InfoPrint提供のユーザー出口プログラムのディレクトリー位置

補助シートオブジェクトを作成するときは、ユーザー出口プログラムの名前と他のオプション(書式定義、プログラムで印刷出力を生成するかなど)を指定します。実宛先ごとにInfoPrint Managerアドミニストレーションインターフェース属性ノートブックを使用し、各実宛先に関連付ける補助シートオブジェクトを識別します。InfoPrintは、呼び出されたユーザー出口プログラムをメモリーにロードし、そのプリンターにジョブを実行依頼したときにプログラムを実行します。

次の表には、InfoPrintが提供する実行可能なユーザー出口プログラム例が示されています。

ユーザー出口プログラム

プログラム 説明
スタートシート
/usr/lpp/psf/bin/pduxblkh ブランクのスタートシートを印刷します。
/usr/lpp/psf/bin/ainuxhdr 簡略スタイルのスタートシートを印刷します。
/usr/lpp/psf/bin/ainuxhdr2 詳細スタイルのスタートシートを印刷します。
/usr/lpp/psf/bin/ainuxhdrp 印刷ジョブチケット情報をスタートシートに印刷します。
/usr/lpp/psf/bin/ainuxhdrx 64xx および65xxプリンター用に垂直線なしでスタートシートが印刷されます。
セパレーターシート
/usr/lpp/psf/bin/pduxblks ブランクのセパレーターシートを印刷します。
/usr/lpp/psf/bin/ainuxsep 簡略スタイルのセパレーターシートを印刷します。
/usr/lpp/psf/bin/ainuxsep2 詳細スタイルのセパレーターシートを印刷します。
/usr/lpp/psf/bin/ainuxsepp セパレーターシートに関するジョブチケット情報が印刷されます。
/usr/lpp/psf/bin/ainuxsepx 64xx用に垂直線なしでセパレーターシートが印刷されます。 および65xxプリンター用に垂直線なしでスタートシートが印刷されます。
エンドシート
/usr/lpp/psf/bin/pduxblkt ブランクのエンドシートを印刷します。
/usr/lpp/psf/bin/ainuxtlr 簡略スタイルのエンドシートを印刷します。
/usr/lpp/psf/bin/ainuxtlr2 詳細スタイルのエンドシートを印刷します。
/usr/lpp/psf/bin/ainuxtlrp エンドシートに関するジョブチケット情報が 印刷されます。
/usr/lpp/psf/bin/ainuxtlrx 64xx用に垂直線なしでエンドシートが印刷されます。 および65xxプリンター用に垂直線なしでスタートシートが印刷されます。
アカウンティング
/usr/lpp/psf/bin/ainuxacc 簡略スタイルのアカウンティングシートを印刷します。
/usr/lpp/psf/bin/ainuxacc2 詳細スタイルのアカウンティングシートを印刷します。
/usr/lpp/psf/bin/ainuxaccp アカウンティング情報を/var/psf/podaccount.logに書き込みます。
/usr/lpp/psf/bin/ainacclog アカウンティング情報を/var/psf/accounting.logに書き込みます。
印刷後アカウンティング
/usr/lpp/psf/bin/ainuxjobcompletion アカウンティング情報を/var/psf/jobcompletion.logに書き込みます。
監査
/usr/lpp/psf/bin/ainuxaud 簡略スタイルの監査シートを印刷します。
/usr/lpp/psf/bin/ainuxaud2 詳細スタイルの監査シートを印刷します。
/usr/lpp/psf/bin/ainuxaudp 監査シートに関するジョブチケット情報が印刷されます。
/usr/lpp/psf/bin/ainaudlog アカウンティング情報を/var/psf/audit.logに書き込みます。
入力 データ
/usr/lpp/psf/bin/ainuxind 何のタスクも実行しません。ユーザー独自のユーザー出口プログラム作成用のモデルとして使用します。
出力データ
/usr/lpp/psf/bin/ainuxout 何のタスクも実行しません。ユーザー独自のユーザー出口プログラム作成用のモデルとして使用します。
また、サンプルのユーザー出口プログラムのソースコードを使用して、ユーザー独自のユーザー出口プログラムを作成することもできます。InfoPrintのソースコードはディレクトリーusr/lpp/psf/exitsにあります。