたはInfoPrint Manager環境ファイルのAIX環境変数とInfoPrint SMIT オペレーターインターフェース環境変数を設定できます。

  上記ファイルの設定は、ユーザーが.profileファイルまたはコマンド行を使用して指定変更しない限り、すべてのユーザーのすべてのセッションに適用されます。

• AIXエディターを使用し、ホームディレクトリーの.profileファイルを変更できます。.profileファイルの設定は、/etc/environmentファイルの設定を指定変更します。これらの設定値は、このユーザーにだけ有効なもので、コマンド行から設定値を無効にしない限り、このユーザーのすべての AIX セッションに有効です。
• コマンド行に次のコマンドの1つを入力すると、単一AIXセッション用の環境変数を設定します。
  • KornシェルまたはBourneシェルでは、exportコマンドを使用します。
  • C シェルでは、setenv コマンドを使用します。
  コマンド行設定は、/etc/environmentファイルと.profileファイルの設定を指定変更します。これらの設定値は、このユーザーにだけ適用され、上記のコマンドを出した AIX セッションを終了するまでの間だけ有効です。

実行中プロセスの環境は変更できません。環境変数の値を変更し、変更前に開始していた処理の変更内容も反映させる場合は、すべての処理を再始動してください。たとえば、InfoPrint Managerサーバーはプロセスの1つです。/etc/environmentファイルを変更した場合は、変更を有効にするには、サーバーを停止し、再始動してください。