SNMP通信について
シンプルネットワーク管理プロトコル(SNMP)およびRFC 1759で説明されている標準プリンター管理情報ブロック(MIB)で稼働するネットワークプリンターの場合は、InfoPrint ManagerサーバーでSNMPを使用すると、以下が自動的に実行されます。
- プリンターのInfoPrint Manager実宛先属性のいくつかのデフォルト値が標準プリンターMIBに戻した値に設定されます。実宛先属性は、トレイ、メディア、ビン、plex、および面に関係します。このプロセスは、属性のスマートデフォルト設定と呼びます。
- 現在印刷中のジョブがない場合でも、いくつかの状態についてのプリンター問題を検出、報告、およびリカバリーする。
- 装置固有の情報に直接アクセスします。
- 装置で装置コマンドを直接実行します。
InfoPrint Manager には、SNMP バージョン 3 (SNMPv3) のサポートが含まれています。このバージョンではInfoPrint Managerおよびプリンター間のSNMP通信のセキュリティーが強化されており、暗号化された認証管理トラフィック、保護されたリモート構成および装置状況メッセージが含まれます。
SNMPv3 では、次のセキュリティーレベルがサポートされます。
- 最小 - 認証とプライバシーを適用しない。
- 中程度 - 認証を適用するが、プライバシーは適用しない。
- 最大 - 認証とプライバシーを適用する。
これらのセキュリティーレベルをサポートするために、新しく SNMPv3 実宛先属性が追加されています。詳しくは、「操作ガイド」を参照してください。